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LK-1941-1942 安全.indd
20130424 LK-1941,1942(J) R07
全回転 3 倍釜仕様高速電子模様閂止めミシン
LK-1941, LK-1942
取扱説明書
このたびは、当社の製品をお買い上げいただきましてありがとうございました。
安全に使用していただくために、使用前に必ずこの取扱説明書をお読みください。
また、いつでもすぐに読めるように、この取扱説明書を保管してください。
No.07
29337508
20130424 LK-1941,1942(J) R07
安全にご使用していただくために
ミシン、自動機、付帯装置 ( 以下機械と言う ) は、縫製作業上やむをえず機械の可動部品の近くで作業する
ため、可動部品に接触してしまう可能性が常に存在していますので、実際にご使用されるオペレータの方お
よび、保守、修理等をされる保全の方は、事前に以下の 安全についての注意事項 を熟読されて、十分理
解された上でご使用ください。この 安全についての注意事項 に書かれている内容は、お客様が購入され
た商品の仕様には含まれない項目も記載されています。
なお、取扱説明書および、製品の警告ラベルを十分理解していただくために、警告表示を以下のように使い
分けております。これらの内容を十分に理解し、指示を守ってください。
(!) 危険の水準の説明
危険
警告
注意
機械操作時、保守時、当事者、第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、死亡または、重傷を招く差し迫った危険のあるところ。
機械操作時、保守時、当事者、第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、死亡または、重傷を招く潜在的可能性のあるところ。
機械操作時、保守時、当事者、第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、中・軽傷害を招くおそれのあるところ。
(@) 警告絵表示および表示ラベルの説明
警
告
運動部に触れて、怪我をする恐れ
があります。
警
高電圧部に触れて、感電の恐れが
あります。
絵
作業時にミシンを持つと、手を
怪我する恐れがあります。
告
ベルトに巻き込まれ、怪我をする
恐れがあります。
表
高温部に触れて、ヤケドの恐れが
あります。
絵
表
レーザ一光を直接目視すると、目
に障害を及ぼす恐れがあります。
示
ミシンと頭部が、接触する恐れ
があります。
ボタンキャリアに触れて、怪我を
する恐れがあります。
示
指
示
ラ
ベ
ル
正しい回転 方向を指 示していま
す。
アース 線 の 接 続を指 示していま
す。
1
3
警
告
ラ
ベ
ル
2
2
1 ・ 中・軽傷害、重傷、死亡を招く恐れがあります。
・ 運動部に触れて、怪我をする恐れがあります。
2 ・
・
・
3 ・
1
3
安全ガードを付けて縫製作業をすること。
安全カバーを付けて縫製作業をすること。
安全保護装置を付けて縫製作業をすること。 電源を切ってから、「糸通し」、「針の交換」、「ボビンの交換」、「給油や掃除」をすること。
電
撃
危
険 ラ
ベ
ル
i
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安全についての注意事項
危険
事故とは: 人身並びに財産
に損害を与える
ことをいう。
1. 感電事故防止のため、電装ボックスを開ける必要のある場合は、電源を切り、念のため 5 分以上経
過してから蓋を開けてください。
注意
基本的注意事項
1. ご使用される前に取扱説明書および、付属に入っている全ての説明書類を必ずお読みください。
また、いつでもすぐに読めるように、この取扱説明書を大切に保存してください。
2. 本項に書かれている内容は、購入された機械の仕様に含まれていない項目も記載されています。
3. 針折れによる事故防止のため、安全眼鏡を着用してください。
4. 心臓用ペースメーカーをお使いの方は専門医師とよくご相談のうえお使いください。
安全装置、警告ラベル
1. 安全装置の欠落による事故防止のため、この機械を操作する際は、安全装置が所定の位置に正しく
取り付けられ正常に機能することを確認してから操作してください。安全装置については、vi 頁を
参照してください。
2. 人身事故防止のため、安全装置を外した場合は、必ず元の位置に取り付け、正常に機能することを
確認してください。
3. 人身事故防止のため、機械に貼り付けてある警告ラベルは、常にはっきり見えるようにしておいて
ください。剥がれたり汚損した場合、新しいラベルと交換してください。
用途、改造
1. 人身事故防止のため、この機械は、本来の用途および取扱説明書に規定された使用方法以外には使
用しないでください。
用途以外の使用に対しては、当社は責任を負いません。
2. 人身事故防止のため、機械には、改造等を加えないでください。改造によって起きた事故に対しては、
当社は責任を負いません。
教育訓練
1. 不慣れによる事故防止のため、この機械の操作についての教育、並びに、安全に作業を行うための
教育を雇用者から受け、適性な知識と操作技能を有するオペレータのみが、この機械をご使用くだ
さい。そのため雇用者は、事前にオペレータの教育訓練の計画を立案し、実施することが必要です。
電源を切らなければならない事項
電源を切るとは:電源スイッチを切ってから、電源プラグを
コンセントから抜くことを言う。以下同じ
1. 人身事故防止のため、異常、故障が認められた時、停電の時は直ちに電源を切ってください。
2. 機械の不意の起動による事故防止のため、次のような時は、必ず電源を切ってから行ってください。
特にクラッチモータを使用している場合は電源を切った後、完全に止まっていることを確認してか
ら作業を行ってください。
2-1. たとえば、針、ルーパ、スプレッダー等の糸通し部品へ糸通しする時や、ボビンを交換する時。
2-2. たとえば、機械を構成する全ての部品の交換、または調整する時。
2-3. たとえば、点検、修理、清掃する時や、機械から離れる時。
3. 感電、漏電、火災事故防止のため、電源プラグを抜く時は、コードではなくプラグを持って抜いて
ください。
4. ミシンが作業の合間に放置されている時は必ず電源を切ってください。
5. 電装部品損壊による事故を防ぐため、停電した時は、必ず電源を切ってください。
各使用段階に於ける注意事項
運 搬
1. 人身事故防止のため、機械の持ち上げ、移動は機械質量を踏まえ、安全を確保した方法で行ってく
ださい。なお機械質量については取扱説明書本文をご確認ください。
ii
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2. 人身事故防止のため、持ち上げ、移動の際は転倒、落下等を起こさないよう十分安全策をとってく
ださい。
3. 予期せぬ事故や落下事故、機械の破損防止のため開梱した機械を再梱包して運搬することはおやめ
ください。
開 梱
1. 人身事故防止のため、開梱は上から順序よく行ってください。木枠梱包の場合は、特に釘には十分
注意してください。また、釘は板から抜き取ってください。
2. 人身事故防止のため、機械は重心位置を確かめて、慎重に取り出してください。
据え付け
(!)テーブル、脚
1. 人身事故防止のため、テーブル、脚は、純正部品を使用してください。やむをえず、非純正部品
を使用する場合は、機械の重量、運転時の反力に十分耐え得るテーブル、脚を使用してください。
2. 人身事故防止のため、脚にキャスタを付ける場合、十分な強度をもったロック付きキャスタを
使用し、機械の操作中や保守、点検、修理のときに機械が動かないようにロックしてください。
(@)ケーブル、配線
1. 感電、漏電、火災事故防止のため、ケーブルは使用中無理な力が加わらないようにしてください。
また、V ベルト等の運転部近くにケーブル配線する時は、30mm 以上の間隔をとって配線し
てください。
2. 感電、漏電、火災事故防止のため、タコ足配線はしないでください。
3. 感電、漏電、火災事故防止のため、コネクタは確実に固定してください。また、コネクタを抜
く時は、コネクタ部を持って抜いてください。
(#)接地
1. 漏電、絶縁耐圧による事故防止のため、電源プラグは電気の専門知識を有する人に、適性なプ
ラグを取り付けてもらってください。また、電源プラグは必ず接地されたコンセントに接続し
てください。
2. 漏電による事故防止のため、アース線は必ず接地してください。 ($)モータ
1. 焼損による事故防止のため、モータは指定された定格モータ ( 純正品 ) を使用してください。
2. 市販クラッチモータを使用する際は、V ベルトへの巻き込まれ事故防止のため、巻き込み防止
付きプーリカバーが付いたクラッチモータを選定してください。
操 作 前
1. 人身事故防止のため、電源を投入する前に、コネクタ、ケーブル類に損傷、脱落、ゆるみ等がない
ことを確認してください。
2. 人身事故防止のため、運動部分に手を入れないでください。また、プーリの回転方向が矢印と一致
しているか、確認してください。
3. キャスタ付き脚卓を使用の場合、不意の起動による事故防止のため、キャスタをロックするか、アジャ
スタ付きの時は、アジャスタで脚を固定してください。
操 作中
1. 巻き込みによる人身事故防止のため、機械操作中ははずみ車、手元プーリ、モータなどの動く部分
に指、頭髪、衣類を近づけたり、物を置かないでください。
2. 人身事故防止のため、電源を入れる時、また機械操作中は針の付近や、天びんカバー内に指を入れ
ないでください。
3. ミシンは高速で回転しています。手への損傷防止のため、操作中はルーパ、スプレッダ、針棒、釜、
布切りメスなどの動く部分へ絶対に手を近づけないでください。また、糸交換の時は電源を切り、
ミシンおよびモータが完全に停止したことを確認してください。
4. 人身事故防止のため、機械をテーブルから外す時、また元の位置へ戻す時、指等をはさまれないよ
うに注意してください。
5. 不意の起動による事故防止のため、ベルトカバーおよび、V ベルトを外す時は電源を切り、ミシン
およびモータが完全に停止したことを確認してください。
6. サーボモータをご使用の場合は、機械停止中はモータ音がしません。不意の起動による事故防止の
ため、電源の切り忘れに注意してください。
iii
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7. 過熱による火災事故を防ぐため、モータ電源ボックスの冷却口をふさいで使用することはやめてく
ださい。
給 油
1. 機械の給油箇所には JUKI 純正オイル、JUKI 純正グリスを使用してください。
2. 炎症、カブレを防ぐため、目や身体に油が付着した時は直ちに洗浄してください。
3. 下痢、嘔吐を防ぐため、誤って飲み込んだ場合、直ちに医師の診断を受けてください。
保 守
1. 不慣れによる事故防止のため、修理、調整は機械を熟知した保全技術者が取扱説明書の指示範囲で
行ってください。また、部品交換の際は、当社純正部品を使ってください。不適切な修理・調整お
よび非純正部品使用による事故に対しては、当社は責任を負いません。
2. 不慣れによる事故や、感電事故防止のため、電気関係の修理、保全 ( 含む配線 ) は電気の専門知識
の有る人、または当社、販売店の技術者に依頼してください。
3. 不意の起動による事故防止のため、エアーシリンダ等の空気圧を使用している機械の修理や保全を
行う時は、空気の供給源のパイプを外し、残留している空気を放出してから行ってください。
4. 人身事故防止のため、修理調整・部品交換等の作業後は、ねじ・ナット等がゆるんでいないことを
確認してください。
5. 機械の使用期間中は、定期的に清掃を行ってください。この際、不意の起動による事故防止のため、
必ず電源を切り、ミシンおよびモータが完全に停止したことを確認してから行ってください。
6. 保守、点検、修理の作業のときは、必ず電源を切り、ミシンおよびモータが完全に停止したことを
確認してから行ってください。(クラッチモータの場合、電源を切った後もモータは惰性でしばらく
回り続けますので注意してください。)
7. 人身事故防止のため、修理・調整した結果、正常に操作できない場合は直ちに操作を中止し、当社
または販売店に連絡し、修理依頼してください。
8. 人身事故防止のため、ヒューズが切れた時は、必ず電源を切り、ヒューズ切れの原因を取り除いて
から、同一容量のヒューズと交換してください。
9. モータの火災事故防止のため、ファンの通気口の清掃および配線周りの点検を定期的に行ってください。
使用環境
1. 誤動作による事故防止のため、高周波ウエルダ等強いノイズ源 ( 電磁波 ) から影響を受けない環境
下で使用してください。
2. 誤動作による事故防止のため、定格電圧± 10% を超える所では使用しないでください。
3. 誤動作による事故防止のため、エアーシリンダ等の空気圧を使用している装置は、指定の圧力を確
認してから使用してください。
4. 安全にお使いいただくために、下記環境下でお使いください。
動作時雰囲気温度
5℃∼ 35℃
動作時 相対湿度 35% ∼ 85%
5. 電装部品損壊・誤動作による事故防止のため、寒いところから急に暖かいところなど環境がかわっ
た時、結露が生じることがありますので、十分に水滴の心配がなくなってから電源を入れてください。
6. 電装部品損壊・誤動作による事故防止のため、雷が発生している時は安全のため作業をやめ、電源
プラグを抜いてください。
7. 電波状態によっては、近くのテレビ、ラジオに雑音を与えることがあります。この場合には、少し
ミシンより離してご使用ください。
8.「作業環境の騒音値が 85dB 以上 90dB 未満」に該当する環境にて仕事に従事する作業者に対して
は、健康被害を受けないよう必要に応じ、防音保護具を使用させる等の処置をお取りください。また、
「作業環境の騒音値が 90dB 以上」に該当する環境にて仕事に従事する作業者に対しては、健康被
害を受けないよう必ず防音保護具を使用させるとともに、防音保護具の使用について、作業者の見
やすい場所に掲示するようにお願いします。
9. 製品や梱包の廃棄、使用済みの潤滑油などの処理は、各国の法令に従って適正に行ってください。
iv
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LK-1941、LK-1942 をより安全にお使いいただくための注意事項
危険
注意
1. 感電による事故を防ぐため、電源をいれたままでモータ電装ボックスのふたを開けたり、
電装ボックス内の部品に触れないでください。
2. パターン変更後は針落ちを確認してください。万一押えよりパターンがはみ出している
と、縫製途中で針が押えに干渉し針折れが発生するなど危険です。
1. 不意の起動による事故を防ぐため、糸巻き時は針の下に干渉物がないことを確かめてか
らスタートスイッチを踏んでください。
2. パターン変更、準備キー ON、押えスイッチ ON のときは、押えが自動的に下降します
ので、不意の起動による事故を防ぐため、押えの下には、絶対に指を入れないでください。
ミシン運転中は押え付近に指を入れないでください。
3. ミシン稼働中に電源を切ると外押えが上昇しますので、押え付近には手を入れないで下
さい。
4. 本製品は精密機器のため、水や油をかけたり、落下させるなどの衝撃を与えないように、
取扱いには十分注意してください。
5. この機械は、クラス A 産業機械です。この機械を家庭環境で使用すると電波妨害を引
き起こすことがあります。この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されるこ
とがあります。
v
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安全装置と警告ラベルについて
挟込注意ラベル
天びんに指等を挟み
込まれる恐れがある
ことを示します。
モータカバー
モータ、マグネットと
人体の接触を防止する
カバーです。
天びんカバー
警告ラベル
(i 頁
警告
ミシン操作時の
最 低 限 の 注 意 が ラベル
記載されてます。 参照 )
挟込注意ラベル
人体と天びんの接触を
防止するカバーです。
頭部と布送り台と
の間で手を挟み込
む恐れのあること
を示します。
目保護カバー
針折れによる目への損
傷を防止するカバーで
す。
挟込注意ラベル
ミシンの下に手を挟
み込む恐れがあるこ
とを示します。
電源スイッチ
指ガード
ミシンの電源装置を電源から
切り離しするスイッチです。
指と針との接触を防止
するカバーです。
電源スイッチ (EU 仕様 )
ミシンの電源装置
を電源から切り離
しするスイッチで
す。非常停止スイッ
チも兼ねています。
電源スイッチの選定について
定 格 電 流 20A 以 上、 短 絡
遮断容量 120A 以上の黄色
バックに赤色操作部を持つ
IEC60204-1 準 拠 の も の
をご使用ください。
電撃危険ラベル
(i 頁
感電を防止する
電撃危険
ため、危険回避
への安全上の注 (EU 仕様 ) ラベル
参照 )
意事項が記載さ
れてます。
注意
なお、本書では説明の都合上「目保護カバー 」 や「指ガード 」 などの安全装置を省い
て図示している場合がありますので、あらかじめご了承ください。
実際の使用にあたっては、これら安全装置を絶対に外さないでください。
vi
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目 次
!. 仕様 ........................................................................................................................................ 1
@. 各部の名称 ............................................................................................................................. 2
