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山形県環境保全率先実行計画(第4期)
山形県環境保全率先実行計画(第4期) ~“もったいない”やまがたエコオフィスプラン~ 平 成 2 8 年 2 月 山 形 県 目 次 第1章 基本的事項 1 計画策定の背景 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 計画の目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2 3 4 計画の期間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 計画の基準年度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 2 5 6 計画の範囲 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 計画の見直し ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 2 第2章 削減目標等 1 温室効果ガスの総排出量に関する目標 2 個別の措置の目標 ・・・・・・・・・・ 3 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 第3章 取組み内容 1 資源・エネルギー利用の節約とリサイクルの推進 ・・・・・ 2 用紙類の使用量の削減(ペーパーレスの推進) ・・・・・・ 3 環境に配慮した購入・契約の推進 ・・・・・・・・・・・・ 4 公共建築物等の建築、管理等に当たっての環境保全への配慮・・ 5 イベントにおける環境への配慮 ・・・・・・・・・・・・・ 6 環境保全に関する職員の意識向上 ・・・・・・・・・・・・ 第4章 1 2 3 4 6 7 7 8 8 計画の推進体制の整備及び実施状況の点検 推進体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 点検・評価 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 取組み状況の公表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 第1章 1 基本的事項 計画策定の背景 地 球 温 暖 化 対 策 に つ い て は 、近 年 の 集 中 豪 雨 な ど の 異 常 気 象 や 生 態 系 の 変 化 な ど 、地 球 規 模 で の 環 境 問 題 が 深 刻 化 し て い る 中 、世 界 全 体 で 取 り 組 む べ き 喫 緊 の 課 題 で あ り 、併 せ て 、国 民 や 企 業 、地 方 公 共 団 体 等 幅 広 い 主 体 が 連 携・協 働し、一体となって進めることが重要である。 本 県 に お い て は 、こ れ ま で も 県 環 境 基 本 条 例 の 目 標 に 掲 げ る「 持 続 的 発 展 が 可 能 な 豊 か で 美 し い 山 形 県 」を 目 指 し 、地 球 温 暖 化 を 防 止 す る 低 炭 素 社 会 の 実 現 等 に 向 け 、第 3 次 山 形 県 環 境 計 画 に 基 づ く 各 種 施 策 を 推 進 し て き た ほ か 、地 球 温 暖 化 対 策 の 推 進 に 関 す る 法 律 ( 以 下 「 地 球 温 暖 化 対 策 推 進 法 」 と い う 。) 第 20条 の 3 第 3 項 に 基 づ き 、県 全 域 の 計 画( 区 域 施 策 編 )と し て「 山 形 県 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 推 進 計 画 」( 平 成 12年 3 月 策 定 、 平 成 17年 度 改 定 ) 及 び 「 山 形 県 地 球 温 暖 化 対 策 実 行 計 画 」( 平 成 23年 度 策 定 ) を 策 定 し 、 県 民 全 て の 連 携 ・ 協働による取組みを推進してきた。 