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Vol. 12 - 和歌山県ホームページ

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Vol. 12 - 和歌山県ホームページ
ボランティアスタッフがつくる和歌山県男女共同参画センターの書評誌
2012.4
Vol. 12
イラスト画 くれよんさん
(書評ボランティア)
書名
著者等
ページ
心身障害 Q&A 児童虐待
愛の本
バービーと私
裸でも生きる
性暴力
生きるヒント3 傷ついた心を癒すための 12 章
つるかめ助産院
黒澤 礼子
1
2
2
3
3
4
4
池上彰のメディア・リテラシー入門 1
ラウィーニア
池上 彰
ペニラ・スタールフェルト
宮塚 文子
山口 絵理子
読売新聞大阪本社社会部
五木 寛之
小川 糸
アーシュラ・K・ル=グウィン
5
6
心身障害 Q&A 児童虐待
田上 不二夫 監修
黒澤 礼子 著 黎明書房 2005年 (D・タ)
児童虐待については1999年度の11,631件から2010年度には
55,152件と5倍に急増しており、深刻な社会問題となっている。
両親の病気や死亡、経済的事情、虐待などのさまざまな理由で親と暮らす
ことのできない子どもを、家庭で預かり養育する里親制度がある。里親には、
養育里親と養子縁組里親、そして3親等以内の親族がなる親族里親があった
が、2002年10月の制度改正により、養育里親は児童虐待などの困難な
環境で育った子どもの養育を担う専門里親とに区分された。その専門里親と
して、残された人生の期間を子どもたちの養育に関わりたい、と思いながら
暗中模索していた時に手にしたのが本書である。
児童虐待に関する55の質問に簡潔に答えていく方法により、虐待の実態から虐待はなぜ起きるのか、虐待
(かもしれない)を発見した場合に私たちはどう対処すればいいのか、親や家族への配慮と支援など児童虐待
の発見と防止に欠かせないポイントを解りやすく解説している。
児童虐待は、けっして特別な子育て家庭に起きる出来事ではないということや、虐待と思わずに子どもの心
身を繰り返し傷つける危険性を誰もが持っているということに気づかされる。
「しつけ」と「虐待」の違いを、
私たちは明確に説明できるだろうか。まして、充分な言葉や態度で表現できない子どもは、虐待から自分を守
って生命を維持していくにはどうすればいいのか。解離状態、反応性愛着障害などの様々な行動をとりながら
本能的に自分を守ろうとする。
大人にとって不可解な子どもの行動にも、その裏には必ず理由がある、ということに留意したい。
児童相談所、一時保護所などの専門的な相談機関の紹介と役割や、前掲の里親制度についても触れられてい
る。ただ、紙数の関係もあってか初歩的な記述に止まっているが、広い分野にわたり記述されていて入門書と
してお勧めしたい。児童虐待について、全ての大人たちにもっと関心をもってほしいと願う。
(中村 四郎)
※各書評には“りぃぶる”での分類記号を記載しています。
例(F・ア) アルファベットの意味は次のとおりです。カタカナは著者名の頭文字です。
A:フェミニズム
D:女性・子どもに対する暴力
G:からだ
J:自伝・評伝
M:男性学
B:労働・法律
E:こころ・癒し
H:セクシュアリティ
K:エッセイ・文学
N:資料・雑誌
1
C:家族・結婚
F:子育て
I:女性史
L:高齢社会・福祉
O:その他
愛の本
ペニラ・スタールフェルト 作 川上 麻衣子 訳 小学館 2010年 (F・ぺ)
この本は、絵本です。絵本といっても、よくあるような物語絵本ではありません。
愛とは何なのかということを子どもたちに教えるための絵本です。この本では、愛
にはいろんな種類があることが語られています。例えば、
「もしあなたが誰かに恋を
したら、きっと… キスをしたくなったり… 抱きしめたくなったり… いっしょ
