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Leadership Forum 2008 in Boston フォーラム報告書

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Leadership Forum 2008 in Boston フォーラム報告書
STeLA
Leadership Forum 2008 in Boston
フォーラム報告書
August 2nd – 9th, 2008
Stratton Student Center at MIT
brought to you by:
Science and Technology Leadership Association
MIT‐Japan Program
http://web.mit.edu/stela‐mit/
目次
STeLA 及び STeLA Leadership Forum 2008 概要 .............................................................. 2
STeLA の歩み ...................................................................................................................... 2
MIT 学長, Susan Hockfield 氏からのメッセージ.................................................................. 3
日ごとの活動 ....................................................................................................................... 4
STeLA Leadership Forum 2008 の成果 ............................................................................. 10
STeLA Leadership Forum 2009 に向けて.......................................................................... 11
スポンサー一覧.................................................................................................................. 12
協力団体一覧 ..................................................................................................................... 14
参加者一覧 ......................................................................................................................... 15
参加者の感想 ..................................................................................................................... 16
参加者統計 ......................................................................................................................... 17
スタッフ一覧 ..................................................................................................................... 18
財務.................................................................................................................................... 19
Sensible Organizations との共同実験................................................................................ 20
謝辞.................................................................................................................................... 20
1
STeLA 及び STeLA Leadership Forum 2008 概要
Science and Technology Leadership Association (STeLA)は 2006 年に、マサチューセッツ
工科大学、ハーバード大学、ボストン大学で学ぶ日本人の理工系学生によって設立された学
