生活科学科 国 語

平 成 二五 （
二〇 一三） 年度
三重短 期大学 入学 試 験 問 題
生 活科 学 科
国
語
○試 験時 間
一一時 一〇分 ～ 一二時 一〇分
○設問 は通 し番号 にな って います。解 答 はす べて解 答 用紙 の
解 答 欄 に マー ク しなさ い。
○設問 は全 部 で四 二問 です。
※指 示が あ るま で開 いては いけ ま せん。
【
問 題 文 】谷 川俊 太 郎 「
私 の 『ライ フ ・スタ イ ル』」『ひと り暮 ら し』、新 潮 文庫 、
二○ 一○年 二月 一日、 頁 九 九 ～ 一○ 三
（一部 省 略）
＊プ ー タ ロー … …定 職 を持 たず 、 ぶ ら ぶら と 日を送 って いる人。
＊ ＊ ヒ ッピー … … 一九 六 〇年 代 に アメリ カ から広 が った若者 たち の運動。 従 来 の価 値観 や 文 明 を 否定 し、
奇 抜 な 服装 に特徴 が あ った。
6
～
1
問
（ １
）～ （ ６
） には 「
中 身 」 も しく は 「
形 」 が 入 ります 。 「
中身 」 であ れ
ば １１１１、 「
形 」 であ れば ２２２２で答 え な さ い。
問
7
Ａ
に入 る表 現 と し ても っと も ふさ わ し いも のを 選 びな さ い。
１
ライ フ ・スタ イ ルと いう 言葉 は反体 制 の側 を イ メージ さ せた のだ
２
ライ フ ・スタ イ ルは中身 でも形 でもな か った のだ
３
ライ フ ・スタ イ ルは新 し い生 き方 の別名だ った のだ
４
ライ フ ・スタ イ ルは少数者 の生 き方 のみを意 味 す る呼称 だ った のだ
５
ライ フ ・スタ イ ルはサ ラリー マン のよう な 生 き方 を 否定 す る呼称 だ った のだ
8
問
傍線 部 Ｂ 「
彼 ら だ って同 じ穴 のムジ ナだ と いう気 持 ち 」 と はどう いう こと を いう のか、
も っと も ふさ わ し いも のを 選 びな さ い。
１ 標榜 す るも のを変 え ただ け で、 実 はサ ラリー マンに はな れな い者 たち ではな い のか
２ サ ラ リー マンにな れば な った でそ の世界 に馴染 む はず で、単 に自 己主 張 が強 いだ け で
はな い のか
３ 長 い人生 のご く 一部 、 つま り青 春 期 に罹患 す る麻 疹 のよう な も のにすぎ な い のではな
い のか
４ 見 てく れ は他 の人 々と違 ったふう を装 って いるが、 実 は考 え方 に大 差 はな い のではな
いか
５ 格 好 は つけ て いるが、 立 場 が変 わ れば ま った く違 う態度 を と る可能 性 が あ る のではな
問
9
いか
波線 部 Ｃ 「ヨウ シキ」 の 「ヨウ」 に該 当 す る漢字 を含 むも のを 選 びな さ い。
１ 瀬 戸市 は ヨウギ ョウ が盛 ん であ る
２ 検 査 の結 果、 ヨウ セイ 反応 が 出 た
３ 迅速 にジ ュウ ヨウな案 件 を処 理す る
４ 水 玉 モ ヨウ の洋 服を 買う
５ 貸 借 物 の ヨウ トを 明確 にす る
問
10
生国1
【一】次 の文章 を読 ん で、 以下 の設問 に答 え な さ い。
Ｄ
に入 る表 現 と し ても っと も ふさ わ し いも のを 選 びな さ い。
１ 時 代 の要請
２ チ ャレ ンジ 精 神
５ そ の作家 の生 き る態度
３ 嗜好
４ 偶然 性
11
Ｅ
に入 る語 と し ても っと も ふさ わ し いも のを 選 びな さ い。
問
12
１ 触覚
２ 熟 読 す る こと
３
エネ ルギ ー
４ 変化
５ 心
傍線 部 Ｆ 「
