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景観計画 - 修成建設コンサルタント
■景観法による景観計画策定の御案内 株式会社修成建設コンサルタント ○平成 16 年に創設された景観法は、今までの都市計画とは本質的に異なり、何のためにど のような景観を目指すのかというはじめの一歩から地域で考え決めてゆく地方自治を主 体にした仕組みになっています。 ○総意の結果として規則や基準が付帯的に定められることになります。一方で、個人の私有 財産に対しても極めて強い規制力を持ちます。 ○景観計画という枠組みを用意するところから初めて、継続的に育ててゆかねばなりませ ん。 ■景観計画の基本構成 策定プロセスにおける 2.住民等意向の把握 ①既往の史跡・文化財等調査 ②公共景観に関する施策の整理と課題 3.景観施策の課題整理 ③景観条例・協定等、ソフト施策の整理と課題 ④既往の住民意向調査などからの課題 4.景観形成の目標と基本方針の検討 課題の整理・目標設定・基本方針 5. 景観計画区域の検討 委員会等対応支援 景観推進モデル調査(ワークショップ゚等対応支援)など 1.景観資源基礎調査 ・景観計画区域の良好な景観 景観計画初動期のターゲット地区 (景観条例による重点地区) 形成方針の検討 (地区計画・協議会など各種の動きのある地区) ・景観計画区域の行為制限の 検討(景観基準の検討) (重要文化的景観に向けての調査地区) (その他の地区) (重要文化的景観の指定検討):教育委員会・文化財部署との連携 ※必要に応じて実施 6.その他の必須事項検討および任意事項の検討 ①景観重要建造物・景観重要樹木の指定 ②選択事項の検討(総合性の確保と関連制度) ③その他 景観計画に関する事項 ④施策の推進方策 ■ 景観計画の継続的な育成と地域づくりの推進 ⑤景観協議会等の設置方針検討 等 ■自治体による景観計画の初動スタイルの違い 景観に関する施策は、これまでも多くの自治体が取り組んできておられ、それぞれのまちづくりのスタイルによって景観計画の活 かし方(意義)が異なると考えられます。 景観計画策定の初動スタイル 景観計画の枠 景観計画区域 委任条例、個 景観計画の継 自治体の取り組みタイプ 組みの構築 他の方針 別地区の基準 続推進方策 ■ これから本格的に景観に対する取 り組みを行おうとする。 ■景観条例は無く、地区計画や建築条 例など、景観誘導をすすめている。 ■ 景観形成計画などはあるが、民有地 景観について誘導方策が無い。 ■ 景観条例で重点地区を指定して基 準等も定め成果もあげている。 ■景観計画の策定イメージ 景観計画は、ある程度成熟した既存の動きを景観計画にバージョンアップさせる観点で、景観計画区域を指定し、大 規模建築物の届出制など緩やかな運用を基礎にしながら、住民の創意を反映できるものを捉えて順次、基準作りなどを 進めてゆくことが期待されます。景観計画は、一度、作れば良いというものではなく。継続的に発展させる観点が重要 です。 景観計画のスタート ■景観資源等基礎調査・課題分析・目標設定 景観条例など従来の取り組みのバージョンアップと 景観計画の枠組みづくり+今後の推進方策 ■都市景観形成重点地区の景観計画区域へのバージョンアップ (重要文化的景観指定候補地区) ■景観形成市民団体など活動の活発な地区の基準づくり ■その他の地区は、地区ごとの景観形成方針の設定あるいは、大規模建築物の 届出など緩やかな基準を持つ景観計画区域 ■景観重要建造物および景観重要樹木の指定と指定方針 ■選択事項の検討(総合性の確保と関連する制度との連携) ■景観地区・準景観地区・景観農業振興整備計画の策定方針 ■施策の推進方策および景観計画の展開方針 景観計画の 必要に応じて景観協議会の設置・景観整備機構などの指定 運用と発展 順次、地域の動きを盛り上げて 緩やかな景観基準の景観計画区域の誘導・規制内容とまちづくり活動を充実 ■当社の業務実施体制 (自治体の取り組み状況に応じた景観計画の策定) 自治体様の取り組みの状況に応じた最適な景観計画の策定スタイルを提案し、多様なスタイルに対応いたします。ア ンケートを取ったり、個別地区の景観ワークショップを開催しながら計画を策定するなど、住民参加の方法も御相談く ださい。 (経済性と施策の連携効果を高めた景観計画の策定) 特に景観計画は、都市計画マスタープラン・緑の基本計画・中心市街地活性化基本計画・その他道路や河川の環境整 備などと幅広く関連します。現況調査などを複数の計画で兼ねた調査とし経済性と施策の連携効果高めた計画の策定方 法なども御相談ください。 (最先端の景観形成技術の提供) 弊社は、道路や河川など公共施設の景観については、国土交通省とともに景観形成事業に積極的に取り組んできまし た。フォトモンタージュや CG 手法をはじめ、最先端の技術を駆使して、様々な景観評価にお応えいたします。 (実現性の高い事業推進) 重点地区の景観形成を着実に推進するためには、「まちづくり交付金」等の支援を着実に獲得してゆかなければなりま せん。庁内予算の見込みの確立やタイムリーな事業協議・高精度な事業費試算・住民との信頼ある連携など、多様な要 素をクリアしてゆかねばなりません。様々な要素に配慮して都市再生整備計画の作成をサポートします。 地域環境グループ 大阪市北区野崎町 7 番 8 号 ビル 8 階 TEL 06-6367-5610 FAX 06-6367-5630 株式会社 修成建設コンサルタント 梅田パーク