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「今日から実践!食品ロス削減」家庭編
アラカルト 消費者庁 à la carte しょうひしゃちょう あらかると 最新ニュース、耳より情報…… 消費者行政に関わるあれこれを集めたページです。 「消費者安全調査委員会の動き」 ~消費者からの申出事案に対して情報収集を行った中から、事故防止のために参考となる情報をお知らせします~ スライド式自動ドアへの衝突や挟み込みに注意! ★こんな事故が起きています。 自動ドアの事故は小さな子供や高齢者に多く、「駆け <主な事故のパターン> 込み」「立ち止まり」「斜め進入」によるものが半数以 上を占めています。また、子供が自動ドア周辺で遊ん でいて手を引き込まれたり、開いてくるドアに戸袋側 で衝突したりする事故も見られます。 自動ドアの開閉の速さや、開閉するために人や物を 感知するセンサーの反応する範囲等は、設置される場 所に合わせて設定、調整が行われていますが、このよ うな事故を防ぐためには、利用者への注意喚起のほか、 どのような人がどのように通行するのかなどを把握し て継続して適切に管理されることが欠かせません※1。 ※1 一般の自動ドアについては、法定の点検・整備制度はありませんが、安全に自動ドアを使用するためには、 定期的な保守・点検が必要です。保守・点検整備をする技術者の技能水準を認定するものとして、国の職 業技能認定制度である自動ドア施工技能検定試験があります。 ☆事故から身を守るためには? 自動ドアに挟まれたり、ぶつかったりする事故は、 自動ドアが正常に作動していても起きるので注意が必 要です。自動ドア利用時には次のことを心がけましょう。 ・自動ドアは正面から入りましょう(斜めから入ると開閉タイミングが遅れます) ・ドアが完全に開く前や閉じかけたドアに駆け込むのはやめましょう ・高齢者、障害者などで動作がゆっくりの方には周囲の方が付添いましょう ・自動ドアの間で立ち止まらないようにしましょう ・自動ドア付近では絶対に子供を遊ばせないようにしましょう ・自動ドアにもたれかかったり、手を当てたりしないようにしましょう ・携帯電話を使いながらの通行は前方不注意を招きやすいのでやめましょう 消費者安全調査委員会ウェブサイト http://www.caa.go.jp/csic/index.html 消費者安全調査委員会の動きウェブサイト http://www.caa.go.jp/csic/action/pdf/140418ugoki_all.pdf 消費者庁 Now! 20 アラカルト 家庭や宴会での食品ロス削減を呼びかけるチラシを作成しました!『今日から実践!食品ロス削 減:啓発用パンフレット/応用編(平成 27 年 2 月版)』今号では「家庭編」をご紹介します。 このチラシは、食品ロスの削減にご自由にお使いいただけますので、ぜひご活用ください。 http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/loss_ouyou_omote.pdf 郵送のご希望・パンフレットのお問い合わせ先: 消費者政策課 食品ロス担当 電話 03-3507-9261 消費者庁 Now! 21 アラカルト 「消費者庁のキッチン」(料理レシピサイト「クックパッド」) ■消費者庁のキッチン【公式】 http://www.caa.go.jp/adjustments/index_9.html 消費者庁は、消費者の皆様の安全・安心を確保するため、様々な取組を行っています。食品の分野では、 偽装問題や食品安全に関する消費者問題に対して取り組んでいます。その中で、食を楽しみながら食品 アレルギーや食品ロスといった身近な問題に役立つレシピを「クックパッド」に紹介しています。 石川県、石川県生活協同組合連合会が中心となり、消費者庁と共に考えた石川県 【米粉レシピ】 産食材である米粉を使った小麦アレルギー対応(小麦グルテンフリー)の配合粉 のレシピです。 パンケーキ 小麦アレルギーの方も食べられるよう米粉を使ったパンケーキです。小麦粉とは異なったもっちりと した食感が楽しめます。 <材料> (3~4 枚分) ・お米のパンケーキミックス粉(150g) 米粉・・・3/4 カップ(111g) 砂糖・・・大さじ 3(27g) 黒糖・・・大さじ 1(9g) ベーキングパウダー・・・少々(3g) ・卵・・・1 個 ・牛乳または豆乳・・・140ml ・油(焼く時用)・・・適量 <作り方> 1)ボウルに卵と牛乳(または豆乳)を入れて泡立て器で混ぜる。 2)(1)にミックス粉を加えて混ぜる。※粉っぽさが少し残る程度で OK! 3)フライパンを中火で十分に熱して油を薄く引く。 4)熱したフライパンを濡れ布巾に乗せて、少し冷ます。 5)弱火にし、(2)の生地をお玉で適量すくい、フライパンに高めの位置から落とす。 6)3 分ほどしっかり焼いたら裏返して焼く。 7)焼き色がついたらできあがり。 ●コツ・ポイント ・ミックス粉を加えて混ぜるときは、粉っぽさが少し残る程度で OK! 