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(JAMSNET)定例会議 <議事録> 日時:2016 年 8 月 31 日

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(JAMSNET)定例会議 <議事録> 日時:2016 年 8 月 31 日
第 42 回 邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)定例会議
<議事録>
日時:2016 年 8 月 31 日(水) 16 時 00 分〜18 時 00 分
会場:ニューヨーク日系人会 49 West 45th Street, 11th Floor, New York, NY 10036
参加者
1)
JAMSNET メンバー (13 団体)
頼廣陽子 藤谷裕子 (Apple Time);高和子 (APICHA Community Health Center);秋山祥子 (オルタナティ
ブヘア ARAMA!);ノーラ・コーリ ( Care the World);安田龍雄 (CJCAT);高橋芳子 (HEIAN NYC);中曜子
(JASSI);森真佐子(Japan Education Center, Japanese Educational Institute of NY);本間俊一、加納良雄
(Japanese Medical Society of America);永尾香織 セリーナ優子マルカニ (New York Asian Women’s Center);
カオル・ロビンズ (NR-JACNet);ブロディー愛子 (SHARE);安田龍雄 (Origami Therapy Association)
2)
JAMSNET アドバイザー
NY 日系人会/邦人・日系人高齢者問題協議会 :野田美知代
NY 市保健精神衛生局:坂神けい子
3)
後援
JAMSNET 理事/在 NY 総領事館:石塚勇人、桐畑美香
JAMSNET 理事/ITO EN (North America) INC: 田代奈保美
4)
オブザーバー
勝田友博、 西塔民子
5)
委任・欠席 (12 団体)
Heart to Heart、 JB Line、 NY Sukusuku-Kai、 Sanctuary for Families、Hamilton Madison House、Japanese
Clinic、 BC Network、 Sujata、NY de Volunteer、YM Network、Japanese Association of Greater Philadelphia、
Nichi Bei Care
出席総数 22 名。なお、議決はオブザーバーを除く当日の出席団体代表の 1 名のみで行い、欠席者は参加者に委
任したものとみなした。
.
1)
議事次第(司会進行:本間、書記:CJCAT 安田/㈹田代)
冒頭挨拶
① 本間代表から
JAMSNET ワールドの成功に謝辞を述べられた。特に総領事館の協力によりワールド会議と、盛大なレセプション
を行うことができたと感謝された。サクラ・ヘルスウィークと、シニアマンスは、日系人会の野田さんがいない
とこのような企画は出来なかった。JAMSNET は手伝うというかたちでヘルスウィークに参加している。今回の定
例会議も会議場を日系人会からお貸し頂いた。日系人会の協力に感謝を述べられた。
② 石塚領事部長から
10 月 1 日(土)にライオンズクラブと共同で開催予定の「ニューヨーク邦人安全対策」の講義で、総領事館か
ら自身と警視庁から出向の村野領事がお話をさせていただくと述べられた。主として一般治安にフォーカスして
いる。日系人会主催のシニアマンス・イベントの一環ですので、個人の希望者が参加可能です 。10 月 6 日(木)
に予定している「安全対策セミナー」で、対テロ対策をメインに扱う予定です。在ニューヨークの企業・団体を
対象にしており、加えて海外安全対策連絡協議会(海安協)のメンバー団体にも参加していただくこととなって
おります。その観点から JAMSNET も海安協のメンバーとして代表の方に参加をお願いしたいという趣旨でご案内
します。(参加者は原則 1 団体 1 名)。正式な案内につきましては、当館担当から後日ご連絡する予定です。
ジャムズネットの活動報告:
2) ジャムズネットの活動報告
① サクラ・ヘルス・ウィークとシニアマンス(本間、野田、田代)
サクラ・ヘルス・ウイークは参加 55 団体によるプログラムに延べ1663名参加。 シニアマンスは申
し込み受付開始。今年で 10 回目を迎える。チラシは作成済み。9 月 8 日から 10 月 8 日の期間に開催。各
参加団体が広報活動をし参加人員を確保してほしい。
② 第 3 回 JAMSNET World Meeting の報告(本間、坂神)
アジア、東京、イギリスなどからの参加があり成功裏に終わる。来年度は東京で 11 月に開催予定。ドイ
ツの代表柏原さんから馬場先生に交代。既に活発に活動されている。イギリスやオーストラリアからの
