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授業の方法及び内容

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授業の方法及び内容
教員免許状を取得するまでには、様々な授業(講義、実習)を履修し、取得したい
免 許 状 の 種 類 に 合 わ せ て 、 必 要 な 単 位 を 修 得 す る 必 要 が あ り ま す 。 ■ 免 許 状 の 種 類 と 必 要 な 最 低 修 得 単 位 数 ( 中 学 校 / 高 校 教 諭 免 許 状 ) 免 許 状 の 種 類 中 学 校 教 諭 高 等 学 校 教 諭 基 礎 資 格 特に文部科学省令
教 職 に 関 す る 教 科 に 関 す る 科 目 科 目 で 定 め る 科 目 一 種 免 許 状 学 士 の 学 位 8 3 1 専 修 免 許 状 修 士 の 学 位 8 3 1 ※
教 科 ま た は 教 職 に 関 す る 科 目 大 学 院 で 修 得 2 0 8 2 0 8 2 4 一 種 免 許 状 学 士 の 学 位 8 2 5 ( 2 7 ) 2 0 1 6 専 修 免 許 状 修 士 の 学 位 8 2 5 ( 2 7 ) ※ 2 0 1 6 2 4 ※ 法 令 で 23 単 位 となりますが、大 阪 大 学 では 25(外 国 語 学 部 開 設 の教 科 教 育 法 を修 得 する場 合 は 27)単 位 を修 得 しなければ免 許 状 を取 得 する
ことができません。
(養護教諭免許状)
免 許 状 の 種 類 基 礎 資 格 養 護 教 諭 一 種 免 許 状 学 士 の 学 位 養 護 教 諭 専 修 免 許 状 特に文部科学省令
養 護 ま た は 教 職 に 関 す る 科 目 教 職 に 関 す る 養 護 に 関 す る で 定 め る 科 目 科 目 科 目 大 学 院 で 修 得 8 2 7 ※ 2 8 7 2 8 7 2 4 修 士 の 学 位 ※
8 2 7 ※ 法 令 では 21 単 位 となりますが、大 阪 大 学 では27単 位 を修 得 しなければ免 許 状 を取 得 することができません。
■ 科 目 履 修 の 流 れ ( 中 学 校 / 高 等 学 校 教 諭 一 種 免 許 状 取 得 の 例 )
特 に文 部 科
学 省 令 で定
める科 目
教職に
関 する科 目
教科に
関 する科 目
教 科 または
教 職 に関 す
る科 目
実習科目
各 種 ガイダンス等
・教 職 課 程 ガイダンス
学部
1年
前期
後期
総合演習
(4月 )
・総 合 演 習 履 修 ガイダ
ンス(4月 )
学部
2年
前期
後期
学部
3年
前期
後期
・次 年 度 介 護 等 体 験
受 付 (10 月 ∼)
介 護 等 の体 験
(中 学 校 教 諭 免 許 取
得 者 のみ)
(3
教育実習
・介 護 等 の体 験 事 前 オ
リエンテーション(4月 )
・教 育 実 習 事 前 指 導 、
事 後 指 導 (4、5月 )
学部
4年
前期
後期
)
・教 職 実 践 演 習 ガイダ
教職実践演習
免 許 状 取 得 ! (卒 業 式 で授 与 )
ンス(4、5月 )
■ 科 目 の 種 類 に つ い て ① 特 に 文 部 科 学 省 令 で 定 め る 科 目 法 に定 められた科 目
必要
単位数
大 阪 大 学 における授 業 科 目 名
日本国憲法
「日 本 国 憲 法 」 (2単 位 )
体育
2
必修
「スポーツ実 習 A」 (1単 位 )
選択必修
「スポーツ科 学 」
「健 康 科 学 実 習 A」
「健 康 科 学 」
(すべて1単 位 )
2
選 択 必 修 3科 目 のうち、いずれか1科 目 を選 択 して修 得
国 際 コミュニケーション演 習