こ う し た 中 、国 に お い て は 、平 成 27年 7 月 に 日 本 の 新 た な 温 室 効 果 ガ ス 削 減 目 標 を 決 定 し 、ま た 、12月 に は パ リ で 開 催 さ れ た C O P 21に お い て 2020年( 平 成 32年 )以 降 の 地 球 温 暖 化 対 策 の 新 た な 枠 組 み と な る「 パ リ 協 定 」が 採 択 さ れ 、 国 際 的 に も 新 た な 動 き が 始 ま る な ど 、今 後 、よ り 一 層 の 取 組 み の 強 化 が 求 め ら れているところである。 県が自ら行う事務及び事業活動に伴う温室効果ガス排出等の削減について は 、 エ ネ ル ギ ー の 使 用 の 合 理 化 等 に 関 す る 法 律 ( 以 下 「 省 エ ネ 法 」 と い う 。) も 踏 ま え な が ら 、地 球 温 暖 化 対 策 推 進 法 第 20条 の 3 第 1 項 に 基 づ き 、事 業 者 と し て の 県 の 計 画( 事 務 事 業 編 )で あ る「 山 形 県 環 境 保 全 率 先 実 行 計 画 」を 以 下 の と お り 策 定 し 、率 先 し て 自 ら の 取 組 み を 推 進 し て き た と こ ろ で あ る が 、引 き 続 き 、温 室 効 果 ガ ス の 削 減 等 、よ り 一 層 の 環 境 負 荷 の 低 減 に 取 り 組 む た め 、平 成 28年 度 を 初 年 度 と す る「 山 形 県 環 境 保 全 率 先 実 行 計 画( 第 4 期 )」 ( 以 下「 実 行 計 画 」 と い う 。) を 策 定 す る も の で あ る 。 第 1 期 : 計 画 期 間 H13年 度 ~ H17年 度 (H13年 3 月 策 定 ) 第2期: 〃 H18年 度 ~ H22年 度 (H18年 3 月 策 定 ) 第3期: 〃 H23年 度 ~ H27年 度 (H23年 5 月 策 定 ) な お 、本 県 の 環 境 マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム に つ い て は 、本 庁 及 び 総 合 支 庁 に お け る I S O 14001の 認 証 取 得 を 経 て 、 平 成 20年 度 か ら 独 自 シ ス テ ム で あ る 「 や まがたECOマネジメントシステム」 ( 以 下「 シ ス テ ム 」と い う 。)に 移 行 し て いる。新たな実行計画においても、これまで蓄積されたノウハウを活用し、 PDCAサイクルを組み込んだ実効性のある取組みを行っていく。 1 2 計画の目的 (1) 県は、自らが行う事務及び事業活動の中で環境への配慮を徹底すること に よ り 、環 境 負 荷 の 低 減 を 図 る と と も に 、率 先 し て 実 行 す る こ と に よ り 、県 民及び事業者の環境配慮活動を促進する。 (2) 実行計画の着実な推進により、県の事務及び事業の実施に伴う温室効果 ガス排出量の削減を図る。 3 計画の期間 実 行 計 画 は 、 平 成 28年 度 か ら 平 成 32年 度 ま で の 5 年 間 を 対 象 と す る 。 4 計画の基準年度 実 行 計 画 の 基 準 年 度 は 、 平 成 25年 度 と す る 。 5 計画の範囲 (1) 対 象 組 織 実行計画の対象組織は、やまがたECOマネジメントシステム設置要綱 第2条に定める県のすべての行政組織とする。 な お 、管 理 を 委 託 し 、又 は 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 し た 公 の 施 設( 以 下 、 「指 定 管 理 施 設 等 」 と い う 。) も 対 象 と す る 。 (2) 対象事業 県が行うすべての事務及び事業とする。 な お 、指 定 管 理 施 設 等 の 所 管 課 は 、当 該 施 設 等 に 対 し 本 計 画 に 基 づ く 取 組 み を 求 め る と と も に 、省 エ ネ 法 対 象 以 外 の 項 目 に つ い て も 、取 組 み 内 容 や 使 用量等の実績を把握するものとする。 6 計画の見直し 実行計画の実施状況や技術革新の状況等を踏まえ、計画期間内においても 必要に応じ実行計画の見直しを行う。 