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新米沢市行財政改革大綱 概要版
概要版 新米沢市行財政改革大綱 本市では、「簡素に 効率的に」をキャッチフレーズとした行財政改革大綱を定め、様々な改 革に取り組んできました。しかし、厳しい財政状況の中、人口減少・少子高齢化や地域主権の推 進等、変化する社会経済情勢に対応していくためには、さらなる行財政改革の取組が必要です。 【これまでの経過】 S 6 0 第 1 次行財政改革大綱 H 8 第 2 次行財政改革大綱 H13 第 3 次行財政改革大綱 H18 第 4 次行財政改革大綱 第 1 期集中改革プラン H20 第 2 期集中改革プラン 【本市を取巻く状況変化】 少子高齢化と人口減少社会 ・労働人口減少 ・経済等への影響 地域主権の推進 ・自己責任のまちづくり 【厳しい財政状況】 市税収入 H20 年度 124 億円 H22 年度 104 億円 社会保障費の増大 都市基盤の維持管理費増大 行財政改革の視点 現在の仕組のままでは将来立ち行かなくなるような部分を徹底して見直し、本市のまちづくり 総合計画に定めた将来像「豊かさとやすらぎ 共に創りあげる ときめきの米沢」の実現を図る ために、これまで全力を挙げて取り組んできた行財政改革をさらに推進していく必要がありま す。 1 将来を見据えた経営基盤の強化 2 限られた資源と情報の弾力的な活用 3 市民の力が発揮できる活力ある地域づくり 4 市民の視点に立った改革 5 まちづくり総合計画と行財政改革の一体的な推進 行政財政改革の基本方針 業務の適正化 (1)本市の行政サービスの水準、内容の見直し (2)行政サービスの実施主体(行政、民間等)の見直し (3)効率化と最適化の両面を踏まえた見直し 組織機構と人事管理 制度の見直し (1)業務執行体制(組織、職員配置)の抜本的な見直し (2)人事管理制度の見直しによる活力ある職場環境の整備 財政運営の改革 (1)健全な財政構造に向けた歳入歳出の両面からの見直し (2)歳入 市税等の安定的な確保、受益者負担の適正化 (3)歳出 業務の適正化、効率化による経常経費の抑制 行財政改革の進め方 ●推進期間は、平成 24 年度~28 年度までの 5 年間 ●大綱には、重点施策と具体的な取組事項を掲げ、推進期間内でも必要に応じた見直しを実施 ●行財政改革推進市民委員会議への報告、ホームページ等での進捗状況の公表 数値目標(平成 28 年度) 財政指標(経常収支比率 94.1%以下、実質公債費比率 12.5%以下、建設事業に係る一般会 計市債年度末現在高 200 億円以下、他 3 指標)と財政効果額(歳入確保効果、歳出削減効果の 合計 16 億円)を設定 重点施策と具体的な取組 1 業務の適正化 ① 業務改善・効率化への取組 1.建築工事等入札に関する設計図書のホームページ掲載による閲覧方式の導入 2.コンテンツ管理システムの導入と市公式ホームページの再構築 3.財務会計システムの更新 4.パブリシティの推進 5.子育て支援医療証の郵送による交付事業の推進 ② 行政の役割の見直し 6.指定管理者制度の見直し 7.土木・建築工事に関する事務の平準化 8.テクノフェスティバル事業の見直し 9.PFI 制度による公営住宅建替事業の推進 10.田沢浄水場の管理委託とあり方の検討 11.児童センターのあり方の検討 12.市営住宅の管理委託 ③ ta 財産の有効活用 13.北部集会所の廃止を含めたあり方の検討 15.未利用地の売却処分等の推進 14.公共施設の耐震化計画等の策定 ④ 地方公営企業の経営健全化 16.水道事業の経営健全化 17.市立病院の経営健全化 ⑤ 市民サービスの向上 18.戸籍総合システムの導入 19.住民税申告支援システムの導入 20.窓口接遇アンケートの実施 21.利用しやすいバスシステムの検討 22.小・中学校の適正規模・適正配置 23.新複合文化施設の効率的で効果的な管理運営体制の検討及び実施 ⑥ 市民参加型行政運営の推進 24.市民との協働によるまちづくりの推進 26.鷹山大学の市民主体による運営の推進 25.市道維持管理業務等の地域への委託拡大 2 組織機構と人事管理制度の見直し ① 組織機構の見直し 27.組織機構の見直し ② 定員の適正化 28.技能職員に係る業務の見直し 29.職員定員管理の適正化 ③ 給与の適正化 30.職員給与制度の見直し 31.時間外勤務手当の縮減 ④ 人材の育成 32.人材育成の推進 33.人事評価システムの充実 34.目標管理制度の充実 3 財政運営の改革 ① 税収確保・税負担の公平性 35.固定資産税・都市計画税納税通知書の早期発送 37.市税の収納率の向上 36.個人住民税特別徴収事業所の拡大推進事業 ② 受益者負担の見直し 38.公の施設の減免基準及び施設使用料等の見直し 39.紙おむつ支給事業の見直し 40.農業集落排水事業使用料の改定 41.下水道使用料(公共)の改定 42.保育料・児童センター使用料の改定 ③ 独自の経費削減と財源確保 43.市単独補助金の適正化 44.くらしの便利帳発行事業 45.市民課窓口用サービス封筒への広告掲載 46.歳計現金等の国債による運用 47.広報紙、市公式ホームページ、市の出版物等への広告の掲載 48.公共施設における省エネルギーの推進 49.防犯灯の LED 化の推進 50.職員の発想による業務の見直し