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GIS(地理情報システム)を基盤とした 農業情報管理システムの活用

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GIS(地理情報システム)を基盤とした 農業情報管理システムの活用
『農業にIT技術を利用する』
GIS(地理情報システム)を基盤とした
農業情報管理システムの活用
2012年12月3日
株式会社 日立ソリューションズ
© Hitachi Solutions, Ltd. 2012. All rights reserved.
1. 統合型農業GIS
農業情報管理システムGeoMation Farmは、圃場情報管理を中心に、
様々な営農情報を統合的に管理して農業を支援するシステムです
充実した農業アプリケーションで細やかに営農業務を支援
∼C/S/Web/モバイルなど様々な利用形態に対応
圃場・土壌情報の管理
畑地、水田、園地、牧草地を管理
対面型施肥設計システム
適正施肥で肥料コストの削減が可能に
生産履歴管理システム
農薬使用管理をより簡単に効果的に
衛星画像を利用した解析システム
衛星画像で生育状況などを正確に把握
3次元圃場管理システム
中山間の農地の把握に便利
モバイル圃場管理システム
タブレットPCを利用して現地作業を支援
農作業管理システム
農作業機械の位置情報管理/収穫状況管理
営農支援システム
土壌分析受付/圃場情報や生産履歴の参照など
© Hitachi Solutions, Ltd. 2012. All rights reserved.
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統合型農業情報管理システム
GeoMation Farm 全体イメージ図
様々な農業情報の蓄積と
活用により営農を支援
対面型施肥設計システム 基本システム
圃場管理
土壌情報管理
生産履歴管理
生育マップ印刷
NDVI値印刷
衛星画像を解析して小麦の
生育状況を把握⇒収穫計
画に利用
Internet
公衆回線
ホワイトボード型電子ボード
StarBoard
モバイル機器を利用して作業中に情報
を参照 (農薬、肥料、栽培履歴)
⇒ 現地作業を強力に支援
モバイル圃場管理システム
農作業管理システム
衛星画像利用解析システム
ロボット作業管理
システム
携帯電話を利用して農業機械の位置を管理
収穫などの作業状況をビジュアルに表示
コントラ業務を支援
Webによる生産者への情報提供
Web圃場管理システム
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2. 使い易い圃場情報管理
圃場情報の管理機能
▼圃場図&航空写真の表示
圃場に関連したさまざまな情報を地
図と関連付けてきめ細かく管理するこ
とで、台帳だけでは見えなかった個々
の圃場情報の関連性が視覚的に表現
され、統合的な情報利用を実現
•作付情報の管理
•耕作地の面積
•転作状況の管理
•環境保全の状況
•耕作者の情報
•病害虫の発生状
況
•収量、品質の情報
•栽培履歴
圃場図 (作付図)
分析表示と印刷機能
圃場の情報による容易な分析表示
・土壌分析データの管理
・作付の経年表示
豊富な印刷機能
•個人別圃場図(飛び地の自動レイアウト)
•作付計画書、作付実績書
•メッシュ印刷
•広域印刷、任意領域の印刷
経営規模拡大意向による圃場色分け
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画面例
耕作者による圃場の色分け表示
土壌分析データの表示
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3. 対面型施肥設計システム
土壌、作物、肥料などの情報を統合的に分析し、最適な施肥設計を支援します。
指定した圃場の土壌分析データや過去の作付作物、明年作付希望作物、土性などの
情報から施肥基準に従って、使用する肥料と量、コストを自動計算し表示します。
生産者と営農指導員が施肥設計画面を見ながら、過去の生産履歴データを参照したり、
農薬費、肥料費を参考にしながら、使用したい肥料を選択することもでき、より実態に
即した施肥設計を行うことができます。
土壌診断票、生産履歴データも見やすい画面で参照できます。
施肥設計データはデータベースに保存され、圃場とリンクして参照することができ、営農
情報として活用することができます。
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4. 生産履歴管理システム
農薬の適正基準判定
 農薬データベースを利用して、農薬の使
用量、使用時期、使用回数をチェックし、
成分比較による適正基準判定
