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東京都 巣鴨・高齢者被害啓発キャンペーン ズームイン!

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東京都 巣鴨・高齢者被害啓発キャンペーン ズームイン!
ズームイン!
ズームイン!
東京都
巣鴨・高齢者被害啓発キャンペーン
消費者被害件数が全国的に減少傾向にある中、こと、高齢者被害に関しては増加の一途をたどっていま
す。政府ではこの事態を重く見て、内閣府・消費者庁をはじめとした 4 省庁が連携、消費者トラブルの
未然防止を目的とした長期キャンペーンを展開する運びとなりました。10 月 1 日、そのスタートを切
るイベントが巣鴨で開かれましたので、レポートします。
この秋、高齢者の消費者トラブル未然防止啓発キャンペ
ーンが実施されます。
これは、消費者庁において原案を取りまとめた「消費者
安心アクションプラン」の事業のうちの一つで、内閣府政
府広報室、消費者庁、警察庁、金融庁が連携して展開、高
齢者の消費者トラブルの未然防止と相談窓口の周知を目的
とするものです。イメージキャラクター「未然奉行」には、
俳優・歌手として幅広い年齢層から支持を得ている松平健
さんを起用、キャンペーン初日の 10 月 1 日には、秋とは
司会者から未然奉行・松平健さんの感想を問われて「もの
すごく素敵です、かっこいい!」と阿南長官。巣鴨のお年
寄りからも賛同の声しきり。啓発効果は抜群です。
思えない陽気の下、
“お年寄りの原宿”東京都・巣鴨でPR
イベントが行われました。
イベントには消費者庁阿南長官も出席、挨拶を述べました。また、松平未然奉行からは「言葉巧みに誘って
勘違いをさせ、大事な老後の資金を引き出させる、そんな人の道にはずれた話を聞きますたびに、心が痛んで
おりました。被害を未然に防ぐようなそんな呼びかけをする役目をいただきまして、大変嬉しく、光栄に思っ
ております。心して、この大役、務めさせていただきたいと思います。」と熱い言葉。
「ご出立を、お願いしま
す!」(阿南長官)「承知つかまつった!」(未然奉行)の掛け合いも見事に息が合っていました。
松平未然奉行から、握手とともに、
「消費者ホットライン」の電話番号の記さ
れた未然奉行の写真入り名刺を手渡されたお年寄りの皆さんには、笑顔の中に
も真剣な眼差しがありました。
テレビスポットCM(15 秒)の他、新聞、ラジオ、ポスターなどで告知を行
います。ポスターは各都道府県の消セン初めとした施設に配付されます。
「消費
者ホットライン」をはじめとした相談窓口の周知と、高齢者を対象とした悪質
商法の手口や被害の実情紹介を通じて、日常生活での心構えを啓発しています。
また、下のウェブページからは「未然かる
た」リーフレットなどをダウンロードする
ことができます。日々の相談業務などにぜひ
お役立てください(22p ご参照)。
颯爽と現れた未然奉行に、会場から
はどよめきが。
「政府広報オンライン『未然奉行』
東京・巣鴨の商店街広場は、松平未然奉行
をひと目見ようと大賑わい。
消費者庁 Now!
http://www.gov-online.go.jp/tokusyu/201209/index.html
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ズームイン!
ズームイン!
