...

(火)18:00∼ 41 3号 室

by user

on
Category: Documents
46

views

Report

Comments

Transcript

(火)18:00∼ 41 3号 室
平成 22年 度薬事 ・ 食品衛 生審議会
医薬品等安 全対策部会
安全対策調査会 (第 2回 )
日時 :平 成 22年 6月 8日 (火 )18:00∼
場所 : は あ と い ん 乃 木 坂
議事次第
1.ア
41 3号
室
:
ドレナ リン含有製剤 とハ ロゲ ン系吸入麻酔薬 との併用 につい て
2.デ ィー ト (忌 避剤 )の 安全性 について
3.そ の他
平成 22年 度第 2回 薬事 0食 品衛生審議会
医薬品等安全対策部会 安全対策調査会
配付資料一覧
<議 題 1関 連資料 >
資料 1 医薬品等の安全性に係 る調査結果報告書 (ア ドレナ リン含有製剤 と
ハ ロゲ ン系吸入麻酔薬 との併用に関する調査結果)
「ア ドレナ リン含有局所麻酔剤」 および「ア ドレナ リン
参考資料 1-1
注射液」の添付文書記載変更 について (社 団法人 日本麻酔
科学会要望書 )
参考資料 1二
2
参考資料 1-3
吸入麻酔薬 による全身麻酔中の局所への血管収縮剤 (工
ピネフ リン)の 使用状況ならびに偶発症発生 に関する緊急
アンケー ト (社 団法人 日本麻酔科学会調査)
「ア ドレナ リン含有局所麻酔剤」及び「ア ドレナ リン製
剤」のハ ロゲ ン含有吸入麻酔薬 に係る禁忌の見直 しについ
参考資料 1-4
て (ア ドレナ リン含有製剤製造販売企業提出資料 )
ア ドレナ リン含有製剤 及びハ ロゲ ン系吸入麻酔薬添付文
童
日
<議 題 2関 連資料 >
資料 2-1
資料 2-2
デイー ト製剤の安全対策の経緯
ディー ト製剤 の神経系への影響 に関する試験結果
資料 2-3
国内における副作用等 の発生状況、安全性 に関す る国内外 の研
究報告等の状況
デイー ト (忌 避剤 )に 関す る検討会 (平 成 17年 8月 )
参考資料 2-1
資料
参考資料 2-2
ディー トを含有す る医薬品及び医薬部外品に関する安全
対策 について (平 成 17年 8月 24日 付 薬食安発第
0824003号 厚生労働省医薬食品局安全対策課長通知)
参考資料 2-3
ディー ト製剤添付文書
<議 題 3関 連資料 >
参考資料 3-1
レブラ ミ ド適正管理手順 (RevMateO)(案 )の 検討状況
について
参考資料 3-2
ゲフィチニ ブ服用後の急性肺障害 日間質性肺炎等 に係る
副作用報告の報告件数等 について
資料
1
薬機発第 0607019号
平成 22年 6月 7日
厚 生労働省 医薬食 品局安全対策課長
殿
独立行政法人医薬品医療機器総合機構
理事長
近藤 達也
医薬 品等 の 安 全性 に係 る調 査結 果 報 告 書
平成 22年 5月 28日 付薬食 安発 0528第 4号 に よ り厚生 労働省 医薬食 品局安全対策課長 よ り依頼 が
あ った 、 ア ドレナ リン含 有製剤 とハ ログ ン含 有吸入麻酔薬 との併用 に関す る調査 につい て 、独 立
行政法人 医薬 品医療機器 総合機構 での調 査 の結果 を以 下 の通 り報告す る。
調査結果報告 書
平成 22年 6月 7日
独立行政法人 医薬 品医療機器総合機構
I.品 日の概 要
[一
般
名]
別 添 1の とお り
[販
売
名]
別 添 1の とお り
[承 認 取得者 ]
別 添 1の とお り
[効 能 :効 果 ]
別 添 1の とお り
[用 法・ 用量 ]
別 添 1の とお り
[備
考]
[調 査担 当部 ]
特 にな し
安 全 第二部
Π.こ れ までの 経緯
`
1`国 内にお け る状況
ア ドレナ リン含有製斉Jは 、全身麻酔 下 の 手術 中の 患者 に止血 の 目的等 で しば しば投与 され るが、
ハ ログ ン含 有吸入麻 酔薬に よる麻酔 中 にア ドレナ リン含有製剤 を併用す る と、心筋 のア ドレナ リ
ン感 受性 が 高 ま り、不整脈 の リス クが高 ま ることが知 られ ている
l。
一 方 、医薬 品添付 文書の使用
上 の 注意 にお い ては、 ア ドレナ リン含有製剤 とハ ロゲ ン含有吸入麻酔薬 との併用 につ い て 、 ア ド
レナ リン含有製剤 は、 ハ ロゲ ン含有吸入 麻酔薬 との併用 を禁忌 と してい るが、 ハ ロゲ ン含有吸入
麻酔 薬は、 ア ドレナ リン含有製剤 との併 用 につい て禁忌 と してお らず 、 これ らの製剤 の併用につ
いては 2通 りの注 意喚起 がな され て きた (別 添 2)。
社 団法人 日本 麻酔科学会 (以 下、「学会 」)よ り、「
『 ア ドレナ リン含有局所麻酔剤』 お よび『 ア
ドレナ リン注射 液』 の 添付 文書記載 変更 に つい て」 の 要望書 が厚 生労4rnil省 医薬食 品局安全対策課
)に 提 出 され た こ とを踏 まえ、平成 22年 5月 28日 に安 全対策課 は、医薬
(以 下、「安全 対策課 」
品医療機器 総合機 構
(以
下、「機構」)に 対 して 、 これ らの製剤 の 併用時 にお ける安全性 について
調 査 を依頼 した。機 構 は本 依頼 を受 け て 、 ア ドレナ リン含有製剤 とハ ロゲ ン含 有吸入麻酔薬 との
併 用 に 関 して調 査 を行 つた。
2。
海外 にお け る状況
海 外 にお け るア ドレナ リン含 有製斉Jと ハ ログ ン含有吸入麻酔薬 との 併用 に関す る注意喚起の状
況 と して 、英 国及 び米 国にお け る関連 医薬 品 の添付文書 の記載状況 を確認 した
(別
添 3)。
主な注意 喚起 と しては 、 リ ドカイ ン塩 酸塩 ・ ア ドレナ リンの 添付 文書 につ い て 、英国 ではハ ロ
: Johnston RR ct al Ancsth AInalg 1976:55:709‐
12
-1-
タ ンや 手 ンフル ラ ン な どの 吸入薬 に よる全身麻酔 を実施 中の 患者 では 、重篤 な不整脈 を生 じる危
険性 が あ る こ とか ら、ア ドレナ リン を含有す る溶 液 は慎 重 に使 用す る旨が、米 国 で は強力 な全身
麻 酔薬 の 投 与 中あるい は投与後 の患者 では 、不 整脈 を生 じるこ とが あるた め 、血管収縮作用 を有
す る医薬 品は慎重 に使用す る旨が記載 され て い る。 またア ドレナ リンの添付 文 書 につい て 、英 国
で は低酸 素 症 がみ られ る場合 、 ハ ロ タンな どの揮 発性 液体麻酔薬 に よ リア ドレナ リン誘発性 の心
室性 不整脈や 急性肺水腫 の リス クが増加 す る 旨が 記載 され てい る。
英 国及 び米 国 にお ける関連 医薬 品 の 添付 文 書 にお い て 、 ア ドレナ リン含 有製剤 とハ ロゲ ン含有
吸入 麻酔 薬 との併用 は禁止 され てお らず 、 ア ドレナ リン誘発性 の 不整脈 を生 じる可 能性 、併用 に
│
際 して の慎 重 な投与 を求 め る注意 喚起等 が 記載 され て い る。
HI_機 構 にお ける調査
、
1.ア ドレナ リン含 有製剤 とハ ロゲ ン含 有吸入麻酔薬 との 併用 に関す る学会 の 調 査結果及び関連 ガ
イ ドライ ン
(1)学 会 の安全委員会 医薬 品適 ■E評 価 ワニ キ ンググル ‐ プに よる調査結 果
学会 の 安全委員会医薬 品適 正 評価 ワー キ ング グル ープ は、ア ドレナ リン含有製剤 とハ ログ ン
含有 吸入麻酔薬 との併用 に 関す る安全性 を確認す る 目的 で 、学会認 定 の 1,108施 設 を対象 (583
施設 が回 答 )と したア ンケー ト調査 (前 向 き調査及 び 後 ろ向 き調査 )2を 実施 した。
前 向 き調査 の結 果 、全身麻酔症例 数 は 87,814症 例 で 、そ の うち吸入麻酔 薬 を使 用 した症例 数
は、63,476症 例 (72.3%)で あつた。 そ の うち局所 にア ドレナ リンあ るい はア ドレナ リン入 り
リ ドカイ ンを併用 した症 例数 は 、 16,760症 例 (吸 入麻酔薬症例 中の 26%)で あ った。 これ らの
3調
症 例 の 中 で 、併用 したア ドレナ リンが 原因 で生 じた と思われ る不整脈 につ い て 、偶発症
査 (学
会 が実施す る麻酔科認 定病院 の麻酔科が 管理 した症例 を対象 と した麻酔 関連 偶発症例 の調査 )
に報告 す べ き重篤 な不整脈 の症 例数 は、 セ ボ フル ラ ン、イ ソフル ラン、 ハ ロ タ ン とも症例 は 0
で あ った。
後 ろ向 き調査 の結果 、全身 麻酔症例数 は
905,H9症 例 、そ の うち吸入麻酔薬 を使用 した症例
数 は、673,512症 例 (74.4%)で あつた。 そ の うち局所 にア ドレナ リン ある い はア ドレナ リン人
リリ ドカイ ン を併 用 した
(と
考 え られ る)症 例 数 は、170,389症 例
(吸 入麻酔薬症例 中の
25%)
で あ った。 これ らの症 例 の 中 で 、併用 したア ドレナ リンが 原 因 で生 じた と思 われ る不整脈 につ
いて 、偶発 症 調査 に報告す べ き、あ るい は報告 した重 篤 な不整脈 の症 例 数 は 、セ ボ フル ラ ンお
よびイ ソフル ラ ン 0.003%、 ハ ロ タン 0%、 そ の他
0%で あ つた。
平成 17年 度 の 偶発 症例調査 と本 ア ンケー ト調査 で得 られ た結果 を比較 した。そ の結果 、平成
17年 度 偶発症例調査 にお いて 、吸入麻酔 法 にお け る高度不整脈及び心停止 。高度 不整脈 め対 10
万症 例 の 発生率 が 、それ ぞれ
18、
57で あ つたのに対 して 、本 ア ンケー ト調査 では 、併用 したア
ドレナ リンが 原 因 で生 じた と思 われ る重篤 な不整脈 の発生数 は 、前 向 き調査 では 0と 発生がな
・
く、後 ろ向き調査 では 、対 10万 症例 当た り、 12と 非常 に少数 であつた。
学会 の安 全委員会医薬 品適 正 評価 ワー キ ング グル ー プは 、 当該調査 の 結果 、 ア ドレナ リン含
2白 石 ら 麻酉牛2009:58:378-83
3原 因 の 如何 を問 わず 、麻酔 が かか つて い る状 況 下で生命 危機 状態 とな つた症例
-2-
有製 剤 とハ ロゲ ン含有吸入麻酔薬 とを併用 す る場合、 セ ボ フル ラ ン、イ ソフル ラ ンで は、併用
に よ る重篤 な副作用は生 じない と結論 づ ける こ とがで き る として い る。
(2)関 連 ガイ ドライ ン
4に
平成 16年 5月 に学会 が公 表 した麻 酔薬及び麻酔関連薬使用 ガイ ドライ ン第 2版
お けるア
「ア ドレナ リ
ドレナ リン含 有製剤 とハ ログ ン含有 吸入 麻酔薬 との併用 に 関す る記載 にお い ては 、
ン とハ ロ タ ン等 の揮発性 吸入 麻酔薬 との併用に よ り、 心室 性 不整脈 、 心室細動 をきたす危険性
が 増 大す る」 とされ てい る。一 方 、「セボ フル ラ ン及びイ ソフル ラ ンでの併用 はハ ロ タン と比較
して 安全 とされ てい るが、 これ らの製剤 の併用 に際 しては希 釈濃度、投与速度 、総投与量 に留
意 し慎 重 に投 与す ること」 とされ てい る。
またハ ロ タンにつ い ては 、「ア ドレナ リン との 併用 に よ り不整 脈発生 の頻度 が増加す るた め 、
併 用 には注 意 を要 し、ア ドレナ リンの許容 量 として lo万 分 の 1溶 液で 10分 間に loml以 下、
ある い は 1時 間 に 30ml」 と規 定 され て い る。
2.国 内 副作用報告 の集積状況
平成 16年 4月 1日 か ら平成 22年 5月 20日 までに機構 が 受付 けた国内 副作用報告 を対象 として、
ア ドレナ リシ含 有製剤 とハ ロ ゲ ン含有吸入麻酔薬 との併用例 の うち国際 医薬用語集
(MedDRA)
(SOC)の 心臓 障害 に該 当す る基本語 (PT)及 び SOCの 臨床検査 の うち心電 図異
常 に関す る PTを 抽 出 した (別 添 4)。 そ の 結果、併用例 にお いて心 室性期外収縮 、完全房室 ブ ロ
の器 官別 大分類
ック、 心 停 止等 の 重篤 な不整脈 あ る いは 、 心電図 異常等 の 臨床検査値 異常 をきた した症 例 が集積
してお り、そ の 内訳 はア ドレナ リン含有製剤 (リ ドカイ ン塩酸塩 。ア ドレナ リン及び ア ドレナ リ
ン)、 ハ ロタン、 セ ボ フル ラ ン、イ ソフル ラ ン を主た る被 疑薬 と してそれ ぞれ 8例 、0例 、 12例 、
1例 が 報告 され ていた。これ らの症例 の 副作用転帰 は軽 快 1)し くは回復が 19例 、後遺症 が 2例 5で
あ り、死 亡例 は集積 されなか った。21例 の症例の うち、 ‖ 例 は 、併用 に よ り重 篤 な不整 脈等 をき
た した 因果 関係 を否 定できな い と判 断 され た症 例 であ り、9例 はア ドレナ リン含有製剤 の使用 が
日l作 用 発現後 の 治療 目的で併用 され た症例 (併 用 に よ り重篤 な不整脈 等 を発 現 した症 例 ではなか
つ た)、 残 り 1例 は情報不足等 の ll■ 由か ら因果関係 の評価 が困難 な症例 であ つ た。
3.公 表 文献
ハ ログ ン含有 吸入麻酔薬 は 、 心筋の ア ドレナ リン感受性 を高め、心房性 あ るい は心室性 不整脈
の 発生 閾値 を低 下 させ るこ とが知 られ て い る
6。
ハ ロゲン含有吸人麻 酔薬 が心 筋 のア ドレナ リン感
受性 に及 ぼす 影響 に関す る報告 の うち、主な もの を以 下に示す。
Johnstonら
1の
報告 に よる と、 ハ ログ ン含有吸入麻酔 薬 にて最小肺胞 内濃度
(MAC)の
1.25倍
の 濃度 で麻 酔 下の 下垂体腫瘍摘 出術 を施行す る患者 にお いて 、そ の うち 50%の 患者 が不整脈 をき
.医 薬 品 等適 正 使 用推 進施 行事 業 ―
麻酔薬 及び麻酔 関連薬使 用 ガイ ドライ ンー第 2版 財団法 人
日本麻酔科 学
会 (平 成 16年 5月 )
52例 は、ア ドレナ リン含 有製斉1の 製造販売 業及 び ハ ログ ン含 有吸入 麻酔 薬 の 製造販売業者 か らそれ ぞれ 報告 され
た 同一 の症 例
6ミ ラー
麻酔 科学 第 6版 (武 田純 三 監訳 )メ デ ィカル ・ サ イ エ ンス・ イ ンターナ シ ョナル
-3-
たす の に必要 なア ドレナ リン投 与量 (ED50)は ヽ ハ ロタ ンで 2.1隧 /kg、 イ ソフル ラ ンで 6.7μ g/kg
で あ り、イ ソフル ラ ン麻酔群 の ED50は `ハ ロ タ ン麻酔群 の約 3倍 で あ つた。な お 、ハ ロタ ンによ
る麻酔 時 に 0.5%リ ドカイ ン を含 有 したア ドレナ リン にて ED50を 算 出す る と 37μ メ gで あ り、 リ
ドカイ ンの添加 に よ り ED50は 約 50%増 加 した。
報告 に よると、ハ ロタ ン、セボフル ランあるいはイ ソフル ランにて MACの 1.25
倍 の濃度 で麻酔下のイヌにける不整脈誘発 に必要なア ドレナ リン量 が、ハ ロタン麻酔 ドでのア ド
Imamuraら
レナ リン量
7の
(39.1■4.3n3/ml)と
比較 して、セボフル ラン
(149.2± 54.9n3/ml)で は有意に多 かった。
8の
ンあ
Nalaroら
報告 によると、セボフル ラ
(2ク 5,7■ 71.O
n3/ml)及 びイソフル ラン
るい はイ ソフル ランにて MACの 1_1.3倍 の濃度 で
麻酔下 の術 中を施行す る患者 において、不整脈 を誘発す るア ドレナ リン投与量を検討 した結果、
両剤 ともに ア ドレナ リン投与量が o躍 八g未 満 では心室性期外収縮 を発現せず、5-149μ ッkgで は両
剤 Fplで 心室性期外収縮 の発現頻度 に差はなかつた。
機構 は国内外にお け る状況、学会 の調査結果、関連 ガイ ドライ ン並びに国内副作用報告の調査
結果 を踏まえ、以下の通 り考える。
ア ドレナ リンー
含有製剤 (リ ドカイ ン塩酸塩・ ア ドレナ リン及びア ドレナ リン)と ハログン含有
吸入麻酔薬 (ハ ロタン、イ ソフル ラン及びセボフル ラン)と の併用 について、以下の理由か ら、
必要な場合 には不整脈等の発生に十分注意 をしなが ら併用が可能 と考えられ ること、及び臨床現
場 における併用 が必要である ことを考慮 し、ア ドレナ リン含有製剤 の使用上 の注意におけるハ ロ
ゲ シ含有吸入麻酔薬 との併用禁忌を改訂 し、 これ ら製斉1の 併用 に際 して慎重 に実施すべ き旨の注
意喚起 に変更す ることが妥当であると判断 した。
①欧米 にお いて、 ア ドレナ リン含有製剤 とハログン含有吸入麻酔薬 との併用が禁忌 となってい
ないこと
② 関連 ガイ ドライ ンにおいて、ア ドレナ リン含有製剤 とハ ログ ン含有吸入麻酔薬 との併用は希
釈濃度、投 与速度、総投与量 に留意 し慎重に投与すべ きとされてお り、学会が実施 した調査
にお いて臨床 上これ ら併用 の必要性が一定程度認 められ る こと
③国 内副作用報告 の集積状況 を確認 した結果、併用により重篤な不整脈等 をきたし因果関係を
否定できない症例が H例 集積 されたものの、9例 が軽快 も しくは回復 した症例 であり、あら
か じめ不整脈発生 の可能性 を踏 まえて希釈濃度、投与速度、総投 与量に留意 をすることで重
篤 な転帰を防げると考 えられ ること
'
機構 は、専門協議において上記 の機構見解 の妥当性を議論 した。 また、公表文献において指
い筋のア ドレナ リン受容体 に及ぼす影響 が、セボフル
摘 され ているハ ログン含有吸入麻酔薬が′
ラン及びイ ソフル ラン と比較 してハ ロタンで大きい とされてい た知見を踏 まえ、セボフル ラン
及 びイ ソフルランと同様に、ハ ロタンについて t)ア ドレナ リン含有製剤 との併用禁忌を見直す
ことが妥当か どうか特 に意見を求めた。 、
そ の結果、専門委員 よ り以上 の機構 の判断は妥当であるとの意見 が 出され た。 また、学会の
t lmamura S et al. J Anesth. 1987; l: 62-8.
t Navarro
R et al. Anesthesiology. 1994. 80 545-9
-4-
調査 結果や ハ ロタ ンの 臨床現場 で の使用 実態 を踏 まえる と、ハ ロタ ン とア ドレナ リン含有製剤
との併 用 は極 めて限定的であ るこ とも勘案 し、ハ ロゲ ン含有吸入麻酔薬 の なかで もハ ロ タ ンに
よる重 篤 な不整脈等 の発現 の リス クが高 い とい う点 を注意 喚起 した上 で 、 ハ ロゲ ン含有吸入麻
酔薬 と して包括 的 に改訂す るこ とが妥 当で ある との意見が 出 された。
機 構 は、以上 の専門協議 での議 論 を踏 ま え、ア ドレナ リン含 有製剤 の使用上 の注意 にお ける
ハ ロ グ ン含 有吸入麻酔薬 との 併用禁忌 を改訂 し、 これ ら製剤 の 併用 に際 して慎重 な投与 を要 す
る旨 の 注意 を喚起す る とともに、 公表文 献 に基 づ きハ ロ タ ン、イ ソフル ラ ン及 びセ ボフル ラ ン
が 心 筋 のア ドレナ リン感 受性 に及 ぼす影 響 を具体的に記載 し、 ハ ログ ン吸入麻酔薬 間 での重篤
な不整 脈等 の発現 リス クに差 異 が あ る可能性 を注意喚起す ることが妥 当で ある と判 断 した。
IV.総 合 評価
機 構 は、 ア ドレナ リン含有製剤 及 び ハ ログン 含 有吸入麻酔薬 につ いて 、以下 の 通 り添付文書 の
使 用 上 の 注意 を改訂す る こ とが妥 当である と判断 した。
-5-
改訂案】リドカイン塩酸塩・ア ドレナリン、ア ドレナリン
【
改訂案
現行
禁忌】 (次 の患者 には投与 しないこと)
【
次 の薬剤を投与中の患者
削除
禁忌】 (次 の患者には投与 しないこと
【
次の薬剤を投与中の患者
華
1.慎 重投 与 (次
(略
)
│
1.慎 重投与 (次 の患者には慎重に投与すること)
の患者 には慎重 に投 与す る こと)
_
ハロタン等のハロゲン含有吸入屋酔薬を投 与中の患釧
用により心
日互作用」の項参照)
脈、不整脈等を起こすおそれがある。](「 本
3相 互 作用
(1)[併 用 禁忌 ](併 用 しな い こ と)
互 作用
(1)[併 用禁忌 ](併 用 しな い こと)
3.相
機序 。危険因子
臨床 症 状 ・ 措置 方法
薬斉J名 等
(略 )
l
が `ノ今 古 品
l
融
■
縫:
)ヽ
ユ 穴 ノ
キ
1-
存
-
^戚
二 `眸 ち
改訂案
現行
3.相 互 作 用
[併 用注 意 ](併 用 に 注 意 す る こ と)
(田
各)
互作用
(2)[併 用注意] (併 用 に注意す る こ と)
臨床症状 ・ 措置方法 機序・ 危険因子
薬剤 名 等
ハ ロ ゲ ン 含 有 吸 入 頻脈 、不整 脈 、場合 これ らの薬斉」は 、 心
によう ては心停止 を 筋 の ア ドレナ リン に
麻酔薬
ハ ロ タ ン注
対す る感 受 性 を克 進
イ 起 こす こ とが あ る
3.相
1)、
/ 7 tv, >e:)
六せ る エ ル が 知 ムね
︱﹃︱
セ ボ フル ラ ン注助
て い る。_
注 1)ハ ロタン麻酔中のヒトの 50%に 心室性 期外収縮を誘発するアドレ
1ヽ
ナリン量 (粘 膜下投与)は 2.1岬 火gと 報告されている
この量は 60kgの ヒトの場合、キンロカイン注射 液 0.5%、 1%(10万
倍希釈アドレナリン含有 )12.5mLに 相当し、キシロカイン注射液
2%(8万 倍希釈アドレナリン含有)10nlLに 相 当する。
注 2)イ ソフルラン麻酔 中のヒトの 50%に 心室性期外収縮を誘発するア
シ量(粘 膜下投与)は 6.71t3/kgと 報告されている
ドレナリ
1ゝ
この量は 60kgの ヒトの場合、キシロカイン注射液 0.5%、 1%(10万
倍 希釈 アドレナリン含 有 )40mLに 相 当し、キシロカイン注 射 液
2%(8万 倍 希釈 アドレナリン含有)32nlLに 相 当する。
注 3)セ ボアルラン麻酔 中、5LLg/kA未 満 のアドレナリンを粘 1莫 下 に投与
しても 3回 以 上持続 する心室性 期外収縮 は 誘発 されなか った
が、5暖 火貫∼ 14.9urkgの アドレナリンを投与した場合 、1/3の 症
例 に 3回 以上持続する心室性 期外収縮 が誘 発された つ。
アドレナリン 5LLg/kgは 60kgの ヒトの場合 、キシロカイン注射液
0.5%、 1%(10万 倍希釈 アドレナリン含有 )30mLに 相 当し、キシロ
カイン注射液 2%(8万 倍希釈 アドレナリン含 有 )24mLに 相 当す
生
1)JOrmstO■ R.R… et」 .:Anesal.And魚 55(5).709、 1976
2)NⅣ arro.R..et
al.:Anesthesiolo鳳
80.545.1994
別添
① キシ ロカイ ン注射液 0.5%
エ ピレナ ミン含有
② キシロカイン注射液 1%
エ ピレナ ミン含有
③ キシロカイン注射液
エ ピレナ ミン含有
ア ドレナ リン
ヽ
ヽヽ
ヽヽ ヽ
リ ドカイ ン塩酸塩 ・
ア ドレナ リン
注 液
ン ン
販売名
ス ス
ボ ボ
① ②
一般 名
調査対象医薬品一覧
承認 取得者
アス トラゼネカ(株 )
第 一 三共 (株 )
∞
l
効能 ・効 果
。注射液 0.5%:
硬膜外麻酔 、伝 達麻酔 、浸潤 麻酔
。注射液 1%、 2%:
硬膜外麻酔 、伝達麻酔 、浸潤 麻酔 、表面 麻酔
下記疾患 に基づ く気管支痙攣 の緩解
気管支喘息 ,百 日咳
各種疾患 も しくは状態 に伴 う急性低 血圧 またはシ ョッ
ク時 の補助治療
心停止 の補助 治療
局所麻酔薬 の 作用延長
手術時 の局所 出血 の予 防 と治療
虹 彩毛様体炎 時 にお ける虹 彩癒着 の防 止
・ 下記疾患に基づ く気管支痙攣 の緩解
気管支喘息,百 日咳
・各種疾患 もしくは状態に伴 う急性低血圧またはシ ョッ
ク時の補助治療
心停止 の補助治療
蜂 毒、食物及 び 薬物等 に起因す るアナ フ ィラ キシー反応
に対する補助治療 (ア ナフィラキシーの既往 のある人菫
たはアナ フィラキシー を発現する危険性 の高い人に限
る)
ア ドレナ リン注 01%シ リン
ジ 「テルモ」(lmL)
テル モ (株 )
① エ ピペ ン注射液 O15m只
マ イ ラ ン製薬(株 )
/\vt>
7s-tv
武 田薬 品工業(株 )
全身麻酔
セボ フル ラン
セボ フ レン
イ ソフル ラ ン
フォー レン
丸石 (株 )
(株 )ア ボ ツ トジ ヤ パ ン
全身麻酔
②エピペン注射液 03
1
全身麻酔
別添 2
相 互 作用記載状況 一 覧
キ シ ロ カ イ ン江 射 液
エ ピ レナ ミ ン含 有
2009年 6月
改 言丁年 月
(第
研用禁思
記載項 目
)
ハ ロ グ ン曾 有 吸 人 麻 酔
薬
ハ ロ タン等
楽 倉り名 寺
:
2009年 9月
(弟
研用禁思
セ ホ フ レ ン吸人麻 酔楽
フ ロー セ ン
7版 )
20091「 12リ ロ (3再 7片反)
併用任意
ハ ロタ ン等 のハ ログ ン
含 有吸入 麻酔 薬
︱の︱
槻川卜、 4` 埜 別卜、易 省 に 頻 川氏,心 至 細 動 発 現
よ つて は心 停 上 を起 こ 危険性 が 増大す る。
す こ とが ある。
の
刀 ァ コ ー ル
/ミ /乞
冨
有す る医薬 品
ア ド レナ リン 、 ノル
ア ド レナ リン 、 ドパ
ミ ン塩 酸 塩 、 ドブ タ
ミン塩 酸塩 等
頻 脈 ・ 心 至 綱 動 等 の イヽ
整 脈 が あ らわれ る こ と
が あ る。
2009年 10月
(第 211k)
併用注意
リ ミ と
これ らの 楽剤 に よ
筋 の カテ コール ア
感 受性 が 克進 す る
え られ てい る。
心 ン考
危険 因子
これ ら の 楽 剤 は 、 ′
い肋
の ア ド レナ リン 受 容 体
の 感 受 性 を 克 進 させ
る。
2009年 19月
(3秘 l ttυ
併用任意
ア ドレナ リ ン 製 斉J(ア ア ドレナ リン裂 斉U
ア ドレナ リン
ド レナ リン 、 ノル ア ド
レナ リン等 )
ノル ア ドレナ リン
4ヽ
埜 脈 か め らわ れ る こ
とがある。
本剤麻酔 中、5円kg米
満 の ア ドレナ リン を粘
膜 下 に投与 して も 3回
以上持続 す る心室性 期
外収縮 は誘 発 され な か
っ た が 、_5躍ハg∼
り雑
機 肝 ・
フ ォ ー レ ン 吸 人 麻 凹牛楽
の縮 り は て の希溶
ン
ヽ
臨床症状
措 置方法
9版
fix i.z'lllmg
3こ錢
基I、浩
の 症 例 に 3回 以 上持続
す る心 室 性 期 外 収 縮 が
誘 発 され た 。
い1カ ア ドレア リ 本 楽 か 心 筋 の ア ドレす
本 剤 か 心 筋 の ア ドレす 不 剤 か ′
リ ンに 対 す る感 受 性 を ン 受 容 体 の 感 受 性 を完 リ ン 受 容 体 の 感 受 性 を
克進 す る
克 進 す る こ とが 考 え ら 進 す る。
れ て い る。
.
