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JPEG画像を フォトショップエレメント 10 で RAW現像

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JPEG画像を フォトショップエレメント 10 で RAW現像
JPEG画像を
フォトショップエレメント 10 で
RAW現像
引用文献
「Photoshop
Elements
プロ顔負けのレタッチ技100」
フォトショップエレメント 10 でRAW現像することができます。「JPEG」画像を、
エレメンツの「Camera Raw」で RAW 現象ができます。Camera Raw で開くと 16
ビットでの処理となるためより高品質な補正ができ、全体的に自然な色補正ができます。
写真の基本の補正、色温度、トーン、コントラスト、彩度ができる。
内
容
1、サンプル画像
2、カラースペースの設定
3、エレメントで Camera
4、Camera
Raw を使うには
Raw 画面
5、現像した画像の扱い
6、現像ツール
7、ホワイトバランスを自動調整する
8、ホワイトバランスをイメージに合わせて調整する
9、画像の明るさを調整する
10、コントラストを調整して写真に強さを出す
11、シャドウを明るくする
12、デイティール(細部)の精細感を強調する
13、シャドウとハイライトを使って諧調を豊かにする
14、青空の青色を濃くする
15、人物の肌に影響を与えずに彩度を上げる
16、画像をシャープにする
17、高感度ノイズを目立たなくする
18、濁った夜景写真をクリアにする
19、一枚の Raw 画像からダイナミックレンジの広い画像作成
20
演習問題
1、演習画像一覧
79
2、カラースペースの設定
「エレメント」のカラースペースを設定する。
/編集/カラー設定/カラ
ー設定ダイアログ/
●「画面表示用に最適化」は、
sRGBのカラースペース
になる。プリント、WEB 用
に適する。
●「プリント用に最適化」は、
AdobeRGBのカラースペ
ースになる。プリント用に適
する。
3、エレメントで「Camera Raw」を使うには
JPEG 画像を「Camera Raw」で開くには、
/ファイル/指定形式で開く/「指定形式で開く:Camera Raw」を選択します。
<JPEG画像の例>
<Raw 画像の例>
カメラメーカー別 RAW ファイルの拡張子
キャノン
「.CR2」「CRW」
ニコン
「NEF」
ソニー
「ARW」
オリンパス
「ORF」
ペンタックス・リコー
「PEF」「DNG」
パナソニック
「RAW」
シグマ
「X3F」
80
4
Camera
Raw 画面
ツール役割
ズームツール
手のひらツール
ホワイトバランスツール
切り抜きツール
角度補正ツール
赤目修正ツール
環境設定ダイアログを開く
左 90°回転
右 90°回転
プレビューの On/Off
フルスクリーンモード切替
ヘルプ
「DNG」形式で保存
現像するビット数
8/16 ビット/16 ビット推奨
RAW 現像を保存する。(JPEG 形式で保存)
現像しないで終了する
現像してエレメントで開く
81
5、現像した画像の扱い
現像した画像を【保存】したり、
【エレメントで開いたり】するために、Camera
ダイアログの最下段に次の 3 つのボタンがある。
Raw
【画像を保存】
○画像をしてDNG(Adobe のRAW形式、Digital
Negative)に変換して保存する。
●「Alt」キーを押しながらクリックすると「保存オプション」ダイアログは表示されず
に、「dng」形式で保存される。
【完了】
○変更を適用し、画像を開かずにダイアログを閉じる。(JPEG 形式)
●再度、画像を開くと前回の現像内容が反映されている。
【画像を開く】
○変更を適用して画像を「エレメント」で開く。
82
6
現像ツール
【ヒストグラム】
○ヒストグラム表示:現像にあわせて変化する。
○左右の△三角形:シャドウクリッピング警告/ハイライトクリッピング警告
○R/G/B:画像にマウスを合わせると、R/G/B を数値で表す。
○撮影情報:F値、シャッタースピード、ISO、レンズ
基本補正:色温度、露光量、コントラスト、色合い等の調整
ディテール:シャープネス、ノイズの低減
