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香川県警察職員の交通事故の防止に関する訓令PDFファイル

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香川県警察職員の交通事故の防止に関する訓令PDFファイル
○香川県警察職員の交通事故の防止に関する訓令
( 平 成 14 年 3 月 27 日 香 川 県 警 察 本 部 訓 令 第 11 号 )
平 成 15・3 ・31 本 部 訓 令 第 5 号 、平 成 18・3 ・30 本 部 訓 令 第 15 号 、平
改正
成 19・3 ・30 本 部 訓 令 第 13 号
香川県警察職員の交通事故の防止に関する訓令を次のように定める。
香川県警察職員の交通事故の防止に関する訓令
香 川 県 警 察 職 員 の 交 通 事 故 の 防 止 に 関 す る 訓 令 ( 昭 和 51 年 香 川 県 警 察 本 部
訓 令 第 13 号 ) の 全 部 を 改 正 す る 。
目次
第1章
総則(第1条―第3条)
第2章
運転管理体制(第4条―第7条)
第3章
安全運転等(第8条・第9条)
第4章
公用車両等の使用
第1節
使 用 の 基 準 ( 第 10 条 ― 第 13 条 )
第2節
車 両 の 運 転 ( 第 14 条 ― 第 18 条 )
第5章
車 両 の 管 理 ( 第 19 条 )
第6章
緊急自動車
第1節
緊 急 自 動 車 運 転 要 員 ( 第 20 条 ― 第 24 条 )
第2節
緊 急 自 動 車 運 転 資 格 検 定 ( 第 25 条 ― 第 30 条 )
第3節
運 用 の 特 例 ( 第 31 条 )
第4節
緊 急 走 行 ( 第 32 条 ― 第 34 条 )
雑 則 ( 第 35 条 ― 第 38 条 )
第7章
附則
第 1章
総則
(目的)
第1条
こ の 訓 令 は 、車 両 の 運 転 及 び 車 両 の 使 用 に 係 る 管 理( 以 下「 運 転 管 理 」
と い う 。)に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 め る こ と に よ り 、香 川 県 警 察 職 員( 以 下「 職
員 」 と い う 。) に 係 る 交 通 事 故 の 防 止 を 図 る こ と を 目 的 と す る 。
(定義)
第2条
こ の 訓 令 に お い て 、次 の 各 号 に 掲 げ る 用 語 の 意 義 は 、そ れ ぞ れ 当 該 各
号に定めるところによる。
⑴
車両
道 路 運 送 車 両 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 185 号 ) 第 2 条 第 2 項 に 規 定
する自動車及び同条第3項に規定する原動機付自転車をいう。
⑵
公用車両
職員が公務に使用する車両で、香川県警察(以下「県警察」
と い う 。) が 管 理 す る も の を い う 。
⑶
交通事故
公 務 で あ る か ど う か に か か わ ら ず 、職 員 の 運 転 す る 車 両 に 係
る人の死傷又は物の損壊の生じた事故をいう。
(職員の心構え)
第3条
職 員 は 、車 両 の 運 転 に 当 た っ て は 、交 通 事 故 が 警 察 に 対 す る 県 民 の 信
頼を失墜させるものであることを認識し、公務であるかどうかにかかわらず、
模 範 的 な 運 転 者 と し て 道 路 交 通 法 ( 昭 和 35 年 法 律 第 105 号 ) そ の 他 の 交 通
関係の法令を遵守し、交通事故の防止に努めなければならない。
2
巡 査 部 長 以 上 の 階 級 に あ る 警 察 官 ( こ れ に 相 当 す る 職 に あ る 者 を 含 む 。)
は 、部 下 職 員 に 対 す る 交 通 事 故 の 防 止 の た め の 指 導 教 養 に 努 め る も の と す る 。
第2章
運転管理体制
(総括運転管理者)
第4条
県 警 察 に 総 括 運 転 管 理 者 を 置 き 、香 川 県 警 察 本 部 警 務 部 長 の 職 に あ る
者をもって充てる。
2
総括運転管理者は、運転管理及び交通事故の防止について、総合的な企画
及び施策の実施を行うものとする。
(運転管理者)
第5条
香 川 県 警 察 本 部 ( 以 下 「 警 察 本 部 」 と い う 。) の 課 、 隊 若 し く は 所 、
