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意見発表の概要(PDF:175KB)
【各グループの主な発表内容】※口頭での発表を要約しています。 【A グループ】 女性の就職・結婚・妊娠・出産そして子育てをして再就職をするという一連の流れを話し 合いました。 まず、就職と結婚に関しては、働きやすい環境作り、出会いの場とデートスポットの拡充 が必要であると感じました。これらが増えれば結婚する人も増えていくのではないかと思い ます。 妊娠と出産に関しては、出産後の食育も含めた準備に対する情報の発信、そしてサポート が必要であるという意見が出ました。子育ての部分ではママの居場所が少ないという意見が 多く、ママの居場所づくり、地域ぐるみでの託児、子供の遊び場が欲しいという意見が多く でました。 次に、再就職に関しては、環境や保育、様々な補助が欲しいといった意見も出ました。特 に育休に関しては期間よりも時短の方が魅力的であるという意見が多く、3年間育休をもら うよりも午後 3 時に終業となるような期間を 5 年間いただける方が魅力的であるといった意 見もありました。 最後になりますが、私は 5 年前、妊娠を機に青森に転入してきました。転入間もない頃は 友達もおらず、相談する相手もいない状態からのスタートでした。支援センターは確かにあ りますが、直ぐに友達になれるわけではないので、私のような転入者で土地を知らない者で も気軽に参加できるような、友達づくりの場というものがあれば、転入者も早い段階で地域 に馴染んでいけるのではないかと思います。 【B グループ】 まず、子供を産み育てていきたいと思えるような、夢を持てるような環境の青森になって ほしいと思いました。特に、アウガや駅前については、駅前をお洒落にしていくことで若者 が集まり、駅前にいらっしゃる高齢者の方と一緒に楽しめる場所になっていくのではないか と思いました。また、駅前には駐車場が少なく、駐車料金も高いといった意見が出ました。 次に仕事の面では、青森は給与が低く、それに反して家賃が高いという話になりました。 細かいところでは、青森は自然が多くあるので、ありのままの自然を上手く活用していけ れば良いのではないかという意見がでました。 多様な意見があり、上手くまとまらなかったのですが、青森のことを考えていった時に最 も大事なのは「人の教育」なのではないかというところにたどり着きました。幼少期からの 教育で青森への愛着心を育てていければ、青森で子供を産み育てたい、青森に住み続けたい と思ってくれるのではないかと思いました。そうなれば自然と人口も増えていくのではない かと思います。 最後に、アウガはファッションビルというものを止めてしまい、子育てと福祉を目的とし た施設にするのはどうかと思いました。放課後保育を目的とした保育園プラスの施設であっ たり、図書館も入っているので、小学生から高校生くらいまでのサポートができるような施 設にしていくことも検討していただけたらと思います。 【C グループ】 地域が活性化するには1人1人の生活が大事であると考えました。そこで私たちは 3 つの 区分、「観光政策」 「環境・経済」 「職場」について検討しました。 まず、 「観光政策」に関してはどの年代も楽しめる施設や観光スポットがあれば良いと思い ました。人を呼ぶ政策がねぶたしかないので、冬期間に多量に降る雪を活かした、例えば、 札幌の「雪まつり」のような政策を考えてみてはどうかと思いました。またその政策を中高 生に PR してもらうのも新鮮で良いのではないかという意見もありました。また、青森市のホ ームページがわかり難いという意見もあったのでそこを直していただけたらと思います。 次に「環境・経済」関しては子供から高齢者、障がいの有無に関係なく青森の四季に合わ せた住みやすい生活環境作りが必要だと感じました。特に、働く環境については、市外から 通っている人も多いので公共交通機関を増やしてほしいと思います。また、障がい者に対す る環境が整っていないので相談できる場所を提供してほしいです。 最後に「職場」では、誰もが、仕事とプライベートが両立できる職場環境づくりが必要で あると思いました。誰もが安心して生活できるようにしてほしいと思います。 まとめますと、1 人ひとりが仕事もプライベートも充実することで「one for all」 「all for one」となって地域が輝くと思います。 【市長との懇談での主な内容】※口頭での懇談を要約しています。 市民:秋田県は子育てに対する支援がとても充実しています。例えば、24 時間受け入れ可能 な託児所や病児の受け入れを行っている病院内託児所があります。病院内託児所は病 院に勤める職員のお子さん以外に地域住民のお子さんも利用できるようになっており、 地域住民の子育てを支援しています。青森市でも子育て支援の一環として、24 時間受 け入れと病児保育が可能な託児所を職場に作っていただけたらと思います。 市長:秋田県の例をいただきましたので、少し勉強してみたいと思います。今のお話にもあ ったようにひとつの職場として託児所を作ることが望ましいのか、それとも職場に限 ったものではなく地域住民の方にも開放できる託児所にすることが望ましいのかも含 めて、検討していきたいと思います。 市民:今年のねぶた祭りの前夜祭に手話通訳者をつけていただき、前夜祭を楽しむことがで きました。けれど、それ以降の祭り期間の情報は中々入ってきませんでした。耳が不 自由な者は視覚から入る情報しかキャッチすることができません。例えば、電光掲示 板のように視覚に訴えるものを祭り会場に設置していただければ、もっと楽しむこと ができたのではないかと思いました。 市長:現在、青森市では「広報あおもり」や「ホームページ」を用いて、皆さんに情報をお伝 えするようにしています。ですが、まだまだ足りていないということがわかりました ので、どのような手法を用いることが、皆さんに正確かつ素早く情報を伝えることが できるのかをこれから検討していきたいと思います。