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神戸電鉄粟生線 地域公共交通総合連携計画へいただいたご
1/6 神戸電鉄粟生線 地域公共交通総合連携計画へいただいたご意見に対する考え方(実施期間 平成22年2月3日~平成22年3月4日) 神戸市意見総数 50名 連携計画における方針 事 業 具体的な取り組み に関するご意見 ご意見の詳細 考え方等 お花見クーポンの発売など イベント、観光地、行楽地への往復乗車券の 発行 ・企画きっぷ ①企画きっぷの充実と効果的なPR活動 電車とセットになったいちご狩り、ぶどう狩りな どの割引券 いただいたご意見も参考に、沿線施設との連携等による企画きっぷの充実やPR 他社路線とタイアップした割引企画乗車券の を粟生線活性化協議会として実施してまいります。また、沿線のイベントと連携し た企画きっぷについても、連携計画に盛り込み粟生線活性化協議会にて検討し 発売 てまいります。 日曜祝日に使えるフリー乗車券の通年発売 三宮~粟生間乗り放題の1日乗車券を平日、 休日問わず通年で毎日発売 ・企画きっぷのPR 「粟生線おでかけきっぷ」を三宮駅・元町駅で 積極的にPRする ・ポイント制度の導入 神戸電鉄より、神戸電鉄独自のポイントシステムを新たに構築することは費用が 粟生線の利用距離に応じたポイントを利用者 大きく困難であると聞いておりますが、ICカード利用時のPiTaPaポイントサービス に付与する(定期利用者も) について、企画きっぷの案内とともに広くPRしていきます。 恵比須~三宮間の神姫バス程度まで値下げ ・運賃値下げ 市営地下鉄以下の運賃に値下げ 他の交通機関に負けない運賃にする 他の交通機関に 方針1 対する競争力の向 上 ・特定運賃の設定 他の交通機関が競合する部分(三宮~押部 谷・緑が丘・恵比須等)について、通常の運賃 計算と比べて安い運賃を設定する 昼間時間帯の割引 神戸電鉄より「現在の経営状況が厳しいため、運賃の値下げは考えておりませ ん」と聞いています。いただいたご意見も参考に、沿線施設との連携等による企画 きっぷや割引制度の充実を粟生線活性化協議会にて検討・提案してまいります。 利用者の少ない昼間時間帯の割引について、連携計画に記載し、その仕組みや 実施効果も含めて粟生線活性化協議会にて検討してまいります。 回数券の割引率の引き上げ ②割引制度等の充実 ・運賃割引 神戸高速鉄道との乗継による運賃加算を撤廃 する 様々な割引制度等の充実を粟生線活性化協議会として検討していく中で、いただ 神戸高速線区間まで乗車する場合に、神戸高 いたご意見を参考にしてまいります。 速区間の運賃を割引く社会実験の実施 湊川から新開地の運賃が高い ・高齢者割引 神戸市の敬老パスを利用可能にする 高齢者の割引パスの発行等 ・スルッとKANSAIカード スルッとKANSAIカードにもお得感を付与 ・ラッシュ時の増便 ラッシュ時は1時間あたり6本程度に増便等 ・昼間時間帯の減便 需要に応じた昼間時間帯の本数見直し ・現在のダイヤの確保 現在のダイヤ(15分に1本)を確保する ③ダイヤの改編・運行本数の見直し ・粟生線優先のダイヤ編成 ・時間調整する駅の変更 高齢者の方への平日昼間割引について、連携計画に記載し、粟生線活性化協議 会にてその仕組みや実施効果も含めて検討してまいります。 粟生線活性化協議会にて様々な割引制度等の充実を検討していく中で、いただ いたご意見を参考にしてまいります。 ダイヤや運行本数については、原則として事業者が定めるものですが、ご意見も 参考に、その実現可能性や利用実態、効果等も勘案しながら粟生線活性化協議 粟生線は基本的に準急主体とし、昼間帯にも 会として検討してまいります。 