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首棚の核合憲論

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首棚の核合憲論
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!
,
い
編集部
久留米市天神町239
電話②8532
編集・発行入
鳥栖市轟木町1384の1
﹃吾々は、ただ吾々の感覚を感覚する﹄とマッハ。これをひらたくいう
と﹃吾あるが故に物あり﹄ということになる。ところで、佐藤首相の議会
答弁が、だんだん、マッハの孫弟子位に調子づいてきた。 ﹃核保有も、防
御用に使うのは憲法違反ではない﹄と、今期の議会で断言した。大した確
信であると、びっくりしたのだが、この頃は奇妙な問題ばかり起こってい
るのである。
食糧庁は今年も新しく米穀通帳をつくって全国の家庭に配布するそうだ
﹃米の生産量が落ちなければ、あと二、三年のうちに日本中の農協倉庫は
米だらけでいっぱいになる﹄と宮脇全国農協中央会長が心配しているほど
米があまって困っているどきだから、米穀通帳の必要は全くないのであ
る。にもかかわらず、たとえ金額は二千四百万円にしても国民から取り立
てた税金を、不用のものに乱費してもらいたくない。しかし、食管法八条
に﹃農林大臣は米の配給を受ける者には通帳を発行する﹄とあり、この規
定がある以上通帳発行を申止するわけにゆかないという。実情にまったく
即しない法律のためにムダを承知の上でやっている。お役入にとり、規則
というものは、それほど動かすことのできないものである
らしい。で、あるなら、国家の組織、構成、作用などのも
とをきめた憲法は、・人民の生存を規制した国民生活最高の
よりどころだからもっと尊重しなければならぬ。
憲法第二 章 第 九 条 。
﹃1国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力
の行使は、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを
放棄する。②前の目的を達するため、陸海空卑その他の戦
力は、こ れ を 保 持 し な い 。
この戦争放衆の宣言は、弼界に比類のない底徹的平和宣
言で、この憲法の恩恵によって日本は、いま、昭和元禄を
謳歌していられる。不用の法であっても、ある以上守らね
ばならぬといってムダな米穀通帳をつくるほどの佐藤内
が
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国
の
基
本
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る
憲
法
に
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し 閣
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兵 の
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蛎
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盟 は 、 攻 撃 だ け のも
御用ではない。侵暑されてから核爆の使用は不可能だから 、
である。先攻すれば侵暑、どんなに考えても防御用の核な 〃
な
い
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は
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ど あ り得
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国
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と 言 っ て も 、 第 二 次 鰯
べきだ﹄と言う者
れ
る 。 が
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か
に
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衛
の
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め
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ら 大戦中の”大東亜
共 栄 圏 ” の構想再来にたいする警戒心が退かないのだ 〃
励
いよいよ﹃吾ある ”
ろう。自己の感覚
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の
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覚
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首
相
は
