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地球の自転・公転・星の距離
2012 年
なし
2011 年
答え:2
フーコーの振り子の実験は自転の証拠。振動面は北半球では上から見て時計回り、南半球では反
時計回り。よって、北極点で振り子を見ると地球上に立つ人が上から見て振動面は時計回りに回
転する。 よって2
答え:4
(1)黄道面は赤道面に対して約 23.4°傾いている○
(2)春分点は黄道上の太陽が天の赤道を南から北へ横切る点○
(3)天の北極は地球上の緯度の高さに来る。北緯 35 度で観測する人は地表から 35 度の高さ
に天の北極が来る。ゆえに、天の北極の高度は観測する場所の緯度によって変わる○。
(4)地球の自転周期:23 時間 56 分 4.09 秒、公転周期:365 日 6 時間。太陽の日周運動は1
太陽日(南中してから次に南中するまでの時間)
。これは、恒星の日周周期より 4 分長い。地球
の自転周期ではない。×
答え:3
図より地球と太陽を結ぶラインと地球から銀河が見える方向の角度は 6 度。
解説の図 D を見て、
恒星 C の位置関係に近い。よって年周視差は直線に近いつぶれた形になる。また、問題の図の
中で、年周視差は、半径に相当する。年周視差と恒星までの距離は反比例するので、年周視差が
P(″)であるような恒星までの距離は r(pc)=1/P(″)
銀河までの距離が 8000 パーセクということは、P=1/8000(秒)が正しい。
2010 年
答え:2
惑星が星座の中を、太陽と同様に、西から東に動く時、順行という。逆に惑星が東から西
へ動く時を逆行という。
2009 年
なし
2008 年
なし
2007 年
なし
2006 年
なし
2005 年
なし
2004 年
太陽系は、太陽とそれを取り巻く 9 つの惑星のほか、小惑星・彗星・衛星などから構成さ
れている。惑星は、その特徴を基に、地球型惑星と木星型惑星とに大別される。地球型惑
星は木星型惑星に比べ、その半径は小さく、質量は小さく、平均密度は大きい。太陽の周
りをまわる惑星の軌道は、ほぼ同一平面上にあり、そのため、地球から見るとどの惑星も
黄道近くに見えている。小惑星も同様で、毎年新しい小惑星が発見されるが、その多くは
黄道近くに見えている。その中には、海王星より大きな軌道長半径(惑星と太陽の平均距
離)を持つ小惑星も多数あることがわかってきた。
問2)地球の公転と関係のない現象は次のうちどれか?
年周視差
年周光行差
フーコーの振り子の振動面の回転→自転
火星の逆行運動
2003 年
問 1:地球の自転の証拠をしめすものにフーコーの振り子。緯度が高いほど1日の回転角は
大きく(360°に近く)なり、緯度が低いほど1日の回転角は小さくなる。赤道上ではまっ
たく回転しない。よって6。
問 2:地動説の証拠は年周視差と年周光行差。角度が大きくてわかりやすいのが年周光行差
の方。よって答えは5.
問 3:星までの距離の求め方は、近いもの→年周視差、遠いもの→星の明るさと色の関係か
ら求める。よって1.
2002 年
なし
2001 年
問 1:年周光行差とは何か?教科書(啓林館地学 1)によると、
「地球が公転していれば、
恒星の見える方向は 1 年周期で変化するはずで、この変化の大きさを年周光行差という」
とある。よって2。
問 2:恒星の絶対等級の決め方。まず、絶対等級とは、全ての恒星を 10 パーセクの距離に
置いたと仮定したときに、見えるはずの明るさを言う。だから、必要な情報は見かけの等
級と距離である。4 つの選択肢のうち、距離を決めるものは1の年周視差。
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