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① 更なるディーゼルイノベーションに向けて —ディーゼルエンジンの

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① 更なるディーゼルイノベーションに向けて —ディーゼルエンジンの
フォーラム(聴講無料)
フォーラムテキスト:大会期間中は会員資格を問わず2,000円〜4,000円(消費税込).
GIAフォーラム:GIAとはGovernment・Industry・Academiaの略称です.
フォーラム受付 :
会議センターメインホール 8:30〜17:00
:アネックスホール入口
8:30〜17:00
( 21日)
12:00〜17:00
( 22日・23日)
① 更なるディーゼルイノベーションに向けて —ディーゼルエンジンの熱効率向上に関する再考察 —
5月21日
(水)9:30 ~ 12:30 会議センターメインホール
[テキスト 3,000円
(税込)]
■ 環境影響物質の排出をなお一層低減しながら,エネルギ消費の低減を進めることは,世界中で幅広い用途に使われ
ているあらゆるディーゼルエンジンにおける共通課題である.これを解決するための技術的内容は,エンジンの大きさ,
使われる出力・回転速度の範囲などの相違により,それぞれに特徴を持ち,一見異なる進化を遂げている様に見えるが,
共通の原理に支えられていることには変わりない.本フォーラムでは,乗用車,トラック・バスなど用途の異なるディーゼ
ルエンジンの最新技術に加え,エンジンでのエクセルギー解析や熱効率の相似則的整理について講演を頂くとともに,
パネルディスカッションの場を設け,新たな観点から熱効率向上のための要件と方針を再考察することにより,様々な
ディーゼルエンジンにおけるさらなる高効率・低環境負荷化のためのブレークスルーの手掛かりとしたい.
企 画:ディーゼル機関部門委員会
プログラム
司会: 千田 二郎氏(同志社大学)
9:30 挨拶 本フォーラムの狙い
石山 拓二氏(京都大学)
9:40 内燃機関の高効率化と低温燃焼研究
飯田 訓正氏(慶應義塾大学)
10:00 乗用車メーカー側からの熱効率向上要件と最新技術
志茂 大輔氏(マツダ)
10:20
10:55
11:15
11:40
12:30
重量車メーカー側からの熱効率向上要件と最新技術
内田 登氏(新エィシーイー)
エンジン燃焼のエクセルギー解析
堀 司氏(大阪大学)
エンジン熱効率の相似則的整理
近久 武美氏(北海道大学)
パネルディスカッション
ディーゼルエンジンの熱効率向上に関する再考察
司会:千田 二郎氏(同志社大学)
閉会
② GIAフォーラム 日本の交通事故自動通報システムは如何にあるべきか?
5月21日
(水)9:30 ~ 12:30 アネックスホールF203+F204
[テキスト 3,000円
(税込)]
■ 交通事故自動通報
(ACN)システムの導入と自動車への搭載が,ヨーロッパにおいて2015年より義務化される動きが
ある.これと連動して,傷害予測関連情報を盛り込んだACNシステム(AACN)の具体化も現実味を帯びてきている.日
本においても至急に実施可能な傷害予測法の確立とACNの普及およびAACNの具体化に向けた動きを加速しなければ
ならない.そこで,本フォーラムでは,傷害予測とともに日本のACNは如何にあるべきかについて,産官学を始め様々な
視点からの話題提供をして頂き,実現に向けた方策について考える機会としたい.
