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番 組 審 議 会 議 事 録

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番 組 審 議 会 議 事 録
第 162 回
番組審議会議事録
平 成 19 年 4 月
株式会社
TVQ九州放送
4月度番組審議会議事録
1.開催年月日
2007 年 4 月 26 日(木)
2.開催場所
TVQ本社 役員会議室
3.委員の出席
委員総数9名
出席委員
出席委員9名
安永幸一委員長 久保祐二副委員長 伊豆美沙子委員
礒山誠二委員 古賀美智子委員 阪本浩伸委員
中川正裕委員 南博文委員 森本廣委員
社側出席者
牧作樹社長 河西敬一専 務 取 締 役
野中大蔵常務取締役
深瀬直治編成局長 矢上尚宏編成部長
渡辺博スポーツ部長
小曽我信行放送審議室長 下平敦子放送審議室課長
4.議題
( 1 ) 一般業務報告
( 2 ) 視聴率報告
( 3 ) 視聴者対応報告
( 4 ) 番組試写・合評
5.議事の概要
( 1 ) 視聴率報告
( 2 ) 番組試写・合評
新番組「VIVA!!スポルタス」
4 月 21 日(土) 午後 6:30∼7:00
6.審議内容
7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日
該当なし
8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月
日
審議内容を自社番組「TVQ放送番組審議会から」(5 月 13 日)で公表
書面備え置き 福岡本社
インターネット等
9.その他の参考事項
該当なし
○ 配布資料
① 2006 年度 3 月期視聴率報告
② 2006 年度 3 月視聴者対応報告書
-1-
(小曽我放送審議室長) 定刻になりましたので、4月の番組審議会を始めたいと思います。
委員長、よろしくお願い致します。
(安永委員長) 遅れるかもしれないというご連絡があった方もおそろいになりました。今日
は全員出席ですね。4月期の放送番組審議会でありますので、よろしくお願い申し上げます。
それでは、まず最初に牧社長から一般業務報告をお願い致します。
(牧 社長) 本日は今年度、07 年度の第1回目の番組審議会でございます。大変お忙しい中、
お集まりいただきまして、ありがとうございます。
一般業務報告の前に、
昨年 10 月から空席となっています副委員長を選出していただければ、
と思います。委員長、いかが致しましょうか。
(安永委員長) そうですね、私から指名というわけでもないんですけれども、久保委員にお
願いできればありがたいと思っております。皆さん、いかがでしょうか。(全員拍手)
(牧 社長) どうもありがとうございました。それでは、よろしくお願い致します。副委員
長として一言ごあいさつをお願いします。
(久保副委員長) 昨年の 10 月に就任したばっかりなのに、副委員長という大変な職務を推薦
されました。一生懸命頑張って、皆さま方のご協力を得ながら、番組審議会のお役に立ちた
いと思います。よろしくお願いします。
(牧 社長) どうもありがとうございます。
それでは、一般業務報告を致します。今回は、特に大きな報告はございません。当社の問
題とは直接関連はないんですけど、関西テレビ放送の捏造問題について簡単にご報告致しま
す。あの問題で4月 19 日に民放連の臨時総会が開かれまして、私も出席しましたが、関西テ
レビの除名処分が決定しました。
テレビ各局はプロダクションに番組制作を発注するケースが、非常に多うございます。従
って番組内容についての責任は当然のことながら、局側は大きな責任を負っています。この
件は当社も再確認しております。と同時に、番組をプロダクションに発注した場合は契約関
係も含めて、きちんとやっときましょうということにしました。プロダクションには「やら
せ」や「過剰演出」をしない、私どもは厳しいチェックをするという項目などを入れた番組
制作委託契約を結ぶことに致しました。当社はこれまで以上に気を引き締めて
番組制作に当たりたいと思っています。
-2-
続きまして、「スーパー!スタジアム」、ホークス戦のご報告をします。当社の放送は3
月 27 日から始まっていますが、これまで4試合を中継して2勝2敗です。今シーズンが始ま
ったときに、王監督にお会いした際、「うちで放送したら必ず勝ちますから、勝率7割から
8割だから、ご安心ください」と話していました。そしたら勝率は5割ですか、非常によく
ない成績ですね。今後、頑張ります。ただ、視聴率は去年に比べると、大変よい方でござい
ます。4試合放送しまして平均 14%ということで、去年をかなり上回っております。
それから、ホークス戦中継がない土曜日には、新番組「VIVA!!スポルタス」を放送
しています。ホークスを中心とする 30 分のスポーツ情報番組なんですけれども、スタジオを
出まして、キャナルシティ博多にあるスポーツオーソリティというスポーツショップの前か
ら公開生中継の形式をとってやっております。21 日に第1回を放送しましたが、視聴率は 6.4
%で、まずまずのスタートだったということです。この 21 日の放送分については後ほど、こ
