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第2回 海外研修旅行
第2回 海外研修旅行 バンコク・パタヤの旅 全国コインランドリー連合会 青 年 部 2006年10月12日~17日 -1- 全コ連 会員の皆様へ 平成 18 年 12 月 1 日 青年部長 中野 司 拝啓 晩秋の候、貴下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 日頃は青年部活動に対し、格別なご配慮とご支援を頂きまして誠に ありがとうございます。 この小冊子は、海外研修旅行に参加された青年部員の研修レポート です。感想文や体験記など、各々の思いが書かれています。 研修旅行は、青年部活動の一環として企画・実行され、前回のアメ リカ旅行に次ぐ、第2 回目の旅行です。 この小冊子の配布で、青年部活動をより知って頂きたく作成しました。 親会の応援もあり、会員の皆様方のご協力を頂きながらの活動です。 今後も部員共々頑張って行きたいと思います。 どうかレポートを読みながら、青年部に対するご理解と、更なるご協 力をいただけます様、お願いできたらと思います。 宜しくお願い申し上げます。 以上 青年部ツアー -2- 旅行参加者名簿 中部(8名) 株式会社 タイエイ 〒470-1202 ・樫原 ・大島 ・山田 ・樫原 ・高木 愛知県豊田市渡刈町藤藪12-34 朝勝(男) 久美(男) 健二(男) 佳里奈(女) 佳子(女)・・・・・・・・・5名 株式会社 三河技術サービス 〒448-0858 愛知県刈谷市若松町5丁目45 ・小林 清(男) ・小林 裕恵(女)・・・・・・・・・2名 株式会社 エーデーシー 〒431-3124 静岡県浜松市半田山5-9-7 ・伊達 淑子(女)・・・・・・・・1名 関西(8名) N.Cプランニング 〒675-0012 兵庫県加古川市野口町野口129-116 ・中野 司(男)・・・・・・・・1名 〒611-0002 京都府宇治市木幡御園20-106 ・西村 建治(男)・・・・・・・・1名 京都インターナショナル株式会社 〒607-8165 京都府京都市山科区椥辻平田町130 ・岩井 宣佳(男)・・・・・・・・1名 京都ランドリーサービス株式会社 〒535-0002 大阪府大阪市旭区大宮3-5-18 ・高橋 正純(男) ・米田 博詞(男)・・・・・・・2名 高橋設備サービス 高橋商事株式会社 〒536-0021 大阪府大阪市城東区諏訪4-13-23 ・高橋 一博(男)・・・・・・1名 〒542-0073 大阪府大阪市中央区日本橋2-15-16 ・西尾 修(男)・・・・・・・1名 コインランドリーニシオ 〒700-0973 岡山県岡山市下中野348-103 ・塚本 晃久(男)・・・・・・1名 三洋エンジニアリング株式会社 メーカー(1名) エレクトロラックス・ジャパン株式会社 〒465-0057 愛知県名古屋氏名東区陸前町 3001 ・井上 正樹(男)・・・・・・1名 (タイ工場現地見学案内担当) ・国部 功太郎(男) 〒108-0022 東京都港区海岸 3-2-12 安田芝浦第 2 ビル 5F 統括営業本部長 -3- 「海外研修の感想文」 三洋エンジニアリング株式会社 青年部 塚本 晃久 平成 18 年 10 月 12 日~17 日まで、タイ へ研修に行きました。 全コ連青年部として 2 度目の海外研修 となりました。2 年前のアメリカ西海岸の海 外研修では、幹事役をさせていただきま したので、今回はのんびりと参加させてい ただきました。 研修先を選ぶ準備段階では、青年部の 活動を踏まえアジア・オセアニア周辺に絞 り、実施時期・実施期間・研修場所等を 青年部の例会や総会で協議した結果、 「タ イ」に決定しました。 しかしながら、研修のメインとなるエレ クトロラックス社のタイ新工場見学の目処 が立っておらず、代替案として三菱自動車 関連の現地工場見学を準備しておりまし たが、実施 2 ヶ月前になってようやくエレ クトロラックス社の見学準備が出来たとの 連絡を頂き、推薦していた私もほっといた しました。 < はじける笑顔> 海外研修の旅程を考える上で、幹事役 である西尾さんと検討した結果、バンコク だけではもったいないので、エレクトロラ ックス社タイ工場からも程近い「パタヤ」 を訪れる旅程にさせていただきました。リ -4- ゾート地でもあるパタヤを取り入れたこと により、タイの魅力を別の角度から捉える ことができました。 < エレクトロラックス・タイ工場> 結果として、とても充実した旅程になっ たと思います。たしかに、研修といっても 工場見学は 1 日しかありませんでしたが、 異国の空気に触れる、歴史遺産や異国の 生活を肌で感じる、現地でしか味わえな い数々の食事や伝統文化などは、やはり 行ってみないとわかりません。これらのこ とは、今後の人生や営業活動において幅 が広がることを私は確信しております。 工場見学以外の旅行内容で一番印象 に残ったのは、パタヤでのラン島半日リゾ ートでした。ビーチに専用ボートで向かう 途中、パラセーリングに最年長の高橋(正) さんが先頭を切って挑戦されたときは、正 直びっくりしました。 つられるように、恐る恐る挑戦する他のメ ンバー達を見ながら、私なりに思いました。 まだまだ先の見えない 30 年ほど前に、業 界に興味を持ち、またこのコインランドリー 連合会を引っ張ってきた高橋さんが、何事 にも興味を持ち続け、研究し、肌で感じる ことがいかに大切かを私に教えていただ いた一瞬でした。 私も、いつまでもそのような気持ちを持ち 続けたいと強く思いました。 海外研修のメインであります工場見学 では、現地のエレクトロラックス社の熱烈 な歓迎を受けました。また今後の重要な 研究開発や生産拠点になることを知り、メ ンバー全員、興味深く話を聞いておりまし た。 この工場見学の実現には、エレクトロラ ックス・ジャパン国部様の多大なるご尽力 の賜物です。また見学当日はわざわざ東 京から現地までお越しいただき、自ら通訳 として大活躍されたことはメンバーに強烈 な印象を与えました。私の会社もいつも大 変お世話になっていますので、ますます取 り組まなければならないと思いました。 海外研修を終え全体を振り返ると、前回 の海外研修同様、親会員であります全コ 連樫原会長をはじめとする中部支部の参 加メンバーの皆様、また関西支部の高橋 支部長をはじめとする参加メンバーの皆 様のご協力がなければ実現しなかったと 思います。心より感謝申し上げます。 同時に青年部部長として引っ張ってい ただいております中野部長と、今回の幹事 役の西尾さんには企画・調整・実行・裏 方と大活躍されました。 今回の研修事業における達成感は、この 二人が一番に違いありません。 我々青年部が進むべき道は厳しい道かも しれませんが、この二人がいればきっと 今以上に明るくなるに違いありません。 また、私もこのような海外研修がまたあ れば、のんびりと参加したいと思いました。 参加したメンバーの皆様、並びにご協力 いただきましたエレクトロラックス社に御 礼を申し上げ、海外研修の感想とさせて いただきます。 < 祈りをささげ!> -5- 「第二回・海外研修報告」 N.C プランニング 青年部 中 野 司 「ただいま! 無事帰って来ました。」っ て心境です。そして今回も多くの会員なら びに部員の参加を頂きましたことに、厚く 御礼申し上げます。 なにせ行く前はクーデターが起き、旅 行そのものが続行か中止か決断を余儀な くされました。色々な情報を集めた結果、 大丈夫と判断し、企画通りの決断に至りま した。 毎日、外務省の海外安全ページの危険 情報と「にらめっこ」が思い出されます。 そんな心配は、タイ入国時点ですぐに解 消されました。新空港になったのと相重な って、人々の多さとその明るい自信に満ち た笑顔で不安は無くなったからです。何処 を見てもクーデターらしきものは見当たり ませんし、ましてや兵隊さんの姿も見えま せん。