急行を設定する 時間調整する駅を西鈴蘭台ではなく、志染・押 部谷で時間調整を行う 2/6 連携計画における方針 事 業 具体的な取り組み に関するご意見 ・先行列車との接続駅 ・鉄道施設の改良 ・粟生線~有馬線 直通快速の新設 ご意見の詳細 考え方等 下りの急行以上の全列車を鈴蘭台で先行列 車に接続させる ダイヤや運行本数については、原則として事業者が定めるものですが、ご意見も 必要最小限の施設の改良によるスピードアッ 参考に、その実現可能性や利用実態、効果等も勘案しながら粟生線活性化協議 プと行き違いによる待ち時間解消 会としても検討してまいります。 直通快速「ありま」として粟生~有馬間の直通 により、両沿線からの利用者を取り込む 西鈴蘭台~鈴蘭台通過による混雑緩和と新 開地までの速達性確保 ・優等列車の運行 ③ダイヤの改編・運行本数の見直し ・他の鉄道との連絡の改善 他の交通機関に 方針1 対する競争力の向 上 他の鉄道との接続駅での連絡を改善する 北条鉄道との接続、新開地駅での接続 ダイヤの検討とともに、現行でも、他の鉄道との連絡時間を示した時刻表を作成・ 提供する等、少しでも便利にご利用いただけるよう粟生線活性化協議会にて方策 を検討してまいります。 昼間時間帯は、利用者が少ないので車両の 連結数をもっと減らしてもよい ・車両の連結数の減少 ①駅停車エリア、駐車場の整備 ②バスとの効率的な接続 2両~4両編成を各々用意し、時間帯で運用し 分ける 車両の連結数等、輸送実態に応じた適正な運行形態については、原則として事 利便性のため小野まで15分間にするならば、2 業者が定めるものですが、連携計画に記載し、その実現可能性や効果等も勘案 両編成にすることを考える しながら粟生線活性化協議会としても検討してまいります。 新開地~志染間は4両運転とし、志染~粟生 間は2両運転にする ・ラッシュ時の両数の増設 ラッシュ時は両数を増やし、男女問わず確実 に座れるようにする ・駅へのスロープ設置 車いすでも利用できるよう広めのスロープを駅 神戸電鉄より、駅へのスロープの設置については、ご利用の状況等を考慮しなが に設置する ら、中長期的に実施していくと聞いています。 ・座席の改造 クロスシートにする ⑤利用しやすい駅・快適な駅づくり 駅勢圏(駅の集客 方針2 範囲)の拡大 快速列車の増発と停車駅の見直しにより、所 昼間時間帯における優等列車運行による速達性の向上については、原則として 要時間の短縮と利用者の心理的ストレスの軽 事業者が定めるものですが、連携計画に記載し、その実現可能性や利用実態、 減を図る 効果等も勘案しながら粟生線活性化協議会としても検討してまいります。 普通列車との緩急接続も実施。木幡・木津駅 への快速の停車。特急(快速)電車の運行(増 便) 等 女性専用車両・優先座席を廃止する ・女性専用車両の廃止 女性専用車両を廃止し、ラッシュ時の混雑率 不均衡を解消する ・女性専用車両の存続 女性専用車両はありがたい ・パークアンドライド 駐車場の整備 パークアンドライド駐車場の確保については、連携計画に盛り込み、粟生線活性 駅近くに神鉄利用者は無料あるいは安価な駐 化協議会として、神戸市内外を問わず整備可能な駅の検討及びその整備に努め 車場を設置する たいと考えています。 ・駅前バス停の整備 駅前を広くしてバス停を作る ・フィーダーバスの検討 駅にアクセスするバスを増便する ラッシュ時に木津駅と工業団地をつなぐバス 駅舎やホームでのイベント開催 ③駅前の特色あるイベントの開催 神戸電鉄より、クロスシートの採用については今後検討いくと聞いています。 ・イベントの開催 田畑の近い駅に野菜の直売所を設ける 駅前の広場などを使った青空市など 粟生駅でイベントを企画して集客に努める 神戸電鉄より、女性専用車両については、お客様の要望を広く伺いながらその要 否を検討していきたいと聞いています。 電車到着時刻と整合のあるバスのダイヤや、駅へのアクセスバスについて、連携 計画に盛り込み、粟生線活性化協議会として、需要動向を確認しながら検討して まいります。また、駅でのバス時刻表の掲示等、鉄道とバスの乗り継ぎが行いや すくなるよう努めます。 粟生線活性化協議会にて、駅前イベントを検討していくなかで、ご意見を参考にし てまいります。 直近の取組みとしては、4月18日(日)より、三木市内の緑が丘駅前にて試験的に 日曜朝市を開催いたします。 3/6 連携計画における方針 事 業 具体的な取り組み に関するご意見 ご意見の詳細 考え方等 喫茶店・理髪店・雑貨店など ・店舗等による活用 駅勢圏(駅の集客 ④駅の空きスペースの活用 方針2 範囲)の拡大 道の駅と駅舎の共同利用 駅の空きスペースを活用した活性化策として、特設物産品販売屋台の出店や、商 業施設の誘致等を連携計画に盛り込み、ご意見も参考にしながら、粟生線活性 利便性向上とともに、駅前を明るくにぎわいを 化協議会にて検討してまいります。 もたらす 地元特産品の売店 ・駅前にコンビニを設置 ・特産物の改札内限定販売 地元特産物を活用した駅弁、駅スイーツ、駅 グッズ等を改札内のみで数量限定販売する ③地域間イベントとの連携 ・イベント優待券等の配布 地域間の各イベントとの連携強化策の中で、鉄道での来訪者がお得感を得られる 神戸電鉄利用者を対象としたお楽しみクーポ ような取組みも、連携計画に盛り込み、粟生線活性化協議会として、ご意見を参 ン抽選会などを行う 考に検討してまいります。 ④沿線観光資源の魅力的な活用 ・沿線の神社仏閣、 祭との連携 沿線各地域の神社や仏閣、祭を発掘しPR ・景観を楽しめる車窓づくり ご提案の神社・仏閣・祭等を含め、観光資源を活用した活性化策についても、連 携計画に盛り込み、粟生線活性化協議会として取り組んでまいります。 軌道沿いの土地、沿線を手入れし、車窓から お花見、ほたる狩り、もみじ狩り、美しい風景 が楽しめる路線にする ご意見も参考にしながら、粟生線沿線を花と緑で彩る「粟生線フラワーライン計 画」を連携計画に盛り込み、粟生線活性化協議会として、順次進めてまいります。 各駅に花壇を設置し、緑豊かな都会の電車と その第1弾としては、平成22年3月に見津車庫において、桜の若木45本の植樹を 実施いたしました。 いう発送でメディアを交えてPR 電車の旅に四季を感じられるようにする ⑤魅力的な車窓からの景観づくり 方針3 ・各駅に花壇を設置 ・未利用地の活用 神戸電鉄が保有する未利用地を市民農園、市 民果樹園として有効活用する ・フォトコンテストの開催 沿線フォトコンテストを開催する 沿線の景観等を対象としたフォトコンテストを連携計画に盛り込み、粟生線活性化 協議会として実施してまいります。 ・いちごやぶどう狩り列車 ・いもほり列車 ・三木の金物まつり列車 ・戦国歴史列車 など 定期利用者と交流 人口の拡大 ・イベント列車の運行 ・同窓会列車 ・婚活イベント列車 ・保育車両 など ・お花見臨時列車 など ツーマン3両編成の予備車両を活用し、 ・夏季の「ビアトレイン」 ・冬季の「おでんトレイン」(日本酒付き) ・季節の食材に応じた「おべんトレイン」 ・映画鑑賞ができる「シネマトレイン」 ⑥鉄道に関するイベントの開催 ⑦ホームページ等の広報により 粟生線の魅力を発信 イベント列車の運行について、連携計画に盛り込み、ご意見を参考にしながら粟 生線活性化協議会として様々な企画を実施してまいります。 ・見津車庫周辺の 鉄道公園化 見津車庫の一角を鉄道公園として活用し、電 鉄道公園の建設については、粟生線活性化協議会での検討対象とはなりません 気機関車や鈴蘭台車両工場の入替車等を保 が、神戸電鉄から、「早急な実現は困難ですが、ご意見も参考にしながら、今後検 存(費用の面から静態保存でも已む無し) 討してまいりたいと考えています」と聞いています。 ・興味を引く車両の導入 興味で乗りたくなる、人を集める機材の導入(1 興味を引く車両については、現行車両の改造等によるイベント列車の運行も含 両単行型のかわいらしい車両等) め、ご意見も参考にしながら粟生線活性化協議会として検討してまいります。 ・粟生線の現状のPR 粟生線の現状の問題を大々的にPRする ホームページ等、幅広い広報により粟生線の魅力や現状の課題も含め、粟生線 活性化協議会の取組等について随時PRしてまいります。また、小野高校生等の 協力による粟生線活性化キャラクター「しんちゃん」「てつくん」も活用しながら効果 的なPRについて検討・実施してまいります。 4/6 連携計画における方針 方針4 公共交通利用行 動の喚起 事 業 具体的な取り組み に関するご意見 ご意見の詳細 考え方等 ①企業や学校、転入者等に対する モビリティ・マネジメント等の実施 ・マイカーから公共交通 利用への転換運動 沿線の企業にモビリティ・マネジメントを実施し、公共交通を利用した通勤行動や マイカーから公共交通利用に転換するよう運 休日の行動に転換するよう働きかけます。また、小・中学校学校の校外学習にお 動する ける神鉄の利用喚起策を実施してまいります。 ③沿線自治体職員による公共交通 利用率先行動 ・自治体職員の通勤利用 粟生線を利用できる職員数を明らかにしたう えで利用を呼びかける 主に兵庫県、沿線市の職員に対して、通勤・出張時をはじめ、レジャーや観光を 含めた粟生線利用を働きかけてまいります。 安全のため、元の2人での運行に戻す 神戸電鉄より、ワンマン運転のための設備投資を行い、安全を確保したうえで運 行していると聞いておりますが、今後も安全確保を徹底していくよう神戸電鉄にお 願いしてまいります。 安全で安定した鉄 ②利用者動向・ニーズに応じた 方針5 道輸送サービスの 輸送サービスへの改善 確保 ・車掌の乗務の復活 ・夜間の運転席の可視化 夜間も運転席でない側だけでも、運転室の カーテンをあけて利用者の不安感を緩和 ・車両や駅施設への 出資募集 沿線住民が出資して愛着を醸成 ・寄付、広告 つり革や車体への広告やサポーターを募集 ・地域店舗の車内吊り広告 地域のスーパーや商店などの広告を車内に 手軽に吊れるようにする ・社会見学の実施 夏季休暇時に神戸電鉄を含む沿線企業等の 社会見学を実施する ・周辺店舗との連携 周辺店舗にてお得な企画きっぷを取り扱っていただくなど、連携を進めてまいりま 電車で来店した人には店が何かサービスする す。また、企画きっぷの充実とPRを行う中で、企画きっぷの提示でお店や施設で 仕組みを作る の優待等を受けられるような仕組みについても、ご意見を参考にしながら粟生線 活性化協議会にて検討してまいります。 ・企画のPR 住民とともに、楽しい企画は駅周辺住民に知 らせる ・粟生線サポーターの募集 粟生線サポーターを募集し、イベントの応援ス サポータークラブについて、連携計画に盛り込み、粟生線活性化協議会にて設置 タッフやボランティア駅長、情報誌SUZURAN を検討してまいります。 