企 画:交通事故傷害予測と予防・医療に関する検討委員会
プログラム
司会: 近森 順氏(自動車技術会)
9:30 挨拶 フォーラム開催趣旨
近森 順氏(自動車技術会)
9:50 国内外におけるACN
(AACN)
の現状と効果予測について
佐藤 泉氏(日本自動車工業会)
10:15 ACN
(AACN)の普及と日本の戦略
猶野 喬氏(国土交通省)
10:40
11:05
11:30
11:55
12:30
AACNのための傷害予測アルゴリズムとその検証
西本 哲也氏(日本大学)
ACN(AACN)運用の実例
吉田 傑氏(本田技術研究所)
ACN義務化への道
宇治橋 貞幸氏(日本文理大学)
総合討論
近森 順氏(自動車技術会)
閉会
9
③ GIAフォーラム カー・ロボティクス ―自動運転の社会導入に向けての課題と展開―
5月21日
(水)9:30 ~ 11:55 アネックスホールF205
[テキスト 3,000円
(税込)]
■ カー・ロボティクスは,2008年より自動車技術会とロボット学会が合同で立ち上げた「カー・ロボティクス調査専門委
員会」が提唱しているもので,自動車とロボットを融合させ,新しい発展を期待しようという試みをさしています.センサ,
ECU,アクチュエータなどの構成が近い両者の技術融合により,移動のさらなる知能化が図られ,また新たなモビリティ
が発想され,提案されつつあります.本フォーラムでは,
「カー・ロボティクス ―自動運転の社会導入に向けての課題と
展開―」と題して,近年,話題となっている自動運転に対する社会導入や発展に対する課題として,現状の技術分類や
自動の度合いを含めて,自動への切り替わりにおける課題,安全技術や法的な課題や今後の展開などについて,各分
野の専門家の方々が講演する.
企 画:カー・ロボティクス調査研究委員会
プログラム
司会: 大日方 五郎氏(名古屋大学)
9:30 挨拶
大日方 五郎氏(名古屋大学)
9:35 経済産業省におけるITS施策について(仮題)
山家 洋志氏(経済産業省)
10:05 自動運転がもたらすものと求めるもの
稲垣 敏之氏(筑波大学)
10:45
11:15
11:55
自動運転と安全運転支援−先進安全自動車(ASV)の取組み−
衣本 啓介氏(国土交通省)
ヒューマン・エラーと過失責任—先進技術の導入と法的責任の関係—
池田 良彦氏(東海大学)
閉会
④ ひととクルマをつなげるマルチメディア
5月21日
(水)9:30 ~ 11:55 アネックスホールF206
[テキスト 3,000円
(税込)]
■ マルチメディア部門委員会は,以下の目的を掲げて活動している.
1.2030年のスマートコミュニティを構成する,
「情報」,
「移動」,
「エネルギ」を実現するための技術を検討する.
2.特 に,
「つながる」,
「ほどよく提 示 する」,
「安心」,
「安 全」,
「環 境配 慮 」をキーワードとして,通信,センサ,
HMI,インフラ協調,スマートフォン/タブレット連携,自動車制御連携等の技術を調査,検討する.
3.上記をもとに今後の指針を世界に提案する.
本フォーラムでは,HMI, スマートフォン連携,制御連携,センサ,車載通信の分野の専門家を招き,各分野の最新技
術を紹介頂くとともに,つながる車載マルチメディアの将来を議論したい.
企 画:マルチメディア部門委員会
プログラム
司会: 岡野 英紀氏(マツダ)
9:30 挨拶
岡野 英紀氏(マツダ)
9:35 車載インフォテイメント向けの仮想化環境(SafeG)
本田 晋也氏(名古屋大学)
10:10 後写鏡の代替としてのカメラモニタシステムの認知判断特性
青木 義郎氏(交通安全環境研究所)
10:45
11:20
11:55
充電クラウドサービス事業の業界動向及びNECの取組について
(仮)
千原 晋平氏(日本電気)
マルチメディアを活用したドライバー教育システム
鷲野 翔一氏(鳥取環境大学)
閉会
⑤ 2030年の社会・交通システムから見た次世代自動車の将来像
5月21日
(水)13:30 ~ 17:00 会議センターメインホール
[テキスト 3,000円
(税込)]
■ 2030年における社会・交通システムと次世代自動車の将来像を,自動車技術のみならず,エネルギー,社会,経済の
視点も含め,多角的に議論することを目的に,専門家による話題提供とパネルディスカッションを実施する.2013年の春
季大会では,
「3.11以降の次世代自動車を支えるエネルギーの将来像」と題し,次世代自動車のためのエネルギーの将
来予測に関するフォーラムを開催したが,本フォーラムはその続編に当たり,次世代自動車とそれが利用される社会と交
通システムの将来像について議論する.