生団体です。創立以来、STeLA のメンバーは、様々な専門や国籍の学生達とディスカッショ
ンを重ねて来ました。その結果我々は、次世代を担う若い科学者やエンジニア達が、科学技
術が世界に対して果たす役割について、真剣に議論を交わす事が出来る場が必要である、と
思うに至りました。
その後、アメリカの大学を卒業して日本へ戻ったメンバーが、東京大学、東京工業大学、
慶應義塾大学等から新たなメンバーを募り、STeLA の日本支部である STeLA-Japan を設立
しました。そして、MIT-Japan Program の正式な後援を得て、2007 年夏に、第 1 回 STeLA
Leadership Forum を開催するに至りました。このフォーラムの目的は科学技術が関係するグ
ローバルな問題に立ち向かう為のリーダーシップの育成と、ネットワークの形成です。
2007 年の第 1 回のフォーラムは、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターに於
いて、8 月 18 日から 26 日までの期間で開催されました。このフォーラムには、マサチュー
セッツ工科大学、ハーバード大学、プリンストン大学、東京大学、東京工業大学、慶応義塾
大学など、日米のトップの大学の学生から多くの参加希望があり、その中から選考された、
日本側 20 人、アメリカ側 15 人がフォーラムに参加しました。参加者達は約 10 日間寝食を
共にし、様々なアクティビティーを通じて、密な交流を図りました。
そして今回、第 2 回目のフォーラムは、8 月 2 日から 10 日まで、マサチューセッツ工科大
学の学生会館に於いて開催されました。今回の参加者は日本側から 18 名、アメリカ側から
11 名に加え、清華大学に短期留学している東京工業大学の学生らによって 2007 年 11 月に
新規立ち上げられた STeLA の中国支部である STeLA-China から 9 名が参加しました。参加
者は、マサチューセッツ工科大学や東京大学、東京工業大学、北京大学、清華大学らの学生
からなり、 8 日間寝食を共に過ごし、専門分野や文化的背景が異なる参加同士の共同作
業・交流が行われました。
フォーラム内容は、(1)MIT leadership Center の研究者による講演や教材によるリーダーシ
ップ教育セッション、(2)Global Public Health(国際的な公衆衛生)、特に発展途上国での医
療問題をテーマとした分科会、(3)グループによる共同プロジェクトとして、発展途上国での
医療問題の先進国の人々への喚起をテーマにしたショートムービーの作成を行いました。
フォーラム最終日には、MIT Museum にて、作成したショートムービーの一般公開を行いま
した。また、今回のフォーラムの基調講演は、利根川進博士と Phillip Sharp 博士(両氏とも
MIT 教授で、ノーベル生理学・医学賞を受賞されております)に務めて頂きました。
STeLA の歩み
2006 年
2007 年
2008 年
2
春
夏
10 月
8月
11 月
8月
米国
米国
日本
中国
STeLA-USA 設立
MIT-JAPAN program が後援となる
STeLA-Japan 設立
STeLA Leadership Forum 2007 in Tokyo 開催
STeLA-China 設立
STeLA Leadership Forum 2008 in Boston 開催
MIT 学長, Susan Hockfield 氏からのメッセージ
STeLA Leadership Forum 2008 in Boston の開催に従い、マサチューセッツ工科大学の学
長である Susan Hockfield 氏から祝辞を頂きました。
3
日ごとの活動
8月2日
歓迎レセプション(Welcome Reception)
日本、米国、そして中国からの参加者がMITに
到着ました。
レセプションでは、Jason Meyer (STeLA 2008
代表)からの挨拶 、MIT学長 Susan Hockfield氏か
らの祝辞の読み上げ、STeLAのアドバイザーであ
る齋藤滋規氏(東京工業大学准教授)、Patricia
Gercik氏 (MIT-Japan Program)からの挨拶が行わ
れました。
8月3日
Leadership Education Session
高橋聖(STeLA /MIT)による、STeLA におけるリーダーシップ教育に関するイントロ
ダクションに続き、Shoko Dauwels 氏(MIT Leadership Center 客員研究員)よる、リーダ
ーシップ理論に関する講演がなされました。また、グループワークの課題も出され、参
加者はチームを組み、互いに協力しつつ課題をこなしていきました。
Keynote Speech: Professor Phillip Sharp
この日の夕方に、Phillip A. Sharp 氏による基調講演が行われました。同氏は RNA
splicing の発見により、1993 年に、ノーベル生理学・医学賞を受賞されました。
ノーベル賞受賞者でもあり、生物分野における自身の発見を基としたバイオ企業数社
の役員も務めていらっしゃるという、バイオテクノロジー分野のリーダーでもある同氏
から、科学技術分野と学術分野におけるリーダーのあり方や、リーダーと成功等に関し
てお話を頂き、講演の最後には、“Don’t afraid of going into a new field; it is really a fun
way to learn something new.”とい
