...

債権書類管理システム 八十二銀行様 導入事例

by user

on
Category: Documents
44

views

Report

Comments

Transcript

債権書類管理システム 八十二銀行様 導入事例
債権書類管理システム
八十二銀行様 導入事例
業務プロセスの革新を前提に、集中化、システム化を実現。
1931年創立以来の歴史を誇りながらも、長期経営計画として
<ビジネスモデル><人・組織風土><事務・システム>の進化に取組み、
常に積極的な事業を展開する八十二銀行様。
平成12年導入に引き続き、平成18年に更改していただいた新しい債権書類管理システムも、
この長期経営計画の一環として、融資業務の単なるシステム化ではなく
業務プロセスの革新を前提としています。
八十二銀行
■本店:長野県長野市 ■店舗:158店(国内155・海外3)
集中化・システム化により、
バックオフィスを効率化、積極的な業務への注力が可能に。
平成12年 導入時の背景
平成12年 導入時の効果
営業店にも、
本部にも、
大きな負担とわずらわしさが。
スペースやスタッフなどバックオフィスを効率化。
BPRとして現状把握からスタートし、
アンケートやヒアリングから様々な問題が浮かび上がってきました。
平成12年4月にシステム導入後、
4年間をかけて全50万件の書類の集中を完了しました。
営業店側では・
・
・
営業店側では・
・
・
●現物の管理が大きな負担
大切なお客様の契約書類の管理が大きな負担であり、スペース効率も悪い。
●必要なときに見られない
本部で保管すると必要なときに見られない、FAXの依頼も時間がかかる。
●手続きが面倒
本部との現物のやり取りの際の、カバーレターの作成や押印などの手続きが面倒。
本部側では・
・
・
●照会依頼への対応が大変
営業店からの照会があるたびに、現物を金庫室まで探しに行く必要がある。
●棚卸にかかる人手・時間が膨大
現物の照合はすべて目視で、専任スタッフが3ヶ月でやっと一巡。
●現物の管理負担が軽減
各店舗から現物が一掃され、管理の負担がなくなりました。
●情報の検索・イメージの確認が可能に
WEBブラウザによる情報の検索・FAXによるイメージ照会が出来るようになりました。
●手続きが簡素化
カバーレターなどがネットワーク上に移行して、手続きも大幅に簡素化されました。
本部側では・
・
・
各書類は、9桁の融資先番号順に整然と並べて、
管理しています。
●照会依頼への対応が不要
照会も自動化され、負担は一切なくなりました。
●棚卸の負担を軽減
バーコード管理の導入によって、残高照合事務は簡単かつスピーディになりました。
組織としては・
・
・
●積極的な展開が可能に
バックオフィスの効率化により、本来業務への注力が可能になりました。
棚卸用バーコードリーダーです。
据置型のため、短期間で多くの書類を処理する
ことができます。
平成12年 導入時の経緯
金融分野における豊富な経験や実績、
サポートなども考慮し、
パッケージを選定。
システムの導入にあたり、
パッケージ選定では以下の条件で行いました。
① イメージデータを管理できること。
集中化を図るとともに、
必要なとき見られる仕組みにする。
平成18年 更改時の効果
債権書類集中業務の省力化・効率化・スピード化。
導入から6年が経過し、
平成18年5月には、
システムの更改を機にFAXでのイメージ照会から、
イントラネットで直接参照できる仕組みにリニューアルさせました。
また、
ローンプラザでの稼働も開始しました。
営業店側では・
・
・
② 既存の環境を有効に使えること。
既存の行内ネットワークを活用したホスト連携、
導入期間の短縮やコスト低減を図る。
③ イントラネットで構築できること。
ホスト中心ではなく、
コストや扱いやすさに優れたシステムとする。
④ 使い勝手が良いこと。
パソコンを業務に使うのは初めてのため、
誰もが使いやすいシステムとする。
●イメージの確認がさらに容易に
イメージデータをパソコンに画面出力・印刷出来るようになりました。
本部側では・
・
・
●契約書類通数の電子データ管理が可能に
