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年間評価 - 大分県教育委員会 学校ホームページ

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年間評価 - 大分県教育委員会 学校ホームページ
(別紙様式2)
平成 26年度学校評価( 年間評価 )
学校名 大分県立三重総合高等学校
前年度評価結果の概要
・重点目標の【◆希望】については、就職内定率は100%を達成したが、国公立大学合格率が20%であった。検定合格率が目標に達したのは15種目中4種目で27%であった。各検討会において課題を明確にし対策の共有を図り、短期間のPDCAを繰り返すことによって、確実な目標の達成を図る必要
がある 。
・重点目標の【◆誇り】については、生徒会が主体的に活動し活性化した。部活動加入率も上昇し目標を達成した。地域と連携したボランティア活動も活発に行われ成果が上がった。中学校への出前講座の内容や方法を再検討し、本校の特色や魅力を最大限発揮できるよう努める必要がある。
・重点目標の【◆克己】については、頭髪服装検査を徹底し違反者が減少した。また、長期欠席生徒に対するサポート体制の充実も図れた。授業開始時の遅刻者ゼロもほぼ達成できたが、教室の整理整頓が徹底できなかった。毎回の授業ごとに教室環境を確認したり、学校一斉の美化コンクールを実施す
るなど、環境整備に係る教職員・生徒の意識改革を具体化する必要がある。
学校教育目標
中期目標
揺るぎない希望を抱き、高い誇りと何事にも打ち克つ意志を持ち、地域
の文化・経済の発展の担い手として、たくましく生きる若者を育成す
る。
重点目標
◆希望
勉学を第一とし、高い
進学力と就職力を育成
し、各学科の特色を明確
にして、一人ひとりの進
路希望の設定と実現を図
る。
◆誇り
地域や母校を愛し、高
い品位と正義感を持つ、
規範意識に富んだ、地域
や社会から信頼される人
間を育成する。
達成(成果)指標
◇対外模試の平均点偏差値について、文理ク
ラス50以上、総合進学クラス40以上を目
指す。
重点的取組
・1学期と2学期に「授業改善週間」を設け、「互見授
業」と「授業アンケート」を全員が実施する。(教務)
・進学力検討会や特に就職力検討会を活性化し、生徒の進
学力や就職力の向上を図る。(進路)
◇ICT機器を活用した授業を全教員が年1
回以上実施する。
・ICT機器に関する研修会や公開授業に実施する。(教
務)
◇持続発展可能な教育と関連させた総合選択 ・新しい形式の集団討論に対する指導や小論文指導を強化
科目を取り入れ、希望進路を実現する力を育 する。(進路)
む。
・重点検定科目を設定し合格率を昨年度よりも上昇させ
る。(農業科・商業科)
・総合選択科目を見直し、環境や地域の遺産に関する学習
◇検定合格率について、全国平均プラス30 を内容とする科目を検討する。(特活・生徒指導)
ポイントを目指す。
◇就職内定率100%を目指す。
◇部活動の1年生入部率80%以上を目指
す。
◇全校生徒を対象にした地域のボランティア
活動を各学期1回以上行う。
◇地域発展の担い手育成を目的とした環境教
育活動を、各学期に1回以上行う。
◇中学校との情報交換を毎月1回行う。
◇ジオパークについての知識を深めつつ地域
との連携強化に努め、年間5回以上の地域連
携行事を行う。
◇来年度の学校創立10周年に向けて、記念行
事等の準備を進める。
◆克己
自律的な生活態度を身
につけ、自己研鑽に努
め、主体的・積極的に行
動し、他者を思いやる豊
かな心と、社会に出て通
用する逞しさを持つ、心
身ともに健やかな人間を
育成する。
1 学力の向上
高い進学力と就職力を身につけた生徒を育てる。
2 社会人基礎力の育成
仕事に魅力を感じ、仕事に励むことに喜びを味わい、仕事をやり遂げようとする意志を持ち続ける生徒を育てる。
3 スポーツ・文化活動の振興
心身を鍛練し、協同の精神を涵養し、深い感動を体験することにより、よりよく生きる力を身につけた生徒を育てる。
◇国公立大学受験者の50%合格を目指す。
◇生徒会主体の全校集会を毎月1回実施し、
各専門委員会からの目標や反省を明確にして
発表させる。
取組指標
PL
SL
・2学期に「授業改善研修会」を実施する。(教務) PL 教務
・両検討会を全教員対象にそれぞれ各学期に1回以上 SL 進路・学
年・農業科・
実施する。 (進路)