全国区 「リスコミ」の 1 年を振り返る
東日本大震災の余波である放射能問題。正確にあるがまま捉えることができたら、過剰な防衛行為や無用
な心労を招かずに済みます。消費者庁が、そうした思いから食の安全と安心を検証するリスクコミュニケ
ーション(以下リスコミ)をスタートさせて 1 年余りが経ちました。消費者庁単独開催、そして自治体と
の共済など様々な形をとりながら全国各地で展開してきたリスコミの成果と課題を、振り返ってみました。
東奔西走。積極的に知見を積む日々
消費者庁では、平成 23 年 5 月の消費者月間での「食品と放射能」
をテーマとしたパネルディスカッションを皮切りに、8 月以降順次、
広く参加者を募ったリスコミを開催しました。反響の大きさを会場
で実感しながら、まずは消費者団体、続いて地方自治体へと開催を
呼びかけ、本格的なスタートを切ったのです。
翌平成 24 年 1 月にはいると、4 月から適用される放射能新基準
値についてを主題とした厚労省と食品安全委員会(以下食委)の連
携によるリスコミがスタート、世間の注目を集めました。消費者庁
担当職員たちも「自分たちのリスコミに役立てよう」と遠隔地での
講演内容を録音して日帰りで持ち帰り、音声を手分けして文章に起こしながら勉強を重ねました。
「新基準値
のポイントは何?」
「何故作ったの?」といった質問に厚労省や食委がどのような切り口で回答するかを学び、
職員同士で情報を共有し、消費者目線のリスコミのあり方ついて模索しました。こうした勉強は、4 月以降厚
労省・食委の 2 府省の取組に、農水省とともに消費者庁が加わったとき、大きな成果として結実しました。
消費者庁は、消費者の目線にたち、司会進行を務めていますが、参加者からの質問をどの省庁に振ればいい
のかの判断や、答弁の漏れがないかの判断、知識不足の質問に対しても核心を理解し、補えるような知見が、
本年度初めにはどの職員にも備わっていたのです。
消費者庁主体、自治体と共催などケースに応じ122
回(11月15日現在)のリスコミを開催。
各地リスコミでの質疑応答例
各地での講師育成が今後の課題
会場からユーストリームで実況中継を行う。ツイッタ
ーをしながら参加して、フォロワーの質問を投げかけて
くる。東京会場と同じ内容の質問が九州会場で寄せられ
「東京ではこう答えていましたよね」という突っ込みが
入る。参加者たちは現代ならではのツールを駆使し、ネ
ットワークを構築し、正確な情報を共有しようとします。
そうした真剣さに対峙しながら、最初の 1 年が経過しま
した。質問内容が不安解消目的から、システムや関係省
庁への改善要望へと変わったことが、食の安全性の浸透
と比例していると言えそうです。一方、まだ不安は残る
との声や、会場に来ることができない方への正確な情報
伝達も課題として残ります。
また、今後さらには保健所、保育所、幼稚園等におけ
る子育て世代向けを対象とした小規模な集会を開催する
とともに、こうした小規模な集会における意見交換の中
心となるべき専門家の育成にも、取り組んでいく予定で
す。
消費者庁 Now!
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Q:内部被爆と外部被爆とでは影響は随分違うのに、なぜ同じ単位で
示されているのか。
A:内部被爆の数値は、子どもと大人の違いや、溜まりやすい臓器の
違いもふまえた数値である。すべてをふまえて最終単位のシーベ
ルトで示している。
Q:普段東京で暮らしている(説明者の)皆さんは、汚染した食品を食
べている家族や子どもがかわいそうだとは思わないか。(中国地
方)
A:一般に流通している食品は基準値内のものであり、安全だと思っ
ています。
Q:保護者から「学校給食に利用する食材について、本県の自主基準
より緩い基準値の隣県の食材を使用しないでほしい」と言われた
が。
A:国の基準値を下回っていれば健康影響はないと考えており、申し
入れに正当性はない。
むしろ、発言者の意図や思いをどれだけ受け止めてあげるかと
いう問題。話し合いの時間を持ったらいかがか。
)
Q:ICRP の 2009 年の論文の内容及びユーリ・バンダジェフスキー医
師の講演内容を(事例として)上げて、今の基準値で子どもに安
心して食べ物を食べさせることができない。リスクの高い食品が
給食?に入ってこないよう水際で止めて欲しい。
A:
(ICRP の論文についての誤解があるのを説明するも平行線)バン
ダジェフスキーさんの論文については、評価のベースにさせてい
ただいたが、やはり元々の線量の想定というのが不十分だったた
め、その考え方については採用しませんでした。無視したわけで
はない。
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