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2010年広州不動産トピックス6月号

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2010年広州不動産トピックス6月号
スターツの
2010年6月号
日本でも広州でも、不動産のことなら へ。
◆広東省気になるニューストピックス◆
∼最近の新聞等の記事からニュースをピックアップしてお知らせします∼
◆ 中国政府、住宅価格の抑制に有力な措置
新華報
国務院の温家宝首相は4月14日に国務院常務会議を召集し、一部の都市の不動産価格高騰を抑制
する政策措置について手配した。
会議によると、2010年1月初め、『国務院弁公庁の不動産市場の安定的な発展推進に関する通知』
が発表されてから、全国の不動産市場には積極的な変化が現われたと指摘。だが、最近になって一部
の都市の不動産価格、土地供給価格が再び値上がりをみせ、住宅購入の難度や金融リスクが高まっ
ている。この背景には、流動性過剰、住宅需給の矛盾などのほか、一部の地方政府の認識不足や管
理の不徹底、投機的住宅購入の増加などに原因がある。より厳しく、より効果的な措置を実施し、中央
政府が決めた不動産市場コントロール政策を実施し、一部の都市の不動産価格高騰を抑制し、都市
部住民の住宅難を確実に解決する必要があるとした。
会議では次の措置を決めた。(1)不合理な住宅需要を抑制する。(2)住宅の有効供給量を増やす。
(3)保障型住宅の建設を加速する。(4)市場の監督管理を強化する。
また、不動産価格の安定と住宅保障については、省クラスの人民政府が責任を負い、市人民政府が
実施し、住房城郷(住宅・都市農村)建設省、監察省などが審査問責し、会談、巡回制度を構築して、
不動産価格の高騰抑制、保障型住宅建設の問題に関する責任を追及する。各地域、各部門は職責を
履行し、分業と指導監督を強化し、関連政策措置の制定、調整、完備を加速させるとした。
◆ 広東省:深セン市、土地供給量ゼロの局面に直面か
新華報
2009年末時点で深セン市の開発可能建設用地は142平方キロメートルのみで、過去の年数十平方
キロメートルの速度で開発すると、数年後には深セン市は開発可能の建設用地がなくなる恐れがあ
る。
これは深セン市第5回中国共産党代表大会で郭永航報道官が23日に明らかにしたもので、深セン市
委の王栄書記は、深セン市第5回中国共産党代表大会報告書のなかで、「深セン市は30年間の発展
で堅実な物質的基盤を固め、良好な成長振りを維持してきたが、土地、資源、人口、環境などは従来
型の成長モデルでは維持できなくなっている」と指摘した。
郭永航報道官は、土地を例に挙げ、「09年末時点で深セン市の国土面積は1992平方キロメートルで
あり、そのうち、開発可能建設用地は1038平方キロメートルに過ぎず、開発済みの用地は896平方
キロメートルと開発可能建設用地の86.3%を占めている。残りの建設用地は142平方キロメートル
と開発可能建設用地の13.7%に過ぎない。残った土地は過去の毎年数十平方キロメートルの速度
で開発すると数年間でなくなる。しかも大面積の土地はすでに少なくなっている。このような狭い地域に
あって、実際の管理とサービスを受ける人口は1400万人となり、1平方キロメートルあたりの人口密
度は7000人を超え、全国で1位となっている」という。
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