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議案第 2号 損害賠償額の決定について

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議案第 2号 損害賠償額の決定について
◎議案第2号
損害賠償の額の決定について
○ 議 長 ( 高 田 寅 雄 君 ) 日程第4、議案第2号
損害賠償の額の決定についてを議題に供します。
提案理由の説明を求めます。
三国谷総務課長。
○ 総 務 課 長 ( 三 国 谷 公 一 君 ) それでは説明申し上げます。
議案第2号損害賠償の額の決定について
町は、平成12年5月16日白老町高砂町2丁目3
83番地1先白老西通と白老通の信号機のない交差点内で発生した、白老町公用車の交通事故に
係る損害賠償額を次の通り決定する。平成12年7月13日提出
記
1
損害賠償の額
34万2,000円。2
美しが丘3条7丁目1番8の101号
梶原英幸
白老町長。
損 害 賠 償 の 相 手 方 所有者
運転者
札幌市清田区
苫 小 牧 市 青 雲町 1 丁 目 8 番 1 8 号
平野孝一。
議案説明でございます。事故の発生状況
1、日時でございますが、平成12年5月16日火
曜日午後5時30分頃であります。場所につきましては最後のページを見ていただきたいと思い
ます。事故現場見取り図の黒丸で図している箇所が事故現場であります。この道路の図面の上が
役場方面、下が国道36号線方面、右が白老中学校方面、左が下水道週末処理場方面になりまし
て事故は白老西通と白老通の信号機のない交差点内で発生したという状況でございます。次、当
事者でございます。甲が公用車を運転しておりました税務課納税係主任葛西博、乙が車両所有者
は札幌市清田区美しが丘3条7丁目1番8の101号
梶原英幸さん、運転者は苫小牧市青雲町
1丁目8番18号平野孝一さん。同乗者が2人おりまして、お1人が平野孝一さんの妻でありま
す由美子さん、もう1人が長男の龍君、2人の同乗者がおりました。なお運転者の平野孝一氏は、
車両所有者の梶原英幸氏から車を借りていたものございます。被害者は、乙車運転者及び同乗者
2名であります。次、発生状況ですが白老公用車甲車が白老町高砂町2丁目383番地1先白老
西通と白老通の信号機のない交差点内において、右側から直進してきた乙車と衝突し、その際乙
車に乗車していた運転手外同乗者2名が負傷したものでございます。次被害の程度でございます。
車両関係では甲車は右前部フロント部分を破損、乙車は左前部フロント部分を破損したという状
況でございます。人身関係では甲車は当事者に負傷はございませんでした。乙車は運転者及び同
乗者2名が負傷したという状況でございます。次に損害賠償でございますが本件は、信号機のな
い交差点内において甲と乙の前方確認が十分にされなかったため発生した事故でありますが、甲
側には一時停止標識及び交差点進入を注意するドット線があることから、過失割合が甲が9,乙
が1となるものであります。なお、人身につきましては、現在頸椎ねんざで治療中であり、症状
固定、示談に時間がかかる見込みから、今回は車両の損害額について示談するものであります。
なお人身に係る損害賠償につきましては、示談がととのい次第議会に提案させていただくことに
なりますのでよろしくご理解していただきたいと存じます。また損害賠償額につきましては、全
額保険により補てんされるものでありますが、損害賠償の内容につきましては次の通りでござい
ます。対物事故に係る分といたしまして過失額は、甲が65万8,886円、乙が38万円、過
失割合が甲が90パーセント、乙が10パーセント、甲乙の責任額ですが甲が乙に対する責任額
が34万2,000円、乙が甲に対する責任額が6万5,889円ということになります。甲が
乙に対して乙車の損害額38万円の9割の34万2,000円を支払い、乙は甲車の損害額65
万8,886円の1割の6万5,889円を支払うものとし、甲、乙各自の責任額を相殺し、そ
の差額の27万6,111円を甲が乙に支払うことで示談するものであります。なお、町の義務
に属する交通事故1件100万円 以下の損害賠償の額の決定につきましては議会の委任により
町長おいて専決処分されるということになっておりますが、今回につきましては人身分を含めま
すと、損害賠償額が100万円を超えるという事が確実な状況でありますことから、今回議会に
議決をいただくというものでございます。以上説明を終わります。よろしくご審議いただきます
ようお願いいたします。
○ 議 長 ( 高 田 寅 雄 君 ) 提案理由の説明が終わりました。これより本案に対する質疑を許します。
質疑のございます方はどうぞ。
13番、斉藤委員。
○ 1 3 番 ( 斉 藤 征 信 君 ) 13番、斉藤 です。私ここへ来てから1年間の中でも何回かの公用車
の事故についての報告があったように思いますが、幸い命を落とすような事故にならなくて幸い
だと思っていますけれども、そこでお聞きしておきたいのは、常時町が補償しなければならない
ような公用車、何台くらい走っているのかその総数についてまず1つお伺いしておきたい。
そ
れから2つ目に、前から継続しているそういう事故っていうのが未だに引きずっている事故があ
るのかないのか、その件について。それから3つ目に最近の状況としてこういう事故が多発して