商業科・各教
科
PL 進路
SL 農業科・商
業科・学年・教
務
・校歌や校舎など学校に関わる全てのものに誇りと愛着を
持つ(特活)
・生徒会が主体的に企画し運営する。(特活)
・全校集会の1週間前に専門委員会を開催する。(特 PL 特別活動
SL 生徒指
活)
導・学年
・儀式的行事には全員が正装で臨む。(特活)
・全校集会時には校歌を斉唱する。(特活)
・1年生の加入状況を調査し、未加入者に加入を勧める。
(特活)
・生徒会や部活動を中心として積極的に地域のボランティ
ア活動に参加したり、警察と連携した地域の安全活動に取
り組む。(特活)
・ユネスコスクールへの登録を申請する。(特活)
・生徒会が生徒に対して、学校や地域について考える PL 特別活動
きっかけとなるような広報活動を各学期1回以上行 SL 学年・指
導
う。(特活)
・生徒会を中心として、各学期に1回以上、駅前に駐
輪される自転車への指導や交通指導等に取り組む(生
徒指導)。
・全校生徒による地域清掃活動を、年1回以上、実施
する(生徒指導)
・学校通信や各科通信、学校HPを活用し、広報活動に努
める。(教務、学年、農業科、商業科)
・市内の中学校の生徒会との交流をもち、協力して活動す
る取組を行う。(特活)
・課題研究の成果を取り入れた出前講座を実施する。(農
業科)
・地域の特産品を生かした製品の研究と開発に取り組む。
(農業科)
・ICT機器を活用した出前講座や連携授業を実施する。
(商業科)
・職員を対象にしたジオパーク研修会を実施する。(教
務)
・10周年記念準備委員会を組織し、記念行事の計画や記念
誌の作成を進める。(教務、特活)
・進路ガイドブック等をPDF化し、中学生が活用し
やすいように工夫する。(教務)
・年3回の交流会を実施し、年1回の協力して活動す
る取組を行う。(特活)
・校外販売実習時に自校、地域の特産品や特色をPR
する。(農業)
・「サポート会議」を毎週実施し、情報の共有を図る。
(保健教育相談)
・面接週間を有効に活用する。(保健教育相談)
・体験的参加型学習に関する研修を行い、その手法等をす
べての教育活動に生かす。(人権教育)
◇授業開始、終了のチャイムを厳守させ、授 ・各学期ごとに学年の公開人権LHRを実施する。(人権
教育)
業開始時の遅刻者ゼロを目指す。
◇定期的に「整理整頓デー」を設定し、教室 ・友だちづくり講座を実施する。(人権教育)
の整理整頓について授業担当者が学年主任に
報告する。
・入室許可証の活用を徹底する。(学年)
・授業開始、終了時の挨拶を徹底する。(学年)
・公共の場と自分の場の区別を意識させる。(生徒指導)
3
・年度当初の指導を徹底する。(学年)
PL 学年
・「美化コンクール」や「ピタっとコンクール」等) SL 生徒指
を各学期に1回実施する。(生徒指導・特活)
導・人権教育
・授業担当者が教室環境を授業ごとに確認する。(教
務)
・週初めの生徒による全校一斉整理整頓運動(教室・
ロッカー等)の定着化を図る。(学年)
就職の内定状況は順調である。
進学面でも期待している。
2
・高大連携は5年を経過したので時間数・内容とも見直
しを行う。
・インターンシップについては実習の中でコミュニ
ケーション能力を向上させる工夫をする。
・学年間の連携をとり、体験した生徒の経験を下級生
に繋げる時間を設定することで、より充実した事前研
修を行っていく。
2
・専門委員会が定例化されていないので、一部の委員会は活発に活動してい
るがそうでない委員会もある。
・儀式時の全員正装と校歌斉唱は実施できている。
・ハイスクール消防クラブが結成され、防災意識の向上に努めた。
・専門委員会の計画を作る際に、活動計画を指導する
教員への事前研修を行い、指導力の向上に努める。そ
のために、近隣高校の生徒会を訪問するなどの活動を
取り入れる。
・生徒会によるマナーアップ運動(挨拶運動、自転車指導、自転車の防犯検
査等)をPTAや警察の方と協力して行い、全校生徒のマナーアップに寄与し
た。
・生徒会活動や部活動(ボランティア部、吹奏楽部、神楽部等)で地域と連
携したボランティア活動が行われた。
・環境美化ボランティア活動が1,2学期に実施され、全校生徒の美化意識向
上につながった。
・1年生の部活動加入率は80%に達し、目標を達成した。
・ユネスコスクールへの登録を申請した。
・部活動勧誘運動を年度途中にも企画し1年生が加入し
やすい状況を作る。
・本校の地域での重要性を考えさせる新聞等を発行し
ていく委員会組織を作る。
・ユネスコの活動について学習する機会を設ける。
PTAや地域の方々と協力した取組
をさらに広げてもらいたい。
・学校HPやFaceBookによる情報発信が昨年度以上にできた。「進路ガイド
ブック」はでき次第PDF化して、学校HPで公開した。
・市内の中学校との交流は内容や時期の点で合意が得られず実現できなかっ
た。
・校外販売時には学校のPRや地域の特産物のPRを積極的に行った。また、生
徒への事前指導も強化した。
・ICT機器(特にiPad)を活用した取組を行い、生徒の表現力の向上につな
がった。また、今年度初めて取り組んだ学年連携授業は、特に下級生の満足
度が高かった。(「楽しい」が90%)
・10周年記念事業実行委員会を発足させ、具体的な事業計画の作成を始め
た。統一テーマとシンボルマークを全生徒に呼びかけ募集した。
・本年度行われた各中学校への出前授業は3校であった
ので、来年度はより多くの中学校で発表ができる体制
を整える。
・中学校との交流は時期や内容を検討し、実現可能な
方法を考える。
・出前授業や校外での行事等に参加する場合、接客マ
ナー等の事前指導を充実させる。また、特定の生徒だ
けでなく全ての生徒が参加できるように、日常の生活
指導を徹底する。
学校HPの更新が頻繁に行われ
た。また情報誌の作成、発行に
もよく努力している。さらに情
報発信に努めてほしい。
3
・記念行事で実施する内容や記念誌に掲載する内容等
を検討し決定する。(教務、特活)
PL 保健教育
相談
SL 特別活
動・人権教育・
学年
学校関係者評価
互見授業や授業アンケートなど
の実施率がアップし授業改善に
よく取り組んでいる。今後は実
施内容の検討も行ってほしい。
・各行事とも事前・事後指導を十分に行った。特に事後においてはKJ法等の
様々な手法を用いて効果的に行った。
・高大連携の授業を通して農業大学校への進学意欲を喚起できた。
・インターンシップは各事業所から好評を得たが、元気のよい挨拶がほしい
との要望もあった。
3
・スクールカウンセラーと学年、教育相談部が協働す
る。(保健教育相談)
・各学期当初を「面接週間」とし全職員が関わる。
(保健教育相談)
・体験的参加型学習に関する年間4回の研修会をも
ち、うち1回は公開研究発表会を実施する。(人権教
育)
・事前の打ち合わせと事後研究を充実させる。(人権
教育)
今後の改善策
・11月に2回目の「授業改善週間」を実施し、互見授業・授業アンケートとも ・来年度のシラバス作成の際には、観点別評価に基づ
に実施率100%を達成した。その後、課題を共有するための教科会議を持 いた計画の作成を始める。
つことができた。
・進学力検討会(4,8,12月)では目標と課題を全職員が共有し、個別の添
削や小論文指導を行った。就職力検討会(6,12,3月)では専門科から指
針・方向性が具体的に示され、普通科との連携が図られた。
・ICT機器利活用の可能性と課題について、教科ごとに
整理し次年度に備える。
・小論文指導研修を全職員に対して行い、拡大・充実
を図る。
・クラス担任との面談を充実させ、生徒の意識の高揚
や生徒理解の徹底を図る。
PL 教務・各
科
SL 学年・各
教科
・学年・学科・生徒指導部が一体となった生徒指導を PL 生徒指導
SL 学年
行う。(生徒指導)
・学年部が中心となって「事後指導」を行う。(学
年)
・生徒・保護者には、HR担任や部活動顧問等も加わ
り、全職員で対応する。(生徒指導)
重点的取組・取組指標の実践
・ICT機器に関する研修会を3回開催し、ほとんどの教員が参加した。12月に
は公開の実践発表会を開催し、多様な実践事例や課題について研修を深め
た。
・キャリアコーディネーターによるグループディスカッション指導を実施し
た。小論文指導はグループ分けによる複数指導体制で行った。
・小論文指導研修は少数名での実施となった。
・生物環境科においては、進路指導と関連させて資格取得を勧めた結果、希
望者が増加した。
・商業科においては、課題への取組の徹底や個別の重点指導により、高度資
格の合格者が増加した。
3
・普通教科(数・理)と専門教科の連携により指導を
強化する。(進路)
・各行事と授業を連動させる取り組みを行う。(商
業)
◆希望 勉学を第一とし、高い進学力と就職力を育成し、各学科の特色を明確にして、一人ひとりの進路希望の設定と実現を図る。