香 川 県 警 察 学 校 ( 以 下 「 警 察 学 校 」 と い う 。) 又 は 警 察 署 ( 以 下 「 所 属 」 と
い う 。) に 運 転 管 理 者 を 置 き 、 当 該 所 属 の 長 を も っ て 充 て る 。
2
運 転 管 理 者 は 、所 属 に お け る 運 転 管 理 及 び 交 通 事 故 の 防 止 に つ い て の 事 務
を行い、その責に任ずるものとする。
(副運転管理者及び代理者)
第6条
運 転 管 理 者 の 事 務 を 補 佐 さ せ る た め 、所 属 に 副 運 転 管 理 者 を 置 き 、警
察本部の課、隊又は所にあっては次長、副隊長又は副所長の職にある者を、
警察学校にあっては次長の職にある者を、警察署にあっては副署長の職にあ
る者をもって充てる。
2
副運転管理者に事故がある場合にあっては運転管理者があらかじめ指名
す る 者 が 、香 川 県 警 察 執 務 時 間 規 程( 平 成 12 年 香 川 県 警 察 本 部 告 示 第 4 号 )
に定める執務時間以外にあっては当直責任者がその職務を代理するものと
する。
(運転管理者等の責務)
第7条
運 転 管 理 者 及 び 副 運 転 管 理 者( そ の 職 務 を 代 理 す る 者 を 含 む 。以 下「 運
転 管 理 者 等 」 と い う 。) は 、 所 属 の 職 員 の 交 通 事 故 の 防 止 に 努 め な け れ ば な
らない。
2
運 転 管 理 者 等 は 、所 属 の 職 員 に 対 し 、交 通 事 故 の 防 止 に つ い て 指 導 教 養 を
行わなければならない。
3
運 転 管 理 者 等 は 、所 属 の 職 員 の 運 転 に 係 る 適 性 、知 識 及 び 技 能 の 把 握 に 努
め、運転業務の適正な運用に配意しなければならない。
4
運 転 管 理 者 等 は 、所 属 の 職 員 の 運 転 免 許 の 保 有 状 況 を 把 握 し 、無 免 許 運 転
及び無資格運転を防止しなければならない。
5
運 転 管 理 者 等 は 、所 属 の 職 員 の 心 身 の 状 態 に 留 意 し 、過 労 運 転 と な る お そ
れ が あ る と 認 め る と き は 、車 両 の 運 転 を 中 止 さ せ る 等 の 配 慮 を し な け れ ば な
らない。
第3章
安全運転等
(安全運転)
第8条
職 員 は 、車 両 の 運 転 に 当 た っ て は 、法 令 に 定 め る も の の ほ か 、次 に 掲
げる事項を遵守し、安全運転に努めなければならない。
⑴
周囲の道路交通の状況等を把握すること。
⑵
車両の運転に支障を生じることのないよう、常に健康保持に留意するこ
と。
⑶
交差点、見通しの悪い場所等における安全確認を行うこと。
⑷
雨天時その他気象状況等により視認性を確保する必要がある場合は、積
極的に前照灯を点灯すること。
⑸
車両を発進させるときは、ドアを閉じたことを確認するとともに、前後
左右の安全確認を行うこと。
(運転管理者への届出)
第9条
職 員 は 、道 路 交 通 法 そ の 他 の 交 通 関 係 の 法 令 の 違 反 に よ る 処 分 を 受 け
たとき、又は運転免許の内容に変更があるときは、直ちにその旨を運転管理
者に届け出なければならない。
第4章
第1節
公用車両等の使用
使用の基準
(公用車両の使用)
第 10 条
職員は、運転管理者等の許可を得て、自己の保有する運転免許に適
合する公用車両を運転することができる。
2
前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、臨 時 職 員( 地 方 公 務 員 法( 昭 和 25 年 法 律 第 2 6 1
号 )第 22 条 第 2 項 の 規 定 に よ り 臨 時 的 に 任 用 す る 職 員 を い う 。)は 、公 用 車
両を運転してはならない。
3
運 転 管 理 者 等 は 、所 属 の 職 員 の 公 用 車 両 の 使 用 に 当 た っ て は 、当 該 職 員 の
運 転 に 関 す る 適 性 、知 識 及 び 技 能 並 び に 心 身 の 状 態 を 考 慮 し た 上 で 、公 用 車
両 を 運 転 さ せ な け れ ば な ら な い 。こ の 場 合 に お い て 、交 通 事 故 の 防 止 の た め
必要な指示を行うものとする。
(私有車両の公務使用)
第 11 条
職員は、私有車両を公務に用いてはならない。ただし、別に定める