生 き る こと の混沌 」 と はどう いう こと を いう のか、 も っと も ふさ わ し いも の
を 選 びな さ い。
１
人生 を 選択 す ると き にな かな か決定 できず に混 乱 に陥 り、 それを節 目ご と に繰 り返 し
て いく のが 私 たち 一般 人 の生 き る姿 であ る こと
２ 迷 った り悩 んだ りす る ことが 人生 であ って、 それを じ っく り見極 め てみれば 、 実 は人
生 と は案 外 平 坦な も のであ る こと
３ 生 き ると いう こと は明確 にそれと 示 せ るよう な も のではな く、突 発的 な ことや 感情 的
な ことな ど何 も かもを含 んだ、 理屈 では言 い表 せな いも のであ る こと
４
人生 と いう のは計 画 を立 て ても そ の通 り に は いかな い ので、多 少 の挫 折 が あ ったと し
ても、 それを容 認 しな け れば な ら な いこと
５ 多 く の悩 め る衆 生 が 人生 に ついてあ れ これと 理屈 を つけ るが、 それを統 一しよう と し
問
13
ても結 局 は統 一しき れな いこと
波線 部 Ｇ 「
イ ッタ ン」 の 「
タ ン」 に該 当 す る漢字 を含 むも のを 選 びな さ い。
１ 肉 体 のタ ン レ ンに励 む
２ タ ンセイな字 を書 く
３ ガ ンタ ンにお年 玉を もら う
４ 問 題 はカ ンタ ンだ った
５ 呉 服屋 でタ ン モノを 選ぶ
Ｈ
14
問
に入 る語 と し ても っと も ふさ わ し いも のを 選 びな さ い。
１ 決断
２ 運命
Ｉ
15
問
１
３ 秘密
４ 愛
５ 価 値観
に入 る文 と し ても っと も ふさ わ し いも のを 選 びな さ い。
それ はそ の人が 言葉 で言 って いる こと と 必ず しも 一致 しな い。
２ それ はそ の人が 言葉 で言 って いる こと と常 に合 致 す る。
３
それ はそ の人 の中身 と 必ず しも 一致 しな い。
４ それ はそ の人 の中身 と常 に合 致 す る。
問
16
５ それ はそ の人が受 け容 れざ るをえ な い宿命 に違 いな い。
波線 部 Ｊ 「
キ セ イ」 の 「
セイ」 に該 当 す る漢字 を含 むも のを 選 びな さ い。
１ 家 族 セイ ド
５
問
17
生国2
問
２
セイ メイ保険
３ 大 器 バ ンセイ
４ 微 チ ョウ セイ
セイ シ ン年齢
次 のう ち 谷 川俊 太 郎 の詩集 を 選 びな さ い。
１
『月 に吠え る』
２
『在 り し 日 の歌 』
４
『測 量船 』
５
『二十億 光年 の孤独』
３
『春 と修 羅』
一部 改変
頁 八～ 九
18
ｃｃｃｃ→ ｂｂｂｂ→ ａａａａ
19
５
ｂｂｂｂ→ ａａａａ→ ｃｃｃｃ
２
３
ｂｂｂｂ→ ｃｃｃｃ→ ａａａａ
４
ｃｃｃｃ→ ａａａａ→ ｂｂｂｂ
波線 部 Ａ 「シ ュウダ ツ」 の 「シ ュウ」 に該 当 す る漢字 を含 むも のを 選 びな さ い。
１ 英 語ガ ク シ ュウ
２
４ 住 宅 ミ ッシ ュウ 地
５ 宇治 シ ュウ イ物 語
Ｂ
シ ュウ シ決算
３
セ シ ュウ議 員
に入 る表 現 と し ても っと も ふさ わ し いも のを 選 びな さ い。
１ 魚 の生 活 の場 を広げ る
２ 魚 の生 活 の場 を狭 め る
４ 魚 が 人 の生 活 を侵 す
５ 魚 が 人 の生 活 を潤 す
（
）～ （
３ 魚 の生 活 の場 を奪 う
） に入 る語 と し ても っと も ふさ わ し いも のを 選 びな さ い。
25
～
21
問
ａａａａ→ ｃｃｃｃ→ ｂｂｂｂ