の場において試写致しますので、皆さまの忌憚のないご意見をいただきますよう、お願い致
します。
簡単ですけれども、業務報告としては以上でございます。06 年度決算は、そろそろまとま
りつつありまして、恐らく今週いっぱいには最終数字が確定して、次回の番組審議会におい
てご披露できると思います。株主総会は6月 25 日でございまして、その前までに付議事項を
取締役会で決定して新しい体制を組むことに致します。
私からは以上でございます。
(安永委員長) TBSでしたか、不二家の報道、あれはどういうことだったんですか。
(牧 社長) 株の話ですか。
(礒山委員) 「みのもんたの朝ズバッ!」でしょう。
(河西専務取締役) あの放送では、賞味期限切れのチョコレートを小売店から回収して工場
で再利用した、と報じました。不二家の元従業員のたれ込みに基づいたものです。不二家の
抗議で、元従業員に再度確認したところ「そういうふうにうわさで聞いたんですけれ
ども・・・」という話だったようです。TBSでは訂正をしたのかな。
(深瀬編成局長) 先日、番組内で謝罪しました。
(野中常務取締役) 相当古い話をしていたみたいなんですよね。
(深瀬編成局長) そのたれ込んだ元従業員が働いていたというのは、もう 10 年ぐらい前でし
-3-
かも番組の中でやっていたと言われた工場は、実はチョコレートは全く扱っていなかったん
ですね。
(安永委員長) そういうことを裏も取らずにやるわけですかね。その辺がどうもよくわから
んなあ。報道ですからね、ちょっと問題があると思うけど、ぜひそういうことがないように
お願いしたいと思います。
それでは、続いて視聴率報告を矢上編成部長、お願い申し上げます。
(矢上編成部長) それでは、視聴率報告を致します。
3月の視聴率はGHが 7.0%、前年をマイナス 0.5 ポイント、プライムタイムが 6.6%、こ
れも前年をマイナス 0.6 ポイント、全日は 3.4%で前年のマイナス 0.6 ポイントでした。残念
ながら3部門とも減少です。HUTがこの半年間ずっとダウンしている中、在福局ではテレ
ビ西日本さんだけが3部門ともプラスで、頑張っています。
自社制作のレギュラー番組は「ばりすご☆ボイガー7」が 5.3%で、前年比プラス 0.9 ポイ
ント、「九州経済NOW」は 2.1 %で、マイナス 1.0 ポイント、終了した「スポスタ」が 4.2
%、プラス 0.6 ポイントという結果でした。
それから主な自社制作特番、前回見ていただきました「みそ蔵のつぶやき」は、2.2% で
ございます。ホークス戦の中継が始まり、3月 27 日に1回目を放送して 13.1%でした。ちな
みに、開幕戦はKBCが放送しまして、デーゲームだったんですが、20.6%という高い視聴
率を記録しました。
それから高視聴率番組は、4月1日に放送した「元祖!大食い王決定戦」の 15.5%で、2006
年度ベストテンの第 10 位に入る視聴率でした。
あと、系列局の月間視聴率を見ていただきますと、系列間格差がかなり出てきているのが
分かると思います。テレビ東京のGHは 8.5%、プライムタイムが 7.9%、全日が 3.7%とやは
り3部門とも当社より高い数字が出ているという状況でございます。HUTの高低もあるん
ですけれども、テレビ東京は関東ネタにどんどん特化してきて、それで視聴率を上
げていますが、悪い影響が北海道とか、九州に出てきているわけです。関東ローカルネタに
しますと、こちらでは視聴率がなかなかうまくいかず、系列間格差がちょっと出てきた
というような状況でございます。
3月が終わり、2006 年度の年間視聴率がまとまったので、口頭でご報告させていただきま
-4-
す。GHが 7.5%、プライムタイムが 7.0%、いずれもマイナス 0.1 ポイント、全日は 3.7 %、
これはマイナス 0.6 ポイントで、残念ながら3部門とも下がってしまいました。GHは歴代
9位タイ、プライムタイムは歴代7位タイ、全日は歴代7位タイという結果です。
ちなみに 2006 年度の在福視聴率三冠王は、テレビ西日本でした。
以上で簡単ではございますが、視聴率報告を終わらせていただきます。
(安永委員長) ありがとうございました。
開幕戦の 20%って、すごいんですね、やっぱり。
(矢上編成部長) そうですね、かなりの数字ですね。
(安永委員長) 負けた試合ですね。
(矢上編成部長) そうです。接戦で負けました。
(安永委員長) それでは、続きまして、視聴者対応報告を深瀬編成局長からお願い致します。
(深瀬編成局長) お手元に視聴者対応報告の資料を配っていますけれども、合計で 355 件で
ございました。内訳は問い合わせが 238 件、要望が 88 件、意見が 28 件、指摘が1件で、苦
情はございませんでした。合計の 355 件という数字、前月の 269 件に比べますと、86 件増
えておりますけれども、普段の月と比べましても、やっぱり 5、60 件多い方でございます。
番組別で見ますと、いつもの月ですと、2番目にあります「主治医が見つかる診療所」、
これが一番上に来ているんですけれども、3月はご覧のように「saku saku」という番組に対
する問い合わせですとか、意見が1位になりまして、39 件ありました。これが視聴者対応件
数の増えた最大の要因でございます。この「saku saku」は、火曜から金曜日の朝8時から8