にクロケットしたくなったりするわ」と恋愛感情の話。
「両親への愛情。両親からの
愛情。それは時には『しつけ』になるの」と家族愛の話。それから「神さまへの愛
もあるよ… そして神さまからの愛」と宗教的な愛の話まで。その上でセックスに
ついても包み隠さず表現されています。
作者のペニラ・スタールフェルトはスウェーデンの絵本作家です。絵の感じを言葉で伝えるのは難しいです
が、北欧の作家らしい素朴な線に水彩で着色されたイラストといったらいいでしょうか。写実的でないのに不
思議とリアリティを感じさせます。そのためか、日本ではタブー視されているような性に関するテーマでも、
いやらしさがなく素直に心に入ってくる感じがします。
4才の娘に読み聞かせたところ、そのユーモラスな絵に笑うことしきりでした。11才になる息子にも読み
聞かせましたが、性描写のところでは「これって本当なん?」と少し驚いていた様子でした。絵があまり刺激
的でなく、愛を幅広く捉えて語っているため、大人としても恥ずかしがらずに子どもに読んであげられる、そ
ういう風に感じました。
ところで、訳者の川上麻衣子の名に聞き覚えのある人もいるのではないでしょうか。80年代に『3年 B 組
金八先生』に生徒役で出演し、今も活躍中の女優です。スウェーデンのストックホルムで生まれた彼女は帰国
してからもスウェーデンと深くかかわり、今回の出版となったようです。この『愛の本』のほかに同じ著者に
よる『死の本』も訳しており、共にりぃぶるの所蔵図書となっています。
バービーと私
宮塚 文子 著
亜紀書房
2011年
(下村 修)
(K・ミ)
1959年、マテル社から八頭身のファッション人形バービーがアメリカで、発売
されました。そのバービーの生産国が日本であったということをご存知でしょうか?
本書は、生産当初からバービーのドレス作りに関わり、その後も様々な人形のドレ
スを作り続けた著者の半生を綴ったストーリーです。
著者が洋裁の道に進むきっかけとなったのは、
母から手に職をつけたほうがいいと、
勧められたからでした。そこから著者は、洋裁を習い少しずつではありますが、確実
に実力をつけ国際貿易に入社することになります。
日本でバービーの製造会社となった国際貿易での著者の初仕事は、バービー発売に
むけて、ドレスのデザイナーである、ジョンソンさんのアシスタントとしてドレスを縫い、大量生産にむけて
試作品を作っていくものでした。
その期間は発売までの1年間で、著者とジョンソンさんが協力して、ドレスや小物を作っていく様子が具体
的に記されています。例えば、バービーの帽子の型をとるのに、水道の蛇口がヒントになったことなどです。
著者にとって、この一年がたくさんのことを学べるとても有意義なものであったということが、強く伝わっ
てきます。そして、ジョンソンさんの帰国後は、著者が、日本でバービードレス責任者として、大量生産をす
る上で不良品がでないように、一切の妥協のない仕事ぶりを発揮していきます。
この本を通して、どのようにしてバービードレスが作られていったか、そしてひとつの仕事を成し遂げた、
バービーにかける著者の熱意を是非、感じてみてください。
2
(non)
生きるヒント3 傷ついた心を癒すための 12 章
五木 寛之 著 角川書店 1996年 (K・イ)
10年ほど前に「生きるヒント」シリーズが出版され、かなり話題になったのを
覚えている。その時は、あまりにも流行っていたし、生き方云々なんて通り一遍の
典型的な考えを、言葉たくみに盛り込んでいるだけと、あえて手に取らなかった。
しかし、今回ふと読んでみると意外と聞いたこともない新鮮な考えが書かれていて
おもしろい。「思ったことを軽々しくそのまま口に出して言え。それは他人に見透か
されてしまい、いわばボロが丸見えになってあぶないことであるが、口に出して言
わなければ一生その誤った観念や知識を持ち続けて終わることもある。恥をかけば
よい」このことは沈黙を美徳とする私たち日本人は最も恐れ、敬遠することであるように思う。
語りかけるようなわかりやすい文章で60歳代になった著者が今まで培ってきた考えを少しユーモアと人間
らしさを交えながら綴っていて、全体的に年の功を感じさせ、どこか落ち着いた温和な印象を受ける。読み終
わった後、少し心が軽くなった感じがするのは、著者が傾倒している仏教的な思想があちこちに語られている
からだろうか?と思われる。
「善と悪とを二つに分けどちらかを否定する近代思想の大きな問題点をすべて肯定
する仏教的思想へと展開してゆく」ということが根底に流れている。
確かに二元論的な考えが世の中を支配して
いる。生と死、健康と病、幸と不幸など善と悪を二つに分けることで分裂が生じ、悪を排し、もう一つの善な
るものに向かって戦わなくてはならない。しかし起こってくるできごとは、善も悪もなく全てよしと肯定的に
捉えることができれば生きるのが楽になるということを、
著者はいろいろなエピソードを交えて表現している。
(そよ風)
裸でも生きる
山口 絵理子 著
講談社 2007年 (K・ヤ)
この本のタイトル『裸でも生きる』は、他人にどう言われようと、どう見られ評
価されようと、たとえ裸になってでも自分の信じた道を歩くという意志を表現した
ものです。著者は、バングラディッシュで製造したバッグを日本で販売する会社を
起業して成功した人です。
著者は小学生のときはイジメにあい、中学生のときは非行に走り、その後女子柔
道と出会います。そして、勝つことに執着する著者は、工業高校に入学し、男子ば
かりの柔道部に入部します。過酷な練習にも耐えぬいて、全日本ジュニアオリンピ
ックでも好成績をおさめました。しかし、きっぱり柔道をやめ、大学受験に取り組
みます。偏差値40から、わずか3か月の勉強で慶應義塾大学に合格し、入学。そして、アメリカの国際機関
でインターンをした時、発展途上国事業の取り組みに疑問を感じ、世界の最貧国を調べたところ「バングラデ
ィッシュ」という国を知り、卒業後その国の大学院に入学しました。
バングラディッシュでは、食べ物が十分でない、きれいな服もない、約束された将来もない。ただただ生き
るために生きている…そんな明日に向かって必死に生きている人たちの姿を見ていたら、著者は彼らに「君は
なんでそんなに幸せな環境にいるのに、やりたいことをやらないんだ?」と問いかけられているように感じ、
自分が信じた道を歩んでいきます。
発展途上国に必要なのは施しではなく、
先進国との対等な経済活動を行うこと、
という理念のもと起業をし、
コーヒー豆の袋などに使われるジュート(麻)という生地を用いた高品質のバッグを、現地でデザインから生
産まで行っています。
到底私には真似できない生き方ですが、ああこんな人生もあるんだというような軽い気持ちで一度読んでみ
てください。最後まで読むと気持ちよくなること請け合いです。また、これを読んで気に入ったら、
『裸でも生
きる2』も出ていますので、続けて読むのもよいかもしれません。
(エビ)
3
性暴力
読売新聞大阪本社社会部 著 中央公論新社 2011年 (D・ヨ)
あなたの身近に、性犯罪に巻き込まれた人はいますか? もしいたら、どういう風
に接すればいいのでしょうか。
この本は読売新聞社の取材班が2010年2月から紙面において37回特集を組
み、2011年に坂田記念ジャーナリズム賞特別賞を受賞したものです。読み手も
吐き気がする程の辛い性犯罪事件や、性の暴力によって人権を踏みにじられた被害
者女性たちの赤裸々な体験を綴り、身体と心が暗闇から逃げ出せない苦しみ、それ
を周りには実際にわかって貰えない悲しみを訴え、被害者の身近にいる私たちがどうすればいいのか、彼女た
ちをどう支えればいいのかを教えてくれます。また、いつ自分にふりかかるかもしれない性犯罪にどう立ち向
かうか。その心の持ち方や、犯罪に合ってしまった際どうすればいいかまで新聞社らしく、とても詳しく書か
れているので、一度は目を通して欲しい本です。