、
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の 域 に 倒 達 し た よ う だ 。 しか
が故に物あり﹄ し
、
佐
藤
首
相
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心
論
は
、
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騙
権
力
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に
あ
っ
て
、
ワ
ン
マ
ン
ぶ
り を 発 揮 し て 、 世 の 中 μ
説の主張ではなく 、 擢
を唱い考えで見て、悦に入ってる者が当然はまり込む弊害に落ち入ってい
〃
るのである。沖縄の首席選挙の場合も麿前まで彼は、沖縄の大衆は、自分
の意見を支持していると語っていたが、それが破れ、更に名覇市長選にも
敗北したので、傷心していた様子であったのに、議会が始まると景気のよ
.又
、
’
7
ているが、小松コースが出 たと思われる一などの点
はなくなった﹄との茨不県 置をとってある﹄と説明し り、被窃後まだ推力があっ
それに対する移動訓練隊長 来たときは真下に住宅はな を宿回し、 ﹃百里駐車出発
の判断で発進したの飛行途 かった。しかしその後、住 にあたっては、小松基地に
中で雷雲に関する逗絡は百 宅地が西にのびて民家が密 気象状況を何度も問い合わ
里小松のいすれの基地から 集してきたのに、コースは せ、午前十時出発を延期、
百里基地気象幹部の掃示と
、
ちはなかったであろうか。
を得ないでしょう﹄
で小金治氏に賛成した。
ア
運航統制冨話
る。この日も該当する雲は
あるとして、飛行コースか
らはずすように指示してい
させている。−暑−被
以上の資料はほとんど、 あったが、これを避けて誘
西日本新聞、一部分を朝日 湛事故機以外の五機を着陸
福岡市上川端町12青18号
電話大代表⑳2131
’
であると為える。まだどこ
篇曳のこ四望におきがるに
サービスセンター︵福㎎市天神ピル内︶
電話大代表.⑯3031
福岡市渡辺通二丁目一街区82号
九州電力株式会社
にあって推力︵エンジンが
雷機は、被雷後も飛行状態
も想像がつく②は、全く、
臨時着陸したことによって
自衛隊自量の過失である。
この二点か注熊されてさ
’
’ 一
竃 話 ⑭ 7 3 3 5
福岡市警固沖田町9の1
西部瓦期蘇武会拙
と推定。II経二尉が緊急
動いていた︶はあったもの
﹃これだけの大事故を起こ 2
型機のパイロソト・レポ 隊長、柳田三佐が全機に着 脱出前、磯首を海上に向け
﹃そこだ。パイロソトが るとは一﹄と感清の衷、場
悪いと言うんじゃない。命 ができないよう丁だった。
k蒲聯熱套一一⋮
幕副長︶は十五日、事故後
予定コースを変更して、名 た合沢の自衛隊顧墜落事故 えいたら、今回の災厄は起
言屋空港へ着陸してこの便 の原因究明に当たった航空 らなかったのである。
幕僚監部の特別事故訓豪強 それよりもっと、根本的
をキャンセルした。
二月九日、西日本新聞は 員会︵一言員長、緒方景俊空 な間題は自慰隊の教育的剣
このように報道している。
一週間にわたる晶地論賓の かに旧車隊の伝統が残って
全日空は民間会担だから事
故を起こすと、物質的な担 結果を有田防衛庁長官に申 いて、上司の指揮によらね
ば、自己の意思で臨機の処
害と同時に、乗客の舶用を 闘報告した。
失って、会社は経営に重大 これによると①事故の直 置をすることができないよ
な影響を被ることになる。 接原因は被宙によるものと うに、訓練されているので
くした②被災者には誠意を 視して意見を発表した。
もって補償にあたる。事故 金沢中署の特捜本部は、 したがって、日々の運航 断定する②編隊長、小松君 はないかと邪推してみたく
地飛行隊長など上司の連絡 なるほど不可解である。
対策委員会でも、ます補償 十一日も朝から経二尉の任 はきわめて周覧である。
指示には糧則上の、、スはな 危険を克服しようとする
間題に取組むよう指示した 意出頭を求め、年払七時す
小松コース
いが、気象についての判断 為えは必要であるが、それ
現地の人たちの希望は市長 ぎまで事情を聴取した。
を窓口として防衛庁と話合 この日は事故当日の気象 石川空幕監察官は﹃小松 に制さかあった疑いがある によって失われた生命は、
いたいとのことだったので 関係を・面心に調べたが、経 基地にかぎらず、市街地上 ③パイロット脱出後、事故 以府がいかほど金を積んで
いずれ市長が地元の要望を 二尉は①﹃小松方面の三雲 空での旋回はしないよう措 機は約七。。先に墜落してお も取り庚すことはできない
順で作巣を進めるよう指示 るのは記者ばかりではない
した。そして同日午後、防 だろう。
衛庁で記者会見し、①合沢 小松基地司令、永田良平
で事故現場の惨状を見て申 空将補は、防衛庁長官指示
し訳ない気持をいっそう強 の事故対策の順序を全く無
明③事故防止対策の検討の
の事故対策課員会の第二回 いないが、原因の究明は徹
会合に出那して、同委員会 底的に行うと.⋮留った。とこ
