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「川越百景」 12 月応募分 その5

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「川越百景」 12 月応募分 その5
「川越百景」
写
真
12 月応募分 その5
名称(場所)
推薦理由
中原町の洋館
とその界隈
(中原町)
連雀町の交差点そばにある小
杉さんのライト風の診療所建築
ともと入間の洋館をつくり、同
じタイルをあしらった関根平蔵
宅の界隈は、日高県道が抜ける
前の旧道との関係も残り、興味
ある一角である。
スカラ座と周辺の
料亭建築群
(元町1丁目)
札の辻界隈
(元町1丁目)
現在 NPO により営業が存続
されている川越スカラ座は洋画
系の映画館として、川越の娯楽
の中心だった建物であり、この
横丁には昭和のミルクホール的
な外観を持つレストラン太陽軒
と並んでいる。向いの料亭ささ
川も川越式の修景を施し、かつ
ての繁華な雰囲気を漂わせてい
る。
札の辻は城下町唯一の四つ角
として、高札場として、道路基
点としてのシンボルゾーンであ
る。本来は四隅を建物が囲うか
つての姿が良いのだろうが、道
路交通の安全面からすると、そ
れぞれの角をポケットスペース
として工夫を凝らした今の姿も
由緒の一つかもしれない。川越
の花水木ブームの火付け役とし
ても健在である。
川越一のシンボル時の鐘と足
鐘つき通り
(幸町他)
元の商店街は、電線の地中化や
石畳化を遂げ、建物の修景も順
次行われ、鐘の音の響きととも
に情緒を積み上げている。
砂久保の集落
と稲荷社
(砂久保)
生垣と屋敶林が残る砂久保の
集落とその正面に鎮座する稲荷
社への軸線の見事さ。稲荷社は、
江戸時代後期に建てられた市指
定文化財。天文15年の北条、
上杉の戦いのときの上杉側の敵
陣がこの地域にあったと推定さ
れている。
笠幡地区
小畔川北側地区
(笠幡他)
笠幡の小畔川北側は、河岸段
丘にそって集落が発達し、その
背後に豊な屋敶林を頂いてい
る。その南側には、小畔川の作
った平地にコメが実り、豊な日
本の田園風景を作っている。特
に山畑家は、時の鐘の柱を切り
だしてと言われるとともに、川
越の巨木としても知られる欅が
シンボルとなっている。
喜多院界隈
の町並み
(西小仙波町)
喜多院の西側には、大正末期
から昭和初期の建てられた飲食
や旅館に使われている建築が多
く集まり、一般の商家戸は異な
る町並みを形成している。城下
町川越の遊びを象徴るする町並
みである。
濯紫公園から赤間
川公園にかけて
(喜多町他)
濯紫公園から赤間川公園にか
けては、流れに沿って河原に遊
歩道がつくられ、川のせせらぎ
を聞きながら散策を楽しめる川
越でも数少ない親水性の高い地
域である。柳沢吉保時代に名を
発する濯紫公園は、自然の地形
を生かした公園として子供たち
の声が絶えない。赤間川公園も、
通称パンダ公園の愛称で子供た
ちの人気だ。
舟塚
(上老袋)
市指定史跡になっている舟塚
古墳は、入間川右岸の上老袋に
あって、田園風景の中で、こん
もりとして森となっている。周
囲に広がる田園の中にあって古
のまほろばを思い起こさせてく
れる。
博物館と美術館
(郭町)
川越城二の丸跡に建つ博物館
と美術館は、瓦屋根と白漆喰風
の外壁で、お城のイメージをよ
くあらわしている。川越の歴
史・文化・芸術の中心であり、
お城中にふさわしい建築群であ
る。
鈴木茶園
(上戸)
上戸の鈴木家と茶畑の光景
は、台地の上の農村風景を継承
している。特に、お茶は、中世
川越茶と呼ばれ、狭山茶の基と
なった川越に重要な歴史産業資
産であり、近くの河越氏館跡と
あわせ、中世の川越を思い起こ
させてくれる。
永島家と七曲り
