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すいせんグループ!生活単元学習 「私のピザを作ろう」!!

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すいせんグループ!生活単元学習 「私のピザを作ろう」!!
平成23年11月30日発行
第8号
すいせんグループ
すいせんグループ!
グループ!生活単元学習
生活単元学習
「私のピザを
ピザを作ろう」
ろう」!!
小麦粉をこねてピザの生地を作りました。シートの上に粉をひいてから、小さく団子にし
た生地をのし棒でのばします。ピザソースを塗ってから具材、チーズをのせて焼きました。
みんな真剣に調理をしていました。もちろん片付けもしっかりと!ピザのお味は…最高!!!
「入学から 8 ヶ月」 小学部1年 SYさん
入学して 8 カ月がすぎました。今年度の目標「お友達と楽しく遊ぶ」を中心に自分の体
をきたえる学習もがんばってきました。手すりを使った歩行や、
階段の手すりを使い 1 階~3 階まで階段を昇り降りする歩行、
バランスを取って何秒くらい立っていられるかなど…、だいぶ
体力もついてきたので、今は PC ウォーカーでの歩行移動を始
めました。
もちろん小学部の友だちとも、楽しく
仲良くあそんでいます。後は点字の学
習をしたり、キーボード、ころころ、
チャラリン、週に一度小学部の音楽があり、学習がおわった後は、
音楽室のピアノを借りて楽しく弾いています。
「さんぽ」
普通科2年
STさん
普通科の朝は読書で始まります。ぼくは、自分で点訳した
本を読んでいます。一番のお気に入りは、島田ゆかさんの「バ
ムとケロシリーズ」ですが、最近は、「ぞうくんのさんぽ」
を読んでいます。この本もシリーズになっていて、「ぞうく
んのさんぽ」のほかに「ぞうくんのあめふりさんぽ」「ぞう
くんのおおかぜさんぽ」があります。かばくんやわにくん、
かめくんも出てきて、みんなで楽しくお散歩をするお話です。
ぼくも、ぞうくんたちに負けずにお散歩をがんばっていま
す。水仙グループで公園に行ったり、自立の時間に学校周辺を歩いたりしています。ぞうく
んの本も、自立の時間に元町の TSUTAYA やカタクラモールまで歩いて買いに行きました。
お店の人に「ぞうくんのさんぽの本はありますか?」と聞いて、置いてある場所を教えても
らいました。
普段は8000歩以上を目標に歩いていますが、そんなふうに遠くまで行ったときには、
10000歩を超えます。今までの最高記録は18000歩です。すごい?
学校だけでなく、寄宿に帰ってからも出掛けることがあります。これからぼくの苦手な寒
い季節がやってきますが、寒風を蹴散らしながら歩きたいと思います。
安曇野の秋を満喫!―普通科 1 年校外学習―
10 月 31 日(月)、普通科 1 年のKKさんとNKさんは、
秋の深まる安曇野へ校外学習に行ってきました。この日の
校外学習に向けて、お散歩学習(外気浴・日光浴)や絵本
学習、ビジョントレーニング等の事前学習に取り組んでき
ました。
校長先生はじめ多くの先生方が見送って下さる中、ジャ
ンボタクシーに乗って出発です。車窓を流れる秋の風景を
見て、笑顔があふれるKKさん、NKさん。楽しい移動時
間となりました。
さて、今回の目的地は安曇野市にある絵本美術館「森の
おうち」です。スタッフのみなさん総出でお迎えして下さ
いました。館長さんはどんな鑑賞プログラムにしようか一
生懸命考えて下さったそうです。ホールに招き入れていた
だくと、まず、館長さん自らマリンバを演奏して下さり、
続いてスタッフの方が秋の歌「里の秋」を独唱して下さい
ました。ホールの音響効果もあり、沁み入る様な調べに瞳
が輝いていた二人でした。そして、ジャンボ絵本「跳べバ
ッタ」の読み聞かせです。アクセントをつけた語りを聞き
ながら、力強い線で描かれた画面をしっかり見つめていま
した。その後は、展示されている絵本の原画を鑑賞したり、
鮮やかな紅葉まっ盛りの美術館のまわりを散策したりとゆ
ったりと流れる美術館の時間を楽しみました。お昼は美術
館内のレストランで、NKさんは「森のきのこごはん」、K
Kさんは「注文の多いカレーライス」を注文して食べまし
た。本当に美味しそう・・・・。お腹も心も大満足の二人
でした。
帰りは穂高駅から JR に乗って松本駅まで帰ります。電車
に乗るのが大好きな 2 人、心地よい揺れもうれしい様子で、
終始笑顔で乗っていました。松本駅交番前で帰りの会をし
て、それぞれ帰途につきました。日頃から学習で取り組ん
でいる「視覚を使って対象を見る力」
「自分の気持ちを表現
して人とコミュニケーションを交わす力」
「味わいを楽しみ
ながらしっかり食べる力」「活き活きと健康に生活する力」
等を存分に発揮して、安曇野の秋を満喫することのできた
校外学習でした。
祝! 卓球大会団体戦初優勝!!
