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職員の声 - 法務局

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職員の声 - 法務局
ー 職 員 の 声 ー
~ 津地方法務局 ~
局 長
加藤 武志
法務局は,不動産登記や商業法人登記を始め,戸籍,国籍,供託,訟務及び人権擁護などの幅広い業
務を所掌しており,国民の皆様の財産等の権利関係,身分関係と密接な関係を有し,私法秩序の維持や
国民の皆様の権利擁護を実現する役割を担う行政機関です。
そして,この行政機関で働く法務局職員は,我が国の社会・経済の重要なインフラを担う法律専門家
集団として,ますます高度化しつつある行政需要に的確に対応し,国民の皆様の期待と信頼に応えられ
るよう自信と誇りを持って業務を行っています。
今年度,当局では,局務運営基本方針を「信頼され活力ある法務局」とし,重点目標の一つに「健康
管理とワークライフバランスの推進」を掲げています。職員の働き方に関する価値観・意識を変え,職
員一人一人の生活スタイルに合わせてその能力を最大限に発揮し,職員間のコミュニケーションを増進
させ,明るく元気よく仕事ができる環境づくりを目標として取り組んでいます。
皆さんも法務局職員の一員となって,法律専門家として高い志と誇りを持って,国民生活の安心・安
全を実現できるように一緒に頑張りましょう。
供託課長
芝田 洋子
供託官として,供託申請の受理及び払渡請求の認可に関する最終決定をしています。供託を義務付け
たり許容した根拠法令は約150法令約660か条に上り,時代を反映した複雑な事案もありますが,
そのような事案は全員で協議し,お客様も納得してくださったときには達成感を味わうことができます。
子どもが高校を卒業したのを機に,家族の了解を得て県外の法務局に異動しました。県外勤務も6年
目になり,休日にはなるべく隔週で自宅に帰るようにし,それ以外は観光地を巡ったり乗馬クラブで汗
を流したりと多忙ですが,自分に合ったリフレッシュ方法で,ワークライフバランスが取れていると思
っています。
仕事をする上では,他局に異動をしても根拠法令が変わることはなく,適正・迅速な事務処理や専門
能力の向上など求められることにも変わりはありません。一方,異動して初めて,各局の良さ,仕事の
進め方や大規模庁又は小規模庁ならではの違いに気付きます。各局の良さと今までの経験や指導してい
ただいたことを職場に還元すること,効率よく適正に仕事をすること及びチームワークを高めて楽しく
仕事をすることを心掛け,局務運営基本方針である「信頼され活力ある法務局」を目指しています。
表示登記専門官
近 宏樹
法務局には,登記されている各土地の位置や区画を現地でも具体的に特定することができるよう,精
度の高い測量に基づいた「地図」を備え付けることとされており,私は現在,この「地図」を作成する
仕事をしています。
その地図により,各土地に登記された権利の及ぶ範囲が明確となり,将来隣人同士で起こりうる無用
の境界争いを未然に防いだり,万が一,甚大な災害が発生しても筆界の復元が可能となるなど,大きな
やりがいがある仕事です。
この他にも,法務局の業務は,どれも国民の生活を支える重要な仕事のため,責任も重大ですが,上
司や先輩が丁寧にサポートしてくれるので,あなたにとっても,楽しくスキルアップできる働きやすい
職場だと思います。
国民の皆様に信頼され活力あふれる法務局で,あなたの魅力を最大限に発揮し,是非一緒に働きまし
ょう。
ー 職 員 の 声 ー
~ 津地方法務局 ~
戸籍課国籍係長
古田 豊実
私は,外国人が日本の国籍を取得する際の相談や申請について,法定の要件を備えているかを審査
する仕事をしています。
様々な国籍の方からの相談や申請を受けていますが,身分関係や生活状況は人により異なるため,
その一つ一つを丁寧に確認しなければ適正な審査はできません。
法律に基づき身分関係を確定するためには,日本の法律はもちろん,諸外国の法律についても精通
する必要があります。そのためには,「聞く力」としてのコミュニケーション能力が求められますが,
これらの能力は仕事をしていく中で,どんどん成長していきます。
個人の国籍を左右する大変重圧の掛かる仕事ですが,この仕事は法務局職員でなければ経験するこ
とができません。
法務局というと硬いイメージがあると思いますが,実際のところは職員同士のつながりが固い職場
であり,大きなやりがいとたくさんの笑顔の中で,日々奮闘しています。
人権擁護課
中野 雄矢
私は,主に人権侵犯事件の処理,人権相談の対応,人権擁護委員の皆さんの活動実費などの予算管
理を行っています。また,他官庁と連携して人権啓発活動の企画・実施などを行うこともあります。
人権擁護課の業務は,日本国憲法の基本的人権の理念に基づき,担当者が,公正・誠実に判断しな
ければならない場合が多いため,職場内での意見交換が非常に重要となります。
職場内で行われる意見交換は,自分の意見を気兼ねなく言うことができる雰囲気だと感じています。
また,職員間で話し合うことで,自分が気付かなかった点に気付いたり,根拠の確認ができることな
ど非常に参考となります。
採用されたときに,上司から「『働く』ということは『はた(周囲)』を『楽』にすること。」と
教わりました。今後多くの業務を経験し,実力を付けて『はた』を『楽』にできる職員になりたいと
思います。
訟務部門
東 有子
私が勤務している訟務部門では,国を当事者とする訴訟等について,国の指定代理人として国の立
場から裁判所に対する申立てや主張・立証などの業務を行っています。
法曹資格者である部付検事と共同して訴訟追行することもありますが,国の指定代理人としての
権限には,法務局職員と部付検事で違いはありません。これが訟務部門の最大の特徴であり,やり
がいを感じる部分でもあると思います。また,訴訟の対象となる事務を所管する行政庁と協力して
訴訟を処理していくこととなるため,様々な行政庁の所管事務について深く知る機会もあります。
国を当事者とする訴訟の中には,国の政治の根幹に触れるような重大事件や,社会的に新たな問
題を投げ掛ける事件もあります。これらの訴訟について国の立場から適切な主張・立証を行うこと
で,国民全体の利益と個人の権利・利益との間に正しい調和を図り,司法に対する国民の期待と要
望に応えられるよう,日々努力していきたいと思います。
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