別添 3
海外添付 文書 との記載比較
1 リ ドカイ ン塩 酸塩・ ア ドレナ リン
英国
狩 10Caine l%and 20/O with Adrendinc
2009年 7月 改訂
AstraZencca lIK Limited
米国
Xy16cainc(lidOCainc h、 ア
drochloride)IttectiOn/
Xylocainc cidOCainc hydrochloHde and
e,nephrine)珂 ec“ On
2010年 2月 改言
丁
AstraZencca LP
Therapeutiic indications
Xylocaine rvith Adrenaline is indicated for the
production of local anaesthesia by thefollorving
︱一〇︱
techniques:
- Local infilitration
- Minor andl major nene blocks
- Epidural t,lock
INDICATIONS AND USAGE
Xylocaine (lidocaine HCI) Injections are
indicated for production oflocal or regional
anesthesia by infiltration techniques such as
percutaneous injection and intrar,enous regional
anesthesia by peripheral nen e block techniques
such as brachial plexus and intercostal and by
central neural techniques such as lumbar and
caudal epidural blocks, when the accepted
procedures for these techniques as described iir
standard textbooks are obsen'ed.
{.5 Interaction n'ith other medicinal products
and other lbrms of interaction
PRECAUTIONS
General:
Solutions containing adrenaline should be used
with caution in patients undergoing general
anaesthesia rvith inhalation agents, such as
halothane and enflurane. due to the risk ofserious
Preparations containing a vasoconstrictor should
be used rvith caution in patients during or
follou.ing the administration of potent general
anesthetic agents, since cardiac anhyhmias may
occur under such conditions.
cardiac anhrythmias.
日本
キシ ロカイ ン注射液 「05%。 1%・ 2%」
レナ ミン含有
2009年 6月 改訂
アス トラゼネカ株式会社
=ピ
【
効能・ 効果】
注射液 05%:硬 膜外麻酔、伝達麻酔、浸潤麻
酔
注射液 1%、 2%:硬 1莫 外麻酔、伝達麻酔、浸
潤麻酔、表面麻酔
巷
己
ハ ロ タ ン等 のハ ログ ン含 有吸入麻酔薬
′
併用禁忌
薬剤名等
ハ ロゲ ン含有吸入麻酔薬 ハ ロタ ン等
臨床症状 ・措 置方法
頻脈 、不整脈、場合 に よ つては心停止 を起
こす こ とがある。
機序 。危険因子
これ らの薬斉Jは 、心筋 のア ドレナ リン受容
体 の感 受性 を売進 させ る。
2.ア ドレナ リン
耳pinephine lttectiOn ll1000 Minlet
Epinephrine lttcctiOn l:10000 Mintet
2005年 10月 改訂
Epipen(epinephrine)IttectiOn
E,pen Jr(C'nephne)珂 ec10n
2009年 2月 改訂
Intemation〔ll Mcdication Systems(UK)Ltd
DEY
Therapeutiic indications
Epinephrinr: Injection I : 1000 Minijet
Emergen,cy treatment of anaphylaxis or acute
INDICATIONSAND USAGE
Epinephrine is indicated in the emergencl'
angioneurrotic oedema rvith ainvays
obstruction, or acute allergic reactions.
Epinephrinr: Injection I :10000 Minijet
Adjunctive use in the management of cardiac
arTest.
︱一一︱
In cardic,pulmonary resuscitation. Intracardiac
puncture and intramyocardial injection of
adrenalirre may be effective rvhen external
cardiac compression and attempts to restore
the circulation by electrical defibrillation or
use of a pacemalier fail.
日本
米国
英国
treatment of allergic reactions (anaphylaxis) to
insect stings or bites. foods, drugs and otlrer
allergens as rvell as idiopathic or
exercise-induced anaph.vl axis. The EpiPen and
EpiPen Jr auto-injectors are intended for
immediate self-administration by a person rvith a
history of an anaphylactic reaction. Such
reactions ma!'occur within minutes after
exposure and consist of fl ushing, apprehension,
syncope, tachl,cardia, thready or unobtainable
pulse associated u'ith a fall in blood pressure,
convulsions, r'omiting, diarrhea and abdominal
cramps, involuntary r'oiding, wheezing, dyspnea
due to laryngeal spasm, pruritis, rashes, uticaria
or angioedema. The EpiPen and EpiPen Jr are
designed as emergency supportive therapy'' only
and are not a replacement or substitute for
immediate medical or hospital care.
ボ ス ミン注 lmg
2009年 9月 改訂
第 一三 共株式会社
〔
効能 。効果〕
下記疾患 に基づ く気管支痙攣 の緩解
気管支喘虚、
,百 日咳
各種疾 患 も しくは状 態 に 伴 う急性 低 血圧
または シ ョック時 の補助 治療
局所麻酔薬 の作用延長
手術 時 の局所出血 の予防 と治療
心停止 の補助治療
虹 彩毛様体炎 時 にお ける虹 彩癒着 の 防止
英国
.[.5 Interaction rvith other medicinal products
and other fbrms of interaction
Volatile liquid anaesthetics such as halothane
increase the risk of adrenaline-induced
ventricular,arrhythmi as and acute pulmon ar5'
oedema if hypoxia is present. '
日本
米国
該 当記載 な し
替
己
ハ ロタン等のハ ロゲン含有吸入 麻酔薬
併用禁忌
薬剤名等
ハ ロタン等のハ ロゲン含有吸入麻酔薬
臨床症状・措置方法
頻脈 ,心 室細動発 現の危険性 が増大する:
機序・危険因子
これ らの薬剤 に よ り心筋 の カテ コールア
ミン感受性が克進すると考 えられ ている。
︱一”︱
3.
t:vF2
該 当添付 文書な し (ABPI)
日本
米国
英国
Halothanc lnhalant
フ ロー セ ン
2007年 4月 改 訂
2009年 12月 改訂 ―
HOS,Ia,hc.(Discontinued)
武 田薬 品工業株 式 会 社
INDICATIONS
効能・効果】
【
全身麻酔
Halotllanc is indicatcd for the induction alld
maintcnancc of general anesthcsia
ACTION
Halothane sensitizes the ml"ocardral conduction
s)'stem to the action ofepinephrine and
levarterenol (norepinephrine), and the
combination ma)' cause serious cardiac
arrhlthmias.
PRECAUTIONS
︲一ω︲
Epinephrine or levarterenol (norepinephrine)
should be employed cautiously. if at all, during
Halothane anesthesia since their simultaneous use
may induce ventricular tachycardia or fibrillation.
併用注意
名等
薬斉」
カテ コール ア ミンを含有す る医薬 品
´
ア ドレナ リン、ノル ア ドレナ リン、搬
ドパ ミン、塩 酸 ドブタ ミン等
臨床症状・ 措置方法
頻脈 。心室細動等 の 不整脈 があ らわれ るこ
とが あ る。
機序 ・ 危 険因子
本剤 が 心筋 のア ドレナ リンに 対す る感 受
性 を克進す る こ とが考 え られ て い る。
4.セ ボ フル´
フン
日本
米国
英国
‐
Ultane Liquid
セ ボフ レン吸入麻酔薬
2010年 1月 改訂
2010年 1月
2009年 10月 改訂
Abbott Laboratories Linlited
Abbott LaboratoHes
Therapeutic indications
Sevofluranr: is indicated for induction and
maintenance of general anaesthesia in adult and
paediatric pratients for inpatient and outpatient
INDICATIONS AND USAGE
Sevoflurane is indicated for induction and
maintenance of general anesthesia in adult and
pediatric patients for inpatient and outpatient
丸石製薬株式会社
■効能・ 効果
全身麻酔
surgerJ'.
surgery
SevOfluran()
︱一ヽ︱
Sevoflurane should be administered only b1'
persons trained in the administration of general
anesthesia. Facilities for maintenance of a patent
ainva\,. artifi cial r entilation, oxygen enrichment,
and circulatory resuscitation must be immediately
available. Since ler,el of anesthesia may be
altered rapidly; only vaporizers producing
predictable concentrations of sevoflurane should
be used.
英国
;[.5 Interaction rvith other medicinal products
and other lbrms of interaction
Sevoflurans is similar to isoflurane in the
sensitisation of the mvocardium to the
arrhlthmogenic effect of exogenousll'
administered adrenaline.
米国
CLINICAL PHARMACOLOGY
Cardiovascular Effects
A sfud1, investigating the eprnephrine induced
arrhlthmogenic effect of sevoflurane lersus
isoflurane in adult patients undergoing
transsphenoidal hlpophl'sectomy demonsfated
that the threshold dose of epinephrine (i.e., the
dose at rvhich the first sign of arrhyhmia rvas
obsened) producing multiple ventricular
anhy'thmias rvas 5 mcg/lig rvith both sevoflurane
and isoflwane. Consequently', the interaction of
sevoflurane rvith epinephrine appears to be equal
to that seen rvith isoflurane.
日本
︱一い︲
併用注意
薬剤名等
ア ドレナ リン製剤
(ア ドレナ リン、 ノル ア ドレナ リン等 )
臨床症状・ 措 置方法
不整脈 が あ らわれ るこ とがある。
本剤麻酔 中、5麒 g未 満 のア ドレナ リン を
粘膜 下に投与 して も 3回 以 上持続す る心室
性期外収縮 は誘発 され な か つ たが 、5旧 /kg
∼ 14.%げ 聰 のア ドレナ リン を投 与 した場
合 、 1/3の 症例 に 3回 以 上持続す る心室性
期外収縮 が誘発 された。
機序・ 危険因子
本剤 が ,い 筋 ア ドレナ リン受 容 体 の感 受性
を克進す る。
5イ
ソフル ラ ン
米国
英国
2010年 1月 改言丁
Isonuranc (Forane)
2010年 2月 改訂
Abbott LaboratoHes Limited
Baxter
Therapeutic indications
INDICATIONSAND USAGE
Isoflurane, USP may be used for induction and
Iso■ uranc
(Forane)
Isoflurane is indicated as a general anaesthetic by
inhalation.
日本
フ ォ ニ レン吸入 麻酔 薬
2009年 9月 改訂
アボ ッ トジャパ ン株式会社
■効能・ 効果
全身麻酔
maintenance of general anesthesia.
Adequate data have not been developed to
establish its application in obstetrical
anesthesia.
5.1 Pharmacodynamic properties
Isoflurane appears to sensitise the myocardium to
adrenaline to an even lesser extent than
︱一〇︱
Enflurane. Limited data suggest that
subcutaneous infiltration of up to 5Oml of
1:200.000 solution adrenaline does not induce
ventricular arrhythmias. in patients anaesthetised
rvith isoflulane.
CLINICAL PHARMACOLOGY
Isoflurane does not sensitize the myocardirrm to
exogenously administered epinephrine in the dog.
Limited data indicate that subcutaneous injection
of 0.25 mg of epinephrine (50 mL of I :200.000
solution) does not produce an increase in
ventricul ar arrhl,lhmi as in p atients anesthetized
rvith isoflwane.
併用 注意
薬剤 名等
ア ドレナ リン製斉」
ア ドレナ リン、 ノルア ドレナ リン
臨床症状 ・措置方法
不整脈 があ らわれ るこ とが ある。
本 薬麻酔 中 の ヒ トの 50%に 心室性 期 外収
縮 を誘 発 す る ア ドレナ リン 量 (粘 膜 下投
与 )は 6.7曜 八gと 報告 され て ぃ る。
この量は 60聰 の ヒ トの場合 、20万 倍希釈
ア ドレナ リン含有溶液 80mLに 相 当す る。
機 序 。危険因子
本 薬 が ,さ 務 の ア ドレナ リン受 容 体 の 感 受
性 を克進す る。
別添 4
国内副作用報告 の集積状況
1.リ ドカイ ン塩 酸塩 ・ ア ド レナ リン及 び ア ドレナ リン
No
年齢
転帰
ハ ログ ン含有吸
入麻酔 薬 の併用
軽快
セボフル ラン
心筋症
回復
セ ボ フル ラ ン
`性 男
J
一般 的名 称
副作用名
心電 図
PT
(年 )
ST部 分 上昇
ア ドレナ リン含
有製剤使用 が副
作用発現後 の治
療 目的
備考
卜一﹁︱
1
76
男性
2
59
女性
塩酸 リ ドカイ ン・
ア ドレナ リン
ア ドレナ リン
3
67
男性
ア ドレナ リン
心室細動
回復
セボ フル ラ ン
4
47
男性
塩 酸 リ ドカイ ン・
ア ドレナ リン
回復
セ ボ フル ラ ン
47
男性
ア ドレナ リン
心室性 頻脈 、電 気収縮 解 離 、心筋
症
心室性 頻 脈
回復
セボ フル ラ ン
男性
ア ドレナ リン
心室細 動
回復
セボ フル ラ ン
男性
塩酸 リ ドカイ ン・
ア ドレナ リン
塩酸 リ ドカイ ン
ア ドレナ リン
洞停 止
回復
セボ フル ラ ン
No.3‐ 6と
セボ フル ラン
症例
No.3-8と 同一
症例
6
7
77
00
27
2.ハ ロタ ン
集 積 は無 い
男性
徐脈 、 シ ョ ッ ク
後遺 症
あり
同一
3.セ ボ フル ラ ン
No
性別
一般 円名 杯
副 作 用妬
PT
転帰
ア ドレナ リン含
有製剤 の 併用
ア ドレナ リン含
有製剤使用 が 副
作用発 現後 の治
療 目的
(年 )
︱一∞︱
1
6か 月
男性
セ ボ フル ラン
心室細 動
回復
ア ドレナ リン
○
2
75
男性
セ ボ フル ラ ン
心 室性 期外収 縮 、循環虚 脱 、完 全
房 室 ブ ロ ック
回 復
ア ドレナ リン
○
30
男性
セ ボ フル ラ ン
心停 止
回復
ア ドレナ リン
○
4
42
女性
セ ボ フル ラ ン
完 全房 室 ブ ロ ック
回復
ア ドレナ リン
○
5
80
男性
セ ボ フル ラン
急性 心 筋 梗 塞
回復
ア ドレナ リン
○
6
77
男性
セ ボ フル ラン
洞停止
回復
7
62
女性
セ ホ フル ラ ン
塩酸 リドカイ
ン・ア ドレナ リン
ア ドレナ リン
27
男性
セ ボフル ラ ン
トル サ ー ド
ド ポア ン ト
徐脈 、 シ ョック、脳 神経障害
回復
あり
塩酸 リ ドカイ
ン・ア ドレナ リン
後道狂
9
70
女性
セ ボフル ラン
完 全房 室 プ ロ ック
回復
ア ドレナ リン
10
3
女性
セ ボフル ラ ン
急性 心不全 、発熱
回復
ア ドレナ リン
61
男性
セ ボ フル ラ ン
心室性頻脈、低 血圧、心電 図 ST
部分上昇
回復
塩酸 リ ドカイ
ン・ア ドレナ リン
70
女性
セ ホ フル ラ ン
徐脈 、心停止
回復
ア ドレナ リン
12
備考
No.1‐ 7と
同一
症例
○
卜JO.1‐ 8と 同 一
症例
○
○
No4‐ 1と 同 一
症例
No
1
ソフ ル ラン
齢 年
年<
4イ
70
性 男J
=般 的名称
副作用名 PT
転帰
ア ドレナ リン含
有製剤 の併用
ア ドレナ リン含
有製剤使用 が副
作用発現後 の 治
療 目的
備考
女性
イ ソフ ル ラン
心停止 、徐 脈
回復
ア ドレナ リン
○
Nё .3‐ 12と
一 症例
・
同
︱一ΦI
参考 資料
1-1
2008年 5月 23日
厚 生 労働省
医薬食 品局 安全対策課
課長
殿
社団 法 人 日本
理 事長 並木
童自
望
「アドレナリン含 有 局所 麻酔 斉1」 および「アドレナ リン注射 液 」の 添付 文 書記 載 変 更 に つ い て
謹啓
平素より本学会 の活動 についてご理 解 ご支援を賜 り、厚 く御 礼 申し上げます。
「アドレナリン含 有局所麻酔剤 」(キ シロカイン注射液 エピレナミン含 有 )の 添付文書
さて、本年 1月 、
「アドレナリン注射液」(ボ スミン注 )に 準拠 して「ハ ロタン等 の
が 当該 会社からの 申請を受け改訂 され 、
「禁忌」となりました。これ により臨床 現場 では非 常
ハ ログ ン含有吸入麻酔薬」が従来 の「併用注意」より
に大きな影響を受 け、全身麻酔管理 に混 乱、支障をきたす事態 が生じています 。
「アドレナリン注射 液 」は 、外科手術 時 、特 に耳 鼻科領域・形成外科 領域 の 手術 にお いて 、単独 また
は局所麻 酔薬 に添加 (含 有を含 む )さ れ 、手術 時 の 局所 出 血の 予防と治療 、また局 所麻 酔薬 の 作用
延 長 を 目的 に広 く用 い られてい ます 。これ らの手術 を全身麻酔 下に行う場合 、現在 吸入麻 酔薬 として
はセボフル ランあるい はイソフルランが 主に使用 されています。一 般的 に吸入麻酔薬は心筋 のカテコラ
ミン感 受性を高めるといわれています が 、ハロタン >イ ソファ
レラン>セ ボフルランの順 に高 い とされ 、現
在我 が 国 の 臨床現場で汎用されているセボフル ラン、イソフル ランは重 篤な不整脈 の発 生 のリスクは大
幅 に低 いとされています 。また全身麻 酔 中は、心 電 図等 の さまざまなモニタリングが行われ 、手術 中に
発 生する不整 脈等 の 異常を速や かに発 見 し対応できる環 境 が整 っています。
従 来「アドレナリン注射液 」の 添付 文書 にお いて 、シクロプ ロパ ン、ハロタン及びトリクロル エチ レン等
のハ ログン含 有吸入麻酔薬 (現 在ではシクロプ ロパ ン、トリクロル エチ レンは発売 中止 に伴 い 削除 )は 、
頻脈・心室 細動 の危 険 が増大するという理 由で禁忌 となっておりましたが 、これは「セボフル ラン、イソフ
ルラン」等 の安全性 の 高 いハ ログン含 有吸入麻酔薬が登場する以前 に策定されたものであります 。現
「アドレナリン注 射液 」は「併
に 、1990年 に発 売された「セボフル ラン、イソフル ラン」の添付 文書では 、
用 注意」とされています (1998年 再審査 )。 つまり現在 セボフル ラン、イソフル ラン使用時 にエ ピネフリン
を使 用する場合 、二 通りの解釈 (禁 忌と併用注意 )が 存在す ることになります 。
製斉」
「アドレナ リン含 有 局所麻酔斉J」 の 添付 文書 の 改訂 を申請 した当該 会社 からは 、日本麻 酔科 学会 か
らの指摘 を受 け医薬 品医療器 機 総合機構 へ 再改訂の打診を行 つた と報告を受 けています が 、日本麻
「アドレナリン含有局所麻酔剤 」および「アドレナリン注射液 」と
「ハ ロタン等 の
酔科 学会 におきましては 、
「セボフル ラン、イソフル ラン」については「併 用注意」と
ハ ロゲン含有吸入麻 酔薬」との併用 につい て、
して追記されることを強く要望 いたします 。
菫白
言
参考 資料
吸入麻酔薬による全身麻酔中の
局所への血管収縮薬 (エ ビネフリン)の 使用状況
ならびに偶発症発生に関する緊急アンケー トの報告
一 (社 )日 本麻 酔科学会 安全委 員会医薬品適 正 評価 ワ ー キ ン ググループ・
安全委 員会 ,総 務委 員会報告一
白石 義 人
森田
上園 晶一
中馬理―郎
潔
中尾三和子
古家
酔
麻
第 58巻 第 3号 別 刷
克誠 堂 出版株式 会社
仁
1-2
酔 :58巻
麻
-378-
3号
生画
な
一
螺=
︵
り
吸入麻酔薬による全身麻酔中の
局所への血管収縮薬 (こ ピネフリン)の 使用状況
らびに偶発症発生に関する緊急アンケー ト
一 (社 )日 本麻酔科学会安全委員会医薬品適正評価 ワーキンググループラ
安全委員会 ,総 務委員会報告―
白石
義人
*1
上園
晶一
*4
*2
*5
中馬理一郎
森田
潔
中尾 三和子
古家
仁
*3
*6
ン
〓〓ロロD>エ ピネフ リ ,吸 入麻酔薬 ,不 整脈
エ ピネ フリン含有局麻薬をィヽロゲン含有吸人麻
Lを 確認 するため,日
l1/1L薬 と併用す ることの安全仁
本麻酔科学 会認定施設 に対 してア ンケ ー ト調査
11向 き (平 成 20年 7月 16日 より 1カ 月間),後
〔
ろ向 き (平 成 19年 1月 1日 より 1年 間)〕 を実施
した。結果 として,前 向 き調査では,重 篤な不整
脈を発生 した症例は 0で あつた。後 ろ向き調査 で
Ilし たエ ピネフリンが原1水 │で 生 じたと思わ
は,併 り
れ る重篤な不整脈 の発4Lは セボフルランおよびイ
ソフルラン │.003%,ハ ロ タン 0%で あつた。エ ピ
‐
ネフ リン含有局麻業 をハ ロゲ ン含有吸入麻酔薬 と
併用 する場合:セ ボフルラン,イ ンフルランでは
併用 によるITi篤 な扇1作 用 は生 じない と結論づ ける
こと で きる。
/Jゞ
用注意"で あつたのが,“ 禁忌1扱 い とな つた。 こ
れはエ ビネフリンの添付文書 との整合性 を考 えて
行われ た改訂 であつた。従来 よリセボフルラン
イ ソフル ラン,ハ ロタ ン麻酔下の イヌにお けるエ
,
ピネ フリン感受性 については,ハ ロタ ン麻酔下 で
1)さ
は明らかな感受性の充進が見られると報告 れ
ているが,セ ボフルラン,イ ソフルラン麻酔下で
は安全 に使用 されるとの報告"の が散見されてい
る。
この添 付文書 が出 るまで ,わ が国 で は エ ピネ フ
リ ン含 有局麻薬 をセ ボ フル ラ ンや イ ソフル ラ ン と
併用 し,大 きな問題 もな く麻酔 が 実施 されて きた
が , この添付文書 が公表 され た結果 ,現 場 で は大
‐
`
きな混乱 が生 じて きた。
そ こで ,エ ピネ フ リン単独 あ るい はエ ピネ フ リ
ン含 有 (添 加 を含 む )局 麻 薬 をハ ロ タ ン な どの ハ
局所 麻酔 薬 (以 下局麻 薬 )の 添 付文書 が 平成 20
年 1月 に 改 訂 され ,局 所 麻 酔 薬 に エ ピネ フ リ ン
ドレナ リ ン)を 添加 した場 合 ,ハ ロ タ ンな どィヽ
ロ ゲ ン含 有吸 入麻酔 薬 と併用 す る こ との 安全性 を
確 認 す るため,社 団法 人 日本麻酔 科学会 認定施 設
(ア
に対 して 緊急 ア ンケ ー ト調査 を実施 した ので ,そ
併
ロゲ ン含 有吸 入麻 酔 薬 と併用 す る こ とが 従来 “
の結 果 を ここに報 告 す る。
・ 1浜 松医科大 学 医学部附属病 院・ 手術部 ,安 全委員会 医薬品
適正評価 ワニキ ンググルア プ長
*2岡 山大学大学院 医歯薬学総合研 究科麻酔蘇生学分野
県立広 島病院麻酔・ 集中治療科
“
*4東 京慈恵会 医科大学麻酔科学 教室
15医 療法人慈恵会新須磨病 院麻酔科 ,安 全 委員会委員長
率6奈
良県立医科大学麻酔科学教室 ,総 務委員会委員長
2008年 12月 8日 受領 :2009年 1月 20日 掲載決定
麻 葛卜2009;58:378--383.