ところにより使用する場合は、この限りでない。
(重大な事故又は違反に伴う運転の禁止等)
第 12 条
道路交通法その他の交通関係の法令の違反により懲戒処分を受けた
職員は、運転管理者が定める一定の期間、原則として、職務中車両を運転し
てはならない。ただし、運転管理者の許可を得た場合は、この限りでない。
2
運 転 管 理 者 は 、所 属 の 職 員 が 道 路 交 通 法 そ の 他 の 交 通 関 係 の 法 令 に 違 反 し
た場合又は当該職員の心身の健康状態が不良の場合において、職務中運転さ
せることが不適当であると認めるときは、当該職員に一定の期間、公用車両
の運転をさせてはならない。ただし、災害、重大事案その他緊急やむを得な
い事態が発生した場合は、この限りでない。
(職員の申告)
第 13 条
職員は、疾病、過労等自己の心身の健康状態により車両の運転に支
障がある場合は、車両を運転してはならない。この場合において、職員は、
その旨を直属の幹部に申告するものとする。
2
前 項 の 規 定 に よ る 申 告 を 受 け た 幹 部 は 、当 該 申 告 の 内 容 を 充 分 把 握 し た 上
で、その旨を運転管理者に報告するものとする。
第2節
車両の運転
(運転責任者)
第 14 条
車両に乗車する職員が複数の場合は、当該職員のうちから運転責任
者を定めるものとする。
2
運 転 責 任 者 は 、安 全 運 転 の た め 、運 転 者 に 対 し て 必 要 な 指 示 を 行 う も の と
する。
(運転者の補助)
第 15 条
職員は、車両に乗車するときは、運転者に交通関係の法令の遵守を
呼び掛けるとともに、安全運転のための補助を行うものとする。
2
職 員 は 、助 手 席 に 乗 車 す る と き は 、運 転 補 助 者 と し て 安 全 確 認 、誘 導 等 を
行い、運転者を補助するものとする。
3
運 転 管 理 者 は 、 乗 車 定 員 11 人 以 上 の 車 両 の 運 行 に 当 た っ て は 、 運 転 補 助
者を同乗させるよう努めるものとする。
(安全呼称)
第 16 条
運転者及び運転補助者は、車両の走行中、周囲の状況に注意し、発
進、停止、右左折、後退等をする場合又は交差点、踏切、信号等を通過する
場合には、相互に安全呼称を行うものとする。一人で乗車する場合も、同様
とする。
(車両の確認)
第 17 条
職員は、運転しようとする車両の操作を確認した上でなければ運転
してはならない。
2
職 員 は 、車 両 の 運 転 に 当 た っ て は 、当 該 車 両 の 整 備 状 況 を 確 認 す る も の と
する。
(運行計画等)
第 18 条
運転管理者は、職員が長時間又は長距離の運転を伴う出張をする場
合は、あらかじめ経路の状況及び所要時間等を勘案して運行計画を策定し、
休憩時間、休憩場所等を具体的に定めておくとともに、必要により運転者の
交代要員を同行させるものとする。
2
前 項 の 場 合 に お い て 、運 転 責 任 者 は 、状 況 に よ り 過 労 運 転 等 の 防 止 の た め
の必要な措置をとるものとする。
3
職 員 は 、気 象 状 況 、道 路 の 損 壊 等 の 事 情 に よ り 安 全 な 運 転 に 支 障 を 生 じ る
おそれがあると認める場合は、あらかじめ必要な資器材を携行する等の準備
を行うとともに、現場の状況により安全な運転が確保できないと認める場合
は、運転管理者の指示を受けて、運転を中止し、又は時間、経路等運行計画
を変更するものとする。
第5章
車両の管理
(車両の管理)
第 19 条
公用車両の整備その他管理については、別に定める。
第6章
緊急自動車
第1節
緊急自動車運転要員
(運転資格)
第 20 条
緊 急 自 動 車 の 緊 急 走 行( 緊 急 自 動 車 と し て 指 定 を 受 け た 公 用 車 両 を 、
犯罪の捜査、交通の取締りその他の警察の責務の遂行のため、道路交通法の
関 係 規 定 に よ り 走 行 さ せ る こ と を い う 。) に 当 た っ て は 、 運 転 者 は 、 第 25 条
に規定する緊急自動車の運転資格を必要とする。
(訓練教養計画の策定)
第 21 条
総括運転管理者は、緊急自動車を運転する職員(以下「要員」とい
う 。) の 確 保 及 び 技 能 の 向 上 を 図 る た め 、 総 合 的 な 訓 練 教 養 計 画 を 策 定 す る
ものとする。
(要員の選任)
第 22 条