(ドイツ語 )1,(ドイツ語 )2,(ドイツ語 )3,(ドイツ語 )4,
(フランス語 )1,(フランス語 )2,(フランス語 )3,(フランス語 )4,
(ロシア語 )1,(ロシア語 )2,(ロシア語 )3,(ロシア語 )4,
(中 国 語 )1,(中 国 語 )2,(中 国 語 )3,(中 国 語 )4
(以 上 すべて2単 位 )
英語
(Listening)1,(Listening)2,(Listening)3,(Listening)4,
(Speaking)1,(Speaking)2,(Speaking)3,(Speaking)4,
(integrated course)Ⅰ,(integrated course)Ⅱ,
(integrated course)Ⅲ,(integrated course)Ⅳ
外国語
コミュニケーション
2
ドイツ語 初 級 Ⅰ,ドイツ語 初 級 Ⅱ
フランス語 初 級 Ⅰ,フランス語 初 級 Ⅱ,
ロシア語 初 級 Ⅰ,ロシア語 初 級 Ⅱ,
中 国 語 初 級 Ⅰ,中 国 語 初 級 Ⅱ
(以 上 すべて1単 位 )
上 記 の科 目 のうち、いずれか2 単 位 を選 択 して修 得
「情 報 活 用 基 礎 」 (2単 位 )
※「情 報 活 用 基 礎 」が配 当 されていない学 部 ・学 科 には読 み替 え可 能 な科 目
があります。各 学 部 の教 務 担 当 係 で確 認 してください。
情 報 機 器 の操 作
合計
2
8
② 教 職 に 関 す る 科 目 教 師 と い う 職 業 に 必 要 な 、 基 本 的 な 資 質 の 習 得 を 目 的 と す る 科 目 。 法 に定 められた
大 阪 大 学 での
教 職 に関 する科 目
授業科目名
教 職 の意 義 等 に関 する科
教職論
2
2
2
目
高等学校教諭
外 以 外
外国語学部
教育原理
2
2
2
2
2
2
教 育 社 会 ・制 度 学
2
2
2
科目
教育課程論
2
各教科教育法
4
道徳教育論
2
―
2
特別活動論
2
2
2
教育方法学
2
2
2
生 徒 指 導 ・進 路 指 導 論
2
2
2
2
5
教 育 課 程 及 び指 導 法 に
関 する科 目
2
2
教育相談
2
2
教 育 (養 護 )実 習
教 育 (養 護 )実 習
5
2
3
教職実践演習
教職実践演習
2
合 計 (単 位 数 )
31
2
4
進 路 指 導 等 に関 する科 目
※ 大 阪 大 学 で の 必 修 単 位 数 養護教諭
学 習 ・発 達 論
教 育 の基 礎 理 論 に関 する
生 徒 指 導 、教 育 相 談 及 び
中学校教諭
2
25
※
2
27
※
27※
③ 教 科 に 関 す る 科 目 ( 養 護 教 諭 は 「 養 護 に 関 す る 科 目 」) 教 師 に な っ て 担 当 す る 教 科 に 関 す る 専 門 的 な 知 識 や 技 能 の 習 得 を 目 的 と す る 科 目 。「 教 科 ( 養 護 )
に関する科目」を知るためには、各学部の教務担当係で「教科(養護)に関する科目一覧表」を手
に 入 れ 、 一 覧 表 の 指 示 に 従 い 科 目 を 修 得 し ま す 。 中 学 校 教 諭 免許教科
国語
社会
数学
理科
英語
高 等 学 校 教 諭 法 に 定 め られ た 教 科 に 関 す る 科 目 区 分
・国 語 学 (音 声 言 語 及 び文 章 表 現 に
関 するものを含 む。)
・国 文 学 (国 文 学 史 を含 む。)
・漢 文 学
・書 道 (書 写 を中 心 とする。)
・日 本 史 及 び外 国 史
・地 理 学 (地 誌 を含 む。)
・「法 律 学 ,政 治 学 」
・「社 会 学 ,経 済 学 」
・「哲 学 ,倫 理 学 ,宗 教 学 」
・代 数 学
・幾 何 学
・解 析 学