卓球大会団体戦初優勝!!
今月の10日~11日に新潟県で行われた第5回北信越盲学校卓球大会において、松本盲
学校チームが、悲願の初優勝を成し遂げました。普通教育部から大会に参加した4名の生徒
は、個人戦でも優勝や準優勝という好成績を収めました。選手たちに卓球にかける思いと大
会の感想をきいてみました。
選手の
選手の感想
中学部2
中学部2年 YM
私が卓球大会に出たのは、今年で2回目でした。去年は、初出場ということはありました
が、アイマスク有り女子の部で、3人中の3位、0勝2敗という結果で終わってしまいまし
た。なので今年は、
「去年結果を超えること」
「自分が納得できるプレーをすること」を目標
に練習してきました。練習期間はあまりありませんでしたが、いろいろな練習と、たくさん
の人の応援のおかげで、緊張に押しつぶされることなく、大会に臨むことができました。
大会初日は個人戦がありました。私は去年と同じ、アイマスク有りの部に出場しました。
出場選手は6人。私以外の5人は、このリーグ初出場だったので、やりにくかったです。そ
れでも、100%の力を出し、優勝することができました。
次の日は団体戦でした。私は、対新潟・対富山戦ともに3人目として出ました。対新潟戦
のときは、前に2つ勝っていたことと、みんなが明るく送り出してくれたおかげで、余計な
力が入らずプレーすることができました。対富山戦では、直前にプレッシャーでお腹が痛く
なってしまうということもありましたが、しっかりほぐしてもらったので、なんとかなりま
した。それに、試合中も落ち着くことができました。そして、松盲の優勝が決まったときは、
今までの中で一番と言えるくらい嬉しかったです。
今年の大会で、私が勝つことができたのは、たくさんの人の応援があったからだと思いま
す。松盲卓球部の先輩方、先生方、家族のみんな、支えてくださったすべての皆様、ありが
とうございました。
これからは、来年に向けて頑張ります。
中学部3
中学部3年 MH
今年の卓球部員は、昨年の約半分でした。しかし私は、精鋭揃いのメンバーだったように
思います。
「このメンバーなら勝てるかもしれない。いや、きっと勝てる。」そんな気持ちで、
団体優勝を目標に掲げました。
私にとって団体優勝することは、とても大きな意味がありました。私は北信越卓球大会に
第1回から出場していましたが、団体優勝を勝ち取ったことはありませんでした。昨年と一
昨年は松本が主管校でしたが、惜しくも準優勝という結果でした。そして私は、今回の卓球
大会が最後の大会になる予定です。卒業する前に、何とか優勝カップに触れたい。ずっとそ
う思っていました。
壮行会と報告会の際に、監督からお話のあったORさん。彼女は卓球部初代キャプテンで
した。そして、私にとっては、優しいお姉さんであり、頼れる仲間であり、何より大親友で
す。そのRさんのためにも、私はなんとしてでも優勝カップを持ち帰ってきたかったのです。
大会二日目、団体戦の日、松盲チームは、前日の抽選でシードを引いていたので、他のチ
ームより思う存分練習ができたのではないかと思います。メンバーの調子も良く、本当に今
年は勝てる気がしました。
実を言うと、団体戦のことは細かいところまで覚えてはいません。一人ひとりのプレーに
一喜一憂したこと、みんなの緊張した顔、そして、私の最後の公式戦だったこと。決勝戦の
第4ゲームでは、これに勝てば団体戦優勝に手が届くという今まで味わったことのない様な
緊張に体が包まれました。そして、そのあとに訪れた感動。それは、とても言葉には表すこ
とができず、気付けば嬉し涙を流していました。
本当に、感謝感謝の試合でした。卓球部のみなさん、一緒に優勝を目指してくれてありが
とうございました。そして全校のみなさん、応援ありがとうございました。
普通科2
普通科2年 KS
僕は今年で卓球暦5年になります。
1年目は、もうぼろぼろに負けていたのですが、5年目になって、やっとの事で優勝出来
たので、昔の僕はいったい何をやっていたのかと疑うくらいぼろぼろでした。