1.対 象 と方 法
対象 は ,日 本麻酔 科学会 認定施 設 1,108施 設 に
対 して ,ア ン ケ ー ト調 査 を実施 した。 ア ンケ ー ト
内容 は,以 下 の とお りで あ る。
ffi
fr'.": zoog
+3
―-379-―
H
ン
ピ
へ
使用状況ならびに偶発症発
表 1 吸入麻酔薬による全身麻酔中の局所 の血管収縮薬 (エ ネフリ )の
8月 15日 まで〕
前向き調査 :平 成 20年 (2008年 )7月 16日 より同年
生に関するアンケー ト結果 〔
〒
.
〒
症例 数
=言
_言
′
^ハ
割合 (%)
87,814
1.全 身麻酔症例数
・
.
2-1.吸 人麻酔薬 を使用 した症例数 ,7
>
2-2.(2-1)の 吸入麻酔薬 の内訳 <2-1.の 症例数 63,476に 対する比率
3
63,476
7,。
① セボフルラン
61,980
97.6
② イ ソ フル ラ ン
③ ハ ロタン
1,392
2.2
2
0.003
268
0.4
④ その他
2-3.局 所 にエピネフリンあるいはエピネフリン入 リリ ドカインを併用 した症例
数
① セボフルラン
② イ ソ フル ラ ン
③ ハロタン
④ その他
16,760
吸入麻 酔 薬
症例 中の
16,393
262
26%
97.8
-
1.6
0
0:0
105
0.6
3.上 記 (2-3)の 症例中で併用 したエピネフリンが原因で生じたと思われる不整
脈
3-1.偶 発症 調査 に報告すべ き症例 数 (重 篤 な不整脈 Vt VT,心 停 止 な ど
<お のおの 2-3.の ①∼④ に対 す る比率 >
)
0
3
4
0.3
3
1.1
0
② イ ソ フル ラ ン
③ ィヽロ タ ン
0
5
2
8
8
.
盤3
.一3
2
0
(1)全 身麻酔症 例 数
(2)吸 入麻酔薬 を使用 した症 例 数 ,お よび吸入
麻酔薬の内訳
(3)上 記の うち局所に手ピネフリンあるいは干
ピネフリン入 リリドカインを併用 した症例数,お
0
1
8月 15日 までの 1カ 月間 の症 例
0
.
7
よ り同年
0
④ その他
3-3:何 も処置せず経過観察のみの症例数<お のおの 2-3.の ①∼④ に対する比率>
① セボフルラン
② イソフルラン
③ ハロタン
④ その他
1)前 向 き調査
対象 :平 成 20年 (2008年 )7月 16日
④ その他
32.抗 不整脈薬投与などの処置を要 した症例数 (3-1.の 症例 は除 く)
<お のおの 2-3.の ①∼④ に対する比率 >
① セボフルラン
〇 一 〇
0
1
0
0
② イ ソ フル ラ ン
③ ハ ロタン
0
① セボ フル ラ ン
よびその中で下記に該当する症例数
① 偶発症調査 に報告すべ き,あ るいは した重篤
心室細動 (Vf),心 室性頻脈 (VT),心
な不整脈 〔
停止な ど〕 の症例
② 抗不整脈薬投与などの処置を要 した症例
③ 何 も処置せず経過観察 のみの症例
2)後 ろ向き調査
対象 :平 成 19年 (2007年 )1月 1日 より同年
麻
―-380-―
酔 :58巻
3号
ン
況ならびに偶発症発
表 2 吸入麻酔薬による全身麻酔中の局所べの血管収縮薬 (エ ピネフリ )の 使用状
後ろ向き調査 :平 成 19年 (2007年 )1月 1日 より同年 12月 31日 まで〕
生に関するアンケー ト結果 〔
_`^
割 合 (%)
症例数
′ 1′ 、
905,119
1.全 身麻酔症例数
21.吸 入麻酔薬 を使用 した症例 数
. ._
‐
673,512
74.4
662,944
98.4
906
0.1
(2-1.)の 吸入麻酔薬 の内訳 <2-1.の 症例数 673,512 に対 す る比 率 >
22。
① セ ボ フル ラ ンお よびイソ フル ラ ン
② ハロタン
4,164
③ その他
5,498
④ 不明
ンを
170,389
ドカイ
エピ
入
いは
リリ
ン
ネフリ
エピ
23.(2-1.)の 中で局所に ネフリ ある
ィ
併用 した (と 考 え られ る)症 例数
① セ ボ フル ラ ンお よびイ ソフル ラ ン
② ハ ロ タン
③ その他
10
0.006
897
0.5
0
③ その他
3-2.上 記 (311.)の 中で併用 したエ ピネラリンが原因で生 じた と思われ る重篤
な不整脈の症例数<お のおの 23.の ① から③ に対する比率 >
① セボフルランおよびイソフルラン
25%
0.028
0
0
2
0.001
0
0
0
0
② ハロタン
吸 入麻 酔 薬
症例 中の
169,482
0
率>
① セボ フル ラ ンお よびイソ フル ラ ン
② ハ ロタン
0.8
99.5
8
4
3-1.上 記 (23.)の 中で偶 発症調査 に報告すべ き,あ るいは した重篤 な不 肇 脈
(Vf,VT,心 停止 な ど)の 症例数 <お のおの 2-3.の ① か ら ③ に対 す る比
0.6
③ その他
12月 31日 まで の 1年 間 の症例
(1)全 身麻酔 症例 数
(2)吸 入麻酔 薬 を使用 した症 例数 ,お よび吸入
麻 酔薬 の内訳
(3)上 記 の うち局所 にエ ピネ フ リンあ るい はエ
ピネ フ リン́入 リリ ドカイ ン を併用 した (と 考 え ら
れ る)症 例数 ,お よびその中で下記 に該当す る症
例数
① 偶発症調査 に報告すべ き,あ るいは した重篤
な不整脈 (Vf,VT,心 停止 な ど)の 症例
② 併用 した エ ピネ フ リンが 原 因 で生 じた と思
われ る重篤 な不整脈 の症例
2.結
果
ア ン ケ ー トは 1108施 設 に送 付 し,そ の うち
583施 設 か ら回答 があつた (回 収率 :52.62%)。
1)前 向き調査
(表 1)
全身麻酔症 例数 は 87,814症例で,そ の うち吸入
麻酔 薬 を使用 した症例数 は 63,476症 例 (72.3%)
で あ った。 吸入麻酔薬 の内訳 は,セ ボ フル ラ ン
ハ ロタ ン 0.003%,
9ク .6%, イ ソフル ラ ン 2.2%,
その他 0.4%で あ つた。
局所 にエ ピネフリンあるいはエ ピネ フリン入 り
リ ドカイ ンを併用 した症例数 は lQ760症 例 (吸 入
麻酔薬症例 中の 26%)で ,セ ボフルラン 97.8%,イ
ソフル ラン 1.6%,ハ ロタ ン 0%,そ の他 0.6%で
あ つた。
併用 したエ ピネ フリンが原因 で生 じた と思われ
る不整脈 につ いて,偶 発症調査 に報告すが き症例
数 (重 篤 な不整脈 Vf,VT,心 停 止 な ど)は ,セ
ボフル ラン,イ ソフル ラン,ハ ロタ ン,そ の他 と
も症例 は 0で あつた。
また,抗 不整脈薬投与な どの処置 を要 した症例
麻
―-381-―
酔 :2009年 3月
表
3
日本麻 酔 科学 会 麻 酔 関連偶発症例 調査 20o5よ り麻酔 法 別 偶発症発生数
1.麻 酔 法 別偶 発症 発 生数
心停 止
麻酔法
――
―……一―
―一一一―‐
―一‐
a.全 麻 (吸 入麻 酔 )
b:全 麻
c.全 麻
d.全 麻
218
(全 静脈麻 酔 )
106
64
18
(吸 入麻 酔 +硬 脊麻酔 )
(全 静脈 麻 酔 +硬 脊麻 酔 )
高 度不 整脈
77
症例数
504,230
23
74,937
53
227,172
7
73,952
880,291
4
e.脊 髄 くも膜 下 ・ 硬 膜 外併用 麻 酔
f.硬 膜 外麻酔
g.脊 髄 くも膜 下麻 酔
h.伝 達麻 酔
i。
(対
12,380
16
106,225
20
0
0
3,006
8,749
448
179
心停 止
高 度 不整脈
1
r)言 +
40,594
1
16
その他
2.麻 酔 法 別偶 発症 発 生率
2
.1
1,051,245
10万 症例 )
麻酔 法
a.全 麻 (吸 入麻酔 )
43.2
15.3
141.5
oO_7
b.全 麻 (全 静脈麻酔 )
28.2
23.3
c.全 麻 (吸 入麻酔 +硬 脊麻酔 )
24.3
9.5
d.全 麻 (全 静脈麻酔 十硬脊麻酔 )
9.9
4.9
e.脊 髄 くも膜下・ 硬 膜外併用麻酔
f.硬 膜外麻酔
8.1
8.1
g.脊 髄 くも膜 下麻酔
15.1
15.1
h.伝 達麻酔
33.3
0
i。
228.6
その他
イト言
+
0
42.6
17
数 は,セ ボ ブル ラ ン 0.3%,イ ソ フル ラ ン 1.1%,
ハ ロ タ ン 0%,そ の他 0%で あ つた 。
以上 の症例 の 中 で ,偶 発症調 査 に報 告す べ き
あ るいは報 告 した重篤 な不整脈 (Vtt VT,心 停 止
何 も処置せ ず経過観察 のみの症例 数 は,セ ボフ
ルラン 4.3%,イ ソフル ラン 3.8%,ハ ロ タ ン 0%,
その他 23.8%で あった。
な ど)の 症例数 は,セ ボフルランお よびイ ソフル
ラン 0.028°/o,ノ `ロ タ ン 0%,そ の他 0%で あつた。
その中で併用 したエ ピネ フ リンが原因で生 じた と
思われ る重篤な不整脈 の症例数 は,セ ボァル ラ ン
2)後 ろ向き調査
(表
2)
,
全身麻酔症例数は 905,119症 例 ,そ の うち吸入
麻酔薬 を使用 した症例数 は 673,512症 例 (74。 4%)
であった。 その内の吸入麻酔薬 の内訳 は,セ ボフ
ル ラ ンお よび イ ソ フル ラ ン 98.4%,ハ ロ タ ン
およびイ ソフル ラン 0.001%,ハ ロタ ン 0%,そ の
他 0%で あつた。
o.1%,そ の他 0.6%,不 明 0.8%で あ つた。
日本麻酔科学会 では,麻 酔科認定病院の麻酔科
が管理 した症例 を対象 として,1992年 よ り十余年
にわたって,年 次別 に “
原因の如何 を問わず,麻
局所 にエ ピネ フリンあるいはエ ピネ フリン入 り
リドカイ ンを併用 した (と 考 え られ る)症 例 数 は
170,389症 例 (吸 入麻酔薬症例 中 の 25%)で ,セ
ボフル ランお よびイソフル ラ ン 99.5%,ハ ロタ ン
0.006%,そ の他 0.5%で あつた。
3.考
察
酔がかかつて い る状況下で生命危機状態 となった
麻
症例 イ を調査 して い る。 この症例 を学会では “
酔関連偶発症例 "と 呼び,麻 酔 中 に患者 の生命 が
酔 :58巻 3号
麻
―-382-一
高度不整脈 および心停止発生率
表 4 偶発症例調査 2005と ア ンケー ト結果 の比較 〔
症例 )〕
心停上 高度不整脈 心停止 +高 度不整脈
7
1
0
2
︲
・
2
0 8
2 ・・
0
2
0
前向 き調査
*4
後 ろ向 き調査
*5
後 ろ向 き調査
3
7 0
m︸
5 ・
8
・
3
4
*3
3
8
ァ ジヶ ― 卜
*1
吸入麻酔法
*2
全静脈麻酔法
全麻酔科管 理症例
9
3
偶発症例調 査 2005
(対
10万
症例数
731,402
148:889
1,051,245
16,393
169,482
169,482
表 3の a.+c.(下 記補足説 明 あり)
表 3の b.+d.(下 記補足説 明あ り)
併用 したエ ピネフリンが原因で生 じた と思われ る重篤な不整脈 (表 1:3-1.)
重篤な不整脈 (心 停止 を含 む)(表 2:31.)
併用 したエ ピネフランが原因 で生 じた と思われ る重篤な不整脈 (表 2:3-2。 )
<補 足 >
し
日本麻酔科学会の偶発症例調 査 では麻酔法を表 3に 示す ように 9種 類 (aか ら iま で)に 分類
は
麻酔法
て い るが,う ち全身麻酔 は a,b,c,dの 4種 類である。吸入麻酔法 は aと cが ,全 静脈
bと dが それぞれ相当す る。
には,a
したがって,偶 発症例調査 2005と ア ンケー ト結果 の比較 における吸入麻酔法 の偶発症例
と cの 合計,全 静脈麻酔 法の偶発症例 には,bと dの 合計の数字が示 されて い る。
危機 的状態 に曝 され た症例 その もの を検証 し,結
果 的 に何 が原 因で あつた のか を特 定 した うえで
再 発 防止策 や ガイ ドライ ン な どの作成 に役 立 てて
,
い る。 その調 査の 中で ,“ 高度低 血 圧 "“ 高 度低 酸
心停 止 を覚悟 した "
素 血症 "“ 高度不整脈 "と は “
あ るい は I意 識 障害 ,心 筋 障害 等 の後 遺症 を覚悟
した"転 帰予測 のうか ない低血圧 ,低 酸素症 ,不
整脈 とし,“ その他 の危機 的偶発症 "は これ に準 じ
の
た危機的偶発症 と定義 して報告 を集 めて い る 。
今回 のア ンケー ト調査 を 2005年 度偶発 症例調
査結果 と比較 して検討 した。
表 3は ,2005年 度麻酔法別偶発症 の中での高度
不整脈発生数 であ る。対 10万 症例 あた りの割合
では,高 度不整脈 を呈 した症例 は,吸 入麻酔薬単
独の全身麻酔 では 15.3,静 脈麻酔単独 の全 身麻酔
な不整脈 の発 生数 は,前 向き調査で は 0と 発生が
な く, また後 ろ向 き調査で は対 10万 症例 あた り
1.2と 非常 に少数 であらた (表 4)。
文献的 にはハ ロ タン とエ ピネフリンの併用 で不
整脈発生の報告00が 見 られ るが,同 じハロゲ ン含
有吸入麻酔薬 であるセボ フルラン,イ ソフル ァィ
とエ ピネフリンの併用 は,今 回の調査でも重篤な
副作用 は生 じてお らず,可 能性 として不整脈 の発
生 に注意す る必要 はあるが,一 般 に臨床で使用す
る場合 は併用 による重篤 な副作用 は生 じない と結
論づ けることがで きる。
引用文献
1)Takada K,Sumikawa K,Kamibayashi■
HayaSli X
Yamatodani A,Kawabata K,ct al.Comparatve efFl―
では 30.ケ ,吸 入麻酔薬 と硬脊麻酔併用 の全 身麻酔
では 23.3で あつた。今回 のア ンケ ー ト調査 と比較
cacy of antiarrhythlnic agents in preventing
す るために,吸 入麻酔法全体 で見 ると,高 度不整
脈 18/10万 症例 ,心 停止 +高 度不 整脈 57/10万 症
thesiology 1993,79:563-70.
例 であつた:
しか し,今 回 のア ンケー ト結果 によると,併 用
したエ ピネ フ リンが原因で生 じた と思われ る重篤
5
halothane― epinephrine arrhyt,miaS in rats.Anes―
2)Navごro R,恥 ヽkOpf IB,Moore Wn,Lcc■ art
S,
Eger E1 2nd,Koblin D,et al.Hμ mans anesthe―
tized with Sevoflurane or isonurane have silnilar
arrhythmic response to epineph五 ne. Anesthesi01‐
1
麻
-383-
酔 :2009年 3月
*
Ogy 1994:801545-9.
3)岩 崎 創 史 ,山 蔭道 明 ,西 川幸 喜 ,陳
義 .術 中 心 停 止症 例 の 検 討
向東 ,並 木 昭
zDepartment of Anesthesiolog and Resuscitolog,
Okayamn Uniuersity Graduate School of Medicine,
二 当 院 に お け る 1980
年代 と 90年 代 の変 遷―.麻 酔 2001;50:136-
Okayama 700-8558
*
3Department' of Anesthesiohgt and. Intensiae Care
Medicinz, Hiroshima Prefutual Hospital,
43.
4)入 田和男,津 崎晃一,讚 岐美智義,澤 智博,中 塚
秀輝,槙 田浩史 ほか。危機的偶発症発 生率 に低下
傾 向 :危 機 的偶発症 に関す る麻酔関連偶発症 例
調査 2005の 速報 と最近 5年 間の推移― (社 )日
本麻酔科学会安全委員会偶発症例調査ワーキン
グ グ ル ニ プ報 告 T.麻 酔 2007;12:1433-46.
Hiroshima 734-8530
*aDepartment of
Anesthesiologt, The likei Uniaersity
School of Med.icine, Tbkyo 105-8461
*
5
Department of Anesthesiolog, Shinsumn General
HosPital, Suma 654-0047
*iDepartment
of Anesthesiolog, Nara Medical Uniausity,
Kashihara 634-8521
5)JOい nston RR,Eger EI II,Wilson C.A compara―
tive interaction of epinephrine with enlurane, iso―
■uranё , and halothanё
in man. Anesth
Analg
1976;55:709-12.
The incidences of intra-operative critical arrhythmia
related
to
epinephrine under halogenated inhalational
6)Rodrigo MRC,Moles TM,Lee PK_CompariSOn Of
anesthesia were analysed according to questionnaire to
the incidence and nature of cardiac arrhythmias
JSA (fapanese Society of Anesthesiologists) Certified Tiaining Hospital. The survey details included
prospective (from July 16th, 2008 to Aug 15th, 2008)
and retrospective (from Jan Lst, 2007 to Dec 31th,
OCCulring during isolurane or halothane anesthe―
sia.Br J Anaesth 1986;58:394-400.
ABSTRACT
The lncide五 ces of Critical Arrhythmia Related to
Epinephrine under Halogenated lnhalational
1108
2007) incidences of critical arrhythmia due to epinephrine under halogenated inhalational anesthesia. Among
the 1108 institutions, effective responses were ob-
A total of
1.2 case per
AneStheSia― ―Report Of the Subcomnlittee on
tained from 583 institutions.
Drugs,COmlnittee on Patient Safety and Risk
of critical arrhythmia were recorded in
the retrospective study, and no case was recorded in
Managclnent,and COmmittee o,Administrat市 e
Affairs」 apanese society of Anesthesiologists二
Yoshito SttIRAISHI*1,Kiyoshiヽ loRITA*2,
Miwako NAKAO*3,sh。 lchi UEZONO*4,
100,000 cases
the prospective study.
The use of epinephrine under halogenated inhalational anesthesia was safe, but careful use is recommended.