空港よりバスでホテルに向かう途中 の町並みの景色は、何処にでもある普通 の生活がありました。 今回の旅行の目的は、部員相互のコミ ュニケーション作りと見聞の強化にありま した。 企画段階で訪問国や研修場所にふさわし いのは何処か、という見地から選定を部会 で何度も検討した結果、今回の「タイ旅 行」と決定しましたが、その際に担当割を お願いした幹事さんに、今回一番苦労をさ せてしまった思いがあります。いくら安全と 判っていても異国ならではの危険は付き 物ですし、ましてや今回のクーデター騒ぎ で安全が一番のポイントとなり、ホテルの 選定や観光コースの選定など色々工夫し て、決定に至るまで多くの時間と労力を費 やしました。本当にご苦労様でした、とし か言い様がありませんが、この経験を元に -6- 今後の人生に於いて、どんな困難にも適 切な対処・判断を下せるよう生かして欲し いと思います。 そんな中で、今回参加された初対面の 方々も旅行の目的は充分達成されたこと と思います。若い人達の行動力と年配者 の交流が一つにまとまったチームでした。 前回のアメリカ研修の時もそうでしたが、 すぐに溶け込んでしまう不思議な力があ るように思えます。それもこれも、参加者 の自覚とハッキリした目的が有るからだと 思います。もし今後も、この類の研修旅行 があるとしてもなんら問題の無いチーム が出来るでしょう。 又、一方で残念な結果も生まれています。 前回の参加者は関東、中部、関西と幅広 い参加が有りましたが、今回は残念なこと に関東の参加が無かったことです。全コ連 本部の応援があり、人数が集まりましたが、 素直に喜べるものでは有りません。もう一 度原点に返って、青年部の建て直し等を 含めた組織建設を検討することが必要と 思います。 全員参加型の部会ですので、一人でも多 くの若い人に参加して頂けるよう頑張りた いと思います。 最後に、今回の旅行で色々な発見や反 省も垣間見る事が出来ました。道中のトラ ブルや真新しいラインの工場見学などで したが、「目配り・気配り・思いやり」の 大切さを! そしていつもそばには仲間が いる事を! この気持ちを持ち続けて今後 も頑張って行きたいと思います。 参加者の皆様本当に有難うございまし た。また次の機会にお会いできる日を楽し みにしています。 終わり 「第2回海外研修レポート」 コインランドリーニシオ 青年部 西尾 修 過去2度ほどタイに行ったことある経験 から、統括幹事という役を引き受けさせて いただきました。渡航前の手続きの段階 からいろいろな問題(洪水、クーデターな ど)があり、正直キャンセルにならないか と不安で一杯でした。 私にとって“タイ”という国は大好きな ところで、個人的に特別な思いがあり、ど うしても成功させたいと考えていました。 ですから出発から帰国するまで、何かのト ラブルや体調不良まで、少しでも何か問 題があるとすごく心配になりました。それ ほど意気込みは凄まじいものがありまし た。 前回のアメリカ旅行と比較し、ホテルの ランクや規模なんかは到底比べものにな らないですが、その分ツアー内容で勝負 しようと思いました。 まず、旅行会社任せにしたくなかったの で自ら本屋に足を運んだり、ネットで下調 べしたりと準備しました。 最も時間を割いたのがホテル選定でし た。日中はツアー予定が入っているので 問題はありませんが、夕方~夜間にかけ て出歩かれたい方もいらっしゃると思い、 できるだけ治安が良く、徒歩で行動しやす い立地のホテルを選んでみました。 それと当初、全行程バンコクのツアー 日程でしたが、その半分をパタヤに変更し たのは、タイには“世界に誇れる”素晴ら しいリゾートをもっていることを参加者の 皆さんにぜひ知ってもらいたかったからで す。タイという国のすばらしさを知る上で は、世界に誇れるリゾートは外せませんで した。 無事、バンコクのスワンナプーム新国際 -7- 空港に到着した時、正直その広さ(前の 約6倍)と綺麗さに驚きました。