1. 本体の名称 .............................................................................................................................................. 2
2. 操作ボックス・スイッチの名称 .............................................................................................................. 3
#. 据え付け................................................................................................................................. 4
$. ミシンの準備 .......................................................................................................................16
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
注油方法 ............................................................................................................................................... 16
針の取り付け方 .................................................................................................................................... 17
上糸の通し方........................................................................................................................................ 18
ボビンケースの出し入れ .................................................................................................................... 19
ボビンの入れ方 .................................................................................................................................... 19
糸調子の合わせ方 ................................................................................................................................ 20
糸取りばねの調節 ................................................................................................................................ 20
中押え高さの調節(LK-1942 のみ)............................................................................................... 21
中押えストロークの調節(LK-1942 のみ).................................................................................... 21
%. ミシンの操作(基礎編).................................................................................................... 23
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
項目データの設定 ................................................................................................................................ 23
パターン形状の確認 ............................................................................................................................ 25
縫製 ....................................................................................................................................................... 26
他のパターンへの変更 ........................................................................................................................ 27
ミシンを途中で止めるには ................................................................................................................ 27
下糸を巻く ........................................................................................................................................... 28
使用上のご注意 .................................................................................................................................... 29
^. ミシンの操作(応用編).................................................................................................... 30
1.
2.
3.
4.
P1
P2
P3
パターンキー(
キー)を使っての縫製 ................................................................ 30
組み合せ(コンビネーション)機能を使っての縫製 ...................................................................... 32
「下糸カウンター」を使っての縫製 ................................................................................................. 34
糸切り不良が出たときの縫製物の取り出し方(Z 仕様のみ)........................................................ 35
&. 保守 ......................................................................................................................................36
1. 針棒高さ ............................................................................................................................................... 36
2. 針と釜 ................................................................................................................................................... 36
3. 押えの高さ ........................................................................................................................................... 39
4. 糸調子皿の浮き量調節 ........................................................................................................................ 39
5. 動メスと固定メス ................................................................................................................................ 40
6. 糸切れ検知板........................................................................................................................................ 42
7. 釜油量の調整........................................................................................................................................ 43
8. フィルタの清掃 .................................................................................................................................... 44
9. 廃油の処理 ........................................................................................................................................... 44
10. ヒューズ交換 ..................................................................................................................................... 45
*. メモリースイッチの使い方 ................................................................................................46
1. メモリースイッチの起動 .................................................................................................................... 46
2. メモリースイッチ設定例 .................................................................................................................... 46
3. メモリースイッチ機能一覧表 ............................................................................................................ 48
(. その他 ................................................................................................................................. 50
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
縫製パターン........................................................................................................................................ 50
ディップスイッチの設定 .................................................................................................................... 52
オプションペダルの接続方法 ............................................................................................................ 53
エラー一覧表........................................................................................................................................ 55
縫いにおける現象・原因と対策 ........................................................................................................... 56
オプションパーツ一覧表 .................................................................................................................... 57
ゲージ一覧表........................................................................................................................................ 60
テーブル図面........................................................................................................................................ 61
vii
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!. 仕様
1) 縫製範囲
2) 最高縫製速度
X(左右)方向 100 mm Y(前後)方向 60 mm
※ 2,200 sti/min(ピッチ 3 mm 以下のとき)
3) 縫い目長さ
0.1 ∼ 10.0 mm(0.1 mm とび)
4) 布押え送り
間欠送り(パルスモータ 2 軸駆動方式)
5) 針棒ストローク
41.2 mm
6) 使用針
DP × 17、DP × 5(出荷時装着針は DP × 17)
7) 外押え上昇量
標準 18 mm 最大 25 mm
8) 釜
全回転 3 倍釜(油芯給油)
9) 中押えストローク
標準 4 mm(0, および 4 ∼ 10 mm の範囲で調節可)(LK-1942 のみ)
10) 中押え上昇量
18 mm (LK-1942 のみ)
11) 使用油
ニューデフレックスオイル No. 2(注油方式)
12) 模様データの記憶
EEP-ROM(32K byte)
13) 拡大・縮小機能
パターンを縫製時に X・Y 軸独立に拡大・縮小することができます。
20 % ∼ 200 %(1 % 単位)
14) 拡大・縮小方式
縫い目長さ増減方式
15) 一時停止機能
縫い途中で停止させることができます。
16) 上糸切れ検知機能
上糸切れを検知し、自動停止します。
17) 縫速度制限
縫速度をアップ・ダウンキーにて、200∼2,200 sti/minまで任意に
制限できます。(100 sti/min 単位)
18) 模様選択機能
パターン No. の選択により 1 ∼ 99 パターンの指定ができます。
19) 下糸カウンタ
下糸カウンタを備えていてボビン交換を指示します。
(MAX 9,999 枚)
20) 生産カウンタ
生産カウンタを備えていて生産枚数を表示します。
(MAX 9,999 枚)
21) メモリバックアップ
電源遮断時、自動的に使用していたパターンを記憶します。
22) ミシンモータ
550 W サーボモータ(ダイレクト・ドライブ)
23) 外形寸法
W:1,200 mm L:700 mm H:1,160 mm(標準脚卓使用)
24) 質量
頭部 46 Kg、電装ボックス 16.5 Kg、ヒータユニット 3.5Kg
25) 消費電力
600 W
26) 使用温度範囲
5 ℃∼ 35 ℃
27) 使用湿度範囲
35 % ∼ 85 %(結露なし)
28) 電源電圧
定格± 10 % 50/60 Hz
29) 使用エアー圧
0.5 ∼ 0.55 MPa{5 ∼ 5.5 kgf/cm2}
30) エアー消費量
1.3R/ 分
31) 針棒逆転停止機能
縫製後、針棒を逆転させ、針上げ停止することができます。
32) 騒音
JIS B 9064 に準拠した測定方法による「騒音レベル」
縫い速度 2,200sti/min:騒音レベル≦ 79.5dBA
※ 最高縫製速度は、縫製条件に合わせて速度を下げて使用してください。
※ 下糸カウンタ・生産カウンタは、どちらか一方を選択して使用します。
1
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@. 各部の名称
1. 本体の名称
• 上糸切れ検知板
• 上糸繰り出し装置
(G・Z 仕様のみ)
• ミシン頭部
• ワイパースイッチ
• 糸立て装置
• 一時停止スイッチ
• 操作ボックス
• 中押え(LK-1942のみ)
• 制御ボックス
• 布押え
• 電源スイッチ
• ペダルスイッチ
1段目 : 押えスイッチ、 2段目 : スタートスイッチ
エアー制御装置
2
電源スイッチ
(EU 仕様)
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2. 操作ボックス・スイッチの名称
・ リセットキー
・ 縫製 LED
・ データ表示
・ 項目選択 LED
・ 準備キー
・ ファンクションキー
・ + / 送り前進キー
・ − / 送り後退キー
・ 選択キー : 1 回押す毎に次のように選択します。
パターン No → X 拡大縮小 → Y 拡大縮小 → スピード → カウンタ → 糸巻き → 糸通し → ヒートカッタ温度(Z仕様のみ)
↑
< AW − 2D 付き>
・ ファンクションキー
・ 項目選択 LED
・ データ表示
・ 縫製 LED
・ + / 送り前進キー
・ 準備キー
・ − / 送り後退キー
・ リセットキー
・ 選択キー :
1 回押す毎に次のように選択します。
パターン No
X 拡大縮小
Y 拡大縮小
スピード
カウンタ
糸巻き
糸種 針数 巻き長さ ヒートカッタ温度(Z仕様のみ) 糸通し
3
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#. 据え付け
危険
ミシンを運ぶ時は必ず2人以上で行ってください。
(1) テーブル組付け
5
6
!0
注)
!3
!4 注)
7
!1
9
1
注)4
2
8
3
!2 注)
1) テーブル(14117519)1 に制御ボックス 2、電源スイッチ 3、ペダルスイッチ 4、ヒータ
ユニット !3、ケーブルクランプ !4 を固定します。
2) ペダルとペダルスイッチ 4 を付属の鎖 !2 で連結します。
3) 各々の電線ケーブルをステップルで固定します。
4) テーブル 1 に油抜き 7 を固定し、油受け 8 をねじ込みます。
5) クッションゴム 5 をオイルパン 6 にセットし、テーブルのヒンジ穴(4 箇所)9 に合わせてオ
イルパン 6 を木ねじで 4ヶ所固定します。
6) オイルパン 6 の中央部は、ねじ止め後にゴム栓で、ふさぎます。
7) 頭部支え棒 !0 をテーブル穴 !1 に打ち込みます。
1. 4、!2 の取り付けは 1 ペダル仕様の場合のみです。
2. !3、!4 は Z 仕様の場合のみです。
4
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(2) 電源ケーブルの接続
• 電圧仕様
日本国内向けは三相 200V 仕様です。制御ボックスの電圧表示シールが 3ø 200V になってること
を確認してください。
電圧表示シール
• 三相 200 V の接続
水
赤
テーブル
赤
緑
白
制御ボックス
プラグ
緑/黄
AC200 V
黒
緑 ー GND
茶
白
黒
電源スイッチ
危険
電源ケーブル
1. 絶対に電圧仕様の異った状態で使用しないでください。
2. 使用電圧を変更する場合は「100-240 V 仕様電圧切りかえ方法」の項を参照してくだ
さい。
5
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(3) 100 ∼ 240 V 仕様の電圧切りかえ方法
端子台の切りかえにより下記のような電源電圧で使用できます。
線色(白)
線色(青)
入力電圧
備考
J32 必要
端子台番号
1
2
100
1
3
110
1
4
120
1
5
200
1
6
220
1
7
230/240
J32 不要
100 V 仕様 ←→ 200 V 仕様の電圧切りかえ
電源電圧 100・110・120V で使用のときは、POWER 基板上 J32 に電圧切りかえ
コード(品番 M90215800A0)を挿入する必要があります。
電源電圧 200・220・230・240V で使用の時は、J32 を取り付けないでくださ
い。J32 の設定をまちがえると電装が破損する恐れがあります。
白
使用電圧により青線を
変更します。
青
SDC 基板
端子台
白
0V
黒 茶 赤 橙 紫 灰
110 V
100 V
200 V
120 V
240 V
220 V
トランス
電源トランス
J32
手前
POWER 基板
6
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(4) ミシン本体の固定
ヒンジ軸にヒンジゴム 1 を入れミシン本体を固
定します。
ミシン運搬時はA 部を持ってくださ
い。また、モータ部 B は持たないで
ください。
B
注意
A
A
1
1
ミシンを運ぶときは、必ず2人以
上で行ってください。
(5)安全スイッチのセット
保守、
点検のためにミシンを倒してるときはミシンが回転しないように安全スイッチが装着されてい
ます。
据え付けの際に正しい位置にセットしてください。
(正しい位置にセットされていないとミシンは運転できません。
)
1)止めねじ 12 本を緩めます。
2)安全スイッチ 2 を一番下まで下げます。
3)止めねじ 12 本を締めます。
1
2
7
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(6) モータカバーの取り付け
モータカバー 1 にセットされたねじでミシン本
1
体に取り付けます。
(7) 操作ボックスの取り付け
1
操作ボックスケーブル 1 をテーブル穴 2 に通し
操作ボックスを固定します。
2
(8) ペダルスイッチ
•
1 ペダル
J18
メイン基板
J18
8
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(9) コードの接続
コードの接続は下図のように行ないます。
CN2、CN7 は、A の縦送り軸に触れぬよう、B 束線バンドで他のコードと合わせて束線してくだ
さい。制御ボックス内上部のコードクランプ A には J12、14、15、59 のコードを通し、コード
クランプ B には J17、18、
(26)のコードを通してください。 J2、8、FG は、束線バンドで束ね
てください。
CN7
B
J17
CN2
B
J93:中押え(LK-1942 のみ)
J18
J92:押え左
A
B
J97:ワイパー
J91:押え右
A
P80
B
※ LK-1941 は中押えなし
の 3 連電磁弁仕様です。
J92、J91、J97 を接
続してください。
J78
P99
FG
CN7,CN2,FG のコードを折り
曲げてクランプしてください。
CN10(J4)
J12
J14
クランプ
J15
J20
J21
J22
J44
J59
J17
J18
J99
J23
J79
白
黒
白
青
圧力スイッチ
赤
黄
白
赤
黄
灰
白
灰
J79
1 ペダル
操作ボックス
FAN モータコード
1. J17、J18 コードは、上図のように折り曲げてクランプしてください。
2. フタを開けるときはファンモータコードをクランプからはずしてください。
また、フタを付けるときはクランプに巻いてください。
9
20130424 LK-1941,1942(J) R07
™MAIN 基板コネクタ位置
J59 J12
J15
J14
J46
J49
J17
J18
J26
J44
J11
J23
J48
J47
J25
J27
J20 J21
™SDC 基板コネクタ位置
CN1(J1)
CN10 CN2
CN4
( 未使用 )
CN6(J6)
CN9(J9) CN7
10
J22
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(10) ヒータユニットの接続(Z 仕様のみ)
1) A × 4 のねじを外しヒータユニットカバーを取り外す。
2) ケーブルを下図のように引き回し端子台の 1、2 に接続する。
(ケーブルが縦送り軸 B に触れぬようにして下さい。
)
CN7
CN2
A
熱線板へ
テーブル手前側
B
h
熱線板より
J46
J87
11
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(11) コードの処理
1) ミシンを倒した状態でコードを接続し、図のように束線バンド 1 で束ねてください。
2) 図のように、コードにたるみを持たせた状態にコード止め板 2 でコードを固定してください。
ミシンを倒すときに、テーブルに頭部支え棒がついていることを確認してください。
1
2
たるみ
(12) エアー配管
1
1)付属のエアーチューブを適当な長さに切り、電磁弁 1 とエ
アレギュレータ 2 をつなぎます。
2)付属のワンタッチジョイント3とホースバンド4を使用し
てエアー源ホースをつなぎます。
3)エアーコック 5 を開き、エアー圧力は調整つまみ 6 を上に
引いてから回し、圧力計7を見ながら0.5∼0.55 MPa {5
∼ 5.5 kgf/cm2} に調節します。
4)圧力計前面のつまみ 8 を、小さいドライバーで回し、圧力
スイッチを 0.4 MPa {4 kgf/cm2} に調整します。
6
4
2
3
5
7
8
12
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(13) 目保護カバーの取り付け
危険
針折れによる飛散から目などを保護しますので必ず取り付けて使用してください。
目保護カバー1は、必ず取り付けてからご使用く
ださい。
1
(14) 糸立て装置の取り付け
1) 糸立て装置を組み付け、
テーブル右上の穴
1)AW − 2D なし用
にセットしてください。
2) 糸立て装置が動かないように止めナット
1 を締めてください。
3) 天井配線ができる場合は、
電源コードは糸
立て棒 2 の中を通してください。
2
1
2
2)AW − 2D あり用
1
13
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(15) 針板補助カバーの取り付け
1) 針板補助カバー 1 に針板補助カバー支え
1
2を止めねじ3(L=6)および座金4にて、
取り付けます。
2) ベッドに、止めねじ5(L=8)で止めます。
針板補助カバーと針板は、ほぼ同
一面にしてください。 段差がある
と、縫製時、下板が引っかかる場合
があります。
2
4
5
3
(16) 搬送ボルトの取り付け
運搬時は、付属の搬送ボルトでミシン本体を固定
してください。
14
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(17)
ミシンの倒し方
危険
ミシンを倒したり起こす時は、指をミシンにはさまないように注意して行ってください。
また不意の起動による事故を防ぐため、電源を切ってから行って下さい。
ミシンを倒すときは、頭部支え棒1がミシンに当
たるまで静かに倒してください。
1. ミシンを倒す前にテーブルに頭部
支え棒 1 が付いていることを確
5
認してください。
2. ミシンを倒すと押え 2 が自重で
左へ動き、中押え等と干渉し破損
の原因となります。
2
予め上記部品を外すか、テープ等
で下板3を針板補助カバー4に固
定してミシンを倒してください。
3. モータカバー 5 や針板補助カ
バー 4 を持ってミシンを倒すと
3
1
4
カバーが反ってしまう恐れがあり
ますので、必ずミシン本体を持っ
て倒してください。
4. 不意の倒れ防止のため、必ず水平
な場所で行ってください。
15
20130424 LK-1941,1942(J) R07
$. ミシンの準備
1. 注油方法
注意
不意の起動による事故を防ぐため、電源を切ってから行ってください。
1) 頭部の注油口1からオイルゲージ2中央の赤
印の所まで 1 日 1 回程度注油してください。
1
2
1
2
2) 釜レース面 3 に一滴にじむ程度注油してくだ
さい。
3
16
20130424 LK-1941,1942(J) R07
前メタル
3) 上面カバーをはずし、前メタル 4、中メタル
中メタル
5 に注油してください。
5
4
2)、3)はミシンを初めて使用する時
や、長時間未使用の時は必ず行ってく
ださい。
2. 針の取り付け方
注意
不意の起動による事故を防ぐため、電源を切ってから行ってください。
針の取付けは止めねじ 1 をゆるめ、針 2の長溝 3
を手前に向けて、針棒の穴いっぱいに差し込み、止
めねじ 1 を締めます。
2
1
1. 縫い目がAのようになる場合は、針
を若干 B 方向に取り付けてくださ
い。
2. ワイパーがじゃまになるときは、手
元プーリーを回して針棒を少し下げ
B
るか、フィルターレギュレータのエ
3
A
アーコック 4 を回しエアーを抜い
てください。
出荷時と異なる針番手を使用すると
きは、釜の交換が必要となる場合が
4
あります。P60 のゲージ一覧表を参
照ください。
17
20130424 LK-1941,1942(J) R07
3. 上糸の通し方
注意
挟み込み、針等による指、手の損傷の恐れがありますので、押えの下に手などを入れないでく
ださい。
針に糸を通すときには、次の操作をして、中押えと
パターン No.
外押えを下げてください。
X 拡大縮小率
1) 操作ボックスの
Y 拡大縮小率
(
)キーを
スピード
押して、糸通しの LED を点灯させます。
カウンター
(
糸巻き
)
2) (
糸通し
下がります。
ヒートカッタ温度
(
)キーを押すと、中押えと外押えが
)
3) 針に糸を通した後は、再度 (
)キーを
押すと、元に戻ります。
針に通した糸は 4cm くらい出します。
G 仕様、Z仕様
通常
糸道の抵抗により、糸切り後の針糸が短くなるとき
(コーティング糸や糸巻きのネット使用時等)
1 回転させます。
H 仕様
18
20130424 LK-1941,1942(J) R07
4. ボビンケースの出し入れ
注意
不意の起動による事故を防ぐため、電源を切ってから行ってください。
1) 釜カバー 1 を開きます。
2) ボビンケース2のつまみ3を起こして取り出
します。
3) 入れるときは、釜の軸いっぱいに差し込み、つ
2
まみを閉じます。
3
差し込みが不十分ですと縫製中にボビ
1
ンケース2の抜け落ちの原因となりま
す。
5. ボビンの入れ方
1) ボビン 1 を、図の方向にしてボビンケース 2
に入れます。
3 cm
4
2) 糸をボビンケース 2 の糸通し口 3 に通し、そ
のまま糸を引くと、糸調子ばねの下を通って
5
糸口 4 に引き出します。
3) 下糸案内5に糸を通し、下糸案内から3cm引
き出します。
3
ボビンの回転方向が逆になると下糸の引
1
2
き出しが不安定になります。
19
20130424 LK-1941,1942(J) R07
6. 糸調子の合わせ方
第一糸調子つまみ 1 を右に回すと、糸切り後、針
G,Z仕様
先に残る糸の長さが短かくなり、左へ回すと長く
なります。
糸抜けしない程度に短かくしてください。
短
上糸張力は第二糸調子つまみ 2 で、下糸張力は 3
1
で調整します。
長
3
4
G、Z 仕様に付いている補助糸調子 4 は通常は調
整の必要はありませんが、上糸と糸案内車 5 がス
リップし、糸案内車が安定して回らないときは左
に回して弱くします。
5 2
H 仕様
短
1
3
長
2
7. 糸取りばねの調節
糸取りばね 1 の標準の動き量は 6 ∼ 8mm で、強
G、Z 仕様
さは上糸張力に合わせて調整してください。
3
1
1) 動き量の調節
止めねじ 2 をゆるめ、糸調子 3 全体を回しま
す。
2) 強さの調節
止めねじ2を締めたままで糸調子棒4の溝に
2
ドライバーを差し込んで回します。
4
H 仕様
3) 糸取りばねのストロークを変えたときは、
3
P.41 を参考に、糸切れ検知板の調整をおこ
1
なってください。
2
4
20
20130424 LK-1941,1942(J) R07
8. 中押え高さの調節(LK-1942 のみ)
1) 中押え 2 を下げてください。
(
「3. 上糸の通し方」参照)
2) プーリーを回し、中押え2を最下点にします。
3) 布との隙間が、0.5mm程度となるように止め
ねじ 1 をゆるめて、中押え 2 の高さを調節し
ます。
0.5 mm
1
2
9. 中押えストロークの調節(LK-1942 のみ)
9-1. 中押えストローク 4 ∼ 10 mm の調節
1) アーム側面のカバーを取り外します。
2) 止めねじ 1 をゆるめ、矢印方向へ動かして調
節します。
3) 矢印 A 方向に動かすと、ストロークは小さく
なります。
(最小 4mm)矢印 B 方向に動かす
A
と、ストロークは大きくなります。
(最大 10mm)
止めねじ 1 をゆるめすぎると、ナット
1
がはずれることがあるので注意してく
B
ださい。
止めねじ 1 は半回転程度ゆるめれば、
十分調節可能です。
21
20130424 LK-1941,1942(J) R07
9-2. 中押えストローク 0 mm の調節
1) 中押えストロークを最小(4mm)にします。
(P21、9-1 参照)
2) 面部カバーを取り外します。
2
3) 止めねじ1を外し中押えストッパー2を反転
させて再び止めねじ 1 で取り付けます。
1
h
22
20130424 LK-1941,1942(J) R07
%. ミシンの操作(基礎編)
1. 項目データの設定
次の手順で各項目の設定をしてください。
操作ボックスのスイッチデザインは機種により異なる場合があります。
パターン No
X 拡大・縮小率
Y拡大・縮小率
最高速制限
ヒートカッタ温度の
の設定
の設定
の設定
の設定
設定(Z 仕様のみ)
(1) 電源スイッチを入れます。
項目選択のパターン No 部が点灯し、データ表示部にパターン No を表示します。
(2) パターン No の設定
1)
パターン No.