企 画:次世代自動車エネルギー委員会
10
プログラム
司会: 河原 伸幸氏(次世代自動車エネルギー委員会幹事/岡
山大学大学院)
13:35 挨拶
小酒 英範氏(東京工業大学大学院)
14:20 次世代の社会・交通システム(仮題)
石井 孝裕氏(経済産業省)
14:35 2030年を見据えたエネルギー見通し
古関 惠一氏(東燃ゼネラル石油)
14:50 次世代自動車社会交通システムを支える電力エネルギーの将来像
前田 義男氏(本田技術研究所)
15:20 2030年の社会・交通システムを考える
石 太郎氏(早稲田大学)
15:50
16:00
17:00
2030年における次世代乗用自動車の動向分析
近久 武美氏(北海道大学大学院)
パネルディスカッション
司会:小酒 英範氏(東京工業大学大学院)
パネリスト:
石井 孝裕氏(経済産業省)
古関 惠一氏(東燃ゼネラル石油)
前田 義男氏(本田技術研究所)
石 太郎氏(早稲田大学)
近久 武美氏(北海道大学大学院)
吉松 昭夫氏(トヨタ自動車)
閉会
⑥ 英国自動車フォーラム―低炭素車両技術の導入におけるバリアに対する英国の取り組み―
5月21日
(水)13:30 ~ 17:00 会議センター 315
[テキスト 3,000円
(税込)]
■ 本フォーラムでは英国を
「低炭素電動機構の開発・製作のグローバルセンター」として位置づけるべく設立された10
億ポンド(160億円)規模のAdvanced Propulsion Centreの概要,および低炭素車両分野の研究に当てられた4億ポン
ドの基金とともに,190のプロジェクトが行われている英国のTechnology Strategy Board’
s の概要を説明する.今
回のセッションではAPCとTSBの役割を含めた英国の革新の眺望についての概要を説明すると共に,それらがどのよ
うに世界中の自動車産業,また隣接産業の利益に貢献され得るか,についてもお伝えする.英国のエンジニアリング
の最先端を様々な角度からご紹介し,新しい低炭素技術の幅広い応用の為に,いかに技術的・商業的な障害を克服
し解決してきたかについても説明する.
企 画:国際委員会/英国大使館
プログラム
13:30 Tackling the Barriers to Advanced Technology
Development in the UK
John Laughlin氏(Technology Strategy Board)
Tony Pixton氏(Advanced Propulsion Centre)
13:55 Lightweight Titanium Structures for
Automotive Applications
Phil Squance氏(Caged Laser Engineering)
14:15 Electric Motors- An Unusual Story
Mark Roberts氏(Ashwoods Automotive)
14:35 Low Carbon, Low Emissions Diesel Technology
Adrian Greaney氏(Ricardo)
14:55 Questions
15:00 Short Break
15:15
15:35
15:55
16:15
16:35
17:00
Mechanically Acuated Variable Flux IPMSM for
EV and HEV Applications
Iain Urquhart氏(Nissan)
Integration of New Hybrid and Electric Drivelines for
City Bus Applications
Steve Harper氏(Wright Bus)
YASA Motor Integration with Mechanical Transmission
Tim Woolmer氏(Yasa Motors)
Ongoing Development of Compact,
L
ightweight Traction Machines for Light Duty Electric
Vehicles
Neil Cheeseman氏(Zytek)
Questions
Closing
⑦ 車体の最新技術
5月21日
(水)13:30 ~ 17:00 アネックスホールF203+F204
[テキスト 4,000円
(税込)]
■ 車体の要素技術に関しては,様々な学会活動があり,個々に論議されているが,これらの要素技術も含め総合的に論
議することにより,車体としての最適な構造へと繋げることができるものと考えられ,この議論の場として,本フォーラム
を立ち上げた.本フォーラムは,今年で3回目を迎えるが,今年も,昨年に引き続き,最新の車体のコア技術について,自
動車メーカー 3社から発表および車体展示を行う.そして,発表での議論および車体を前にした議論を行い,車体技術
のあるべき姿を追求する.本フォーラムでの議論を通して,国内メーカーの総合的な車体技術力の向上に繋げたい.