25
問
１
20
問
冒 頭 の三段落 は順序 が変 わ って います。 正 し い順 にな って いるも のを 選 びな さ い。
21
問
)
【
問 題 文 】平 川敬治 『魚 と 人を めぐ る文 化史 』、 弦 書 房 、 二○ 一○年 一二月 一七 日、
(
ただ し、 それぞ れ 一度 しか使 え ま せん。
１ 方 向性
２ 歴史 性
３
干拓 化
４ 制約 化
５ 拡大 化
【三 】次 の文章 を読 ん で、 以下 の設問 に答 え な さ い。
【
問題文 】 「
異 界探 訪 」 二 『中 日新 聞 』、 二○ 一二年 八月 一四 日
》～ 《
（一部 省 略）
》 に入 る語 と し ても っと も ふさ わ し いも のを 選 びな さ い。
30
30
《
26
～
26
問
ただ し、 それぞ れ 一度 しか使 え ま せん。
問
31
１
いわば
問
２ あ る意 味
３ ど うや ら
４ さて
５
一方
波線 部 Ａ 「スタ り」 の漢字 を 選 びな さ い。
１ 退
32
生国3
【二】次 の文章 を読 ん で、 以下 の設問 に答 え な さ い。
２ 滑
Ｂ
３ 廃
４ 寂
５ 絶
に入 る表 現 と し ても っと も ふさ わ し いも のを 選 びな さ い。
１ 怪 談 が庶 民 に信 じら れ るよう にな る
２ 怪 談 が庶 民 に飽 きら れ るよう にな る
３ 巷 に流 布 す る噂 が 武家 を中 心 と した も のにな る
４ 怪 談 が芸能 と し て庶 民 のも のにな る
５ 巷 で実 話怪 談探 しがブ ー ムとな る
33
波線 部 Ｃ 「
佳 境 」 の意 味 と し て本 文 にも っと も ふさ わ し いも のを 選 びな さ い。
１ 達 観 した境 地
２ 生 々し い表 現
３ 興味 深 い場 面
４ 景色 の良 い場 所
５ 泣 か せど ころ
）～ （
） に入 る語 と し ても っと も ふさ わ し いも のを 選 びな さ い。
38
38
（
34
～
34
問
ただ し、 それぞ れ 一度 しか使 え ま せん。
問
Ｄ
１
メデ ィア
40
問
39
１ 代行的
２ 中 間的
３ 個的
４ 伝 統的
５ 劇的
に入 る語 と し ても っと も ふさ わ し いも のを 選 びな さ い。
２ 生理
３ 体験
４ 噂
５ ブーム
傍線 部 Ｅ 「
焦 点 化さ れ る」 と はどう いう こと か。 説 明 と し ても っと も ふさ わ し いも のを
選 びな さ い。
１ 特定 の意 味 を浮 上さ せ るよう に的 を絞 って強 調す る
２ 超越 的 世界 を実 際 に起 こ った こと と し て再 現す る
３ 故意 に意 味 を付 加 す る
４ 曖昧 さ の余 地 を残さず は っき りと描 写 す る
問
41
５ 個 人を意 識 化す る こと で孤立 さ せ る
Ｆ
に入 る表 現 と し ても っと も ふさ わ し いも のを 選 びな さ い。
１ 自 分 の来 歴 を知 る こと にな り、個 人と し て生 き る のではな い
２ 自 分 の前 半生 にそれと知 れ る因 果応 報 が あ る
３ 土 地 にま つわ るも のを自 分 のも のと し て了解 でき る
４ 土 地 に縁 が でき た自 分 は選ば れ た存在 であ る
５ 怪 談 が自 分 の中 の帰 る べき場 所 を掘 り起 こす契 機 とな る
問
42
生国4
問
文中 では 「
伝 統 的 な 幽 霊 譚 の崩 壊 だ 。」 と いう 一文 が 省 略 さ れ て います。 挿 入す る のに
も っと も ふさ わ し い箇 所 を 【１】～ 【５】よ り選 びな さ い。