・「確 率 論 ,統 計 学 」
・コンピュータ
・物 理 学
・物 理 学 実 験 (コンピュータ活 用 を含 む。)
・化 学
・化 学 実 験 (コンピュータ活 用 を含 む。)
・生 物 学
・生 物 学 実 験 (コンピュータ活 用 を含 む。)
・地 学
・地 学 実 験 (コンピュータ活 用 を含 む。)
・英 語 学
・英 米 文 学
・英 語 コミュニケーション
・異 文 化 理 解
その他 の
外国語
合計
(英 語 の場 合 に準 ずる)
免許教科
国語
地理歴史
公民
法 に 定 め られ た 教 科 に 関 す る 科 目 区 分
・国 語 学 (音 声 言 語 及 び文 章 表 現 に
関 するものを含 む。)
・国 文 学 (国 文 学 史 を含 む。)
・漢 文 学
・日 本 史
・外 国 史
・人 文 地 理 学 及 び自 然 地 理 学
・地 誌
・「法 律 学 (国 際 法 を含 む。),
政 治 学 (国 際 政 治 を含 む。)」
・「社 会 学 ,経 済 学 (国 際 経 済 を含 む。)」
・「哲 学 ,倫 理 学 ,宗 教 学 ,心 理 学 」
数学
理科
(中 学 校 教 諭 の場 合 と同 じ)
・物 理 学
・化 学
・生 物 学
・地 学
・「物 理 学 実 験 (コンピュータ活 用 を含 む。),
化 学 実 験 (コンピュータ活 用 を含 む。),
生 物 学 実 験 (コンピュータ活 用 を含 む。),
地 学 実 験 (コンピュータ活 用 を含 む。)」
英語
(中 学 校 教 諭 の場 合 と同 じ)
その他 の
外国語
(中 学 校 教 諭 の場 合 と同 じ)
20単 位 以 上
情報
工業
商業
・情 報 社 会 及 び情 報 倫 理
・コンピュータ及 び情 報 処 理 (実 習 を含 む。)
・情 報 システム(実 習 を含 む。)
・情 報 通 信 ネットワーク(実 習 を含 む。)
・マルチメディア表 現 及 び技 術 (実 習 を含 む。)
・情 報 と職 業
・工 業 の関 係 科 目
・職 業 指 導
・商 業 の関 係 科 目
・職 業 指 導
合計
20単 位 以 上
養 護 教 諭 養 護 に関 する科 目
衛 生 学 及 び公 衆 衛 生 学 (予 防 医 学 を含 む)/学 校 保 健 /養 護 概 説 /健 康 相 談 活 動 の理 論
及 び方 法 /栄 養 学 (食 品 学 を含 む。)/解 剖 学 及 び生 理 学 /「微 生 物 学 、免 疫 学 、薬 理 概
論 」/精 神 保 健 /看 護 学 (臨 床 実 習 及 び救 急 措 置 を含 む。)
合計
28単 位 以 上
④ 教 科 ( 養 護 教 諭 は 「 養 護 」) ま た は 教 職 に 関 す る 科 目 以 下 に よ り、必 要 単 位 数 を 取 得 し ま す 。
* 「教 科 (養 護 )ま た は 教 職 に 関 す る 科 目 」とし て 指 定 され た 科 目 (「教 科 (養 護 )に 関 す る 科 目 」や 「教 職 に 関 す る
科 目 」とは な らな い が 、同 科 目 群 で 学 ぶ べ き 事 項 に 準 ず る 内 容 を 扱 う科 目 とし て 認 め られ た 科 目 。)
* 「教 科 (養 護 )に 関 す る 科 目 」と「教 職 に 関 す る 科 目 」の 余 剰 科 目 (「教 科 (養 護 )に 関 す る 科 目 」と「教 職 に 関 す
る 科 目 」の 規 定 単 位 数 以 上 に 修 得 し た 余 剰 分 の 科 目 。)
■ 授 業 の 方 法 ・ 内 容 「 教 職 に 関 す る 科 目 」、「 教 科 又 は 教 職 に 関 す る 科 目 」 の 授 業 内 容 ( 概 要 ) 科 目 名 授 業 内 容 教 職 論 自 ら の 適 性 や 能 力 を 知 り 、子 ど も の 能 力 を 伸 ば す と い う 目 的 を も っ た 教 職 へ の