運 転 管 理 者 は 、緊 急 自 動 車 の 運 転 資 格 を 保 有 す る 所 属 の 職 員 の う ち 、
緊急走行を安全に行うために必要な適性、知識及び技能を有しているものを
要員として、あらかじめ選任しておくものとする。
(緊急自動車運転要員名簿)
第 23 条
運転管理者は、所属の要員について、別記様式の緊急自動車運転要
員 名 簿 ( 以 下 「 名 簿 」 と い う 。) に 必 要 な 事 項 を 記 入 し て 、 備 え 付 け て お か
なければならない。
2
運 転 管 理 者 は 、新 た に 要 員 を 選 任 し た と き は 、名 簿 に 必 要 事 項 を 記 入 し て
登載するものとする。
3
職 員 が 異 動 し た 場 合 に お い て 、過 去 に 勤 務 し て い た 所 属 に お い て 要 員 と し
て 選 任 さ れ て い た 職 員 に つ い て は 、引 き 続 き 要 員 と し て 選 任 す る こ と を 妨 げ
ない。
4
運 転 管 理 者 は 、名 簿 に 登 載 さ れ て い る 要 員 に 緊 急 走 行 を さ せ る こ と が 不 適
当であると認めるときは、名簿から抹消するとともに、緊急走行をさせるこ
とが不適当であると認める事由が解消するまでの間、名簿に登載してはなら
ない。
(要員の取消し)
第 24 条
運転管理者は、要員について、その選任が不適当であると認めると
きは、直ちに当該要員の選任を取り消すものとする。
第2節
緊急自動車運転資格検定
(緊急自動車運転資格検定)
第 25 条
緊急自動車の運転資格は、香川県警察本部交通部運転免許課運転免
許 セ ン タ ー に お い て 実 施 す る 緊 急 自 動 車 運 転 資 格 検 定( 以 下「 検 定 」と い う 。)
に合格した者に対して、大型、限定大型、普通又は二輪の区分により総括運
転管理者が認定するものとする。ただし、次に掲げる専科又は研修を修了し
た者については、その旨の届出により、総括運転管理者は、検定を免除する
ことができる。
⑴
警察緊急自動車運転技能中堅指導者専科
⑵
警察緊急自動車運転技能者研修
⑶
その他総括運転管理者が認める専科又は研修
(実施要領等)
第 26 条
2
検定は、適性検査及び技能検査を行うものとする。
検定の実施要領、受検の要件、合格基準等は、別に定める。
(受検申請)
第 27 条
運転管理者は、受検の要件を満たす所属の職員のうち適当であると
認めるものについて検定を受検させるものとする。
(合格証の交付等)
第 28 条
総括運転管理者は、検定の実施後、その結果について受検の申請に
係る運転管理者に通知するとともに、合格した者については、緊急自動車運
転資格検定合格証を交付するものとする。
(緊急自動車運転資格検定合格証の返納及び取消し)
第 29 条
総括運転管理者は、緊急自動車の運転資格を有する職員が交通関係
の法令に違反した場合で、その程度が重大なとき、又は運転管理者から緊急
自動車の運転資格を取り消すことが適当であると認めた旨の報告を受けたと
きは、当該職員の緊急自動車運転資格を取り消すことができる。
2
緊 急 自 動 車 の 運 転 資 格 を 有 す る 職 員 の う ち 、検 定 の 受 検 の 要 件 を 欠 く に 至
ったもの又は前項の規定による取消しを受けたものは、緊急自動車運転資格
検定合格証を返納しなければならない。
(再受検)
第 30 条
前条第 1 項の規定による緊急自動車の運転資格の取消しを受けた者
に あ っ て は そ の 取 消 し を 受 け た 日 か ら 起 算 し て 3 月 以 上 経 過 し 、検 定 の 受 検
の要件を欠くに至った者にあっては欠いた要件を再び具備した後でなけれ
ば再び受検することができない。ただし、運転管理者が特に必要であると認
め、総括運転管理者がこれを許可した場合は、この限りでない。
第3節
運用の特例
(運用の特例)
第 31 条
職員は、現場の状況等により緊急走行の必要があると判断した場合
は 、緊 急 自 動 車 の 運 転 資 格 の 保 有 の 有 無 又 は 要 員 と し て の 選 任 に か か わ ら ず 、
運 転 管 理 者 の 許 可 を 得 て 緊 急 走 行 を 行 う こ と が で き る 。た だ し 、緊 急 に よ り
運転管理者の許可を得るいとまのない場合は、この限りでない。
2
前 項 の 緊 急 走 行 は 、道 路 交 通 法 に 規 定 す る 資 格 を 有 し 、か つ 、適 合 す る 運