(
)キーを押して“パターン
No”の項目表示にしてください。
X 拡大縮小率
Y 拡大縮小率
2)
スピード
カウンター
、
(
、
)キーを押して、画面
に1∼99のパターンNoを表示してください。
糸巻き
糸通し
(
)
パターンを準備していない場合は、出荷時に予め
ヒートカッタ温度
登録されているサービスパターンの No.51 ∼ 53
(
を表示してください。LK-1941には、中押えが付
)
いていないため、縫製パターンに合わせて押えを
準備してください。
サービスパターン No.
形状
□ 50x30
P=3.0
P=3.0、ø30
P=3.0
P=3.5、ø30
釜油量調整用パターン
のため縫製できません。
(P43 参照)
23
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(3) 拡大縮小率の設定
X 拡大縮小率の設定
1)
(
)キーを押して“X 拡大縮
小率”の項目表示にしてください。
2)
(
)キーを押して 20
% ∼ 200 % の範囲で設定してください。
パターン No.
X 拡大縮小率
Y 拡大縮小率
スピード
カウンター
糸巻き
(
糸通し
)
ヒートカッタ温度
(
)
Y 拡大縮小率の設定
1)
(
)キーを押して“Y 拡大縮
小率”の項目表示にしてください。
2)
(
)キーを押して 20 %
∼ 200 % の範囲で設定してください。
パターン No.
X 拡大縮小率
Y 拡大縮小率
スピード
カウンター
糸巻き
糸通し
(
拡大・縮小は、縫い目長さ増減式のた
め、拡大・縮小すると針数固定、ピッチ
変動となります。
)
ヒートカッタ温度
(
)
(4) 最高回転数制限の設定
1)
(
)
キーを押して“スピード”
の項目表示にしてください。
2)
(
)キーを押して画面に
“
”
と表示してください。
(400 sti/min
に設定する場合)
パターン No.
X 拡大縮小率
Y 拡大縮小率
スピード
カウンター
糸巻き
(
糸通し
)
ヒートカッタ温度
(
)
(5) ヒートカッタ温度の設定(Z 仕様のみ)
1)
(
)キーを押して " ヒート
カッタ温度 " の項目表示にしてください。
2)
(
)キーを押して画面に"
" と表示してください。
(レベル 3 に設定)
パターン No.
X 拡大縮小率
Y 拡大縮小率
スピード
カウンター
¡ 熱線板は消耗部品です。
糸巻き
(
糸通し
ヒートカッタ温度
(
)
¡ ヒートカッタ温度のレベルは "3" が
標準設定値です。レベルを高くする
)
ほど、糸切り性能が向上しますが必
要以上にレベルを上げ過ぎると熱線
板の損傷や寿命低下の原因となる場
合があります。標準設定値で糸切り
不良が発生する場合は、「(-5. 縫い
における現象・原因と対策」を参照し
適切な処置を行ってください。
24
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(5) 設定終了
1) (
)キーを押します。
2) 押えが、下降 → 移動 → 上昇後、縫製 LED
が点灯し、縫製できるようになります。
縫製
(
(
※
)キーを押すと各項目設定
値を再度確認できます。
)
パターン No. を確認の上、ご使用くだ
さい。 サービスパターン以外の No. を
表示したまま縫製準備スイッチを押す
とエラー表示 E-1 となります。 このと
きは登録されているパターン No. への
再設定をしてください。
2. パターン形状の確認
注意
• パターン選択後は必ずパターンの形状を確認してください。
万一押えよりパターンがはみ出していると、縫製途中で針が押えに干渉し、針折れが発生
するなど危険です。
• パターン形状の確認中ペダルスイッチを二段目まで踏み込まないでください。
踏み込むと縫製スタートします。
1)ペダルスイッチを一段踏んで押えを降ろしま
す。
(
2)
)キーを押すことで押
えが一針分ずつ移動します。また押しつづけ
ると連続的に移動します。
(
)
3) (
)キーを押すと針先が初めの位置に
戻り、押えが上昇します。
送りを一針分送ったらペダルから足を
はなしてください。
25
20130424 LK-1941,1942(J) R07
3. 縫製
AW なし用
1 ペダル仕様
1 ペダル仕様
1) 縫製品を押え部分にセットします。
2) ペダルスイッチを一段踏むと押えが下がり、
足をはなすと上がります。
3) 押えを降ろした後、二段目を踏み込むと縫製
が始まります。
4) 縫製が終わると、元の位置にもどり、押えが上
がります。
AW 付き用
2 連 PK ペダルを使用する場合
B
A
押え
B
A
スタート
縫製終了
2 連 PK ペダル
1)縫製品を押え部分にセットします。
2)ペダル A を踏むと、押えが下がり、再度踏むと上がります。
3)ペダル B を踏むと、縫製が始まります。
4)縫製が終わると、元の位置に戻り、押えが上がります。
Z 仕様は糸切り時、押えがパターンデータにない動きをしますが異常ではありません。
26
20130424 LK-1941,1942(J) R07
4. 他のパターンへの変更
1) (
パターン No.
X 拡大縮小率
2)
Y 拡大縮小率
)
(
)キーを押して“パターン
No”の項目を表示します。
スピード
(
)キーを押します。
(縫製LED消灯)
カウンター
3) 1−(2)∼(5)項を設定し、以下「2. パター
糸巻き
(
)
ン形状の確認」のステップにもどります。
糸通し
ヒートカッタ温度
(
)
5. ミシンを途中で止めるには
縫製中やパターン確認中にミシンの動きを一時停止させることができます。
5-1. 止め方
ミシンが動いているときに一時停止スイッチ 1 を
押してください。
ミシンが停止し、操作ボックスに“E5”が表示され
1
ます。
5-2. 再スタート(縫い直し)
注意
ミシンが一回転し、針が上下しますので針下に指などを置かないでください。
1) 一時停止スイッチを再度押すか、 (
(
)
キーを押して、糸切りをしてください。
)
(空送り途中等、針糸と布がつながっていない
ときや、そのまま縫製をつづけるときは必要
ありません。
)
(
(
)
)
2)
(
) キーまたは
(
) キーを押
して、針先を、縫い始めまたは、任意の位置ま
で戻します。
(同じ位置から再スタートすると
きは必要ありません。
)
3) ペダルスイッチで再スタートします。
27
20130424 LK-1941,1942(J) R07
6. 下糸を巻く
6-1. 縫製しながら下糸巻きを行う場合
図のように糸を通して下糸を巻きます。
6-2. 下糸巻きのみを行う場合
注意
送りは動かず、針棒が動きますので針の下に干渉物や手を置かないでください。
1)
パターン No.
(
)
キーを押し、
“糸巻き”の
項目を選びます。
X 拡大縮小率
Y 拡大縮小率
スピード
縫製LEDが点灯していると選択できま
カウンター
糸巻き
(
)
せん。
糸通し
ヒートカッタ温度
(
)
2) (
)キーを押すと押えが下がります。
電源投入直後は、 (
)
キーは、効
きません。パターンを一度セットして
から、 (
)キーを押してくださ
い。
3) スタートスイッチを踏み込むと下糸巻きを始
めます。
4) 一時停止スイッチを押すか、スタートスイッ
チを再度踏み込むか、操作ボックスのいずれ
かのスイッチキーを押すと停止します。
5) (
28
)キーを押して解除します。
20130424 LK-1941,1942(J) R07
6-3.