まだオー プンしたばかりで手荷物が出てこないと か、トイレの数が少なすぎるといったトラ ブルもありましたが、市内までの交通アク セスがスムーズになった分、渋滞に巻き 込まれることが少なくなったように思われ ます。 ツアー中ずっとそうでしたが、やたらと 日本車の走行している姿を目にし、あらた めて日本との強い友好関係を感じました。 初日は関西組と中部組の到着時間に かなりの差がありましたので、ずいぶん先 に到着していた関西組は、到着後さっそく 街に繰り出し、夕食を兼ねてそれぞれが 楽しんだことと思われます。中部組は深夜 到着ということもあってお疲れになったこ とと思います。 ちなみに、初日にして持参していたデジカ メが潰れているのに気付き、かなりの落胆 とともに、ツアー中の写真撮影はあきらめ ました・・・。 < 乾杯! > 2日目に初めて、関西組と中部組の参加 者全員が顔合わせをして、この日は朝か らバスで2時間半ぐらいかけて、世界遺産 に登録されているアユタヤという古代都 市を見学しました。 多くの寺院はビルマ軍に破壊されてし まったが、その廃墟がまた趣深い感じが ありました。ここアユタヤで、最も我々ツア ー参加者を苦しめたのは、その敷地の広 大さと強烈な日差しでした。途中何度も水 分補給を呼びかけたりしながら、なんとか 見て回ることができました。観光途中に象 の背中に乗れるというのがあって、ほとん どの参加者の方が乗られたんじゃないで しょうか・・・(ちなみに私は高いところ が苦手なので断りました)。 心残りは、夕食後にライトアップされた アユタヤの幻想的な雰囲気に包まれた光 景を見る予定でしたが、あいにく強烈なス コールに見舞われてしまい、バスの中から 少しだけの見学となりました。私も夜のア ユタヤは初めてだったものですから、見学 できなかったのが非常に残念でした。この 日の夜はツアー参加者のほとんどの方が 古式マッサージなどを受けて、至福の一 時を過ごされたのではないでしょうか。 3日目は、ツアー中最もハードな一日に なりました。朝からエメラルド寺院&王宮 や、タイ古式マッサージの総本山としても 有名なワット・ポーを見学しました。黄金 に輝く巨大な塔や壁画に描かれた仏陀の 一生、金箔を施した巨大な涅槃仏(寝て いる像)など、どれをみても仏教の国を印 象づけるすばらしいものでした。 この日はパタヤに向けて移動日も兼ね ていましたので、バスに乗ってパタヤ方面 に向かいました。バンコクを後にし、郊外 にさしかかると、そこには露店がずらりと 建ち並んでいて、ずっと今もまた変わりな く生活している人々を見ることができまし た。 パタヤに行く前、ゾウ使いになる修行の ため単身12歳でタイに渡り、その後事故で 21歳という若さでその生涯を終えた物語 の映画「星になった少年」という実話を基 に作られた作品を観て、私事ではありまし たがどうしても象のショーが見てみたいと -8- いう強い想いもあり、ツアーの行程に組み 入れさせて頂きました。日本の動物園の 多くでは、ゾウは檻の中にポツンといて、 我々人間とは物理的にも意識的にも距離 があるので、穏やかだけど近寄りがたい 猛獣というイメージが強いところはありま すが、しかしタイで感じることは、人間と ゾウが細かなコミュニケーションで共存し ている一面を、ショーを観て肌で感じるこ とが出来ました。 パタヤでのホテルは、ちょうどセントラ ルパタヤに位置していて、とても活気があ るところでした。ホテルに到着後、チェッ クインのため部屋にそれぞれ分かれたの ですが、部屋に入るなり窓一面に広がる オーシャンビューの光景に、リゾートライ フを感じ感動しました。 夕食後、ツアーオプションの一つにあるタ イでも有名なアルカザールの「ニューハ ーフショー」を観賞しました。 ゴージャスな衣装をまとった美しいニュー ハーフによる歌や踊りのショーを観ている と、女性以上に女性らしい仕草をしていた り、正直観る前はあまり期待していなかっ たんですが、終わってみれば凄く素晴らし いショーでした。 