Riichiro CHuMA*5,Hitoshi FuRIJYA*6
key words : epinephrine,
*lSZなCα′(ンι
/sグ ″
ι
υ
πG%″ ″f影″α″αおπυ姥づ
雀″θ
肋 ψJ″ み正滋παZα お%491-θ 192
arrhythmia
inhalational anesthetics,
参考 資料 1■ 3
平成 22年 5月 28日
厚 生労働省
医薬食品局
安全対策 課
森
和彦
殿
「ア ドレナ リン含 有 局所麻酔 剤」及 び 「ア ドレナ リン製剤」
ハ ロゲ ン含有 吸入麻酔 薬 に係 る禁忌 の 見直 しにつ いて
マイ ラ ン
1.本 添付文書改訂 の要望書 の提 出に至るまで の経緯
先般 日本麻酔科学会か ら厚生労働省 へ提 出 された要望書『「ア ドレナ リン含有局所 麻酔
剤」及 び「ア ドレナ リン製剤」のハ ロゲ ン含有吸入麻酔薬に係 る禁忌の見直 し』に基づ き、
本剤併用 に関す る成書お よび関連文献、海外添付文書、使用実態調査等の資料 を様 々 な観
点 か ら再度検討 し直 し、 これ までの歴史的経過 も含 めて総合 的に勘案 した結果、以下 のよ
うな文言に改訂す ることが適切 と判断す るに至 り、今般、 ア ドレナ リン注射剤、 リ ドカイ
ン注射液 ア ドレナ リン含有製剤所有 の各社共同 の もとに本添付文書改訂 の要望書を提 出す
る こととした。
2.使 用実態
ハ ロゲ ン含有吸入麻酔薬 と、ア ドレナ リンあるい は リドカイ ン注射液 ア ドレナ リン含有
製剤 との併用は、三般 に外科手術、特 に形成外科、小児科領域 において、 出血量の抑制
1)'2),3)。
による術野の確保、お よび術後疼痛 の軽減 を 目的 として使用 され ている
一般的な麻酔、あるい は外科系成書 にお いて も、ハ ログン含有吸入麻酔薬 とア ドレナ リ
ン との併用 の際の不整脈 の発現 に関 して、高炭酸血症な どの注意点 とともに、ハ ロタン
麻酔下におけるア ドレナ リン投与量の上 限について記載 され、注意喚起が行 われてはい
・
るものの、併用禁忌 との記載 は認められ ていない。 これ ら成書の中にはセボフル ラン
イ ソフル ランについては、比較的安全 とす る記載 があ り、更にハ Fタ ンにおいて も注意
ハ ログン含有吸入麻酔薬 とア ドレナ リン、
の上 、使用 しうる とす る記載 も見 られ る
8)。
あるいは リ ドカイ ン注射液 ア ドレナ リン含有製剤 の併用 は、臨床 において一般的 に広 く
行われ てきたもの と考 えられる。また、現在 ではハ ロタンの使用頻度 は極 めて低 い。
。
なお、臨床 の医師 によると、希釈 の簡便 さによ り濃度設 定 ミスを防ぎ、浸潤 伝達麻酔
による鎮痛および出血予防 の両方を期待 できる、 リドカイ ン注射液 ア ドレナ リン含有製
剤 を使用す ることが多 い とい うことであつた。
3.現 在 の国 内における添付文書 の記載状況
別添①
ア ドレナ リン製剤 (ア ドレナ リン注射剤、 リドカイ ン注射液 ア ドレナ リン含有)の 添付
文書 にお いて、ハ ログ ン含有吸入麻酔薬 (ハ ロタ ン、イ ソフル ラン、セボフル ラン)は
併用禁忌 に設定 されてい る。反対 に、ハ ログン含有吸入麻酔薬 の添付文書において、ア
ドレナ リン製剤 は併用注意に設定 されてお り、ね じれ現象を生 じてい る。
4臨 床試 験
ヒ トにお けるハ ロゲ ン含有 吸入麻 酔薬 とア ドレナ リン併用 時 の不整脈発 生 に つ いて検討
した報告 は、検討例数 も少 な く古 い 報告 で あ るた め、現状 での明確 な見解 を提 示す る こ
とは 困難 で あ るが 、参考 に以下 に示す。
°
。エ ンフル ラ ン・ イ ソフル ラ ン・ ハ ロタ ンに よる比較試 験
3倍 の ED50値 を示 した。
ドカイ ン を加 える と ED50値 は約 50%…
ハ ロ タ ン麻酔群 に くらベ イ ソフル ラ ン麻酔群 では、約
また、ハ ロ タ ン麻 酔時 のア ドレナ リンに 0.5%リ
増 加 した。
・ イ ソフル ラ ン・ ハ ロ タ ン麻酔 に よる比較試験
5)
ハ ロタ ン麻 酔群 のみ で不整脈 の発現 があ り、統計的 な有意差 はない ものの 、 ア ドレナ
ハ ロタ ン よ り安全 性が高 い 可能性
リシ併用 時 の 不整脈発 生 について 、 イ ソフル ラ ンは
が示唆 され た。
・ デ ス フル ラ ン・ イ ソフル ラ ン麻酔 による比較試 験
6)
両剤 とも 7.0麒 g未 満 のア ド レナ リンの投 与量 で は、不整脈
の発 現 はなか つた。
7)
「 ィ ソラル ラジ・ セボフル ラン麻酔による比較試験
の
不整脈 の発現に関 して両剤 で同等 であ り、5.OHg/kg未満 の投与量では不整脈 発現ぃ
' なかつた。
の
において、ハ ロタン麻酔
以上 より、ハ ログン含有吸入麻酔薬 とア ドレナ リン製剤 併用
いが、ハ
ス
はイ ソフル ラン、セボフル ラン麻酔 と比較 して不整脈 の発現 の リ クがやや高
ロタ ン、及びイ ソフル ラン、セボクル ラン麻酔は臨床 にお いて、十分 に注意を払 うこと
で使用 できる範疇 と考 えられた。
5.外 国 にお ける状況 (添 付 文書 比較 )
別添②
ハ ロゲ ン含有吸入 麻酔薬 の添
ア ドレナ リン、 リ ドカイ ン注射液 ア ドレナ リン含有製剤 、
の 添付 文書で比
カ
付文 書 にお ける代表的 な記載状況 を、イ ギ リス (FU)、 ア メ リ 、 日本
較 した。
´
・ 欧 米 にお けるア ドレナ リンの効能 。効果 は、アナ フ ィラ キ シー シ ヨックや 心停止で あ
のア ドレナ リ
り、局所麻 酔 の 作用延 長や術野 の 出血 予防 と治療 を効能 に持 つの は 日本
│
ンの み で あ つた。
′
´
・ ハ ロゲ ン含 有 吸入麻酔薬 を併用禁忌 として い るのは 、 日本 のア ドレナ リンお よび リ ド
カイ ン注射液 ア ドレナ リン含有製剤 のみ であ つた。
・ ア ドレナ リン に対す るハ ロ タ ンでの記載 は、 日本、 ア メ リカ とも併用注意 と しての記
載 で あ る。
・ イ ソフル ラ ンでの記載 は 、 日本 では併用 注意 で あるが、イ ギ リス
(EU)で は薬理学的
レ
ン
に関す る情
特性 め項 に、アメ リカ では臨床薬理学 の項に、心筋 のア ド ナ リ 感受性
征かハカ
報 が記載 され てお り、相互作用 の項 には記載 は
・セボフル ランでの記載 では、 日本では併用注意 であるが、イ ギ リスで は相互作用の項
にイ ソフル ラン と同等 と記載 されていた。 アメ リカでは臨床薬理学 の項 に情報
(ア
ド
…
・‐ヽ
レナ リンに よる不整脈誘発 作用 に関す るセ ボ フル ラ ン とイ ソフル ラ ンの比較試験 の結
果 )が 記載 され てお り、相互作用 の項 には記載 は無か つた。
各 添付 文書情報 、お よび これ らの 記載 を一 覧表 と した もの を添付す る。
6.改 訂 案
現在 、 手術 の際 にハ ロ グ ン含有吸 入麻酔薬 とア ドレナ リンあ るい は リ ドカイ ン注射液 ア ド
レナ リン含有製剤 との 併用使 用を行 うケー スが 多 い ことが明 らか とな つた。 これ らの患者
に対 し、本剤 の 併用手技 に よる手術 な どが実施 で きな くな る可能性 がある ことは 、大 きな
不利 益 にな るもの と予想 され る。
従 つて 、「禁忌」と規定 し使用 を規制す る ことよ りも、当該患者 の状態 を十分 に把 握 した医
師 が 、そ の 知識 、経験 、技術 の もとに、細心 の 注意 を払 つ た上で柔軟 に対応 す ることが 出
来 る よ うに 「併用 注意」 とし注意喚起す る ことの方 が、患者 の利 益につ な が り、妥当であ
る と考 える。
また 、効能・ 効果 、成分含 量が異な るア ドレナ リン注射液 キ ッ ト製斉
J、
及び ア ドレナ リン
外 用液 につい て もア ドレナ リン注射液 と同様 の 理 由で併用注意 とす る こ とが妥当であ る
と考 える。
別 添③
新 旧対比表添付
・
1)岩 井誠 三 監修 :小 児麻酔 ハ ン ドブ ック,p157,南 江 堂,1994
2)鬼 塚卓弥 :形 成外科 手術 書 改訂 第 3版 基礎編 ,p9南 江堂 ,1996
3)萩 野洋 一編 :臨 床 耳 鼻 咽喉 科頭頚 部外科全書 第 H ttB,p49,金 原 出版 ,1990
4)」 ohnStOn,R.R.ct
al.:Anesthesia alld Analgcsia Currcnt Rcscarches.55(5),709,1976
5)和 久 井 宣 秀 ら :基 礎
と臨 床 ,22(16),265,1988
6)MoorC M.A ct ali AnestheSiol。 3y,79,943,1993
7)Navaro R.,et al.:AnestlCSi01og光 80,545,1994
8)吉 矢 生 人
編 集 :麻 酔 科 入 門 ,p403,永 井 書 店 、1997
別添
1
2010年 5月
相 互 作用記載 比 較
ボ ス ミン注 lmg
エ ピペ ン注射液
ア ドレナ リン注 01%
シ リンジ 「テ ルモ 」
2009年 12月
改訂年 月
│
フローセ ン
キシ ロヵイ ン注射液
エ ビ レナ ミン含有
(第
7版 )12009年 9月
(第
:│
I
一
記載項 目
薬斉J名 等
I揃
,茅
二
:=ラ
フアミしI蒼
1亨
‐
繁厭ポTPl‐[顎諄羹[丁
有する医薬品
ア'ド レナ リン、ノルア
ドレナ リン、ドパ ミン
塩酸塩、ドブタ ミン塩
2版
)
下詢
一
一
一
‐ I証 ¨
ア下
亨下ジアリジ鰤 て
IT一
1‐
ラ珈
―
而
レナ リン、 ノル ア ドレナ
リン等 )
不整脈 が あ らわれ る こ と
が ある。
本 薬 麻 酔 中 の ヒ トの
50%に 心 室 性 期 外 収 縮
を誘発す るア ドレナ リン
量 (粘 膜 下投 与 )は 6.7
μgな gと 報 告 され て い
る。 この量 は 60kgの ヒ
トの場合 ,20万 倍希釈 ア
ド レナ リ ン 含 有 溶 液
80mLに 相 当す る。
│
本斉1麻 酔 中、 5μ g/k
g未 満 のア ドレナ リン を
粘膜 下 に投 与 して も 3回
以 上持続す る心室性期 外
収縮 は誘発 され な か つた
が 、5μ g/′ kg∼ 14.
9μ g/kgの ア ド レナ
リン を投 与 した場 合 、1
/3の 症 例 に 3回 以 上 持
1続 す る心室性 期外収縮 が
‐ 発 され た。 ‐‐ ラ ジ・
1
│
1誘
ド ジ
‐ ‐ 1殊
‐
‐‐
‐
葉が;ご筋万テ デラ
芯奮み 床剤下芯薔あデ下レ丁
寸天荊万蕩ぶ薔デ下ジデ
らあ 葉剤 iビ ■ ち;Fl 百 万らあ 葉苅薇て
=π
のカテ コールアミン │ア ドレナ リン受容体 の リンに対す る感 受性 を │ン 受容体 の感 受性 を充進 1受 容体 の感 受性 を克進す
筋
・
危険因子
―
熊
ア ドレナ リン
ノル ア ドレナ リン
_
臨床症状 ・
措置方法
(第
I
赫
│十
蒲
1版 )12009年 10月
:I
│
十
セボフ レン吸入麻酔薬
フオー レン吸入麻酔薬
感 受性 が克進す ると考 1感 受性 を克進 させ る。
え られ てい る。
売進 す る こ とが考 え ら │す る
.
れ て い る。
(別 添
2()10年 5月 25日
2)添 付文書記載比較
Epinephrine
ⅣIinttet
Epinephrine lnJecjon l:10000 Min巧 et
2005年 10月 改訂
IILし ernatiottal Medication Systems(UKl
E:pinephrine lnieCuon l:looo
Lbd
TbterapeutiC indications
Epinephrille ltteCtiOn l:1000 MiniJet
iEmergency lreatment of anaphylaxis or
acute angioneurouc oedema with
airways obstruction,or acute allergic
reactions.
ⅣIinttet
AdiunCiVe use in the management of
Epinephrine lttect10n l:10000
cardiac arrest.
In cardiopullnonary resuscitation.
Intracardiac punctllre and
intramyocardial ittectiOn Of adienaline
may be effectiヤ e when ex快 )rnal cardiac
compression and attempts to restore the
circulation by electrical defibrillation or
use of a pacemaker fail.
ボ ス ミン注 lmg(2009年 9月 改訂 )第 一三共株
式会社
エ ピペ ン注射液 (2009年 9月 改訂 )マ イ ラ ン製
`
DEY
薬株 式会社
ア ドレナ リン注 0.1%シ リンジ (2009年 9月 改
訂 )テ ル モ株式会社
ボ ス ミン注
INDICATIONS AND USAGE
emergency
〔
Epinephrine is indicated in thё
効能 。効果〕
S)
○ 下記疾患 に基づ く気管支痙攣 の緩解
treatIInent of allergic reactions(anaphyla●
気管支喘息,百 咳
to insect stings or bites,foods,drugs and
Other allergens as well as idiopathi9 or
○ 各種疾患 も しくは状態 に伴 う急性低 血圧 ま
exOrcise‐ induced anaphylaxis.The EpiPen
たはシ ョック時の補助治療
・
itteCtOrs
are
intended
for
r
auゎ
and EpiPen」
〇 局所麻酔薬 の作用延長
imlnediate self・ adIIlllinistration by a person
〇 手術時 の局所 出血の予防 と治療
with a history of an anaphylactic reaction・
○ 心停止 の補助治療
Such reacions may occur within minutes
〇 虹彩 毛様体炎時における虹 彩癒着 の防止
after exp6sure and cottsist offlushi五 g,
エ ピペ ン
‐
apprehension,s,ncope,taChycardia,thready
〔
効能 。効果〕
Or unobtainable pulse associated with a fall
蜂毒、食物及 び薬物 等に起因す るアナ フ ィラキ
in blood pressure,convulsions,volniting,
シー反応 に対す る補助治療 (ア ナ フ ィラキシァ
diarrhea and abdollninal cramps,involuntary
の既往 のある人またはアナ フ ィラ キシー を発現
voiding,wheezing,dyspnea due to laryngeal
す る危険性 の高い人に限る)
spasm,pruritis,rashes,uicaria or
ア ドレナ リン注 シ リンジ 「テル モ 」
angioedema.The EpiPen and EpiPe,Jt are
〔
効能 ・ 効果〕
designed as emergency suplortWe therapy
下記疾患 に基づ く気1管 支痙攣 の緩解
Only and are not a replacemё nt or substitlte
気管支喘 息,百 日咳
for immediate medical or hospital care.
り
各種疾患 も しくは状態に伴 う急 性低 血圧または
シ ョック時 の補助治療
心停止の補助治療
Epipen(epinephrine) IniectiOn
Epipen」 r(epinephrine)IniectiOn
2009年 2月 改訂
[ヨ
│
lIK
4. 5 Interaction with other medicinal
pxrducts and other forms of interaction
V:.tatile liquid anaesthetics such as
halothane increase the risk of
adreiraline' induce d ventricular
arr:hythmias and acute pulmonary oedema
if hypoxia is present.
US
該 当記載 な し
日本
碁 ヨ
ハ ロタン等 のハ ログ ン含有吸入麻酔薬
併用禁忌
薬剤名等
:
ハ ロタン等のハ ログン含有吸入麻酔薬
臨床症状・措置方法
頻脈 ,心 室細動発現 の危険性 が増大する。
機序・ 危険因子
これ らの薬剤 によ り心筋 のカテ コールア ミ
ン感受性 が充進す ると考えられ ている。
Lidocaine
hydrochloride
and
epinephrine
Xylocaine l%and 2%with Adrenaline
2009年 7月 改言丁
AstraZeneca UK Limited
Xylocaine (Iidocaine hydrochloride) Injection /
Xylocaine(lidocaile hydrOchloride and
epinephrine)Ittection
2010年 2月 改訂
AstraZeneca LP
キシ ロカイ ン注射液 「0.5%。 1%。 2%」 エ ピ
レナ ミン含有
2009年 6月 改訂
ア ス トラゼ ネ カ株 式会社
Therapeutic indications
Xy'iocaine with Adrenaline is indicated for
the production oflocal anaesthesia by
th,e following technique s
INDICATIONS AND USAGE
' L,ocal infiltration
' I\ilinor and major nerve blocks
percutaneous injection and intravenous
regional anesthesia by peripheral nerve block
techniques such as brachial plexus and
intercostal and by central neural techniques
such as lumbar and caudal epidural blocks,
when the accepted procedures for these
techniques as described in standard textbooks
【
効能・効果】
注射液 05%:硬 膜外麻酔、伝達麻酔、浸潤麻
酔
注射液 1%、 2%:硬 膜外麻酔、伝達麻酔、浸
潤麻酔、表面麻酔
4.5 1nteraction with other lnedicinal
PRECAUTIONS
General:
Preparations containing a vasoconstrictor
should be used with caution in patients during
or following the administration of potent
generai anesthetic agents, since cardiac
arrhythmias may occur under such conditions.
:
products and other forms of interaction
Solutions containing adrenaline should be
used with caution in patients undergoing
general anaesthesia with inhalation
a.gents, such as halothane and enflurane,
due to the risk of serious cardiac
arrhvthmias,
Xylocaine(lidocaine HCl)IttecuOns are
indicated for production of local or regional
anesthesia by infiltration techniques such as
巷
′了`
己
`0♪
ハ ロタン等のハ ログ ン含有吸入麻酔薬
併用禁忌
薬斉1名 等
ハ ログ ン含有吸入麻酔薬ハ ロタン等
臨床症状・措置方法
頻脈、不整脈、場合 によつては心停 止 を起
こす ことがある。
機序・危険因子
.
これ らの薬剤 は、心筋 のア ドレナ リン受容
体 の感受性 を克進 させ る。
Ⅸ
Halothane
USt
彙
該 当添付文書 な し (ABPI)
日本
Ha10thane lnhalant
2007年 4月 改訂
HOspira,Inc.(Discontinueめ
フローセン
2009年 12月 改訂
武 田薬品工業株 式会社
IBIDICATIONS
効能・効果】
【
全身麻酔
Ha10thane is indicated for the induction
and lnaintenancё of general anesthosia・
併用注意
ACTION
Halothane sensitizes the myocardial
薬斉J名 等
conduction system to the action of
カテコール アミンを含有する医薬 品
epinephrine and levarterenol
エピネフリン、ノル エピネフリン、塩酸ドパ ミ
(norepinephrine), and the combination may
ン、塩酸ドブタミン等
cause serious cardiac arrhythmias.
臨床症状・措置方法
PRECAUTIONS
頻脈・心室細動等 の不整脈 があらわれること
Epinephrine or levarterenol
がある。
(norepinephrine) should be employed
危険因子
機序 。
cautiously, if at all, during Halothane
が′
い筋 のア ドレナ リンに対す る感受性
本剤
anesthesia since their simultaneous use
を克進す ることが考えられ ている。
may induce ventricular tachycardia or
fibriliation.
*英 国 。米国では、経済的 な理由により販売中止 され た。
Isoflurane
IsOfturane(Forane)
2010年 1月 改訂
Isoflllrane(Forane)
Abbott Laboratories Limited
Baxter
Therapeutic indications
Isoflurane is indicated as a general
anaesthetic by inhalation,
lnTDICAT10NS AND USAGE
2010年 2月 改言丁
Isoflwane, USP may be uSed for induction
and maintenance of general anesthesia,
Adequate data have not been developed to
establish its application in obstetrical
―レン吸 入麻酔薬
年 9月 改訂
ットジャパン株式会社
■効能・効果
全身麻酔
anesthesia,
b:1
Fd;fficodilffiil il;ffiti;;--*--
Isoflurane appears to sensitise the
mvocardium to adrenaline to an even
Iesser extent than Enflurane. Limited data
suggest that subcutaneous infiltration of
up to 50ml of L:200,000 solution adrenaline
does not induce ventricular arrhythmias,
in patients anaesthetised with isoflurane.
CLINICAL PHARMACOLOGY
Isoflurane does not sensitize the
myocardium to exogenously administered
epinephrine in the dog, Limited data
indicate that subcutaneous injection of
0.25 mg of epir-rephrine (50 mL of 1:200,000
solution) does not produce an increase in
ventricular arrhythmias in patients
anesthetized with isofluran'e.
併用注意
薬斉J名 等
アドレナリン製剤
アドレナリン、ノルアドレナリン
臨床症状 :措 置方法
不整 脈 があらわれることがある。
本薬麻酔 中のヒトの 50%に 心室性期外収縮を
誘発するアドレナリン量 (粘 膜 下投与 )は 6.7μ
g/kgと 報告されている。
この量は 60kgの と卜の場合 、20万 倍希釈 アド
レナリン含 有溶液 80mLに 相 当する。
機序・危 険因子
本 薬 が心筋 のア レナ リン受容 体 の感 受性 を
克進する。
│
}゛
Sevoflurane
Sevoflurane
Ultane Liquid
2010年 1月 改訂
Abbott Laboratories Limited
Abbott Laboratories
Therapeutic indications
Sevoflurane is indicated for induction and
maintenance of general anaesthesia in
adult and paediatric patients for inpatient
and outpatient surgery,
2010年 1月
11嘔
)ICATIONS AND USAGE
Sevoflurane is indicated for induction and
maintenance of general anesthesia in adult
and pediatric patients for inpatient and
outpatient surgery.
Sevoflurane should be administered only
by persons trained in the administration of
general anesthesia. Facilities for
maintenance of a patent airway, artificial
ventilation, oxygen enrichment, and
circulatory resuscitation must be
immediately available. Since level of
anesthesia may be altered rapidly, only
vaporizers producing predictable
concentrations of sevoflurane should be
セボフレン吸入麻酔薬
2009年 10月 改訂
丸石製薬株式会社
■効能・効果
全 身麻酔
used.
4.5 1nteraction wl■ other medicinal
CfiNrCAr PHARMACoT OGV*-
products and other forms of interaction
Sevoflurane is similar to isoflurane in the
sensitisation of the myocardium to the
arrhythmogenic effect of exogenously
administered adrenaline.
Cardiovascular Effects
A study investigating the epinephrine
induced arrhythmogenic effect of
sevoflwane versus isoflurane in adult
p atients undergoing transsphenoidal
hypophysectomy demonstrated thab the
threshold dose of epinephrine (i,e,, the dose
at which the first sign of arrhythmia was
observed) producing multipie ventricular
arrhythmias was 5 mcg/kg with both
sevoflurane and isoflurane. Consequently,
the interaction of sevoflurane with
epinephrine appears to be equal to that
seen with isoflurane.