参加も可能性が出てきている。
③ JAMSNET 東京による被災地支援事業のサポート要請(本間、加納、小林)
鈴木満先生より申請があり理事の承認済みである。申請書等、IRS の方式に合うよう調整を行う。約 3,000
ドルの支援予定。米国でトラウマケアとして成果の出ているクリエイティブアーツ・セラピーの日本で
の利用がこれから期待できる。
④ WIT のプログラムの報告(坂神)
JAMSNET から$500 の支援授与。World in Tohoku(WIT) のプログラムに1週間参加しました。WIT は東北
震災後に設立された社会企業を応援する NPO で、今年は米国から違うバックグラウンドを持つ 10 名のア
ドバイザーを選びました。WIT により選ばれた 8 つの社会企業を訪問しその社会企業家とのグループワー
クのなかで連携体制、NPO 間の協力、海外進出のお手伝いなどについて議論しました。8 つの社会団体に
はユニークな団体もありましたが、なかでも「きずなメール」は海外でもすぐに使えるとおもいました。
弧(子)育てが問題となっている現状から、メールで妊婦や子育て中の母親を支援するというものです。
国内ではすでに 30 以上の自治体が登録しています。NY でもまず邦人向けに実施できればと考えています。
代表の大島氏はすでに JAMSNET TOKYO の会員になりました。すくすく会にも協力を依頼しています。
⑤ Website の報告(田代)アップデートの報告
⑥ Dance De Laugh 休会報告(本間)皆さんから残念に思う。高橋秀樹さんは東京 JAMSNET のメンバーで活
躍されるとのこと。
⑦ 各団体からの報告(日米カウンセリングと、Sujata は欠席のため代読)
Apple Time (アップルタイム)
現在 63 家族が参加、発足して 5 年目となる。JCOP の支援を受け、月
1 回親睦会や勉強会を企画している。補習校の保護者に対しても障がい児の理解に向け活動を行っている。
家族が集まれる場所を見つけるのが難しいとの報告。
APICHA Community Health Center 約 200 人の日本人の患者が受診している。HIV の予防の為、プロ
グラムを行っている。PrEP-Pre-Exposure と、PEP-Post-Exposure のワクチンについて説明。
オルタナティブケア ARAMA! 現在、(秋山、藤井、綱澤)3 名で活動 。藤井さんの自宅で 日本人親子
の集まりの場を作っている。ヨガや料理教室を開催。NY de Volunteer の Spa Day の活動にもアラマで参
加 。シニアマンスには例年足裏マッサージで協力している。
Care the World(ケア・ワールド) 海外の幼稚園について、Group With と対談を行った。フィリピン
の現地の産院や幼稚園を視察、アルジェリアの出産・子育てについて調査を行った。治安の悪い地域で、
現地での日本人の出産は殆どなかったと報告。海外で生活する家族の為の、カウンセリング等を行って
いる。
Hamilton-Madison House, Japanese Clinic (日米カウンセリングセンター)
最近では、アメリカ
に長く滞在している高齢者の患者さんが増えています。さらに JASSI のサポートにより、メンタルヘル
スの治療が必要な学生がオバマケアに加入して、センターに掛かられるケースが増えています。
HEIAN NYC(平安*華麗に加齢*) シニアマンスに 2 日間、認知症と転倒予防をテーマに企画している。
ヘルスウィークには、医師のレクチャーの希望を多く受けた。(本間)JMSA で今後レクチャーに関して考
えます。
Japanese American Social Service Inc (JASSI)(日米ソーシャルサービス) 高齢者やペアレントの
孤立について JASSI でも問題だと考える。高齢者を対象にした茶和会は好評。高齢者、特に男性の孤立
が多くみられる。健康保険の相談、特にオバマケアの相談が多く見られる。
Japan Education Center, Japanese Educational Institute of NY(ニューヨーク日本人教育審議会、
教育文化交流センター・教育相談室) 通常業務としてクリニカルサイコロジストやスクールサイコロ
ジストが発達障害や心の病気などがある邦人児童と保護者を対象に面接相談や無料電話相談を行ってい
る。日米、その他の国からも電話を受けている。最近は 9 月からの新学年開始に伴い、不安の高まりや
ストレス症状に関する相談が増えている。10 月・11 月には通常、現地校での学校不適応に関する相談も
増え、必要に応じ学校訪問も行う。日本人学校や補習校で子どもの心のケアや発達障害に関する研修会
も行っている。
New York Asian Women’s Center Wellness プログラムの強化を行っている。ヨガや耳の鍼灸、アート
などをとりいれたセラピーを被害者サバイバーの方に提供。被害者同士の憩いの場所も提供。 青少