企 画:構造形成技術部門委員会
プログラム
司会: 森 孝男氏(富山県立大学)
13:30 挨拶
森 孝男氏(富山県立大学)
13:35 新型LEXUS ISの車体技術
匂坂 享史氏(トヨタ自動車)
久田 幸平氏(トヨタ自動車)
14:25
15:30
16:20
17:00
新型スカイラインの車体技術
工藤 大輔氏(日産自動車)
勝倉 誠人氏(日産自動車)
新型レヴォーグの車体技術
白 昌鎬氏(富士重工業)
小野江 孝裕氏(富士重工業)
車体展示と議論
閉会
11
⑧ 安全・安心な交通空間のためのビッグデータとマイクロメディア
5月21日
(水)13:30 ~ 16:30 アネックスホールF205
[テキスト 3,000円
(税込)]
■ インターネットやデータサイエンス,センシング技術,ファブリケーション技術,無人機技術などの進展と共に,大量の
プローブデータの解析,ナビ情報のための詳細な道路空間情報収集が可能となっている.こうしたデータや技術を前提
として,今まで以上に即時的かつ狭域での交通安全や防災に関連する情報が求められている.本フォーラムでは,交通
事故や防災,データサイエンス,無人機などの幅広い分野の専門家から,安全・安心な交通空間情報の収集撮り活用に
ついて講演頂き,パネル討論を行う.
企 画:将来の交通・安全委員会
プログラム
司会: 古谷 知之氏(慶應義塾大学)
13:35 データサイエンスと交通安全まちづくり
古谷 知之氏(慶應義塾大学)
13:50 我が国の地区交通安全政策の動向
橋本 成仁氏(岡山大学)
14:10 プローブデータを活用した交通安全まちづくり
小嶋 文氏(埼玉大学)
14:40 Bigmapの取り組みについて
野崎 隆志氏(Bigmap)
15:00
15:20
15:40
16:25
16:30
ITARDAでの交通事故データ活用
山田 晴利氏(交通事故総合分析センター)
マイクロメディアによる道路交通情報収集技術
須藤 三十三氏(グローバルサーベイ)
テレマティクス保険(PAYD/PHYD)の国内外の動向
渡辺 宣彦氏(ペガジャパン)
閉会挨拶
古谷 知之氏(慶應義塾大学)
閉会
⑨ カー“ナビ”からカー“X”へ
5月21日
(水)12:55 ~ 15:00 アネックスホールF206
[テキスト 3,000円
(税込)]
■ 近年の自動車技術の発展は著しく,車の自動運転も,研究開発レベルでは既に実現され,実用化を前提とした開発
も行われるようになった.このような自動車の進歩は,パラダイムシフトを引き起こし,車載機器や車両制御技術など,
自動車技術のあり方に大きく影響する.そこで,本フォーラムでは,カーナビに続く次世代技術カー
“X”について議論する.
世界で初めてカーナビを世に送り出し,2013年にIEEEからIEEE Medal for Environmental and Safety Technologies
を受賞された高橋常夫様にカーナビが登場した背景についてご紹介いただくとともに,近未来技術やその可能性を紹介
し,将来の方向性について考える.