併用 注意
薬斉1名 等
アドレナリン製剤
(ア ドレナリン、ノルアドレナリン等 )
ヽ
臨床症状 。
措置 方 法
ることがある。
不整脈 があらわねィ
/kg未 満 のアドレナリンを粘
本剤麻酔 中、5μ 底
膜下に投与しても3回 以上持続する心室性期
5μ g/kg∼ 14.9
外収縮は誘 発されなかつたが、
レ
ン
た場合
、1/3の
μg/kgの アド ナリ を投与し
症例 に 3回 以 上持続する心室性期外収縮が
誘発された。
機序・危険因子
い筋アドレナリン受容体 の感受性 を克
本剤 が′
進する。
(別 添 2)添 付文書記載比較
2010年 5月 25日
(参 考和訳)
エピネフリン
inephFine I両 eCtiOn ll1000 Miniiet
Epin(
inephrine lllJection l:10000 Minη et
Erlin(
2005
)5年 10月 改訂
Ёpゎ en(epinephrinめ InieCtiOn
Eplpen」 r(epmephrine)IttettiOn
2009年 2月 改訂
lter
ernational Medication syStems(UЮ
Ltd
DEY
1】
適応および用法
療適応
治療適
´
エ ピネ フ リンは、虫 さされ、食物 、薬斉」
、
E pinephrine ltteciOn l:1000 Minttet
ー
レ
の
のア
に
よる
ギ
アナ フ ィラキシー 、気道 閉塞 を伴 う急性
ル
誘発物質
ア
そ 他
レル ギ ー反応 (ア ナ フ ィラキシー )、 特
血管神経性浮 腫 、急性 ア レル ギー反応 の
緊急治療
発 性 アナ フィ ラキ シー 、運動誘発性 アナ
pinephrine
lnieciOn
l:10000
Minttet
Er)
フ ィラキ シーの緊急治療 に用 い る。
心停止 の補助治療
EpiPenお よび EpiPen」 r自 動注入器 は 、
心肺蘇 生時
アナ フ ィラキ シー反応 の既往 があ る患
体外式 心 マ ッサ ー ジお よび電子的除細
者 が迅 速 に自己投与 を行 うことを 目的
動ま たはペ ー ス メー カ ー による循環 回
として い る。この よ うな反応 は、曝露後
い
復 の効果 が認 め られ な 場合、心内穿刺
数分以 内に発症 し、顔 面紅潮 、懸念、失
後、ア ドレナ リンの心筋 内注入 が有効 な
神 、頻脈 、血圧 降下 に伴 う糸様脈 または
場合 があ る。
触知 しがたい脈拍 、けいれん 、嘔吐、下
痢お よびけいれん性腹痛 、不随意りF尿 、
:i他
4.[;悧
あIEI作 用tそ 繭 相互
あ医薬品と
用
作三
酸 素症 が み られ る場合 、ハ ロ タ ンな どの
低:酸
発 性 液 体麻酔 薬 に よ リア ドレナ リン誘
揮i発
性 心室性 不整 脈 や急性 肺 水腫 の リス ク
発:性
`
が増
増加す る。
日本
米国
英国
ボス ミン注 lmg(2009年 9月 改訂)第 一三共株式会社
エ ピペ ン注射液(2009年 9月 改訂)マ イラン製薬株式会社
ア ドレナ リン注 01%シ リンジ (2009年 9月 改訂)テ ルモ
株式会社
ボ ス ミン注
‐
〔
効能・ 効果〕
〇 下記疾患に基 づ く気管支痙攣 の緩解
気管支喘 鳥、
,百 日咳
○ 各種疾患 も しくは 状態 に伴 う急性 低 血圧 ま たは シ ョ ッ
ク時 の補助治療
○ 局所 麻酔薬 の作用延長
○ 手術時 の 局所 出 血の予防 と治療
○ 心停止 の補助治療
○ 虹彩毛様体炎 時 にお け る虹彩癒着 の 防 止
エ ピペ ン
〔
効能 。効果〕
蜂毒 、食物及 び薬物等 に起 因す るアナ フ ィラ キ シァ反応 に
対す る補助治療 (ア ナ フ ィラ キシー の既往 の あ る人 または
アナ フ ィラキシー を発現 す る危 険性の高 い人 に限 る)
ア ドレナ リン注 シ リンジ 「テ ルモ 」
〔
効能・ 効果〕
下記疾 患に基 づ く気管支痙攣 の緩解
気管支喘虐、
,百 日咳
性 低 血圧 または シ ョ ック時
各種疾 患 も しくは状態 に伴 う急、
の補助治療
心停止 の補助治療
巷 己
日ヽ
冽ド ′
ノ、ロ タ ン等 のィヽログ ン含有吸入 麻酔薬
:
併用禁忌
等
薬剤名
ハ ロタ ン等 のハ ログ ン含有吸入 麻酔薬
臨床症状・ 措置方法
頻脈 ,心 室細動発 現 の危 険性 が増 大す る。
機序 ・ 危険因子
これ らの薬剤 に よ り心筋 の カテ コール ア ミン感 受性
が充進す る と考 え られて い る。
キシ ロカイ ン (塩 酸 リドカイ ン)注 射液/キ シロカ キシ ロカイ ン注射 液 「0.5%・ 1%。 2%」
レナ ミン含有
イ ン (塩 酸 リ ドカイ ン・エ ピネ フ リン)注 射液
2009年 6月 改訂
2010年 2月 改訂
アス トラゼ ネカ株 式会社
AstraZeneca LP
適応および用法
:
治療適応
キ シ ロカイ ン (塩 酸 リ ドカイ ン)注 射液 は、皮下 注射液 05%:硬 膜外麻酔 、伝達 麻酔 、浸潤麻
ア ドレナ リン含 有 キシ ロカイ ンは以下 の 手
注射等浸潤 による局所麻酔 、腕神経叢 ブ ロ ック等 酔
技 で行 う局所 麻酔 に用 い る。
一挿)所 浸潤
末梢神経 ブ ロ ック、腰椎仙骨 ブ ロ ック等 の 中枢神 注射液 1%、 2%:硬 膜外麻酔 、伝 達麻酔 、浸
―豊1要 お よび非 主要神経 ブ ロ ック
経 ブ ロ ックに よる局所静脈麻酔 に適応 がある。 こ 潤麻酔 、表面 麻酔
れ らの 方法 について標 準 テキス トに記載 されて い
る認 め られた手順 を順守す る こ と。
禁忌
4.5他 の医薬品との相互作 用、その他 の相互作用 使用上の注意
ハ ロタン等のハ ロゲ ン含有吸入麻酔薬
重篤な心不整脈 の リスクのため、ハ ロタンや 一般的な注意
エ ンフル ラシな どの吸入薬 による全身麻酔
強力 な全身麻酔薬 の投 与 中・ 投与後 の患者 では 、 併用禁忌
を実施 中の患者では、ア ドレナ リンを含有す 心不整脈 が発現す る場合 があるた め 、血管収縮薬 薬斉1名 等
ハ ログン含有吸入麻酔薬ハ ロタ ン等
を含有す る製 品は慎重 に使用す るこ と。
る溶液は慎重 に使用す ること。
臨床症状 。措置方法
頻脈、不整脈、場合 によつては心停 止 を起
こす ことがある。
機序・危険因子
これ らの薬斉1は 、心筋のア ドレナ リン受容
体 の感受性 を克進 させ る。
塩酸リドカイン・ キシ ロカイン 1%お よび 2%ア ドレナ リン
エピネフリン
雀レ有
2009年 7月 改訂
AstraZeneca UK Limited
英 国'
ハロタン
該 当添付 文書 な し (ABPI)
黎
米国
日本
Halothane lnhalant
2007年 4月 改訂
Hospira,Inc.(Discontinued)
フローセン
2009年 12月 改訂
武 田薬品 工 業株 式会社
適応
ハ ロタ ンは全身麻酔 の導入お よび維持 に用 い
る。
効能・効果】
【
全身麻酔
作用
ハ●タンは、エ ピネ フ リンおよび レバルテ レ
ノール (ノ ル 土 ピネ フ リン)の 作用 に対す る
心筋伝導系の感受性 を克進するため、併用に
より重篤な心不整脈が発現することがある。
使用上の注意
ハロタンによる麻酔を実施中はエ ピネ フ リン
や ノルエ ピネ フ リンの使用はいかなる場合 も
慎重 に行 うこと。同時使用により、心室性頻
脈や心 室細動 が誘発 され る場合がある。
併用注意
薬斉J名 等
カテコールアミンを含有する医薬品
レエピネフリン、塩酸ドパ ミ
エピネフリン、ノン
ン、塩酸ドブタミン等
‐
臨床症状 。
措置方法
心室細動等│`つ 不整脈 があらわれること
頻脈 。
がある。
│
危険因子
機序 。
本剤 が,い 筋 のア ドレナ リンに対す る感受性
を克進す ることが考 えられてい る。
*英
英国
。米 司で は 、 経 済 的 な 理 由 に よ り販 売 甲 上 され た
│
レ
イソフリ
ラン
フォーレン吸入麻酔薬
2010年 1月 改訂
2009年 9月 改訂
Abbott Laboratoriё s Limited
Baxter
アボットジャパン株式会社
■効能・効果
適応および用法
治療適応
ン
の
ン
USPは
ソフル
お
よび維
全身麻酔
イ ソフル ラ は吸入 に よる全身麻酔 に用い
イ
ラ
全身麻酔 導入
る。
持 に用 い る。
産科麻酔 での投与 を確 立 す る十分 なデ ー タは
得 られて い ない。
(
5.1薬 力学 的特性
併用注意
臨床薬理学
イ ソフル ランは心筋のア ドレナ リン感受性 を イヌにエ ピネ フ リンを投与 した場合、イ ソフ 薬斉1名 等
アドレナリン製剤
増加 させ るが、その程度 はエ ンフル ランより ル ランによる心筋の感受性克進 はみ られな
アドレナリン
アドレナリン、ノル′
も低 い とみ られる。デー タは限 られ ているが、 い。デー タは限 られてい るが、イ ソフル ラン
による麻酔を実施 した患者では、エ ピネフ リ 臨床症状・措置方法
イ ソフル ランによる麻酔 中の患者 では、1:
200,000希 釈液最大 50mLを 皮下投 与 した場 ン 0.25mg(1:200,000希 釈液 50mL)を 皮下 :不 整 脈 があらわれることがある。
本薬麻酔 中のに卜の 50%に 心 室性 期外収縮 を
合、ア ドレナ リン誘発性心室性不整脈 はみ ら 注射 した場合、ア ドレナ リン誘発性 心室性不
い
い
こと
はみ られな
誘発す るアドレナリン量 (粘 膜 下投与 )は 6.7μ
整脈 の増カロ
れないことが示 されてい る。
が示 されて
g/kgと 報告されている。
る。
この 量 は 60kgの ヒトの場合 、20万 倍希釈 アド
レナリン含有溶液 80mLに 相 当する。
危 険因子
機序 。
ド
レナ リン受容 体 の感 受性 を
い筋 のアト
本 薬 が′
Isoflurane(Forane)
Isoflurane(Forane)
2010年 2月 改訂
セボフルラン
Sevoflurane
Ultane Liquid
2010年 1月 改訂
2010年 1月
Abbott Laboratories Lilnited
Abbott Laboratories
セボフレン吸入麻酔薬
2009年 10月 改訂
丸石製薬株式会社
適応および用法
治療適 応
セ ボ フル ラン は 、成 人お よび小児 における、 セボフル ラ ンは、成人お よび小児 における、
入 院 または外来 で の手術 の全身麻酔 の導入 お 入院 または外来で の手術 の全身麻酔 の導入 お
よび維持 に用い る。
よび維持 に用い る。
全身麻酔 における投与 の経験が ある者 が投 与
す る こ と。患者 の気道維持 の設備 、人 工 呼吸
器 、酸素濃縮装置、循環蘇生機器 が 直ちに利
用 で き るよ うに してお くこと。 麻酔深度 は急
速 に変化す る ことがあ るため、セ ボ フル ラ ン
を予測 可能 な濃度 にで きる吸入器 のみ を用 い
ること。
,
併用注意
理学
の
の
用
臨床薬
4.5他 の医薬 品との相互作用 、そ 他 相互作
等
J名
へ
薬斉
セ ボ フル ラ ンのア ドレナ リン投 与による不整 心血管 の作用
アドレナ リン製剤
の
にお
け
中
成人患者
除実施
ソフ
下垂体切
の
は
進
経蝶形骨
、イ
脈誘発 に対す る心筋感受性 充
に関
エ
(ア ドレナ リン、ノルアドレナリン等
ン
ピ
フ
発作用
ネ リ による不整脈誘
る、
ル ラ ン と同様 である。
す るセ ボ フル ラ ン とイ ソフル ラ ンの 比較試験 臨床症状・措置方法
不整脈 があらわれることがある。
では 、多発 性心室性 不整脈 を起 こす エ ピネ フ
本剤麻酔 中、5μ g/kg未 満 のアドレナリンを粘
リンの用量 (不 整脈 の最初 の兆候 が認 め られ
3回 以 上持続す る心室性期
膜 下に投 与しても′
た用量 )は 、セボ フル ラ ン、イ ソフル ラ ン と
5μ g/kg∼ 14.9
は誘
さ
発
外収縮
つた
れ なか つたが 、
。
もに 5mcg/kgで あ
)
このよ うに、セボフルラン とエ ピネ フリンの
相互作用 はイ ソフル ランでみ られ るもの と同
じであるとみ られる。
μg/kgの アドレナリンを投与した場合、1ん の
症例に 3回 以上持続する心室性期外収縮 が
誘発された。
「
危険因子
機序 。
,い
レ
アド
が
ナリン受容体 の感受性を完
筋
本剤
‐
進する。
改訂案】
【
。
キシロカイン注射液 0.5%。 1%。 2%エ ピレナミン含有新旧対比表 (,… ■.… …
・.:削 除 三二__:追 記)
改訂 案
現行
【
禁忌】(次 の患者には投与しないこと)
[共 通 (硬 膜外麻酔・伝達麻酔・浸潤麻酔・表面麻酔)]
の項参照)
4.次 の薬斉
Jを 投与中の患者 (「 相互作用」
(1)↑ ログイ等の↑ュグン含点吸入囀 楽
フエノンス・フェノチアジン系等の抗精神病薬、α遮断薬
(2)ブ チロ
禁忌】(次 の患者には投与しないこと)
【
│
[共 通 (硬 膜外麻酔・伝達麻酔 。
浸潤麻酔・表面麻酔 )]
の
4.次 の薬剤を投与中の患者 (「 相互作用」 項参照)
(1)ブ チロフエノン系・フェノチアジシ系等 の抗精神病薬、α遮断薬
現行通り
(以 下、
)
(以 下、略 )
1.慎 重投与 (次 の患者 には慎重に投与すること)
1.慎 重投 与 (次 の患者 には慎重 に投与すること)
伝達麻酔・浸潤麻酔・表面麻酔)]
[共 通 (硬 膜外麻酔 。
。
[共 通 (硬 膜外麻酔・伝 達麻酔 浸潤麻酔・表面麻酔 )]
(以 下、略 )
(1)∼ (4)(現 行通り)
(5)ハ ロタン等 のハ 早ゲシ含有吸入麻酔薬を投与 中の患査 [頻 脈、不整脈等 を起こす
おそれがある。](「 相 互作用」の項参照)
(6)肺 気腫 のある患者
(以 下(現行通り)
●
「い
使用上の注意】
【
3.相
レ﹂
一
,
使用上の注意】
【
3.相 互作用
[併 用禁忌](併 用しなし
こ と)
(1)[併 用禁忌 ](併 用しなしこ
ヽ
臨床症状・措置方法
薬斉J名 等
危険因子
機序 。
ヽロゲン含有吸入麻酔薬 頻脈 、不整脈 、場 合 によ これらの栞斉!は 、.心 筋の
全二″ 等
って は 心 停 止 を起 こす こ アドレナリン受容体の_感
と力
ヽ
めζ
漬
抗精神病薬 (ブ チ ロフエノ
ン系 、フェノチアジ ン系、
イミノジベ ンジル 系 、ゾテ
ピン、リスペ リドン等 )
(以 下、略)
互作用
鸞性を熊 させう9
薬剤名等
抗精神病薬 (ブ チ ロフェノ
ン系 、フェノチアジン系、
イミノジベ ンジル 系 、ゾテ
ピン、リスペ リドン等 )
(以 下、現行通 り)
臨床症状・措置方法
機序・危 険因 子
改訂案
現行
使用上の注意】
【
3相 互作用
(2)[併 用注意](併 用に注意すること)
舅
等
臨床症状・措置方法
使用上の注意】
〔
3相 互作用
(2)[併 用注意](併 用に注意すること
)
危険因子
機序 。
薬斉J名
等
臨床症状・措 置方法
機 序・危険因子
しらの薬剤は、心筋⊆
ハロゲン含有吸入麻酔薬 頻脈 、不整脈 、場合 によこと
::
ハ ロタン 注 1)、 ィソフル
っては心停 止 を起 こす こアドレナ リン受 容 体 の 感
注幼
ラン
、セボフル ラン とがある。
重IJ量 を」亘菫壼壼≧うL
注 3)
三環系抗うつ 薬
(以 下、現行通 り)
薔タン麻酔中のヒトの 50%に 心室性期外収性を誘発するアド.レ ナリン量
雇I,ラ ミ
/kgと 報告さ
れているlゝ
(粘 膜下投与)は 2.lμ ●
こあ量は60kgの ヒトの場合、キシロカイン注射液 Q.5%、 1%(10万 倍希釈アド
レナリン含有)12.5mLに 相当し、キシロカイン注羞[液 2%(8万 倍希釈アドレ
ナリン含有)10mLに 相当する。
P
劇
この量は60kgの ヒトの場合、キシロカイン注射液p.5%、 1%(10万 倍希釈アド
レナリシ含有)40mLに 相当し、キシロカイン注射遼 2%(8万 倍希釈アドレナ
リン含有)32mLに 相当する。
注 3)セ ボフルラン麻酔中、5μ g/kg未 満のアドレナリン
以上持続する心室性期外収縮 は誘発されなと
g/kgの アド
レナリンを投与した場合、1/3の 症例IL 3回 以上持続する心室性
期外収縮が誘発された2ゝ
アドレナリン 5μ g/kgは 60kgの ヒトの場合 、キン整 しイン注射液 0.5%、 1%(10
万倍希釈 アドレナリン含有 )30mLに 相 当し、キt4コ カイン注射液 2%(8万 倍
希釈アドレナリン含有 )24mLに 相 当する。 _
主要文献】
【
1)mtheL L E.,ct al.:Br」 .Anaes山 ,48,989,1976
(以 下 、略 )
主要文献】
【
1)JOhnston,RR..et al:Anesthi Analg,55(5),709,1976
R¨ et」 :AnesttesioloⅣ .80.545、 1994
2)NⅣ arro、
3)MathCt L E.,ct al.:Br.J.Anaesth.,48,989,1976
(以 下 、現 行 通 り)
【改訂案 】
ボスミン新旧対 比表
;
(.… …………… ; 削除 ・
追記
)
ボス ミン液
改訂案
現 行
禁忌(次 の患者には投与しないこと)】
【
禁忌 (次 の患者には投与しないこと)】
【
の項参照
4.次 の薬剤を投与中の患者(「 相互作用」
1)ィ )三 乞イ等のィ
黛紆調衆八 犠界
)ロ グイ
フェノチアジン
系等の抗精神病薬、α遮断薬
2)ブ チロフェノン系。
"曹
コ
ン製斉 アドレナリィ作動薬
3)イ ソプロテレノール等のカテ ールアミ
1.次 の薬剤を投 与 中の患者
の項参照 )
(「 相 互 作用」
。
の
1)ブ チロフエノン系 フエノチアジン系等 抗精神 病薬 、α遮 断薬
2)イ ソプロテレノール等 のカテコァルアミン製剤 、アドレナリン作動薬
(た だし、緊急 時はこの 限りでない。)
)
J、
でなぃ。)
(た だし、緊急時はこの限り
2.狭 隔角や前房 が浅いなど眼庄 上昇の素因のある患者
(略
2..(現 行通り
)
)
; ij-i.z:yi$
改訂案
現 行
者には投与しないこと)】
禁忌(次 の患者には投与しないこと)】
【
1.次 の薬剤 を投与 中の患者
:夕
′
;::
(「
の
1.次 の薬斉」を投与
―中 患者
相 互作用 」の項参照 )
31努奪
薬
闊崎 翫
"斃
こ
歪
ど
〕
ず
帰
鷲鯰 崎ず
;観子
`チ
2.(現 行通 り
2.狭 隔角や前房 が浅いなど眼圧 上昇の素因のある患者
)
相 互 作用」の項参照 )
(た だし、蘇生等 の緊急 時はこの限りでない。)
(た だし、蘇 生等 の緊急 時はこの 限りでない。)
(略
(「
'薬
)
―
│
│
ボ ス ミン液
現 行
‐
使用上の注意】
【
1,慎 重投与(次 の患者には慎重に投与すること
)
1)∼
2)(略
)
使用上 の注意 】
‐ 【
の
に投与すること)
与
患者には慎重
慎重投 (次
1)∼ 2)(現 行通 り )
3)ハ ロタン等のハロゲン吸入麻酔薬を投与中の患者
参照)
3)肺 気腫 のある患者
(以 下略
4)肺 気腫のある患煮
(以 下、現行通り
)
)
ボス ミン注
改訂 案
現 行
P
Ю
使用 上の注意 】
【
1.慎 重投与 (次 の冠者 には慎重に投与すること)
1)高 血圧の患者
(以 下略 )
・
使用 上の注意】
【
1.慎 重投与 (次 の患者には慎重 に投与すること)
1)ハ ロタン等のハログン吸入麻酔薬を投与中の患者
i孫 角 により心筋のカテコール アミン感受性 が克進すると考 えられており、頻
脈 :;さ 室細動等の発現の危険性 が増大するおそれ 盛ちる。 1(「 相 互作用」の項
参照l
2)高 血圧 の患者
(以 下、現行通り
)
ボスミン液 ・ ボス ン注
:ミ
使用上の注意】
【
使用上の注意】
【
3.相 互作用
3.相 互作用
1)併 用禁忌 (併 用しないこと)
薬斉1名 等
1)併 用禁忌 (併 用しないこと)
臨床症状・措置方法
ロタン等 のイ
)_口 _ゲ ン含 凋脈、
_rh室 細動発辮 危
険性が増本主魏
'ヽ
有吸本麻酔栞
.
機序・危険因子
これらの排
.ぬ 筋
よリト
の_カ テ三二と Zミ _イ 盛受
抗精神病薬
(現 行通り
危険 因子
機序 。
臨床症状・措置方法
薬剤名等
現行 通り
(
(‐
)
現行通 り
)
)
性ni九 進するとなえられ
てkう
(略
,・
(略
:精 神病薬
(略
)
)
)
(併 用に注意すること)
併用注意
用
措置方 法
臨床症状 。
薬剤4L等
モ ノアミン酸化 酵 素 阻 害
薬
(以 下 、略
)
(略
)
機序・危険因 子
(略
)
併用注意 (併 用に注意す ること)
臨床症状・措 置方法
薬斉1名 等
機 序・危険因 子
しらの薬剤 により、心筋
ハロゲン含有吸入麻酔薬 頻脈 、心室細動発現 の危 こ上
力 ` 注 1)ノ ソ フ ル
注め
ラン
、セボフルラン
除性 が増 大す る
量
る。
≦上ヽ
注 3)
モノアミン酸 化 酵 素 阻 害
薬
(以 下、現行通り
の カ テ コー ル ア ミン感 受
(
現行 通 り
)
(現 行通り
)
)
「レナ リン
1ヽ
・
の重!U
(粘 膜 F投 与)は 2.lμ ノkgと 報告 されている ■この量
1当
否 :'0万 倍希釈 アドレナリン含有溶液 25mLに 準 する。
│
6.7
5
溶液 60面 Lに 相当する。
アドレナリン
ボスミン液
ボスミン注
現
改訂案
行
主要文献】
【
1)島 本ら :薬 理学 (医 学書院)340(1964)
2)高 木ら :薬 物学 (南 山堂)118(1967)
主要文献】
【
1)JOhnstOn.R.R.、
ct五 1.:Allesth.Analg.、
2)Navarro,R.、 d al:Anesthesido鰍
55(5),709(1976)
80、
545(1994)
3)島 本 ら :薬 理学 (医 学書院 )340(1964)
4)高 木 ら :薬 物学 (南 山堂)118(1967)
:
削除
;
追記
以
N
P
上
新旧対照表】ア ドレナリン注射液
【
(
;
削除
(販 売名 :ア
:
・
追記
テルモ〕
)
ドレナリン注 0.1%シ リンジ 〔
)
◆ 【
禁忌】の項
現
改訂案
行
禁忌】 (次 の患者 には投与 しない こと)
【
(1)次 の薬剤 を投与中の患者 (「 併用禁忌」 の項参照
1)ィ )F.グ .:(等 のイ)F.グ ン含有吸本麻酔慕
2)ブ チ ロフェ ノン系 。フェノチアジン系等 の抗精神病薬 , α遮断薬
3)イ ソプ ロテ レノール等のカテ ■―ルア ミン製剤
ア ドレナ リン作動薬
(た だ し,蘇 生等 の緊急 時は この限 りでない .)
(2)狭 隔角や前房 が浅い など眼圧 上昇の素因のある患者
)´
,
(略 ) .
禁忌】 (次 の患者 には投与 しない こ と)
【
(1)次 の薬剤 を投与中の患者 (3.「 本目互作用」 の1蓼 参照)
1)ブ チ ロフ三ノン系・ フェノチアジン系等 の抗精神病薬 , α遮断薬
2)イ ソプ ロテ レノール等 のカテ コールア ミン製剤
ア ドレナ リン作動薬
)
(た だ し,蘇 生等 の緊急時は この限 りでない。
,
(2)(
現行通 り
)
NN
◆ 【
使用上の注意】の項
現
行
使用 上の注意 】
【
1.慎 重投与 (次 の患者には慎重に投与すること)
(1)高 血圧の患者
[本 剤 の血 管収縮作 用 に より,急 激 な血圧上昇 があ らわれ るおそれ があ
る。]
(2)∼
(5)略
使用上の注意】v
【
l.慎 重投与
(次 の患者 には慎 重 に投与す るこ と)
ロ
(1)バ タ ン等 のハ ロゲ ン吸入麻酔薬 を投与 中の港l者
ニ
[併 用 に よ り心筋 のカテ コ ル ア ミン感 受性 が 進す る と考 え られ て お
互
り,頻 脈 ,心 室細動等 の発現 の危険性 が増大す る
と,そ れ があ る.](「 本目
'二
作用」 の項参照 )
…
(2)高 血圧 の患者
が
上昇
あ
らわれ るお それ が あ
に
な血圧
の血
よ
り
激
,急
管収縮 作用
[本 剤
る.]
(3)∼
N
ω
以下、現行通 り (番 号繰 り下げ))
使用上の注意】
【
使用上の注意】
【
3.相 互作用
ヽ
3.相 互作用
(1)併 用禁忌 (併 用 しない こと)
薬斉J名 等
(1)併 用禁忌
臨床症状 。措置方法
ハ ロ タ ン等 の ハ ロ ゲ ン 含 頻脈 ,心 室細動発現 の危
除性が増本主う:…
有吸本麻酔楽
機序 。危険因子
これらの薬斉1に .よ .`む
筋 の カテ コール Zミ _ン
感受f性 が九準す.う .者
えられていう:…
._り
.と
(略
抗精神病薬
(略
(6)(
)
)
(略
)
(併 用 しない こと)
臨床症状・ 措置方法
薬剤名等
抗精神病薬
( 現行通 り
(
)
現行 通 り
)
機 序 。危険因 子
(
現行 通 り
)
現
(2)
改訂案
行
併用注意 (併 用に注意す ること)
臨床症状・措置方法
薬剤名 等
モ ノア ミン酸化酵素阻害
薬
(
以下、略
(略
併用注意 (併 用に注意する こと)
(2)
)
)
機序 ・危険因子
(略
)
薬剤名等
口 が ン合 右 吸 入麻 酔 墓
臨床症状・ 措置方法
機序・ 危険因子
蠅 1辰 ′
,、 室 細 動 奉 瑚 の 信
これ らの薬剤 に よ り,心
ハ ロ タ ンい ),イ ソフル 険性 が増大す る。
う`
ノ注
ボ フル ウ ン
筋 の カテ コー ル ア ミ ン
・
感 受 性 が完 進 す る と考
注
∠」られている
3)
"ャ
,_
モ ノア ミン酸化 酵 素阻害
(
現行通 り
)
(
現行 通 り
)
薬
(以 下、現行通 り)
差i' スじ夕力癒藩Fあ と卜あ66%に 心室性期外
ジ菖 そ
藉顧│〒 裏耳)112.lμ g/kgと 報告さ地″
あこ卜の場合,20万 倍希釈アドレナリン含孝
1盗 壁2血 国型旦当主登ニ
N
る
心
.
ン含有溶液 60mLに 相当す る.
◆
二
__
以
上
主要文献 1の 項
主要文献】
【
1)テ ルモ株式会社 :PF-01ADの 安定性試験 (社 内資料)
主要文献】
【
_:709.