下糸巻き関係の調整
注意
不意の起動による事故を防ぐため、電源を切ってから行ってください。
1) 糸巻き糸調子の調整
1) ナット 1 をゆるめ、糸巻糸案内と、上面カ
糸巻き関係
下糸
A
を調整します。
5 mm
上面カバー
A
2) 下糸が A の様になる場合は、5 mm より高
く、B の様になる場合は、5 mm より低く
B
ボビン
B
バーのすき間が約5 mmとなるように高さ
調整してください。
1
2) 下糸の巻き量調整
1) 下糸の巻き量が多いときは、止めねじ1を
ゆるめ、糸巻きレバー 2 を、A 方向に移動
させて固定します。
1
2) 下糸の巻き量が少ないときは、止めねじ 1
をゆるめ、糸巻きレバー 2 を B 方向に移動
させて固定します。
A
B
2
7. 使用上のご注意
(1) 糸通しおよびミシン起動時、糸調子皿が閉
じている場合は、任意のパターンを縫製し
てください。糸切り動作後、糸調子皿を開
放します。
(2) エラー表示が点灯したら、必ず原因の調査、
対策を行ってください。
(3) 針位置ずれの原因となりますので、縫製中
閉じている
開いている
に縫製物を引っ張らないでください。万一、
針位置がずれたときは 2 度
(
)
キーを押すことで正規の原点にもどります。
使用回転数の目安
縫製速度(sti/min)
デニム 8 枚
2,000 ∼ 2,200
デニム 12 枚
1,500 ∼ 1,800
合成皮革
1,500 ∼ 1,800
皮革
1,500 ∼ 1,800
シートベルト
1,000 ∼ 1,200
※ 針熱による糸切れ防止のため、上記を目安に
縫製条件に合わせて、縫い速度を設定してく
ださい。
29
20130424 LK-1941,1942(J) R07
^. ミシンの操作(応用編)
P1
1. パターンキー(
P2
P3
キー)を使っての縫製
既に登録されているパターン(No.1 ∼ 99)を P1 ∼ P7 に登録すると、パターン No のスクロール
による選択をしなくても、ワンタッチでパターンの呼び出しができます。
※ P4、P5、P6、P7 を選択するときは、
P1 :
P1
P2 :
P2
P3 :
P3
P1
P3
∼
キーの組み合わせで行ないます。
P4 :
P1
P2
キー同時押し
キー押し
P5 :
P1
P3
キー同時押し
キー押し
P6 :
P2
P3
キー同時押し
P7 :
P1
P2
キー押し
P3
キー同時押し
(1) パターンキーへの登録
設定例 : P1 にパターン No.52、X 拡大縮小率 50 %、Y 拡大縮小率 80 %、最高速制限 2,000 sti/
min の設定で登録します。
1)
2)
(
P1
)キーを押しながら電源を ON にします。
e
キーを押します。
(
3)
e
e
)キーを押し、パターン No
を表示します。
(
)キーでパターン No“
”
にします。
e
4) 同様の操作で、X 拡大縮小率“50”%、Y 拡大縮
小率“80”%、最高速制限“2000”sti/min に
設定します。
5) (
e
)キーを押して登録終了です。
※ P2 ∼ P7 に登録したい場合は、2)の工程で
P2
∼
P7
キーを押して、3)∼ 5)の工程を
行ってください。
6) 登録が終ったら電源を OFF にし、再度電源を ON にすれば通常使用できます。
30
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(2) 縫製操作
操作例 : 登録した P1 の内容で縫製し、その後 P3 の内容で縫製します。
1) 電源を ON にします。
2) P 1
P1
(
)
縫製
キーを押します。
3) (
)キーを押し、縫製 LED が点灯す
ると、押えが移動後上昇します。
4) パターン形状の確認をします。
(「パターン形状の確認」の項を参照くださ
い。
)
5) パターン形状が良ければ縫製ができます。
6) 縫製終了後、 P 3
キーを押すと押えが原点検
索後、縫い始め点に移動します。
(P キーは縫
製LED点灯中でもワンタッチでパターンの切
り換えができます。
)
7) 4)
、5)を行ってください。
P3
縫製
(
)
※ P1 ∼ P7 はパターンの選択でも指定できます。
(
)キーで表示させてく
ださい。
→ 0 ∼ 99 ←→ P1 ∼ P7 ←
登録されていない P1 ∼ P7 は表示されません。
31
20130424 LK-1941,1942(J) R07
2. 組み合せ(コンビネーション)機能を使っての縫製
既に登録されているパターンキー(P1 ∼ P7)を使用する順に並べて C1、C2、C3 に登録すること
で、縫製毎に縫製パターンが順番に切りかわります。
※ C1、C2、C3 にそれぞれ最大 15 パターンの P1 ∼ P7 の組み合わせが登録できます。
(1) 組み合せの登録
設定例 : C1 に P1、P2、P3 の順番で組み合わせ、登録します。
1)
P1
キーと
(
) キーを押しながら電源をONにします。
e
2)
(
)キーを押し、次に
P1
キーを押します。
e
3)
(
)キーを押し、次に
P2
キーを押します。
e
4)
(
)キーを押し、次に
P3
キーを押します。
e
5) (
e
)キーを押して登録終了です。
6) 電源を OFF し、再度の電源 ON にて通常使用できます。
※ 1. 1)の操作で
れば、 P 2
P2
キーまたは
P3
キーと
キーの場合はC2に、 P 3
※ 2. P4 ∼ P7 は
P1
∼
P3
(
) キーを押しながら電源を ON にす
キーの場合はC3に登録できます。
キーの同時押しで設定できます。
※ 3. 順番表示の 10 ∼ 15 は A ∼ F で表示されます。
(注意)パターンキー(P1 ∼ P7)に登録していないパターンの組み合せはできません。
32
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(2) 縫製操作
操作例 : 登録した C1 の内容で縫製します。
1) 電源を ON にします。
パターン No.
2)
X 拡大縮小率
Y 拡大縮小率
縫製
スピード
カウンター
(
)
糸巻き
(
を"
)キーでパターン No
" にします。
→ 0 ∼ 99 ←→ P1 ∼ P7 ←→ C1 ∼ C3 ←
糸通し
ヒートカッタ温度
のようにスクロールします。
(
※ 登録されていない P1 ∼ P7 と、C1 ∼ C3
)
は表示されません。
3) (
)キーを押し、縫製 LED が点灯
すると押えが移動後、上昇します。
4) パターン形状が良ければ縫製ができます。
5) 縫製毎に組み合せの通りステップし、1 サイ
クル終了後、最初のステップにもどり、繰り返
し縫製ができます。
※ 1. 縫製中、前のパターンにもどしたり、次のパ
ターンへステップしたいときは、縫製 LED
が点灯した状態で
(
)
キーを押してください。
パターン No 表示が変わり縫い始め点へ押
えが移動します。
(
)
※ 2. C1 ∼ C3 を登録後、P1 ∼ P7 の内容をか
えると、C1∼C3に使用しているP1∼P7
の内容もかわりますので注意してください。
※ 3. それぞれのパターンごとにパターン形状の
確認をしてください。
(
「%-2. パターン形状の確認」の項を参照し
てください。
)
33
20130424 LK-1941,1942(J) R07
3.「下糸カウンター」を使っての縫製
生産カウンターを下糸カウンターとして使用できます。同じ模様を繰り返し縫製することで、一つの
ボビンで縫製できる回数(設定数)が縫い終るとミシンが停止します。 下糸カウンターは減算方式で
す。
カウンターの設定は、出荷状態で生産カウンタ(加算方式)になっています。
下糸カウンターとして使用する場合は、メモリスイッチの切りかえが必要です。
AW-2D 仕様は機能しません。
(
「*. メモリスイッチの使い方」の項を参照してください。
)
1) 縫製 LED 消灯中に
パターン No.
X 拡大縮小率
)キー
を押し、
“カウンター”の表示にします。
Y 拡大縮小率
2) 次に
スピード
カウンター
(
)キーを押して一
つのボビンで縫製できる回数を設定します。
糸巻き
3) 縫製すると、1 回毎にカウントダウンされま
糸通し
ヒートカッタ温度
(
(
(
)
す。
4) 設定数を縫い終ると、ペダルを踏んでもス
)
タートしません。
5) 下糸を交換し
(
)キーを押します。
6) 3)∼ 5)を繰り返します。
(
34
)
20130424 LK-1941,1942(J) R07
4. 糸切り不良が出たときの縫製物の取り出し方(Z 仕様のみ)
縫製終了時に上糸や下糸が切れなかった場合、熱線板を再加熱することにより糸を切断し縫製物を取
り出すことが出来ます。
糸切り不良の原因によっては熱線板再過熱を行っても糸は切れません。
1) 縫製終了状態(縫製 LED が点灯中で押えが上
がっている状態)で縫製物を A 方向に引っ張
り糸のたるみを取ります。
2) 一時停止スイッチを押すと熱線板を加熱し糸
が切断されます。
一度操作すると 5 秒間は再操作できま
A
せん。
35
20130424 LK-1941,1942(J) R07
&. 保守
1. 針棒高さ
注意
不意の起動による事故を防ぐため、電源を切ってから行ってください。
3
4 上刻線
2
1
A
C
B
1
A : DP × 5 用刻線
B : DP × 17#18 ∼ #25 用刻線
C : DP × 17#26 用刻線
針棒 1 を最下点にし、針棒上刻線 4 と針棒下メタル 3 の下端が一致するように針棒抱き止めねじ 2
をゆるめて調節してください。
調節後はトルクむらのないことを必ず確認してください。
※ 縫製条件により、目とびが発生する場合は針棒上刻線 4 より 0.5 mm ∼ 1 mm 下げて調節して
ください。
2. 針と釜
注意
不意の起動による事故を防ぐため、電源を切ってから行ってください。
1) 止めねじ 1 を外し中釜止め 2 を外します。
更に止めねじ 3(左右)をゆるめ。油防板 4
を外します。
1
2
この時油防板は無理に外そうとしないでプー
4
36
3
リーを回し上停止位置付近で外すようにして
ください。
20130424 LK-1941,1942(J) R07
2) プーリを手で正回転方向に回し、針棒 5 上昇
針と刻線の関係
7
時、下刻線 6 を針棒下メタル 7 下端に合わせ
7
ます。
5
6
5
6
中釜の針受け部を下に向けて針と触
れないようにしてください。
DPx5 使用時 DPx17#18 ∼ 25 使用時
7
6
5
DPx17#26 使用時
3) 止めねじ8をゆるめ釜剣先が針中心に一致す
るよう釜を動かして調整してください。
8
針と釜のすき間の調整(上記調整と一緒に行ってください。
)
プーリーを回して釜剣先を針中心に一致させたと
0.03 ∼ 0.1mm
9
き、針と釜剣先 9 のすき間が 0.03 ∼ 0.1mm に
なるように止めねじ 8 をゆるめて調整してくださ
い。
8
中釜止めの取り付け
針板溝部
2
1) 中釜止め 1 の先端部の出っ張りを中釜溝部に
A
1
入れ、止めねじ 2 を取り付けます。
2) 中釜止め1と止めねじ2は矢印A方向(左右)
に少しガタがあります。ガタのほぼ中心にな
るように、中釜止め 1 の出っ張りを針板溝部
に突き当てながら止めねじ 2 で固定します。
中釜溝部
37
20130424 LK-1941,1942(J) R07
釜の種類と使い分け
LK-1940 シリーズの釜は 4 種類あり、針番手及び縫製条件による使い分けが必要です。以下の「針
番手との対応表」「縫製条件との対応表」を参照し、適切な釜を使用してください。
また、糸の種類や運針方向により針刺し(上糸刺さり、下糸刺さり)が発生し、それによる「ササク
レ」
「糸切れ」
「目飛び」などが生じることがあります。その場合、応急的に針先を丸めることで解決
しますが、ボールポイント針に交換する場合は針受け量が変化することがありますので下表を参考に
してください。
「針番手との対応表」
(表中の H、G、Z の記号は各仕様の工場出荷時の組み合わせを示します。
)
オルガン針(標準針先)
針番手
釜種類
給油釜 A(14436554)
# 18
# 19
# 20
H○
○
○
# 21
# 22
# 23
# 24
# 25
# 26
Z 輸出●
給油釜 B(14436703)
●
○
○
○
給油釜 C(14436307)
●
○
○
G○
●
●
○
Z 国内○
# 21
# 22
# 23
# 24
# 25
○
○
○
●
●
○
○
給油釜 D(14436158)
オルガン針(ボールポイント)
針番手
釜種類
給油釜 A(14436554)
# 18
# 19
# 20
○
○
○
給油釜 B(14436703)
●
給油釜 C(14436307)
給油釜 D(14436158)
シュメッツ針(標準針先)
針番手
# 110(18) # 120(19) # 125(20) # 130(21) # 140(22) # 160(23) # 180(24) # 200(25)
釜種類
給油釜 A(14436554)
○
○
給油釜 B(14436703)
給油釜 C(14436307)
○
○
○
○
●
●
●
給油釜 D(14436158)
○
●