カメラキャリブレーション:カメラプロファイル
【基本補正】
・色温度:寒色系のブルーから暖色系のアンバー色
を調整する。Raw 画画像では色温度が表示される
が、JPG 画像の場合は「-、+」表示。
・色かぶり補正:グリーンからマゼンタまで色彩を
調整する。
・露光量:カメラの露出補正と同じ、ハイトか ら
シャドウまで全体の明るさを調整。
・白とび軽減:ハイラトの明るさを下げて、白とび
を軽減する。
・補助光効果:浅めのシャドウ近辺を明るく補正す
る。
・黒レベル:シャドウを締める。
・明るさ:ハイラトとシャドウはそのまで、中間調
のみを調整。
・コントラス:中間調のコントラストを調整し、メ
リハ感の強弱をつける。
・明瞭度:輪郭部分などのコントラスを調整、立体
感や精細感を出したりふんわりとした感じに調整。
・自然な彩度:彩度の低い部分を 中心に鮮やかさを調整。
・彩度:すべての色を調整。
83
【ディテール】
「シャープ」
・適用量:デフォルトの状態でも、適用量は 25
という数値が入っている、ある程度のシャープ
は効かせるというのが前提。「適用量」を上げ
ていくと、シャープが効いてくる。
・半径:例えば解像度が大きいデータは、少し
半径も多めにしたほうがシャープ感が得られ
る。
・ディテール:のスライダーを上げていくと、
細かいテクスチャまで鮮明になってくるものの、行き過ぎるとノイズ成分にもエッジが
ついてしまう。
・マスク:0 の状態ではマスクされないので、画面全体に平均的にシャープを適用する。
数値を上げていくと、自動的にマスクを作り部分的に適用するようになり、はっきりと
したエッジ以外はシャープが適用されないという状態になる。
・Alt キー:実際にどういうマスクが作られているのかを見るには、Alt キーを押しなが
らスライダーを動かしてみると、白黒のマスクが表示される。
マスク 0 だと真白、数値を上げていくと黒い部分が増えてくる。フラットな部分は黒く
マスクされ、はっきりしたエッジを持つ白い部分にだけシャープが適用される。
【ノイズを軽減】
画像のノイズには、画像の粒子を粗く見せる輝度(グレースケール)ノイズと、画像内
にカラーの斑点として表示される彩度(カラー)ノイズがあります。高めの ISO 感度ま
たはあまり精巧ではないデジタルカメラで撮影した写真には、かなりのノイズが入るこ
とがあります。
ノイズを軽減するための調整をするには、最初に 100 %以上の倍率でプレビュー画像
を表示し、プレビューされるノイズ軽減を確認できるようにします。
・輝度:輝度ノイズが軽減されます。
・輝度のディテール:輝度ノイズのしきい値を指
定します。ノイズの多い写真に便利です。値を上
げるとディテールが保持されますが、ノイズが目
立つ結果になることがあります。値を下げるとノ
イズは少なくなりますが、ディテールが失われま
す。
・輝度のコントラスト:輝度のコントラストを指
定します。ノイズの多い写真に便利です。値を上
げるとコントラストが保持されますが、斑点やまだらな模様が目立つ結果になることが
あります。値を下げると結果はスムーズになりますが、コントラストが失われる場合が
あります。
・カラー:カラーノイズが軽減されます。
・カラーのディテール:カラーノイズのしきい値を指定します。値を上げると幅の狭い
詳細なカラーのエッジを保護できますが、カラーが斑点状になることがあります。値を
下げるとカラーの斑点はなくなりますが、カラーがにじむことがあります。
84
7、「ホワイトバランスを自動調整する」
Raw のメリットの一つに、ホワイトバランスを大胆に調整しても、画質の劣化がほとん
どありません。簡単で効果的なホワイトバランスツールを使ってみます。
原画<03 飛行機>は、かなり青かぶりをしています。ホワイトバランスツールで飛行機
の白い部分をクリックすると青かぶりが抑えられ、本来の白い機体となります。
① スポイトの形をした「ホワイトバランスツール」を選びます。
② ホワイトバランスツールで画像の白い部分
やグレーの部分をクリックしホワイトバラ
ンスを調整します。
③ ホワイトバランスを調整すると、明るさやコントラス
トの印象が変わることはあります。そこで「露光量」
:
+0.45 と明るくし、「コントラスト」
:+22 にした。
いろいろと験してみてください。