転免許を保有する場合に限る。
3
職 員 は 、第 1 項 の 規 定 に よ り 緊 急 走 行 を 行 っ た 場 合 は 、事 後 、直 ち に 緊 急
走行の状況を直属の上司を経由して運転管理者に報告しなければならない。
第4節
緊急走行
(緊急走行の判断)
第 32 条
緊急走行の判断は、階級若しくは職が上位の者又は先任者が乗務し
ている場合は、当該上位の者又は先任者が行うものとする。ただし、当該上
位の者又は先任者が車両に乗務していない場合は、自ら行うものとする。
(緊急走行時の遵守事項)
第 33 条
職員は、緊急走行に当たっては、警察の責務の遂行のみを優先する
ことなく、交通関係の法令及びこの訓令に定める安全運転に関する規定を遵
守するとともに、常に冷静沈着に、自己の運転技能、車両の性能、道路の状
況その他交通の状況等を判断し、交通事故の防止に努めなければならない。
(運転技能の向上)
第 34 条
要員は、職場における運転業務又は日常の運転を通じ、運転技能の
向上に努めるものとする。
第7章
雑則
(交通事故発生時の措置)
第 35 条
職員は、公務であるかどうかにかかわらず、自己の運転する車両に
係 る 交 通 事 故 が 発 生 し た と き は 、直 ち に 法 定 の 措 置 を 講 じ る と と も に 、運 転
管理者に報告しなければならない。
2
運 転 管 理 者 は 、前 項 の 規 定 に よ る 報 告 を 受 け た と き 、又 は 交 通 事 故 を 認 知
し た と き は 、交 通 事 故 に 係 る 職 員 に 対 し 、現 場 措 置 等 の 指 示 を 行 う と と も に 、
必要により所属の職員を派遣して所要の措置を講じるものとする。この場合
において、速やかに総括運転管理者を経由して香川県警察本部長に報告する
ものとする。
3
職 員 が 交 通 事 故 を 起 こ し た 場 合 に お い て 、当 該 交 通 事 故 の 処 理 を 担 当 し た
警察署長は、その内容を当該職員の属する所属の運転管理者に通報するもの
とする。
(原因究明及び防止対策)
第 36 条
運転管理者は、所属の職員が運転する車両に係る交通事故が発生し
た と き は 、必 要 に よ り 運 転 管 理 者 が 指 名 す る 者 に 当 該 事 故 の 原 因 の 究 明 に 当
たらせるとともに、必要な交通事故の防止対策を講じるものとする。
(損害賠償及び求償)
第 37 条
職員が交通事故を起こし、香川県が損害を受けた場合において、当
該 交 通 事 故 の 原 因 に 職 員 の 故 意 又 は 重 大 な 過 失 が な い と き は 、当 該 職 員 に 対
する当該損害に係る賠償請求及び求償は、行わないものとする。
(庶務)
第 38 条
この訓令の実施に関し必要な事務は、香川県警察本部警務部監察課
が行う。
附
則
1
こ の 訓 令 は 、 平 成 14 年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
2
この訓令の施行の際現に改正前の訓令に規定する公用車両運転資格検定
のうち、大型検定、限定大型検定、普通検定又は大型二輪検定の中級以上の
等 級 に 係 る も の に 合 格 し て い る 職 員 に つ い て は 、こ の 訓 令 に 規 定 す る 緊 急 自
動車運転資格検定の相当種別に合格した者とみなす。
附
則 ( 平 成 15 年 3 月 31 日 本 部 訓 令 第 5 号 )
(施行期日)
こ の 訓 令 は 、 平 成 15 年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
1
(香川県警察の航空隊に関する訓令の廃止)
2
香川県警察の航空隊に関する訓令(平成元年香川県警察本部訓令第7号)
は、廃止する。
附
1
則 ( 平 成 18 年 3 月 30 日 本 部 訓 令 第 15 号 )
こ の 訓 令 は 、 平 成 18 年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附
則 ( 平 成 19 年 3 月 30 日 本 部 訓 令 第 13 号 )
こ の 訓 令 は 、 平 成 19 年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
別記様式省略
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