うメッセージを頂きました。
同氏には講演後のディナーにも
ご参加頂き、バイオテクノロジー
の将来、大学教授、企業役員とし
ての日々等をお話し頂きました。
4
8月4日
分科会 (Thematic Session: Neglected Diseases)
Neglected Diseases とは、アフリカ、アジア、アメリカなどの発展途上の地域の低所
得層を媒介とする風土病です。これらにより、毎年 50-100 万人の人達が亡くなってい
ます(その数は HIV-AIDS による死者数と匹敵)が、それらの先進国の認識は HIV や癌
と比べると低い、というものです。
STeLA では、この問題に対してそれぞれ異なった方向から挑戦している 2 人のゲスト
スピーカーを招きました。1 人は Connie Chan 氏です。ハーバード大学の学部生で、国
際的な学生団体である Universities Allied for Essential Medicines (UAEM)のメンバーで
もある同氏は、Neglected Diseases を解決する為に UAEM が取り組んでいる事に関して
話されました。
もう 1 人のスピーカーは Emanuel Carrilho 氏です。サンパウロ大学の准教授で、ハー
バード大学 の客員研究員でもある同氏は、貧しい人々が Neglected Diseases の治療を
安いコストで受けられる事を目的とする、自身のプロジェクトについて話されました。
その後のディスカッションでは、この問題のステークホルダーとして、参加者に何が
出来るかを長時間議論し、チーム毎にプレゼンテーションを行いました。
5
8月5日
研究所見学: Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A
Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.Aは世界的な製薬企業として、発展途
上国向けにワクチンや医薬品の研究をしており、ボストンの研究所では、癌や神経変性
などの研究がなされています。多様な研究分野、国籍、文化からなる構成員からなるこ
の研究所のチームワークを通じて、国際的な公衆衛生の向上の為の努力が為されていま
す。
今回の見学は、同社の
理念とその達成に関する
プレゼンテーションから
始まり、参加者は研究所
創設者と、研究所設立の
経緯から自身の研究所と
の関わりまで幅広く話を
聞く機会を得ました。プ
レゼンテーション後、参
加者は複数のグループに
分かれ、施設内を見学し
ました。見学後、食堂で
研究員の方々とランチ
で、研究所の日常や、国
際公衆衛生に対する取り
組み等をお聞きする事が
出来ました。
ボストン観光(Free Time: Excursion into Downtown Boston)
米側の参加者が中心になり、日本と中国からの参加者にボストンを案内しました。皆
でボストンの市街地に赴き、Boston Commons (アメリカで最初の公共公園)、Benjamin
Franklin の墓地などを見学し、Quincy Market で食事をしました。
6
8月6日
リーダーシップエクササイズ(Leadership Exercise: Visioning)
リーダーに求められる Vision に関し
て、Di Zhen Ye (STeLA/MIT) と野村有
加 (STeLA/東京大学) が解説を行った
後、参加者は自身の将来の Vision を模
造紙に描き、自身の夢の内省と、参加者
同士互いの Vision に関する解説や議論
を行いました。
国際交渉(Negotiation Simulation: Global Public Health)
国際公衆衛生の国際交渉のシミュレ
ーションを行いました。チーム毎に国
の役割が割り当てられ、各国は、国際
公衆衛生に関する様々な問題が発生す
る中での交渉を行っていきました。
このゲームを通じて参加者は、国際
公衆衛生が国際社会にもたらす問題
や、問題解決に向けてのコミュニケー
ションの重要性を学んで行きました。
パネルディスカッション(Panel Discussion: "Pharmaceutical Challenges in
Developing Nations")
発展途上国における製薬企業の挑戦をテーマにパネルディスカッションを行いまし
た。パネリストとして、
Anthony Sinskey 氏、
Stan Finkelstein 氏、
Ernst Berndt 氏、
Prashant Yadav 氏 (何れも
MIT 教授)にご登壇頂きまし
た。
ディスカッションでは、
発展途上国における製薬企業の取り組みから、医薬品の輸出入の問題、更には政府の役
割に関してと、様々な観点から議論が行われました。
7
8月7日
映像作成プロジェクト(The Film Making Project)
この日から、3 日間に渡る映像作成プロジェクト
が始まりました。参加者は国際公衆衛生をテーマと
した約 30 秒間のショートフィルムを作成します。
このプロジェクトでの課題は、国際公衆衛生に関
するこれまで学びや議論してきた事をもとに、この
問題の解決に向け自身が何が出来るかを、映像で表
現するというものです。小野雅裕(STeLA/MIT)によ
るプロジェクトに関する説明の後、参加者はチーム
毎に映像を作成し始めました。
8月8日
映像作成プロジェクト 2 日目(The Film Making Project (Day Two))
プロジェクトの 2 日目、参加者はこれま