時 30 分まで放送している若者向けの音楽番組でございます。これを実は4月の改編で、月曜
日だけの週1回の放送としました。放送日を減らしましたのは、視聴率が平均で
1.1 %と低くてですね、この時間帯の若者向け番組というのには、なかなかスポンサーが
つきにくいというような事情もございまして、週1回の放送に減らしたわけなんです。でも、
実はこの番組、視聴率こそ低いものの、極めてディープといいますか、マニアックと
いいますか、そういう非常に熱心なファンの方がいらっしゃいまして、この問い合わせの1
番にありますように「なぜ、放送日を減らすのか」とか、「4月からの放送日時を教えて」
とか、あるいは「もとに戻してほしい」といった問い合わせだとか、要望が非常に多く寄せ
られたということでございまして、4月に入ってからも時々、問い合わせ・要望が来ており
-5-
ます。
そのほかの番組では、相変わらず「主治医が見つかる診療所」、それから「ワールドビジ
ネスサテライト」ですとか、あるいは「開運!なんでも鑑定団」への出品方法だとか、いつ
もと同じような番組が上位を占めております。
それから、自社制作番組の「きらり九州 めぐり逢い」につきましても、11 件ございまし
た。これは2枚目の要望のところにありますように、例えば再放送の希望だったり、あるい
はビデオダビングの希望だったり、あるいは意見のところにある「ナビゲーターの寿さんは
好感が持てるいい番組だ」といったように、非常に評価いただいている要望だとか、あるい
は応援などすべてそういう意見でございました。
以上、非常に簡単ですけれども、3月の視聴者対応報告を終わらせていただきます。
(安永委員長) ありがとうございました。
それでは、今までの一般業務報告、視聴率報告、それから視聴者対応報告の中で、何かご
質問なり、ご意見なりありましたら。
(礒山委員) TNCの視聴率がいいというのは、理由があるんですか。
(矢上編成部長) 3月だけよかったんですね。やはり期末特番ですね、いろいろ稼ぎました。
若者ターゲットのバラエティー番組に特化してよかったのですね。
(安永委員長) ああいう番組の視聴率が高いというのが、よくわかんないですね。
(矢上編成部長) 若者向けのお笑い番組などが、高いレーティングが取れるような傾向が出
ていまして、やはりフジ系はそういう番組が多いので・・・。
(深瀬編成局長) この北部九州地区でビデオリサーチのモニターが置かれているのは、福岡
市と北九州市ということです。二つの市はこの若者の構成比率が非常に高いところでし
て、実は愛知なんかよりも北部九州地区の方が若者の構成比率が高くて、東京と並んで一
番、都市型の人口構成になっているんですね。
(安永委員長) だから、若者向けバラエティーや何かに好反応を示すわけですかね。
(深瀬編成局長) はい。
(安永委員長) テレビの視聴者離れって、多いんじゃないかと思うんですけれども、バラエ
ティー番組を敬遠して・・・。
(深瀬編成局長) 正直言いまして、例えば筑後地区辺りがモニター世帯に入ってくると、ま
-6-
たちょっと視聴率が違ってくるのかな、と思うところであるんですけれども。
(安永委員長) 少し、お年寄りの数値も入るようにしないと、と僕は思うんですけれどもね
え。ほかに何かございませんか。
(中川委員) 除名処分というのは、実際にはどういうことなんですか。民放連からの除名と
いうことですよね。だけど、放送はやっているわけですね。除名処分でどんな影響が出てく
るのか、よくわからない。
(深瀬編成局長) 具体的にいろいろな不利益が生じます。例えばJASRAC、日本音楽著
作権協会ですね、ここと放送局がブランケット契約をしていまして、前年度の売り上げに応
じ、年間で一括して著作権料を払っているわけですけれども、民放連を除名処分になります
と、1曲使用するごとにすべて日本音楽著作権協会に報告して、1曲ごとに支払い
をすることになります。さらに音楽著作権だけじゃなくて、いろんな著作権の権利者団体で
すね、日本レコード協会だとか、そういったところとすべて個別に対応しなきゃいけなくな
るんですね。大変な作業になります。
それから回線の問題もあります。放送局はいつもキー局からの番組を受けたり、逆にキー
局に送ったりしていますが、NTTと割引の回線契約を結んでいます。でも、除名処分にな
ると、その割引が適応されなくなるわけでして、そのほかにもいろんな問題が生じてまいり
ます。
(安永委員長) 新聞によると、スポンサー離れもあるだろうなんて書いていましたけど、そ
ういうことはないんですか。
(牧 社長) さあ、それはわかりません。あるでしょうね。
(河西専務取締役) あるかもしれませんね。
(深瀬編成局長) 花王は、捏造のあった「発掘!あるある大事典Ⅱ」から現実にスポンサー
を降りましたし。
(安永委員長) 除名処分の期限は。
(牧 社長) 期間はついていません。
(安永委員長) ほかに何かございませんか。
それでは番組試写・合評に入りたいと思います。4月 21 日に始まりました新番組の「VI
VA!!スポルタス」。今日は、スポーツ部長の渡辺さんがご出席しています。最初にちょ
-7-
っと何か。
(渡辺スポーツ部長) 前の番組「スポスタ」が、かれこれ5年半ぐらい、その前の「熱血!