等の沿線レポーターとして活躍していただく ①沿線地域との協力体制の構築 方針6 沿線住民との協働 沿線住民との協働の中で、ボランティア駅長等により、安全・安心・活力のある駅 神鉄と住民や利用者とのコミュニケーションを を目指し、粟生線活性化協議会の取り組みとして、鉄道と利用者のコミュニケー 改善・強化する ションの改善に努めてまいります。 神戸電鉄より、「夜間の運転席のカーテン開放は、安全運向上対応できませんの でご理解ください」と聞いています。 粟生線活性化協議会として、沿線地域との協力体制を構築する事業を実施して いく中で、ご意見を参考にいたします。 粟生線の活性化に向けた企画については、駅でのポスターの掲出やチラシの設 置だけでなく、粟生線活性化協議会のホームページ等、幅広い広報によりPRして まいります。 有人化して安心感を確保 安全のため有人化する ・駅の有人化 まず、神戸電鉄が、会社として有人駅を増や し、その後ボランティアでの協力を募る ボランティア等による駅業務の代行 ②無人駅等のボランティア等 による有人化 ・無人駅や列車内の スタッフ募集 粟生線活性化協議会の取り組みとして、ボランティア駅長等により、安全・安心・ 契約社員として、無人駅や列車内にて利用者 活力のある駅を目指します。その中で、ご意見を参考にいたします。 への案内・フォローや企画乗車券等の販売を 行うスタッフを沿線から募集する 駅員呼び出しボタンの設置 無人駅の場合、気軽に駅員に介助を求められ る呼び出しボタンを設置する シルバー人材の活用 シルバー人材をうまく活用して経費を抑え、ま た、サービス向上はできないか こども駅長イベント 「こども駅長」イベントを開催 有名人の駅長起用 俳優や動物を駅長にする 粟生線活性化協議会にて鉄道に関するイベントの開催を検討していく中で、ご意 見を参考にいたします。 5/6 ○その他のご意見・要望等 ご意見・要望等 項 目 ・本数減らされたり値上げはしてほしくない ・運賃の値上げは、利用者数の減少につながる 粟生線活性化協議会は、粟生線の活性化を目的としており、現時点では運賃の 値上げについて議論・検討する場ではないと認識しています。 ・運賃、本数、所要時間全てが不満と聞いている(押部谷地域) 企画きっぷの充実・PRや、ダイヤ等について粟生線活性化協議会にて検討してま いります。 ・昼間時間帯について、車内での精算を実施 神戸電鉄より、粟生線の全駅に自動改札機を設置し、不正使用の無いよう乗車 券のチェックをしており、また、改札付近に設置したカメラにて監視もしていると聞 いています。 ・粟生線を順次、粟生~小野間、小野~三木間廃線にする ダイヤや運行本数については、原則として事業者が定めるものですが、その実現 可能性や利用実態、効果等も勘案しながら粟生線活性化協議会としても検討して まいります。 ・廃線はしないでほしい。通勤に利用しており、無くなると大変なことになる 粟生線活性化協議会は、粟生線の活性化を目的としており、現時点では路線の 廃止について議論・検討する場ではないと認識しています。 ・カードで定期券や切符を買えばポイントが貯まるサービスの構築 神戸電鉄より、クレジットカード決済による定期券の発売は、今後の需要動向を見 極めながら慎重に検討していきたいと聞いています。 ・複線化してスピードアップ、対向車待ちの解消、延着の減少 神戸電鉄より、全線複線化するには、多額の費用を要することから現段階では困 難であると聞いています。 輸送サービス、運賃等 ・駅改札の新設(西鈴蘭台駅、木津駅) ・臨時の仮設駅の設置 鉄道施設 考え方等 神戸電鉄より、新駅の設置や、駅の改札口の増設については、多額の費用を要 するため、現段階では困難であると聞いています。 ・駅を禁煙にしてほしい 神戸電鉄より、「現在、駅は喫煙スペースを除き禁煙としていますが、全面禁煙化 についてはお客様の要望を広く伺いながらその要否を検討していくものであると 考えています」と聞いています。 ・粟生線の名称を、地域になじみのある三木小野線に変更する 路線名の変更については、神戸電鉄の路線内のみならず、周辺への影響が大き いため慎重な検討が必要であり、必要に応じて将来の検討課題としたいと考えて います。 ・夏場の自動改札や駅階段の天井のクモの巣を撤去してほしい。(気持ち悪い) クモの巣の撤去等、利用者に不快感を与えないよう適切に駅を管理するよう神戸 電鉄にお伝えいたしました。 ・車両を新しいカラーにして、イメージの刷新を図る 平成20年より導入した6000系車両(現在2編成)は、これまでのイメージを一新し た車両となっています。また、イベント列車等を運行する中で、独自性のあるラッピ ング等についても粟生線活性化協議会にて検討してまいります。 ・女性専用車両などに阪急電鉄の車両を安く譲渡してもらえばどうか 神戸電鉄より、神戸電鉄は山間部を運行するため、登坂能力や制動性能等、特 別な仕様となっているため、一般的な鉄道車両は転用できないと聞いています。 ・神戸電鉄及びその中での粟生線の赤字の根本的原因を明らかにする ・株主は経営陣を監理、監督する責任があり、赤字の責任の一旦を担ってもらうために優待制度の無料乗車を廃止 神戸電鉄の経営等 いただいたご意見を、神戸電鉄にお伝えいたしました。 ・神戸電鉄の社員は、粟生線が無くなれば、人員削減で自分の存在が危ぶまれることになることを認識してほしい 社員も提案を自主的に出してはどうか ・官有民営方式を検討事項に加える ・第3セクター方式を採用し、神戸電鉄に負担が出ないように借用させ、運営させる 自治体等が鉄道資産を保有し、鉄道会社は運行のみを行う官有民営方式(上下 分離方式)等を神戸電鉄に適用することは、現在考えておりません。 6/6 ご意見・要望等 項 目 駅周辺施設、道路交通等 ・駐輪場・バイク置場を無料化する 有料の駐輪場・バイク置場を無料化することは考えておりませんが、駐輪場の改 良等について粟生線活性化協議会にて検討してまいります。 ・木津駅の歩道橋に屋根をつけてほしい 現在、木津駅の歩道橋に屋根を設置する予定はありません。 ・神鉄が主体となってカーシェアリングのシステムを導入し、近所の利用は車、市外へは神鉄の利用を促す 粟生線沿線地域におけるカーシェアリングの普及が鉄道利用に与える影響等に ついては、慎重な検討が必要であり、中長期的な課題であると考えています。 ・駅からの道を花や木々で飾り、また明るくして快適にする 利用しやすい駅、快適な駅づくりを実施していく中で、設置スペース等も勘案しな がら駅前への花壇や夜間照明の設置についても粟生線活性化協議会にて検討し てまいります。 ・三木市、小野市の中心部に市外から車で来る人から税金を徴収する 三木市・小野市より、自動車の流入規制等は出来ないが、公共交通の利用促進 に努めていくと聞いています。 ・市営住宅をリフォームし、沿線に住民を呼び込む(美穂が丘の市営住宅) まちの再開発等 考え方等 ・市営住宅への入居を促進(押部谷・美穂が丘周辺、桜が丘東町の栄・第1市営住宅) ・沿線自治体がリバースモーゲージ制度を導入し、高齢者の生活支援と沿線再開発を同時に実現 ・田園地帯が広がり自然豊かな沿線の環境をPRし、沿線住民の増加を図る ・大学を誘致すれば、学生が集まり、お店ができ、雇用ができ、まちが活性化する 鉄道沿線への居住促進や、生活しやすい仕組みづくりについては、今回、粟生線 活性化協議会の取組としては実施いたしませんが、少子超高齢化への対応や、 低炭素社会の実現に向けて中長期的に必要な施策と考えております。 