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こちらから - 奈良交通
安 全 管 理 規 程 制定 改正 目 平 成 18年 12月 20日 (1)平 成 19年 7月 20日 (2)平 成 19年 9月 25日 (3)平 成 24年 7月 1 日 (4)平 成 25年 8月 1 日 次 第1章 総則 第2章 輸送の安全を確保するための事業の運営の方針等 第3章 輸送の安全を確保するための事業の実施及びその管理の体制 第4章 輸送の安全を確保するための事業の実施及びその管理の方法 第1章 (目 総 則 的) 第1条 こ の 規 程 ( 以 下 「 本 規 程 」 と い う 。) は 、 道 路 運 送 法 ( 以 下 「 法 」 と い う 。) 第 2 2 条 及 び 旅 客 自 動 車 運 送 事 業 運 輸 規 則 ( 以 下 「 規 則 」 と い う 。 )第 2 条 の 2 に 基 づ き 、 輸 送 の 安 全 を 確 保 す る た め に 遵 守 す べ き 事 項を定め、もって輸送の安全性の向上を図ることを目的とする。 (適用範囲) 第2条 本規程は、当社の旅客自動車運送事業に係る業務活動に適用する。 第2章 輸送の安全を確保するための事業の運営の方針等 (輸送の安全に関する基本的な方針) 第3条 社 長 は 、輸 送 の 安 全 の 確 保 が 事 業 経 営 の 根 幹 で あ る こ と を 深 く 認 識 し 、 社内において輸送の安全の確保と関係法令の遵守に主導的な役割を果た す 。ま た 、現 場 に お け る 安 全 に 関 す る 声 に 真 摯 に 耳 を 傾 け る な ど 現 場 の 状 況 を 十 分 に 踏 ま え つ つ 、社 員 に 対 し 輸 送 の 安 全 の 確 保 が 最 も 重 要 で あ る と いう意識を徹底させる。 2 . 輸 送 の 安 全 に 関 す る 計 画 の 策 定 、 実 行 、 チ ェ ッ ク 、 改 善 ( Plan Do Check Act) を 確 実 に 実 施 し 、 安 全 対 策 を 不 断 に 見 直 す こ と に よ り 、 全 社 員 が 一 丸 と な っ て 業 務 を 遂 行 し 、絶 え ず 輸 送 の 安 全 性 の 向 上 に 努 め る 。ま た 、輸 送の安全に関する情報については、積極的に公表する。 K-7-1 (輸送の安全に関する重点施策) 第4条 前 条 の 輸 送 の 安 全 に 関 す る 方 針 に 基 づ き 、次 に 掲 げ る 事 項 を 実 施 す る 。 ( 1 )輸 送 の 安 全 の 確 保 が 最 も 重 要 で あ る と い う 意 識 を 徹 底 し 、関 係 法 令 及 び本規程に定められた事項を遵守すること。 ( 2 )輸 送 の 安 全 に 関 す る 費 用 支 出 及 び 投 資 を 積 極 的 か つ 効 率 的 に 行 う よ う 努めること。 ( 3 )輸 送 の 安 全 に 関 す る 内 部 監 査 を 行 い 、必 要 な 是 正 措 置 又 は 予 防 措 置 を 講じること。 ( 4 )輸 送 の 安 全 に 関 す る 情 報 の 連 絡 体 制 を 確 立 し 、社 内 に お い て 必 要 な 情 報を伝達、共有すること。 ( 5 )輸 送 の 安 全 に 関 す る 教 育 及 び 研 修 に 関 す る 具 体 的 な 計 画 を 策 定 し 、こ れを適確に実施すること。 2.奈良交通グループの各社が密接に協力し、一丸となって輸送の安全性 の向上に努める。 (輸送の安全に関する目標) 第5条 前条に掲げる方針に基づき、輸送の安全に関する目標を策定する。 (輸送の安全に関する計画) 第6条 前条に掲げる目標を達成し、輸送の安全に関する重点施策に応じて、 輸送の安全を確保するために必要な計画を作成する。 第3章 輸送の安全を確保するための事業の実施及びその管理の体制 (社長、役員の責務) 第7条 社長は、輸送の安全の確保に関する最終的な責任を有する。 2 .役 員 は 、輸 送 の 安 全 の 確 保 に 関 し 、予 算 の 確 保 、体 制 の 構 築 等 必 要 な 措 置を講じる。 3.役員は、輸送の安全の確保に関し、安全統括管理者の意見を尊重する。 4 .役 員 は 、輸 送 の 安 全 を 確 保 す る た め の 業 務 の 実 施 及 び 管 理 の 状 況 が 適 切 かどうかを常に確認し、必要な改善を行う。 K-7-2 (社内組織) 第8条 次 に 掲 げ る 者 を 選 任 し 、輸 送 の 安 全 の 確 保 に つ い て 責 任 あ る 体 制 を 構 築し、輸送の安全を確保するための企業統治を適確に行う。 (1)安全統括管理者 (2)統括運行管理者、運行管理者、運行管理補助者 (3)整備管理者、整備管理補助者 2 .