タカハチ組」という番組も含めると7、8年ぐらいスポーツ情報番組をやってきました。土
曜日の午後6時半からの枠です。これまでも生放送だったんですが、スタジオの外に出るこ
とになりまして、それを機にタイトルを変え、出演者も一部代えました。正確に言えば、新
番組と言うよりはリニューアルと言っていただいた方がいいのかなという番組でございます。
もちろん内容も変えています。
公開生放送は初めての試みですので、内容をもう少し深めていかなければいけない、とい
うふうに思っておるところでございます。ざっと、こんなところでございます。
(安永委員長) ホークス戦の中継がある日は、「スポスタ」でもすでに野球を放送していま
すよね。
(渡辺スポーツ部長) 以前は「スポスタ」をちょっとやって、すぐホークス戦中継に切り替
えていたんですが、最近はホークス戦があるときは、午後6時半から「野球中継」に入り、
番組自体は休止しております。
(安永委員長) ということは、毎週あるわけではないんですね。
(渡辺スポーツ部長) はい、野球がある上期はですね。
(安永委員長) はい、わかりました。
(河西専務取締役) 新体制というのを、ちょっと説明した方がいいんじゃないか。
(渡辺スポーツ部長) 「スポスタ」の女性の出演者はタレントだったんですが、今回から私
どもの局アナの立花を起用してやっております。
(安永委員長) それでは、お願いします。
〔番組試写「VIVA!!スポルタス」4/21(土)午後 6:30∼7:00〕
(安永委員長) 結構、面白い。気楽にひとつご批評をいただいきましょう。森本さんからい
きましょうか。
(森本委員) スポーツ番組なので、楽しくほとんど抵抗感なく見れました。けれども、全体
的にニュースと、途中でボクシングの話になったスポーツコーナーがありましたが、この辺
-8-
の兼ね合いをどうするかなという感じは持ちました。特に今回は鳥栖商業高校の女子ボクシ
ング部の一人が出てきて実際、コンバット満さんと戦いましたが、こういうのは非常に若い
人たちの刺激になるじゃないかな、と思いました。観戦している他の部員に、試合の感想な
どを聞いて、やはり「今は女性、強いんですよ」というような感じのコメントがあると、ま
たちょっと臨場感が出てくるかなというふうに思いました。
第1回目はプロ野球とサッカーとボクシングを取り上げていたんですけれども、このサッ
カーへの支持が、やっぱりいまいちですね。サッカーのサポーターは熱狂的に応援する方は
多いんですけど、支持層の広がりがないですよね、もうちょっとアビスパ福岡と若い人との
接触の機会をつくっていただくのも、一つの役割じゃないかなという感じは持ちました。
プロ野球では、楽天の田中投手が登板していましたよね、日本中が大物新人に注目してい
る。我々が思う以上に、同世代の高校生は彼がどういうふうにこれからプロの世界でやって
いくのか、非常に興味を持っていると思いますよ。ホークスファンにとっても、非常に関心
のあるところで、丹念に追いかけていけば、もっと若い人も野球への関心を高めてくれるん
じゃないか、というふうに思いました。
(安永委員長) 田中将大ですか。
(森本委員) そうですね。それと「コンバット満の炎の十番勝負」はいろいろなものを発掘
して、ぜひ次々にやっていっていただければ、面白くなるでしょう。もう一つ、「ちびっ子
記者 大募集」
、
あこがれのホークスやアビスパの選手にインタビューするという企画ですが、
小学生の参加コーナーですね、あれは、最初になぜできなかったのかなと思いま
す。小中学生をいかにスポーツとかかわりを持たせるか、これをきっかけに地域とか、家庭
とか、先生を引き込む材料になるんじゃないかと思いますし、やっぱりスポーツの楽し
さと厳しさですね、これを少しずつこういう番組を通して訴えることができれば、非常にい
いんじゃないかなと思いました。以上です。
(渡辺スポーツ部長) 今、仰ったことにお答えしますと、「ちびっ子記者」には既に応募が
5通ほど来ております。次の放送は5月5日の「こどもの日」でございますから、ホークス
の5月3日の試合でロケして5日に放送させていただこうと思っています。その次の放送は
5月 26 日です。この日は、翌日にアビスパの試合もありますし、今交渉中なんですが、リト
バルスキー監督をゲストに呼んでアビスパを厚めに放送しようかなと思っております。
-9-
(森本委員) ああ、いいですねえ。ぜひ、お願いします。
(安永委員長) それでは、南先生。
(南 委員) 土曜日の午後6時半から7時というのは、
1週間で一番リラックスしているし、
多分食卓についていてすごく幸せな時間帯だろうなと思うんですよね。だから、その中で番
組をずっと 30 分見続けさせようと意図しているのか、途中でチャンネルを変えられてもいい
という意識なのか、つまり最初のホークスの1週間の振り返りというのは多分、関心がある
のであそこまで見ていくんだけど、あの「十番勝負」のところは、最後まで見てもらっても