進路を切り開くために、教職の意義及び教員の役割とは何か、および教員の職
務内容のあり方について学ぶ科目です。これまで生徒という立場で多くの「先
生」と接してきたはずですが、教員という仕事の実際は見えにくいものです。
教職という仕事の実情を通して、教職に必要な資質や能力について考えていき
ま す 。 教 育 原 理 教 育 の 理 念 並 び に 教 育 に 関 す る 歴 史 及 び 思 想 に つ い て 学 ぶ 科 目 で す 。人 間 に と
っ て 「 教 え る 」「 学 ぶ 」 と は 、 ど の よ う な 意 味 を 持 つ の か 。 こ の よ う な 本 質 的 か
つ 根 元 的 な 問 題 に つ い て 、 哲 学 、 歴 史 、 思 想 の 側 面 か ら 探 究 し て い き ま す 。 学 習 ・ 発 達 論 人 間 の 成 長 と 発 達 を 十 全 な も の と す る た め に 、教 育 と い う 営 み は 極 め て 重 要 な
役割を果たしています。発達に関する諸理論について、主として心理学の側面
からアプローチしていくことが、この講義の目的です。発達段階としてそれぞ
れ、幼児期・児童期・青年期・成人期の人間の心理的な特徴をおさえ、発達の
諸形態、機能の変化過程、発達を規定するメカニズムや法則を明らかにしつつ、
主として学校という場において、人はいかなる学習の過程をたどるのかを明ら
かにします。また昨今の統合教育や特別支援教育の動向を踏まえて、さまざま
な障害をもつ子どもの認知・発達と学習の過程を考察します。この講義では、
理論的な側面をおさえた上で、いくつかの具体的なケースをもとにして授業を
す す め ま す 。 教 育 社 会 ・ 制 度 学 教 育 に 関 す る 社 会 的 、制 度 的 又 は 経 営 的 事 項 に つ い て 学 ぶ 科 目 で す 。教 育 の 営
みは、社会における一つのシステムとして位置づけられます。激動する社会の
中での教育あるいは学校の機能について、教育課程のあり方を含めて、教育制
度、教育政策および教育社会学の側面から探究していきます。また、本講義で
は 、「 実 践 力 」 の 育 成 を 重 視 す る た め 、 講 義 形 式 の み な ら ず 、 基 礎 的 な 知 識 を 習
得した上で、実習・発表形式を重視します。特に後半は、担当やグループを決
め 、 発 表 形 式 で 行 っ て い き ま す 。 教 育 課 程 論 教 育 課 程 の 意 義 及 び 編 成 の 方 法 に つ い て 学 ぶ 科 目 で す 。効 果 的 な 教 育 の た め に
は、適切に順序立てた教授・学習計画が必要です。そこで教育課程論では、カ
リキュラムの意義を述べ、幼児、児童及び生徒の心身の発達や学習レディネス
について学ぶとともに、指導や相談のあり方及びカリキュラム編成の方法につ
い て 論 述 し ま す 。 各 教 科 教 育 法 各 教 科 教 育 法 は 、中 学 校 お よ び 高 等 学 校 の 教 員 免 許 状 に 対 応 す る そ れ ぞ れ の 免
許教科について、その教科のなりたち、構成要素をはじめとして、指導をする
にあたっての基礎的な知識、教材選定と研究、および具体的な学校教育の実際
場面で必要とされる技術や視点・心構えを学ぶものです。中学校および高等学
校の学習指導要領に掲げられた事項に即して、指導案の作成の仕方、板書計画、
生徒への対応の仕方など、包括的で実践的な内容を含むものです。各教科によ
って講義内容や進め方については若干の幅がありますので、詳しくはそれぞれ