○:標準刻線で釜合わせを行います。 ●:サブ刻線で釜合わせを行います。
サブ刻線
標準刻線
「縫製条件との対応表」
釜の特徴
給油釜 A(14436554)
給油釜 B(14436703)
給油釜 C(14436307)
給油釜 D(14436158)
縫製条件
走路押えが長い
細番手糸や綿糸など、釜抜け時の糸あばれによるチョウチンが出やすい場合。
走路押えが短い
太番手糸を使用し、糸締まりを要求する場合。
特殊な縫製条件においては、異なる種類の外釜と中釜を組み合わせて使用できます。
(例) オルガン# 24 +綿糸の条件で給油釜 D を使用すると、チョウチンがでる。
/ 外釜のみ給油釜 A または B のものを使用する。
38
20130424 LK-1941,1942(J) R07
3. 押えの高さ
注意
不意の起動による事故を防ぐため、電源を切ってから行ってください。
1)布送り台 1 にある止めねじ 2 をゆるめ、布押
えフック 3 を B 方向にすると高くなります。
2)高さ調節後は止めねじ 2 を確実に締めてくだ
さい。
A
B
3
2
1
4. 糸調子皿の浮き量調節
注意
不意の起動による事故を防ぐため、電源を切ってから行ってください。
1) アームカバーを外し、糸緩めピン 3 が糸緩め
広げる
ノッチ 4 に乗り上っていることを確認してく
せばめる
ださい。
1
方向に手で押し、上軸を正回転させ図の状態
緩
(糸
2
にしてください。
)
子皿
5
調
(糸
2) 乗り上っていない場合は、カム従動子 5 を e
ク)
ン
めリ
3
3) 図の状態で糸緩め調節腕止めねじ 2 を緩め、
糸緩め調節腕 1 を右・左に動かすことにより、
4
皿浮き量はかわります。
H 仕様 : 第二糸調子の浮き量を
0.8 ∼ 1.0 mm に合わせます。
G・Z 仕様 : 補助糸調子の浮き量は糸案内車が
G・Z 仕様
軽く手で回るように合わせます。
糸案内車
4) G、Z仕様は更に第二糸調子の浮き量を調節し
ます。ナット 6 をゆるめ、糸調子全体を右に
補助糸調子
6
回すと大きく、左に回すと小さくなります。浮
き量は 1.0mm ∼ 1.2mm に合わせます。
浮き量が小さいと糸切り後の糸残り長
第二糸調子
さがばらつきます。また大きいと皿浮
き解除後の皿閉じ不良となります。
H 仕様
第二糸調子
39
20130424 LK-1941,1942(J) R07
5. 動メスと固定メス
注意
不意の起動による事故を防ぐため、電源を切ってから行ってください。
(1)動メスの位置(H 仕様・G 仕様・熱線仕様共通)
1) アームカバーを外しカム従動子 1 を矢印 A 方
向に押し、糸切りカム 2 に入れます。
A
1
2
2) カム従動子1を糸切りカム2に入れたまま手
3
元プーリ 3 を回し上軸を正回転方向に回転さ
せ、動メス 4 を最前進させます。
4
18.9mm
3) 針板左端から動メス4の先端まで、18.9mm
になるように調節ねじ 5 をゆるめ、糸切りレ
バー小 6 を矢印方向に動かして調整します。
針板
熱線仕様の場合、上記寸法が大きいと
糸切り後の上糸残り長さが極端に短く
なることがあります。
6
40
5
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(2)固定メスの位置
H 仕様・G 仕様の調整方法
1) 針穴ガイド1と固定メス2のすき間A寸法を
針板
1
仕様により下表から選び止めねじ 3 をゆる
め、固定メス 2 を動かして調節します。この
時、針板と固定メス 2 のすき間は 0 . 3 ∼
0.5mm としてください。
A
A 寸法
3
H 仕様
G 仕様
0.8 ∼ 1mm
1.4 ∼ 1.6mm
A 寸法が小さいと上糸・下糸が短くな
る場合があります。
0.3 ∼ 0.5mm
2
2) 固定メスと針穴ガイド 1 の段差 B 寸法は下表
の通りです。合ってない場合は固定メス先端
B
A
を曲げて調整します。
H 仕様
B 寸法
G 仕様
0.25 ∼ 0.35mm 0.5 ∼ 0.6mm
B 寸法が大きいと上糸・下糸が短くな
る場合があります。
熱線仕様の調整方法
4
1) 針穴ガイド4と熱線板5のすき間が縦方向
横方向共に 0.5mm となるように止めねじ 6
をゆるめ、熱線台 7 を動かして調整します。
2)熱線板 5 と絶縁シート 8 が密着しているか確
5
認してください。密着していない場合は、止め
ねじ9をゆるめ熱線板5を動かして調整しま
9
す。
(止めねじ 9 をゆるめた場合は再度 1)の
8
作業を行ってください。
)
針板
1. すき間を調整したあとは、熱線板 5
と針穴ガイド 4 及び針板が電気的導
通がないことをテスター等で確認し
4
てください。電気的導通があると温
7
度が上がらず切れ味の低下や故障の
0.5mm
原因となります。
2. 止めねじ6の締め付けトルクは98
∼147N・cm(10∼15kgf・cm)
としてください。
5
0.5mm
6
3. 止めねじ9の締め付けトルクは48
∼ 98N・cm(5 ∼ 10Kgf・cm)
としてください。
41
20130424 LK-1941,1942(J) R07
6. 糸切れ検知板
注意
不意の起動による事故を防ぐため、電源を切ってから行ってください。
1)上糸が通ってないときは、糸切れ検知板 1 と
糸取りばね 2 が必ず接触するよう調整します
(たわみ量 0.5 mm)
2)糸取りばね
じ
1
2
のストロークを変えたときはね
をゆるめ、糸切れ検知板
も必ず調整し
てください。
3
糸切れ検知板 1 が糸取りばね 2 以外、
他の金属と接触しないよう調整してく
ださい。
42
20130424 LK-1941,1942(J) R07
7. 釜油量の調整
ゴムキャップ 1 を外し調整ねじ 2 を、
時計方向に回すと釜油量が少なくなります。
反時計方向に回すと釜油量が多くなります。
2
以下のようなときに調整してください。
1
a.
ベッド側オイルタンクの油の減り方が早いと
き釜油量を少なくしてください。
b.
釜から油の飛散が多く釜カバーから油が漏れ
るとき釜油量を少なくしてください。
c.
釜音が大きいとき釜油量を多くしてください。
d.
給油不足により上糸の引き上げが悪いとき釜
油量を多くしてください。
調整後は必ず釜油量確認用パターンNo.60で運転
して油量確認をしてください。
1) 油防板を外します。(P36 参照)
2) 針を外します。
1
紙
3) 糸切れ検知板1と糸取りばね2の間に紙等を
はさんで絶縁します。
4) 釜の横方向 10mm 程度の位置に 30mm 四方
くらいの紙3を近づけパターンNo.60で運転
します。(回転数は最高回転数にします。
)
2
5) 1 回の運転後、紙 3 に付いた油跡により油量
を確認します。
釜油量は調整後すぐには変化しません。
必ず 10 分程度運転した後確認してく
ださい。
3
43
20130424 LK-1941,1942(J) R07
8. フィルタの清掃
注意
不意の起動による事故を防ぐため、電源を切ってから行ってください。
制御箱ファンのフィルタ2を毎週清掃してください。
1) スクリーンキット 1 を矢印方向に引き、取り
1
1
外します。
2) フィルタ 2 を水洗いで清掃します。
3) フィルタ 2、スクリーンキット 1 を元に位置
に取り付けます。
2
9. 廃油の処理
注意
不意の起動による事故を防ぐため、電源を切ってから行ってください。
ポリオイラ 1 に油がたまりましたら、ポリオイラ
1 を取り外し油を抜いてください。
1
44
20130424 LK-1941,1942(J) R07
10. ヒューズ交換
危険
感電による事故を防ぐため、電源を切り、5分経過してから制御ボックスの蓋を開け、指定の
容量のヒューズと交換してください。
ヒューズは 5 本使用します。
1・2 サーボモータ電源保護用
各 10 A(普通溶断型ヒューズ)
3 ソレノイド電源保護用
10 A(タイムラグヒューズ)
4 パルスモータ(X、Y 共)保護用
8A(普通溶断型ヒューズ)
5 5V 電源保護用
3A(普通溶断型ヒューズ)
1
2
5
3
4
45
20130424 LK-1941,1942(J) R07
*. メモリースイッチの使い方
1. メモリースイッチの起動
(
)キーと (
)キーを押しながら電源を ON する
とメモリースイッチの表示となり、ミシンの動作を変更できます。
e
2. メモリースイッチ設定例
(1) 縫い速度の上限設定
設定例:縫い速度の上限を 1,800 sti/min に設定します。
1) メモリースイッチが起動した後、
押し“
”を画面に出します。
2) (
3)
(
(
)キーを
e
)キーを押し、縫製 LED を点灯させます。
e
)キーで“1800”と表示させます。
4) 設定後、 (
e
e
)キーで登録します。
(2) 縫い始めソフトスタートスピードの設定
縫い始めの 1 針目∼ 5 針目のスピードを 100 sti/min 単位で変更できます。
出荷状態
単位 [sti/min]
設定範囲
1 針目
200
200 ∼
2 針目
600
200 ∼ 2,200
900
3 針目
1,000
200 ∼ 2,200
4 針目
2,200
200 ∼ 2,200
5 針目
2,200
200 ∼ 2,200
最高回転数は、メモリスイッチ No.01(縫い速度の上限設定)が優先されます。
設定例 : 1 針目 200/400 sti/min、2 針目 600/900 sti/min に変更します。
1) メモリースイッチが起動した後、
”を画面に出します。
押し“
)キーを
e
2) (
)キーを押し、縫製 LED を点灯させます。
(1 針目 200 sti/min が表示されます。
)
e
3)
(
)キーを押し、“
”と表示させます。
(400 sti/min と設定されます。
)
e
4)
(
)キーを押します。
(2 針目 600 sti/min が表示されます。
)
e
(
)キーを押して“
5)
(900 sti/min と設定されます。
)
e
6) 設定後、 (
46
(
”と表示させます。
)キーで登録されます。
e
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(3) カウンタ動作の設定
設定例:生産カウンター(加算方式)を下糸カウンタ(減算カウンタ)に変更します。
(
1) メモリースイッチが起動した後、
押し、“
2) (
3)
(
)キーを
e
”を画面に出します。
)キーを押し、縫製 LED を点灯させます。
)キーを押し、
“
”と表示させます。
e
表示 A 部 0 : 生産カウンター
A
1 : 下糸カウンター
4) 設定後、 (
)キーで登録されます。
(4) ペダル仕様の設定
ペダル仕様を変更するときに、設定します。
設定例 : 標準 1 ペダル仕様を 2 連ペダル(オプション)仕様に変更します。
(
1) メモリースイッチが起動した後、
3)
(
e
”を画面に出します。
押し“
2) (
)キーを
)キーを押し、縫製 LED を点灯させます。
)キーを押し“
”と表示させます。
e
表示 A 部 0 : 1 ペダル
1 : 2 連ペダル、2 連 PK ペダル
A
2 : PK-57
3 : 3 連ペダル、3 連 PK ペダル(右優先)
4 : 3 連ペダル、3 連 PK ペダル(左優先)
5 : 3 連ペダル、3 連 PK ペダル(優先なし)
4) 設定後、 (
)キーで登録されます。
※ メモリースイッチの設定後は、一度電源を OFF にし、再度 ON にすると、メモリースイッチで設
定した通りにミシンが起動します。
47
20130424 LK-1941,1942(J) R07
3. メモリースイッチ機能一覧表
注) メモリスイッチの内容はシステム ROM のレビジョンによって異なる場合があります。
(以下の内容は“005D”の場合です。
)
表 示
機 能
設定範囲
出荷状態
200 ∼ 2,200 sti/min
2,200 sti/min
縫い始め 1 ∼ 5 針目のスピードの立上りを
100 sti/min 単位で設定します。
1 針目
2 針目
3 針目
4 針目
5 針目
1 :200 sti/min
2 :600 sti/min
3 : 1,000 sti/min
4 : 2,200 sti/min
5 : 2,200 sti/min
サービスパターンデータの呼び出し可否を設
定します。
1 ∼ 64 パターン No. を
個別に設定できます。
0 : 呼出し否
1 : 呼出し可
パターン No. 変更、X/Y 拡大縮小率、最高速
制限、ヒートカッタ温度の表示、及び変更の
可否を設定します。
(誤操作防止)
0 : OFF
1 : ON(キー・ロック)
0
カウンタ動作を設定します。
生産カウンタ : 加算カウンタ
下糸カウンタ : 減算カウンタ
0 : 加算
1 : 減算
0
針棒停止位置を設定します 。
針上げ停止モードの場合は、上停止後に逆転
して停止します。
0 : 上位置停止 H,G 仕様 53°
Z 仕様 40°
1 : 針上げ停止 22°
0
拡大縮小の基準点を設定します。
0 : 原点
1 : 第 2 原点(縫い始め点)
0
縫い速度の上限設定
(100 sti/min 単位で設定する)
:
:
:
:
:
200 ∼ 900
200 ∼ 2,200