(三久保町)
枳殻の生垣と草葺の主屋とい
う、川越の武家屋敶の典型的な
様子を残す唯一の遺構この地区
は、中上級武家地である。七曲
りは、町人地と武家地を区分す
る細街路で、何回も屈曲するさ
まが城下町特有の街路景観をつ
くる。また、途中にある瘡守稲
荷は、街路に沿ってひっそりと
たたずむが、その棟の漆喰細工
はみごとである。
尚美学園は、2000 年に開校し
尚美学園
(豊田本)
た新しい大学で有り、明るいキ
ャンパスで有る豊田本の田園風
景のなかに、シンボリックな建
築群となっている。
埼玉医大総合医療
センター
(鴨田)
芳野の田園の中に屹立として
そびえる医療センターは、多く
の場所から望見できシンボリッ
クな施設となっている。また、
ここでの医療は、高度救急救命
や高度な周産期医療、ドクター
ヘリ等広域医療のシンボルでも
ある。
寺山用水沿いの通
り
(菅間)
直線状の道と並行する水路が
整備され、季節の草花が沿道に
植えられて、気持ちのよい道で
ある。
大規模住宅団地の
風景
(川鶴他)
川鶴団地は昭和50年代後半
から計画的な住宅地開発が行わ
れ、街路樹や公園や屋外美術等
の整備が行われ、その後の隣接
する伊勢原団地の造成とあいま
って、地区計画などのルールに
基づいたまちづくりが進められ
ていることにより、落ち着いた
熟度の高い住宅街へと変貌して
いる。
大沢家住宅の間口を越えてま
川越まつり会館
(幸町)
で、蔵造り型にあえてこだわっ
た公共建築のパワーを感じま
す。
川越駅
(脇田町他)
東武鉄道のセンスは良いとは
言えませんが、少なくとも車輌
のデザインは良くなっている
し、駅の体裁も他の駅舎に比べ
れば、それなりに。JR は相変わ
らずのローカル線扱い。それで
も、1日の乗降、人の動きが最
も多いのは川越駅であることに
変わりはなく、その意味では駅
内外のルミネやアトレを含め、
川越のシンボルゾーンであるこ
とは、間違いない。
隔年で実施される花火大会で
有名だが、河川敶の公園の中で
は、単なる運動公園ではなく、
安比奈親水公園
(安比奈新田)
遊歩道と一体となった花壇には
コスモスやマリーゴールドなど
四季折々の草花が咲き、入間川
の風景とともに広大な風景をつ
くっている。
水上公園は市のシンボルにな
っているとして、八瀬大橋から
水上公園から八瀬
大橋にかけて
(池辺)
関越高速にかけて入間川右岸の
植林地が池辺公園となり、散策
のできるエリアで、彼岸花の群
生も見られる。このあたりの田
園風景もよい。
富士見町、仙波小西側の川越
街道のけやき並木は、元からの
写真なし
川越街道のけやき
並木
(富士見町)
街道の並木ではないが、三芳町
などに残るかつての川越街道の
並木が市内からは消えてゆくな
かで、新たな街道筋の並木とし
て印象を止めている。
市内でも珍しい茅葺き屋根を
伊佐沼薬師神社と
田園風景
存続している神社であり、市役
(伊佐沼)
プの位置にあり、北に拡がる田
所から東へ続く道のアイストッ
園風景も良い。
田面沢の田園風景
(小ヶ谷)
田面沢地区は川越の中でも最
も古くから田園が広がっていた
地区である。今も東上線の車窓
からその広がりを感じることが
できる。
大東の田園風景
(豊田本)
大東地区は川越の中でも最も
古くから田園が広がっていた地
区である。
古谷地区の水塚
(下老袋)
田園集落の水防対策として生
まれた水塚は、土盛りをした斜
面に愛らしい草花が植え込ま
れ、ところどころに見える樹木
とともに整然とした集落景観を
つくり出している。
※写真・名称・場所・推薦理由については、基本的には応募されたものをそのまま掲
載しております。
※無断転載は禁止します。
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