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「禅」を感じてリラックス ラグビーって楽しいな 響け東北へ!友好の

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「禅」を感じてリラックス ラグビーって楽しいな 響け東北へ!友好の
響け東北へ!友好のシンフォニー
「禅」を感じてリラックス
ローガン市との交流音楽祭に800人
仏エセック大学生が日本文化を体験
東日本大震災で被災した日本を音楽で励ましたいと、友
好都市オーストラリア・ローガン市の青少年音楽交流団
ラ イ ム
「LYME」が 9 月 24 日、市民会館大ホールで開かれた友
好交流音楽祭に、枚方市青年音楽団や関西創価小ビクト
ワール合唱団とともに出演しました。イギリス人作曲家に
よる復興支援の曲 「 陽はまた昇る 」 などを合同で演奏し、
アンコールの 「 ウィ・アー・ザ・ワールド 」 では 800 人の
観客が総立ちとなるほど盛り上がりました。当日寄せられ
た義援金は、市を通じて被災地へ送られます。
企業研修のために来日したフランス・エセック経済商科
大学院大学の学生7人が、10 月7日に意賀美(おかみ)
神社で茶道などの日本文化を体験しました。平成4年から
毎年、学生を受け入れているボランティア団体「エセック
枚方」が開いたもので、着付けの後、実際に抹茶をたて
たアレックスさんは「非日常的な禅の雰囲気を感じてリラ
ックスできました」と話しました。学生たちは約2週間、
市内でホームステイをしながら日本語の学習や市民との交
流などを行い、日本各地の企業へと向かいました。
大きなサツマイモとれたよ
ラグビーって楽しいな
「収穫の秋 穂谷」に1万8000人
大八木さんが蹉跎幼稚園で直接指導
農業との触れ合いを通して里山に親しんでもらう「枚方
の里山・収穫の秋 穂谷」が 10 月9日に関西外大穂谷学
舎南側の農地で開かれ、家族連れなど1万 8000 人が訪
れました。サツマイモ掘りや黒豆の枝豆の抜き取り、地元
野菜の朝市や地元産牛乳を使ったソフトクリーム売り場に
は朝早くから行列ができました。家族で初めて訪れたとい
う森高夏男さん(48 歳)は「サツマイモがいっぱいとれて
子どもたちも大喜びでした」と笑顔で話しました。
日本代表選手として活躍した大八木淳史さんによるラグ
ビー教室が 10 月 3 日、蹉跎幼稚園で開かれました。国が
実施する 「 スポーツ選手活用体力向上事業」の一環として
行われたもので、大八木さんは「ボールはしっかり両手で持
ちや」
「肩からぶつかるんやで」と参加した 90 人の園児に
笑顔で声をかけていました。ボールを運ぶゲームやタック
ル練習など、元気いっぱいに動き回った園児らは「ラグビー
って楽しい」と口々に話していました。
広報ひらかた平成23年11月号 14
第 23 回
コミュニティ
シンボルマーク
安心・安全で住みよい地域づくりに
取り組んでいる校区コミュニティ協議
会や自治会などの活動を紹介します。
合言葉は「もっとスマイル」!
落語会で笑いを届ける香陽台自治会
「いらっしゃい!今日は思い切り笑ってください」。
香陽台自治会のサム・テケンブロック会長(54 歳)
が満面の笑顔で地域の高齢者を出迎えます。9月 18
日、敬老の日の前日に、プロの落語家を招いた自治
会主催の落語会が山之上公民館で開かれました。出
演は桂米紫さん、鯛蔵さん、小鯛さんの3人。
「いやー、
今日はほんまようさん来てくれて、空席以外はみな
満席ですな」。米紫さんのいきなりのボケに約 90 人
の参加者から大きな笑い声が。「秘伝書」や「替り目」
などの古典落語がプロならではの巧みな語り口で披
露され、会場は爆笑の渦に包まれました。招待され
た渡辺秀明さん(75 歳)は「たくさん笑わせてもら
いました。嫌なことも忘れて幸せな気分になれます
ね」とにこやかに話します。
アメリカ出身のサムさんは来日 26 年目。3年前、
同自治会役員会のくじ引きで会長になることに。「何
をすればいいのか全く分からず頭が真っ白になりま
した」。それでも、みんなの役に立ちたいと考えたサ
ムさんは、隣り近所のつながりを大切にしようと「ス
マイル」をスローガンに掲げ、まちを盛り上げてき
ました。地域の人と出会うたびに笑顔で挨拶したり、
落語会をはじめ工場見学などのイベントを企画した
