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伊藤忠・日立連合がKJT社からガスタービン発電設備を受注
2002 年 7 月 22 日 伊藤忠商事株式会社 株式会社日立製作所 伊藤忠・日立連合がKJT社からガスタービン発電設備を受注 伊藤忠商事株式会社(取締役社長:丹羽 宇一郎/以下、伊藤忠)と株式会社日立製作所(取 締役社長:庄山 悦彦/以下、日立)は、このたび、米国のケロッグ社(Kellogg)、日揮株式会社、 スペインのテクニカスレオニーダス社(Tecnicas Reunidas)によるジョイントベンチャーであるKJT社 から、エジプト・アラブ共和国(以下、エジプト)に建設するダミエッタ(Damietta)LNG 基地内のガス タービン発電設備(5基)を受注しました。本 LNG 基地は、エジプト最初の LNG 基地です。 なお、今回受注した「H-25 型」ガスタービン発電機は、現在、国内外で約40台の実績がありま すが、今回の受注は、石油・ガスプラントにおける初の納入事例になります。 今回納入する日立製「H-25 型」ガスタービン発電機(*)(定格出力26.9MW)は、ダミエッタ LNG 基地内に電力を供給するために設置するもので、納入時期は 2003 年 4 月から 6 月を予定してい ます。 ダミエッタ LNG 基地は、スペインの大手総合エネルギー会社ユニオンフェノサ社が地中海対岸の エジプトナイル川河口に、地元企業 EGPC 社とともに建設を進めているプロジェクトで、生産される 液化天然ガスはスペインに供給されます。 LNG 基地向けのガスタービン発電設備は、実績面で優位性を持つ欧米系企業が受注するケー スが圧倒的に多く、これまで日本メーカーの実績はありませんでした。今回の受注は、伊藤忠・日 立の提案した「H-25 型」ガスタービンの技術的信頼性、技術仕様、経済性並びに保守体制が KJT 社に評価され、契約に至ったものです。 *H-25 型ガスタービン発電機:日立が独自開発した H-25 型ガスタービン発電機(26.9MW)で、同クラス最高水準の性能を誇りま す。特に、排熱回収ボイラとの組み合わせによる複合サイクル発電プラントとして最高の熱効率が可能となるように設計されており、 高効率の熱併給発電設備とすることも可能です。ガスタービンを構成する空気圧縮機、燃焼器及びタービンの各要素についても、 これまで日立が蓄積してきたノウハウと研究開発の成果が反映されており、高い信頼性と性能を実現しています。 1 ■添付 1. 取引チャート 2. 地図 ■照会先 伊藤忠商事株式会社 環境・電力・インフラ部 電力プロジェクト室 [担当:吉野] 〒107-8077 東京都港区北青山2-5-1 TEL 03-3497-3020(ダイヤルイン) 株式会社日立製作所 電力・電機グループ 国際電力営業本部 [担当:神野、渡辺] 〒101-8010 東京都千代田区神田駿河台四町目6番地 TEL 03-5295-5179(ダイヤルイン) 以上 2 添付 1 取引チャート SEGAS 社 ユニオン・フェノサ社(スペイン)とEGP社(エジプト)との合弁 (LNG 基地のオーナー) KJT 社 Kellogg, 日揮、Technical Reunidas の合弁 (LNG 基地のターン・キー請負建設者) 伊藤忠商事・日立 (注) ガスタービン発電設備納入 発注の流れ SEGAS:Spanish Egyptian Gas Co. EGPC:Egyptian General Petroleum Co. KBR :Kellogg Brown & Root(U.S.A.) JGC :Japan Gasoline Corporation(Japan) TR : Tecnicas Reunidas(Spain) 3 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------このニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。 発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。 -----------------------------------------------------------------------------------------------------------------