現物管理の一層の強化が図れるようになりました。
組織としては・
・
・
●検索機能の拡張
本部・営業店とも様々な照会・回答業務の効率アップとなりました。
●情報セキュリティの一層の強化
イメージデータの暗号化による外部アクセス対応や、
詳細なアクセス記録を保持(人的特定あり)できるようになりました。
これらを満たすシステムとして選択したのが、
日立ソリューションズの「債権書類管理システム」。
製品の機能・コストパフォーマンスだけでなく、
金融分野における豊富な経験や実績、サポートに
対する姿勢なども、大きな評価ポイントになりました。
システム本稼動への準備として、新たに移行用プログラムを作成し、
すでに
本部集中されている書類のイメージデータを前倒しで取り込んでいきました。
今後の
展望
今後は、融資以外にも本体発行のクレジットカード債権書類の集中化適用や、徴求書類管理機能追加、
また、ローンプラザでの稼働を平日だけでなく土日に稼働することも検討しています。
■ システム構成/八十二銀行様 債権書類管理システム
電算センタ
サーバルーム
WEB/DBサーバ
勘定系ホスト
営業店
八十二ビジネス
サービス
(株)
八十二銀行ローン
管理室
(住公)
据置式棚卸機
クライアントPC
スキャナ
営業店PC
スキャナ
プリンタ
クライアントPC
プリンタ
■ 画面例
不備理由登録機能
(集中センタ側システム)
債権検索機能
(営業店側システム)
照会履歴検索機能
(集中センタ側システム)
【お客様の評価】
「債権書類管理システム」のシステム更改において、債権書類集中業務のBPR、債権書類の現物管理の強化、及び
情報セキュリティの強化が最重要課題でした。そんな中、新しい「債権書類管理システム」は、課題解決に大きく貢
献してくれたと思っています。
債権書類のイメージデータをパソコンに画面出力・印刷することにより、営業店での相談・審査業務に必要な情報入
手の効率化、
スピードアップが図られ、債権書類集中業務のBPRに大きな効果がありました。また、債権書類の通
数等の電子データ管理を開始したことにより、現物管理の一層の強化が図られました。情報セキュリティ面におい
ても、情報の紛失・漏洩防止のための厳格な情報管理システムが随所に構築されており、
さすが日立ソリューション
ズだなと思いました。
日立ソリューションズの技術者には、
こういう機能がほしい等、いろいろな要望を出したのですが、そのすべてに対
応してもらえて、使い勝手の良いシステムが出来上がり、本当に助かりました。また、サービス面でも大変満足して
います。現在、機能アップのための更なるカスタマイズを検討中ですが、
メンテナンスも含めて、親身に対応してい
ただいています。日立ソリューションズにお願いして良かったと思っています。
融資統括部グループ長
根橋 直也 氏
※本カタログ中の会社名、商品名は、各社の商標および登録商標です。
※本文中および図中では、TMマーク、®マークは表記しておりません。
※製品の仕様は、改良の為予告なく変更する場合があります。
※本製品を輸出される場合には、外国為替及び外国貿易法並びに米国の輸出管理関連法規などの規制をご確認の上、必要な手続きをお取りください。
なお、
ご不明な場合は、弊社担当営業にお問い合わせください。
※本カタログ中の情報は、
カタログ作成時点のものです。
商品・サービスに関するお問い合わせ・ご相談受付
【電話による受付】
受付時間 10:00∼17:30 月曜日∼金曜日
(祝日、弊社休業日を除く)
【メールによる受付】
[email protected]
※ご相談、
ご依頼いただいた内容は、
回答等のため、
弊社のグループ会社に情報を提供し対応させていただく
ことがあります。取り扱いには充分注意し、
お客様の許可なく他の目的に使用することはありません。
本カタログ掲載商品・サービスの詳細情報
http://www.hitachi-solutions.co.jp/saiken/
このカタログは資源保護の為、
再生紙を使用しています。
H19K-10-01
2013.03
株式会社 日立ソリューションズ
http://www.hitachi-solutions.co.jp/
Fly UP