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Plakoni - Siemens PLM Software
TECNOMATIX NX 産業機械 複雑な製造プロセスが要求する デジタル・マニュファクチャリング Tecnomatixソリューションにより新しい改善された生産ラインをオンラインで素早く実現 ビジネス上の目標 新製品開発 PLAKONI 生産効率 課題 ますます複雑化する生産設備 今日の短縮化が進む製品ラ イフサイクルをサポートす るために求められる生産立 ち上げ期間の短縮 成功の鍵 Plant Simulation、FactoryCAD、 Robcad、Process Designer、 Process Simulate を使用した コンピュータ・シミュレー ションによる製造プロセス の最適化 NX I-deas ソフトウェアのジ オメトリをシミュレーショ ンの基盤として使用 デジタル実現可能性調査 効果 生産プロセス設計における さらなるイノベーション 複雑化が進むなかでの量産 までの期間短縮 さらに効果的なセールス・プ レゼンテーション エンジニアリングとプロジェクト 今日の製品のライフサイクルはどんど ん短縮されており、その結果、製品の 変更および入れ替わりの頻度は増加し ています。ライフサイクルが短くなる ことで、生産の効率性がいっそう重要 になっています。これらの要因によっ て、生産のプロセスとツールの変更が 余儀なくされています。Plakoni 社は この分野において、最新の設計ツール を使用することで成功を収めました。 Plakoni Engineering は 1994 年、 そ の 当時、重要な新車両生産ライン向けの ツールを開発する必要性が高まったこ とに応えるため設立されました。以 来、年とともに、同社の業務は拡張し てきました。Plakoni 社のエンジニア が顧客の開発チームの一部を構成する プロジェクトと、ターンキープロジェクトの両方の分野で成長しています。 「ターンキープロジェク トが増加してきたので、私たちは、当社の開発業務においてエンジニアリングサービスとターンキー プロジェクトとを分割することに注目し始めました」と Plakoni 社のマネージャ兼オーナーの Geert Kenis 氏は述べます。「当社の専門家がお客様のチームに参加できることは、お客様にとって非常に 重要であるため、その事業は Plakoni Engineering として継続させています。同時に私たちは、ターン キー生産自動化プロジェクトの開発、生産、導入に関する専門知識はそれとは別に構成したいと思っ ています。それは 2008 年の開始時より、Plakoni Projects の名のもとに実施しています。 」 これらの 2 つの会社は同じ規模の大きさで、約 15 人の従業員を抱えています。ローカルでサービ スを提供するという要求を満たすため、Plakoni 社はベルギーに 2 つの営業所を、それぞれヘンク とシントニクラスに置いています。「これらの場所を選択したのは、当社の仕事の 70% は自動車業 界から来るものだからです。自動車業界ではローカルに事業を展開していることが重要な要素にな ります」と Kenis 氏は説明します。「当社はルーマニアにもオフィスを開設しました。このオフィ スは当社の大規模顧客の 1 つが持つ新工場に設置され、当地での Plakoni 社の足場となっています。 」 自動車業界相手のサービスの他に、Plakoni 社は浚渫業界に対する事業を含む、幅広いプロジェクト を展開しています。たとえば、Plakoni 社はドリルヘッドの歯を交換するロボット設備を開発しまし た。 「当初の要求は手動での交換作業をサポートすることでした。しかし状況を分析し、ドリルヘッ ドの歯がより大きくなり重量も増していることを考えた結果、プロセス全体を自動化する結論に至 りました」と Kenis 氏は言います。 「最終的に、それが最もコスト効率の高いソリューションでした。 」 PLM Software www.siemens.com/plm TECNOMATIX NX 「FactoryCAD はとりわけ 強力です。生産オペレー ションのモデリングとシ ミュレーションにおける 効率性がその理由です。 FactoryCAD は社内での 利用に役立つだけでな く、特に営業の観点から も興味深いツールです。」 Geert Kenis 氏 Owner and Manager Plakoni 社 立ち上げ期間の短縮 Plakoni Projects の専門知識は、顧客のニーズに応える生産自動化のコンセプトを作り上げ、それら のコンセプトを実行することにあります。「現在の傾向として、生産プロセスを状況に応じて変化 させる必要性が高まっています」と Kenis 氏は続けます。 「結果、生産プロセスとそれに対応するツー ルの開発に、より大きなプレッシャーがかかるようになっています。このことは、高品質な生産設 備を設計する必要性だけでなく、生産までの立ち上げ期間を短縮する必要性をも意味します。」 Plakoni Projects では、生産設備の開発のほとんどは、例外なく顧客からの機能面での要求から開始 されます。「生産の改造に加えて、工数の削減と新しい生産技術が、生産ラインの変更を必要とす る最も一般的な理由です」と Kenis 氏は語ります。 「お客様の既存のプロセスに基づいて、私たちは 設計開発を行い、それが最終的に協議され、必要な改造が付加された後、承認されます。現在、当 社では設計開発に Tecnomatix® ソリューションを多用しています。Plant Simulation、FactoryCAD、 Robcad、Process Designer、Process Simulate などです。これらのアプリケーションは、生産プロセ スのモデリングのための、豊富なライブラリと標準ツールコンポーネントを備えています。」 デジタル・マニュファクチャリングのアプローチを使用して、Plakoni 社はセルのモデリング、た とえば 5 台のロボットとともに、供給と搬送の設備がある場合などのモデリングを、素早く行え るようになりました。「私たちは以前からお客様との仕事で 3D 情報を大量に使ってきましたが、 FactoryCAD はとりわけ強力です。生産オペレーションのモデリングとシミュレーションにおける効 率性がその理由です。FactoryCAD は社内での利用に役立つだけでなく、特に営業の観点からも興味 深いツールです」と Kenis 氏は言います。 