◆誇り 地域や母校を愛し、高い品位と正義感を持つ、規範意識に富んだ、地域や社会から信頼される人間を育成する。
◆克己 自律的な生活態度を身につけ、自己研鑽に努め、主体的・積極的に行動し、他者を思いやる豊かな心と、社会に出て通用する逞しさを
持つ、心身ともに健やかな人間を育成する。
検証結果(自己評価)
評価
・ICT機器に関する研修会及び公開授業に全教員が PL 進路
SL 教務・学
年2回以上参加する。(教務)
・全教員対象に小論文や面接指導についての研修会を 年・各教科
各1回実施する。(進路)
・検定の指導に関する検討会を各学期に1回実施し、
年度末には検定結果検討会を実施する。(農業科・商
業科)
・就職履歴として意義をもつ検定試験の指導を充実させ
る。 (進路)
・ジョブシャドウイングやインターンシップ、オープンス
クールを授業成果の発表の場として位置づける。(商業)
・総合実習や高大連携の授業を通して、資格取得の意欲を
喚起し就職力を向上させる。(農業)
◇頭髪服装検査の3回連続違反者をゼロにす ・月1回の頭髪服装検査を充実させる。(生徒指導)
る。
・授業やHR活動、清掃、部活動等、教育活動のあらゆる
場面で、生徒の頭髪や服装に関する指導を徹底する。(生
徒指導)
◇長期欠席生徒に対するサポート体制の充実
を図る。
◇生徒の安全、安心の確保に努め、生徒との
面談や情報共有を図る。
◇体験的参加型学習に関する研修を推進す
る。
重点目標
3
商業科において高度資格取得者
が増加した。このような成果を
学校のPRに生かしてほしい。
・専門科における資格取得には基礎学力の向上が不可
欠であるので進路指導部や普通教科との連携を強化す
る。
・商業科においては科目により合格者数の偏りがある
ので、学期ごとに科目間の連携を図る会議を設定す
る。また、目標とする検定の級について検討し、意識
統一を図る。
・年度初めに全職員で頭髪服装検査を行った。また、男子の髪について①後 ・規則の改正点については、年度当初に全校の生徒・
ろ髪が襟の上にかからない(以前は下)②前髪が眉にかからない(以前は
職員で共通理解する。
目)、と規則を改正した。女子のスカートについては、①ベルトを使用しな
い②ウエストで巻き上げないよう指導してきた。
・定期的にサポート会議をもち、スクールカウンセラーと学年、教育相談部
が協働することができた。さらに必要に応じてケース会議や生徒支援委員会
を開き対応することができた。
・体験的参加型学習の研修及び研究大会は有意義なものとなった。
ICT機器の活用がよく進んでい
る。この面で県下トップの成果
を上げてほしい。
各学科や各教科が協力して組織
的に進学や就職の指導に当たっ
ているのは大変よい取組であ
る。
生物環境科から将来農業を目指
す生徒が徐々に増えているよう
だ。さらに努力を続けてほし
い。
生徒会が中心となり生徒が主体
的に活動している様子がよく伝
わってくる。リーダー性のある
生徒を育てることも学校の大切
な役割である。
部活動は剣道部と柔道部を筆頭
にすばらしい成績をあげた。
「豊後大野ジオパーク探検隊」
の活躍はすばらしかった。ま
た、吹奏楽部、神楽部、ボラン
ティア部等がよく地域の行事に
参加し地域貢献している。今後
は、この地域の環境の良さを生
徒に認識させる取組を行い、そ
のことを地域の方たちに知らせ
るような取組を期待する。
頭髪服装面は徐々に良くなって
いる。校外での生活態度も、挨
拶や施設の利用状況など概ね良
い。
・担任を始め特定の職員に業務が集中することがない 教育相談の面では組織的な対応
よう、組織的な取組ができる体制づくりを進める。
ができていて良い方向に進んで
・年間の人権LHRの取組を一覧表にまとめた。今後はこ いる。
の表を活用しさらに工夫・改善を図る。
3
2
・授業開始・終了時の挨拶は声の小さいクラスがある。
・美化コンクールについては、生徒指導部の環境美化
・今年度の環境美化活動は、コンクール形式ではなく放課後に環境美化委員 担当と特別活動部の環境美化担当が連携して計画を作
が教室等を見回る方法で意識の向上を目指した。
成し実施する。
・地域の方の意見(挨拶、列車マナー、ゴミ処理、公共施設の利用等につい
て)を全校集会等で紹介し、自己指導力を高めるよう呼びかけた。
校舎周辺や校舎内の廊下、階段
などはいつもきれいで清掃が行
き届いている。
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