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8、「ホワイトバランスをイメージに合わせて調整する」
<原画 04 夜明け.jpg>
朝焼けを強調する色合いと明るさにする。
① 赤味を強めるため、ホワイトバランスの「色温度:+48」、「色かぶり:+41」とし
た。
【色温度の調整は、スライダーを右に移動(+側)すると赤味がまし、左に移動(―
側)すると青みが増します。
「JPEG」画像の現像の場合、色温度表示はでなくて、+
-表示です。】
② 色合いを「ホワイトバランス」で変更すると、被写体の印象も変わります。「自然な
彩度:+26」、
「彩度:+17」と色合いを鮮やかにし、
「明るさ:+9」と中間調を明
るく調整した。
86
9、「画像の明るさを調整する」
<画像:05 カタクリ.jpg>
背景が少し暗めに写っている写真を、ハイキー気味に調整し明るく仕上げた。
①「露光量: +0.7」としてハイキー調仕上げてみた。②、ハイライトクリッピング警告
が出たので、「白とび軽減:23」、中間調の「明るさ:-5」
。
③、シャドウ部を明るくするために、「補助光効果:25」。
④、柔らかさを出すため、「明瞭度:-11」。
⑤花の彩度を上げるために「自然な彩度:+41」、「彩度:+15」とした。
【明瞭度は、ピンと合っている部分はボケませんが、その他はきれいなボケ味が出ま
す。】
87
10、「コントラストを調整して写真に強さを出す」
曇り日は、はっきりした光源がないためにコントラストは低くなり、ぼんやりとした印
象の写真になる。コントラストを強めに補正することで画像を全体が締まる。また、細
かなディテールも見えてくる。
①「コントラスト:+50」、「明瞭度:+20」コントラストをあげ、シャープにする。
原画<06 立木.jpg>
さらに、②シャープをかける。「適用量:76」、「半径:0.6」、「ディテール:25」、「マ
スク:16」<P84 頁参照>
88
11、「シャドウを明るくする」
光を自由にコントロールすることは出来ません。思った以上に影の部分が暗く写ること
があります。補助光スライダーで影の部分を明るく補正します。
<07 円覚寺.jpg>
① 影の部分を明るくするために、「補助光効果:+56」、青空の彩度を上げるために
「自然な彩度:+31」とする。上部のヒストグラムをみながら調整する
②眠たい感じになったので、コントラストと中間部の明るさを調整する。
「コントラスト:+5」、「明るさ:+15」とした。
89
12、「デイティール(細部)の精細感を強調する」
背景の色合いにどうかしているモチーフを際立つようにコントラストをあげる。
<08 チューリップ.jpg>
① 「コントラスト:+54」でコントラストをあげ、「明瞭度:+100」でシャープに
する。
<原画の拡大>
②明るさを調整する。「露光量:+0.5」、「白とび軽減:18」、「補助光効果:46」、「明
るさ:+10」、続いて色合いを調整「自然な彩度:+18」、「彩度:+5」とする。
90
13、「シャドウとハイライトを使って諧調を豊かにする」
「白とび軽減」と「補助光効果」の両方を使うことで、白とびや黒つぶれの少ない階調
を豊かな画像を得ることができます。
<09 雲と青空.jpg>
① 「白とび」を抑えるため「白とび軽減:100」、「明るさ:-25」と、ヒストグラム
をみながら調整ます。
② 次に、暗い樹木の緑を明るくするために「補助光効果:+42」と、シャドウ部が明る
くなります。
③ 「自然な彩度:+31」で青空を青く。「彩度:+11」で全体の色合いを鮮やかにす
る。
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14、「青空の青色を濃くする」
晴れた日の風景写真では、青空の青色がはっきりしていると気
持ちがいい。しかし実際には青色が薄く、霞んだ空のように写る
こともしばしば。自然な彩度を使えば青色を優先的に濃くする
ことができる。
<10 青空と柿.jpg>
赤や緑の木々の葉に比べ、空の青の色がうすく感じられます。色
のはっきりした青空を撮っても実際にはこのように写ることが
多い。気になる場合は自然な彩度で青空の色を強調することが
できます。
①「自然な彩度:+50」
「自然な彩度」は、相対的に彩
度の低い色を重点的に調整します。特に寒色系に効果的
です。青空を濃くします。
②「彩度」だけでも空の色を青くすることはできますが。
「彩度」の場合には、すべての色が機械的に調整される
ため、もともとの彩度の高い色は飽和しやすくなりま
す。「彩度:+10」、程度に調整。
③階調を明るめに補正する。「露光量:+0.15」、「補助
光効果:+21」とする。
92
15「人物の肌に影響を与えずに彩度を上げる」
人物が写り込んだ写真で彩度をあげたい場合は、単に「彩度」を調整すると、肌が真っ
赤になってしまいます。このような場合は「自然な彩度」を使うと肌色への影響を少な
くしながら、そのほかの色の彩度を強めてくれます。
<11 モデル.jpg>
曇り空の下での撮影ですが、肌色はきれいな色に出ています。しかし、背景のコンクリ
ート壁のせいで色味が弱く殺風景な印象でした。
「自然な彩度」で特に肌色以外の彩度を
強調することで温かみのある写真になります。
「自然な彩度」は暖色系よりも寒色系に効果がでます。その特性を利用をして肌色の印
象を維持しながら、そのほかの色合いを強調することができます。
「彩度」を使用すると、すべての色
合いの彩度が上がり、ひと肌はかな
り赤が強くなります。
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16、「画像をシャープにする」
シャープ処理する場合に、輪郭のはっきりしている部分とそうでない部分とに分けて シ
ャープ処理が可能です。<12 窓辺.jpg>
強めのシャープ処理を行うと平滑部分がざらつきます。しかしマスクを調整することで
輪郭はシャープになりながら輪郭のはっきりしない平滑部ではシャープ処理がかかりま
せん。
●まず画像の大きさを 200 パーセントにします。
●作例では違いがわかるように「適容量:66」、
「半径:1.0」、
「ディテール:25」、と
した。
「マスク:0」だと輪郭だけでなく平滑部に
もノイズがかかり、ざらついています。
しかし「マスク:20」にすると、輪郭はシャ
ープになりますが平滑部はシャープがかか
らずにざらつきお生じません。
●なお、キーボードの「Alt」キーを押しなが
ら「マスク」スライダーを調整すると画像が
一時的に白黒になります。これはマスクの範
囲を示し、白い部分はシャープ処理がなされ
た範囲、黒い部分は処理がなされない範囲を示しています。
「適用量」を上げていくと、シャープが効いてくる。
「半径」は、例えば解像度が大きいデータは、少し半径も多めにしたほうがシャープ感が得
られるだろう。
「ディテール」のスライダーを上げていくと、細かいテクスチャまで鮮明になってくるもの
の、行き過ぎるとノイズ成分にもエッジがついてしまう。
「マスク」というのは、0 の状態ではマスクされないので、画面全体に平均的にシャープを
適用する。数値を上げていくと、はっきりとしたエッジ以外はシャープが適用されないとい
う状態になる。
実際にどういうマスクが作られているのかを見るには、Alt キーを押しながらスライダーを
動かしてみると、白黒のマスクが表示される。
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17、「高感度ノイズを目立たなくする」
高感度に設定して撮影する
と、RAW をであってもノ
イズが発生します。そのノ
イズには輝度ノイズとカラ
ーはノイズがあります。デ
ジタルカメラの ISO の感度
を 1600 に設定し、夜の
風景を撮りました。特にざ
らざらとした輝度ノイズが
目立っていましたが、ノイ
ズ軽減の処理をすることで
目立たなくなります。
<13 日本丸.jpg>
ノイズは軽減するには「デ
ィテール」タブの「ノイズ軽減」を使います。
画像を拡大しています。300%。
輝度ノイズの「輝度:100」ノイズが軽減されます。
・輝度:輝度ノイズが軽減されます。
・輝度のディテール:輝度ノイズのしきい値を指定します。ノイズの多い写
真に便利です。値を上げるとディテールが保持されますが、ノイズが目立つ
結果になることがあります。値を下げるとノイズは少なくなりますが、ディ
テールが失われます。
・輝度のコントラスト:輝度のコントラストを指定します。ノイズの多い写
真に便利です。値を上げるとコントラストが保持されますが、斑点やまだら