企 画:エレクトロニクス部門委員会
プログラム
司会: 中村 哲也氏(デンソー)
12:55 挨拶
小菅 一弘氏(東北大学大学院)
13:00 カーナビが誕生した背景とその技術的位置付け
高橋 常夫氏(エヌエフ回路設計ブロック)
13:40
14:20
15:00
スマホ連携から始まったクルマのオープン化
安保 正敏氏(デンソー)
4次元仮想化都市空間とITS
池内 克史氏(東京大学大学院)
閉会
⑩ 近未来のITS技術 -ITS世界会議東京でのショーケースデモより―
5月21日
(水)15:10 ~ 17:10 アネックスホールF206
[テキスト 3,000円
(税込)]
■ 昨年2013年ITS世界大会が東京で開催され,DSSSでの安全運転支援,信号制御連携のグリーンウエーブ,ITSス
ポット,通信利用型先進安全自動車ASV
(V2V,V2P),自動運転システムなどの技術が紹介された.その中の多くが近未
来に実用化を計画しており,
道路交通システムが大きく変る予感がした.それらの技術をフォーラムで取上げることにより,
自動車技術に係わる人々がそれぞれの分野での関わりを考え,近未来に備える技術の議論の場を提供する.
企 画:ITS部門委員会
プログラム
司会: 飯星 明氏(本田技研工業)
15:10 挨拶
飯星 明氏(本田技研工業)
15:15 次世代DSSSグリーンウェーブ
井上 茂氏(本田技術研究所)
15:40 通信利用型先進安全自動車(V2V, V2P)
向山 良雄氏(トヨタ自動車)
12
16:10
16:40
17:10
高度運転支援
仁木 恵太郎氏(トヨタ自動車)
自動運転システム
(自技会カー・ロボティクス調査研究委員会企画)
菅沼 直樹氏(金沢大学)
閉会
⑪ PM2.5と自動車 ―PM2.5の大気環境影響を考える―
5月22日(木)13:30 ~ 16:50 アネックスホールF203
[テキスト 3,000円
(税込)]
■ 最近,大気環境問題の中でPM2.5がクローズアップされており,自動車開発に携わる人々の間でもこの問題にどの
ように取り組むかが,重大な関心事となっている.
大気研究者においてもPM2.5の原因究明,対策提案は緊急性の高い重要な問題と位置づけられている.このよう
な状況下で,現在の事実関係を捉え,今後の対応のために生かせる科学的知見を提供し,大気改善への道を議論す
る.
企 画:大気環境技術・評価部門委員会
プログラム
司会: 山田 裕之氏(交通安全環境研究所)
13:30 挨拶
小川 英之氏(北海道大学大学院)
13:35 PM2.5とは何か
柴田 慶子氏(いすゞ中央研究所)
14:10 PM2.5の健康影響
石原 陽子氏(久留米大学)
中尾 元幸氏(久留米大学)
14:45
15:35
16:10
16:45
16:50
PM2.5の観測状況
横田 久司氏(大気環境学会)
PM2.5のシミュレーション
森川 多津子氏(日本自動車研究所)
PM2.5に対する自動車の寄与
岡山 紳一郎氏(日産自動車)
閉会挨拶
新井 雅隆氏(群馬大学)
閉会
⑫ GIAフォーラム 日本の乗用車用エンジン技術の優位性は維持できるか? 2014
―乗用車用エンジン研究会の活動と産学官の連携―
5月23日
(金)9:30 ~ 12:10 会議センターメインホール
[テキスト 3,000円
(税込)]
■ 近年,地球温暖化が世界的な課題となり,自動車産業においても,CO2削減が急務の課題となっている.さらに,
技術の高度化,技術革新のスピードが速まる中で,自動車メーカの開発資源の課題が浮き彫りになりつつある.欧州
では,既に,これらの高い目標の研究・開発を,自動車メーカーと研究機関,政府,いわゆる産学官一体となって進め
られている.しかし,日本ではこれら体制が整っておらず,世界の技術革新の流れから,遅れてしまう状況となってき
ている.これは将来,研究や雇用が奪われる時代が迫っている事を示唆している.