いるというような状況になっていないのか、割合からいって、過去と比べてみたどうなのかとい
うこと、そして4つ目、に町全体各課の安全対策どんなふうに行なわれているのかそのあたり聞
いておきたいと思います、よろしくお願いします。
○ 議 長 ( 高 田 寅 雄 君 ) 三国谷総務課長。
○ 総 務 課 長 ( 三 国 谷 公 一 君 ) お応え申し上げます。公用車の総数につきましては、出先等もご
ざいますので今ちょっとはっきりした数字申し上げられません。後ほど後でお応えさせていただ
きたいなと思いますが、4点ございましたそのうちの3点についてお応えさせていただきたいな
と思います。まず交通事故の 関係で、まだ継続中のものはあるかということでございますがこれ
につきまして現在の所、継続中であるものは1件でございます。これは昨年の10月の18日に
苫小牧市内で発生しました消費者協会のみなさんをお乗せして事故を起こしたということで、町
の福祉バスのの事故の関係でこれが人身の関係で1名の方、症状が固まらずに通院中ということ
でこの分が1件残ってございます。
それから事故が多発しているということで、事故の状況減っているかどうかというようなお話
でございましたが、最近で1番多かった年が平成8年度に9件発生してございまして、その後9
年に2件、10年に5件、昨年は4件でございます、今年は交通事故の関係は今年度に入りまし
て今回初めてという状況でございます。
それから、4点目の町全体の安全対策はどのようにしているのかというご質問でございますけ
れども、まずは新入職員の交通安全教育、こういうものに重きを置いておりまして入ったときに
必ず交通安全教育を実施すると、それから数ヶ月たった時点で役場内でございますけれども、実
地とある程度経った段階で私どもで乗りましてこれなら運転できるなと確認もしております。そ
のようなことしてございます。それから後それぞれ交通安全期間中ですとか、年間5回町民総ぐ
るみ運動というものが実施されておりますが、そのほかに役場内に放送をかけて職員に対しての
交通安全についての注意を呼びかけたり、それから交通安全の講習会を定期的に実施してござい
ます。
そんなことで現在交通安全につきまして町の重要行政課題という事で取り組んでございます
ので、さらに職員研修などで位置づけまして職員全体にこういう交通安全の教育を徹底して交通
安全の事故防止に努めていきたいと考えております。以上でございます。
○ 議 長 ( 高 田 寅 雄 君 ) 13番、斉藤委員。
○13番(斉藤征信君)
13番、斉藤です。残り1件のその未だ症状固まらないという方の見
通しなんかについてはまだ全然わからないという事になるんですか。それと今回のこれ読むとむ
ち打ちのような状況ですけども、はっきりむち打ちなんていうのはいついつ治るというようなな
かなか確定できないものなんですが、そういう風に後ろに延びていくというようなそういうよう
な状況にあるのかないのか、それから確かに安全対策上、私たち車に乗ってるものとしても自戒
しなければならないことだと思うんですけど、走り慣れた道、しかも脇からでてくる時、一時停
止線守らなかったどうかわかりませんけどもやはり自分の方の過失から、公用車の方から過失に
なるというようなことができるだけないように何とか努力していただきたいなというふうに考
えます。
○議長(高田寅雄君)
それでは休憩をいたします。それで先程台数がわからないというような
事でそれを含めて答弁をしていただきたいと思います。
[休憩午前10時22分]
[再開午前10時24分]
○議長(高田寅雄君)
会議を続行いたします。三 国谷総務課長。
○ 総 務 課 長 ( 三 国 谷 公 一 君 ) 大変失礼いたしました、町の公用車の台数の関係でございすが、
現在町が保有しています公用車につきましては、リースが7台含めましてトータル101台とい
う状況でございます。それから福祉バスの事故に関係で一部の方がまだ通院加療中ということで
この見通しでございますが、当初6月くらいで大体完治する見込みでありましたけれども、今治
療が終わりまして、理学療法っていうんですか、終わった後のマッサージですとか引っ張るとか
ということでなお1カ月程度かかるんではないかと、こういうような見込みでございます。
それから今回の事故に関しての人身に関しましては、一応3週間という診断がでているんです
が、ご本人がまだどうもちょっと具合が悪いというところがあるもので、まだ通ってる部分がご
ざいまして、この症状が固定して示談に入ると、こういうような状況でございます。以上でござ
います。
○ 議 長 ( 高 田 寅 雄 君 ) よろしいですか。そのほかございませんか。
[「なし」と呼ぶ声あり]
○ 議 長 ( 高 田 寅 雄 君 ) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ声あり]
○ 議 長 ( 高 田 寅 雄 君 ) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
○ 議 長 ( 高 田 寅 雄 君 ) 採決いたします。議案第2号
おり決するに賛成の方は挙手を願います。
[挙手全員]
○議長(高田寅雄君 )
全員賛成。
よって、議案第2号は原案の通り可決されました。
損害賠償の額の決定について、原案のと
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