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16面~18面(PDFファイル・1242キロバイト)
アリス、みんなの心を癒して 枚方から継続した支援を 名付け親の谷村新司さんがポニーと初対面 震災復興イベントで川﨑麻世さんも応援に 音楽家の谷村新司さんが6月 20 日、新町2丁目のホー ス・フレンズ枚方セラピー牧場を訪れ、自らが名付けた雄 のポニー「アリス」と初めて対面しました。現在、 「トーク &ライブ支援キャラバン ココロの学校~今 伝えたい~」 として全国を旅している谷村さんは、馬との触れ合いを通 じて引きこもりの子どもなどを支援する NPO 法人ホース・ フレンズの活動に賛同。4年前に同牧場がオープンする際、 ポニーの名付け親となりました。谷村さんはアリスに「や っと会えたね」と声を掛け、 「人々の心を癒してほしい」 と話しました。 市内商工業者や商店主有志らでつくる実行委員会による 震災復興チャリティーイベントが7月9日、岡東中央公園で 開かれ枚方市出身のタレント川﨑麻世さんも応援に駆けつ けました。ボランティアとして既に3回被災地を訪れている 川﨑さんは「復興はまだ始まったばかり。枚方からも継続し た支援を」と募金箱を手に訴えました。また、会津若松商 工会議所による物産市も開かれ、友人と訪れた西牧野の浜 田純子さん(43 歳)は「被災地に行くのは難しいので、物 産を買って復興に貢献できれば」と話しました。イベントの 収益や義援金は枚方市を通じて被災地へ送付されます。 ドイツに響いた三十石船唄 ハートで描いた世界平和 日独交流150年イベントで民謡を披露 黒澤璃衣さんのポスターが国際平和賞 ▲ドレスデン市長(中央)と共に ドイツのドレスデン で6月 18 日・19 日に 開催されたジャパンフ ェスティバルで、市内で民謡を教える花房諭さん(76 歳) と斉藤操さん(66 歳)が「淀川三十石船唄」を披露しま した。日独交流 150 周年を記念して開かれたもので、日 本文化を広く紹介しようと津軽三味線や日本料理などの 分野から 87 人が参加しました。会場いっぱいの観客を前 に、踊りや尺八を交えて4曲を披露した花房さんと斉藤さ んは「力強くこぶしを入れて歌う日本民謡に、初めての人 も聴き入ってくれました。これからも海外交流に貢献して いきたい」と話しました。 長尾西中学校1年の黒澤璃衣さんが描いたポスターが、 ライオンズクラブ国際協会主催のコンテストで国際平和賞 に輝きました。同協会大阪府・和歌山県地区の約6万点か ら選ばれた7点のうちの一つで、ハート型の世界各国の国 旗が、地球から飛び出してハートを形づくる姿が色鮮やか に描かれています。黒澤さんは「世界の人が平和を願う気 持ちをハートで表現しました。たくさんの人に見てもらって 平和な気持ちになってほしい」と話しました。また、同コ ンテストでは中宮中学校1年の金本百華さんの作品も佳作 賞に選ばれています。 広報ひらかた平成23年8月号 16 第 20 回 コミュニティ シンボルマーク 安心・安全で住みよい地域づくりに 取り組んでいる校区コミュニティ協議 会や自治会などの活動を紹介します。 響く笛の音で防犯・防災力アップ 枚二校区が「安心の笛にっぴ~」を配布 「ピーッ」 「うわー大きな音。遠くまでしっかり聞こえ そう」。集会所に集まった枚二校区コミュニティ協議会 のメンバーは、実際に笛を吹いてその音色を確かめて います。 市の玄関口、枚方市駅を含む同校区は、駅周辺が 夜遅くまでにぎわうなど多くの人が行き交うことから、 住民の安全確保が課題です。そこで、住民が一体とな って地域の防犯・防災力を高めるために「安心の笛・に っぴ~」の配布を始めました。ストラップ付きで、首に かけたり携帯電話に取り付けたりできる手の平サイズ のスマートなデザインで、軽く吹くだけで高く大きな音 が響き渡るのが特徴です。地震で崩壊した建物内に取 り残されたとき、音で自分の居場所を知らせたり、不 審者に遭遇したとき、周囲に危険を知らせたりするこ とができます。小学3年生と6年生の子どもがいる岡 本町の北村晋也さんは「多くの住民が持つことで、地 域ぐるみでしっかりと子どもの安全を見守ることがで きて安心」と話します。 また、笛の中には所有者の住所や氏名、緊急連絡先、 かかりつけ医などが記入できる小さいシートが入ってい ます。校区内には 200 人を超える一人暮らしの高齢者 がいることから、急病の際、記入した情報を活用する ことで病院搬送がスムーズになるなどの効果が期待で きます。