1)JohnstOn R.R.et al.:Anesth.Analg.1976;55“ Σ
3翡輝轟抵ぜ齢輩話臆錯繹緩濯屹鞘f生
│
【改訂案 】
エピベン新旧対比表
・
(.… ………… ; 肖1除
現
;
追記
)
改訂案
行
禁忌(次 の患者には投与しないこと)】
【
孫 忌(次 の患者には投与しないこと)】
次 の薬剤を投 与 中の患者 (「 併用禁忌」の項 参照 )
ブチ ロフェノン系・フエノチアジン系等 の抗精神 病薬 、α遮 断薬
の項参照)
次の薬剤を投与中の患者 (「 併用禁忌」
1.↑ 三乞イ等の管 グイ含有吸本麻酔楽
2.ブ チロフェノン系・フェノチアジン系等の抗精神病薬、α遮断薬
使用 上の注意】
【
1.慎 重投与 (次 の冠者には慎重に投与すること
1)高 血圧 の患者
(以 下略 )
使用上の注意】
【
の
には
慎重に投与すること)
1.慎 重投与 (次 患者
)
ルアミン感受性 が克
2)
Nい
使用上の注意】
【
3.相 互作用
高血圧 の患者
以下、現行 通 り
J
ιl異 用 _Eυ ノ,土 用、
相互作用
)
改訂案
現 行
2)
併 用注意 (併 用に注意すること)
薬斉J名 等
モ ノアミン酸 化 酵 素 阻 害
2)
(略
)
(略
)
危険因子
機序 。
臨床症 状・措置方法
薬斉J名 等
ハロゲン含有吸入麻酔薬 頻脈、心室細動発現 の危 これらの薬剤により
△心筋
ハロタン注 ィソフル 険性 が増大する。
のカテ コー ル アン 感 受
1)、
薬
(以 下、略
併用注意 (併 用に注意すること)
危険因子
機序 。
臨床症状 。
措置方法
)
i准 す ると考 え られ
ラン注助、セ ボ フル ラン
llLが
注 3)
ている。
モノアミン酸化酵素 阻害
薬
(以 下、現行通 り
(現 行通 り
(現 行通り
)
)
)
50%に 心室性 期外収縮 を誘 発 するアドレナリン量
g/kgと 報告さ
れている│し
注 1)'ヽ ロタン麻酔 中のヒトの
(粘 膜下投与)は 21μ
│
リン含有溶液 )50mLに 相 当する。
ソフルラン麻酔 中のヒトの 50%に 心室性期外収縮を誘発するアドレナリン
2)イ
注
り
量 喘 膜下投与)は 6.7μ g/kgと 報告されている 。
エ
この量は 60kgの ヒトの場合 、 ピペン注射液 0.塾 ng(20万 倍希釈 アドレナリ
ン含有溶液)80mLに 相 当し、エピペン注射液 0.15mg(40万 倍希釈アドレナ
リン含有溶液 )160mLに 相当する。
gン 粘膜 下に投与しても 3回
注 3)セ ボアルラン麻酔 中、5μ g/kg未 満 のアドレナリン
N
い
:
倍希釈アドレナリン含有溶液 )120mLに 相 当す乙L
1
主要文献】
【
2
3
薬理学 (医 学書院),340,(1964)
薬物学 (南 山堂),H8,(1967)
ギルマン薬理書 。
第 9版 (廣 川書店),268,1999
グッドマン。
_
主要文献】
【
1)10hnstOn,RoR,,et al.:AneSth.Analg。 ,55(5),709(1976)
2)Navarro,R"et J.:Anestheddogy,80,545(1994)
3)薬 理学 (医 学書院),340,(1964)
4)薬 物学 (南 山堂),H8,(1967)
5)グ ッドマン・ギルマン薬 理書 。第 9版 (廣 川書店 ),268,1999
削除
以
追記
上
参考資料 1-4
ア ドレナ リン含有製剤 及びハ ロゲ ン系吸入麻酔薬
添 付文書
XYE‐ 60
*キ
指定医薬品の規制区分廃上)
2009年 6月 改訂 (第 9版 、
*2Kll18年 1月
改訂
日本標準商品分類番号
871214
局所麻酔剤
**劇 薬 、処 方せん医薬 品
:
注 意 ―医 師等 の処方せんにより使 用すること
キシロカイプ畦電P薇 島舗
事シロカイプ短期璽ヒm高 舗
。
事シロカイプ畦 L。 。
D舗
1程
法 :遮 光し、凍結を避けて15℃ 以下
に保存
:ケ ース等に表示 〈
製造後 5年 )
意
注射液05%1注 射液 1%l注 射液2%
(阪 薬)1613
薬価 収載
1956年 9月
販売 開始
1956年 3月
再評 価 結 果
1978年 3月
レナリン注射剤
リドカイン塩酸塩・アド`魅
%w● h● 轟申哺
ュ・:%・ コ
Xy:oc● indゝ 卜誦晰じ
“
ヽ
上の注意」 の
:
【
禁 忌 】(次 の患 者 には投 与 しないこと)
・
[共 通 (硬 膜外麻酔・伝達麻酔・浸濶麻酔 表面麻酔)]
1.本 剤の成分又はアミド型局所麻酔業に対し過敏症の既往歴のある患
者
.
2 高血圧 、動脈硬化 、心不全、甲状腺機能充進、糖尿病のある患者及
功蛯る。
]
患者 に初 病状が悪化す秘 そを
び血管攣縮の既錫
3_狭 隅角や前房が浅いなど眼圧上昇の素因のあ 患者 (眼 科領域等の
麻酔 に用 しる 場合)[ア ドレナリンにより、閉塞隅角緑内障患者の発作
を誘発することがある。]
4.次 の薬剤を投与中の患者 (「 相 互作用」の項参照)
(1)ハ ロタン等のノロ ゲン含 有吸入麻酔 薬
(2)プ チロフエノン系・フジ チアジン系等の抗精神病薬、α遮断薬
(3)イ ツプロテレノール等のカテコールアミン製剤、アドレナリン作動薬
ゃショ〃
IF鯰
2 注射部位 又はわ
キシロカイォ 射液
fo,街 エビレナミン
(1:100,∞ の含有
販売名
pH
33∼ 50
浸透圧 比
(生 理食塩液
に対する比)
約1
体質により適宜
症状、
組織、
麻酔領域、部位、
ただし、いずれの場合も年齢、
()内 はリド
なお、各種麻酔方法による用量は次表のと約 であ 。
増減する。
レナリンとしての周褻
カイン塩酸塩として、()内 はアド
注射液 2%
注射液 1%
注射液05%
麻酔方法
]
硬膜外麻酔
硬膜外麻酔
〔
交感神経遮断]
原則禁忌 】(次 の患者には投 与しないことを原 則とするが、特 に必
【
要とする場合には慎重 に投 与すること)
・
[共 通 (硬 膜外麻酔・伝達麻酔・浸潤麻酔 表面麻酔)]
レォリンのβ刺激作用によ
のある
患者
の重
[ア ド
1_心 室頻拍等 症不整脈
]
り、
不整脈を悪化させるおそれがある。
2 交感神経系作動薬に対し過敏な反応を示す患者 [ア ドレナリン受容
]
体が高い感受性を示すおそれがあ 。
3 精神神経症の患者 [一 般に交感神経作動薬の中枢神経系の副作用
錯乱、易床J激 性および精神病的状態等がある
不眠、
として情緒不安、
ので悪化するおそれがある。
]
4 コカイン中毒の患 者 [コ カインは、交感神経末端でのカテコールアミン
アドレナリンの作用が増強されるおそれ
の再取り込みを阻害すめ で、
伝達麻酔
伝達麻酔
[肋 間神経遮断]
浸潤麻酔
キシロカイン注射液
「2%」 エピレナミン
(1:80,Olltl)含 有
リドカイン塩酸塩
愛塩
リドカイン塩百
リドカイン塩酸塩
5mg
アドレナリン
0 01mg
0 1μ L
)
塩 r駿
塩化ナトリウム 8mg
メチルバラベン lmg
ピロ亜硫酸ナトリウム
0 6nlg
pH調 整剤 適 量
1
llhlg
2Klmg
アドレナリン
アド1/1リ ン
0 01mg
o0125mg
た 0 4μ L
塩質
塩酸 0 2μ L
塩化ナトリウム 6mg 塩化ナトリウム 6mg
レバラベン lmg
メチルバラベン lmg メチリ
ピロ亜硫酸ナトリウム 自 亜硫酸ナトリウム
0 6mg
0 6mg
pH調 整剤 適 量
pH調 整剤 適量
0125∼ 0
〈
25mg〉
2mg〉
3∼ 4伽 正
(15∼ 200111υ
003∼ 0 4mg)
〈
3∼
2匝
00γ 2飾 υ
003∼ 0
〈
2mg〉
5mLま で
5mし まで
(25mgま で)
(mmgま で)
(0 05mg〉
0 05mg〉
〈
2-4胤
2∼ 4は
(10∼ 200mg)
002∼ 04mg〉
〈
(20∼ 4K10mg)
(002∼ 0_4mg〉
2-200lJ,
(40-40Om&)
(0.025-0.25me)
2∼ 25託
0∼ 5Cttng)
0025-0 3125mg)
〈
“
05∼ 2証
(10∼ 40m」
(000625∼ 0 025mgl
適量を塗布
又は噴霧する
適量を塗布
又は噴霧する
【使 用 上 の注 意 】
慎重投与 (次 の患者には慎重に投与すること)
。
[共 通 (硬 膜外麻酔・伝達麻酔・浸潤麻酔 表面麻酔)]
へ
「
の
投与」及び 重要な基本的注意」の項参照)
(1)高 齢者 (「 高齢者
(2)全 身状態が不良な患者 [生 理機能つ低下l口 〔り麻酔に対する忍容
の項参照)
性が低下 していることがあ 。1(「 重要な基本的注意」
`
(3)心 刺激伝導障害のある患者 [症 状を悪化させるこ ある。]
(4)重 篤な肝機能障害又は腎機 能障害のある患者 [中`り毒症状が発現
しゃすくなる。
]
*(5)肺 気腫のある患者 [ア ドL/1リ ンlコ ミリ、肺循環障害を増悪させ、右
心系への負荷が過 重となり、右心不全に陥るおそれがあれ ]
*(6)心 疾患のある患者 [ア ドレナリンのβ刺激作用により、心疾患を悪化
させるおそれがある。]
[硬膜外麻酔]
性状
販売名
005∼ 0
〈
浸潤麻酔
組成・性状 】
【
キシロカイン注射液
「1%Jエ ビレナミン
(1:100,OllKl)含 有
ol∼ 03,p
〈
10∼ 20mL
(200∼ 4∞ m♪
5∼ 2価 籠
(25∼ lllClm81
表 面麻酔
組成
添加物
31ng)
10∼ 30mL
(100∼ 3011mυ
[眼 科領域麻酔 ]
がある。]
成分・含量
(lmL中 )
成分・含量
(lmL中 )
5∼ 30mL
(25∼ 151Dmυ
(005∼ 0
ある。]
キシロカイン注射液
「0_5%」 エピレナミン
写
(1:100,000)(〕 イ
→ ロカイン注射液
「2%」 エピレナミン
(1:80,000p含 有
【
用法・用量】
1%液 5-2%液 25mL〈 リドカイン塩
Ю踊は
1回
05%液
て
に
成人 対し
通常、
酸塩として50臨 υを基準最高用量とする。
すことがあれ ]
敗血症の患者 [敗 血症性の髄膜炎を生じるおそれがある。
[伝 達麻酔・浸潤麻酔]
耳、
指趾又は陰茎の麻酔を目的とする患者 [壊 死状態になるおそれが
販売名
キシロカイン注射液
「1%Jエ ビレナミン
(1:lCXl,0009含 有
【
効能 。
効果】
注射液05%:硬 膜外麻酔:伝 達麻酔、浸潤麻酔
表面麻酔
浸潤麻酔、
伝達麻酔、
注射液1%、 2%:硬 膜外麻酔、
状態の患者 団 農のIIEEfKTが 起ここ と力ち 乙 ]
周辺に炎症のある患者 [化 膿性髄膜炎症状を起こ
3
(lmL中
承認番号
キシロカイン注射液
「05%」 エビレナミン
(1:100,∞ 0含 有
キシロカイン注射液
「1%Jエ ピレナミン
11100000)含 有
く
剤形
注射剤
色・形状
無色澄明の液
(1)中 枢神経系疾患 :髄 膜炎、灰 白脊髄炎、脊膨 う等の患者及び脊
キシロカイン注射液
「2%」 工L1/Jミ ン
(1180β llKl)含 有
髄・脊椎に腫 瘍又 は結核等のある患者 [硬 膜外麻酔により病状が
]
悪化するおそれがあるも
(2)血 液凝固障害や抗凝血薬投与中の患 者 [出 血しやすく 血暉形成
や脊髄への障害を起こす浸勁ち るので、やむを得ず投与する場合
は観察を十分に行す之 。]
-1-
1
2.分 布
鷲
!
胎盤樋 過する。
3.代 謝→
鉗
魃 猟:轟鰹Tヒ鵠訓智郷 鮮 響
4.
5
約 70%が 4 hydFOXy 2,`Xy“ di震 として尿 中に排 泄 される。
。
排泄
24時 間後
リドカイン塩酸 塩 25価 gを 外 国人健康 人に経 口投 与したとま
饉 趙
漁彙
盆
冒
復
では約3倍 に延長した。
集
脚
1
2
/
3)Burln,A.G_L:Clin Phammconact.,16,283,1989
0 Keenaghan,JB.,et al:J Pharmacol_Ё xp.■bcr,180,454,1972
・結
穐慾亀
群聯羅斃務秘欝脇翻難贅費
5)■ 9mson,PD:Ami lntem_Med,78,499,1973
6)Akcnnall,B_,ct al:Acta Anaestheslol_Scand,32,571,1988
断する局所麻酔薬であ 。
F玲鷺
【
取扱 い上の注意】
本剤使用前にゴム栓をアルコール綿等で清拭すること。
注射
長時間金属器具 ∽ ニューレ、
本剤は金属を侵す性質があるので、
針0に接触させない凌J:望 まししヽなな 金属器具を年用した場合は、
使用後十分1詠 洗す在 と
1)MathCr,LE,ct al:pr J.Anaesth,48,,89,1976
2)Nati品 ,RL,et al:Br.J_Clln_Phamacol,4,439,1977
【
薬効 薬 理】
│
1」
主要文 献】
【
臨付
患者
神脚
ldさ い な い。
リンは白色∼灰白色の結晶性の粉末で、
アドL刀 ―
エタノ
く、
メタノール、
水に極めて溶けにく
酢酸(100】 こ溶けやすく、
い
に溶
。
エー
んど溶けな
希塩酸
に
ほと
テル
ール05)又 はジエテル
空気又は光によって徐々に褐色となる。
ける。
【
包 装】
キシロカイン注射液「0_5%」 エビレナミン含有 :[バ イアル]2伽 直、1011n■ L
キシロカク 注射液
「 1%」 エピレナミン含有 :〔 バイアル]2価 己、100mL
「グ%」 エビレナミン含有 :[バ イアル]2価 己、100nlL
キシロカ″ 注射液
の尿 中放射能 排泄率は投与量の83_8%、 未変化体は投与量の2_8%で
あった
病態時における薬物動態'
2「
:
性状
3)
7)ヽ Viedlbg, S:Anaesthesist. 1, 119, 1952
8)ヽ ⅥCdlLg,Si:Acta
嚇 朧 轟 彰
⑮ &揚 設
。
リ、
約1_3倍 に年長した。
ナリン添加lコミ
Phamacol_T“ Col,8,H7,1952
9)円 谷福 男 :麻 酔 ,6,357,1957
10)植 木 昭和 他 :福 岡医学雑誌 ,51,1361,1960
・
H)Krantz,JC:I PhrmaЮ I Exp_■rr_, 111,224,1954 .
訂ヂ諄
ギ
il塞 馨
:欝鍾籍驀房題
12)Truant,AP:Arch_int_Pha― codyn,H5,483,1958
【
文献請求先・製 品情報お問い合わせ先】
ニ
アストラゼネカ株式会社 メデイカルインフォメ ションセンター
〒5310076大 阪市北区大淀中l丁 目1番 88号
【有 効 成 分 に関 する理 化 学 的 知 見 】
■
カイン]
[リ ド
一般名 : リドカイン (● doあ he)oS (日 局)
化学名 : 2‐ Dieぬ ylamno― μ (2,6-dlmehylphewl)acetanllde
T如Ⅲ
0120-189-115
FAX 06-6453-7376
3
分子式 : C“ HttN20
瞥:
23434
性
攀:朦
`)7層
融点
: 66∼ 69℃
麗 頸 聯 凩又 蚤
酸に溶ける。
[ア ドレナリン]
一般名: アドレナリンはdrenaine)● AN)(日 局)
化学名
構造式
:
(lR)―
I―
(3,4-DthyC‐ oxyphenyl)12-(methylanlllnOcthanol
:
℃ H3
HO
分子式 : c,H13N03
分子量 : 183.20
⑤
製造販売元
:ア ス障
ゼネカ切 ¨
登録商 標で ■
Wne諭
アス疇 ゼネカ株式会社
大阪市 Jヒ 区大 淀 中 1丁 目 1番 88号
XYE
F-1
P1809チ
-4-
2
**:2cll17年 4月 改訂
*:2005年 8月 改訂
貯
法
日
6版 )
せん医薬品※
室温 。しや光保存
容器および外装に記載
日本薬局方 ア ドレナ リン 注 射 液
BOSMIN.
872451
EB番
号
(6:AM)1070
莱価 収 載
1950年 9月
販 売 開 始
1921年 10月
再評 価 結 果
1999年 3月
承
。
J
一
一
一
〓
ス
ボ
観 駆
(第
※ 注意 一医師等 の処方せ んによ り使用 する こと
〔
禁 魔ス(次 の患者には投与 しないこと)〕
1.次 の薬剤を投与中の患者 (「 相互作用」の項参照)
の
湾
{鷲彗
ア
備赫薬
え
ξ
曇
軍
琴
フ鋸だ
ジ
メ舞ζ
,
α遮 断薬
3)イ ソプ ロテ レノール等 のカテ コールア ミン製剤 ,ア ド
レナ リン作動薬
)
(た だ し:蘇 生等の緊急時 は この限 りでな い。
2.狭 隅角 や前房が浅 い な ど眼圧上昇 の素 因のある患者
結膜下注射使用時)
(点 眼 。
・ 〔
閉塞 隅角緑 内障患者 の発作 を誘発する ことが あ る。〕
原則禁忌 g薩 £纂戴喬魅 奨認1異篇ぢ
〔
箇 誓
l.本 剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
申
2交 審
経
お
す
示
曜鰍蹄撚 れ を
i
それがあ る。〕
3.動 脈硬化症 の患者
弯i
急
縁
菅
麗塘9驚感駆
糧蔚露朧誦増鷹誰曇
療 ′
lmL)を
レ F'歩 ?り 留じ署 通常成人 1回 02∼ lmg①
皮下注射 または筋肉内注射する。なお,年 齢,症 状 により適
'∼
鶴雛魃聾接抵絣 塚
織 R「稲 器扉
爾癬祭
ξ殿キ
〔
薬
は
月
係
晶
雪
局
励
げ砂肌1霧″混動に た
髯
旨
,ま
〔
gttr暫
譜ま るか または結膜下
班薄鷲ふ:緩 了
午髪 舌ず夕
に01mg(01mL)以 下を注射 する。なお,年 齢 ,症 状により適
宜増減 する。
`ず
れるおそれがある。〕
4.1:t異
*
曇露多ffttξ百きEFら 埋躯男竃瘍聾ンバ進 23
5.糖 尿病 の患
課、
)コ _ゲ ン分解の促進や,イ ンスリン分泌
の抑制 により,高 血糖を招 くおそれがある。〕
6心 室性頻拍等の重症不整脈のある患者
本剤のβ刺激作用により,不 整脈を悪化さするおそれが
〔
・讐 踊 躙 鶉 窯≦
療
慧
ある。〕
るので悪化す るおそれが ある。〕
8.コ カイ ン中毒の患者
コカインは,交 感神経末端 での カテコァルア ミンの再取
〔
り込みを阻害するので,本 剤の作用が増強されるおそれ
がある。〕
〔組
1管 中
アドL/tリ ン
含量
lmg/1己
(01V′ %)
成・ 性
状〕
pH
添加物
日本薬局方
肺鴨んt,
クロロプタノール
亜硫酸水素ナトリウム o51ngん 走
塩化ナトリウム,塩 酸
,
爾FD
23^´ 50
約
1
外
観
,
°
M嚇観嘉によ%心 疾患を剰ヒさせるおそれが
ある。〕
つ
て用いる船 ,暮 髄への血液供給を
妨げるおそれがある。〕
6)小 児等 (「 小児等への投与」の項参照)
2講
爺響蓄‰誓鶴豫憾
曇
鸞●
‐ 軽
こと
。
2)本 剤 はアナフィラキ シー シ ヨツクの救急治療の第一次選
択剤 であ り,シ ヨック時 の循環 動態を改善す るが ,そ の
0液
無難り
の
シ
ヨ
ク
は
ッ
時
た
血
ま
圧
性
低
う
急
号
1に 伴
響
k房 暴
薫
種
冥
補助治 療
○局所麻酔薬 の作用延 長
○手術時 の 局所 出血 の予防 と治療
o心 停 止の 補助治療
○虹彩毛様 体炎時 にお ける虹彩癒着 の防止
〔使 用 上 の 注 意 〕
の
には慎重に投与す る こと)
患者
1.慎 重投与 (次
1)高 血圧 の患者
本剤の血管収縮 作用 によ り,急 激な血圧上昇があ らわれ
〔
るおそれがある。〕
2)肺 気腫 のある患者
肺循環 障害 を増悪 させ ,右 心系 への 負荷が過 重 とな り
〔
右心不全 に陥 るおそれがある。〕
3)高 齢者 (「 高齢者 へ の投与 Jの 項参照)
に影響を受けやす いので注意す る
浸透圧比
〔効 能・ 効 果 〕
o下 記疾患に基づく気管支痙攣の緩解
o各
.こ
添カロし,局所注入す る。なお,年齢,症状 により適宜増減する。
量
あ
ヒ
モ
瑾
係
F燥 蔦
島
果
現
等碁
篠
整
集
ZZあ「信
須
ξ
電
こと
には十分注意す る
。
3)本 剤 は心 筋酸素 需要 を増加 させ るため,心 原性 シ ョック
や 出IIIL性・外傷性 シ ョック時 の使 用は避ける こと。
予
1サ
心停 止等 を起 こすおそれが あるので ,過 量投与にな らな
6'糖
電星
霊
侯 変
蓄
身
t『 霞
iヨ :i:i重ヤ
書
│こ
た場合には,投 与を中止す る こと。
1:]:号 1〕
&『
こD
い
な
硼し
纏 忌
機序・危険因子
臨床症状・措置方法
薬剤名等
により
これらの薬剤
現
ハロ
室細動発
、
テ
ロタン等の ゲ 頻脈,心
ゴールア
ン含有吸入麻酔薬 の危険性が増大する。 心筋 のカテ
ミン感受性が九進す
ると考 えられている。
本剤の昇圧作用 の反 これらの薬剤のα遮
抗精神病薬
により,本 斉1
ブチロフェノン 転によ り,低 血圧が 断作用
が優位
の
刺激作用
ことがあ
β
らわれる
あ
彗
こ
夢
じ
フ
議
子
になると考えられて
る。
(セ レネース
いる。
トロペロン等)
フェンチ アジシ
系薬剤
(ウ インタミ幻
イミノジベンジル
系薬剤
等)
(デ フェクトン
ゾテ ピン
(ロ ドピン)
リスペ リドン
`ダール)
(リ ス′
α遮断薬
の 刺
の
ィソプ●テレノー 不整脈 ,場 合によ り これ ら 薬剤 β
により
,交 感
激作用
があらわれる
コール
心停止
のカテ
ル等
が増強
奮作用
神経興
ことがある。
ド
,ア
ア ミン寡績嘔
えられている
レナ リン作動薬 蘇生等 の緊急時以外 すると考
には併用 しない。
げ ロタノー月
処置 を行 うこと。
ll
,
2):争
循環器
l
,
,
,
精神神経系 頭 痛,め まい
不安,振戦
消化器
過敏症状等
悪心 。
嘔吐
その他
熱感,発 汗
過敏症
点眼・結膜
下注射 (眼
領域)使 用
時
,
三環系抗 うつ薬 本剤 の作 用 が増強 さ ア ドレナリンイ働 榊
/7ミ
コー
ン アミト れ ,血 圧 の異常上昇 経終 末 でのカテ
(イ ミ
り込
ミンの再取
ルア
ことがある。
をきたす
ン
)
リプチリ 等
み を遮 断 し,受 容体
セロトニン・ノルア
でのカテ コー ルア ミ
ドけ リン再取り込
ン濃度 を上昇 させ る
(SNRI)
み阻害剤
と考 え られて いる。
Cルナシプラン0
その他の抗うつ薬
← プしチリン⇒
の作用が増強 さ これらの薬剤 の血管
本斉り
分娩促進 薬
作用によ
(ォ キントシン等), れ:血 圧 の異常上昇 平滑筋収縮
バ ッヵクアルカロ をきたす ことがある。 り,血 圧上昇作用 を
増強 すると考 えられ
イ ド類
ている。
(エ ルゴタミン等)
ともに異所性刺激能
があら
性不整脈
ジギ タ リス製斉1 異所
われることがある。 を有 し,不 整脈発 現
の可能性が高 くなる
と考 えられている。
。
眼瞼 。
日 長期連用時
長 膜結膜
角膜 の色素
のまわり等の過
罷
瀧
F暦
嫡
│
敏症状
鼻涙管 の色 結膜充血:眼 痛
素沈着 に よ
る閉鎖注2)
,│
け
,
無水晶体 眼 の
時
部の浮腫
一黄斑
微少出血
血管痙攣
全身症状とつ
,
,
注1)自 発報告または海外において認められている副作用の4め
頻度不 明。
こ
と
。
41Lす る
,籍 を
庶
亀
肘〕
嬌
壼
ヨ
虐
潔
5.量
=;[湯
lttf:製 3嵯
t:
ダ
進
通
禁
農
裏
薯
:3警 菖
響
兵
墨
畠
言に投与する こと
。
が ら慎重
a器 t写 秋
ま
証
潤よ
産
鼎れ
ま
婦
人
堰
浚 る
庭
梶
心室細動 があ らわれ 相互 に心筋に対す る
作用 を増強す る と考
る ことがある。
えられてい る。
・
冠不全発作 があ らわ 甲状腺 ホルモ ンは心
筋 の β受容体 を増 加
れる ことがあ る。
さ せ る た め ,カ テ
コー ルア ミン感受性
が克進す ると考 え ら
れて いる。
非選択性β遮断薬 血圧上昇 ,徐 脈 があ β遮 断作用 に よ り
ノロ→憔D らわれることがある。 本剤 のα刺激作用 が
( /● プラ
│・
,
優位 になると考 えら
れている。
血糖降下薬
(イ ンス リン等)
副 作 用発 現頻 度
0.1%未 満
以上または不明注 0.1.-5"/"*ffi
胸内苦悶
心悸克進
不整脈
顔面潮紅・蒼白
血圧異常上昇
57。
機序・危険因子
臨床症状・ 措置方 法
薬剤名等
の代謝酵素を阻
さ
本剤
の作用が増強
モノアミン酸 化 酵 本剤
れ ,血 圧 の異常上 昇 害す る ことに より
素阻害薬
をきたす ことがある。 ヵテ コールア ミン感
受性が克進す ると考
えられている。
甲状腺製 剤
(チ ロキシン等)
類
種
2)併 用注 意 (併 用 に注意する こ⊇
キニ ジン
馨
逸
亀
毬
ぽ
f'Fを 暮
諮
虐
3義 ξ
魚
lil[[怠 皇
置 を行 うこと。
胤 翻
それが ある。〕
:
11諭 雙証鮮轟z蓋 暴 鑓礫難挙
こと。
`碁
湯
言
り
雫
ダ
彎
姜
ァ
][i:憲 な
3訴
減 本剤 の血糖上昇作用
%を
弱させることがある。 によると考 え られて
いる。
・
プロモクリプチン 血圧上昇,頭 痛,痙 機序 は明らかではな
撃等があらわれるこ ぃが,本 剤 の血管収
縮作用 ,血 圧上昇作
とがある。
-2-
4
お
魯菖
鳳
種
『
婁
馨
象
鑢赳螢覺鰤群禦踊
F属轟βttI′
の
用に影響 を及ぼす と
考 えられている。
だ らした り,分 娩第 二期を遅延するお
'3聾
醐 市蘇生時,炭 酸水素ナ 円 ツム と曜
1暫
言曾:』 [:i訳 理翻 彗語轟272[1血
圧の難
〔
取扱 い上 の 注 意 〕
3)点 滴静注時 :点 滴 静注 で大量の注射液が血管外 に漏出 し
た場合 ,局 所 の虚血性壊死があ らわれる こ とがあるの で
注意 す ること。
4)局 所麻酔薬添 加時 :局 所麻酔薬 に添加 して用 いる場合 に
は ,耳 ,指 趾 ,ま たは陰茎 だ投与 しない こと。
5)筋 肉内注射 時 :筋 肉内注射 にあた っては ,組 織・神経等ヘ
の影響 を避 けるため下記の点に注意す ること。
(1)注 射 部位については,神 経走行 部位を避 けて慎重 に投
与す ること。
本品は,「 ワンポイン トカツトアンプル」を使用 しているので
アンプル枝部のマー クを上にして,反 対方向に折 りとること。
,
装 〕
〔包
ボスミン注 (hi中 lmg含 有) lmL
(日 本薬局方ア ドレナリン注射液 )
(2)く りかえし注射する場合には,左 右交互に注射するな
ど,同 一部位を避けること。なお,低 出生体重児,新 生
10管
児,手 L児 ,幼 児,小 児 には特に注意すること。
(3)注 射針を刺入 した とき,激 痛を訴 えた り,血 液の逆流
〔主
をみた場合は,直 ちに針を抜き,部 位をか えて注射す
ること。
6)点 眼時 :原 貝Jと して患者は横臥位を取 り,患 眼を開瞼させ
結膜嚢内に点眼 し,1∼ 5分 間閉瞼 し,涙 嚢部を圧迫 させ
た後開瞼する。
7)開 封時 :ア ンプルカット時の異物混入を避けるため,エ
タノー ル消 毒綿等 で清拭 しカ ッ トする こと。
`
じ撃リ ンは基感神経細胞内に取 り込 まれるかあるし は組織
ニゼ ,モ ノ
ー
ンスフェラ
コール
ラ
0メ
チル
ト
内で主 としてカテ
ア ミンオキ シダーゼによ って速やか に代謝・不活化 され,大 部
襲
多
撃
ギ
貧
る」
′′
{ti11:ζ ::ζ
泄され
警
塚
鞣
諮こ
菅
沢
義
絨
=な
〔薬 効 薬 理 〕
に合成 した副腎髄質ホルモン(ア ドレナ
は
学的
ボスミン注 ,化
リン)の 1,000倍 液であ り,交 感神経のα,β 受容体に作用する。
1.循 環器系に対する作用 DD
心臓 においては,洞 房結節の刺激発 生のペースをはやめて
心拍数を増加させ,心 筋の収縮力を強め,心 拍出量を増大す
るので強心作用をあらわす。
血管に対 しては,収 縮作用 と拡張作用の両方をあらわし,心
臓 の冠動脈を拡張 し,皮 膚毛細血管 を収縮させ末梢抵抗 を
増加 させて血圧を上昇させる。
2血 管以外め平滑筋に対する作用 Dの
気管支筋 に対 して弛緩作用をあらわ し,気 管支を拡張させ
させる。また,虹 彩筋に対する収縮作用によ
て呼吸量を増ガ
ロ
り散瞳 がみ られる。
3.そ の他の作用 υ
局所麻酔薬 の作用 を増強させ ,効 力 を持続 させる。
**
有効 成分 に関す る理 化学 的知 見 〕
〔
けb面 od嗣
虐危鰯嘗臨 嘲 鳥1)為 ∝
:ぞ
構造式
:
H
N、
雀碍
cH3
:習 琶t炭 白色 の 結晶性 の粉末 で,に おいはない。轍
(100)に 溶 けやす く,水 にきわめて溶 け に くく,メ タ
ノ=ル ,エ タノール (95)ま たはジエチルエー テルにほ
とん ど溶け な い 。希塩酸 に溶 け る。空 気 また は 光 に
よ って徐 々に褐色 となる。
-3-
│llllI
文
献 〕
1)島 本 ら :薬 理学 (医 学書院)340(1964)
2)高 木 ら :薬 物学 (南 山堂)H8(1967)
,
'評
要
20管
**
〔
文 献 請 求 先・ 製 品 情 報 お 問 い 合 わ せ 先〕
第 一 三 共株 式 会社 製品情報部
〒103-8426東 京都中央 区 日本橋本町3-5-1
TEL:0120-189-132
│
第一三共株式会社
東京都 中央 区日本橋 本 町 3-5-1
︲
0
醜 6
.