でのプログラムで得たリーダーシップと
国際公衆衛生の知識を基に、共同でビデオ
作成の作業を進めて行きました。
基調講演:利根川進氏(Keynote Speech: Professor Susumu Tonegawa)
この日の夕方、分子生物学と免疫学の世界的なリ
ーダーである利根川進氏による基調講演が行われま
した。同氏は自身の原動力として好奇心を挙げら
れ、参加者に未来へ明るいVisionを持つ事の重要性
をアドバイスされました。
また、ご自身のこれまでの人生についてもお話さ
れ、参加者からの多くの質問にも丁寧な回答で応え
て頂きました。
8
8月9日
プロジェクトプレゼンテーション(Project Presentation)
この日、MIT Museumの 1 階ステージに
て、各チームが作成したムービーの一般公
開のコンテストが行われました。
コンテストでは各チームによるムービー
の上映及びその解説のプレゼンテーション
と、その後審査員及び一般参加者による投
票が行われました。
また審査員として、以下の方々にもご参
加頂きました。
・Marie Danziger 氏 (ハーバード大学ケネディ校教授)
・Emanuel Carrilho 氏 (サンパウロ大学准教授/ハーバード大学客員研究員)
・菅谷明子氏 (ジャーナリスト/東京大学大学院博士課程在学中)
フォーラムの振り返り(End-of-Forum Reflection and Discussion)
フォーラム最後のプログラムとして、参加者がこのフォーラムを通じて得た事柄の振
り返りを行いました。また、来年の STeLA フォーラムに向けての話し合いも行われま
した。
ファイナルセレプション(Bar-be-cue Final Reception)
この日の夜、ファイナルレセプションが開かれました。参加者・スタッフに加え、米
側の前回のスタッフやフォーラム参加者なども出席し、バーベキューを楽しみました。
9
STeLA Leadership Forum2008 の成果
日米中の理工系大学生のリーダーシップ育成
STeLA のリーダーシップ教育は MIT Leadership Center で講義されているものに異文化・
異分野の混在やプロジェクトでの実践などを取り入れ、教育効果を最大化するよう独自に開
発したものです。このユニークな手法を各国での選抜を通過した世界トップの理工系大学生
に適用することにより、科学技術の関わるグローバル問題を解決する人材育成に大きく貢献
しました。
将来のリーダー達によるネットワークの醸成
リーダーシップ教育や過酷なプロジェクトを通
じて、参加者間に強い絆が生まれました。フォー
ラム後に同窓会、SNS コミュニティなどが立ち上
がり、頻繁に連絡を取り合っています。将来の国
際社会で高い地位を得ることになるこのネットワ
ークを維持する活動も STeLA は継続して行ってい
ます。
フォーラム開催による社会的インパクト
プロジェクトの最終プレゼンテーションには多くの一般参加者が訪れ、STeLA から国際公
衆衛生に関するメッセージを発信しました。フォーラム中には記者による取材があり、スポ
ンサー企業の社内報でも大きく報じられました。
国内の参加者募集では 15 人の定員に対して 100 人を越える応募があり、その所属大学も
北海道大学から九州大学に渡りました。東京大学や東京工業大学を中心とした大学教員間に
も STeLA の認知が高まっており、活動にご協力いただいています。
10
STeLA Leadership Forum2009 に向けて
2009 年度のフォーラムは東京で開催することが決定し、STeLA-Japan, STeLA-USA,
STeLA-China の三支部からなる実行委員会が立ち上がりました。現在はテレビ会議システム
を用いてこれらの支部間の連絡を取り、コンテンツ開発や広報、開催資金獲得に向けた活動
を行っています。
STeLA Leadership Forum 2009 概要
開催地:国立オリンピック記念青少年センター
開催期間:2009 年 8 月 23 日から 31 日
参加人数:60 名を予定
(日本 15 名、米国 15 名、中国 15 名、フランス 15 名)
STeLA-France 設立に向けた動き
真の国際リーダーシップ育成および参加者の多様性を高めるためにアジア・アメリカ以外
から参加者を募る予定です。現在 STeLA-France 設立に向けた活動としてフランス人留学生
のスタッフ加入、現地の大学院生への広報などを MIT-France オフィスの後援を受けて行っ
ています。STeLA-France を中心としてヨーロッパからの参加者を増やし、STeLA の国際社
会に与えるインパクトと教育効果をより高める予定です。
STeLA の展望
2009 年の Leadership Forum 開催のみならず、科学技術分野における国際リーダー育成の
ために STeLA は活動しています。国際社会はこれからも環境問題やエネルギー問題、軍事
転用などの問題と戦い続けなければなりません。STeLA は現在の大学教育の枠にとらわれず
にこれらの問題を解決する人材を輩出するために設立されました。今後も年1回の
Leadership Forum の開催や世界各国での支部設立を中心に活動を続けていきます。
11
スポンサー一覧
株式会社日立製作所
The Merck Company Foundation
博報堂株式会社
トプコン株式会社
12
スポンサー一覧 (続き)
三菱 UFJ 国際財団
三和ホールディングス株式会社
キッセイ薬品工業株式会社
