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2012(平成24)年度大学院シラバス

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2012(平成24)年度大学院シラバス
2012(平成24)年度大学院シラバス
国際文化研究科 国際文化専攻
授業科目名
欧米社会文化論研究実習
担当教員名
後藤 新治
通年・前期・後期
集中
単位数
2
【講義の到達目標】
修士論文テーマの妥当性をたえず再考しながら、執筆に必要な資料とその所在地を事前に調べ、可能な限り準備を整えた上で
現地に赴き、当該資料の調査を行った上で、必要なものを適切なメディアによって入手できるようになること。
【講義概要】
研究テーマに応じて具体的な方法論や必要な資料、調査研究に赴くにふさわしい場所等がそれぞれ異なっているため、個別に
相談しながら、研究実習計画の立て方、担当者との交渉の仕方、調査のために必要な機材等を具体的に指導する。
【授業計画内容】
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講義計画
研究テーマに応じて、論文執筆のための方法論や必要な資
料(作品、画稿、手稿、展覧会図録、雑誌記事、論文、文
献、写真、映像、音源等)、調査研究のための場所(都市、
モニュメント、美術館や図書館、アーカイヴズ等の機関)は
異なる。あらかじめネットや関係論文によって当該資料の概
要を検索し、その所在と形状、数量等を突き止め、入手(借
用、複写、撮影、デッサン等)可能かどうかを事前にチェック
し、ネットを通じてデジタルデータで入手できるものは前もっ
て確保した上で、調査に必要な機材(パソコン、デジカメ、
ルーペ、メジャー、白手袋、身分証明書等)を携えて現地に
赴き、当該資料を所管する担当者と交渉し、資料調査を
行った上で、必要なものを適切なメディアによって入手でき
るようになることが肝心である。研究者になるとは、すなわち
このような研究に必要な知的マニュアルを身につけること
だ。ネット社会を過信するのは禁物だが、今時、公立や民間
のしっかりした研究機関なら信じられないくらいデータベース
のデジタル化と一般公開(著作権をクリアした資料)が進ん
でいる。様々なメディアを使いこなす研究者の資料収集能力
が試される時代になりつつある。
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講義計画
■国立情報学研究所(Webcat Plus):
http://webcatplus.nii.ac.jp/
■国立国会図書館:https://ndlopac.ndl.go.jp/
■近代デジタルライブラリー:
http://kindai.ndl.go.jp/BIDtlSearch.php
■Bibliothèque nationale de France (BNFフランス国立図書館総
合検索) :http://www.bnf.fr/
■Gallica(フランス国立図書館デジタルアアーカイヴ
ズ):http://gallica.bnf.fr/?&lang=FR
■Europeana(ユーロ圏デジタルアーカイヴズ):
http://www.europeana.eu/portal/
■Culture France(フランス文化情報省デジタルアーカイヴズ):
http://www.culture.fr/fr/sections/
■Centre Pompidou Bibliothèque publique d’information (ポンピ
ドゥーセンター公共情報図書館):http://www.bpi.fr/
■Pavillon de l’Arsenal(パヴィヨン・ド・ラルスナル建築都市計
画アーカイヴズ):http://www.pavillon-arsenal.com/home.php
■Roger-Viollet(ロジェ=ヴィオレ写真アーカイヴズ)
http://www.roger-viollet.fr/accueil.aspx
■Gaumont Pathé Archives(ゴーモン・パテ映像アーカイヴズ):
http://www.gaumontpathearchives.com/
■Google Art Project(グーグル・アート・プロジェクト):
http://www.googleartproject.com/
■美術史リンク集:http://www.geocities.co.jp/HollywoodStudio/3444/ahlinks.html
【テキスト】
なし(講義計画に掲載した図書館やアーカイヴズのインターネットサイトを各自参照)
【参考書・参考資料等】
なし(講義計画に掲載した図書館やアーカイヴズのインターネットサイトを各自参照)
【準備学習等についての具体的な指示】
事前に現地の状況、正確な地図や交通ルートを詳細に調べ、担当者へのアポイントメントを取り、検索サイトやemail等を利用し
て十分な情報を入手したうえで、研究実習計画書を事前に作成し、担当教授の了承を得ること。とくに実習先の治安には留意す
ること。
【事後学習等についての具体的な指示】
収集した資料を早めに整理すること。お世話になった機関や担当者には必ず丁寧な礼状(emaiではなく、できたら書状)を出し、
将来につなげること。後日研究実習報告書を提出すること。
【成績評価方法・基準】
事前の研究実習計画書(30点)と研究実習の成果が盛り込まれた「演習」におけるレジュメ(研究実習報告書)の作成および口
頭発表(70点)。
【履修上の注意】
このほかMoodleに掲載した現地情報サイトも活用し、研究実習計画立案に役立てること。
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