中でも私が読んで驚いたのは、二次被害(セカンドレイプ)
。決して法や、警察が守ってくれない事実でした。
実際に被害者に対して心のない対応がなされているのです。具体的に挙げると被害者への事情聴取です。確か
に被害届を出すためには必ずそれは行われますが、被害を受け精神的にとても苦しいところで、現場検証をさ
れ、写真を撮られ、根掘り葉掘りデリカシーのない言葉を浴びせられ、あげくに管轄外だと言われる事も…そ
んな事あるの?と目を疑います。その二次被害は法廷においても同じです。また、近しい人にも「なぜ大声を
あげて逃げなかったのか」
「犬にかまれたと思いなさい」
「交通事故に遭った訳じゃないんだから」
、こんな事を
言われるなんて被害者の気持ちになれば私には耐えられません。また、加害者の家族の「出所したら温かく迎
えいれてあげたい」この言葉さえ、彼女たちを傷つけるのです。
読めば被害者の本当の心がわかります。逆に読まなければ、知らずに誰かを傷つけているかもしれません。
(へむへむ)
4
池上彰のメディア・リテラシー入門
池上 彰 著 オクムラ書店 2008年
(A・イ)
「思い込みから自由になること。それがメディア・リテラシーの力です」と、始
めに著者が語ります。私たちが日常で接するあらゆる情報が何かの目的のために仕
掛けられていて、その結果、物事を判断する方向がコントロールされていたら…。
本書は自分で考え判断する力をつけるための初歩の道案内だと思います。
第一部は「メディア・リテラシー入門」
、第二部は「メディアのウラバナシ」です。
その世界に居る人にしか知り得ない話が誇張なしで披露されていて、テレビ番組よ
りおもしろいとも言えそう。記者の激しい特ダネ競争の話。テレビドラマと番組ス
ポンサーとのお約束(?)。人気情報番組の司会者の顔が浮かんできて、思わず笑っ
てしまう楽しい話等々。また、混同されやすいが「広告代理店」と「PR会社」は
異なるものであること。仕掛けられた「タマちゃん騒動」や「今年の漢字」が決まる背景。
「選挙」や「企業の
不祥事会見」の指南。でも一番ゾーッとするのは「戦争広告代理店」の活躍(暗躍?)の話でしょう。善くも
悪くも私たちはどこかで意図的にコントロールされて生きているのでは。
国際社会で一方的に悪者にされる国家や人物がいる時(事実であることもあるが)
、
「それだけではない場合
もある」というニュースの裏を読む力をつける必要があるのです。外国の子ども向け地図に描かれている日本
・
ぎょくせきこんこう
・ ・ ・ ・ ・
のびっくりするイラスト等、報道されないことで誤解し合う国と国。そして便利で怖い 玉 石 混 淆 のネット情
報についても。今、学校関係者を悩ます「学校裏サイト」から子どもたちを守るための早急な課題。また、い
・
・ ・ ・ ・
じめ自殺をあえて報道しない勇気について語っています。
堅苦しそうな題…と思った私。でも「何も知らないで生きるところだった!…」やっぱり本は表紙をながめ
て想像するものでなく、ちゃんと読むものと納得しました。
(かもめ)
つるかめ助産院
小川 糸 著 集英社 2010年 (K・オ)
主人公まりあが、南の島へ傷心旅行にでかけたところから、この物語は始まる。
その南の島は、失踪した彼(夫)との思い出の島だった。
まりあは、ふらふらと島を歩く。その彼女に声をかけたのが、島で助産院を営む
女性、つるかめ先生。つるかめ先生は、彼女を食事に誘い助産院へと招き入れた。
助産院に足を踏み入れると、なんともいえないやさしい空気に包まれる。その助産
院で予期せぬ自身の妊娠を告げられる。
台風で島に足止めされていた彼女だったが、
その間に島の壮大な景色にふれ、助産院での出産にも立ちあうこととなった。3日
後に島を出る時、先生から託された紙袋には、おむすびと手紙が入っていた。先生の過去や想いを知り、やさ
しさに触れる。彼女は、自分とお腹の子どもの運命を信じ、つるかめ助産院で働きながら、子どもを産む決心