同校区福祉委員会会長の樋口順子さんは「高 齢者は、名刺や運転免許証を持っていない人が多い。 外出中に何かあったとき、にっぴ~を身に付けていれ ば関係者への連絡も取りやすくなるので心強い」と期 待を寄せています。 同校区では、特色のある校区の取り組みに補助金を 交 付する市の「地域づくりデザイン事業」を活用し、 今後、広く住民に笛を配布するほか、災害対策支援体 制の整備を進める予定です。 大学生の視点でまちを安全に やった!英語、理解できたよ 国際大生が菅原東の防犯マップを作製 津田小児童が友好都市ローガンの先生と交流 学生ならではのアイデアをまちづくりに生かすため、菅 原東校区と協定を結んでいる大阪国際大学の学生が、地 域の防犯活動に活用できるマップを作製し、同校区に贈呈 しました。マップはA3判の両面刷りで、街灯の有無や交 通量の多い道路など、3カ月かけて学生がまちを歩いて 抽出した 19 カ所を地図に示しています。同大学4回生の 根岸昂生さんは「自分たちの大学がある地域の安全に役 立ててほしい」と話しました。マップは同校区の子ども見 守り隊などの防犯活動に活用されます。 津田小学校5・6年生が7月1日、日本の学校生活を体 験するため来日した、友好都市オーストラリア・ローガン 市の小学校教師 10 人と交流しました。5年生は全員で踊 りを交えた日本語の歌を披露。6年生は班ごとに分かれ、 オーストラリアの生活や動物などについて英語でのコミュ ニケーションに挑戦しました。6年生の髙見彩花さんは 「英 語は難しかったけど、少し理解できてうれしかった。オー ストラリアに行ってみたい」と話しました。ローガン市で 日本語を教えるキム・ブレンさんは「日本の子どもたちは 元気で心が優しいですね」と笑顔で話しました。 17 広報ひらかた平成23年8月号 夢はかっこいいラガーマン !! 水と友達になれば泳げるよ 小中学生200人が一流選手と交流 中西悠子さんが樟葉北小で水泳指導 子どもたちが一流選手と触れ合うラグビーカーニバルが 6月 19 日、陸上競技場で開かれました。参加した小・中 学生約 200 人は、社会人トップリーグで活躍する神戸製 鋼の選手ら 13 人からパスやタックルの指導を受け、腰に 付けた紐を奪い合うタグラグビーを楽しみました。牧野小 1年の鳥井翼くんは「将来はかっこいいラガーマンになる」 と目を輝かせました。神戸製鋼副将で楠葉中学校出身の 大橋由和選手は「中学生のときラグビーカーニバルで憧れ の選手に指導を受けたことが忘れられない。夢を持って 練習に励んで」と子どもたちにエールを送りました。 アテネ五輪銅メダリストの中西悠子さんが7月8日、樟 葉北小学校の5・6年生に水泳を指導しました。平泳ぎの キック中心の練習で、中西さんは「かかとを後ろに出すイ メージで」「水と友達になってリラックスして」などと声を 掛けていました。6年生の前川琴音さんは「具体的に教え てもらったので、これからはうまく泳げそう」と笑顔で話 しました。中西さんと児童との 25 メートル競泳もあり、 最後まで大いに盛り上がりました。 目指せ!夏の浴衣美人 元気の秘訣は早朝体操! 市民13人が着付けに挑戦 枚方公園有志みんなのラジオ体操会 夏祭りシーズン目前の 7 月 10 日、枚方公園青少年セン ターで 18 歳~ 30 歳の女性 13 人が浴衣の着付け講座に 参加しました。 「襟を後ろに引いて、首から胸元のラインを きれいに整えて」など講師のアドバイスに、最初は慣れな い手つきだった参加者も、数回繰り返すうちきれいに着こ なせるように。美しく見せる立ち方も教わると、すっかり 浴衣美人に変身しました。甲斐田新町の和田須美子さんは 「これからは一人でも着られそう。浴衣で奈良の燈花会(と うかえ)に行きたいですね」とうれしそうに話していました。 「ラジオ体操第 1、よーい♪~」 。毎朝6時 30 分、桜町 交差点付近の淀川河川公園にラジオの音声が響きます。河 川敷をウオーキング中の人も加わり、毎回 15 人ほどが音 楽に合わせ、ラジオ体操で元気に汗を流しています。世話 人の今井弘子さんは「散歩中の人から子どもまで、誰でも 大歓迎。早朝体操で一日をすがすがしく始めませんか」と 参加を広く呼び掛けています。 ※8月 19 日~ 25 日はひらかたパーク正面ゲート前で、 雨天時と冬期(12 月~2月)は伊加賀東町で行います。 広報ひらかた平成23年8月号 18