の 教 科 教 育 法 が 開 講 さ れ る 学 部 の シ ラ バ ス も 参 照 し て く だ さ い 。 道 徳 教 育 論 中 学 校 学 習 指 導 要 領 に お い て 、道 徳 教 育 の 目 標 は「 学 校 の 教 育 活 動 全 体 を 通 じ
て、道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度などの道徳性を養うこととする」
とされています。本講義では、学校の教育活動全体における道徳教育のあり方
について理論、実践の両側面からアプローチし、単に道徳教育の本質に関する
知識の獲得のみならず、道徳的実践力を高めるカリキュラムづくりをめざしま
す 。 本 講 義 で は 、「 実 践 力 」 の 育 成 を 重 視 す る た め 、 講 義 形 式 の み な ら ず 、 基 礎
的な知識を習得した上で、実習・発表形式を重視します。特に後半は、担当や
グ ル ー プ を 決 め 、 発 表 形 式 で 行 っ て い き ま す 。 特 別 活 動 論 「 特 別 活 動 」の 指 導 法 に つ い て 学 ぶ 科 目 で す 。特 別 活 動 は 、教 育 課 程 の 中 で 一
領域として取り上げられているもので、学級活動、生徒会活動、学校行事など
が含まれます。これらの活動を、生徒の心身の成長を促すものとするような理
論・実践について学習します。実際に班単位で模擬授業を行う関係上、受講制
限 を 行 い ま す 。 科 目 名 授 業 内 容 教 育 方 法 学 教育の方法及び技術について学ぶ科目です。教室で「教える」ためには、特
有の方法・技術が求められます。その方法を支える背景知識として教育内容の
構造や子どもの学びへの理解も必要です。また、授業での情報機器及び教材の
活 用 方 法 に つ い て も 学 習 し ま す 。 生 徒 指 導 ・ 進 路 指 導 論 昨今、不登校・いじめ・暴力などの教育病理現象が深刻化してきている中で、
教師の「カウンセリング・マインド」や「心の教育」の重要性が指摘されると
ともに、教師が教科指導だけでなく生徒指導の分野においても、これまで以上
により実践的な力量を培うことが求められています。同時に、中学校や高校の
場合には、個々の生徒の発達段階に応じて将来の生き方を考えさせ、進路を自
分の意思で決定できるように導くことが必要となっています。この講義では、
生徒の発達段階とその心理的側面をおさえた上で、生徒指導の理論と方法、お
よび進路指導の理論と方法について、一般的な解説を加えた上で、いくつかの
具体的な事例をもとにしながら、さまざまな指導の場面と方法、臨機応変な対
応 の あ り 方 に つ い て 検 討 し ま す 。 教 育 相 談 不 登 校 、い じ め 、校 内 暴 力 な ど 学 校 教 育 に お け る 諸 問 題 に 対 し 、臨 床 心 理 学 的
な立場から、様々な援助理念、援助方法、援助システムなどに関し概説を行い
ます。特に事例を紹介することにより、知識の修得だけでなく、被援助者に対
す る よ り 深 い 共 感 的 理 解 を 促 し ま す 。ま た 自 閉 症 ス ペ ク ト ラ ム 、ADHD や LD な ど
の発達障害を呈する児童・生徒への理解を深め、将来教員として適切な対応が
できる一助となるようにします。児童期や思春期の子どもたちの心理について
理解を深めるとともに、イメージ表現を用いた非言語的なアプローチやグルー
プワークなど、アクティブラーニングの考え方を取り入れた体験型ワークショ
ップを通して、学生自身のリアルな感覚、感情、体験から知識を身につけるこ
と が で き る よ う な 講 義 を 目 標 と し て い ま す 。 教 職 実 践 演 習 教 職 実 践 演 習 A ( 22 時 間 ):「 教 育 ( 養 護 ) 実 習 」 終 了 後 、 夏 季 休 暇 及 び 第 2 学