 基準を超えた場合には、生産履歴の登録
時に「基準外」のメッセージを表示
 農薬データベースはお客様毎に変更でき
るので、独自の生産基準を反映した
チェックが可能
手書きシート
Web
登録
FAX
Excel
GeoMation Farm
生産履歴管理システム
多様な入力方法をサポート
 インターネットでの登録
→ 農薬の事前確認が可能
 OCRシートでの登録 → 誰でも記帳しやすい形式
 FAX-OCRの利用 → FAX送信で手間を削減
 Excelシートでの登録
→ データの自動チェック
クラウドサービスの
開始(2013年)
生産履歴の確認画面
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5. 衛星画像を利用した解析システム
小麦の生育状況の解析
適時刈取りによる小麦品質の確保による収益向上
効率の良い刈取り順序の設定により収穫効率の改善
生産性・品質向上のための分析データとして利用が可能
作付分類や水稲の品質評価にも利用が可能
小麦圃場内の生育度を表示
圃場平均での生育度を表示
QuickBirdでの解析表示例
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6. 3次元圃場管理システム
圃場図の3次元表示を災害状況の管理に利用
面積の正確な把握、傾斜度の計算が可能
断面図表示により圃場の地形、地理条件の把握が可能
3次元表示の例
断面図表示の例
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7. モバイル圃場管理システム
タブレットPCを使用して現地で圃場情報の登録、参照、検索
オフラインで圃場データを利用できます。
無線機能、通信機能付きの機器の場合はインターネットへのアクセスも可能です。
モバイル向けの圃場管理システム、GPSとタブレットPCにより現地作業を支援
 GPSにより圃場の座標を自動取得して圃場調査業務を支援
 現地で圃場情報の参照や検索機能を利用して圃場の情報を把握
 GPSにより現在位置の地図を自動表示
現地業務の例
 防除管理
 災害状況調査
 現地での営農指導
 農薬や肥料の情報を現地で確認
 農薬・作業内容など生産履歴を登録
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8. 農作業管理システム
農作業情報管理システムは、圃場管理システム(GIS)とGPSを
利用して農業機械の位置を地図上に表示し、農作業の状況をリ
アルタイムに管理することができるシステムです
◆ 小麦の収穫状況の管理
コンバインの位置を圃場地図上にリアルタイムに表示
収穫前、収穫後、収穫中の圃場を地図上で色分け表示
GPSにより現在の機械の位置をリアルタイムに把握
作業状況を地図上で確認できるので、コンバインの運行計画の効率が向上
大型ディスプレィの利用により、見やすさ・使いやすさを実現
◆ トラクタや輸送トラックの位置の表示
それぞれの機械の位置や運行状況を確認でき、作業指示、安全運行管理など
様々な目的で利用できます。
◆ 防除ヘリの作業状況の表示
地図上に防除ヘリの運行軌跡をリアルタイムに表示
・・・防除したエリアを地図上で確認することができます。
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8. 農作業管理システム
地図上で機械の作業状況をモニタリング表示し、作業状況の管理を行います。
作業計画に従い進捗状況を表示します。
分割表示の例:複数の機械の作業状況
を同時表示
マークと番号を表示
マークをクリック
して参照
リアルタイムに現在位置を表示
コンバインの情報の
表示例
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9. 営農支援システム
生産者の方が簡単な操作で、圃場の情報や土壌分析のデータ、施肥
設計シート、生産履歴データなどを参照可能な窓口システムです。
土壌分析の受付も可能です。
<ログイン操作には 静紋 を利用>
指静脈認証により生産者を認識しログインします。
操作性はもちろん、個人情報(セキュリティ)にも十分配慮
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●製品仕様は、改良のため、予告なく変更することがあります。●記載している画面画像の一部は、はめ込み合成です。●GeoMation Farm、静紋は、
株式会社日立ソリューションズの登録商標です。●その他、記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商号、登録商標または商品名称です。
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