安 全 運 転 対 策 委 員 会 事 務 局 は 、安 全 統 括 管 理 者 の 命 を 受 け 、輸 送 の 安 全 の確保に関し、営業所長を統括し、指導監督を行う。 3 .営 業 所 長 は 、輸 送 の 安 全 の 確 保 に 関 し 、営 業 所 を 統 括 し 、指 導 監 督 を 行 う。 4 .輸 送 の 安 全 に 関 す る 組 織 体 制 及 び 指 揮 命 令 系 統 に つ い て は 、安 全 統 括 管 理 者 が 病 気 等 を 理 由 に 本 社 に 不 在 で あ る 場 合 や 重 大 な 事 故 、災 害 等 に 対 応 す る 場 合 も 含 め 、 別 に 定 め る 安 全 管 理 体 制 図 (別 添 1)に よ る 。 (安全統括管理者の選任及び解任) 第9条 安 全 統 括 管 理 者 に は 自 動 車 事 業 本 部 長 を 選 任 す る 。た だ し 、自 動 車 事 業 本 部 長 が 規 則 第 47 条 の 5 に 規 定 す る 要 件 を 満 た し て い な い 場 合 は 同 等 以上の者の中から当該要件を満たす者を選任する。 2.安全統括管理者が次の各号のいずれかに該当することとなったときは、 当該管理者を解任する。 (1)国土交通大臣の解任命令が出されたとき。 ( 2 )身 体 の 故 障 そ の 他 の や む を 得 な い 事 由 に よ り 職 務 を 引 き 続 き 行 う こ と が困難になったとき。 ( 3 )関 係 法 令 等 の 違 反 又 は 輸 送 の 安 全 の 確 保 の 状 況 に 関 す る 確 認 を 怠 る 等 に よ り 、安 全 統 括 管 理 者 が そ の 職 務 を 引 き 続 き 行 う こ と が 輸 送 の 安 全 の 確保に支障を及ぼすおそれがあると認められるとき。 (安全統括管理者の責務) 第 10 条 安全統括管理者は、次に掲げる責務を有する。 ( 1 )全 社 員 に 対 し 、関 係 法 令 等 の 遵 守 と 輸 送 の 安 全 の 確 保 が 最 も 重 要 で あ るという意識を徹底すること。 ( 2 )輸 送 の 安 全 の 確 保 に 関 し 、そ の 実 施 及 び 管 理 の 体 制 を 確 立 、維 持 す る こと。 K-7-3 ( 3 )輸 送 の 安 全 に 関 す る 方 針 、重 点 施 策 、目 標 及 び 計 画 を 誠 実 に 実 施 す る こと。 (4)輸送の安全に関する報告連絡体制を構築し、社員に対し周知を図る こと。 ( 5 )輸 送 の 安 全 の 確 保 の 状 況 に つ い て 、定 期 的 に 、か つ 必 要 に 応 じ て 、随 時、内部監査を行い、役員に報告すること。 ( 6 )役 員 に 対 し 、輸 送 の 安 全 の 確 保 に 関 し 、必 要 な 改 善 に 関 す る 意 見 を 述 べる等必要な改善の措置を講じること。 (7)運行管理が適正に行われるよう、運行管理者を統括管理すること。 ( 8 )輸 送 の 安 全 を 確 保 す る た め 、社 員 に 対 し て 必 要 な 教 育 又 は 研 修 を 行 う こと。 (9)その他の輸送の安全の確保に関する統括管理を行うこと。 第4章 輸送の安全を確保するための事業の実施及びその管理の方法 (輸送の安全に関する重点施策の実施) 第 11 条 輸送の安全に関する基本的な方針に基づき、輸送の安全に関する目 標を達成すべく、輸送の安全に関する計画に従い、輸送の安全に関する 重点施策を着実に実施する。 (輸送の安全に関する情報の共有及び伝達) 第 12 条 役員と現場や運行管理者と運転者等との双方向の意思疎通を十分に 行うことにより、輸送の安全に関する情報が適時適切に社内において伝 達され、共有されるように努める。また、安全性を損なうような事態を 発 見 し た 場 合 に は 、看 過 し た り 、隠 蔽 し た り せ ず 、直 ち に 関 係 者 に 伝 え 、 適切な対処策を講じる。 (事故、災害等に関する報告連絡体制) 第 13 条 事故、災害等が発生した場合における当該事故、災害等に関する報 告 連 絡 体 制 は 別 に 定 め る 緊 急 連 絡 体 制 図 (別 添 2)に よ る 。 2 .事 故 、災 害 等 に 関 す る 報 告 が 、安 全 統 括 管 理 者 、役 員 又 は 社 内 の 必 要 な 部署等に速やかに伝達されるように努める。 3.安全統括管理者は、社内において報告連絡体制の周知を図るとともに、 本 条 第 1 項 の 報 告 連 絡 体 制 が 十 分 に 機 能 し 、事 故 、災 害 等 が 発 生 し た 後 の 対応が円滑に進むよう必要な指示等を行う。 K-7-4 4.