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猫と犬の絵

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猫と犬の絵
﹁糞土師の道はけわしいぞ﹂
ふ
生きる基本は食と糞。
ん
ど
し
食は、他の生き物の命を奪うこと。
しかしそれは生きる権利。
トイレに流せばウンコはゴミだが、
土に返せば生態系の中で命を蘇らせる。
ツヤマグソタケ
(写真・伊沢正名)
イラスト・山口マオ
伊沢正名(いざわ・まさな)
1950年、
茨城県に生まれる。
中学、
高校と進むうちにしだいに人間不信に陥り、
高校中退。
1970年より自然保護運動をはじめる。
1975年から独学でキノコ、
コケ、
変形菌、
カビなどを専門に写真家の道を歩む。
キノコを通して腐って土に還ることの意義を知り、
さらに近所で起きた屎尿処理場建設反対の住民運動に疑問を感じ、
1974年から積極的に野糞をはじめる。
1990年には伊沢流イン
ド式野糞法を確立。
2003年には1000日続けて野糞をする千日行を成就。
2006年に糞土師を名乗り、
糞土研究会設立。
2007∼09年、
「野糞跡掘り返し調査」
を敢行し、
それまで誰も見ようとしなかった、
ウンコが土に還るまでの過程を生々しく記録した。
2014年、
「自然と人間の共生」
を理念とした
「松下幸之助花の万博記念賞」
を受賞。
主な著書・共著書に
『日本の野生植物・コケ』
(平凡社)
『
、きの
こ博士入門』
・
『カビ図鑑』
(全農教)
『
、変形菌ずかん』
(平凡社)
『
、ときめくコケ図鑑』
・
『くう・ねる・のぐそ』
(山と渓谷社)
などがある。
山口マオ(やまぐち・まお)
1958年千葉県千倉町生まれ。
幼い頃から絵を描くことと、
猫が好きな子供だった。
長狭高校美術顧問・本城正先生の姿を見て、
画家
を志す。
東京造形大学絵画科を卒業。
卒業制作で既にマオ猫の元となるネコとおじさんがお面を交換している
「SWAPPING」
、
犬
と猫がサラリーマンを散歩させている
「井戸端会議の図」
など、
自然界での人間の傲りを表現した作品を制作。
その後も直立二足歩
行をしたマオ猫を中心に、
さまざまな表現を続ける。
財津昌樹氏とのトイレで考えるカレンダーは、
環境問題等をテーマに、
10年以
上続けている。
婦人公論での斎藤美奈子さんとのエッセイも、
社会問題をテーマに長く続けている。
人気絵本
「わにわに」
シリーズ
の他、
最近作
「でんしゃごっこ」
「うんこはごちそう」
など意欲作が多い。
東京イラストレーターズソサエティ会員、
海猫堂代表。
シラハマアパートメント
〒295-0103 千葉県南房総市白浜町滝口6734番地2
TEL. 0470-38-4448
至館山
JRバス安房白浜駅
長尾橋
白浜中
至千倉
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カフェはイベント時間以外は通常営業しています。ご利用下さい。
このイベントのお問い合わせは
080-6689-4512(吉良)
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