いい、ちょっとチャンネルを変えられてもいい、両方どちらであってもいいというぐらいの
思いで作られているのかなというふうにも思いました。それはそれでいいのかなとも思いま
した。
出演者3人の呼吸は合っていました。
スタジオ外でやるというのは今回、新しい試みだというふうに言われましたが、臨場感が
あったのか、どうか。セットの後ろに人は見えるんですけれども、スポーツを一緒に見ると
いう点からすると、臨場感の盛り上げになっていたか否かというところは、ちょっと工夫が
要るのかなと思いました。でも、そんなに不自然ではなかったです。スタジオも明るいし、
色使いもすごく鮮明で、それ自体よかったんですが、もっと何か勢いづけになるための工夫
が要るかなと思いました。以上です。
(渡辺スポーツ部長) 初回だったので技術面、演出面であえてお客さん、見物者と絡むの
はやめておきました。次回以降、なるべくそういったことは心がけるよう話をしております。
(安永委員長) ああ、そうなんですか。外に出られた意図があるわけでしょう、スタジオじ
ゃなくて。
(渡辺スポーツ部長) 営業要請もございました。でも、私どもにとってある意味では今まで
見てくれなかった人にも、たまたま通りかかって知ってもらえるわけですから、いい番組宣
伝になるということですね。
(安永委員長) それでは、中川さん。
(中川委員) スポーツ番組って大体、夜遅くあって、わあっと見るというのが多いんですね。
この番組はいろいろ新しい企画ということで、参加型というのか、みんなと一緒にやる、あ
るいは楽しく見させる、そういう意図でお作りになったのかなと思っています。ある意味じ
- 10 -
ゃ、ローカルにきちっと徹して、身近な形でまめに作っていますので、親しみの持てるスポ
ーツ番組という感じがしました。
ただ、コンバットさんというのは、僕は初めてだったので、ちょっとうるさいかなという
感じが個人的にはしました。あの「十番勝負」のコーナーは、もうちょっとやり方があるの
かなという感じです。高校生相手ですから無理やりやるのって結構、大変なんだと思うんで
すけれども、ちょっと前後との関係がね、もう一つ工夫があっていいんではないかという印
象を受けました。
改めて、解説者の若菜さんはうまくてわかりやすいなと、かえって彼の方が引き立って、
そういう意味ではコントラストがあってね、うまくできているのかもしれません。それから
局の女性のアナウンサー、非常にフレッシュな感じで好印象だなと思います。
できるだけ、やはりローカルに徹するといいますかね、そういう流れが定着していきます
と、その時間帯の問題も克服でき、もうちょっとこなれて楽しい番組になるんじゃないかな、
そんな印象でございます。
(安永委員長) 何か、渡辺さんありませんか。
(渡辺スポーツ部長) 皆さんが言われたことと共通すると思うんですけれども、「十番勝
負」の部分は過去の番組でも、やっぱり視聴率はちょっと落ちているんですよね。アビスパ
をやっても落ちるんですけど、視聴率的には本当にホークスだけやっているのが、やっ
ぱり福岡のファンにはいいみたいです。確かに視聴率も求められていますが、アビスパもホ
ークスもプロスポーツですから、ある程度同じように扱いたいですね。でも、プロスポ
ーツだけじゃなく、地元の、なるべくならアマチュアスポーツを取り上げていこうというこ
とでやっています。
確かに「十番勝負」の切り口は今後どうしていくか、さらに検討しなくてはならないです
けど、あの部分でいかに地元のアマチュアスポーツを露出していくかというコーナーだと考
えていますので、なるべくいろんなものをやるつもりです。
(安永委員長) 次は、阪本さん。
(阪本委員) 皆さんが仰ったことと、ちょっと似通るんですけど、土曜日の夕方に自宅で見
るには、非常に肩の凝らない気楽な番組でいいんじゃないかと思います。テンポも非常によ
く、外に出てライブでやることに狙いがあったのかどうかわかりませんけれども、見ていて
- 11 -
軽快感がありました。付加価値としては多分、若菜の分析の部分だと思うんですけれども、
野球ファンって結果を知っていても大体、やっぱり振り返りたいもんですから、そこの部分
というのは、やっぱりじっくり、一番見られるところだと思います。全体の分量としては、
もう少し若菜分析が手厚くてもよかったのかなという気もします。
これは指摘があったところですけど、「十番勝負」のボクシングは、よく意味がわからな
いところが、私にもあります。アマチュアスポーツということで言うと、少年サッカーだと
か、少年野球とか、親子ぐるみでやっているようなチームが多いみたいですけど、ああいう
スポーツの方が身近に見れたかなという気も、ちょっと致しました。
ホークスに特化するというのは、いいと思うんですけどね、野球を中心にやるということ
で、もう割り切って。基本的には放映済みの絵をダイジェストでつづっているわけなんです
けど、少し欲を言えば、例えばインタビューとか、オリジナルのホークスの映像があると、
より魅力的になるんじゃないかなと、そんな感じがします。以上です。
(安永委員長) ありがとうございました。それでは、次は古賀さん。
(古賀委員) 今、地域密着型という言葉をよく使いますけれども、それのスポーツ番組とし
て私は面白かったなと思いました。特に「十番勝負」のところが視聴者参加型で、より
密着型という部分をクローズアップしていて、割と面白かったと感じました。
それから、二つ目はテンポがよくて退屈しないで見れたこと。前の「スポスタ」は時々
見ていたんですけれども、そのときは何か若菜さんの発言がすごく耳障りで、嫌なところが
あったんですけど、今回は何かさわやかさが逆に残るような感じで見れました。
あとは、最初に見られる方は、ちょっと流れがわからないと思うんですよ。だから、今週
のベースボール、サッカー、それから「十番勝負」とすぐわかるようにテロップを流す
なり、ボードに書くなりした方が見る側にとっては、親切かなというふうに思いました。
それから、もう一つ、若菜さんが打撃とか、エラーに関して解説するときに、原因をパネ
ルか何かに書いて目に見える形で指摘する方が、少しは最後にあったんですけれども、理解
しやすいのかなと感じました。
それと、若菜さんに今後「ここをポイントに見てほしい」というようなアドバイスをいた
だけると、視聴者も見どころがわかり、また違った野球の見方ができるのかなというふうに
思いました。
- 12 -
最後に、最初の部分のバックの音楽がすごく耳障りというか、大きかったんですよね。だ
から、少しボリュームを下げてほしかったですね。生中継だから、店内のざわつきがあった
からかなと思いましたけど、ちょっと音楽が大きいように感じました。以上です。
(安永委員長) バックの音楽については、どうでしょうか。
(渡辺報道スポーツ部長) ちょっと音量も高かったようですけど、にぎやかというか、ちょ
っと激しい曲だったので、そういう感じを持たれたのかなと思います。
(安永委員長) それでは、久保さん。
(久保副委員長) 午後6時半からこの番組を見るとして、デーゲームでその日の試合は終わ
っとるんですよね。だから、気になるのは今日勝ったか、負けたか。それを一番先に見たい
なと、ずっと待っていましたが、最後の方7時前になって今日の結果がポッと出るんですよ
ね。今日の結果を最初に言ってその後、1週間を振り返ってというふうにした方がいいのか
なと思いました。
それから「炎の十番勝負」で、高校に女子のボクサーがおるというのを初めて知りました。
紹介したのはよかったんですが、高校の部活ですからね、やっぱり相当厳しい練習をしよる
んですよね。そこにコンちゃんが入っていってボクシングをするというのは、非常に違和感
を抱きましたですね。例えば、高校男子の全国レベルのボクシングというのは、
フットワークもすごく、パンチ力もあるんですよね。そこに全くの素人が行って、あんな
格好で面白半分にふざけながらやったというのは、私はスポーツを少し侮辱しとるんじゃな
いかという感じで見たんですよね。部活というのは、あんなもんじゃないと思うんです
よ。まだもっと、物すごく厳しい練習をして、やっとの思いで県大会で勝って、全国レベル
ですよね。だから、ここだけバラエティーかなという感じが非常にしました。
フットワークが物すごく、ちょっとかじった人にはついていけないんですよね、3分とい
うのは、ハアハアハアハアハアとなりますよ、普通の人だったら。だから、この番組は1分
で終わられとったみたいですし、ギアもはめとるから、あの程度で終わったんでしょうが、
ボクシングは非常に過激なスポーツですから、「十番勝負」といって、高校の全国レベルの
ボクシング選手とやるというのは、ちょっと素人としては危険性があるんじゃないかなとい
うふうに感じましたですね。
それから、もう一つ、プロ野球のドラフト会議で、だれが1位になった、だれが2位に指
- 13 -
名されたというのは、非常に放送するんですよね。ところが、その後というのは、ほとんど
どこの新聞社もテレビも追っかけないんですよね。今度、田中というのがドラフト1位で楽
天に入った。彼は活躍しよる。ホークスの1位の人は、今はどうしとる。去年の1位は、一
昨年の1位は・・・。そういう選手を追っかけていったら、非常に面白いだろうと思いますね。
鳴り物入りで入団しても、プロというのは試合に出ないままに卒業していってしまった選手
も、相当おるんだろうと思うんですね。そういう人たちを追っかけて取材したら、いい番組
ができるんじゃないかなと思います。
プロ野球、私好きなんですよね。ドラフト1位とか、2位とかというのは大体、記憶に残
っとるんですよね。ホークスの山村ですかね、当時中日の星野さんがわざわざあいさつに行
って「おれのところに、ぜひ来てくれ」と口説いたくらいの選手ですよね。彼は入った後、
鳴かず飛ばずでしたね。やっとこの前、少し活躍しましたけれども、ああいう人たちがどう
いう練習をして、どういう故障をしてどう克服し、復帰したのかをちょっと取り上げてみた
ら面白いかなというふうに思いました。以上でございます。
(安永委員長) コンバット氏は、体育会系ですか、じゃないんですか。何かスポーツがで
きるんですか。
(渡辺スポーツ部長) 基本的にスポーツは万能ですね、彼は。
確かに「十番勝負」は久保副委員長が仰るような見られ方もする部分だと思っております。
わずか1分でも「これだけしんどいんだよ」というリアリティーが伝わるようには出したつ
もりなんですけど、いろんな見られ方がありますよね。
(久保副委員長) ボディーはたたかれず、もう顔だけやったですけど、ボディーを攻められ
たらもうフッと言います。高校生だったら、相当なパンチ力だろうと思うんですね。
(安永委員長) それでは、礒山さん。
(礒山委員) 私も久保副委員長が言われたように、コンバットさんがボクシングをするとこ
ろに非常に違和感を持ったし、中途半端なんですね。
全体を見て感じたのは、スタジオの外に出て生放送ということですが、この2つの特徴が
全然出てない番組だなということ、今までスタジオでやったのと全く変わらないということ
ですね。これから、先ほど渡辺さんが仰ったように、いろいろ工夫もされていくんだろうと
思いますけれども、せっかくリニューアルされたのに、どれだけリニューアル感が出ている
- 14 -
のかなと、ちょっと疑問に思いました。
でも、特に若菜さんのコメントなんか、非常によかったと思うんです。先ほど久保委員も
仰ったように、最初に結果見て我々はいい場面を何度も見たくなるもんですから、ああいう
点数が入るところも、もう少し見せてもらうとか、新人選手の2軍での練習風景とかを少し
紹介していただいた方がいいんじゃないかと思っています。サッカーとプロ野球を中心に、
冬場はラグビーもありますし、福岡はトップリーグに3チームが所属していますので、ぜひ
そういったスポーツも取り上げたらいいんじゃないかと思いますね。
あと、バックの音楽の音が大きくて、ノイジーで耳に入りにくい、皆さんのしゃべりがで
すね。局のアナウンサーの方もよく早くしゃべりますし、コンバットさんも早いし、若菜さ
んが割と普通のテンポでしゃべるのですが、少し全体が聞き取りにくいやりとりになってい
るのかなという感じが、ちょっとしました。その辺は、私が年とっているせいかもしれませ
んけれども・・・。私の意見はこんな感じです。
(安永委員長) 伊豆さん。
(伊豆委員) 多分、スポンサーのいろんなことで、仕方がないんでしょうけれども、映像的
にキャスターの後ろが抜いてあるのは、通行人や見物人がいてライブ感が出るという演出だ
と思うんですが、見ていてちょっとうるさいかなという感じがしました。番組の最後
に、出演者の皆さんが見ている人と一緒に手を振っている映像が出ていますが、あのぐらい
でもいいのかなと思いました。
あと、
生放送で来場者と絡むのは結構、リスクが高いので私がもし制作側の人間であれば、
それは避けたいなあ。今は放送禁止用語とか、さまざまな問題があって計算できない人たち
と絡むというのは結構、厳しいかなという思いがありますから、私としては発言し
ていただくのは、計算できる人たちにした方がよりいいんじゃないかなというふうに思いま
した。
ただ、一つだけ気になったのは3人が座るには、あまりにテーブルが小さいんじゃないか
ということです。映像的にあの近づきでワンショットに入るというのが、あのテーブルの大
きさであり、仕方ないのかなと思いましたけれども、若菜さんが大きいせいもあって非常に
窮屈な感じがするから、もうちょっと大きくてもいいのかな。
あと、投球シーンになると、必ずタマホームの広告が映りますよね。タマホームが福岡ド
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ームと契約してあの広告を出しているんでしょうが、中継するときにタマホームが入るよう
に要求されているのかなという感じがすごくして、その広告主としては福岡ドームと契約し
た方がテレビ局と契約するよりもいいという気がします。ちょっとそういう感想を持ちまし
た。以上です。
(礒山委員) ちなみに、あれは東京ドームでございます。
(伊豆委員) 東京ドームですか。東京ドームでも出しているんですね。
(礒山委員) はい。あそこにも出しているし、札幌にも出しているんです。
(伊豆委員) だから、そうやって各ドームと契約している方が・・・。
(安永委員長) それは、ヤンキースタジアムに読売新聞が出しているのと一緒ですよ。あれ、
日本人はだれも見てないんだけど、テレビに出るから出しているわけでね。やっぱりすごい
大きな効果じゃないでしょうかね。
(伊豆委員) 試合を中継する放送局にとって、必ずしも歓迎すべき事象なのかなという感じ
がちょっとして。
(安永委員長) 今、特にカメラのアングルは、センターからピッチャーとキャッチャーをと
らえている。そのキャッチャーの後ろの広告が物すごく大きい意味がありますもんね。もう
