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スワップボディ方式
新たな複合輸送システム 「スワップボディ方式」がスタ 方式」がスタート トラックに大きく依存したわが国の貨物輸送を、 省エネ 省エネ・ ・低公害の大量輸送機関である鉄道 ・海運へ転換しよ うという「 うという 「 モーダルシフト」が叫ばれている。 」が叫ばれている。 スワップボディ ( 以下 S B) B )とは、 トラックの荷台ボディ部分を着脱式にし、 そのまま鉄道貨車や別のトラックに積 み替えることができる複合輸送方式である。 ヨーロッパでは、 環境対策や交通混雑対策として、 ドイツを中心に 3 0 万台以上普及しており、 わが国におい ても鉄道へのモーダルシフトを推進する切り札として、 その普及が期待されている。 S B の主な特長は、 次のとおりである。 ① トラックと荷台ボディ部分が自力脱着でき、 配送先で大型フォークリフトなどの荷役機械が要らない。 ② 荷台ボディ自重が軽く、 同サイズの鉄道コンテナに比べて貨物積載重量 ・容積が大きい。 今年度よりS 今年度より S B の導入実証実験事業を開始している。 荷台ボディを 1 2 基、 トラックを6台、また、 、また、 専用荷役機 器であるグラップラーアーム ( GAT) GAT )を2基製作し、 その半数ずつを東京 ・福岡に配備して、 毎日双方より2基 の S B を発送する運用を行っている。 SBの諸元 S B ト ラ ッ ク 特徴:パンタイプ(後方開き),支持脚付き 寸法:長さ 9.41m(9.27m)×幅 2.49m(2.38m)×高さ 2.60m(2.30) [( )内は内寸 ] 自重: 2.9 トン 積載量:12.5 トン 総重量: 15.4 トン 特長:ストローク 30cm のエアバック方式で SB を上下 させることが可能 全長:11.99m 全幅:2.49m 全高:2.80m 車両:9,500kg 最大積載量:15,400kg 車両総重量: 24,900kg 鉄道貨物への積載 SB の脱着方法 S B の脱着 取 材 協 力 ・ 写 真 :日 本 通 運 (株 )