9
4.
は
。
5
0¨
製 造 販売 元
=`
:HI‖
[表 面麻酔]
● 6
脊柱に著明な変形のある患者 [脊 髄や神経根の損傷のおそれがあ
り、
裁 麻酔範囲の予測も困難であつ で、やむを得ず投与する場
]
合は患者の全身状態の観察を十分に行うこと。
授乳婦等への投与Jの 項参照)
産婦、
妊産婦 (「 妊婦、
麻酔範囲
腹部腫瘤のある患者 [仰 臥位性低血圧を起こしやすく、
で、
投与量の
が広がりやすい。麻酔中はさらに増悪することが
こ
2■ ]
の
十分に
の
"の
行う
観線を
と
Ыこ
、
患者
全身状態
減量を考慮すを
(1)本 剤の投与に際し、その副作用を完 全に防止する方法はないが、
心弁膜症等の心血管系に著レい障害のある患者[血 圧低下や病
状の悪化 が起こりやすいので、患者の全身状態の観察を十分に行
2
うこと。]
重要な基本的注意
・
[共 通 (硬 膜外麻酔・伝達麻酔・浸潤麻酔 表面麻酔)]
3
弄闘饉誕欝鰹健錮鎖
雛葛:棚
“に、異常
が認められた場合に直ちに救急処置のとれるよう、常時準
)黎
意すること。
1)患 者の全身状態の観察を十分に行うこと。
2)で きるだけ薄い濃度のものを用 いること。
おi
薬剤 名等
Ю
2協 黒準
tti:L蒼諦2離
,」
より投与 し、必要に応じて追加投与することが望ましい。なお、
高齢者、小児、全身状態が不 良な患者、肥満者、呼吸器疾患
を有する患者では特に注意し、異常が認められた際には、適切
な処 置を行うこと。
斃朧
用ま
し 含(1群霙鰹「
[]を 3ざ
′)撃婚:縫 冨3[票稀趾震錦禦準
“
る
こ
め
と
を
か
確
蓬
説ひか、
乗
Iむ贋
電
鍵
襄
訂
雫
3酬 客
`:号
意すること。
・
施切こ
テテ ル
° 緊阻 藁難雲Fは カ
藁
の 篠翻雅禁
:五観贋為協鰹璧
雫
鯰
° 己望柔
2第盪滉1漿 編
蓼整 虜解 鶏議文理
こと。
l狸
の注入 を行わないこと。
‐
[伝 達 麻酔 浸 潤 麻酔 ]
)3弱 :縫
い
2協撃&
婚 冨隣覇 態趾琢
意すること。
1)注 射の速 度はできるだけ遅くすること。
2)注 射針が、血管又はくも膜下腔に入っていなしだとを確 かめる
こと。
3)血 管の多 い部位 (頭 部、顔 面、扁桃等)に 注射する場合には、
吸収 が速いので、できるだけ少量を投与すると 。
②禁
│』 策
騎
[篠5糞 理
塞ぶ鏃番
選鶏
,二 解
己望系
警星
の注入 を行わないこと。
*(3)llH科 領域等の麻酔 に用 いる場合、隅角 の所見が未確定のまま投
与しないこと。
後
り鷲
麟
亀
議
重
今
ヌ
轡
冨
翼
嵯
ポ
聾
覇
冒
尋
驚現
いな
し、
│ょ
本剤は、主として肝代謝酵素CYPl池 及びCYP3A4で 代謝される。
*(1)併 用禁忌 (併 用しなttと )
危険 因子
機序 ‐
臨床症状・措置方法
ハログン含有吸入麻酔葬 頻脈 、不整脈、場合 によっ これゆ 薬剤は、心 筋のフ
ては心停止を起こすコ動 ゞドレケ リン受容体の感受性
ハロタン等
備をしておくこと。なお、事前の静脈路確保が望ましい。
9甥 赫咤 肥 墨
詈
棚
次の諸点に留
ヽま中毒症状をできるだけ避けるために、
ショックあるし
意すること。
1)気 道内表面麻酔の場合には吸収が速いので、できるだけ少量
を使用すること。
2)外 傷 、協 、潰瘍 又は炎症部位への投与は吸収が速いので
の項参照)
注意 すること。(「 過量投与」
*(2)眼 科領域等の麻酔 に用いる場合、隅角の所見が未確定 のまま投
与しなし茫とで
相互作用
:
き
2と 外眼筋内への
だけ薄い濃度で、必要最少量を用
注入 は避けること。また、本剤 に含まれているアドレナリン│は り
障害を悪化させることがあるので、注意すること。
2)視 神経鞘 内への誤注入により、一過性の失明、心肺停止を起
こすことがあるので、注射針はできるだけ短く、先の鈍 い0を
り`
望 ましい。
使用するこ辺
あ 。
を九進させる。
抗精神病薬 (プ テロフェノ 過度の血圧 低 下を起 こす
フェノチアジン系,イ ことが 秘 。
ン系、
ゾテレ ヽ
勲 い ヽ際 、
リスペリドン等)
セレネース、トロベロン、
ウインタミン、デフエクト
ロトピン、リスパダー
ン、
ル等
α遮断薬 (プ ラゾシン等)
ミニプレス等
安tの 薬剤のα受容体遮
アドレナリン
斬作用 により、
のβ受容体刺激作用 が優
立になり、血圧 低下 があら
われる。
アド 不整脈 、場合により心停止
リテコールアン 製剤、
があらわれること力 る。
刀リ ン作動薬
'あ
イソプロテp/― ル、オ
タノール等
三れり 薬剤のβ刺激作用
により、
交感神経興奮作用
が増強すると考えられてい
る。
(2)併 用注意 (併 用に注意すること)
薬剤名 等
臨床症状・措置方法
あ
血圧上昇を起こすこい `
三環系抗うつ薬
る。
イミプラミン等
・ノルアレ リン
セロトニン
再取墜 み阻害剤 (SN0
ミルナシプラン等
その他の抗うつ薬
マプロチリン等
MAO阻 害薬
徐
血管 収縮 、血 圧 上昇、
非選択性β遮断桑
脈を起こすことがある。
プロプラノロール等
分娩促進薬
オキシトシン等
麦角アルカロイド類
エリ
レゴメトリン等
機序・危険 因子
二れゆ 薬剤は、アドレけ リ
ン作動 性神経終 未でのカ
テコールアミンの再取り込
みを阻害し、受容 体でのカ
テコールアミン濃度を上昇
アドL/tリ ン作動性神
させ、
経刺激作用を増強 させ&
ニ
断作用 により、アドlガ リン
のα受容体刺激作 用が優
血管抵抗性を上
位になり、
昇 させる。
あ 併用 により血管収縮作用
血圧上昇を起こすこυ `
が増強される。
る。
クラスII抗 不整脈剤
アミオダロン等
心機能抑制作用が増強 作用 が増強することが考
するおそれがあるので、心 えられる。
電図検査等によるモニタリ
ングを行え と。
ジギタリス製剤
異所性不 整脈 があらわれ ともに異所性 刺激能 を有
し、
不 整脈発現 の可能性
こ とがある。
が高くなると考えられてい
る。
い室細動があらわれ覆 と 相互 に心筋 に対する作用
を増強す社 考えられてい
る。
キニジン
llfあ
甲状腺製剤
チロキシン等
プロモクリブチン
る。
冠不全発 作があらわれる 甲状腺ホルモンは心筋の
さ週Z城3杖
耀勁日
α受薇
ことがある。
カテコールアン 感受性が
丸進す生 考神 Q亀
血圧上昇、頭痛、痙攣等 機序は明らかではなし功
とる。 アドレケ リンの血管収縮作
b'あ らわれるこυ `
血 圧上昇作 用 に影響
用、
を藤 すと考えられ‐ ま
S、
副作
卍指晟績調査等の頻度が明確となる調査を実施していないため、
。
ついては不明である
に
用発現頻度
①
「Fじ
[サIう
ー
は意
晟
霞
野ノ
副
覇
認 鷺
霧
慇
頸 監
まれ こ心停止を来すこと力ち る。
識障害等 を生じ、
まれにアナフィラキシーシヨックを起こした の報告がある
また、
-2-
7
小児等への投与
小児等に対する安全性は確 立していない。
a霧ヅ稀≫駆
動寮嘲
蔦
妻
望
1「野
躍
璽
ζ
霊
奮
だ
肇
鱒
夏
覆
裁績
『
fi
讐
祓蘊輻腑
を
状力場 らわれた場合には、直ちに投与を申止し、適切な処 置
主に中枢神経系及び心血管系の症状としてあらわれる。
瑚 m7k幽 懺潮 盤滉麟 攣蓼鐘
呻 蠅 躙 翼r議富 棚 尋 軍 あ
麟愈鵬 観 暉 繋
[求麟雅 』
信
これらの症状に伴い低酸素血症、高炭酸ガス血症が生嚇 それ
より重篤な場合には呼吸停止を来すことあ る。
がある。
心拍出量低
心筋収縮力低下、
徐脈、
心血管系の症状 :血 圧低下、
き室性不整
刺激伝導系の抑制、心室頻拍及aい 室細動等のィ
下、
循環虚脱、心停止等があらわれる。
脈、
処置
酸素を十分投与す在 とが重要である。必要に応じ
諄吸を維持し、
振戦や痙攣が著明であれ,よ ジアゼパム又は
て人工呼吸を行う。
*°
には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
雉 靭1北躍翡
鴫畿冨意
鷺勒 閻 儡 鰤
覇徽
蓼
y省 ピ 堪
腑窮 鷺
F暉華嚇紺壁認識
猛獣翼
ーシスがあらわれるおそれがある。
“
な代謝性アシド
適用上の注意
使用 目的 :眼 科 (点 眼)用 として使用 しないこと。
:
野駆鳥麗ぼえ属
驚 L電 霧『
彎璧
ること。
*10.そ の他の注意
意識障害
急性腹症、四肢麻痺、
ポルフィリン症の思者に投与した場合、
る
。
る
おそれがあ
の急性症状を誘発す
等
持を図
2)そ の他の副作用
頻度 不明
循環器
注D
中枢神経
D
消化器 注
煩脈、期外 収縮、血圧変動等
不安 、興奮 、霧視、眩曇、頭痛等
瞑気、
悪心・嘔吐等
奪麻疹等の皮膚症状、浮腫等
過敏症
り
1
【
薬物 動態】
吸収及び血中動態
外国人健康成人に2%リ ドカイン液η制し(リ ドカイン塩酸塩として400mgn
けつた 添力KI:200,000Nし て硬膜外投与したとき、
を単独みるいはアドレ
″ リン添加時の血漿中濃度は単独投与時に比べ最高濃度の有意
アドし
う
な低下、最高濃度到達時間の有意な延長が認められた 。
鰭膜充血、眼痛、熱感、発汗 、胸 内苦悶、顔面潮 紅・蒼 白
等
他
盲璽頭頭糧蕊燿覇齋薦:膳 馘
讐
―
o… …
電
彗
菫
釉咆 鼈舅⑮鶉量
アドレケ リン非 添 加 (動 脈 血 )
0ア ドレケ リン非 添 カロ(静 脈 血
)
加 (動 脈 血 )
アけ
燃
―
・● アドレナリン添 加 (静 脈 血 )
‐―
腋
脇筆
量
な
饉 震際 :義彗
鼈 観
慎重に投
もに、
患者の全身状態の観察を十分に行う等、
慮するとと
与すること。
は雇ゝ眈繹肉塾鮮留
外国人健康成 人に2%リ ドカイン液20mLを
硬膜外投与したときの血漿 中濃度 (nt5)
2)ア ξ劣覇 うにより、胎児の酸 素欠 乏、分娩遅延が発現するお
慎重に投与すること。
EFx達 麻ft墓 蟹看βF`
妊産婦
:
お
る
鼈与
像
瑠穐
夕呼意醐
3多 窃 ;准笙
こ
それがあるので、慎重に投与する と。
-3-
8
投与群
Tmax
61n)
動脈血
ケ リン非添加、
アドし
アドL″ リン非添加、静脈血
アドt刀リ ン添加、動脈血
‐
アドlガ リン添加、静脈血
37卸 5
240却 60
2.1」 04
095卸 12
+一 +一
産
精握 駆 雲
務 餡 菖鮮 顧 墓
憑
:魔 ∬吻 ゝ
謂麗 踵チ
冨写
嚇
¨
ていなvゝ。
]
[妊 娠中の投与に関する安全性は確立し
酔
]
膜外
[硬
麻
AUCO`b
(μ 3・
mm/E■ Lp
274± 19
235地
1
2544
221± 71
102± 84
102443
平均値土標準偏差
高齢者にリドカイン塩 酸塩 50mgを 静脈 内投 与後 の終末相半減 期は
゛
140分 を示し、若齢者の81分に比べて延長した 。
ll:││││││::‖
訂 訂
改 改
月 月
**2009年
*2008年
貯
(第
日本標準商品分類番号
5版 ,販 売名変更に伴 う改訂 他)
872451
ア ドレナリン注 01°/.
法 :速 光・ 室温保存
使用期限 :容 器 ,外 箱 に表示
注
意 :取 扱 い上の注意の項参照
承認番号
薬価収載
22100AMX00614
販売開始
2000年 12月
2009年 9月
ア ドレナリン注射液
**肥
巫1品 湖 *:ア ド レ ナ リ ン 注 0.1%シ リンジ同 レ
雰せ
モJ
Adrenaline iniectiOn o.1%
く齢
】(次 の患者 には投与 しないこと)
愕素ミ
(1)次 の薬剤 を投与中の患者 (「 併用禁忌」 の項参照 )
1)ハ ロ タ ン等 のハ ロゲ ン含有吸入麻酔薬
無色澄明 の液 である
空気又は光 によって徐 々に微赤色 となり,次 に場色
となる。
.
性状
2)ブ チロフエノン系・フェノチアジン系等の抗精神
病薬 , α遮断薬
3)イ ソ プ ロテ レノール 等 の カテ コー ル ア ミ ィ製剤
ァ ドレナ リン作 動薬
(た だ し,蘇 生等 の緊急時は この 限 りでない。)
pH
浸透圧比
23-50
約 1(生 理食塩液 に対 す るLt)
,
(2)狭 隅角や前房が浅 いなどの眼圧上昇の素因のある患者
(点 眼・結膜下注射使用時)※
]
[閉 塞隅角緑内障患者の発作 を促進す ることがある。
※ 本剤 には,点 眼・結膜下注射の適用はない。
下記疾 患に基 づ く気管支痙攣 の緩解
気管支喘息 ,百 日咳
各種疾患もしくは状態に伴う急性低血圧またはシヨツク時
の補 助 治療
心停 止 の補 助 治療
効能又は効果に関連する使用上の注意〉
く
本剤 は ,シ リ ンジ入 リア ドレナ リ ン注 射 液 キ ツト製 剤 で あ
るた め ,上 記 以外 の効 能又 は効 果 を 目的 として使 用 しな い
原則禁忌】(次 の患者には投与しないここを原則とするが
【
,
特 に必要とする場合には慎重に投与 すること)
(1)本 剤 の成分 に対 し過敏症の既往歴 のある患者
(2)交 感神経作動薬に対 し過敏な反応 を示す患者
[勇 】χふ」 ぶ
効能又は効果】
【
こと
.
受谷体が本剤 に対 し高い 感受性 を示す
l
用法及び用量〕
【
(3)動 脈硬化症の患者
│]][l'II∬IFま
葉
景
奮
壁
管
冨
量
あ
言
唇
羅
曇
│
(4)甲 状腺機能充進症 の患者
[「 :l嘉
嚢珈不爾
].茸 :
を皮下注射または筋内 内注射す る。なお,年 齢,症 状に
より適宜増減す る
.
鸞 「
ぽ
脇
箇
FM鋼
聯
(5)糖 尿病 の患者
後を11
1回
リン分
λゞ
1
』
轟 舞 :鰤
隠 脇
のある患者
の重症不
脈
肇
(6)心 室性頻拍等
=ス
それがある。
]
[本剤のβ刺激鯛 0こ より,不整脈を悪化させるお
症の患者
(7)精 神神経
筑 21:蔦
根
墓
曇
畠
具
「懇
鷲
窯
1禁
蘇 生 な どの緊急時 には,ア ドレナ リンとして,通 常成人
lil][[∫ ][ヨIII∫
│
(81コ カイ ン中毒 の患者
Z句
IttZ繰野
鱗 謂 ポ 属鍵墨
阪を
組成・性状】
【
0分 ・ 分⊃
1シ
有効成分
ア ドレナ リン
添加物
希塩酸 (溶 解剤 )
塩化 ナ トリウム (等 張化剤 )
亜硫酸水素ナ トリウム (安 定剤 )
クロロブタノール (保 存剤 )
水酸化 ナ トリウム (pH調 節剤 )
0 25mg(0.25mL)を 超えない量を生理食塩液などで
希釈 し,で きるだけゆつくり1静 注す る。なお,必 要が
あれば,5∼ 15分 ごとに くりかえす。
(「 操作方法」の項参照)
使用上の注意】
【
1.慎重投与 (次 の憲者には慎重 に投与すること)
(1)高 血圧の患者
用 により,急 激 な血 手 上昇 があ らわれ
l
l奮 型 21冥 靱
121肺 気腫 のある患者
の負荷 が 重 とな り,l
押
躍 窓乗曇 貢籠菅雷募荘ふ 寡 ξrへ
へ
13)高 齢者 (「 5.高 齢者 の投与」 の項参照)
(41心 疾患 のある患者
リンジ lmL中
る。
]
[本 剤のβ刺激作用 により,心 疼患 を悪化 させるおそれがあ
l mg
(5)小 児等 (「 7.小 児等 への投与」 の項参 照)
39 μL
85 mg
05 mg
3 mg
適量
注)処 方 せん医薬品 :注 意一医師等の処方 せんにより使用すること
9
,臨 ≦言Э馨
弓
趾 ‰
薪餓
忌
②
ざ冬凩峯ず閂鰹
種臓夕
2徳
`
あるので
異なること力
ショックを起こした原因および病期により
,
甲状腺製剤
(チ ロキシ ン等)
冠不全発 作 があ らわれ 甲状腺ホルモンは心
ることがある.
、 筋のβ受容体を増加
させるため、カテコ
ールアミン感受性が
克進すると考えられ
ている
.
血圧上昇,徐 脈 があら
非選択性 β違断薬
(プ ロプラノロール等) われることがある
.
こと
治療に際し本剤の選択 :使 用時期には十分注意する
.
β進断作用にょり
本剤のα刺激作用が
,
優位 になると考えら
れている。
血糖降下薬
(イ ンス リン等 )
血糖降下薬の作用 を減 本剤の血請上昇作用に
よると考えられている
弱 させることがある
ブロモ クリプチ ン
血圧上昇 ,頭 痛 ,痙 摯 機序 は明 らかではな
等 が あ らわれる ことが いが、本剤の血管収
縮作用,血 圧上昇作
ある。
用に影響を及ばすと
考えられている
.
.
.
ょう注意すること。
4.副 作用
3.相 互作用
(1)重 大な副作用 (頻度不明)
(1)併 用禁忌 (併 用しないこと)
臨床症状 。措置方 法
薬剤名等
1)肺 水腫 (初 期症状 :血 圧異常上昇 )
lll序 ・ 危険因子
ハ ロタン等のハ ロゲ 頻脈 ,心 室細動発現 の これ らの薬 剤 に よ
り心筋 の カ テ コー
危険性 が増大する
ン含有吸入麻酔薬
ルア ミ ン感 受性 が
克進 す る と考 え ら
れている. 1
.