欧州の産学官連携による内燃機関の技術力向上に遅れをとらないために,2012年4月から,JSAE共同研究セン
タでは,日本における産学官連携による内燃機関の共同研究の方向性について議論を重ね,いくつかのトライアルを
実施してきた.そして,その成果をもとに,2014年4月より,より本格的な産学官の枠組みで内燃機関の技術強化と専
門技術者の育成を目指した具体的で大規模な共同研究を開始する予定である.
このフォーラムでは,共同研究センタ内での2年間の成果報告と,今後の産学官連携について,講演や討議により,
自技会会員や市民の皆様にその内容を発信し現状と将来を正しく理解して頂く事を本フォーラムの目的とする.
企 画:乗用車用ディーゼルエンジン研究会・内燃機関共同研究推進委員会
プログラム
司会: 山本 博之氏(マツダ)
河本 桂二氏(日産自動車)
9:30 挨拶
飯田 訓正氏(慶應義塾大学)
9:40 これまでの活動と新たな産学官連携
中田 浩一氏(トヨタ自動車)
9:55 これまでの研究活動報告−1
福間 隆雄氏(トヨタ自動車)
10:10 これまでの研究活動報告−2 石井 孝裕氏(経済産業省)
10:25 日本の産学官連携による基盤研究体制への期待と将来について
杉山 雅則氏(内閣府)
10:40 企業における産学官連携の役割と取り組みについて 大津 啓司氏(本田技術研究所)
10:55
11:15
12:05
12:10
産学官連携における大学の役割とその将来について 草鹿 仁氏(早稲田大学)
パネルディスカッション
日本の産学官連携の強みとは?
そして,日本に定着させるための課題とは?
司会:藤本 元氏
石井 孝裕氏(経済産業省)
杉山 雅則氏(内閣府)
大津 啓司氏(本田技術研究所)
神本 武征氏
飯田 訓正氏(慶應義塾大学)
パネルディスカッション総括・閉会の辞
神本 武征氏
藤本 元氏
閉会
13
⑬ 自動車材料の新たな可能性への挑戦
5月23日
(金)9:30 ~ 12:30 会議センター 503
[テキスト 3,000円
(税込)]
■ 国際競争が激化する中,環境問題,安全,エネルギー,燃費,軽量化,資源など,自動車を取巻く環境は益々厳し
いものとなってきている.材料部門委員会では,鉄鋼,軽金属,化成品分野から自動車の進化に貢献する材料技術
情報を広く報知する活動を行っている.自動車の根幹を支える基盤材料の変遷と今後の技術動向,新材料の可能性
に焦点をあて,材料フォーラムを企画した.自動車及び関連材料製造に携わる関係者の参加のもと,今後の自動車材
料技術の方向性を共有したい.
企 画:材料部門委員会
プログラム
司会: 金田 裕光氏(スズキ)
9:30 挨拶
鈴木 徹也氏(茨城大学)
9:35 自動車材料の新たな可能性への挑戦
東 雄一氏(本田技術研究所)
10:05 ハイブリッド/電気自動車駆動モータ用電磁鋼板の最近の動向
脇坂 岳顕氏(新日鐵住金)
10:35 車体軽量化に向けた高強度鋼板の成形技術
玉井 良清氏(JFEスチール)
11:15
11:45
12:15
12:30
自動車熱交換器用アルミニウム材料の技術動向
江戸 正和氏(三菱アルミニウム)
JSRの環境対応材料
長谷川 研二氏(JSR)
閉会挨拶
金田 裕光氏(スズキ)
閉会
⑭ 国際社会における自動車安全戦略と国際基準調和-第15回自動車安全シンポジウム
(国土交通省共催)-
5月23日
(金)13:30 ~ 16:40 会議センターメインホール
日英同時通訳あり [テキスト無料配布]
■ より安全・安心な陸上交通を目指す過程において,近年の自動車技術の進化により,衝突を回避する技術の市場
投入や自動運転技術の開発もされるようになってきている.一方,これらに応じた安全基準の策定については,グロー
バル化している自動車市場に対応することが,安全面,コスト面,制度面の上で期待されているところ.本シンポジウ
ムでは,欧米の関係者も交えて,国際社会における交通安全や安全基準策定に向けた取組み等ついて議論を行う.
