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ロボット支援子宮頚癌手術について

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ロボット支援子宮頚癌手術について
資料 8
ロボット支援子宮頚癌手術について
島根大学産婦人科
京 哲
産婦人科領域におけるロボット手術の現状
✓保険適用手術は未だにない。
✓一部の大学病院で臨床研究として手術が開始されている。
良性疾患(子宮筋腫など)
悪性疾患(子宮頸癌、子宮体癌)
✓子宮頚癌手術が先進医療として認可された(H28.6月)
2種類の子宮癌
卵管
子宮体癌
卵巣
子宮頸癌
腟
子宮頸部
子宮全摘術
単純子宮全摘術 〈筋腫など〉
広汎子宮全摘術 〈頸癌〉
傍子宮組織
腟の上部
広汎子宮全摘術の問題点
リンパ節摘出
リンパ嚢胞
リンパ浮腫
複雑な血管
出血量増大
膀胱に行く神経
QOL低下
摘出範囲
膀胱機能麻痺
ロボット支援下広汎子宮全摘術のメリット
腹部の傷の
大幅な縮小
拡大視野での超精密操作
リンパ浮腫
軽減
早期離床
出血量減少
輸血の回避
早期退院
QOLの大幅な向上
ハイレベルな
神経温存
排尿機能維持
ロボット支援下広汎子宮全摘術
子宮頸癌IB期
(執刀 京)
当科の先進医療への取り組み
ロボット支援下広汎子宮全摘術
先進医療B 施設認定 (H28年8月より認可)
(東京医大、京都大学、近畿大学、島根大学)
腹腔鏡下広汎子宮全摘術
先進医療A 施設認定 (H27.10/1より)
(島根大学を含む全国で30施設)
腹腔鏡かロボットか?
✓多関節機能のあるロボットアームは明らかに使いやすい。
✓座って出来るので、肉体的には楽。
✓ロボットはより拡大視野が得られる。
✓手振れがないロボット操作に安心感。
✓アーム交換の時間のロスが大きい。
✓触覚が無いので神経、尿管、血管の把持に注意。
✓オペレーターの孤独感は実感。
島根県民に最先端の子宮頚癌手術を!
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