なお、市営住宅への入居促進については、地域限定募集を年3回実施するほか、 全市を対象とした年2回の定時募集の中で、一部住宅を「若年子育て世帯向け住 宅」として募集を行っており、今後も引き続き市営住宅への入居促進に努めてま いります。 また、市営住宅の建替・改修については、高経年のものから取り組んでおり、より 建設年度が古いものが他に多数あることや、廊下型の住棟を除いて耐震性に問 題が無いこと等から、今後の検討課題にしていきたいと考えています。 粟生線沿線の魅力については、粟生線活性化協議会のホームページ等、幅広い 広報によりPRしてまいります。 ・沿線へ私立高校を誘致する。大学や工業団地も誘致 大学や高校等の誘致については、現在のところ移転計画等の情報を得ておらず 困難であると考えておりますが、今後、移転等の機会があれば働きかけていきた いと考えております。 ・神戸複合産業団地への企業誘致を積極的に進める 本市では、神戸複合産業団地に多くの企業が立地していただけるよう積極的な誘 致活動を行っているところです。 沿線への企業、学校等の誘 ・沿線の公立高校に、沿線外からも生徒が来るよう募集する 致等 ・神戸市の補助を増やしてほしい ・神鉄は私鉄だが、公共的役割も持っている。兵庫県、神戸市などが援助すべき ・利用が少ない神戸空港~関空の海上アクセスに大金をつぎ込むより、2万人が利用する粟生線対策に使ってほしい ・国からの補助を得られるよう働きかけてほしい 行政関連 直接的な運行経費の補助等を行う予定はありませんが、粟生線の活性化・利用 促進事業は、国、県、沿線市(神戸市・三木市・小野市)の補助を活用しながら実 施してまいります。この他、老朽化施設の更新や、利用者の安全性確保に必要な 施設の整備に対しても、平成16年度より国、県、沿線市による支援を継続的に 行っています。 ・行政の責任としても、地域産業の振興、地域の活性化を図ることを考えてほしい そして、そのことに神戸電鉄がどのように参加していくかを考えるべき 鉄道路線の活性化は、地域産業の振興や地域の活性化にとって不可欠のもので あると認識しています。その中で、神戸電鉄が地域に親しまれ、地域とともに歩む 鉄道となるよう、地域と一体となった活性化の取組を行っていきたいと考えていま す。 ・神戸市北区は住民税を安くしてほしい 住民税は法律により税率が定められるものであり、地区別に異なった税率とする ことはできませんのでご理解ください。 ・粟生線は経済的に独立した採算を把握した上で、存続について協議してもらいたい 粟生線は西北神地域における市民の方の通勤や通学等に必要な路線であると考 えており、活性化・利用促進に努めてまいりたいと考えています。 ・農村宿泊等の沿線での行事を開発する 粟生線活性化協議会の取り組みとして、市内外を問わず、あまり知られていない 魅力的な沿線行事を発掘し、広くPRすることで、新たな観光需要を掘り起こしたい と考えています。 その他 ・住民の意見を多数の人から十分聞き入れて、利用するのに一番良い方法を取り入れてはどうか ・意見・提案・要望等を、箱やFAXなどに提出してもらって、返事は自分でホームページを見てくださいでは、 一方通行すぎて思いやりや感謝の気持ちがこもっていない ・提案や要望に対し、出来る出来ないの返事があれば、随時、皆様からの応募がある 粟生線の活性化・利用促進事業は、今後もアンケート調査等、市民の皆様からの ご意見を伺いながら実施していきたいと考えております。いただいたご意見等につ きましては、集計結果報告の概要を駅に掲出する等、出来るだけ多くの方々にご 覧いただけるよう努めてまいりたいと考えております。