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瀬戸小学校だより - 徳島県小中学校幼稚園
【鳴門市小学校陸上運動記録会】 平成28年10月号 瀬戸小学校だより いっしょうけんめい 「♪秋の夜長を鳴き通す ああおもしろい虫のこえ♪」(虫のこえ),「♪秋の夕日 に 照る山もみじ・・♪」(紅葉),音楽室から子どもたちの歌声が聞こえてきます。 2学期が始まって10日ほどが過ぎました。季節は,もうすっかり秋になったようで す。「読書の秋」「芸術の秋」・・・秋は気候もよく,様々なことに適した季節です。 日に日に暖かくなっていく春に比べて,だんだんと寒い冬に近づいていく秋は,もの ごとにじっくり集中して取り組むのにふさわしい時期なのでしょう。 10月12日(水),ポカリスエットスタジアムで陸上運動記録会が開催されました。 絶好のスポーツ日和に恵まれ,市内の14小学校から約250名の児童が集まって,トラ ックとフィールドで競い合いました。本校からは5・6年生全員(7名)が参加し,走り 幅跳びとソフトボール投げで,日頃の練習の成果を力いっぱい披露しました。 Jリーグのサッカーも開催される立派なスタジアムでプレーできたことは,すばらしい 思い出になったことでしょう。 <読書の秋> 「灯火親しむべし」 (秋の夜は,明かりをつけて読書をするのにふさわしい)は, か ん ゆ 中国の詩人,韓愈の言葉として有名です。私には,もう大人になった二人の子どもが ありますが,子どもたちが幼稚園から小学校低・中学年の頃は,夜寝る前によく本を 読んでやりました。特に長女は斎藤隆介さんのお話が大好きで,「モチモチの木」や 「花さき山」は,せがまれて何十回も読んでやった記憶があります。 斎藤さんの優し さと強さにあふれたお話のおかげで,親ばかですが,娘も心優しい人間に育ってくれたよ うに思います。子どもにとって,この時期の読書(読み聞かせ)体験は,その後の人格形成 に大きな影響を与えるものだと思っています。「読書の秋」です。どうかご家庭におかれ ましても,子どもさんに良い本を与えてあげてください。小さいお子さんには,是非読み 聞かせてあげてください。(斎藤隆介さんの本は,学校の図書室にもあります。) <芸術の秋> 今年の4月から初めて鳴門市で勤務するようになり,改めて「文化・芸術の町 鳴門」 を実感しています。鳴門には,大塚国際美術館や鳴門市文化会館などの立派な文化施設が あります。そして,ベートーヴェンの第九合唱を始め,様々な文化行事が開催されていま す。身近にあるとそのすばらしさに気づきにくいことがありますが,これは全国的に見て もたいへん恵まれた環境ではないかと思います。私も6月に鳴門市文化会館で開催された 「鳴門の第九」演奏会ですばらしい歌声に感動し,8月には大塚国際美術館を見学して, その規模に圧倒されました。また,11月に文化会館で開催される歌舞伎公演の前売りチ ケットを購入し,今から楽しみにしています。「芸術の秋」です。学校でも11月20日 (日)瀬戸中学校でのドリームコンサートなどを企画しています。どうか子どもさんとと もに,鳴門のこの恵まれた文化・芸術環境を生かしていただければと願っています。 <学問の秋> 今年度は,「学力向上」を重点課題の第一にあげて取り組んでいます。「学問の秋」を 充実させるためのキーワードは, 「定着」だと思っています。言うまでもないことですが, 勉強というものは,習ったその時だけできれば良いというものではありません。今日学習 したことは,明日になっても,また来月,来年になってもできなければなりません。しか し,脳には「忘れる」という大切な働きがあります。復習しなければ忘れてしまいます。 「学習したことを忘れていないかな」と心配することが大切です。心配になったらノート やプリントを整理して学習内容をふりかえりましょう。また,インターネットやまんが等 を勉強場所から遠ざけて,学習に集中できる環境を整えることも大切です。「学問の秋」 です。ご家庭におかれましても学習内容の定着が図られますよう,特に学習環境づくり等 についてご協力をよろしくお願いいたします。 【合唱練習】 9月29日(木)と10月14日(金),瀬戸中学校の森先生(音楽)にお越しいただ き合唱指導をしていただきました。瀬戸地区幼小中一貫教育の一環としての取り組みで, 今回練習した「怪獣のバラード」は,11月1日(火)に瀬戸中で開催される人権フェス ティバルや,11月20日(日)に瀬戸中で開催されるドリームコンサートで,瀬戸中・ 明神小のお友達といっしょに披露する予定です。