200 ∼ 2,200
200 ∼ 2,200
200 ∼ 2,200
60:1 No.1 ∼ 30 は
LK1900 閂止
めパターンを搭
載しています。
縫製終了後、原点検索実行の有無を選択します。 0 : 無
(通常のパターン No. またはP1 ∼ P7 にて縫 1 : 有
製を行なうとき)
0
縫製終了後、原点検索実行の有無を選択します。 0 : 無
(組み合わせパターンにて縫製を行なうとき) 1 : 有
0
ペダル仕様を選択します。
ワイパー動作の有無を選択します。
途中停止スイッチ入力を選択します。
(パネルリセット選択時は縫製動作中のみ途
中停止入力となる)
送りタイミングを選択します。
糸締まりが悪い場合、1 または 0 にすると効
果がでます。
注)
上糸切れ検知機能の有無を選択します。
(縫い始め 8 針、途中 3 針で検出)
0
1
2
3
4
5
:
:
:
:
:
:
標準 1 ペダル
2 連ペダル
1 ペダル(PK-57)
3 連ペダル(右優先)
3 連ペダル(左優先)
3 連ペダル(優先無)
AW-2D付きの
場合は”1”に
設定しても機
能しません。
0
AW-2D 付き
1
0:無
1:有
1
0 : 無効
1 : パネルリセットキー
2 : 頭部スイッチ
2
0 : 161°遅い
1 : 149°
2 : 137°
3 : 125°
4: 113°
5 : 101°早い
0:無
1:有
2:未調整
2
上軸の角度で
送り始めを設
定します。
1
設定”2”は使
用しないでく
ださい。
注) 極端に布が厚い場合、遅くすると針折れの危険がありますので、注意してください。
48
51:1
52:1
53:1
54:1
備 考
20130424 LK-1941,1942(J) R07
表 示
設定範囲
出荷状態
ワイパー払い位置を設定します。
0:中押えの上を払います。
1:中押えの下を払います。
0
エアー圧力検知の有無を選択します。
0:無
1:有
1
AMS-206 の押えを使用するとき、原点を補
正します。
0 : 補正なし
1 : 補正あり
0
原点検索直後に
Y= − 12mm自動
シフト
しつけ縫いモードの選択
パターンの縫いデータを“空送り”、変曲点を
“縫い”にそれぞれ読み替えて動作します。
0 : 通常
1 : しつけ縫い
0
しつけ縫いのとき
は、オプションの糸
調子皿浮かしソレ
ノイドが必要です。
(メモリSWNo.281設定;H仕様のみ)
第 2 糸調子皿浮かし機能(H 仕様オプショ
ン)、または糸繰り出し機能(G、Z 仕様)の
有無を選択します。
0:無効
1:皿浮かし
2:糸繰り出し
2
いずれも MAIN 基
板J59に接続しま
す。
(同時使用でき
ません)
第 3 糸調子制御の選択
パターンデータの総ての反転コマンドを有効
とするか、任意反転ポイントのみ有効とする
かの選択をします。
0:無効
1:全ての反転ポイント
2:任意反転ポイントのみ
1
設定 1:P95 出力
設定 2:P99 出力
オプションパーツ
一覧の電磁弁対応
表を参照ください。
縫製終了後の押え上げタイミングの選択
0:糸切り / 原点復帰後
に押え上昇
1:糸切り直後、押え上昇
0
“1”に設定すると
糸切り直後に押え
が上昇しますので
布をすぐに取り出
せます。
−
0
機 能
LK-1941/42 では使用しません。
設定を変えないでください。
ニードルクーラ出力の有無を選択します。
0:無効
1:有効
1
パターンデータの糸切りコマンド制御の有効
無効を選択します。
0:有効
1:無効
0
糸切り装置制御の有効無効を選択します。
0:糸切り可
1:糸切り禁止
0
ヒートカッタ、ワイパー ON 遅れ時間制御設定
ヒートカッタ出力の OFF からワイパーの ON
タイミングを変化させます。太い糸の時ほど
大きな値に設定します。(50ms 単位で設定
可能)
250 ∼ 950ms
オプション糸掴み装置制御の有効無効を選択
します。
0:無効
1:有効
0
オプション糸掴み装置のガイドシリンダOFF
のタイミングを縫い始めからの針数で設定し
ます。
2∼5針
2
下糸巻きの回転速度を選択します。
0:高速(1600sti/min)
1:低速(800sti/min)
0
縫い始め点復帰経路の選択
有効にすると縫いパターンを逆にトレースす
る経路で縫い始め点に戻ります。
0:無効
1:有効
0
700
備 考
LK-1942 のみ
無効のときでも、
途中停止時等は有
効となります。
ヒートカッタ仕様
のみ
押え形状等の制約
により直線的に移
動できない場合、
有効にします。
49
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(. その他
1. 縫製パターン
(1)パターン入力装置
オプションの手元入力装置 PGM-7、または PGM-20 を用いて作成できます。
(2)縫製パターン用データ ROM
ロムの抜き差し、スイッチの切り替え
は電源を切ってから行ってください。
1) データ ROMは MAIN 基板の U32 に実装され
ています。
™ PGM-7 にてパターンを作成するときはこ
の ROM が実装されていることを確認して
ください。
(作成したパターンはこのROMに記録され
データ ROM システム ROM
ます。
)
ディップスイッチ
ROM 品番:HL011940000
(EEP-ROM 58C256)
™ PGM-20 にてパターン作成したときもこ
の ROM に書き込んでください。
2) A M S - 2 0 6 のデータ R O M (E E P - R O M
58C65)を使用するときはディップスイッチ
SW1-1 を OFF にしてください。
また、AMS-206 の押えを使用する場合は縫
製位置を合わせるためメモリスイッチNo.26
の設定を変えてください。
データ R O M を交換するときは必ず
ディップスイッチの設定を確認してく
ださい。誤ると正しいデータが読めず
E-1、E-2、E-8が出る場合があります。
(3) LK-1941/42 データ ROM(部品)互換表
50
ROM 種類
使用可否
LK1900 用
27C256
不可
LK1910/20 用
58C256
可
AMS-206 用
58C65
可
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(4)縫製パターン作成についての留意事項
縫い始め位置
縫い始め位置
押え中心
第二原点
布セット
スタート
終了
1) 押え待避位置(第二原点の活用)
パターンによっては、押えがななめになり、布をセットしにくいことがあります。この場合、第
二原点を押え中心付近に設定するとセットし易くなります。
2) 布押えブランクを使用する場合
外押えの上昇量が高い場合、中押えと干渉す
ることがありますので、1)の押え待避位置
中押えの逃げ穴
(第 2 原点)を設定し、布押えブランクに中押
えの逃げ穴を設けることをおすすめします。
3)糸切り位置について
100
1) 糸切りデータはなるべく斜線部に入れな
4.5
4.5
いでください。糸が切れない場合があり
ます。
2) 糸切り制御を入れる場合は最終針のピッ
60
チを 2 mm 以上にしてください。
縫製パターンの作成には、入力装置が
原点
必要です。
51
20130424 LK-1941,1942(J) R07
2. ディップスイッチの設定
制御ボックス内のディップ S W 1 1 、ディップ
SW22、スライド SW33 の切りかえで次の表の
ように設定を変更できます。
1
・ ディップSW及びスライドSWの切
りかえは電源を切ってから行なって
ください。
2
・ 未使用のスイッチはONしないでく
3
ださい。
1 ディップ SW1
機能
SW1-1
針棒停止高さ変更(ディップ SW1-1 ∼ 3 の設定値とディップ SW2-1 の符号設定の組合せにより± 7 段階の設定が可能です。
SW1-2
SW1-3 SW1-4(未使用) 設定値
上停止時の針先高さ
OFF
OFF
OFF
OFF
0(出荷状態)
ON
OFF
OFF
OFF
1
OFF
ON
OFF
OFF
2
ON
ON
OFF
OFF
3
ディップ SW2-1
OFF
OFF
ON
OFF
4
ON/ 針棒停止位置 - 高く
OFF/ 針棒停止位置 - 低く
ON
OFF
ON
OFF
5
OFF
ON
ON
OFF
6
ON
ON
ON
OFF
7
2 ディップスイッチ SW2-1 の設定値により異なります。
2 ディップ SW2
機能
ON
OFF
出荷状態
SW2-1
針棒上停止高さ符号選択
高
低
OFF
SW2-2
糸切り速度設定
250sti/min
400sti/min
ON
SW2-3
未使用
−
−
OFF
SW2-4
未使用
−
−
OFF
SW2-5
未使用
−
−
OFF
SW2-6
未使用
−
−
OFF
SW2-7
未使用
−
−
OFF
SW2-8
未使用
−
−
OFF
3 スライド SW3
52
機能
出荷状態
未使用
3 側 ON
20130424 LK-1941,1942(J) R07
3. オプションペダルの接続方法
※ オプションペダルを使用する際は、
「*. メモリースイッチの使い方」の「2-(4) ペダル仕様の設定」を
ご参照ください。
(1) 2 連ペダルの接続
1) メイン基板のJ18から標準ペダルコードをは
ずします。
2) 2連ペダルのコードを制御ボックス内に入れ、
J26
メイン基板上の J26 と接続します。
2 連ペダル
J18
:品番 M85205800A0
※ メモリスイッチ No.10-1
(2) PK-57 の接続
1) メイン基板のJ18から標準ペダルコードをは
ずし、PK-57 変換ケーブル 1 を接続します。
2) PK-57 のコードと PK-57 変換ケーブル 1 の
1
J18
J71 を制御ボックス裏面で接続し、貼り付け
クランプ 2 で 2 箇所止めます。
また、PK-57 のアースケーブルを図のように
ねじ止めします。
PK-57:
品番 GPK570010B0
PK-57 変換ケーブル:
品番 M90135900A0
貼り付けクランプ :
1
品番 E9607603000(2 個)
2
J71
※メモリスイッチ No.10-2
P34
アースケーブル
(3)2 連 PK ペダルの接続
アースケーブル
1) メイン基板のJ18から標準ペダルコードをは
ずします。
J26
2) 2 連 PK ペダルのコードを制御ボックス内に
入れ、2連ペダル接続コード組1と接続し、メ
イン基板の J26 に接続します。
アースケーブルを図のようにねじ止めします。
2 連 PK ペダル:
J18
品番 M85905130AA
2 連ペダル接続コード組:
1
品番 M90315800A0
※メモリスイッチ No.10-1
53
20130424 LK-1941,1942(J) R07
(4)3 連ペダルの接続
1) メイン基板のJ18から標準ペダルコードをは
ずします。
2) 3 連ペダルのコードを制御ボックス内に入れ
メイン基板の J26 に接続します。
3 連ペダル:
J26
品番 M85215800A0
※メモリスイッチ No.10-3 ∼ 5
J18
(5)3 連 PK ペダルの接続
1) メイン基板のJ18から標準ペダルコードをは
ずします。
2) 3 連 PK ペダルのコードを制御ボックス内に
J26
入れ、変換ケーブル組 1 と接続し、メイン基
板の J26 に接続します。
(接続は下表を参照してください。
)
3 連 PK ペダル:
品番 GPK470010AB
J18
変換ケーブル:
品番 M90255800A0
※メモリスイッチ No.10-3 ∼ 5
1
PK-47
中継コード
信号名
P1
P101
押え 1
P2
P102
押え 2
P3
P103
押え 3
−
P104
未使用
P4
P105
スタート
ペダルは、メイン基板の J18 もしくは J26 のどちらか一方が使用可となります。
同時に接続すると動作しない場合がありますので、オプションペダル使用時は注意し
てください。
54
¡
¡
針棒が針上位置を外れています。
縫製エリアを超えています。
ミシン駆動中の途中停止。
安全スイッチが OFF されています。
(ミシンを倒したとき等)
何らかのトラブルのため、ミシンの主軸が回りませ
ん。
データ ROM からパターンデータが読み込めません。
縫製中、上糸が切れました。
何らかのトラブルのため、PGM-7 との通信ができま
せん。
エアー圧力が低下しています。
バックアップ用メモリにデータの書込みができませ
ん。
何らかのトラブルのため、MAIN 基板が制御不能で
す。
制御ボックス内温度が、異常に高くなっています。
拡大エラー
パターン読み込みエラー
針棒上位置エラー
縫製エリアオーバー
途中停止
安全スイッチエラー
マシンロックエラー
電圧異常エラー
パターンデータ エラ
上糸切れ検知エラー
PGM-7 通信エラー
エアー圧力低下
メモリ書込みエラー
タイムアウトエラー
オーバーヒートエラー
縫いピッチが 10 mm を越えています。
使用しているデータROMとディップスイッチの
設定が違います。
指定されたパターン NO はデータ ROM に登録されて
いません。
エラー内容
パターン NO. エラー
エラー名称
解除方法
糸通し後、送り後退、再縫製。