Fleming Family Foundations
五ッ橋製菓
13
協力団体一覧
後援:
MIT-Japan Program
大学からのアドバイザー:
Richard J. Samuels 教授
Massachusetts Institute of Technology
齋藤滋規 准教授
東京工業大学
石井裕 教授
Massachusetts Institute of Technology
Patricia Gercik 氏
MIT-Japan Program
協力団体:
Deborah Ancona 教授
MIT Leadership Center
Alex Pentland 教授
MIT Media Lab Sensible Organization Project
映像製作プロジェクトにおける協力団体:
MIT Museum
Cliff Myers 氏
MIT LLARC (Language Learning and Resource Center)
14
参加者一覧
氏名
STeLA-USA
Shuodan Chen
Jeremy Evans
Garrett Hemann
Pangus Ho
Jeff McAulay
Chris Moses
Mari Nishino (西野麻理)
Justin Sharps
Yiding Wang
Eric Wang
Keisuke Ishihara (石原圭輔)
STeLA-Japan
Shamim Akhter
Doohee You (兪斗熙)
Roberto Drebes
Meng Heng
Hiroshi Kaminaga (神永拓)
Hiroyuki Hirota (弘田啓時)
Hisashi Fukutomi (福富尚)
Hua Si (司化)
Hui Lim
Kabir Shakya
Kei Koshida (越田渓)
Masao Kanazawa (金澤雅夫)
Masaru Nagura (名倉勝)
Rie Fukaya (深谷季映)
Shinpei Kato (加藤真平)
Shunpei Okada (岡田俊平)
Xuedan You (尤雪丹)
Yuta Itoh (伊藤勇太)
所属大学
マサチューセッツ工科大学
マサチューセッツ工科大学
マサチューセッツ工科大学
マサチューセッツ工科大学
マサチューセッツ工科大学
マサチューセッツ工科大学
カリフォルニア大学サンフランシスコ校
マサチューセッツ工科大学
マサチューセッツ工科大学
マサチューセッツ工科大学
プリンストン大学
東京工業大学
東京大学
東京大学
東京工業大学
東京大学
東京工業大学
東京大学
東京大学
東京大学
東京工業大学
慶應義塾大学/リヨン大学
東京工業大学
東京大学
東京医科歯科大学
筑波大学
東京大学
東京大学
東京工業大学
15
参加者一覧 (続き)
STeLA-China
Wei Yan (严伟)
Jiayi Liu
Fujie Jin (金芙杰)
Weina Jin (金巍娜)
Xiao Cai (蔡啸)
Danfeng Cai (蔡丹枫)
Yiran Zhang (张怡然)
Shusaku Nishiguchi (西口周作)
Xuhui Wang (王旭辉)
清華大学
北京大学
北京大学
北京大学
北京大学
北京大学
北京大学
清華大学/東京工業大学
清華大学
参加者の感想
・自分自身の身の回りと社会的な課題との関係について深く考えるきっかけになった。ま
た、グローバルな状況下でのリーダーシップについても考える機会になった。
・ノーベル賞受賞者の講演を聞き、周囲の環境が人に与える影響の重要性に気付かされた。
また、新たなフィールドに進んで行く勇気の大切さも学ぶ事が出来た。
・互いのささいな違いを気にするのでは無く、俯瞰的に物事を見る重要性に気づいた。
・異なるバックグラウンドを持つ人達と過ごす事で、互いに異なる考え方を学べ、お互いの
理解を深める事が出来たと思う。
・振り返りとタイムマネジメントはとても重要だと感じた。普段の仕事の中で「今日何をす
べきか」を考え、その日の終わりにそれを振り返り、次の日の事を考えて行きたい。
・Visioning セッションが印象深かった。自分の将来像を書く事で、自分の過去・現在・未
来を考える良い機会となった。
・グループでの議論ではコンセンサスに辿り着かせる事の難しさを実感した。特にバックグ
ラウンドが違う人達の場合、これは尚更難しかった。
・リスクを取って意思決定を行う事を以前よりも恐れなくなったと思う。
・現実に起こっている問題を解く際、理想的な解はまず有り得ないので、そこで意思決定す
るには何らかのリスクが伴うと思う。しかし、だからこそリスクを取って行動する事は重要
なのだと思う様になった。
16
参加者統計
所属大学
人数
東京大学
マサチューセッツ工科大学
東京工業大学
北京大学
清華大学
清華大学/東京工業大学
慶應義塾大学/リヨン大学
カリフォルニア大学サンフランシスコ校
プリンストン大学
東京医科歯科大学
筑波大学
9名
9名
6名
6名
2名
1名
1名
1名
1名
1名
1名
国籍
人数
日本
中国
米国
韓国
マレーシア
ネパール
インドネシア
カンボジア
ブラジル
バングラディシュ
13 名
11 名
7名
1名
1名
1名
1名
1名
1名
1名
課程
人数
博士
修士
学士
13 名
12 名
13 名
性別
人数
男性
女性
28 名
10 名
17
スタッフ一覧
氏名
STeLA-USA
Jason Meyer
Ken Endo (遠藤謙)
Michinao Hashimoto (橋本道尚)
Di Ye
Masahiro Ono (小野雅裕)
Satoshi Takahashi (高橋聖)
