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国際カルテルと国内法 - EC競争法と日本 -
政策研究大学院大学(GRIPS)主催 日EU競争政策シンポジウムのご案内 国際カルテルと国内法 - EC競争法と日本 日 会 参 言 共 後 時 場 加 語 催 援 2008 年4月16日(水)午後14:00∼17:30 政策研究大学院大学「想海楼ホール」(東京都港区六本木 7-22-1) 無料 日本語・英語(同時通訳あり) 日欧産業協力センター、長島・大野・常松法律事務所 経済産業省、公正取引委員会、駐日欧州委員会代表部 企業活動のグローバル化にともない、ハード・コア・ カルテルといわれる価格合意、入札談合や市場分割行為も、 それによる被害も、複数国に及ぶことが多くなった。こう した行為には複数の競争当局が関わる場合も、行為がなさ れた国以外において損害賠償請求訴訟が提起されることも ある。現在、多くの国が競争法を有し(2004 年 101 カ 国といわれる)、ハード・コア・カルテルを違法とする国 が増加したが、日欧米間においてさえ、法執行の哲学や制 度及び手続の差異は著しい。違法行為の立証水準における 相違も存在する。企業活動がますますグローバル化する国 際環境にあって、制度間のインターフェイスの問題に日本 はいかに対応し、いかなる制度設計をめざすべきか。近年、 EU は、制裁金による抑止と、リニエンシーの実績とに依 拠する制度を構築してきた。これに対し、刑事罰と個人に 対する制裁のみが効果的であるとの考えもある。本シンポ ジウムの目的は、EU カルテル規制の目指す効果と実態に ついて理解を深め、複数制度間のインターフェイス問題を 明確にし、日本の制度設計について議論・提言をおこなう ことにある。欧州委員会競争総局カルテル部長 Kirtikumar Mehta 氏、および同部局員 Flavio Laina 氏 をお招きし、日本の企業、実務家、学者間のオープンな政 策対話をおこなう。 ■プログラム■ 14:00 開催の挨拶 政策研究大学院大学 学長 八田 達夫 14:10∼ 日・欧カルテル規制の特徴 (1)日本独禁法にもとづく考え方 講師:公正取引委員会 委員 後藤 晃 (2)ECカルテル規制の特徴:管轄、抑止力、リニエンシー効果など 講師:欧州委員会 競争総局 カルテル部長 Kirtikumar Mehta (3)親会社への帰責(Imputability) 講師:欧州委員会 競争総局 カルテル部 Flavio Laina (4)実務からみた日本の独禁法カルテル規制 講師:長島・大野・常松法律事務所弁護士 渡辺 恵理子 質疑応答・休憩 16:10∼ 各国間カルテル規制インターフェースの諸問題 (1)複数管轄権、重複制裁、日米欧における私訴との関係 講師:欧州委員会 競争総局 カルテル部長 Kirtikumar Mehta (2)競争法の国際的な適用について 講師:公正取引委員会 事務局審査局審査管理官 山本 和史 (3)日本の企業が直面する問題について 講師:経済産業省 経済産業局 産業組織課 競争環境整備室長 薮内 雅幸 17:30 閉会の挨拶 日欧産業協力センター事務局長 塚本 弘 長島・大野・常松法律事務所代表 司会:政策研究大学院大学 教授 山根 裕子 申込み受付は先着順です(定員200名)。お申込みされた方へは追って確認書をお送りします。 お申込みは以下ご記入の上FAXでお送り下さい Fax (03) 3221 6226(日欧産業協力センター) 4月 16日(水)セミナーに参加希望します。 氏名: ………………………………………………………………………………………………… 役職: …………………………………………………………………………………………………… 会社名: ………………………………………………………………………….……………………… Tel: ………………………………………………E-Mail:………………………………………… セミナーで講師に取上げて欲しい点: