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水道料金の基本的考え方
資料3 水道料金の基本的考え方 平成24年9月25日 井手 秀樹 水道料金決定の原則 水道料金金の決定原原則 公正妥当性 適正な原価 健全経営の確保 (地方公営企業法第21条第2項) 2 水道料金算定の仕組 総 括 原 価 (需要家費・固定費・変動費) 原 則 原価の適正な配分 特別措 置 市民生活への配慮 ・ 受益者負担 ・基本料金の軽減 ・個別原価主義 ・逓増料金制の採用 料 金 の 設 定 二部料金制 (基本料金・従量料金 ) 3 料金体系の類型 定額料金制 無差別制 一部料金制 従量料金制 基本料金 二部料金制 部料金制 差別制 ・ 口径別料金、用途別料金、 従量料金 季節別料金 ・ 逓増型(逓減型)料金 等 4 水道事業体の状況 ※逓増度とは ○従量料金の最高単価 が最も安価な使用区分の 10m3使用時の1m3あた り単価の何倍になってい るかを示す指標。 ○逓増度が大きければ 大口使用者にコスト以上 に厚く負担を求める料金 体系であることを表す。 料金体系 口径別 695事業体 用途別 447事業体 その他 141事業体 東京都 口径別 基本水量制 あり なし 東京都 977事業体 306事業体 あり 逓増度 2.2~ 5.3倍(政令市及び都) 東京都 4.16倍 (社)日本水道協会「水道料金表」(平成23年4月1日現在) 5 需要構造の変化と料金体系の在り方 現行料金制度 ・基本料金制 逓増型料金体系 ・逓増型料金体系 節水機器の普及 環境意識の高まり 単身者世帯の増加などによる 単身者世帯の増加などによる 1件当たり使用水量の減少 大口需要の減退など、 水需要構造の変化 適正な受益者負担の 要請 料金体系の見直し 6 料金体系見直しの方向性 生活用水の低廉化に配慮しつつ、受益者負担の 生活用水の低廉化に配慮しつつ 受益者負担の 適正化を図る 大口使用者の過大な需要増を抑制しつつも、小口 使用者への需要シフトに対応した料金体系 ○ ○ ○ ○ 基本水量の廃止(削減) 受益者負担の適正化 生活用水への配慮 従量料金の逓増度の緩和 7 料金体系の見直し(東京都) (料金改定の実施 平成17年1月1日) 主な改正のポイント 基本水量の引き下げ(10m3から5m3へ) 逓 増 度 の 緩 和 8 基本水量制の見直し 水道事業を取り巻く状況の変化 公衆衛生の向上は一定レベルに到達 環境 視 節水 時代 環境重視の節水の時代 基本水量制見直しの必要性 基本水量内使用の節水インセンティブの付与 激変緩和措置 将来的には基本水量制を廃止、当面は5m3に 基本水量 10㎥ → 5㎥ 9 料金改定後の需要動向 (単位:%) 従 従 量 料 金 量 料 金 料金区分 1m 3 ~ 5m 6m 3 ~ 3 10m ((1m 3 につき) き) 11m 3 ~ 21m 3 ~ 31m 3 ~ 51m 3 ~ 101m 3 ~ 201m 3 ~ 1,001m 3 3 20m 3 30m 3 50m 3 100m 3 3 200m 1,000m 1 000m 3 ~ 小計 13 mm 20 mm 3.3 1.3 2.1 -2.3 -5.7 -5.9 -4.7 -7.4 -10.7 0.9 25 mm 一 般 用 30 mm 40 mm 50 mm 75 mm -1.1 -1.1 -1.3 2.9 0.3 -1.1 3.5 3.1 1.6 1.6 100 mm 150 mm 200 mm 250 mm 300 mm~ 公衆浴場用 -8 8.11 -88.00 総合計 -6.3 6.3 -66.33 0.9 10 水道料金の地域格差 一般家庭 般家庭 10m3当たりの料金 単位 : 円 最高料金 長 野 原 町 らうすち ょう 最低料金 (群馬県) 3,412 富 士 河 口 湖 町 (山梨県) 335 羅 臼 町 (北海道) 3,360 赤 穂 市 (兵庫県) 357 池 田 町 (北海道) 3,121 小 山 町 (静岡県) 363 (北海道) 3,060 沼 津 市 (静岡県) 460 (熊本県) 3,045 昭 島 市 (東京都) 504 ましけち ょう 増 毛 町 上 大 天 草 矢 野 地 市 区 東京都 965 最高倍率 10.19倍 倍 (社)日本水道協会 水道料金表」 (社)日本水道協会「水道料金表」 (平成23年4月1日現在) (長野原町 3,412円/富士河口湖町 335円) ※ 口径別料金体系では 13mm、用途別料金体系では「家事用」を適用 11 水道料金格差の要因 事業経営上の諸条件の違い 