ずっと映っているわけだからですね。僕もそれは伊豆さんと同じ意見で。
(礒山委員) スポンサーが例えば、積水でもタマホームでも消したりしないんですが、今海
外の映像では、よく消していますよね、いろんなものをね。
(深瀬編成局長) 日本ではやっていませんね。だから、テレビに映る角度のところは、広告
料金が高いですもんね、やっぱり。
(安永委員長) 私も大変楽しく、面白く見せていただいたんですけど、欲を言えば、もう
ホークスに特化してもいい、もうアビスパは要らんですよ(笑い)、言っては悪いけど。福
岡市もアビスパを支援していますから、そういうことを言っちゃいけないんだけど、どうし
ても出すなら、リトバルスキー監督になって戦法が変わっていますよね、非常に。パスを短
くつないで、攻撃的なサッカーに変身しようとしているので、その辺の成果とかを割と高度
な立場で観察してもらうといいですね。
それから、若菜さんの解説には非常に感心する部分があります。最近のホークスの不振ぶ
りは王者らしい戦いをしようと、そういう何かおごり、おごりとは言わないけれども、何か
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もったいぶったような戦い方に起因するのではないか。それが、やっぱりどうも見えるんで
すよね。もう負けてはいかんという、ああいう必死さが足りないと、僕は思っているんです
ね、今年のホークスは。王者でございます、という構えをしていて、何か気迫が感じられな
いし、その辺は若菜さんと僕はちょっと意見が違うので、気になったところなんです。
あと、どうしてもホークス以外に入れるとすれば、最近ちょっと話題になっている美人の
女子ゴルファーがいるじゃないですか。この前、優勝し損なった彼女かな。
(渡辺スポーツ部長) 辻村明須香。
(安永委員長) ああいう人なんかをちょっと取り上げてみるとかですね。
「十番勝負」なら、
見る方がかなりどっこいどっこい、いい勝負だなって感じるようなレベルのボクシングをし
てもらいたいと思いますね。そうじゃなければ、ちびっ子記者の方がはるかに面白いと僕は
思っています。ちびっ子記者がホークスのスター選手にインタビューするなんてすごく面白
い、続けて何かされるならそっちの方がいいなという感じが致します。
いずれにしても久保副委員長が仰ったように、昼間の試合だったらまず一番に結果が知り
たい。どこかの局で中継をやっていれば、土曜日なので午後から見ているんですけど、何も
中継がない場合がありますからそのときは、やっぱり結果は最初に知りたいという感
じはありますね。以上ですね。
ムネリンの予想は違っていましたね。ムネリン、昨日でしたか、再検査して当分だめで
しょう。あと1ヵ月ぐらいだめだと言っていますもんね。やっぱりムネリンがいないと随分、
違いますもんね。何となく締まりがないというか。番組批評じゃなくて、ホークス批評にな
っちゃいました。すみません。
ほかにございませんか、何か。
(久保副委員長) この前ですね、たまたまロータリーの地区大会がありまして、豊田泰光さ
んの話を聞いたんですよ。豊田さんが言っていたのは、西鉄ライオンズの黄金時代に三連覇
したとき、選手同士がかばい合う気持ちというのは、チームの中には全くありませんでした、
と。エラーしたり三振したりしたら、シラッとしてもう刺すような視線でした、と。それが
豊田さんはその後、国鉄、今のヤクルトに移ったですよね。そうしたら、もう本当、みんな
かばい合いで「大丈夫、大丈夫。三振したって次があるから」とそんな話。「このチームは
だめだな」と思ったらしいです。だから今、委員長が言われたように王者の試合と言っても
まず、勝つためにはどうせにゃいかんか、ですよね。そういう見えぬ油断というのがあるの
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かもしれません。豊田さんの話を聞いて、そう思ったんですけどね。
(牧 社長) うちの開幕試合のときに王さんに会ったんですよ。そうしたらね、いや、逆で
すよ、王さんが言われたのは。王者どころじゃない。むしろ、楽天なんかが非常に戦力が接
近してきている。だから、非常に危機感を持っていますよ、と。
(安永委員長) ソフトバンクは三連敗。僕はもう、挑戦者になってもおかしくないぐらいの
レベルになっていると思いますよ。
(牧 社長) どうもありがとうございました。
(安永委員長) 脱線致しましたけれども、それでは時間になりましたので、本日の番組審議
会を終わりたいと思います。何かございますか、事務局の方から。
(小曽我放送審議室長) 来月の開催は、木曜日じゃありません。5月 23 日、水曜日になって
おります。ご確認いただきたいと思います。
(安永委員長) それでは、お疲れさまでした。どうもありがとうございました。(了)
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