消費者庁 Now! 22 アラカルト 車 座 ふ る さ と ト ー ク in 千 葉 平 成 27 年 4 月 18 日 開 催 松本洋平内閣府大臣政務官は千葉県にて、「地域の連携による高齢者の見守りについて」をテーマ に“車座ふるさとトーク“を行いました。 ◇開催日時:平成 27 年 4 月 18 日(土)14:15~15:15 ◇開催場所:千葉県消費者センター(千葉県船橋市) ◇テーマ:地域の連携による高齢者の見守りについて ◇参加者数:10 名 ◇参加者の主なご意見 • 高齢者の消費生活相談が高齢者人口の伸 びより増加している。電話勧誘、点検商法、 電気通信関係など様々な被害がある。 • 高齢者からは、 投資詐欺と二次被害に関す る相談が多い。各地域において多業種連携 で見守ることが大事であり、既存のネット ワークと連携した取組も重要。 • 高齢者は自分が被害にあっていると気付 きにくく、気付いても家族に言おうとしな いことがある。同じ地域で同じ業者から騙 車 座 ふるさとトークの様 子 される事例もあり、情報が地域で十分に共 有されていない。 • 高齢者に身近な機関と連携した対応が重要であり、医師会、薬局、弁当等の宅配業者の協力の下、 啓発活動を行っている。 • 子ども・孫を装った詐欺や、医療費が還付されるといって通帳等を騙し取ろうとする事案が多い。 高齢者に対する電話による見守り活動、民生委員と連携した訪問活動を行っている。 • 警察、消防、弁護士会、社会福祉協議会、宅配事業者などと連携して高齢者の見守りを行っている。 • 千葉県内で 49 市町村と見守りの連携協定を結んでおり、配達の際の気付きがあれば、関係機関 に通報している。 • 関係機関と連携して高齢者に対する振り込め詐欺等に対応している。 • 社会福祉協議会と連携した災害時の見守りの取組を、日常の見守り活動につなげており、 「消費 者安全確保地域協議会」の設置に向けた議論を始めている。 • 認知症の発症は気付きづらく、自分の家族が認知症であることに気付いていないというケースも 多い。 • 認知症に関する普及啓発活動を実施しているが、ボランティアをやってきた人が高齢化を迎えて おり、次の担い手がいない。有償ボランティアなども必要ではないか。 • 50 歳代、60 歳代の方を地域における活動の担い手としていかに組み込んでいくかが大事。 • 地域で活動している団体にリアルタイムに近い形で情報が伝わる仕組みが重要。 消費者庁 Now! 23 アラカルト 平 成 27 年 度 消 費 者 月 間 の 統 一 テ ー マ は 、 「みんなでつくろう!消費者が主役の社会!!」 消費者庁では、毎年5月を「消費者月間」として、消費者問題 に関する教育・啓発等の事業を集中的に行っています。消費者庁 設立から5年が経過し、その間に消費者を取り巻く環境は大きく 変化しており、それに伴って消費者トラブルや消費者被害の内容 等が変化してきています。今後の消費者政策の推進には、これま での枠組みを超えた取組みが必要です。そこで、多様な主体の連 携・協働が促進され、全国で新たな取り組みが展開することを期 待して、 「みんなでつくろう! 消費者が主役の社会!!」を統一 テーマとしました。 「みんな」とは、消費者、消費者団体のみなら ず、事業者、事業者団体等も含めた社会経済の全ての主体を意味 します。消費者庁では、消費者が主役となって選択・行動できる 社会の形成に向けた取組を支援してまいります。 ●平成 27 年消費者月間事業内容 http://www.caa.go.jp/region/education/2015gekkan/index.html 「消費者志向経営・コンプライアンス経営シンポジウム」を 全国で開催しました!! 企業における消費者志向経営・コンプライアンス経営の 促進を図るため、経済産業省、 (一社)日本経済団体連合会、 日本商工会議所、 (公社)消費者関連専門家会議などの後援 を得て、平成 26 年 10 月から全国 5 か所(札幌、名古屋、 新潟、広島、仙台)でシンポジウムを開催しました。前年 度の東京、大阪、福岡に引き続いて開催したものですが、 今回はサブタイトルを「消費者相談、内部通報・相談にお けるリスク情報を経営にいかす」とし、消費者政策動向説 明(消費者庁)、企業事例発表(3社)、有識者等による基調講演(広島、仙台は国民生活センター松 本理事長)、講演者によるパネルディスカッションを行いました。参加者からは“実践的かつ中身の 濃い内容で、消費者志向経営の重要性が良く理解できた”との声をいただきました。3 月にはこのシ ンポジウムをベースに、神奈川県との共催による「消費者志向経営セミナー~企業の持続的発展は、 顧客満足とリスク管理の徹底から~」を開催しました。シンポジウム、セミナーの概要(講演レジュ メを含む)は消費者庁消費者制度課ウェブサイトに掲載しています。 http://www.caa.go.jp/planning/koueki/shuchi-koho/symposium.html 消費者庁 Now! 24