事業経営 諸条件 違 給水地域における地理的要因 → 水源の種類やその取得条件の違い など 給水地域における歴史的要因 → 水道布設年次、水道建設費の多寡 など 社会的要因 複合的 に作用 → 人口密度、生活様式等による需要構造の違い など 外部不経済的要因 → 水道水源の質的悪化 など 内部組織的な要因 → 経営の効率化 など 12 大規模浄水場更新積立金(東京都) 平成30年代以降に 集中的に施設の更新時期が到来 浄水場の建設年代別施設能力 浄水場の建設年代別施設能力 (万m3/日) 200 施 設 能 力 150 100 大量更新期 先行 大量更新期に先行して 代替施設を整備 高度経済成長期に 整備したものが 全体の約7割 50 0 T9~ T14~ S5~ S10~ S15~ S20~ S25~ S30~ S35~ S40~ S45~ S50~ S55~ S60~ H2~ H19 H26~ H31~ H36~ H41~ H46~ H51~H56~H61~ H66~ ※自主財源として、 500億円を確保 (毎年50億円を積立) 約 1兆円 13 アセットマネジメント手法の活用 補修による機能確保のイメージ 14 高度浄水処理の導入状況 朝霞(二期) 100 100 金町(三期) 三郷(二期) 84.5 80 東村山 朝霞 60 三郷 (%) 40 20 金町 金町 (一期) (二期) (一期) (一期) 35 三園 56.6 40.5 19.5 9.5 4.7 0 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 (年度) 15 高度浄水処理の優位性 高度浄水 A 費用対効果 332億円 施設整備費用 注1 0.19kg/m3 環境負荷 (CO2排出量) 東京都水道局における 水道水1m3あたり排出量 施設整備費用 A/B 998億円 浄水器の設置や水道水 の煮沸などの改善行動 1/3 200,00kg/m3 ペットボトル飲料の製造流通 2,300億円 供給方法 代替案 B 注 注2 1/1050 1兆6,000億円 注3 配管を二重化した場合の施設整備費 配管を 重化した場合の施設整備費 (飲料水のみを高度浄水) 1/7 注1 三郷浄水場高度浄水施設(第二期)事業評価より 注2 財団法人政策科学研究所「容器包装ライフサイクル・アセスメントに係る調査事業」 注3 利根川系の全浄水場における高度浄水施設の整備費用 16 技 術 開 発 検針業務 モバイル検針のイメージ メータ 目 視 電子メータ 検針票 裏面 検針データの取得は、一軒ずつ (注) メ メータに近づいて行う。 タに近 て行う。 無線通信 (特定小電力無線) ハンディターミナル 表面 無線子機 投 函 無線親機 検針は1軒毎にメータを目視 検針は 軒毎にメ タを目視 ハンディーターミナル メータからの水量データを無線受信 タからの水量デ タを無線受信 漏水防止作業 職員の聴覚で漏水を発見 水量データを分析、漏水を発見 17 水道管路耐震継手化10カ年事業 震災時における断水率の想定 (東京湾北部 マグニチュード7.3) 耐震継手の構造 ※出典:「首都直下地震による東京の被害想定」 平成24年4月 東京都防災会議 管路の耐震継手率 22年度(実績) 27% 震災時の復旧日数 22年度(想定) 30日以内 31年度(目標) 48% 31年度(目標) 20日以内 18 一体的事業運営体制 一体的事業運営体制構築の背景 水道事業を取り巻く環境 ○ 社会・経済環境の変化 ・ 少子高齢・人口減少社会の到来 ・ 高度成長期に整備された社会資本の老朽化 ・ 震災対応・環境対策の要請 など ○ 国の規制改革の流れ ・ 公民の役割分担の見直し (民にできることは民に) 行財政改革実行プログラム(平成18年7月策定) ○ 都における公営企業改革への取組 ・ 企画監理部門への経営資源の集中と業務実施部門の外部化 あるべき運営体制の検討 ○ 数々のニーズや課題に的確に対応するとともに、責任を持って安全 で安定した給水を行っていくための体制を検討 平成18年10月、監理団体を活用した「一体的事業運営体制の構築」を方針 決定 19 一体的事業運営体制 一体的事業運営体制の枠組み 基本方針 ・ 水道事業における基幹的業務は、当局と当局所管の東京都監理団体が担う こととし、一体的な事業運営体制を順次構築 ・ 定型的な業務など民間に委ねられる業務は、可能な限り民間事業者に委託 定型的な業務など民間に委ねられる業務は 可能な限り民間事業者に委託 ・ これにより、公共性を確保しつつ、より一層の経営の効率化を図りながら、 将来にわたり 