この後は、パタヤに来てから初めての古式 マッサージを受け、これまでのツアーの疲 労と次の日からの大事な予定のために、 再度充電するつもりで再び至福の一時を 過ごしました。 4日目は終日自由行動だったのですが、 オプションでパタヤビーチから最も近く、 多くの観光客が訪れるところで有名なラン 島へのツアーに行きました。 個人的には、今回のツアーで最も楽し みにしていたものでした。 ラン島へは高速ジェットボートで移動し、 輝く白い砂浜と青く澄んだ海とのコントラ ストのなか、参加者の皆さんはパラセーリ ング、ジェットスキー、シーウォーク、そ して射撃など各々が様々なマリンスポー ツを満喫しました。 私はジェットスキーをやることしか頭に 入っていなかったので、ノーライセンスで 体験できることがなによりうれしかったで すね。 実際、スピーディーに波間を走り抜ける のは爽快感満点でした。私にとって、島 からパタヤビーチまでのあの長い距離を 同好の青年部員の方と共にジェットスキ ーで一緒に走り抜けたことがこのツアー で1番の思い出となりました。本当に感無 量でした。 夕方からは、それぞれ自由行動となっ ていたので、散歩がてらパタヤビーチ沿い に並ぶ露店を見て回りました。 さすがにサウスパタヤの繁華街は夜にな るとガラッと雰囲気が変わり、観光客がぞ ろぞろと集まるナイトスポットでした。 5日目最終日、この日は朝から今回のツ アーの重要な目的でもあったエレクトロラ ックス社のタイ工場見学でした。 到着してみて、まずその敷地の広さに驚愕 しました。 工場の建物はそれこそ戦艦でも造れる -9- ぐらいの広さで、見て回るのが大変なほど でした。工場内を歩きながら見学しました が、機器の製造工程や部品管理の行き届 いている様子を見て、とても感心しました。 昼食まで用意していただき、何から何まで 本当にお世話になりました。 < 工場見学> 帰国は深夜便だったので、それまでの 間に免税店で買い物をしたり、食事をした り、残りの滞在を満喫しました。 ツアー中、何度かトゥクトゥクやソンテウ といった乗り合いタクシーに乗った時や、 ナイトバザールでのちょっとした買い物を する際など、支払いは全て料金交渉制な ので、土地勘が無く相場の分からない観 光客の方はだまされることも少なくないの で、気をつけないといけないところですが、 こういうコミュニケーションをとるというや り方、は日本では馴染みない習慣なので、 これもまた異文化を知るという意味では、 良い経験ができて良かったのではないか と思います。 実際、値切り交渉がうまくいった時の様 子を見ていたら、皆さんすごく満足されて いるように見えました。自分には積極的に 話していたつもりでしたが、とっさの時に でも対処できるように、又言いたいことが 言えるようにタイ語の勉強をもっとしてお くべきだと痛感しました。会話を通して、 もっともっとタイの人達の優しさに触れて みたかったです。 今回のツアーでは、反省すべき点もいく つかありました。青年部主催ということで、 自分たち中心の体力で考えていましたが、 やはり現地の暑さや歩行距離、移動時間、 スケジュールの内容などを考えると、年配 の方にはややキツかった日程だったとも 思われました。そこが幹事としての自分の 一番の反省点だったのでは・・・。 また最終日にちょっとしたトラブルが起 こってしまい、幹事としては不覚で、大い に反省をしました。団体旅行でもっとも大 事なことは時間と約束ごとを守ることでは ないでしょうか。今回のツアーであらため てその事の大事さを、身を持って知ること ができました。 最後に、今回のツアーでは青年部とし ては特に“親睦”が大きな目的でした。 普段あまりお会いできない方と仕事以外 の話ができたりしたことは、その方のまた 違った一面を見ることができ、自分にとっ ては本当に有意義な時間でした。色々な 事情で今回のツアーに参加することがで きなかった青年部員や会員の皆様には、 もっと事前の説明を行ない、ぜひ参加し てもらえるよう、次回の海外研修に生かし て、取り組んでいきたいと思います。 あらためて今回感じたことは、本当に “楽しすぎた”という言葉が一番でした。 ありがとうございました。 バンコクのホテル前にて - 10 - 「タイ研修旅行について」 高橋設備サービス 青年部 米田 博詞 先日は、全国コインランドリー連合会並 びに青年部会主催の研修旅行に参加さ せて頂き有難うございました。前回私が参 加させて頂いたのは、マレーシア・シンガ ポールだったのですが、その際には何も 解らないうちに日々が経過していましたの で、今回は皆様との親交を深めようと思っ ておりました。 そこで本題にはいりますが、先ずタイに 到着した時点で驚いたのが、至る所に国 王の写真等が飾られていた事です。日本 ではこのような光景を見ないので、とても 新鮮な気持ちになりました。次に観光して 廻りましたが、歴史的な建造物が多く、関 心深く観る事が出来ました。特にエメラル ド寺院や王宮など金箔や宝石をあしらっ た豪華な宝飾品には目を見張るものがあ りました。そして世界遺産であるアユタ ヤ・バンパイン離宮なども強く印象に残り ました。 < 楽しいひと時> 又、今回は観光の一環としてニューハ ーフショーや象に乗っての散歩、そしてパ - 11 - タヤでは、パラグライダーやジェットスキ ーなどアウトドアーでは本当に色々と心に 残る体験をする事ができ感動でした。次に 料理に関しては、スープ以外は独特な辛 味と味付けを堪能する事が出来ました。 後はタイ古式マッサージ、これに関しては 足を中心に全身をケアーしてもらい充分 疲れも取れました。 最後になりましたが、エレクトロラックス 工場見学について、敷地面積は広大であ りましたが、それに対し社員の数が百二十 人程度、これは非常に驚きです。当然作 業量が増える分安定性効率が劣ってしま うのではと懸念しましたが実際見ていると 問題もなく流石です。一台一台の製品の 検査が抜き打ちではなく全て詳細まで検 査してから出荷するという徹底ぶり、又在 庫部品の管理や補充方式についても棚に 軽量装置が付けられ、一定の数が減ると パーツメーカーに連絡が行くシステムに なっていたり、非常に参考になる事が多く 見受けられました。 最後は、少しトラブルがありましたが、 この場をお借りして、お詫びとお礼を申し 上げます。今後とも青年部の一員としてお 付き合い下さいますようお願い申し上げ ます。 「全コ連青年部研修旅行レポート」 京都インターナショナル株式会社 青年部 西村 建治 出発前日まで日常の生活に追われ、今 日からの旅行の実感がわかないままでの 出発となりました。 田舎者の私が、関西空港に到着、チェッ クインから出国まで一連の流れの中タイ 航空の出発ロビーに無事たどり着けまし た。 今回の旅行参加の目的は、もちろんエ レクトロラックス社の洗濯機や乾燥機の勉 強もありますが、コインランドリー業界 1 年生の私は、機械の勉強をすることもさな がら、青年部の方々との親睦を深めること が第一の目的でありました。 タイへ到着、初日の夕食を関西支部の 皆さんでとる機会に恵まれ、幸先よくお話 ができ、よかったと思っております。 < タイ料理を楽しむ> 2 日目、名古屋からの方々と合流、ア ユタヤ遺跡観光へ。関西に住んでいること もあり、日頃から寺社を見る機会が多いの ですが、タイの遺跡の壊されたのを見ると、 国民がどのように感じているのか、思いが 分かるような気がします。 この日の、昼食からタイ料理が始まりまし た。日本でなら多少の辛い食事も大丈夫 な私ですが、実際のタイ料理を体験して - 12 - 以降、赤い色の香辛料に注意をしたのは、 当然のことです。 3 日目、バンコク市内観光。この日がこ の旅行で一番のハードな行程とのこと。私 自身も疲れが出てきだした頃でしたが、タ イ市民の人達と、タイ語、英語、日本語 をおりまぜて、コミュニケーションをとるこ との楽しさを覚えられたのも、この日から でした。 バンコク市内観光では、名前だけはよく 耳にする、エメラルド寺院を目にして建築 物の手法や建築工法の違いを感じました。 