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快作スタイル - 日立ソリューションズ

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快作スタイル - 日立ソリューションズ
中小規模企業向けイージーオーダーソリューション
快作スタイル
導入事例
株式会社協和物産 様
横浜中華街の厨房を支える食材卸が「快作スタイル」を選択
従来の使い勝手を変えないスムーズなシステム移行を実現
食材卸業として横浜中華街に地域密着型のサービスを展開する協和物産。
1日に500∼1,200枚もの伝票入力・作成作業を、クライアント/サーバ型
パッケージシステムをベースとした販売管理システムで運用してきました
が、サポートサービスの終了とともにシステム基盤のリプレースに直面。
「イージーオーダー型の新業務ソリューション 快作スタイル」を選択し、
「従来と全く同じ業務スタイルの再現」を目指して取り組んだプロジェクトです。
従来のシステム運用と課題
朝の数時間内に大量の入力作業を終えることが最重要業務
1966年11月に横浜中華街に創業した協和物産は、水産物や畜産物を
幅広く取り扱う総合食品卸として地元中華街の発展とともに成長してき
ました。
また、横浜中華街の料理店の東京進出に伴って、1997年に子
株式会社協和物産
本社所在地
設立年月日
資 本 金
事業内容
神奈川県横浜市中区山下町157
1966年11月1日 3,000万円
中華料理店向けを中心とした食材卸業
のカスタマイズ内容が異なっていたため、
システムの更新がより深刻な
課題として浮上していました。
システム選 定
正式リリース前から快作スタイルの活用を検討
協和物産は、
日立ソリューションズと20年来の取引関係にあり、現在も
会社の協和物産
(以下、東京店)
を江東区辰巳に開設しました。
日立ソリューションズグループの日立ソリューションズ・ビジネス
(旧 日立
取り扱う商品数は既に1,000アイテムを超え、
取引先も約1,000社抱え
ビジネスソリューション)
とお付き合いしています。
システム検討の際に、
る協和物産では、顧客からの注文を、電話・留守番電話による音声と
FAX、一部インターネットでも受け付けており、
その内容を社内の「販売
管理システム」
に手作業で入力して伝票作成を行っていました。
1日最低500枚、繁忙期には最高で1,200枚にもおよぶ受注伝票の
出力を、担当者が朝の数時間内に入力作業を終えることが非常に重
要な業務でした。
そのため、
オフコンを活用した初代の販売管理システムでは、
タッチパ
ネル方式で入力可能なユーザインターフェース
(UI)
を開発。
その後、
オ
フコンの製造中止を機に、
クライアント/サーバ型の販売管理パッケー
ジに切替え、2代目の販売管理システムが稼働。従来のUIを引き継ぐ
ため入力画面に一部カスタマイズを行って運用してきました。
「そのパッケージもサポートサービス期間が終了し、
ベンダーからの保守
サポートが受けられなくなることから、引き続きパッケージのバージョン
アップを行って使い続けるか、
あるいは全く新しいシステムをスクラッチ
で開発するかの選択を迫られたのです」
(協
和物産 総務課 主任 横山 泰史 氏)
。
日立ビジネスから、後に「快作スタイル」
と呼ばれるイージーオーダー型
の新業務ソリューションを、
その開発段階から協和物産の販売管理シ
ステムとして活用する提案を受けました。
「販売管理システムで最も重要なことは、注文内容をとりまとめて伝票
を出力するまでの入力作業の効率化と省力化です。パッケージ時代の
入力画面のデザインと入力方法をそのまま再現するカスタマイズを条
件に、快作スタイルの導入を決定しました」
(横山氏)
。
今回、快作スタイルシリーズの中の、
ビジネステンプレートを最大限に活用
しイージーオーダー型開発を併用できる
「快作ベース」
を採用し、販売
管理、購買管理、在庫管理の各業務テンプレートを組み込みました。
導 入 時 の 取り組 み
高速入力を実現するための専用入力画面を開発し、
業務にフィットするシステムに
快作ベースは完全Web型システムだったので、
そのままではクライアント/
サーバ型パッケージのようにエンターキーによる高速入力が困難な状態で
した。
そのため、専用入力画面のみVisual Basicで開発し、業務ロジック
やデータベース処理は快作ベースをそのまま活用。快作ベースは
『画面
描画処理』
と
『業務ロジック処理』、
『データベース処理』の3階層がきれ
株式会社協和物産 総務課
主任 横山 泰史 氏
同じパッケージを1年早く導入した東京店も同様の問題に直面していま
したが、
東京店にはシステム管理者が不在な上に、
横浜本社とシステム
いに整理されているため、個別開発やアドオンが容易であり、
お客様の業
務にフィットするシステムの導入が可能であることが大きな特長です。
導入事例