をし、島へと戻っていく。
島に戻った彼女は、自然の中で、島の人たちのあたたかさに触れ、次第に心を開いていく。そして自身の出
生の秘密を語り、自分自身と向き合いはじめる。おなかの赤ちゃんの成長とともに彼女自身も成長していく。
妊娠や出産のことがとてもていねいに、そしてリアルに描かれている。出産経験の有無にかかわらず女性に
は読んで欲しい、そして男性にもこの本から命の尊さを感じとって欲しい。
本を読み終わったあなたは、こう感じるのではないのでしょうか…「生まれてきてよかった」と。
(エリジェル)
5
ラウィーニア
アーシュラ・K・ル=グウィン 著 谷垣 暁美 訳 河出書房新社 2009年 (K・ア)
叙事詩『アエネーイス』を生み出した古代ローマの詩人ウェルギリウスは、完成
させる前に亡くなった。彼は死の前にこの草稿の焼却を望んだが、ローマの統治者
アウグストゥスの命により刊行された。
その物語の中でラウィーニアは生きている。
小説『ラウィーニア』は運命に従う彼女の姿を、彼女の口を借りて描いた作品であ
る。
重要な鍵を握る人物の名は、ラウィーニア。古代イタリアの一地方ラティウムの
王女だ。彼女は18歳の時に、聖地アルブネアの森で、物語の創造主ウェルギリウ
スの生き霊に出会い、自分の運命を知る。その運命をまっとうするために多くの犠
牲を払い、幸福を感じる時を得る。でもその幸福すらも、運命に反することなく決
められた時に終わりをつげた。
ラウィーニアは周囲の人間から、様々な感情をむけられて育つ。父から愛され、母からはある悲劇をきっか
けに疎まれるようになり、王の娘への求愛者からは野心を含んだ愛を注がれ、運命の人アエネーアスに優しい
まなざしで見守られる。アエネーアスと結婚して、今まで当たり前だった社会における女性の立場を再認識す
る。例えば、男たちの会話に女性が口をはさむのがラウィーニアの住んでいる地域では当たり前だが、アエネ
ーアスたちには馴染みがなかったらしい。しかしアエネーアスはそれを嫌がらず、ラウィーニアは自分のやり
方を通すことができた。
私はこの小説の背景を知りたくて、パソコンの前に座った。
『アエネーイス』のことを調べたあと、
『ラウィ
ーニア』の書評も調べて読んでみた。正直言って賛否両論だった。私も最初は入りこみにくかった。それは馴
染みのない世界が舞台だったから。でも、終わりにむかってそのまま読み進めてみてほしい。
「今日はここまで」
と、本を閉じるタイミングをつかむことが、だんだん難しくなってゆくから…。
(てるやま もみじ)
◆編集後記◆
・真剣に、そして楽しくみなさんの執筆原稿に目を通して、
私の文章表現もすこしアップした気分です(中村)
・書評を書くときの自分の苦労と重ね合わせ、皆さんの苦衷
を思い浮かべつつ行う知的作業は、楽しいものです。
(中)
6
“りぃぶる”図書・情報資料室には、本誌掲載の本のほか、多数の本、DVDやビデオを所
蔵しています。
貸し出しは、本3冊、DVDとビデオはどちらか1点までです。
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開館時間
火~土曜日 午前9時から午後9時
日曜日
午前9時から午後5時30分
休館日
毎週月曜日、国民の休日
年末年始(12/29~1/3)
「りぃぶるBOOK~これ。読んだ?~」は、
りぃぶる図書室に所蔵されている本を、ボランテ
ィアスタッフにより、書評・編集された書評誌で
す。今号が最終号となります。長年のご愛読あり
がとうございました。今後も、りぃぶる図書室の
ご利用お待ちしています。
りぃぶるBook~これ。読んだ?~
Vol.12
(2012年4月発行)
■企画・発行
和歌山県男女共同参画センター“りぃぶる”
〒640-8319 和歌山市手平2-1-2
県民交流プラザ和歌山ビッグ愛9F
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