...

5 危機管理対策(PDF:853KB)

by user

on
Category: Documents
29

views

Report

Comments

Transcript

5 危機管理対策(PDF:853KB)
Ⅴ 危 機 管 理 対 策
危機管理
1.防災訓練
⑴ 目的
水道局では、大規模地震災害を想定した実践的な防災訓練を平成15年度より実施しています。
災害時における初動体制の確立、情報収集・伝達、さらには給水活動や復旧作業に即応できる体制づく
り、併せて災害対策ハンドブックの円滑な運用と職員の防災意識の高揚を図ることを目的としています。
⑵ 主な訓練内容
① 水道局災害対策本部の設置及び運用訓練
② 災害現場との情報収集・伝達に関する訓練
③ 給水車による応急給水訓練
④ 配水管の応急復旧工事訓練
⑶ 過去の訓練実績
日 時
参 加 者
会 場
荷揚町小学校
平成16年1月16日
水道モニター
水道局本庁舎
大分市管工事組合
荷揚町小学校
水道局
合計250名
明野北小学校194名、自治会100名
平成17年1月17日
水道モニター10名
水道局本庁舎
大分市管工事組合5名
明野北小学校
水道局50名
合計359名
平成17年11月20日
水道局
30名
平成18年9月1日
水道局
70名
各自治公民館
地区会場(小中学校)
水道局本庁舎
明野ポンプ所周辺
舞鶴小学校・幼稚園534名
平成20年1月17日
水道モニター35名
水道局本庁舎
大分市管工事組合5名
舞鶴小学校
水道局49名
平成21年1月16日
合計623名
県道大分港線の漏水事故発生のため中止
桃園小学校・幼稚園547名
平成22年1月15日
水道モニター39名、自治会20名
水道局本庁舎
大分市管工事組合4名
桃園小学校
水道局40名
合計650名
鶴崎小学校449名
平成23年1月17日
水道事業経営評価委員7名
水道局本庁舎
自治会15名、大分市管工事組合4名
鶴崎小学校
水道局43名
平成24年3月1日
合計518名
水道局
66名
― 53 ―
水道局本庁舎
自治会21名
平成25年1月17日
平成26年11月25日
平和市民公園多目的広場
大分市学校給食西部共同調理場25名
水道局71名
平成25年11月25日
水道局本庁舎
大分市管工事協同組合3名
合計120名
大分市管工事協同組合6名
水道局65名
西部料金センター
水道局本庁舎
合計71名
西部料金センター
大分市管工事協同組合10名
水道局本庁舎
水道局71名
大分いこいの道
災害支援協力員11名
合計92名
― 54 ―
西部料金センター
2.耐震管、耐震施設の状況
浄水場、配水池等の水道基幹施設については、耐震診断結果に基づき緊急度の高い施設から耐震化に取り
組みます。
配水管等の管路については、新設や老朽管の更新、公共工事に伴う布設替えなどすべての工事において耐
震管を採用し耐震化に取り組んでいます。
耐震化に伴う数値
項 目
浄水施設耐震率
年 度 平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
(%)
1.6
1.6
1.6
1.8
1.9
耐震対策の施されている浄水施設能力 (㎥/日)
3,150
3,150
3,150
3,700
3,700
(㎥/日)
202,625
202,625
202,625
203,175
198,867
(%)
6.7
21.6
22.2
29.8
23.3
耐震対策の施されているポンプ所施設能力(㎥/日)
38,803
124,461
128,354
170,432
134,004
(㎥/日)
575,372
576,778
577,701
572,276
574,065
(%)
61.2
62.9
62.9
63.6
63.6
耐震対策の施されている配水池容量 (㎥)
119,252
122,732
122,862
123,966
123,966
配水池総容量
(㎥)
194,995
195,028
195,441
194,975
194,787
管路の耐震化率
(%)
8.2
9.0
10.0
10.9
11.8
耐震管延長
(㎞)
223.6
247.6
275.2
300.8
327.0
管路総延長
(㎞)
2,724.2
2,741.5
2,751.6
2,757.1
2,770.3
全浄水施設能力
ポンプ所耐震施設率
全ポンプ所能力
配水池耐震施設率
※耐震化が施されている施設とは、L2(レベル2)地震動対応施設です。
レベル2地震動とは、当該施設の設置地点において発生するものと想定される地震動のうち、最大規模の
強さを有するものをいう。
― 55 ―
3.緊急遮断弁設置状況
地震の影響で上水道の管路が破損した場合に、直ちに配水池流出バルブを閉じることにより清浄水の確保
と二次災害を防止することを目的に緊急遮断弁を設置しています。
場 所
運 用 開 始
三芳配水場
平成17年4月1日
横尾配水池
平成20年4月1日
石川配水場
平成21年4月1日
佐賀関配水池
平成23年8月16日
設 置 位 置
遮断弁機構
設定震度
No1配水池流出弁
電 動 復 帰 立 形 ト リ 震度5強
(口径900㎜)
ガーバルブ
(150ガル以上)
No1配水池流出弁
直流電源装置による
震度5強
(口径900㎜)
既設電動弁操作
(150ガル以上)
外槽配水池流出弁
電 動 復 帰 立 形 ト リ 震度5強
(口径900㎜)
ガーバルブ
(150ガル以上)
No2配水池流出管
マークリング型緊急遮断弁
震度5強
(口径400㎜)
(ウェイト式機械直動形) (150ガル以上)
給水方法 三芳配水場 配水場管廊入口横に消火栓 75㎜×2口設置
横尾配水池 No3沈殿池側面に消火栓 75㎜×2口設置
石川配水場 配水場流出弁室入口に消火栓 75㎜×2口設置
佐賀関配水池 配水池内地下式消火栓 75㎜×2口設置
― 56 ―
貯水量㎥
約12,500
約8,400
約13,500
約1,000
Fly UP