自動車事故報告規則(昭和26年運輸省令第104号)に定める事故、 災 害 等 が あ っ た 場 合 は 、報 告 規 則 の 規 定 に 基 づ き 、国 土 交 通 大 臣 へ 必 要 な 報告又は届出を行う。 (輸送の安全に関する教育及び研修) 第 1 4条 本 規 程 第 5 条 の 輸 送 の 安 全 に 関 す る 目 標 を 達 成 す る た め 、必 要 と な る 人 材 育 成 の た め の 教 育 及 び 研 修 に 関 す る 具 体 的 な 計 画 を 策 定 し 、着 実 に 実 施する。 (輸送の安全に関する内部監査) 第 1 5条 安 全 統 括 管 理 者 は 、自 ら 又 は 安 全 統 括 管 理 者 が 指 名 す る 者 を 実 施 責 任 者 と し て 、安 全 マ ネ ジ メ ン ト の 実 施 状 況 等 を 点 検 す る た め 、少 な く と も 一 年 に 一 回 以 上 、適 切 な 時 期 を 定 め て 輸 送 の 安 全 に 関 す る 内 部 監 査 を 実 施 す る。 ま た 、重 大 な 事 故 、災 害 等 が 発 生 し た 場 合 又 は 同 種 の 事 故 、災 害 等 が 繰 り 返 し 発 生 し た 場 合 そ の 他 特 に 必 要 と 認 め ら れ る 場 合 に は 、緊 急 に 輸 送 の 安全に関する内部監査を実施する。 2 .安 全 統 括 管 理 者 は 、前 項 の 内 部 監 査 が 終 了 し た 場 合 は そ の 結 果 を 、改 善 す べ き 事 項 が 認 め ら れ た 場 合 は そ の 内 容 を 、速 や か に 、役 員 に 報 告 す る と と も に 、輸 送 の 安 全 の 確 保 の た め に 必 要 な 方 策 を 検 討 し 、必 要 に 応 じ 、当 面必要となる緊急の是正措置又は予防措置を講じる。 (輸送の安全に関する業務の改善) 第 1 6条 安 全 統 括 管 理 者 か ら 事 故 、災 害 等 に 関 す る 報 告 又 は 前 条 の 内 部 監 査 の 結果や改善すべき事項の報告があった場合若しくは輸送の安全の確保の た め に 必 要 と 認 め る 場 合 に は 、輸 送 の 安 全 の 確 保 の た め に 必 要 な 改 善 に 関 する方策を検討し、是正措置又は予防措置を講じる。 2 .悪 質 な 法 令 違 反 等 に よ り 重 大 事 故 を 起 こ し た 場 合 は 、安 全 対 策 全 般 又 は 必要な事項において現在よりも更に高度の安全の確保のための措置を講 じる。 K-7-5 (情報の公開) 第 1 7条 輸 送 の 安 全 に 関 す る 基 本 的 な 方 針 、輸 送 の 安 全 に 関 す る 目 標 及 び 当 該 目 標 の 達 成 状 況 、自 動 車 事 故 報 告 規 則 第 2 条 に 規 定 す る 事 故 に 関 す る 統 計 、 輸 送 の 安 全 に 関 す る 組 織 体 制 及 び 指 揮 命 令 系 統 、輸 送 の 安 全 に 関 す る 重 点 施 策 、輸 送 の 安 全 に 関 す る 計 画 、輸 送 の 安 全 に 関 す る 予 算 等 実 績 額 、事 故 、 災 害 等 に 関 す る 報 告 連 絡 体 制 、安 全 統 括 管 理 者 、安 全 管 理 規 程 、輸 送 の 安 全 に 関 す る 教 育 及 び 研 修 の 計 画 、輸 送 の 安 全 に 関 す る 内 部 監 査 結 果 及 び そ れを踏まえた措置内容については、毎年度、外部に対し公表する。 2 .事 故 発 生 後 に お け る 再 発 防 止 策 等 、輸 送 の 安 全 の 確 保 の た め に 講 じ た 改 善 状 況 に つ い て 国 土 交 通 省 に 報 告 し た 場 合 に は 、速 や か に 外 部 に 対 し 公 表 する。 (輸送の安全に関する記録の管理等) 第 1 8条 本 規 程 は 、業 務 の 実 態 に 応 じ 、定 期 的 に 及 び 適 時 適 切 に 見 直 し を 行 う 。 2 .輸 送 の 安 全 に 関 す る 事 業 運 営 上 の 方 針 の 作 成 に 当 た っ て の 会 議 の 議 事 録 、 報 告 連 絡 体 制 、事 故 、災 害 等 の 報 告 、安 全 統 括 管 理 者 の 指 示 、内 部 監 査 の 結 果 、役 員 に 報 告 し た 是 正 措 置 又 は 予 防 措 置 等 を 記 録 し 、こ れ を 適 切 に 保 存する。 3 .前 項 に 掲 げ る 情 報 そ の 他 の 輸 送 の 安 全 に 関 す る 情 報 に 関 す る 記 録 及 び 保 存の方法は別に定める。 付 則 本規程は平成25年8月1日から実施する。 K-7-6