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よこはまから虹色のみらいへ!

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よこはまから虹色のみらいへ!
横 浜 市 記 者 発 表 資 料
平成 27 年 10 月 16 日
市 民 局 人 権 課
よ こ は ま か ら 虹 色 の み らい へ !
同性が好きな人や、自分の心の性と体の性が一致しないと感じる人がいます。
こうした性的少数者の方々は、なぜそう感じるのかわからないまま、誰にも相談することが
できず、必要な情報にもたどりつけず、周囲からの心ない言動で傷つけられ、孤立してしまう
ことも少なくありません。誰もが、社会の中で安心して暮らせるようになることが大切です。
横浜市では、性的少数者の方々に対する差別や偏見、暮らしの中での困難などを解消するた
め、さまざまな支援事業を進めていきます。
支援事業の概要
1
交流スペース事業:「FriendSHIP よこはま」をオープン
性的少数者の方々が「ありのままの自分」で過ごすことができる居場所をつくります。
2
個別専門相談事業をスタート
性的少数者の方々の支援に携わっている臨床心理士が、悩みをお聞きします。
3
講演会:「多様性を認め自分らしく生きられる社会づくり」を開催
身近な方々の理解により性的少数者の方の孤立を防ぐことを目的に講演会を行います。
4
専門家等からの意見聴取を実施
外部の専門家等から御意見をいただきます。
(※詳細は、裏面以降をご覧ください。)
性的少数者の方々からの声
心と体の性別が違う自分は
おかしいのではないか、迷惑
をかけているのではないか
と、自分を責めていた。
自分は同性愛者だが、日常生活
において、異性愛者であるよう
に演技したり、嘘をついたりし
なくてはならないので、心に負
担がかかる。希望を持てる場が
あると頑張れる。
学生時代、同性が好きな自
分は周りと違うと思い、病
気だと思っていた。
差別されるのが嫌なの
で異性愛者のふりをし
ている。性的少数者は身
近に存在しないと思わ
れているため、言葉の
端々に同性愛者への偏
見があり、人知れず傷つ
いている。
「性同一性障害
はかわいそう。
ゲイは気持ち悪
い」と母親が話
していることを
偶然聞いてしま
った。一番理解
してほしい人に
言われるとつら
い。
裏面あり
1.交流スペース事業:「FriendSHIP よこはま」をオープン
1
概 要
性的少数者の方同士が安心できる環境で、情報収集や交流ができる場を提供します。
専門のスタッフを配置します。
※本事業は、公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会に委託して実施します。
2
対 象
性的少数者の方(あるいは、ご自身が性的少数者ではないかと感じている方)、
そのご家族、教員など。
3
日 時 (今年度内の予定)
平成 27 年 11 月から平成 28 年3月の第1・3土曜日(予約は不要です。)
(11/7、11/21、12/5、12/19、1/16、2/6、2/20、3/5、3/19)
13 時から 17 時(13 時~14 時:10 代の方対象。14 時~17 時:全年代の方対象。)
4
会 場
男女共同参画センター横浜(フォーラム)
(横浜市戸塚区上倉田町 435-1)
3階 健康サロン
5
問合せ(平成 27 年 11 月1日から)
公益財団法人 横浜市男女共同参画推進協会
男女共同参画センター横浜 事業課
電話:045-862-5052
あなたは、一人ではありません。
性的少数者の方々が「ありのままの自分」で過ごすことができる居場所がオープンします。
学校や職場では、異性愛者と
して振舞っているけれど、
異性愛前提ではない恋愛話
をしたい。
医療機関について、正し
い情報をどのように検索
するのか知りたい。
誰にも言ったことはな
いけれど、将来どうし
ようと不安を感じてい
る。不安について話し
たい。
自分を偽らずに、
気の合った人とお茶
をしながら話をした
い。
学校では、周囲の目が
気になって読めないけ
れど、セクシュアルマ
イノリティーの関連の
本を読みたい。
「人と積極的に関わる方じ
ゃないけれど、行ってもいい
のかな。」もちろん。マイペ
ースに時間を過ごしてくだ
さい。
2
2.個別専門相談事業をスタート
1
概 要
性的少数者の方が、誰にも相談できず孤立するなどして、ひきこもりや自殺など、深刻
な状況におちいることを防ぐため、臨床心理士が丁寧に悩みをお聞きします。相談内容や
ご希望に応じて、青少年相談センター等をご案内することがあります。
※本事業は、特定非営利活動法人(NPO法人)SHIPに委託して実施します。
2
対 象
主に青少年(~39 歳)であり、
性的少数者の方(あるいは、ご自身が性的少数者ではないかと感じている方)、
そのご家族の方、教員など。
3
相談員
臨床心理士(NPO法人の専門相談員)
4
日 時(今年度内の予定)
平成 27 年から平成 28 年の下記の日程の午後(事前に電話での予約が必要です。)
12/3(木)、1/14(木)、1/25(月)、2/8(月)、2/18(木)、3/14(月)
5
会 場
青少年相談センター
(横浜市南区浦舟町 3-44-2)
6
問合せ・予約 (平成 27 年 11 月4日から)
特定非営利活動法人 SHIP(事業委託先)
電話:045-594―6160
(水・金・土 16:00 〜 21:00、日曜 14:00 〜 18:00)
あなたのことをわかってくれる人がいます。
性的少数者の方々の支援に携わっている臨床心理士が、あなたのお悩みをお聞きします。
同性愛者であることがバ
レるのが怖くて、誰にも話
せない・・・でも、誰かに
話したい。
体は女性だけど、女子用の
制服を着るのが苦痛で、学
校に行けてない・・・
インターネットで検索
してみても、何が正し
いのかわからない。信
頼できる人と話がした
い。
子どもが性的少数者
ではないかと感じる
が、どのように接すれ
ばいいのかわからな
い。
裏面あり
3
3.講演会:「多様性を認め自分らしく生きられる社会づくり」
~クラスに1~2人はいるかもしれない LGBT~
1
概 要
身近にいる方々の理解が進むことで、性的少数者の方の孤立を防ぐことを目的に、
講演会及び性的少数者の方・保護者・教員によるパネルディスカッションを実施します。
2
日 時
平成 28 年1月 16 日(土)
14 時開始予定
3
会 場
横浜関内ホール
小ホール(中区住吉町 4-42-1)
4.専門家等からの意見聴取を実施
1
概 要
取組の参考とするため、外部の専門家等から御意見をいただきます。
2
委 員
学識経験者、弁護士、医師、当事者支援団体、市民代表等
特定非営利活動法人SHIPについて
性的少数者の人々が、自分らしく心身共に健康に暮らせる社会・多様性が尊重される社会の
実現を目指し、コミュニティスペース「SHIP にじいろキャビン」の運営、交流会、各種イベン
ト、セミナーの開催、HIV 予防啓発活動、各種情報誌の発行、HIV・性感染症検査、カウンセリ
ング、電話相談 「SHIP ほっとライン」
、講演活動等を実施しています。
2002 年、任意団体として活動を開始、2012 年4月に NPO 法人化し、現在に至っています。
公益財団法人 横浜市男女共同参画推進協会について
女性と男性ともに性別にとらわれず生きる権利を尊重し、あらゆる分野に共同参画する、豊
かな活力ある市民社会の活動と交流の拠点づくりをめざし、横浜市の男女共同参画センター3 館
を拠点とし、横浜市の行動計画に沿った新しい時代ニーズに合った男女共同参画を進める事業を
実施しています。
市民局人権課長
お問合せ先
森 智明 電話 045-671-3984
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