りと、地域住民が笑顔で一つになれる方法を日々考
えながら奮闘しています。役員を務めたことがある
佐藤武紀さん(71 歳)は「サムさんが会長になって
地域の人たちも自然と笑顔であいさつするようにな
り、会話が増えました」と話します。笑顔でいれば
どんな問題も解決できると話すサムさんは「今年の
スローガンは『もっとスマイル』。もっともっと笑顔
があふれるまちにしていきますよ」と力を込めて話
しました。
96 歳!熟練の話芸に感動
子どもたちに家庭のぬくもりを
現役最高齢の浪曲師・天龍三郎さんが公演
11月20日に里親シンポジウム
市内在住の現役最高齢浪曲師・天龍三郎さんが 10 月
16 日、南部生涯学習市民センターで女流浪曲師・春野美
恵子さんとともに公演を開き、約 120 人の観客を沸かせ
ました。96 歳の天龍さんは 14 歳で浪曲を始め、大阪の
劇場などで活躍。現在も老人ホームの慰問など年数回、
舞台に立ち続けています。1時間におよぶ人情話「谷風の
情相撲」を聴いた 60 代の男性は「声量の大きさに驚いた。
味わい深い語り口に感動しました」と話しました。
北河内で活動する大阪里親連合会中央支部「ひまわり
会」が、里親制度を知ってもらうためのシンポジウムを
11 月に開催します。里親になりたい人への相談会もあ
り、準備を進める同会会長の平山眞さんは「家庭のぬく
もりを必要としている子どもはたくさんいます。里親制
度への理解を深めてもらうきっかけにしたい」と話しま
す。▶日時など 11 月 20 日㈰午後2時、ラポールひ
らかた。無料。保育あり。詳細は大阪府中央子ども家庭
センター(☎ 828・0161、Ю 828・5319)へお問い
合わせを。
15 広報ひらかた平成23年11月号
淀川に響く三十石船唄
よみがえった桃山時代の輝き
いにしえの船旅を体感
片埜神社本殿の保存修理工事が完成
江戸時代に大阪と京都を結ぶ貴重な交通手段だった淀
川の船旅を体験してもらうイベント「蘇れ!淀川の舟運」
が 10 月に開かれ、多くの市民らでにぎわいました。14 日
の天満橋~枚方間では、屋形船風の遊覧船で市民の民謡
グループによる「三十石船唄」が披露されたほか、専門家
による歴史ガイドもあり、参加者は約2時間の旅を満喫し
ました。友人と初めて乗船した女性は「昔の人も同じよう
な景色を楽しんだのでしょうね。違う季節にまた乗りたい」
と話しました。
保存修理工事が完成した国の重要文化財「片埜神社本
殿」の見学会が 10 月1日に開かれ、220 人が参加しまし
た。35 年ぶりとなる今回の修理では、檜皮(ひわだ)ぶ
き屋根のふき替えや塗装の修復などが行われ、朱漆塗り
に極彩色という桃山時代の華やかな姿がよみがえりまし
た。虎や椿の彫刻装飾も細部まで再現され、参加者は興
味深く見入っていました。毎年、正月に参拝するという天
見和央さん
(63 歳)は
「こんなに色鮮やかだったんですね。
伝統技術の素晴らしさを感じますね」と話しました。
もっと高く楽しく跳びたい
大災害から人命を守りたい
全日本マスターズ走り高跳びで優勝
関西医大枚方病院で大規模訓練
8月に和歌山県で開かれた全日本マスターズ陸上競技
選手権大会の走り高跳びで、市民2人が優勝しました。
55 ~ 59 歳男子の部で1m 55 cmを跳んだ黒木昭生さ
ん(57 歳)は「技術を磨いて 1 m 60 cmを目指したい」
と次の目標を語りました。また、同種目 75 ~ 79 歳女子
の部で1m5cmの日本新記録を出した馬渕弘子さん(75
歳)は、80 m・200 mハードル、三段跳びでも優勝。
「こ
れからも無理なく楽しく続けていきたい」と話しました。
関西医科大学附属枚方病院で 10 月 15 日、大地震で
建物が倒壊して多数の負傷者が出たとの想定で災害訓練
が行われました。災害拠点病院の指定を受けている同病
院が毎年実施しているもので、医師や消防隊員、特殊メイ
クを施した負傷者役の市民ら約 350 人が参加。現場に見
立てた研修棟で消防の救出活動や治療の優先順位を判別
するトリアージが行われ、搬送先となった院内の各ゾーン
では模擬治療などを実施しました。今村洋二病院長は「い
ざという時に力を発揮できるよう、繰り返し訓練を重ねて
いきたい」と話しました。
広報ひらかた平成23年11月号 16
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