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【授業の目標】 スポーツ指導者に求められる医学知識の整理を目標として
授業科目名 スポーツ医学 科目コード S754503 科目区分 専門教育科目 開講時期 前期 学部・学科等 教育学部 生涯教育・スポーツ健康コー 曜日 木曜日 必修・選択区分 選択 時限 3~4 標準対象年次 3,4 授業形態 講義 単位数 2 教室名 2201(峰) 電話番号 (代表者名) 028-649-5376 e-mailアドレス (代表者) 石崎,小宮 担当教員名 オフィスアワー 石﨑 忠利 小宮 秀明 金曜日15.00~16.00、石﨑研究室 【授業の目標】 スポーツ指導者に求められる医学知識の整理を目標としています。 スポーツ医学は医学界において一つの専門分野として認識されつつあります。一般市 民を対象とした健康の維持・増進に対する考察にはじまり、青少年や競技選手に見られ るスポーツ傷害の診断・治療に関する問題、他方では高血圧症や高脂血症・糖尿病など 現代人の持つ生活習慣に起因する種々の病態の予防と治療、さらには心筋梗塞罹患後の 社会復帰を図ること等きわめて範囲は広い。スポーツ指導者や健康教育に携わる人達に この領域の重要性を理解してもらい、この分野への入門としたい。 【前提とする知識・経験】 解剖学・運動生理学など前もって履修しておくと理解は深まるものと考えます。 【授業の具体的な進め方】 【授業計画】 1.スポーツと医学 :スポーツ指導者とスポーツ医学、健康と体力 2.スポーツと年齢 :発育期の特徴とスポーツとのかかわり 3.女性のスポーツ :女性の体力、女性にみられるスポーツ障害 4.スポーツと健康管理 :内科的及び整形外科的メディカルチェック 5.救急処置1 :心肺蘇生法(CPR) 6.救急処置2 :スポーツ現場での外傷と救急処置、止血法、外傷 7.各種疾患と運動療法1 :虚血性心疾患・高血圧症の概念と運動療法の意義 8.各種疾患と運動療法2 :糖尿病の概念・高脂血症と運動療法の意義 9.内科的スポーツ障害 :スポーツと貧血、熱中症、過換気症候群他 10.スポーツ外傷・障害1 :頭部、顔面、頚部の傷害 11.スポーツ外傷・障害2 :上肢に見られる傷害 12.スポーツ外傷・障害3 :下肢に見られる傷害(1) 13.スポーツ外傷・障害4 :下肢に見られる傷害(2) 14.スポーツ外傷・障害5 :腰部・骨盤に見られる傷害 15.試験 【教科書・参考書・教材】 講義毎にポイントを記した資料を用意するので、講義中に必要事項を整理すること。 【成績評価法】 与えられた課題の中からテーマを選択し、講義で得られた知識に文献検索を加えテス ト、レポートを考えている。 【教員からのメッセージ】 医学用語には解剖用語を始めとして普段耳慣れない言葉や、難解のものが多い。時間 の都合で一つ一つの言葉を説明することなく講義を進めざるを得ないことがあるので、 講義の後でよく調べ理解しておくこと。なお、事前に連絡をするが、担当教員が2名で あるため授業計画の順番がかわる可能性があることを承知しておくこと。