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(1)<夏目漱石の文学的テーマ>; 28日(土)に恩師の佐古純一郎牧師の
(1)<夏目漱石の文学的テーマ>; 28日(土)に恩師の佐古純一郎牧師の告別説教を通して漱石の“自己中心に生きる現代人の運 命”の主題を想起しました。佐古牧師は『現代人の不安と苦悩』の著書で、漱石の文芸評論を 通して、自分自身すら信じられなく、自分に耐えられなくなった現代人の行く手に待っている ものは、自殺か発狂か宗教しかないと言っている。私は現代人の1人として自殺を選ぼうとし ていたが、この著書を通してイエス・キリストの宗教の道が切り開かれました。 (2)<「キリストへの畏れをもって互いに仕え合う」>; キリストを信じる者たちの夫婦論のポイントはこの1節に在ります。「仕える」の本来の意味は 「従う」「従属する」ですが、私たちは元々「従う」ことを好みません。ただ「キリストを恐れ尊ぶ」(新 改訳)ことにおいてだけ、この命令に従うことができるのです。「恐れ」とはキリストの審判を恐 れるのではなく、神の怒りによって滅ぶべき者が神の憐れみによってキリストの死によって贖わ れ、 キリストの復活と共に天の王座に着かせてくださった恵みの大きさゆえに(エフェソの信徒へ おそ の手紙 2:1∼7)、自分の身を低くして神をたたえる畏れなのです。 (3)<「夫は妻の頭」>; この言葉ほど女性たちに不評判な言葉はありません。しかし、この言葉の前提は「夫たちよ、キリ ストが教会を愛し、教会のために御自分をお与えになったように、妻を愛しなさい」ということが 求められています。キリストが罪人のために自らの命を犠牲にされたように“妻のために自分の 命を犠牲にして妻を愛しなさい”ということです。命を犠牲にする覚悟で愛されるなら妻はどう 応えますか。