ツアーガイドさんも話してられたのだが、 地震がある日本では考えられない手法で の性建築や装飾は、地域による天災の違 いを感じました。 4 日目、フリータイムの日。世界有数 のリゾート地パタヤでの休日を楽しむこと ができました。 最終日、朝から工場見学。海外での工 場を見るのが初めてだったのですが、意 外にも工場内では、英語で説明をしている にもかかわらず、機械の説明がおうよそ理 解できたのがふしぎなことでした。又、製 造中の部品を見学して、検品の徹底、熱 意のある説明を聞き、商品に対する製造 者の思い入れがよく伝わりました。 見学後、バンコク市内へ帰り、このツア ーで、タイでの最後の夜を迎えました。 色々と想定外の出来事がありましたが、私 自身は、皆さんのご協力のお陰で楽しい 旅行が出来、有難うございました。今回 の旅行を通じて、青年部の一員に本当の 意味でなれたような気がします。また、次 回の旅行に参加できることを楽しみにしま す。 以上 「青年部・タイ研修旅行レポート」 京都ランドリーサービス株式会社 青年部 岩井 宣佳 暑かった。タイという国を、帰国後に一 言で表わすとしたら、この一言につきるか もしれません。 本当に日中の陽射しが強く、日本では 感じられることのないくらい太陽の力を感 じたという意味合いもあります。 それ以外にも、露店を並べている人々の 商魂の逞しさ、また人懐っこい人情味の厚 さなど、様々な人間性の違いを感じた研 修旅行でした。 また、僕の場合は、青年部に参加して からの日が浅いこともあり、他の部員や先 輩諸氏および、親会の皆さんとの交流が 図れたことも大きな成果の一つであった と思います。国内での会合ではなかなか 一人一人と深く交流できないことも、海外 で寝食を共にするという環境に置かれた ために、その距離を縮めることができたと 考えます。 今まで、あまりタイという国になじみが なく、出立の直前まで業務にかかわってい たこともあり、下調べもないままの訪タイと なりましたが、逆に先入観がないままタイ という国を肌で感じることができました。5 日間の滞在を通して感じたのは、日本と の違いでした。 先進国、発展途上国という言葉はあまり 好きではないのですが、まざまざと目前に 広がるインフラの整備具合、道路の状況、 また、観光客・バカンスに来ている外国人 の多さ、いろいろな点において先進国との 比較をしていました。 日本は、まだまだ贅沢な暮らしをしている のだなと感じさせられました。 ただし、タイの人々は生き生きとした目 - 13 - をしているように思いました。日本人は、 全員とはいえませんが、社会に広がる閉 塞感と重圧に押しつぶされないように、そ れぞれに見えない壁を作り、日々の生活 を淡々とこなしているが故に、自然と目に 輝きが無くなっているのかなと思います。 タイの人々はその逆で、気候風土・国民 性・生活様式にも由来しているのかもしれ ませんが、ゆったりとした時間の中で過ご しているために、日々の暮らしにゆとりが あるからこそ、目にも力がみなぎっている ように見えました。 < 満喫!> 今回の研修では、エレクトロラックス社 の工場見学もさせていただきました。普段、 何気なく販売している機器が作られる行 程を見て、意外にも人の手に頼る箇所が 多いことを知りました。僕のイメージでは、 工場と言うと、もっとオートメーション化さ れていると考えていたものですから。 新型の洗濯乾燥機も、このタイ工場で生 産されていると思い込んでいたので、それ を見られなかったことが残念でしたが、こ れは僕の勘違いですので、実際に市場に 出てきた時に見せて貰うことにします。 今回のタイ研修旅行は、異国の文化に 触れ、参加メンバーとの交流もできました。 日常と離れたと異国へ行くことにより、気 持ちの切り替えを図ることができて、非常 によい体験をさせて頂きました。 再びこういった研修旅行に参加できるよう に、社業にいそしみたいと考えています。 ありがとうございました。 