期 の 期 間 ( 8 月 ∼ 12 月 ) に 、 大 学 近 隣 の 学 校 や 施 設 ( 幼 稚 園 、 小 学 校 、 中 学 校 、 高
等 学 校 、 教 育 セ ン タ ー 等 ) に お い て 支 援 活 動 お よ び 教 育 活 動 に 従 事 す る 。 教 職 実 践 演 習 B ( 8 時 間 ): 第 2 学 期 中 に 、 大 学 で の グ ル ー プ ワ ー ク や 熟 議 等 を
通 じ て 教 職 及 び 教 科 に 関 す る 知 識 と 技 能 の 総 点 検 と 補 完 を 行 う 。 詳 細 は 、 ガ イ ダ ン ス に お い て 配 付 す る 資 料 を 参 照 の こ と 。 「 教 科 ま た は 教 職 に 関 す る 科 目 」 の 授 業 内 容 科 目 名 授 業 内 容 実 践 教 育 論 A 学 校 現 場 の 現 状 に つ い て よ り 具 体 的 な 事 例 に 基 づ い て 講 義 す る と と も に 、学 校
現 場 で の 教 師 の 実 務 や 学 校 現 場 が 抱 え る 諸 問 題 に つ い て 理 解 を 深 め ま す 。 実 践 教 育 論 C 教 え る こ と ・ 学 ぶ こ と に 関 わ る 教 師 は 、教 材 編 成 能 力 と と も に 、そ れ を 効 果 的
に 伝 え る た め に は 、役 者 で あ る と 同 時 に 演 出 家 と し て の 力 量 を 豊 か に 持 つ こ と が
必 要 で す 。こ の 講 義 で は 演 習 方 式 を ふ ん だ ん に 取 り 入 れ つ つ 、パ フ ォ ー マ ン ス な
ど の 表 現 方 法 ・ 発 声 法 ・ 動 作 を は じ め と し て 、多 様 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 能 力
を 培 う こ と を 目 的 と し て い ま す 。 な お 、 受 講 者 数 は 40 名 を 上 限 と し て お り ま す の で 、 受 講 希 望 者 多 数 の 場 合 に
は 、科 目 等 履 修 生 、優 先 券 を 持 参 し た 学 生 、及 び 、次 の 年 度 に 教 育 実 習 を 控 え て
い る 学 生( 通 常 学 部 3 年 生 及 び 大 学 院 博 士 前 期 課 程 1 年 生 )を 優 先 す る 形 で 受 講
者 制 限 を 行 い ま す 。抽 選 に 漏 れ た 場 合 、希 望 者 に は 、次 の 年 度 に 優 先 的 に 受 講 で
き る た め の 優 先 券 を お 渡 し し ま す 。 総 合 演 習 社 会 全 体 に 関 わ る 課 題 に つ い て 分 析 ・ 検 討 し 、生 徒 を 指 導 す る た め の 方 法 及 び
技 術 に つ い て 学 ぶ 科 目 で す 。学 校 等 の 教 育 現 場 で 、教 職 員 の 仕 事 を 観 察 し な が ら 、
そ の 仕 事 の 一 端 を 支 援 す る こ と で 、教 職 と は 何 か に つ い て の 理 解 を 深 め る 実 習 形
式 の 授 業 で す 。 ※ 「 教 科 ま た は 教 職 に 関 す る 科 目 」 に つ い て は 、 上 記 の 科 目 の ほ か 、 各 学 部 に お い て 開 講 さ れ る 科
目 も あ り ま す 。 詳 し く は 所 属 学 部 の 教 務 担 当 係 に て 確 認 し て く だ さ い 。 その他、詳細については大阪大学シラバスに掲載しています。
https://koan.osaka-u.ac.jp/syllabus_ex/campus 
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