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j05on002
第3学年音楽科学習指導案
授
時
者
1
日
2
学級名
3年5組(男子17名、女子21名、計38名)
3
題
『混声三部合唱の楽しみ』
4
題材について
材
平成16年10月5日(火)
業
赤
塚
温
子
第6校時
(1)題材について
学習指導要領には、第2・3学年のA表現の内容(1)エ「声部の役割を生かし、全体
の響きに調和させて合唱や合奏をすること」と明示されている。また本題材は歌唱を扱う
ため、イ「曲種に応じた発声により、美しい言葉の表現を工夫して歌うこと」ともかかわ
ってくる 。『混声三 部合唱の楽 しみ』では 、互いのパ ートとのか かわり合い を意識しなが
ら美しいハーモニーや曲想に応じた表現を工夫することで、合唱の楽しさを味わうことを
ねらいとしている。
教材曲は文化祭で行われる校内合唱コンクールの自由曲として生徒たちが選んだ『予
感』(作詞:片岡 輝
作曲:大熊崇子)であり、平成14年度 NHK 全国学校音楽コン
クールにおいて中学校部門の課題曲として作曲された曲である。歌詞は悩みや不安の多い
中学生の共感を得やすいものであること、使われている音域が無理のないものであること
から、どのパートの生徒も意欲を持って取り組める。曲は A-B-A´の三部形式で、ヘ長調
―ヘ長調―ト長調となっており、終結部は力強く歌い上げられる。
(2)生徒の実態
歌うことに抵抗を感じる生徒も見られるが、全体的にみると合唱に意欲的な学級である。
『合唱することが好き』という生徒が約半数おり、強弱や曲想に関する記号に基づいて表
現に生かそうと努力する様子も時折見られる。パート毎の活動や全体練習の中で「ここは
フォルテだからもっと声を出そう」という思いは個々にもっていても、よりよい表現のた
めの意見の交流はほとんど見られない。曲中に使われている強弱や曲想記号の意味の確認
や歌詞の意味についての学習をし、それを意識して歌った時の効果を交流しあうことで学
ぼうとする力を育てたいと考える。
(3)指導の構想
本主題では、生徒たちが歌詞の意味を生かす表現を工夫することによる効果を交流し合
い、その効果を実感することで合唱の楽しさを味わわせたい。それらの活動によって学ぼ
うとする力を育てたいと考える。そのため自分たちの演奏と他の模範となる演奏との比較
によってより豊かな表現を目指させたい。自分たちの演奏について表現を工夫すべき箇所
の改善方法について明確にし、パート練習によってその徹底を図りたい。その成果を全体
で交流し、混声合唱の楽しみを味わわせたい。
5 題材の目標
【音楽への関心・意欲・態度】
歌詞の意味、歌詞の構成に関心をもち、自己のイメージ
や感情を生かして歌唱表現することに意欲的である
【 音 楽 的 な感 受 や 表 現の 工 夫 】 歌 詞 の 意 味、 歌 詞 の 構成 に 関 心 をも ち 、 自 己の イ メ ー ジ
や感情を生かして歌唱表現を工夫している
【 表現 の技能 】 歌詞の 意味 、歌詞 の構 成を理 解し 、自己 のイ メージ や感 情を生 かし て 歌
唱表現をする技能を身に付けている
6
指導計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6時間(本時5時間目)
(1)CD で曲全体の大まかなイメージを持ち、パートごとに旋律を覚える・・・・・2時間
( 2 ) 全 体で 合 唱 し 、わ か ら な い部 分 を 確 認し 、 理 想 の合 唱 に 近 づく た め の 今後 の 課 題 を設
定する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1時間
(3)歌詞の意味や語感を引き立てる河床表現の工夫をする・・・・・2時間(本時は2/2)
(4)全体の構成や強弱記号などをもとによりよい表現をめざす・・・・・・・・・1時間
7
本時について
(1)本時の目標
【音楽的な感受や表現の工夫】歌詞が引き立つ歌唱表現の工夫をすることができる。
(2)研究主題にかかわる本時の指導の構想
・課題提示の工夫
前 時 の 予 告 に お い て 、 本 時 は そ の 活 動 の 継 続 で あ る と い う こ と を 示 し 、 見 通 し をも
って取り組ませたい。したがって前時までの学習過程がかなり重要である。
・ 学習過程の工夫
各パートの音取りが終わった後、自分たちの演奏を録音し、その分析を行う。その
後、他の模範となる演奏の映像を見せ、そのよさや自分たちの演奏との違いに気づか
せる。それを基に前時は、前半部分の表現の工夫に取り組む。取り組む箇所について
どうしたらよりよい表現ができるか全体で考えさせ、必要に応じて教師から助言をす
る。本時は後半部分に取り組むため、前時の活動を基に歌詞の意味を生かすための工
夫をさせたい。
8 本時の展開
学習課題
予想される生徒の反応
感:音楽的な感受や表現の工夫
段
階
過
程
導
入
15
分
課
題
づ
く
り
学習活動
指導上の留意点
1.ウォーミングアップ
・既習曲を歌う
・前時の確認
2.本時の学習課題の把握
1.のびのびと歌えるような雰囲気
づくり
・教材曲を合唱し、前時迄の活動
を振り返らせる
2.課題を提示する
・前時の活動を基にどこの部分に
取り組むかをパート毎に話し合
わせ、発表する∼課題把握
3.パート毎になった時に混乱しな
いように、練習すべきことをはっ
きりさせる
・教師からも課題を提示する
歌詞が生きる表現の工夫をし
よう
3.課題追求
(1)パート練習
展
教材
教具
紙板書
拡大譜
CD
プリント
ソプラノ:
「あるのだから」は「あ」をはっきり
開
30
分
評価の場面と
具体の評価規準
歌い、他もしっかり歌い、
「ら」は明るい響きで
課
題
追
求
4拍きちんとのばす 等
・
「よかん」の「ん」は響きが落ちないようにし
てしっかりのばす。
アルト:
「若くしなやかな」は「わ」と「し」を
はっきり「∼なやかな」は明るい柔らかい声で
歌う 等
感:歌詞が引き立て
る歌唱表現を工夫し
ている
課題カー
ド(紙板
書)
(2)成果を発表する
男声:
「迫り来る試練と嵐の彼方に」の発音はス
ピードをもって 等
・部分的にでも工夫の効果があら
われるように助言する
(3)全員で合唱する
ま
と
め
終
末
4.本時のまとめ
5.次回の予告と準備
5
分
・各パートの練習した箇所を発表
させ、聴くポイントを明確にさ
せる
・練習が生かされている点につい
て評価する
・工夫が感じ取れた点について発
表させる
・練習が生かされているか、ポイ
ントに基づき評価する
4.活動を振り返り、観点に基づい
て自己評価させる
5.次時の内容について知らせる
楽譜
紙板書
伴奏 CD
伴奏テープ
ピアノ
電子ピアノ
評価表
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