な模様が目立つ結果になることがあります。値を下げると結果はスムーズ
になりますが、コントラストが失われる場合があります。
95
18、「濁った夜景写真をクリアにする」
夜間撮影は、複数の光源があるため色かぶりも複雑で、撮影時のホワイトバランス設定
がとても難しいケースです。夜景撮影こそ、RAW 撮影、RAW 現像に向いています。ク
リアできらびやかな夜景になるよう調整してみました。
<14 夜景.jpg>
カメラのホワイトバランス設定を「晴天」にすると、夜景は黄色や緑が濁りがちです。
作例は特に黄色は濁っています。このような色の濁りを補正したり、コントラストを強
調してクリアな夜景写真になります。
原画
完成
手順
① 位置まずホワイトバランスを設定
「色温度:-44」、
「色かぶり:+4」
に調整します。
② 2 番目に明るさを調整します「露光量:+1.5」とします。カメラ露出設定でいえば
1.5 段分です。
96
③ 画像全体のメリハリ感を強めてクリア感演出するためにコントラスト高めます。シャ
ドウとハイライトとの差が強調されくっきりした印象になります。
「コントラスト:+20」、「黒レベル:5」
④ 画像を全体の色味を強調します。夜間撮影では比較的浅い色に仕上げることも多いの
ですが、華やかな都会の夜景なので、その華やかさを出すために彩度をあげました。
「自然な彩度:+40」
また、建物の輪郭をくっきりさせるために「明瞭度:+20」
97
19、「ダイナミックレンジの広い画像作成」
明暗差の大きな写真を RAW で、明るさの異なる設定で現像し合成します。明るい部分
も暗い部分も十分に階調のあるダイナミックレンジの広い画像が作成できます
<100 練習機.jpg>
原画
完成
画像を複製し、一つの画像は暗
めに現像し、もう一つは明るめ
に現像して、二つの画像を合成
する。
手順は
① 前準備として、画像を複製して保存する。(普通に読み込め、複写する。)
【複製する】/ファイル/複製/<ファイル名「100 練習機コピー.jpg」となる。>
【保存する】/ファイル/保存/
<100 練習機.jpg>は、機体を明るめに現像します。
現像設定は
で行う。
<100 練習機コピー.jpg>は、空を暗めに現像し
ます。
②
まず、<100 練習機.jpg>を明るめに現像
します。
98
練習機の機体の部分を注目し調整します。「露光量:
+0.4」、
「補助光効果:10」
、
「コントラスト:+20」、
「明瞭度:+30」、「彩度:+ 30」
③ 画面右下の「画像を開く」をクリックします。
エレメント本体で画像が開く。レイヤー名を「機
体」に変えておく。
④ 次に<練習機コピー.jpg>を現像します。
空を暗く、青空が青く出るように調整します。
「露光量」:-1.0」、「コントラスト:+50」、「明瞭度:+10」程度にしましたが、好
みにより設定値を変えてください。「自然な彩度」は空を青くするには有効です。
99
⑤ ③と同じように、画面右下の「画像を開く」をクリック。
エレメント本体で画像が開く。レイヤー名を「青空」に変
えておく。
⑥エレメントで二つの画像が読み込まれました。
⑦「100 練習機-コピー」
(青空)を「100 練習機」
(機体)のレイヤーに移動して重ね
ます。
/ウインドウ/アレンジ/並べて表示/で二つの画面を並べます。
●「100 練習機-コピー」を選択し、
「移動ツール:
」をクリックし、
「青空」
レイヤーサムネールを「Shift」キーを押しながら、
「100 練習機」にドラックする。
●【別の方法】
「100 練習機-コピー」を選択し、<「Ctrl」+「A」>で全てを選択
し、<「Ctrl」+「C」>でコピーする。続いて「100 練習機」を選択し、<「Ctrl」
+「V」>で貼り付ける。この場合、レイヤー名が「青空」から「レイヤー1」に変
わる。
100
⑧「青空」レイヤーに、レイヤーマスクを作り、レイヤーマスクをアクティブにして、黒
色のブラシで「青空」レイヤーの画面下の機体部分をドラックして、明るくした機体部
分を表示します。
⑤
最後にレベル補正で階調を整えます。
101
演
演習①
紅葉を鮮やかにする。
習
演習②
シャドウを明るくする。
演習③
青空を青く
演習④
コントラスト
演習⑤
演習⑥
色温度
演習⑧
ソフトに
演習⑦
赤くる
ノイズ
102
103
Fly UP