リセットによる原点復帰動作。
電源スイッチをOFF し、ファンフィルタの目ずまり、電源電圧を確認
し、充分温度が下がってから、電源を ON してください。
¡ 電源スイッチを OFF してください。
¡ MAIN 基板不良(MAIN 基板交換)
¡ 電源スイッチを OFF してください。
¡ メモリ不良(MAIN 基板交換)
電源スイッチを OFF し、エアー圧力を確認してください。
¡ 電源スイッチを OFF し、原因を取り除いてください。
(接触不良、コード類断線、基板故障が考えられます。)
¡
¡
¡ 電源スイッチを OFF してください。
¡ EEP-ROMの実装、
(接触不良、搭載方向等)を確認してください。
¡ SW1-1 の設定を確認してください。
¡ 電源スイッチを OFF し、原因を取り除いてください。
¡ 電源電圧を確認してください。
¡ 電源スイッチを OFF し、頭部を起こしてください。
¡ 安全スイッチを確認してください。
¡ 送り後退 / スタートによる再縫製。
¡ 途中停止スイッチをまたはリセットによる糸切り動作。
¡ 糸切り動作後のリセットによる原点復帰動作。
リセットスイッチを押しパターンおよび拡大率を確認してください。
手元プーリを回して、針棒を上位置に戻してください。
¡ 拡大率および縫いピッチを確認してください。
¡ SW1-1 の設定を確認してください。
パターン NO を確認してください。
注意:AW-2D 付きのミシンで上記以外のエラーが表示された時は AW-2D 取扱説明書を参照してください。
表 示
4. エラー一覧表
SW1-1 の設定が異なると読み込み
が不安定になります。
SW1-1 の設定が異なると読み込み
が不安定になります。
サービスパターンは S Y S T E M
ROM に登録されています。
備 考
20130424 LK-1941,1942(J) R07
55
20130424 LK-1941,1942(J) R07
5. 縫いにおける現象・原因と対策
原 因
現 象
1. 縫い始めの糸抜け。 1 縫い始めに目飛びがする。
4. 糸が切れない。
ページ
™ 針とかまのすきまを 0.05 ∼ 0.1 mm 37
にする。
™ 縫い始めにソフトスタートを設定する。 45
™ 縫い始めのピッチを変えてみる。
(大き
くまたは小さく)
2 糸切り後の上糸長さが短い。
™ 第二糸調子の皿浮かし量を大きくする。 39
™ 補助糸調子の皿浮かし量を大きくする。 39
™ 糸取りばねを強くするか、
第一糸調子を 20
弱くする。
™ 針穴ガイドと固定メスのすきまを広げ 41
る。(メス式)
™ 固定メスを低くする。(メス式)
41
™ 動メスの位置を調整する。(熱線式)
40
3 下糸が短か過ぎる。
™ 下糸張力を弱くする。
™ 針穴ガイドと固定メスのすきまを広げ
る。(メス式)
™ 固定メスを低くする。(メス式)
1 釜、中釜止めに傷がある。
2. 糸切れが多い。
化繊糸のささくれ。 2 針穴ガイドに傷がある。
3. 針折れが多い。
対 策
20
41
41
™ 取り外して細い砥石又はバフでみがく。
™ バフでみがくか、交換する。
3 針ブレによる半掛け。
™ 針番手に合った釜を使用する。
60
4 上糸張力が強過ぎる。
™ 上糸張力を弱くする。
20
5 糸取りばねが強過ぎる。
™ 糸取りばねを弱くする。
20
6 化繊糸が熱で溶ける。
™ シリコンオイルを使用する。
57
™ ニードルクーラを使用します。
58
7 シートベルトの縫製での半掛けによ
る糸切れ。
™ だ円針穴ガイドを使用する。
60
8 針刺さりがある。
™ ボールポイント針を使用する。
1 針が曲がっている。
™ 針を交換する。
2 針が細い。
™ 縫製品に合わせて針の番手を変える。
3 送りタイミングが遅すぎる。
™ 送りタイミングを早くする。
1 糸切り位置が不適切
™ 適正な位置で糸切りを入れる。
51
2 動メスの位置が悪い。
™ 動メス位置を調節する。
40
3 最終針で目飛びがする。
™ 針とかまとのタイミングを調整する。
37
4 最終針のピッチが小さすぎる。
™ 最終針のピッチを大きくする。
46、47
(メス式)
1 固定メスの切れ味が悪い。
™ 固定メスを交換する。
2 針穴ガイドと固定メスとの段差が小
さい。
™ 固定メスの曲りを大きくする。
41
1 温度設定が低い。
™ 設定を高くする。
24
2 熱線板と針穴ガイドが触れている。
™ 熱線板の位置を調整する。
41
1 針とかまの合わせ方が悪い。
™ 針とかまの位置調整をする。
37
2 針と中がまのすきまが大きい。
™ 針とかまの位置調整をする。
37
3 針が曲がっている。
™ 針を交換する。
1 上糸の締まりが悪い。
™ 上糸張力を強くする。
(熱線式)
5. 目飛びが多い。
6. 布の裏側に上糸が
はみ出る。
7. 化繊糸にて縫い始
めや縫い終りに上
糸浮き、上糸残り
が多い。
56
™ 送りタイミングを遅くする。
2 糸切り後の上糸長さが長過ぎる。
™ 第一糸調子を強くする。
1 化繊糸の場合、糸のコシが強く、生
地との貫通抵抗が小さい。
™ パターン作成時、縫い始めや縫い終りの
ピッチを 1 mm 未満とする。
20
46、48
20
20130424 LK-1941,1942(J) R07
6. オプションパーツ一覧表
部品名
種類
布押え下板ブランク
品番
ギザ無し / 表面処理なし
14224109
ギザ有り / 表面処理なし
14224000
一体外枠 / ギザ有り
B2553210D0A
一体外枠 / ギザ無し
B2553210D0B
分離型外枠 / ギザ無し
B2554210D0A
分離型外枠右 / ギザ有り
B2554210D0B
分離型外枠左 / ギザ有り
B2554210D0C
備考
t = 1.2
布押え外枠ブランク
エスレンタンク
B92118500A0
SS7110840SP
×2
B1131850000C
57
20130424 LK-1941,1942(J) R07
部品名
種類
品番
備考
14225056
ニードルクーラー組
第三糸調子
B50192220B0
PV150209000
PX500014000
14204754
糸つかみ装置
144445050
P,J79
電磁弁出力対応表
オプション装置に電磁弁を使
1
用するものは右図を参照して
3
2
4
接続してください。
5
6
7
8
9
10
MAIN 基板 J17
電磁弁中継
ケーブル組
11
12
赤
電磁弁ケーブル組
14
15
16
17
18
19
20
電磁弁
P91 外押え(右)
黒
赤
P92 外押え(左)
黒
赤
P93 中押え
黒
赤
P94 ニードルクーラ
黒
赤
P95 第三糸調子(1)
黒
赤
P96 糸掴みガイド
黒
P,J80
13
ワイパースイッチ
赤
P97 ワイパー
黒
赤
P98 糸掴みワイヤー
黒
赤
P99 第三糸調子(2)
黒
白
圧力センサ
黒
P,J78
58
縫い始めの目飛び防止に
効果があります。
20130424 LK-1941,1942(J) R07
部品名
種類
一体布押え足滑り板結合
ベルト用下板ブランク
品番
備考
14437255
14444202
通常の下板ブランクよりも
ギザが粗く滑り止め効果が
あります。また、下板ガイ
ドを使用しベルトの位置決
めができます。
14444301
SM9040603SC
×2
WP0450826SC
×2
ベルト縫製時の位置決め用
ガイドです。
14444202
ベルト用下板ブランクおよ
び、ベルト用布押え外枠ブ
ランク(1 4 4 4 4 0 0 4 、
14444103)とセットで
使用します。
分離型外枠右 / ギザ有り / 表面処理
無し
14444004
通常の外枠ブランクよりも
ギザが粗く滑り止め効果が
あります。
分離型外枠左 / ギザ有り / 表面処理
無し
14444103
逆払いワイパー
14446009
ワイパー待機位置が通常と
逆になります。縫製物とワ
イパーが干渉するとき等に
使用します。(エアー配管
図の接続を変更する必要が
あります。)
糸保持用ワイパー
14446157
縫い始めの上糸を押えの下
に挟み込むのを防止するた
め、上糸を軽く保持しま
す。
ワイパー台
14445902
逆払いワイパー、糸保持用
ワイパーを使用する場合は
必ずワイパー台もセットで
交換してください。
ギザ有り / 表面処理なし
t=1.2
下板ガイド
ベルト用布ブランク
ワイパー
59
20130424 LK-1941,1942(J) R07
7. ゲージ一覧表
部品名
種類
ØA
ØB
針穴ガイド
中押え(LK-1942 のみ)
品番
備考
A=3.0 B=4.0
メス式糸切り用
14439608
H 仕様標準
A=4.0 B=5.0
メス式糸切り用
14439707
G 仕様標準
A=3 × 4.4 楕円 B=5.0
熱線式糸切り用
14440002
A=2.0 B=3.0
メス式糸切り用
14439400
A=2.3 B=3.3
メス式糸切り用
14439509
A=3 × 4.4 楕円 B=5.0
メス式糸切り用
14440101
A=3.0 B=4.0
熱線式糸切り用
14439806
A=4.0 B=5.0
熱線式糸切り用
14439905
A=3.5
C=39.0
B=5.5
14433601
G 仕様標準
A=2.2
C=39.0
B=3.6
B160122000J
H 仕様標準
Z 仕様標準
(シートベルト用)
シートベルト用
C
A
B
釜
60
給油釜 A
走路押え長い
14436554
H 仕様標準
針番手 #18 ∼ #20 まで
使用可能
(オルガン針の場合)
給油釜 B
走路押え長い
14436703
オプション
針番手 #21 ∼ #23 まで
使用可能
(オルガン針の場合)
給油釜 C
走路押え短い
14436307
G 仕様標準
針番手 #21 ∼ #23 まで
使用可能
(オルガン針の場合)
給油釜 D
走路押え短い
14436158
Z 仕様標準
針番手 #24 ∼ #26 まで
使用可能
(オルガン針の場合)
390
42
398.5
0
R3
75
230
360
110
R
3
0
21
10
6
25
50
85
G
199
B
A
16 きり
70
E
C
110
F
D
170
20
38
8
0
1
R
Φ
71
62
I
38
H
8
4 − R10
180
313.5
J
K
14.5
L
200
N
28 きり
146.9
133.4
13.5
115
M
H :油抜き漏斗取り付け穴(セット時穴開けのこと)
I :30 きり、51 深ざぐり深さ 16
J :裏面 2 箇所ペダルスイッチ取付穴 2-2 きり深さ 10
K :3-2 きり深さ 10
L :4-7 きり 14 ざぐり深さ 7.5
M:4-2 きり深さ 10
N :裏面 2 箇所電源スイッチ取付穴 2-2 きり深さ 10
1040
54.5
182
184
A:裏面 4 箇所脚取付穴 4-2 きり深さ 10
B :引出しストッパー取付位置(裏面 1 箇所)
C:裏面 4 箇所ヒータユニット取付穴 4-2 きり深さ 10
D:裏面 2 箇所クランプ取付穴 2-2 きり深さ 10
E :マニュアルペダル用鎖通し穴
F :5-8 きり
G:JUKI ロゴタイプ(支給清印による)
488
286
45
150
90
R
1
0
438
230
40
40
93
250.5
197.5
700
810
17 きり
53.6
23.4
964
77
280
1200
373
133.5
0
3
R
500
527
257
139.5
70
432
表
)
周
全
2(
14
1130
R2
40
10
)
周
全
2(
20130424 LK-1941,1942(J) R07
8. テーブル図面
0
3
R
61
570
35
119
101
91
80
A
R3
0
R3
0
B
75
C
A:4- Φ 3.2 裏面深さ 15
B:2- Φ 3.2 裏面深さ 15
C:4- Φ 3.2 深さ 15
D:Φ 6.5. 貫通
E:3- Φ 3.2 深さ 15
F:2- Φ 3.2 裏面深さ 15
690
370
160
200
D
0
R3
0
R3
68.5
760
62
780
E
31 30.5
30
F
74
24
315
20130424 LK-1941,1942(J) R07
AW 付き用テーブル
※ 指示のない寸法や仕様は前ページのテーブル図面と同様です。
85.5
110.5
50
256
273
22
20130424 LK-1941,1942(J) R07
20130424 LK-1941,1942(J) R07
縫製機器ユニット
〒 206-8551 東京都多摩市鶴牧 2-11-1
TEL. 042-357-2371(ダイヤルイン)
FAX. 042-357-2380
http://www.juki.co.jp
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• 本書の内容を無断で転載、複写することを この製品の使い方について不明な点がありましたらお求めの販売店又は当社営業所にお問い合わせください。
※この取扱説明書は仕様改良のため予告なく変更する事があります。
禁止します。
11 · 10 Printed in Japan
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