株式会社協和物産 様
また、快作ベースの標準テンプレートを極力利用し、必要な部分だけアド
われることで受注した品目、納品日、単価などが全て記録された履歴画
オンで開発をするとともに、横浜本社と東京店に同時に導入したため、
コ
面に変わるよう快作ベースを改良しました。入力の手間が削減され、業
ストを圧縮する形での導入が実現できました。
務効率が大幅に高まったと実感しています。
また、商品の価格は変動す
「これまでの当社業務に対する経験値や理解度の深さ、
あるいは信頼関係
を大事にしているからこそ、
日立ソリューションズ・ビジネスが推奨する快作ス
タイルを選択したのです。担当営業との話しやすさ、何か問題が発生した時
るため、価格改定が行われると履歴から削除するよう設定し、旧価格で
販売してしまうトラブルを回避する工夫も加えました。迅速な処理とミスの
ない業務の両立を常に考えています。
も時間を問わず対応してくれるSEの姿勢もそれを後押ししました」
(横山氏)。
今後の展望と日立ソリューションズ・ビジネス/
日立ソリューションズへの評価
導入後の効果
インターネット経由の受注増をにらみ販売管理システムとの連携も
従来通りの操作性を維持した販売管理システムを再現
検討開始からわずか4ヶ月後の2011年7月に、快作ベースによる新販
売管理システムが横浜本社で稼働。
その最大の効果は、旧販売管理シ
ステムとほぼ同様の入力作業環境を実現したということがあげられます。
「パッケージ版の旧販売管理システムから、快作ベースを活用した新販売
管理システムへの移行は日立ソリューションズ・ビジネスのサポートのおか
げで大きなトラブルも発生せずスムーズに完了しました。以前のパッケージ
版に比べて、細かな仕様変更にも融通が効きやすく、過去の経験から改
入力作業は、従来通りの操作性を維持した販売管理システムが再現さ
れており、
リプレース後も習熟のための時間ロスがほとんどありませんでし
システム利用イメージ
善提案を行ってもすぐにカスタマイズで対応してもらえるので、
システムとし
た。入力担当者も、
わずか1日で普
ての柔軟性の高さを改めて感じています。
段通りの業務処理スピードを再現
今後はインターネットからの注文に対する検証を行っていきます。現在、当
できました。
社では、飲食店やホテル専門のEDIを3件活用して顧客からの注文を受
け付けていますが、販売管理システムとの連携は行われておらず、EDIか
らのデータの吸い上げや受注受付連絡などもいまだ手作業のままです。
そのため、
ネット経由の注文件数が引き続き増加していけば、作業負荷と
のバランスで連携機能の追加改修を行うことも必要になってくるでしょう。
さらに、東京店とのデータ連携も現在は行われていないため、横浜本社
コスト面でも、横浜本社と東京店で快作スタイルを採用し、
カスタマイズ
で東京店の受注状況をリアルタイムに可視化する仕組みの構築も視野
を同じ内容にしたことで、通常の半額、
パッケージ版の約3分の1程度に
に入れています。
抑えられました。
日立ソリューションズ・ビジネスをはじめとする日立ソリューションズグルー
システム導入から1年以上経過しましたが、現在は、過去の取引の履歴
プには長いお付き合いの中で信頼を置いていますので、今回の快作スタ
を活用し、業務効率向上を実現しています。顧客ごとの管理画面は、新
イルへの置き換えも不安はありませんでした。今後も当社のビジネスに理
規に取引を開始した直後は商品検索画面になっていますが、取引が行
解を深めていただき、有益な提案やサポートを期待しています」
(横山氏)
。
中小規模企業向けイージーオーダーソリューション
快作スタイル
「快作スタイル」は、中小規模企業向けの販売・購買・在庫ソリューションです。お客様の業務に応じてテンプレートを組み合わせ、お客様独自の業
務をアドオン開発で対応することで、業務適合率の高いシステムを短納期・低価格で提供します。
■ 株式会社 日立ソリューションズ・ビジネス http://www.hitachi-solutions-business.co.jp/
BELINDAは日立ソリューションズグループが提供する、
製造・流通業向けビジネスソリューションスイートです。
http://www.hitachi-solutions.co.jp/belinda/
※BELINDAは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です
※本文中の会社名、商品名は、各社の商標、
または登録商標です。
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このカタログは資源保護の為、再生紙を使用しています。
H24S-06-01
2013.01
株式会社 日立ソリューションズ
http://www.hitachi-solutions.co.jp/
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