特に,技術基準の国際調和に向けた取組みが加速化する中で,各国による取組みやビジョンについて発言を頂くとと
もに,メーカーや研究機関等の関係者による取組みや要望等を踏まえながら,意見交換を行っていく.
企 画:将来の交通・安全委員会
プログラム
13:30 挨拶
江角 直樹氏(国土交通省)
13:40 自動車の車両安全対策と国際基準の動向について
(仮)
久保田 秀暢氏(国土交通省)
14:00 米国における車両安全対策の現状(仮)
Nathaniel Beuse氏
(U.S. Department of Transportation National Highway Traffic Safety Administration)
14:20 欧州における車両安全対策の現状(仮)
Johan Renders氏(Directorate-General for Enterprise and Industry)
14:40 自動車の安全技術の開発状況(仮)
高橋 信彦氏(日本自動車工業会)
15:10
16:30
16:40
パネル討論:司会 室山 哲也氏(日本放送協会)
パネリスト :清水 和夫氏(国際自動車ジャーナリスト)
永井 正夫氏(日本自動車研究所)
高橋 信彦氏(日本自動車工業会)
Nathaniel Beuse氏
(U.S. Department of Transportation National Highway Traffic Safety Administration)
Johan Renders氏
(Directorate-General for Enterprise and Industry)
久保田 秀暢氏(国土交通省)
閉会挨拶
近森 順氏(自動車技術会)
閉会
⑮ 日中韓自動車フォーラム
―アジア新興国における自動車事情〜アジアの先導者としての日本・中国・韓国―
5月23日
(金)13:30 ~ 16:20 会議センター 503
日英同時通訳あり [テキスト 3,000円(税込)]
■ アジア新興国における経済発展の様子は世界が注目するところですが,特に日本・中国・韓国の企業にとって,それ
ぞれの企業の拡大・成長にアジア新興国の成長を取り込むことは重要なファクターとなっている.本フォーラムでは,
世の中におけるアジア新興国への関心の高さに応え,その自動車事情に焦点を当て,日中韓の専門家に各国における
対応・動向,例えば,輸出加工/組立拠点,製造/研究開発拠点に関する現地情報,市場/現地ニーズや嗜好等に
関する話題,現地進出のメリットや課題などを紹介する.日中韓が企業活動を通じ,アジア地域全体としての自動車
産業・技術の発展を支えていくという共通認識が生まれることを期待する.
企 画:国際委員会,SAE-China,Korean SAE 協力:日中自動車交流協会
14
プログラム
司会: 草鹿 仁氏(早稲田大学)
13:30 挨拶
草鹿 仁氏(早稲田大学)
13:35 China Auto Industry: Opportunities and Challenges
Frank Zhao氏(Tsinghua University)
14:15 A SE AN Automotive Market Trends & Status of
HYUNDAI MOTOR GROUP
Bong hoon Han氏(Hyundai Motor Group)
14:55
15:35
15:50
Business Development in Emerging Countries
丸澤 武氏(トヨタ自動車)
休憩
総合討論
⑯ 世界の
「運ぶ」を支える!これが働くクルマのデザインだ!!―人・物・夢,働く車のデザインレシピ―
5月23日
(金)13:00 ~ 17:00 アネックスホールF203
[テキスト 3,000円
(税込)]
■ 社会・経済や日々の暮らしを支えているトラックやバスに代表される日本の
「働くクルマ」は,なぜ今のようなデザイ
ンになったのか.商用車のデザインは,プライベートユースの乗用車とは異なりどのように考えられているのか.世界中
のお客様からの多種多様なご要望に対して,働くクルマのデザインがどのように対応しているのか.その歴史,市場特
性,ブランドなどの様々な観点から,普段見ること知ることのできない商用車のデザインの世界と社会的役割を知って
もらい,商用車デザインの認知度を高め業界に対する興味を喚起させる.