年の被害者にも Creative Art の 面から支援は大変有効。
NR-JACNet(ノードフ・ロビンズ日米コミュニケーションネットワーク) 幼稚園に出向き、ミュージッ
クセラピーを行いながら、障がいの早期発見の活動を行う。シニアマンスでは、CJCAT と共同でミュージ
ッキングをブロンクスで行う。ブロンクスは地域的に、Upstate から参加される方と、貧困層の方にも広
く参加いただけるので有効。
Sujata
夏休みということもあり、現在は動きがありません。秋には企画を計画予定。
乳がん・卵巣がん患者支援団体(SHARE)日本語プログラム
Pink & Tale セミナーを行う。アウトリ
ーチも行うので興味のある方はお知らせ下さい。他団体と共同で行うセミナーはセルフケアーに時間が
取れないような層の方にも参加いただけるので大変有効。キモセラピーの同行や簡単な通訳等の支援を
行っている。着任仕立ての駐在員の家庭で会社に言いにくいなど、会社や家族の支援を受けにくい患者
もいる。細やかな支援を目指したい。
NY 日系人会 シニアマンスの開催に向け、非常に多忙。行事の企画に取り組んでいる。コミュニティー
の中で、コミュニティーセンターのような役割を目指す。親子の遊びに会場を解放予定。(本間)Apple
Time の活動にも是非活用させていただきたい。
3) 遠方支援の報告(本間、森、小林)
(森)2011 年からこれまで継続的に訪れてきた新地高校への支援を、新しく仙台の大学と連携して行う予定。
来年 2 月から開始する「支援者支援プログラム」を計画中。その準備のため 11 月に有志メンバーが仙台・福島
を訪れる。メンタルヘルス・ネットワークは 10 年目を迎え、その歴史や活動、役割を記述した自身の記事がJ
AMSNET東京のメルマガに掲載された。JAMSNETのサイトにも掲載。JAMSNET東京でもメンタ
ルヘルス・ネットワークの立ち上げの準備が進められている。記事にも書いたが今後はメンタルヘルスネットワ
ークの活動の中に、日本の次世代のメンタルヘルス職の専門性育成を支援する活動も加えて行きたい。
(小林)シンガポールでの福島県広野町の児童へのアート保養支援参加の報告
4) その他
① 勝田医師の活動 CHOP Vaccine Education Center の Q&A シート日本語訳の紹介協力(本間、田代) 米
国日本人医師会の大石先生からの紹介でフィラデルフィアのこども病院に留学中の小児科医。ワクチン
専門で日本語盤を作成したものを JAMSNET や領事館のサイトに掲載等の協力要請。他団体の協力要請を
仰がれる。
② 西塔民子医師から協力要請(西塔)
8 月より、Holy Name Medical Center, Asian Health Services でボランティアとして活動。Teaneck に
ある Holy Name Medical Center は、病床数 361 床、33 科以上の専門診療科を有する、Hackensack Medical
Center(900 床)・Valley Hospital(451 床)・Englewood Hospital(275 床)に並ぶ、Bergen County の中核
病院のひとつです。2008 年に Korean Medical Program を立ち上げ、現在、85 人の Korean American
Physicians・Specialists との連携があり、通訳・韓国入院食の提供・韓国 TV 新聞の提供・韓国人ドラ
イバーによる送迎、乳癌・HBV・糖尿病・メンタルヘルスなどの無料スクリーニング・啓蒙活動などを行
い、年間 45000 人の韓国人に対し、質の高い医療サービスを提供しています。昨年、Chinese/Filipino
Medical Program も開始し、Asian Health Service として、今後日本人向けのサービスも開始したいと
考えています。これほどの規模の韓国人向けの医療サービスを成功させたのは、全米でも Holyn Name が
初めてということで、メディアでも多く取り上げられるようになり、最近では Holy Name をモデルとし
て、Englewood Hospital でも類似したサービスを開始したり、カリフォルニアやシカゴの病院からも視
察が来ています。Bergen county の日本人数は約 6000 人と、韓国人の 1/10 以下ですが、日本人医師との
連携と日系コミュニティへの宣伝活動ができれば、同様の医療サービスが可能と考えています。アメリ
カで医療を受けることに困難を感じているアジア人をサポートし、より質の高い医療サービス提供の拡
大を目指しています。(本間)JAMSNET のメーリングリストに参加してはどうか?
第 36 回理事会:10/27/2016(木)
書記: (Arama!)
第 43 回定例会議:11 月中旬 日程未定 書記:(Arama!)
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