2 第2章 1 削減目標等 温室効果ガスの総排出量に関する目標 平 成 32年 度 ま で に 、 平 成 25年 度 比 で 温 室 効 果 ガ ス を 10% 削 減 す る 。 な お 、 対 象 と す る 温 室 効 果 ガ ス は 、 二 酸 化 炭 素 ( C O 2 )、 メ タ ン ( C H 4 )、 亜 酸 化 窒 素 ( N 2 O )、 ハ イ ド ロ フ ル オ ロ カ ー ボ ン ( H F C )、 パ ー フ ル オ ロ カ ー ボ ン ( P F C )、 六 フ ッ 化 硫 黄 ( S F 6 ) 及 び 三 フ ッ 化 窒 素 ( N F 3 ) と す る 。 2 個別の措置の目標 平 成 32年 度 に お け る 平 成 25年 度 比 の 個 別 目 標 を 、 以 下 の と お り と す る 。 ○ 電気使用量 7%削減 ○ ○ ○ ○ 7%削減 7%削減 7%削減 7%削減 ガソリン、軽油購入量 灯油、重油購入量 ガス使用量 水の使用量 ○ 用紙類の使用量 7%削減 ○ 廃棄物排出量 7%削減 ※ 上 記 1 、2 の 目 標 は 、今 後 見 直 し 予 定 の「 山 形 県 地 球 温 暖 化 対 策 実 行 計 画 」 (区域施 策編)の内容を踏まえ、必要に応じ再設定を検討する。 3 第3章 1 取組み内容 資源・エネルギー利用の節約とリサイクルの推進 (1) 環境負荷の削減のための資源・エネルギー利用の節約 本計画における資源・エネルギー利用の節約の取組みについては以下の と お り と す る が 、災 害 の 発 生 等 に よ り エ ネ ル ギ ー の 需 給 状 況 が 極 度 に 逼 迫 し たと判断される場合は、その取組み内容を強化又は追加し実施する。 ア 庁舎における電気使用量の抑制等 (ア) 照 明 の 適 正 な 使 用 等 ・ 昼休時や勤務時間外には、執務に支障がない限り消灯する。 ・ 会 議 室 、更 衣 室 、ト イ レ や 湯 沸 し 室 な ど の 照 明 は 使 用 時 の み 点 灯 す る 。 ・ 庁舎屋外の緑地や駐車場等の外灯は、利用形態や日照時間等実情に 応 じ 、適 切 な 点 灯 箇 所 や 点 灯 時 間 を 設 定 す る と と も に 、利 用 や 防 犯 等 影響のない範囲内で減灯に努める。 ・ LEDや有機EL等、高効率照明設備の導入を推進する。 ・ 照明器具ごとにスイッチを設置するなど、きめ細かな消灯に努める。 ・ 事務事業の見直しや“活き活き職場づくり”運動と連携した取組み、 職 員 提 案 制 度 に お け る 優 秀 提 案 の 積 極 的 な 導 入 等 に よ り 、時 間 外 勤 務 の縮減、定時退庁の実践に努める。 ・ ライトダウンウィークの実施拡充を推進する。 (イ) 事 務 機 器 、 そ の 他 設 備 の 適 正 な 使 用 等 ・ OA機器等(テレビを含む)を使用しないときは主電源から切る。 ・ O A 機 器 等 で 省 エ ネ モ ー ド 設 定 可 能 な も の に つ い て は 、そ の 機 能 を 活 用する。 ・ パ ソ コ ン 等 の デ ィ ス プ レ イ は 、使 用 環 境 に 応 じ 視 力 に 影 響 の な い 範 囲 内で輝度(明るさ)を調整し抑制する。 ・ 階段利用の励行により、エレベーターの使用削減に努める。 ・ 電 熱 機 器( 電 気 ポ ッ ト 等 )は 必 要 や む を 得 な い 場 合 を 除 き 原 則 と し て 使用しない。 ・ 空 調 設 備 等 に よ り 冷 暖 房 を 行 っ て い る 施 設 に お い て は 、原 則 と し て 勤 務時間内には冷暖房機器(電気ストーブ、扇風機等)を使用しない。 ・ 常 時 使 用 し な い シ ュ レ ッ ダ ー な ど の 電 気 機 器 の 使 用 に つ い て は 、電 力 使 用 の 効 率 化 を 図 る た め 、機 器 使 用 時 の み コ ン セ ン ト を 入 れ る な ど の 配慮を行う。 ・ 自動販売機は、エネルギー消費量の少ない機種の設置に努める。 ・ 課 室 内 の 電 子 複 写 機 や テ レ ビ 等 の O A 機 器 の 共 用 化 を 図 り 、台 数 を 見 直すとともに、エネルギー消費効率の優れた機種に変更していく。 