の今後の方針として①補償 ろが、小松基地司令の公式
問題の解決②事故原因の究 意見発表も同日である。こ
の二つの発表に矛盾を感じ
有田防衛庁長官は、九日 まとめて来られたときよく 積乱雲は四千崩に成長して 委の申間報告
金沢市の墜落現地の視察を 話合いたい③今回の事故が おり、しかもほとんどス呂
して帰京したあと、防衛庁 落翫によることはほぼ間違 聞なく立ち並んで飛行中の ︻十六日の四日本新聞︼
機に洛宙が予想されるため 二十六入の死傷者を出し
にして離陸したが、名占爆 訓目さが問題になってきたと 地発展に伴う小、4更がなおざ
りにされていたζと。
市上空で機上レーダーで北 報道している。
①は、日空機が名古屋に
陸地方の状況を見たところ 特甥事故調査
このため八時十分発の小松 長の竹富二尉よりも、基地 以上につき判断すると、
行きフレンドシソプ機は気 から名陸を命じた上官の、 根本的誤りは①気象判断の
象を羅号しながら飛ぶこと 柳出飛行隊長の気象判断の 旧さ②小松コースの、市街
﹃しかし、命令ならやむ しながら、パイロソトは、
ートで﹃雲頂三千層を越す 陸を命じたことが十三日明 るなどの処置がとれなかっ
なんの故障もなく御︷事であ 積乱雲が北陸一帯にひろが らかとなり、事故の責任は たかなど、脱出時の状況を
っている﹄との需報あり、 パイロソトの経二尉や編隊 引き続き調ゴする﹄
たというのに一。﹄
飛行隊長室で行われたと報 その夜のNHK、
同社は東京午前八時十分 新聞に求めたのである。
じている︶それでは、ほん 事故発生から八時聞すぎ 発の小松︵金沢︶経由福弁 小松差地指令の公式見解
とのことが調べられる道理 ていますといって、現地か きの定置路線を論ってい 発表以来、新閲の記事も二
行
がない。それにしても悪天 ら被害者の声を放送した。
る。同日早算、大阪から東 転三転、十四日の朝日新閲
候のため民間磯は引き返し 女の入が世14を震わして、 京へ着いた同対ボーイング は、小松基地第二〇五飛行
も経二尉の事精聴取は基地
スラは軽蔑していうスラで 練されているq旧軍隊の伝 接の責任者を早く明確にす
である。
も へ
例のおとぼけ面に怒りを はない。善良な市民でさえ 統によるものかもしれな ることも必要である。この
も へ
際負任の処在を明らかにす
こめて、 ﹃パイロソトは気 というさえを意味するスラ い。
るのが政府の義務と思う。
が変になってるのを基地に である。
全日空運航部
つれもどしたそうで︵新聞 もちろん記者は、戴条件
令した人閻のここ︵頭︶が 用して、自己意識を羨いで で、小松コースの場合は当 とらえる雲の申からレーダ
小金治の表情
いたと考える。指揮をうけ 局の重大な過怠である。
フ出力で雲の反射度を調
十二時〇三分。テレビに どうかしているんだ﹄
スイソチを入れた。KB Cざっとこんな調子だった なければ自分の蘇思で臨機 その最高責任者はもちろ へ、最高60までのメモリの
の処置ができないように訓 ん防衛庁長官であるが、直 なかから30−40の“濃雲”
には雷の発生する危険性も
のアフターヌーンショー。
小金治すら、ただし、この
金沢の自衛隊ジェット機墜落事故について航空自衛 も受けなかった③雷雲申を 旧套依然だった。パイロッ 小松からの”飛行可能”の
隊小松基地司令、永田良平空将補は、九日、 ﹃ジェソ 飛んでいるという認識はな トが、コース以列の地点を 知らせを碓認のうえ同十一
ト機を緊急脱出した経三輝二尉に過失はなかった﹄ かっ売1などの点を供述し 勝手に飛ぶことは、絶対に 時十七分、事故機は第二編
ている。これは上官の指示 禁止されているだろう。
隊の二番として離陸してい
と、航空自衛隊の公式見解を明らかにした。果して過
通りに動いていミえずれば 措置とは、実際問題に即 る。1磐一同基地では
よいという依存心が強く作 応するよう手段を尽すこと 気象レーダー・スコープが
﹁不可能﹂の意義
貯醜謬機墜落と
鳥 居 重 樹
1部30円
一 電 き . ヒ ミ 、 3 ミ ミ ・ ・ ξ 隔 ミ ● ・ ㍉ 馳 蓼 ●ξミミξ竃ミミ・ミミ3.電ミミξ噂ミミミ・・書ミミ・・ミミ亀・ ・ ミ 、 3 8 陶 ミ ミ ・ ミ ミ ; § ・ 、 ゐ
叩 本 社
いところを一席ぶったのである。もちろん、その真意は、沖縄核つき返還
を予定しての答弁であったと考える。
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靴ミ、ミぎミξミーξミー、一、ーミミー・ミミξミξ一・一・一・ーミミ亭一・ミ隔ーミξミー・ミミ・曜
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毎月20日発行
昭和44年2月20日
雪
風
置団
首棚の核合憲論
、
(腱三三蝸)
第53号
(1)
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岬
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耐 一
亨
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