企 画:デザイン部門委員会
プログラム
司会: 井ノ口 晃司氏
(スズキ)
田中 昭彦氏
(ヤマハ発動機)
13:05 開会の挨拶
中尾 博氏
(いすゞ自動車)
13:10 期待学と大型商用車デザインへの展開
(仮題)
中川 聡氏
(トライポッドデザイン)
13:40 大型商用車のデザインとは
(仮題)
有元 正存氏
(Office DEPROS)
“Genba”
から見えてくる
“Japan”
デザインの役割
14:25 グローバルの
白鳥 敏雄氏
(UDトラックス)
14:35 FUSOデザインの
“ココロ”
山田 修司氏
(三菱ふそうトラック・バス)
14:45 いすゞデザインのこだわり
丸山 公顧氏
(いすゞ自動車)
15:05
15:15
16:50
17:00
日野自動車が製品デザインに込めるいる想い ー HINO Design QDR―
松山 耕輔氏
(日野自動車)
大型4社合同プレゼンテーション&バトルトーク
(仮題)
モデレーター :有元 正存氏
(Office DEPROS)
パネリスト:中川 聡氏
(トライポッドデザイン)
白鳥 敏雄氏
(UDトラックス)
山田 修司氏
(三菱ふそうトラック・バス)
丸山 公顧氏
(いすゞ自動車)
松山 耕輔氏
(日野自動車)
閉会の挨拶
中尾 博氏
(いすゞ自動車)
閉会
モータスポーツフォーラム(無料)
5月22日
(木) 13:30〜15:30 会議センターメインホール
■ 展示会来場者や学生に大変好評を得ている企画で,各社におけるモータースポーツに関わる活動や取り組みなど
についてご講演いただきます.
企 画:学術講演会運営委員会
司会:
佐々木 隆 氏
(学術講演会運営委員会幹事/日野自動車)
挨拶:
景山 一郎 氏
(学術講演会運営委員会委員長/日本大学)
『モトクロスの最新技術』 石部 訓章 氏(スズキ)
■ 当社のファクトリーレース用モトクロスレーサー RM-Z450WS,250WSは,ここ数年で,エンジンマネジメント,サスペンショ
ンを中心に,毎年大きな進化を続けている.その中から,最近のモトクロス車,開発コンセプトや,市販車にフィードバックさ
れる予定の技術など,エンジン,車体の最新技術を紹介する.
『新型WRXでのニュルブルクリンク 24時間レースへのチャレンジ』 嶋村 誠 氏(富士重工業)
■ スバルは,これまで長年チャレンジしてきたWRC
(世界ラリー選手権)に続き,量産車両の基本性能を実証する為,
世界一過酷なサーキットであるニュルブルクリンクを舞台とした24時間耐久レースに今年は新型WRXでチャレンジす
る.その意義と車両紹介を行う.
『FIA WTCC へのHondaの挑戦』 古川 隆一 氏(本田技術研究所)
■ FIA世界ツーリングカー選手権 2012年 鈴鹿Rd.よりスポット参戦を開始,2013年から本格参戦しているHONDA.
F1撤退後,初の世界選手権用レースエンジンを新開発し,2013年マニュファクチャラー・チャンピオンを獲得.本講演
では開発したエンジンの紹介や技術動向を交えてHONDAの取組みを講演します.
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