Masaru Tsuchiya (土谷大)
Catherine Huang
Andrew Clare
Brianne Holmbeck
Samuel Lipoff
Shoko Dauwels
Akiko Sugaya (菅谷明子)
STeLA-Japan
Yuka Nomura (野村有加)
Masahiko Muramatsu (村松正彦)
Koya Saito (斎藤康也)
Taisuke Asada (浅田泰輔)
Jinha Lee
Ahmet Oncu
Kohei Kudo (工藤広平)
Shan Riku (陸翔)
Zuanshi Haranud
Yuka Shamoto (社本友香)
Ryo Okamoto (岡本竜)
Takayuki Shinmi (新見孝之)
Takaki Minamoto (源飛輝)
Adrienne Leong
Tendo Fukazawa (深澤天童)
STeLA-China
Masahiro Togo (東郷昌宏)
Qi Zhao (赵淇)
Yoshie Maeda (前田よしえ)
所属大学
ハーバード大学
マサチューセッツ工科大学
ハーバード大学
マサチューセッツ工科大学
マサチューセッツ工科大学
マサチューセッツ工科大学
ハーバード大学
マサチューセッツ工科大学
マサチューセッツ工科大学
マサチューセッツ工科大学
マサチューセッツ工科大学
マサチューセッツ工科大学
東京大学
東京大学
東京大学
東京大学
慶應義塾大学
東京大学
東京大学
東京大学
マサチューセッツ工科大学卒
東京工業大学
東京大学
東京大学
慶應義塾大学
早稲田大学
上智大学
電気通信大学
清華大学/東京工業大学
北京大学
清華大学
フォーラムに参加したスタッフはイタリック体で表しています
18
財務
収入
参加費
企業によるスポ
ンサーシップ
前年度からの繰
り越し
財団からの寄付
支出
宿泊費
食費
資料、機材
出版
19
Sensible Organizations との共同実験
STeLA と MIT Media Laboratory Sensible Organizations
との共同実験プロジェクトとして、参加者はフォーラム中、
写真の様なセンサーを身に付けました。このセンサーは参
加者の行動を記録し、そこから得られたデータを基にグル
ープダイナミクスの可視化が行われました。参加者はこの
データも活用して、互いのリーダーシップの育成やグルー
プでのコミュニケーションなどについてより深い議論を行
っていきました。
謝辞
STeLA Leadership Forum 2008 では、多くの個人・団体の方々から多大なご支援を頂きま
した。この場を通じて御礼申し上げます。
基調講演: Phillip Sharp 様(マサチューセッツ工科大学)
利根川進様(マサチューセッツ工科大学)
パネリスト:Anthony Sinskey 様(マサチューセッツ工科大学)
Stan Finkelstein 様(マサチューセッツ工科大学)
Ernst Berndt 様(マサチューセッツ工科大学)
Prashant Yadav 様(マサチューセッツ工科大学)
Daniela Reichart 様、Robert Murray 様、Kelli Eagan 様(MIT-Japan Program)
Ray O’Conner 様(トプコン株式会社 CEO)
Carlo Parravano 様、Danitra Abron 様(Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J.,
U.S.A.)
Elizabeth Cobbs 様、内藤麗様(万有製薬株式会社)
鷲田祐一様(博報堂株式会社)
早川幹様、矢野一雄様(株式会社日立製作所)
Emmanuel Carrilho 様(サンパウロ大学准教授/ハーバード大学客員研究員)
Connie Chan 様(ハーバード大学学部生/Universities Allied for Essential Medicines)
北京大学国際オフィスの方々
MIT Museum スタッフの方々
Cliff Myers 様、Ruth Trometer 様(MIT Language Learning and Resource Center)
Marie Danziger 様 (ハーバード大学ケネディ校教授)
Robert Weinberg 様(マサチューセッツ工科大学)
Hazel Sive 様(マサチューセッツ工科大学)
Charles Cooney 様(マサチューセッツ工科大学)
Walter Gilbert 様(バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社)
David Jones 様(マサチューセッツ工科大学)
堀井秀之様(東京大学)
中村伊知哉様(慶應義塾大学)
駒田雅之様(東京工業大学)
佐々木浩二様(前日本 MIT 会会長)
伊藤貴之様(お茶の水女子大学)
森武俊様(東京大学)
古屋文隆様(株式会社アポーメンテナンス)
STeLA 同窓会
20
Published by
Science and Technology Leadership Association
c/o MIT‐Japan Program
77 Massachusetts Avenue Room E38‐755
Cambridge, MA 02139‐4307, USA
http://web.mit.edu/stela‐mit/
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