責任を持って安全でおいしい水を安定的に供給 将来にわたり、責任を持って安全でおいしい水を安定的に供給 区 分 内 容 具 体 的 事 例 水道局 (コア業務) 水道事業運営 経営方針や施設整備計画の策定、 の根幹に関わる 水質管理、重要な施設の維持管理、 水質管理 重要な施設の維持管理 業務 広域的な水運用 など 監理団体 (準コア業務) 事業運営上 重要な業務 民間事業者 (定型業務) 民間事業者に委託した業務の監督 指導、総合受付業務、施設の運転 管理 など 定型的な業務を 水道メータ検針業務、請負工事(設 始め、民間委託 備工事、管工事等)など 可能な業務 が可能な業務 コア業務 ・事業運営の根幹に関わる業務 事業運営の根幹に関わる業務 ・水道局が直営で実施 準コア業務 ・事業運営上重要な業務 ・監理団体を活用 水道局 基幹的業務 定型業務 ・民間事業者への委託 監理団体 監督指導 民間事業者 注 役割分担については、社会経済状況の変化等を踏まえ、不断の見直しを行っていく。 ▲各主体が担うべき役割 ▲一体的事業運営体制のイメージ 20 中長期的視点に立った財政運営 事業費の構成 水道管路の耐震化 緊急10ヵ年事業 高度浄水施設 浄水場の新増設 ■ 全体事業量を平準化 大規模浄水場の更新 管路の取替 その他 企業債残高・償還金 ■ 将来の大規模な施設更新投資に 元金償還金 企業債残高 22年度決算 有利子負債 備え、より低利の企業債に借換を 390億円 の圧縮 行うとともに起債を抑制し、有 利子負債を圧縮 22年度末時点 3,580億円 昭44 49 54 59 平元 6 11 (年度) 16 21 26 31 36 21 経 営 努 力 (単位:億円) 22年度 区 23年度 24年度 計 計画 計画 分 事業を効率化 計画 事務事業の効率化 ■ 業務委託の拡大と事務 実績 計画 見積 △3.9 △4.5 △7.5 △9.4 △14.9 △26.3 (職員定数の削減) (50人) (50人) (80人) (80人) (40人) (170人) 既定経費の節減 △6.9 △15.6 △8.5 △8.7 △9.2 △24.6 ■ VE(Value Engineering) などの手法により建設・ 管理コストを縮減 ■ 局有未利用資産の活用 資産の有効活用 △11.9 △2.6 △29.2 △32.4 △17.9 △59.1 計 △22.7 △22.6 △45.2 △50.5 △42.1 △110.0 ・売却等を推進 22 水道広域化(多摩地区都営一元化) 経 緯 ○ S30年代以降の急激な人口増加、都市化により水源の 確保が困難 ○ 料金水準、普及率の格差が拡大 奥多摩町 青梅市 清瀬市 瑞穂町 羽村市 日の出町 →S48以降 順次都営一元化 檜原村 東村山市 武蔵村山市 東久留米市 東大和市 福生市 あきる野市 西東京市 小平市 立川市 昭島市 武蔵野市 国分寺市 小金井市 三鷹市 国立市 日野市 府中市 八王子市 調布市 課題と対応 多摩市 稲城市 多摩地区25市町 二元的な運営体制の限界 町田市 昭48~平14 都営一元化 ○ 財政運営、水源確保等 都が実施 ○ 住民に直接給水するために 必要な業務の管理及び執行 事務委託により 各市町が実施 平16~平23 都への業務移行 奥多摩町 平23 都営一元化・業務移行 事務委託を順次解消 ・ 重複業務の解消効果 △20億円(14年度決算による試算) ・ 民間委託の拡大効果 △20億円(14年度決算による試算) 多摩地区事務委託費 390億円(14年度決算) 23 狛江市 国際貢献ビジネスの展開 世界各都市における無収水率※ 0% 10% 20% 30% 40% 50% デリー 53% ジャカルタ 51% クアラルンプール 43% ハノイ 42% ロンドン ド 40% バンコク 36% シカゴ パリ 東京 60% 24% 10% 3% (漏水率) 出典 年次は全て2003 2004年 出典:年次は全て2003~2004年 ヨーロッパ・アメリカはPSIRU「Watertime Reports」 アジアはADB 「Databook of Southeast Asian Water Utilities」 ※ 無収水率:給水量のうち、漏水、盗水などにより料金徴収の対象とならなかった水量を 率で示したもの 24 国際貢献ビジネスの展開 東京水道の強み 1 事業規模 国内最大の事業体であり、アジア地域でも有数の事業規模 国内最大 事業体 あり、アジア地域 も有数 事業規模 2 優れた技術 (1)どのような水質にも対応できる浄水処理技術と高度な水質管理技術 高度浄水処理やTOKYO高度品質プログラムなど (2)漏水防止技術 漏水率:21年度3.0% (3)危機管理・安定給水 (4)料金徴収 徴収率 水運用センターによる一元管理 など 21年度99.9% 25 国際貢献ビジネスの展開 国際貢献ビジネスのスキーム ■ 監理団体の全額出資子会社を活用:リスク ヘッジにより水道料金への影響を排除 東京都 水道局 政府系金融機関 民間金融機関 TSS 監理団体 等 出 資(2億円) 個別プロジェクトの必要に 応じて出資・融資 ■ 他事業体では、国内事業体の直接的利益を 目指して海外展開しているケ スも存在 目指して海外展開しているケースも存在 TWI ノウハウ 技術力 信 用 ■ 現地に合弁会社(SPC)を設立して、現地 当面 関与 当面は関与 (順次、TWIに移転) 事業 参 事業に参画 SPC設立のための 出 資 ■ 国内水道事業体の技術力、信用を背景に 事業と資金調達を支援 海外水道 事業体 発 注 現地合弁会社 (SPC) 26 (参考)東京都水道局の料金減免制度 (単位 件・千円) 事 項 議 会 決 議 分 減額基準 措置期間 基本料金に100分の105を乗じて得た額 ただし、給水管の呼び径が30mm以上のものにあっては基本料金と1月当た り使用水量5m3までの分に係る従量料金のとの合計額に100分の105を乗じ て得た額 S43.12~ 生活扶助 児童扶養手当 生活保護法により、生活扶助を受ける世帯 (2) (3) 特別児童扶養手当 (4) 母子福祉年金等 (遺族基礎年金) 特別児童扶養手当等の支給に関する法律により特別児童扶養手当 の支給を受けるもの 国民年金法により遺族年金の支給を受けているもので、旧国民年 金法による母子福祉年金又は準母子福祉年金の受給権を有してい た者 (5) 混在 在 (1) 公衆浴場 給水条例第23条の3第2項の規定の適用を受けるもの (2) 社会福祉施設 社会福祉法第2条に定める福祉施設並びに更生保護事業法に基づ 基本料金及び従量料金の合計額に100分の105の10% く認可を受けた更正保護施設(国公立は除く) (3) 用水型皮革関連企業 化製場等 関す 法律第 条第 項 規定す 化製場(皮革、油 1月当たり100m3を超える使用水量に係る従量料金に100分の105を乗じて 化製場等に関する法律第1条第2項に規定する化製場(皮革、油 当 使用水 係 従 料 分 乗 脂等)及び染革業を営んでいるもの 得た額の20% (4) 生活保護世帯 生活保護法に規定する教育扶助、住宅扶助又は医療扶助を受ける 基本料金と1月当たり使用水量10m3までの分に係る従量料金との合計額 世帯 に100分の105を乗じて得た額 (5) めっき業 めっき業を専業とする者の当該めっき業に係る施設 (1) 条 例 分 対象範囲 児童扶養手当法により児童扶養手当の支給を受けるもの 従量料金について、1月当たり5m3を超える使用水量1m3につき15円を乗 じた額に100分の105を乗じて得た額 1月当たり150m3を超える使用水量に係る従量料金に100分の105を乗じて 得た額の10% (6) 三宅島の避難者 三宅島からの避難者である給水契約者及び三宅島からの避難者が 基本料金と1月当たり使用水量10m3までの分に係る従量料金との合計額 同居している給水契約者 に100分の105を乗じて得た額 (7) 生活扶助 生活保護法により、生活扶助を受ける世帯 (8) 児童扶養手当 (9) 特別児童扶養手当 (10) 母子福祉年金等 (遺族基礎年金) H22.4.1.から H25.3.31まで 基本料金と1月当たり使用水量10m3までの分に係る従量料金との合計額 に100分の105を乗じて得た額から、基本料金に100分の105を乗じて得た 児童扶養手当法により児童扶養手当の支給を受けるもの 額を差し引いて得た額 ただし、給水管の呼び径が30mm以上のものにあっては基本料金と1月当た 特別児童扶養手当等の支給に関する法律により特別児童扶養手当 り使用水量10m3までの分に係る従量料金のとの合計額に100分の105を乗 の支給を受けるもの じて得た額から 基本料金と1月当たり使用水量5 3までの分に係る従量 じて得た額から、基本料金と1月当たり使用水量5m3までの分に係る従量 国民年金法により遺族年金の支給を受けているもので、旧国民年 料金との合計額に100分の105を乗じて得た額を差し引いて得た額 金法による母子福祉年金又は準母子福祉年金の受給権を有してい た者 給水契約日又は避 難指示日(H12. 9.2)の属する月 分~ 避難指示解除日 (H17.2.1)の 属する月分及びそ の後の6か月分 H22.4.1.から H25.3.31まで 27