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「宮城県自殺対策計画」の見直しに対する意見募集の結果等について

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「宮城県自殺対策計画」の見直しに対する意見募集の結果等について
「宮城県自殺対策計画」の見直しに対する意見募集の結果等について
1 実施期間
平成25年2月27日~3月12日
2 公表場所等
県障害福祉課ホームページ
県庁県政情報センター,各地方振興事務所県政情報コーナー,県障害福祉課
(※各市町村,関係機関,関係団体へ意見募集実施について通知)
3 募集結果
1人
4 意見概要等
箇所
内 容
計画全体
御意見の概要
「自殺」から「自死」という表
現に変更して欲しい。
御意見等に対する方針
宮城県自殺対策計画については,自殺対策基本法に基づく計画
であることから,今回の計画見直しにおいては,法令のとおり,
「自
殺」という表記を用いることとします。
第4章
自殺に関する
精神科医療につなぐことでは
総合的な対策の重要性を認識しており,御意見を踏まえ,今回
の1
情報の共有と
なく,総合的な対策を実施して
の見直しでは,第4章1の標題に「総合的な対策の推進」の文言
総合的な対策
欲しい。
を追加しました。
の推進
いただいた関連する御意見は,今後の事業の参考といたします。
(相談窓口の充実)
・相談窓口の支援者が不在でも
・県精神保健福祉センターでは,平成 25 年 3 月,メンタルヘルス
「つなぐ」役割を担えるよう, ガイド「ほっとするー(第 3 版)
」を発行しました。また,仙台市
各相談担当窓口用の社会福祉
においても毎年「精神保健福祉ハンドブック」を発行し,関係機
資源の専門冊子を作成し関係
関に配布しております。今後も,より活用しやすいものに改訂し
機関に配布して欲しい。
ながら作成してまいります。
(相談体制の充実)
・精神科に受診する前に,総合
・市町村,保健所,精神保健福祉センターでの精神保健相談,民
的に相談できる場所を設置し
間団体による各種相談など,現在実施している各種相談について
て欲しい。
の啓発普及を図りながら,相談体制の充実を図ります。
・組合がない労働者も相談でき
・東北労災病院勤労者予防医療センターの電話相談,日本産業カ
る総合的な窓口を設置して欲
ウンセラー協会東北支部の「心の相談室」
,日本産業カウンセラー
しい。
協会の「働く人の悩みホットライン」などと連携を図っていきな
がら,これらの相談窓口の啓発普及を図ります。
・地域包括センターを充実し, ・地域包括支援センターは介護保険法に基づき設置されている機
高齢者だけでなく,若者も気軽
関で,介護保険法に基づく業務(高齢者への介護予防ケアマネ,
に相談できる体制を整えて欲
総合相談,権利擁護など)を行っております。御意見については,
しい。
本センターの本来の目的ではないことから,若者が身近な場所で
気軽に相談できる体制について,検討していく際に,参考とさせ
ていただきます。
・行政機関に社会福祉士を配置
・いただいた御意見を参考にしながら,今後も,行政機関の相談
して欲しい。
支援の充実強化に努めてまいります。
(相談窓口の広報)
・各相談機関のちらし等の全戸
・平成 22 年度は県内全市町村で,平成 23~24 年度は一部の市町
配布を行い,関係者だけでな
村,保健所において,相談機関等一覧の全戸配布を行いました。
く,より多くの市民への周知を
県教育委員会においても教育相談カードを作成し,県内全ての児
図って欲しい。
童・生徒・保護者等に配布しております。また,平成 25 年 3 月に
は県精神保健福祉センターにおいて,
「つながりを信じて 相談機
関等一覧」を作成し,ホームページに掲載しております。今後と
も相談機関等について啓発普及に努めてまいります。
・駅構内や駅通路,バス停等に
・仙台市では地下鉄の柱を利用した巻広告による自殺予防の啓発
ポスター掲示による相談窓口
普及や,他の市町村は市町村広報誌に掲載するなど,自殺予防週
の広報を行って欲しい。
間や自殺対策強化月間にあわせ,相談窓口について広報しており
ます。今後も様々な広報媒体を活用しながら,相談窓口について
啓発普及を図ります。
第4章
自殺に対する
行政や職域,教育,職場のトッ
行政では福利厚生担当課(例:県の職員厚生課,県教育委員会
の4
理解の促進
プの意識改善を目的としたト
の福利課)による管理職対象のメンタルヘルス研修会,企業では,
ップセミナーを開催して欲し
メンタルヘルス対策支援センター(産業保健推進センター)によ
い。
る管理監督者向けの研修会等を行っており,今後も関係者が集ま
る連携会議等で関係団体や関係機関等の組織の意識改革に努めて
まいります。
第4章
心の健康づく
児童・生徒を安易に精神科医療
県教育委員会義務教育課において,登校支援ネットワーク事業
の5
りの推進
につながないために,スクール
のなかでスクールソーシャルワーカーの配置を行っており,今後
ソーシャルワーカーの配置を
も推進に努めます。
して欲しい。
第4章
自殺未遂者の
未遂者の対策と精神科救急医
の6
再度の自殺の
療機関を充実して欲しい。
防止
精神科救急体制の充実・強化を図りながら,未遂者への適切な
医療の提供に加え,関係者等の連携を図り,生活再建や家族への
支援等を推進していきたいと考えており,御意見を踏まえて,第
4章の6の記載内容を追加しました。
第4章
東日本大震災
震災に伴う被災者支援につい
今後 10 年間の復興に道筋を示した「宮城県震災復興計画」
(平
の11
に伴う自殺対
て,心のケアだけでなく,具体
成 23 年 10 月策定)に基づき,
「災害に強く安心して暮らせるまち
策の取組の強
的な問題への解決に向けた対
づくり」
,
「県民一人ひとりが復興の主体・総力を結集した復興」
,
化
策に力を入れて欲しい。
「復旧にとどまらない抜本的再構築」
,
「現代社会の課題を解決す
具体的問題解決の遅れを心の
る先進的な地域づくり」
,
「壊滅的な被害からの復興モデルの構築」
問題にすりかえないで欲しい。 の理念により,復興に向けて各種事業に取り組んでおります。
被災者の心の問題については,心のケアのみで解決するものでは
なく,総合的な支援が必要と考えておりますので,今後ともニー
スをとらえ,関係機関と連携しながら対応してまいります。
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