「バンコク・パタヤと エレクトロラックス工場視察旅行」 ㈱タイエイ 青年部 大島 久美 私にとって、久しぶりの海外旅行となり ました。 翌日からの寺院巡り、アユタヤの世界遺 産の旅は、ビルマ軍に破れ、痛々しい程 破壊されていましたが、当時の栄華がし のばれ、日本人町に関しては、歴史を身 近に感じるものでした。 バンパイヤ宮殿、エメラルド寺院、非常に きらびやかであり、その美しさに毎回驚か されました。 滞在四日目ともなりますと、タイ国にも 多少なれた頃ですが、パラグライダー等 マリンスポーツということで、ラン島での一 日を楽しみました。 私の場合は射撃とジェットスキーをしまし た。今回がどちらも初めての経験で、国内 では味わうこともなかったのですが、射撃 では四十四口径の強い衝撃と大きな銃声、 そしてジェットスキーのスリルとスピード 感は一生忘れないと思います。 < スリル満点! > 最終日においては、エレクトロラックス 社のタイ工場の見学ということで、井上様 を始め営業部長の国部様、工場長のボマ - 14 - ーク様の熱心な説明と、タイの国の人とう まく協調している様子、又身近にあります トヨタの看板方式が採用されていることに 感動を覚えました。 今回の視察旅行を通して痛感しました のは、 「水の大切さ」ということであります。 コインランドリーにも必要なものであり、人 間の生活から切っても切り離せない「命の 水」であります。日本の豊かな水の有り 難さを、改めて痛感したものです。 < タイ料理に舌鼓> 最後に、今回の旅行を企画されまし た中野部長、西尾氏、塚本氏そしてエレ クトロラックス社の井上氏に、とても変化に 富み、刺激的な旅行をすることができたこ とに、心より感謝申し上げます。又「サワ デイカップ」を教えて下さったガイドのサ ニーさんにも感謝します。 なお今回の旅行に参加させて下さいまし た弊社の社長、旅行に参加されました 皆々様に感謝を申し上げます。 ありがとうございました。 「タイ研修旅行を終えて」 ㈱タイエイ 山田 健二 まず、入社したばかりの私を、今回の 海外研修に連れて行って下さった事にす ごく感謝しています。ありがとうございまし た。 そして、今回同行させて頂いた中に経 営者の方や従業員(ビジネスマン)の方 もおられましたが、皆様すごく心惹かれる 魅力的な方々でした。自から気の付いた 点から、真似をしていきたいと思います。 では私がタイという国を旅して感じたの は、まだこれから無限に発展していく可能 性があるということです。 生活必需品は見ることができましたが、雨 季の大雨では浸水したまま水が引くのを 待つだけという、治水工事の遅れ等、国 が国民の生活基盤にお金をかけていない 現状を見て、今の状況ではお金を払って 洗濯をしたり、時間を節約するように迄に は、まだまだだと思いました。 <出店の品選び> < 象乗り初体験!> 社長が良く言われている、 「コインランド リーの利用率は、アメリカで 20% 強、日 本は 3~5% 程、だから日本の利用率もま だ伸びる」ということは、タイを見てきてう なずけました。やはり国の成熟度が増す ごとに利用率も伸びていく業種だと強く感 じました。 現にタイを旅行中、バスで移動している 時は、大きな道沿いしか通ることが出来な かったが、コインランドリーらしきものは 1 店も見当たりませんでした。 もう一つ、タイの家屋はトタン屋根で、 - 15 - そして、日本に帰国して見回してみると、 整備された道路、きれいな家、一般家庭 にも一つや二つは必ずある贅沢品など、 清潔にするという行為にお金をかける環 境が整いつつありますし、これからも進行 することはあっても、後退することは考え にくいでしょう。 今回、他の国を見ることで、今まで実感 として言葉に表現できなかったことも、新 しい体験と見聞を広めることによって、お 客様とのやり取りや質問に対して、自信を 持って対応できるようになったと感じてい ます。 参加者の方々の思い出写真 象に乗った○○ ガイド サニーさんの説明 国部さんの説明に耳 を傾ける 最後の晩餐? - 16 -