4 イ 燃料等の使用量の節減 (ア) 冷 暖 房 の 適 正 使 用 等 ・ 冷 房 時 は 室 内 温 度 が 28度 と な る よ う 、暖 房 時 は 19度 を 目 安 に 冷 暖 房 設 備の温度を設定し、適正に運転する。なお、温度設定にあたっては、 熱中症等の発症の危険性や心身への負荷が高まらないよう室内環境 への配慮を行うこと。 ・ コ ン ピ ュ ー タ 室 の 冷 房 は 、コ ン ピ ュ ー タ 性 能 が 確 保 で き る 範 囲 内 で 可 能な限り設定温度を上げる等の適正な運用に努める。 ・ 冷 暖 房 中 に 不 必 要 な 窓 の 開 閉 を し な い 、吹 き 出 し 口 に 物 を 置 か な い な ど、空調の効率的な利用に努める。 ・ 冷 暖 房 の 効 率 を 上 げ る た め 、ブ ラ イ ン ド や カ ー テ ン を 効 果 的 に 活 用 す る。 ・ 夏 季 の 軽 装 ( ク ー ル ・ ビ ズ )、 冬 季 の 重 ね 着 ( ウ ォ ー ム ・ ビ ズ ) 等 、 設定温度に対応した服装を励行する。 (イ) 自 動 車 の 適 正 使 用 等 ・ 公 務 出 張 時 は 、公 共 交 通 機 関 の 利 用 や 相 乗 り を 促 進 し 、公 用 車 の 使 用 を抑制する。 ・ 通勤時は、公共交通機関、自転車、徒歩、相乗りによる「エコ通勤」 を促進する。 ・ 自 動 車 の 使 用 に 当 た っ て は 、合 理 的 な 走 行 ル ー ト の 選 択 、不 要 な ア イ ド リ ン グ や 荷 物 の 積 載 、急 加 速 、急 ブ レ ー キ を 控 え る な ど 、エ コ ド ラ イブを徹底し、安全運転と燃費向上を推進する。 ・ 近 距 離 の 移 動 で 、支 障 が な い 場 合 は 、徒 歩 で の 移 動 や 自 転 車 の 使 用 を 心がける。 ・ 低公害車の導入(グリーン購入)を推進する。 ・ Web会議システムの積極的な利用の促進に努める。 ウ (2) 庁舎における節水等の推進 ○ 食 器 類 の 洗 浄 や 歯 磨 き あ る い は 洗 車 等 で 水 を 使 用 す る 場 合 は 、蛇 口 を こまめに閉める又は水をためて使うなど節水に努める。 ○ 水 使 用 削 減 に 資 す る 機 器( 節 水 コ マ や 自 動 水 栓 、自 動 洗 浄 装 置 等 )の 導入を推進する。必要に応じ、水道水圧を低めに設定する。 ○ 水漏れ等の点検を徹底し、必要な修繕等は速やかに実施する。 環境負荷の削減のための廃棄物の減量化、リサイクルの推進等 ア 廃棄物の量の削減、分別収集によるリサイクルの推進等 ○ 使 い 捨 て 製 品 な ど 、使 用 後 に ご み に な る も の は で き る だ け 購 入 、使 用 しない。 ○ 容器、包装材について、できるだけ簡素なものを購入、使用する。 ○ ごみを廃棄する際は分別回収ボックスの設置などにより分別排出を 徹底する。 5 ○ 使 用 済 み 封 筒 や フ ァ イ ル 類 、カ レ ン ダ ー の 裏 紙 の 名 刺 利 用 な ど 再 利 用 可能なものは再利用する。 ○ 物 品 等 は 、必 要 最 小 限 の 量 を 計 画 的 に 購 入 す る と と も に 、カ ー ト リ ッ ジ式の製品の購入に努める。 ○ 納品時に使用されていた包装材や容器等で不要なものは納入業者で の再利用や引き取りを要請する。 ○ マイボトル・マイ箸・マイバッグの持参に積極的に取り組む。 イ 製品の長期使用等 ○ 事 務 機 器 、用 品 等 の 故 障 、不 具 合 の 際 に は 、極 力 そ れ ら の 修 繕 に 努 め 、 再利用、長期利用を図る。 ○ 新 財 務 会 計 シ ス テ ム の 遊 休 物 品 管 理 情 報 な ど を 利 活 用 し 、再 利 用 に 努 める。 2 (1) 用紙類の使用量の削減(ペーパーレスの推進) 会議の廃止、縮小等 ○ 会 議 の 廃 止 ・ 合 同 開 催 、各 種 調 査 の 廃 止 ・ 縮 小 、 業 務 プ ロ セ ス の 見 直 し 等により印刷物及び申請書類等の用紙類の削減に努める。 (2) 電子化 ○ 文 書 の 電 子 化( P D F 化 、 C D - R O M 化 、ホ ー ム ペ ー ジ 掲 載 な ど )や 県庁イントラ情報システムの活用などにより電子ファイルでの閲覧を励 行 す る も の と し 、不 要 な 印 刷 は 行 わ な い よ う に 努 め る 。 ま た 、 文 書 の 内 容 や 性 質 に 応 じ 、印 刷 の 必 要 の な い P D F フ ァ イ ル に お い て は 印 刷 不 可 設 定 を推進する。 ○ 電子決裁の推進により用紙の出力枚数の削減を図る。 (3) その他 ○ パ ン フ レ ッ ト 等 の 印 刷 物 作 成 に 当 た っ て は 、配 布 先 を 十 分 に 精 査 し 、必 要最小限の数量に止める。また、資料の配布は電子メールを活用し、印刷 物の配布は極力行わない。 ○ コピーは、両面印刷、裏紙使用、集約印刷などを励行する。 ○ コ ピ ー 機 の 裏 紙 ト レ イ へ の 新 品 用 紙 を 補 充 し な い こ と な ど に よ り 、意 図 しない新品用紙の使用を防止する。 ○ A 3 判 裏 紙 の 積 極 的 な 使 用 を 励 行 す る 。( コ ピ ー 機 の 用 紙 ト レ イ を 使 用 頻度の少ない「B4判」から「A3判裏紙」に変更するなど) ○ 資料の簡易な訂正は、直接書き込みを行い、用紙印刷の縮減に努める。 ○ 各種資料は共有化を図り、個人所有の資料をなくすように努める。 ○ 一度配付した資料や事前に送付した資料などの持参を徹底する。 ○ パ ソ コ ン 画 面 か ら 直 接 フ ァ ッ ク ス を 送 信 す る 機 能 及 び 、受 信 時 に 自 動 で P D F 化 し パ ソ コ ン に 集 積 さ れ る 機 能 等 が あ る 場 合 に は 、積 極 的 に 活 用 す る。 6 ○ コピー使用後はオールクリアボタンを押すなどし、ミスコピーの防止 に努める。 ○ 所 属 ご と に 毎 月 の 用 紙 使 用 量 を 把 握・分 析 し 、所 属 職 員 に 周 知 を 図 る こ とにより、職員の用紙の使用削減の意識を高める。また、前年度使用実績 と の 比 較 表 を コ ピ ー 機 前 に 掲 示 す る な ど 、削 減 に 向 け た 意 識 付 け の 一 層 の 強化を図る。 ○ 新聞切抜きコピーの配布対象者や配布期間を厳選する。 3 環境に配慮した購入・契約の推進 物 品 等 の 購 入 に 際 し て は 、グ リ ー ン 購 入 法 を 踏 ま え 別 に 定 め る「 山 形 県 環 境 物 品 等 調 達 基 本 方 針 」に 基 づ き 、環 境 へ の 負 荷 の 少 な い 物 品 等 の 調 達 に 努 め る ものとする。 ま た 、環 境 配 慮 契 約 法 を 踏 ま え 、温 室 効 果 ガ ス 排 出 量 の 削 減 に 配 慮 し た 契 約 の推進に努める。 4 公共建築物等の建築、管理等に当たっての環境保全への配慮 (1) 環 境 汚 染 防 止 へ の 配 慮 ○ 汚染物質の排出の削減や適切な処理が図られるよう必要な設備の整備、 維持管理を図る。 ○ 排 出 基 準 及 び 排 水 基 準 の 遵 守 を 徹 底 す る ほ か 、規 制 を 受 け な い 施 設 に つ いても、自主的に環境負荷の低減に努める。 (2) 省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの利活用等 ○ 太陽光等の再生可能エネルギーや排熱等の未利用エネルギーの活用を 推進する。 ○ 建築物の断熱性能の向上を推進する。 ○ エネルギー消費効率が優れた設備又はエネルギーの効率的利用が可能 となる設備等の導入を推進する。 ○ 空 調 設 備 や ボ イ ラ ー 、昇 降 機 等 の 主 要 な エ ネ ル ギ ー 消 費 設 備 は 、省 エ ネ 法 の 判 断 基 準 に 基 づ き 作 成 し た 管 理 標 準 に よ り 、適 切 な エ ネ ル ギ ー 管 理 を 行う。 ○ 道 路 、 橋 梁 の 照 明 な ど 、 管 理 す る 施 設 ・設 備 等 は 、 気 温 や 日 照 、 利 用 の 形 態 や 状 況 等 の 実 情 に 応 じ 、稼 動 量 や 稼 動 時 間 等 の 適 切 な 運 用 に よ り 省 エ ネルギーに努める。 ○ 深夜電力の活用などにより、電力使用量の平準化を図る。 ○ 省エネルギー診断を活用し、効果的な省エネ対策を推進する。 (3) 水利用の合理化 ○ 雨水利用施設設置等の検討を含め、水利用の合理化、再利用化を図る。 ○ 雨水の地下浸透(透水性舗装)などに努める。 7 (4) 敷地の環境の保全等 ○ 敷地内に適切に植栽を施し、緑地の確保を図る。 ○ ごみの不法投棄の防止に努めるなど所管地の環境の保全を図る。 (5) 環境負荷の少ない施工作業の実施 ○ 建 築 物 の 建 築 等 に 当 た っ て は 、発 注 者 と し て 環 境 負 荷 の 少 な い 施 工 作 業 を要請する。 ○ 山形県建設リサイクル推進計画の推進により、建設副産物の有効利用、 適正処理を図る。 (6) 他施策との連携 ○ 施 設 設 備 に つ い て は 、「 山 形 県 県 有 財 産 総 合 管 理 ( フ ァ シ リ テ ィ マ ネ ジ メント)基本方針」に基づき、環境に配慮した整備・運営を図りつつ県有 財産の長寿命化等を推進する。 5 イベントにおける環境への配慮 県 が 主 催 し 、又 は 構 成 員 と な っ て 主 体 的 に 関 わ る 実 行 委 員 会 等 が 実 施 す る イ ベ ン ト に つ い て は 、別 に 定 め る「 山 形 県 エ コ イ ベ ン ト 指 針 」に 基 づ き 、環 境 へ の影響を最小限にするよう努めるものとする。 6 環境保全に関する職員の意識向上 (1) 環 境 に 関 す る 研 修 等 ○ 職 員 の 環 境 保 全 に 関 す る 意 識 の 啓 発 を 図 る た め 、シ ス テ ム に 関 す る 研 修 等 を 活 用 す る と と も に 、参 加 し や す い 職 場 環 境 づ く り に 努 め る も の と す る 。 (2) 環境に関する情報の積極的な提供 ○ 実 行 計 画 の 取 組 み 内 容 の 推 進 担 当 部 局 等 は 、職 員 に 対 す る 環 境 保 全 に 関 する活動や研修等の情報提供に積極的に努めるものとする。 (3) 環境保全活動への職員の積極的参加の奨励 ○ 職 員 は 、実 行 計 画 に 掲 げ た 事 項 に 取 り 組 む ほ か 、各 所 属 に 応 じ た 省 エ ネ ルギー活動等の提案、取組みを積極的に行うよう努めるものとする。 ○ 職 員 は 、実 行 計 画 に よ る 環 境 配 慮 の ノ ウ ハ ウ を 活 か し 、環 境 配 慮 行 動 を 「 職 場 か ら 家 庭 」、「 家 庭 か ら 地 域 」 へ 広 げ て い く も の と し 、 一 県 民 、 一 消 費者として地域等における環境配慮活動に率先して参加することに努め るものとする。 ○ 各 所 属 に あ っ て は 、職 員 が 地 域 等 に お け る 環 境 保 全 活 動 に 参 加 で き る よ う、休暇を取得しやすい職場環境づくりに努めるものとする。 8 第4章 1 計画の推進体制の整備及び実施状況の点検 推進体制 (1) 実 行 計 画 の 推 進 に 向 け て 、や ま が た E C O マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム 設 置 要 綱 第 5 条 第 1 号 に 定 め る 事 務 局 ( 以 下 「 事 務 局 」 と い う 。) は 、 そ の 取 組 み 状 況 に つ い て 環 境 や ま が た 推 進 本 部 幹 事 会 ( 以 下 「 幹 事 会 」 と い う 。) に 報 告 す る と と も に 、年 度 ご と の 評 価 結 果 等 に つ い て 環 境 や ま が た 推 進 本 部 会 議 に 報告する。 な お 、実 行 計 画 の 推 進・点 検・ 評 価 の 管 理 統 括 は 、同 要 綱 第 5 条 第 2 号 に 定める事務局長が行う。 (2) 所 属 長 は 、実 行 計 画 を 推 進 す る た め 、所 掌 す る 組 織 に お い て 次 の 取 組 み を 行う。 ア 実 行 計 画 の 周 知 徹 底 を 図 り 職 員 の 取 組 み を 促 す と と も に 、自 ら も 率 先 垂 範する。 