実現可能性調査 Ford 社とその下請業者は Plakoni 社にとって重要な顧客グループの代表です。必然的に、同社では、 シーメンス PLM ソフトウェアの NX™ I-deas® CAD ソリューションを、製品開発の標準ツールとし て 10 年以上使用してきました。「有利な点は、I-deas のジオメトリが Robcad と FactoryCAD で直 接利用できることです」と Kenis 氏は述べます。「これは Fides という Ford 社独自のツール開発用 アプリケーションにも当てはまります。」 I-deas の製品ジオメトリを Robcad で直接使用して、実現可能性を調査することができます。Plakoni 社のエンジニアは、その他多くの項目とともに、ロボットの能力を調査し、1 つの生産セルに何台の ロボットが必要か、またどのようなアセンブリが最も効率が良いかを決定します。 「機械コンポーネ ントの開発は、I-deas や Fides など、お客様が要求するプログラムを使用して行われます」と Kenis 氏は説明します。 「Ford 社の全ツールは Fides を使用してセットアップされています。Fides には、す べての生産リソースが標準コンポー ネントとして提供される、最新のラ イブラリが備わっています。 」 設計が準備できると、そのデータが Fides または I-deas から FactoryCAD に 読み込まれ、プロセスが 3D で視覚化 され評価されます。これに基づいて顧 客が最終的に承認を行います。そし て図面と 3D モデルが Plakoni 社の下 請業者に送られ、そこでコンポーネ ントとシステムの製作が行われます。 Plakoni 社は電子機械システムとソフ トウェアの開発に、実績のあるパート ナーを利用しています。製作されたす べてのコンポーネント、ロボット、そ の他の生産リソースは、Plakoni 社に よって組み立てられます。 TECNOMATIX NX 産業機械 ソリューション／ サービス Tecnomatix www.siemens.com/tecnomatix NX I-deas www.siemens.com/nx 主な事業内容 Plakoni 社は生産エンジニア リング・サービスを提供す ると同時に、ターンキー生 産プロセスの開発および導 入を行います。 www.plakoni.be 所在地 ベルギー ヘンクおよびシントニクラス ルーマニア クラヨバ 「 FactoryCAD や Robcad のようなソフトウェアは 当社に、商業的側面と技 術的側面の両方において 優位性をもたらしてくれ ます。事実、このような アプリケーションなしに、 複雑な生産設備を開発す ることはほとんど不可能 です。」 Geert Kenis 氏 Owner and Manager Plakoni 社 お問い合わせ シーメンス PLM ソフトウェア 〒 151-8583 東京都渋谷区代々木 2-2-1 小田急サザンタワー TEL: 03-5354-6700 FAX: 03-5354-6780 www.siemens.com/plm 「Robcad を使用して実現可能 性調査を行うというやり方 は、きわめて成功していま す」と Kenis 氏は言います。 「Robcad が提供するオフライ ンのプログラミングとシミュ レーションの機能は、複雑な 生産セルにおいて、現実に近 いサイクルタイムの同期を実 現するための、必要条件で す。 」生産セルが比較的単純 な場合は、商標登録されたロ ボットコントローラの費用が 費用対効果の計算に大きく影 響します。 「特に、最終プロ グラムのチューニングは、仮 想モデルと最終的なセル構成 との間に小さな違いがあるた め、依然として必要です。単 純な生産セルの場合は、プロ グラミングを手動で行うほう が費用効率が良い可能性があ ります」と Kenis 氏は指摘し ます。 工場の完成 プロジェクトが Plakoni 社によって完成し構築され導入されると、顧客によってその受け入れが行 われます。その後、生産セルが現場に導入されます。Plakoni 社は設計者であり製造者であるため、 導入とともに製品ファイル全体を提供する必要があります。このファイルには、プログラムと導入 設備の図面の両方が含まれます。 「当社は長期にわたるお客様との関係に基づいて、お客様のビジネスに関して幅広い知識を保有し ています。そのため、私たちはお客様が当社が提供した成果物を使って別のサービスプロバイダと 契約するかもしれないといった心配はしていません」と Kenis 氏は付け加えます。「当社は継続し てそのような関係をさらに築いていこうと思っています。これも FactoryCAD や Robcad のような、 商業的側面と技術的側面の両方において優位性をもたらしてくれる新しいソフトウェアのおかげで す。事実、このようなアプリケーションなしに、複雑な生産設備を開発することはほとんど不可能 です。」 Kenis 氏はデジタル・マニュファクチャリングをさらに拡張して、完全な工場と工場での物品の流 れのモデリングおよびシミュレーションも行いたいと考えています。「私たちは、Tecnomatix Plant Simulation の個別イベントシミュレーション・ソリューションなどの使用において、お客様の業務 プロセスを並行実施しています」と同氏は言います。「Plant Simulation を使用すれば、当社のエン ジニアは動的な生産およびロジスティクスのプロセスをお客様のために最適化できます。これによっ て、私たちはお客様にさらにぴったりのサービスを提供することができるのです。」 © 2010 Siemens Product Lifecycle Management Software Inc. All rights reserved.Siemens および Siemens のロゴは、Siemens AG の登録商標で す。D-Cubed、Femap、Geolus、GO PLM、I-deas、 Insight、Jack、JT、NX、Parasolid、Solid Edge、 Teamcenter、Tecnomatix、および Velocity Series は、Siemens Product Lifecycle Management Software Inc. またはその子会社の米国およびそ の他の国における商標または登録商標です。そ の他のロゴ、商標、登録商標、またはサービス マークは、それぞれ各所有者に帰属します。 X10-JA 15602 11/10 L