今年の個人戦は、合計で9人出ていました。僕の出場したリーグは、a-1の①のcでし
た。このcとかかかれていたのは、リーグの当たる人の順番だったと思います。1回戦目の
富山との戦いでは、相手に2勝されて負けてしまいましたが、そのあとからは負けませんで
した。個人戦で優勝出来たのは、自分の心の中でウナギの感じを忘れないように、頭の中で
イメージトレーニングをして、自分の頭と心にいい聞かせた事で、後の3戦はやっとの思い
で勝てました。
僕には今年の目標があったので、この事についても書こうと思います。
今年は、Rちゃんのためにも何が何でも優勝しなくてはいけないと思ったので、自分がも
っている可能性を信じて、あきらめないでいたら勝てたのです。後一つは、正面突破という
気持ちでプレーしました。
最後に団体戦の事について書きたいと思います。交歓会でシードを引いた松盲は、1試合
勝つといきなり決勝戦というすごくいい籤をひいてくれたと思いました。
新潟との試合では、先鋒で出させてもらったのですが、決勝戦の富山戦では大将になって
いたのですが、そのまえにK君・Hさん・Mさんが勝ってくれたので、僕の出番はありませ
んでした。でも、3人が勝ってくれたから優勝出来たので、一番最後にいてよかったと思い
ました。
普通科3
普通科3年 TK
今年の卓球大会は去年とは違った雰囲気を味わいました。個人戦では、アイマスク無し男
子の部にでました。試合が始まる前にとても緊張をしてしまい、思うようにプレーができま
せんでした。しかも最初の相手が今年一番強いと思われる人で、さらに緊張をしてしまいま
した。それがきっかけで、打つのが遅くなり、自分でミスをすることが多かったです。最初
の試合は力を出すこともできずに負けてしまいました。2 試合目では 3 セット目で、デュ
ースになり緊張がぬけませんでした。それでも何回も深呼吸をして、なんとか勝つことがで
きました。こんなに緊張したのは久しぶりです。
団体戦でも、いつになく力を出すことができました。その試合だけは力がだせました。こ
んなに力を出したのは初めてです。僕が勝ったことで松盲が優勝になりました。今年はみな
感動に包まれて、とてもいい大会だったと思います。
保護者の
保護者のコーナー
OMさん
今週末は、娘がずっと行きたがっていたアルプス公園に遊びに行
ってきました。
日頃、つい大人の都合で振りまわす事が多いので、久しぶりにゆ
っくりとした時間を過ごす事が出きて良かったと思います。先日の
幼稚・小学部合同の遠足で行ったアルプス公園だったのですが、私
は参加出来なくて娘に少し寂しい思いをさせたので、お詫びの意味も込めての1日2人きり
です。
前に私と行った時は怖がったり、出きなかったりした遊具も今日はスルスルとやってのけ
て、正直ビックリしました。「この間もやったもん」と自信満々で振り返る顔はちょっとお
姉さん?!
それならと、コースターの運転をお任せしたら「早い早いっ!!怖い!!」と怖気づいてるのは
親。娘の成長を身をもって感じました。来春には何が出きる様になってるのかな!穏やかで
有意義な1日でした。
12月
12月の予定
5日(月)
普通科期末試験(6日まで)
7日(水)
16日(金)
中学部期末試験
学校徴収金口座引き落とし日
22日(木)
※口座の確認をお願いします
金曜授業
23日(金)
支援教育部もちつき会
28日(木)
2学期終業式
29日(金)
年末年始休業(1月9日まで)
いよいよ師走。2011年も終わりに近づいてきました。毎年恒例となっている「今年の
漢字」の募集も始まっています。大きな災害が起こった年でしたが、それ故に、人と人との
繋がりの大切さを改めて考えさせられる年でもありました。普通教育部の生徒たちの姿から
は、被災地の学校に義援金や物資を送る活動をしたり、99周年の水仙祭の成功に向けて力
を合わせて活動したりするなど、
「和」や「結」という言葉が頭に浮かびます。みなさんは、
どんな漢字を思い浮かべますか。
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