イ 職 員 が 実 行 計 画 に 取 組 み や す い 環 境 整 備 を 行 う と と も に 、実 効 性 が 得 ら れるよう創意工夫に努める。 ウ 職 員 の 実 行 計 画 に 対 す る 意 見 等 を 積 極 的 に 引 き 出 し 、有 効 な 取 組 み 等 に ついては、必要に応じ事務局に提案する。 2 点検・評価 (1) 所 属 に よ る 実 施 状 況 の 点 検 ・ 評 価 、 報 告 等 ア 日常的な点検・改善 所 属 長 は 、職 員 の 取 組 み 状 況 を 日 常 的 に 点 検 し 、改 善 が 必 要 と 認 め ら れ る 事 項 に つ い て は 、注 意 喚 起 や 対 応 策 を 講 ず る こ と な ど に よ り 、改 善 が な されるよう努める。 イ 上半期実績報告 所 属 長 は 、上 半 期( 4 月 か ら 9 月 ま で )の 実 行 計 画 の 取 組 み 状 況 に つ い て 、別 に 定 め る 様 式 に よ り 、当 該 所 属 を 所 掌 す る 部 局 長 等 に 報 告 す る も の と し 、各 部 局 主 幹 課 長 等 は 10月 末 日 ま で に 取 り ま と め の う え 事 務 局 に 報 告 する。 ウ 年間実績報告 所 属 長 は 、前 年 度 の 実 行 計 画 の 取 組 み 状 況 に つ い て 、別 に 定 め る 様 式 に よ り 、当 該 所 属 を 所 掌 す る 部 局 長 等 に 報 告 す る も の と し 、各 部 局 主 幹 課 長 等は4月末日までに事務局に報告する。 エ 各所属及び各部局等による点検・評価 前 記 イ 及 び ウ の 報 告 に 際 し て は 、所 属 長 及 び 部 局 長 は 、過 年 度 に お け る 実 績 値 と の 比 較 等 を 踏 ま え 点 検 ・ 評 価 を 行 い 、所 属 長 は 、改 善 が 必 要 と 認 められる事項がある場合には十分に要因分析を行うとともに改善方法を 策定し、様式に記載するものとする。 9 (2) 事務局による実施状況の点検・評価等 ア 事務局による点検・評価 事 務 局 は 報 告 を 集 約 し 、部 局 等 の 単 位 及 び 全 組 織 の 実 績 に つ い て の 点 検 を 行 う と と も に 、シ ス テ ム 設 置 要 綱 第 3 条 に 定 め る シ ス テ ム の 責 任 者 に 報 告する。 ま た 、部 局 等 の 単 位 に よ る 実 績 等 に つ い て 、過 年 度 に 比 し て 大 幅 な 増 減 が あ る な ど 、確 認 が 必 要 と 認 め る 場 合 は 、部 局 長 等 に 対 し そ の 要 因 等 に つ いての報告を求めるものとする。 イ 改善事項等についての周知 事 務 局 は 、各 所 属 か ら の 実 績 報 告 及 び 前 記 ア に よ る 報 告 等 を 検 証 し 、改 善に向けて全組織に周知すべきものと事務局長が認めた事項がある場合 には、その内容を通知する。 ウ 幹事会、外部評価 事 務 局 が 取 り ま と め た 実 績 等 に つ い て は 、幹 事 会 に 報 告 し 評 価 を 受 け る と と も に 、や ま が た E C O マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム 運 営 要 綱 第 12条 に 定 め る 外部評価を受けるものとする。 3 取組み状況の公表 温 室 効 果 ガ ス の 排 出 状 況 な ど 実 行 計 画 の 実 績 に つ い て は 、毎 年 度 、県 の ホ ー ム ペ ー ジ や 環 境 白 書 な ど に お い て 公 表 す る 。そ の 際 、可 能 な 限 り 詳 細 な 情 報 と し 、過 年 度 と の 比 較 、増 減 の 要 因 分 析 及 び 改 善 方 法 等 を 含 め る と と も に 、県 民 にわかりやすい内容とすることに意を用いたうえで公表する。 附 則 こ の 計 画 は 、 平 成 28年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 10