抗精神病 秦
ブチロフェノン系薬剤
ネース:ト ロベロン等
(セ レ
フェノチアジン系薬剤
(ウ イ ンタ ミン等 )
イミノジベンジル系薬剤
(デ フェク トン等)
ゾテ ピン
(ロ ドピン)
リスペ リ ドン
ニ
(リ スパダ ル )
α遮断薬
ィ ッ プロテ レノー
ル等 の カ テ コ ー ル
ア ミ ン製 剤 ,ア ド
レナ リン作動薬
(プ ロタノTル 等 )
)
O)併 用注意
本剤 の昇庄作用 の反 転 これ らの薬剤 の α
により,低 血圧 があらわ 遮断 作 用 に よ り
本剤 の β刺 激作 用
れることがある
が優 位 に な る と考
え られてい る
,
.
.
肺水腫 が あ らわ れる ことが あ るの で ,観 察 を十分 に
行 い ,異 常が 認 め られ た場合 には投 与 を中止 し,適
切 な処置 を行 うこと。
2)呼 吸困難
呼吸困難 があ らわれる ことがあるので,異 常が認 め ら
れた場合 には投与 を中止す るなど適切 な処置を行 うこ
と
3)心 停止 (初 期症状 :頻 脈 ,不 整脈 ,心 悸克進 ,胸 内
.
苦悶 )
心停止があ らわれる こ とがあ るので ,初 期症状が認め
られた場合 には投与を中止 し,適 切 な処置 を行 うこと。
(2)そ の他の副作用
本剤 は使 用 成績調 査 等 の副作 用発現 頻度が明確 となる
調査 を実施 してい ない
副作用 が認められた場合には必要に応 じ投与を中止するな
ど適切 な処置 を行 うこと
.
不整脈 ,場 合 によ り心
停 止 があ らわれ るこ と
がある。
蘇生等 の緊急 時以外 に
は併用 しない。
こ れ らの 薬 剤 の β
刺激作用 に よ り
交感神経興 奮作用
が増 強 す る と考 え
られてい る.
.
頻度不明
,
心悸 克進
胸内苦悶
不整脈
顔面潮紅・ 蒼 白
血圧異常上昇
精神神経系
頭痛
めまい
不安
振戦
過敏症
過敏症状等
消化器
悪心・ 嘔吐
(併 用に注意す ること)
薬剤名等
臨床症状・ 措置方 法
機序 。危険因子
木剤 の代 謝酵 素 を
モノアミン酸化酵素 本剤の作用が増強され
血圧の異常上昇 をきた 阻害することにより
阻害薬
カテコールアミン感
すことがある
,
,
.
受性が充進 すると考
えられている。
本剤の作用が増強され
三環系抗 うつ薬
血圧 の異常上昇 をきた
(イ ミプラミン,7ミ
す ことがある
トリプチリン等)
セロ トニン・ ノルア ド
レナ リン再取 り込み
,
.
阻害剤 (SNR0
(ミ ルナシプラン等)
その他の抗うつ薬
(マ プロチリン等)
ア ドレナ リン作動性
神経終末 でのカテ コ
ールアミンの再取 り
込みを遮断 し,受 容
体でのカテ コールア
ミン濃度 を上昇 させ
ると考えられている
.
本剤の作用が増強され
分娩促進薬
血圧 の異 常上昇 をきた
(ォ キシ トシン等)
レカロイド類 すことがある。
ヽッカクアリ
′
(エ ルゴタミン等)
,
これ らの薬剤の血管
平滑筋収縮作用 によ
り、血圧上昇作用 を
増強すると考 えられ
ている
.
ジギタ リス製剤
異所性不整脈があ らわ ともに異所性刺激能
を有 し,不 整脈発現
れることがある
.
の可能性 が高 くなる
と考 えられている。
キニ ジ ン
心室細動 があ らわれる 相 互 に心 筋 に対 す
る作 用 を増 強 す る
ことがある。
と考 えられている。
10
その他
点眼 。結膜下注射
注1)
(眼 領域)使 用時
感汗
熱発
循環 器
長期連用時
眼瞼 。結膜の色素沈着
注2)
鼻涙管 の色素沈 着 による閉鎖
角膜 の色素沈着
無水晶体眼 の患者 への運用時
黄斑部の浮腫
微小出血
血管痙攣
結膜 。眼瞼 。日のまわり等の過雛 状
結膜充 血
眼痛
全身症状 注3)
注 1)本 剤 には,点 眼 。結膜下注射 の適用 はない
注2)涙 道洗浄 に よ り取 り除 くことがで きる
注3)こ のような症状があ らわれた場合 は,投 与 を中止すること
.
性状 :白 色 ∼灰 白色 の結 晶性 の粉末で ,に お いはない。酢酸
(100)に 溶 けやす く,水 に極 めて溶 けに くく,メ タ
ノール,エ タノール (95)又 はジエ チ ルエー テ ルにほ
とん ど溶 けない。希塩酸 に溶ける。空気又 は光 によつ
て徐 々 に褐色 となる。
5.高 齢者 へ の投与
高齢者 で は,本 剤の作用 に対す る感受性 が高 いことがある
ので ,少 量か ら投与 を開始す るなど患者の状態 を観察 しな
が ら慎重に投与する こと。
6.妊 婦 ,産 婦 ,授 乳婦等 への投与
(D妊 婦又 は妊娠 している可能性 のある婦人には,治 療上の有益
性が危険性 を上回ると判断される場合にのみ投与す ること
をもた らした り,分 娩第二期 を遅延す る
取扱い上の注意】
【
.
確 保 1繁 雷奮子
●本剤 はシリンジポ ンプでは使用 しないこと
●包装 フ イルム表面に減圧 によるへ こみがない場合 は,使 用
.
l
(2)授 乳中の婦人には投与 しないことが望 ましいが,や
しないこと。
●プリス ター包装内は滅菌 しているため,使 用時 まで開封 し
ないこと。
●ブリスター包装は開封日か ら静かに開けること
●プリス ター包装か ら取 り出す際 ,押 子 を持って無理に引 き
出さないこ と。ガスケ ットが変形 し,薬 液が漏出す るおそ
むを得
ず投与す る場合 には授乳 を避 けさせ ること
]
[授 乳 中の投与に関す る安全性 は確立 していない。
へ
の投与
7.小 児等
小児等 では安全性 が確立 されて い な いた め,少 量か ら投
与 を開始す るな ど患者 の状態 を観察 しなが ら慎重 に投与
.
.
す ること
8.濶 景投与
ので
(1)と きに心室細動 ,脳 出血等があ らわれる こ とがあ る
注意す ること,ま たア ドレナ リン受容体 感受性の高 い患者
.
れがある。
●シリンジが破損す るおそれがあるため,強 い衝撃を避 ける
こと
●シリンジに破損等 の異常が認め られる ときは使用 しないこ
`
と。
0シ リンジ先端 部の シールがはがれているときは使用 しない
.
では特 に注意す ること。
(21腎 血管の異常収縮 により,腎 機能が停止す るおそれがある。
ー
(3)血 中の乳酸濃度が上昇 し,重 篤 な代謝性 ア シ ド シスが
る。
あ らわれるおそれがあ
9.適用上の注意
こと。
●内容液 が漏 れて いる場合や,内 容液に混濁 や浮遊物等 の異
常が認 められるときは使用 しないこと
●キャップを外 した後,シ リンジ先端部には触れないこと
.
(1)併 用
.
0開 封後 の使用 は1回 限 りとし,使 用後 の残液 は容器 ととも
本剤にて心肺蘇生時,炭 酸水素ナトリウムとの混注は避ける
こと
に速やかに廃棄す ること
.
.
(2)静 脈内投与時
0シ リンジの再滅菌 ・再使用 はしないこと
●注射針等は針刺 しや感染防止に留意 し,安 全 な方法で靡棄
す ること。
く安定性試験 >
長期保存試験 (室 温 ,37カ 月)の 結果,通 常の市場流通下 に
1).
おいて 3年 間安定であることが確認された
.
静脈内に投与す る場合 には,血 圧 の異常 上昇 をきたさない
よう慎重 に投与する こと。
(3)点 滴静注時
点滴静注 で大量 の注射液 が血管外に漏出 した場合 ,局 所 の
あるので注意す ること
虚血性壊死があ らわれること力`
(4)筋 肉内注射時
筋肉内注射にあたっては,組 織 ・神経等へ の影響 を避ける
ため下記 の点に注意す ること。
1)注 射部位 について ,ま ,神 経走行部位 を避けて慎重に投与
す ること
2)く りかえし注射する場合 には,左 右交互に注射す るなど
同一 部位 を避ける こと なお,低 出生体重児 ,新 生児
.
.
,
包装】
【
lmL× 10本
主要文献1
【
1)テ ルモ株式会社
:PF-01ADの 安定性試験
(社
内資料
)
,
文献請求先】
【
乳児 ,幼 児 ,小 児 には特 に注意す ること。
主要文献に記載 の社 内資料 につ きましても下記 にご請求下さい
3)注 射針 を刺入 した とき,激 痛 を訴 えた り,血 液 の逆流 を
みた場合は,直 ちに針 を抜 き,部 位 をかえて注射す ること。
テ ルモ株式会社 コールセ ンター
(5)投 与時
〒151-0072 東京都 渋谷区幡 ヶ谷 2丁 目44番 1号
ブ リス ター包装開封後は速やかに使用す る こ と
.
TEL 0120‐ 12-8195
有効成分に関する理化学的知見】
【
一 般名
化学 名
Adrenaline(ア ドレ ナ リ ン)
(lR)-1-(3,4-Dihydroxyphenyl)2-(methylamino)
ethanol
構 造式
H
N、
cⅡ 3
HO
分子式
分子量
C9H13N03
183.20
11
操作方法】
【
く各部 の名称〉
レフィル ドシリン ジ
ガ スケット
キャップを矢印の方向にまわしてはずす。
回
シリンジ先端部に直接手が触れないよう
に注意 し,注 射針等 と接続 して使用する。
□
こと
注意 :注 射針等 の使用 にあた り,針 刺 しに留意 する
.
製造販売元 :テ ルモ株式会社
東京都渋谷区幡ケ谷2丁 目44番 1号
.
@renuMo'
PFol AD21
3571
O、
12
TERUMO、 テルモはテルモ株式会社の登録商標です。
*l:111::;計
里」墜墾堕塾盛聾茎]壁 斐lll圭 ≧塑壁巨ユ_⊆ 互塵
日本標準商品分類番号 1 872451
星L塾 唾望
=二
;:}―:[:‖ 場ギ
::
戸
医 薬 品承 認番 号
貯
法 :室 温・ 遮光保存
医療用具承認番号
有効期限 :容 器 および外装 に記載
意 :「 適用上の注意 」 の項参照
注
指定医
劇薬、
奪zド レナリン注射液
*器 具器械 48 注射簡
*そ の他の減菌済み注射筒
調
電
認 轟 醐 筒籐品
*エ
a3mg
エピペプ 島液
(医 薬品注入器)
a ttg
ピペプ潮液
EPIPEM tni*tlon o ts'e
o.3ms
せんにより使用 するこ
**
4.甲 状腺機能克進症の患者
告
警
【
l
本剤 を患者 に,付 する際 には、必 ず インフォーム ドコン
セン トを実施 し、本剤交付前 に 自らが適切 に自己注射 で
きる よ う、本 剤 の 保管 方法 、使 用 方法 、使用時 に発現 す
る可能性のある副作用等を患者に対 して指導し、患者、
保護者またはそれに代わり得る適切な者が理解 したこと
を確認 した上で交付すること。[本 剤を誤 つた方法で使用
すると手指等への誤注射等の重大な事故につながるおそ
の項
れがある。
](「 用法・ 用量に関連する使用上の注意」
および「適用上の注意」の項参照
2_ 本剤を患者に支付する際には、患者,保 護者またはそれ
に代わり得る適切な者に対して、本剤に関する患者向け
の説明文書等を熟読 し、また、本却の練習用エピベン ト
レーナーを用い、日頃から本剤の使用方法について訓練
しておくよう指導すること。(「 適用上の注意」の項参照
本剤は、アナフイラキシー発現時の緊急補助的治療とし
て使用するものであるので、本剤を患者に交付する際に
)
)
は、医療機関での治療に代 わり得るものではなく、本剤
使用後には必 ず医療機関を受診 し、通切な治療を受ける
よう指導す ること。
本剤 が大量投与 または不慮 に静脈内に投与 された場合 に
は、急激な血圧上昇により、脳出血を起 こす場合がある
ので、静脈内に投与 しないこと。また、患者に対 しても
投与部位 についての適切な指導を行 うこと。(「 適用上の
注意」の項参照)
心房細動 がみられ
頻脈、
甲状原機能九進症の患者では、
〔
により
悪化す
るおそれがある8〕
ることがあり、本剤 の投与
5.糖 尿病の患者
〔
肝 におけるグリコーダ ン分解 の促進や、インスリン分
〕
泌の抑制により、高血糖 を招 くおそれがある。
6.心 室性頻拍等の重症不整脈のある患者
本剤の β刺激作用により、不整脈を悪化させるぉそれ
〔
がある。
〕
7.精 神神経症の患者
一般 に交感神経作動薬の中枢神経系の副作用 として情
〔
緒不安、不眠、錯乱、易刺激性お よび精神病的状態等が
〕
あるので悪化す るおそれがある。
8.コ カイン中毒の患者
〔コカインは、交感神経末端でのカテ コールアミンの再
取 り込みを阻害す るので、本剤 の作用が増強されるおそ
れがある。
〕
‡9.投 与量 が0.01
)】
(次 の患者 には投与 しないこと。
1.次 の薬剤 を投与中の尋者 併用禁忌」の項参照
1)ハ ロタン等のハログン合有吸入麻酔薬
2)ブ チ ロフエノン系 ・ フエノチアジ ン系等 の抗精神 病
(「
)
mg′ kgを 超える患者
(0.3mg製 剤 については
30kg未 満、0.15mg製 剤については15kg未 満の患者)〔 過
量投与になるので、通常のアドレナリン注射液を用いて治療す
ること。〕(「 用法・用量に関連する使用上の注意2.」 の項参照)
組成 。性状】
【
*エ ビペ ン注射 液0.3mgお よびエ ピペ ン注射 洵 .15mgは 、1管 2
mL入 り製剤 であるが、0 3mL注 射 され る。
エビペン注射液0 3mg
販売 名
禁忌
【
*2005年 4月
*ア ナフィラキシー補助治療剤
ドレナ リン注射液
Ini*tion
未収載
2003年 8月
販売 開始
:
EptPfl'
21500AMY00115000 *21700AMY00081000
21500BZY00341000
薬価収載
アナフィラキシー補助治療剤
** 劇薬、指定医薬品
*
**日 お調方ア
*エ ピベ ン注射液 Q15mg
エピペ ン注射液 0.3理
*ェ ピベン注射洵 15ng
rlrwtt>tmg/2mL
成分 合量 (1管 中) **ア ドレナリン2 mg/2 mL
ピロ亜硫酸ナ トリウム3 34mg/2 mL
添bQ物 合量 (1管 中)
22-50
PH
無色 澄明 の液
外観
薬 、α遮断薬
効能・効果】
【
原則禁忌 (次 の患者には投与 しないことを原貝Jと するが、シ
【
ョック等生命 の危機に直面 しており、緊急時 に用い る場合
にはこの限 りではない6)】
1_本 剤の成分 に対 し過敏症の既往歴 のある患者
2.交 感神経作動薬 に対 し過敏 な反応 を示す患者
〔ァ ドレナリン受容体が本剤 に対 し高い感受性 を示すお
〕
それがある。
3.動 脈硬化症の患者
本剤 の血管収縮作用によ り、閉塞性血管障害が促進 さ
〔
れ、冠動脈 や脳血管等の攣縮および基質的閉塞があらわ
〕
れるおそれがある。
131
*蜂 毒、食物及び薬物等に起因するアナフイラキシー反応に対す
る補助治療
(ア
ナフイラキシーの既往のある人またはアナァイ
ラキシー を発現す る危険性 の高い人 に限る)
効能 。効果に関連する使用上の注意〕
〔
*1.ア ナフ イラキ シー反応 は、病状が進行性 であ り、4/D期 症状
(し
びれ感、違和感 、口唇 の浮腫、気分不快、吐 き気 、暉
吐、腹痛、 じん麻疹、咳 込みな ど)力 )患 者 によ り異なる こ
とがあるので 、本剤 を患者 に交付す る際 には、過去のアナ
フィラキシー発現 の有無、初期症状等 を必ず聴取 し、本剤
の注射時期 につ いて尋 者 、保護者 また はそれに代 わり得 る
適切 な者 に適切 に指導す るこ と。
*2.ま た、本剤 の注射時期 については、次 の ような目安 も参考
とし、注射時期 を遺失 しない よ う注 意す ること。
なることがあるので、治療 に際 し本剤の選択、使用時期
には十分注意すること。
3)本 剤 は心筋酸素需要 を増加 させるため、心原性 シヨツク
や出血性・外傷性 シ ヨツク時の使用 は避けること。
4)本 剤 には昇圧作用のほか血管収縮、気管支拡張作用等 も
あるので、シヨツクの初期治療後 は他の昇圧薬を用いる
*1)初 期症状 が発現 し、 シ ヨツク症状 が発現す る前 の時点。
*2)過 去にアナフイラキシーを起こしたアレルゲンを誤つて
摂取し、明らかな異常症状を感じた時点。
用法 。用量】
【
角
翫7:r
計越五L肌 :鋼輩甕顧看
に影淫
用法・ 用量に関連す る使用 上の注意,
〔
*1.通 常、成人には0.3mg製 剤を使用し、小児には体重に応じて
使用すること。
.15mg製 剤又は0.3mg製 剤を
も
鋪戴
'織 :鰈125脇 ξ:蹴 琴
を投与すると、過量となるおそれがあるので、副作用の発現等
の
に十分な注意が必要であり、本剤以外のアドレナリン製剤 使
用についても考慮する必要があるが、0 01mg/kgを 超える用
量を投 与することの必要性 については、救命を最優先し、患
者ごとの症状を観察した上で慎 車呼判断すること。
3.本 剤 は投与量 を安定化す るため、1管 中2mLの 薬液が封入
(併 用 しないこと)
臨床症状 ・措置方法
ハロ タン等のハロゲ ン 頻脈、心室細動発現の
危険性が増大す る。
合有吸入麻酔薬
抗精神 病 薬
ブチ ロ フ ェノン系薬剤
(セ レネ ース、 トロベ
いることか ら、残液の量 をみて投与 しなかつた と誤解す
るおそれがあるので注意すること9
外すと、予期せぬときに作動するおそれがあるので、本剤
の注射を必要 とする時まで、絶対 に安全キ ヤツプを外 さな
ぃこと。 (「 適用上の注意」の項参照)
5.本 剤 は一度注射す ると、再度注射 しても薬液が放出 しない
仕組み となつているので、同一の製剤 を用 いて三度注射 し
ないこと。
6.本 剤 は臀部か らの注射 を避け、大腿部の前外側 か ら注射す
ること。 また、緊急時 には衣服の上からで も注射可能であ
る。 (「 適用上の注意」の項参照)
7.本 剤の誤注射 を防止す るため、指または手等を黒い先端 に
あてなvヽ よう津意すること。 なお、 もし指 または手等 に誤
直ちに医療機関を受診 して、
って本剤 を注射 した場合 には、
適切な処置を受けるよう指導すること。 適用上の注意」
機序 危険因子
これらの薬剤 により心
筋のカテコールアミン
感受性が先進す ると考
えられている。
本剤の昇圧作用の反転 これ らの薬剤 のし連
により、低血圧があら 断作用により、本剤の
われることがある。
β刺激作用が優位にな
ると考えられている。
ロ ン等 )
*4.本 剤には安全キヤップが装着されており、安全キヤツプを
.
も、
十分に説明 し指導す ること。
3.相 互作用
1)併 用禁忌
薬剤名等
されているが、投与 されるのは約 0.3五 Lで あり、注射後
にも約1.7mLの 薬液が注射器内に残るように設計されて
.
こと。
5)過 度の昇圧反応を起 こす ことがあ り、急性肺水腫 、不整
脈、心停止等を起 こすおそれがあるので、過量投与にな
らないよう注意す ること。
6)本 剤 を患者 に交付す る際 には、必ず イ ンフ ォーム ドコ
ンセン トを実施 し、本剤の注射によ り発現する可能性の
ある副作用および手指等への誤注射等のリスクについて
フ ェノチ アジ ン系薬剤
(ウ イ ン タミン等 )
イミ ノジベ ンジル系案
剤
(デ フ ェク トン等 )
ゾテ ピン
(ロ ドピ ン)
リスペ リ ドン
`ダール)
(リ ス′
α遮断薬
ィソプロテレノール等
のカテ コールアミン製
剤、 ア ドレナリン作動
薬 (プ ロタノール等)
不整脈 、場合 により心 これ らの薬 剤 の β刺
停止があらわれること 激作用 により、交感神
経興奮作用が増強する
がある。
蘇生等の緊急時以外 に と考えられている。
は併用 しない。
(「
の項参照)
*8:本 剤 を患者 に交付する際 には、上記事項 について患者、保
tJJな 者 に対 して十分指導す
護 者 またはそ れに代 わ り得 る適
2)併 用注意
(併 用 に注意す ること)
薬剤名等
モノアミン酸化酵素阻
害薬
ること。
使用上の注意】
【
には慎重に投与すること
の
患者
1.慎 重投与 (次
)
1)高 血圧 の患者
急激な血圧上昇があらわれ
本剤 の血告収縮作用 により、
〔
〕
るおそれがある。
2)肺 気腫 のある患者
肺循環障害 を増悪 させ、右心系への負荷が過重 となり、
〔
〕
右心不全 に陥るおそれがある。
へ
の
の
3)高 齢者 (「 高齢者 投与」 項参照)
4)心 疾患 のある患者
本剤 の β刺激作用によ り、心疾患 を悪化 させるおそれ
〔
がある。
〕
2.重 要な基本的注意
受容体 それぞ れに作用 し、そ の作用 は投与量、投与方法
等 に影 響 を受けやす い ので注意す るこ と。
2)本 剤 はアナ フイラキシー シ ヨツクの救急治療 の第 一次 選
択剤 で あ り、 シ ヨツク時の循 環動態 を改善す るが、その
循 環動 態 はシ ヨツクを起 こ した原 因お よび病期 に よ り異
1の
機序 危険因子
本剤 の作 用 が増 強 さ 本剤 の代謝酵素 を阻害
れ、血圧の異常上昇を す ることにより、カテ
コールアミン感受性が
きたす ことがある。
九進す ると考えられて
いる。
本剤 の作 用 が増 強 さ
三環系抗 うつ 薬
を
(イ ミプ ラ ミン、 ア ミ れ、血圧 の異常上昇
きたす ことがある。
トリブチ リ ン等 )
セ ロ トニ ン・ ノルア ド
レナ リ ン再取 り込 み阻
害剤 (SNRI)(ミ ルナ
シプ ラ ン等 )そ の他 の
抗 うつ 薬 (マ プ ロチ リ
ン等 )
ア ドレナリン作動性神
経終末でのカテ コール
アミンの再取 り込み を
進断 し、受容体でのカ
テコールアミン濃度 を
上昇 させると考えられ
てい る。
本剤 の作 用 が増 強 さ
分娩促進薬
れ、血圧の異常上昇 を
(ォ キシ トシン等)
バ ッカクアルカロイ ド きたす ことがある。
これ らの薬剤 の血管平
滑筋収縮作用 により、
血圧上昇作用 を増強す
ると考えられている。
類
(エ
1)本 剤はアドレチリン受容体作動薬として、α受容体、β
臨床症状 =措 置方法
ル ゴタミン等)
ジギ タリス製剤
異所性不整脈 があらわ
れることがある。
ともに異所rul」 激能 を
有 し、不整脈発現の可
能性が高 くなると考 え
られている。
キニ ジ ン
心室細動があらわれ る
ことがある。
相互 に心筋 に対 す る作
用 を増強す ると考 え ら
れて い る。
使用方法〕
〔
甲状腺 ホルモ ンは心筋
の β受容体 を増 加 さ
せ るため、カテコール
ア ミン感受性が充進す
ると考えられてい る。
甲状腺製剤
(チ ロ キシ ン等)
冠不全発作があらわれ
ることがある。
非選択性 β遮断薬
(プ ロ プ ラ ノ ロー ル
等)
血圧上昇、徐脈があら β遮断作用 によ り、本
剤 の α刺 激作 用 が 優
われることがある。
位 になると考えられて
いる。
血糖 降下薬
(イ ンス リ ン等 )
血暗降下薬の作用 を減
弱させることがある。
プ ロモ ク リブチ ン
血圧上昇、頭痛、痙望 機序 は明らかではない
等があらわれることが
用、血圧上昇作用に形
ある。
響 を及ぼす と考 えら柱
ている。
4_副 作用
1)重 大 な副作用 (頻 度不明 わ
(1)肺 水腫 (初 期症状 :血 圧異常上昇
*(1)カ バー キヤツプを回 しなが ら外 して、注射器 を取 り出す。
本剤の血糖上昇作用によ
ると考え られている。
*(2)灰 色 の安全 キャツプを外す。
灰色の安全キャップ
壌
涯丁蔦孫―高豊
(3)注 射器 を しらか りと握 り、大 Fil部 の前外領1に 黒 い先端 を
強 く押 し付 け る。黒 い先端部分 に指 を当てると誤注射す
る危険があるので絶対 に行 わないこと。
・注射器が作動 している間、押 し付け た状態 を維持する
)
)
肺 水腫 が あ らわれる こ とが あ るので 、観 察 を十 分 に
行 い、異常 が認め られた場合 には投 与 を中止 し、適切
0カ抄間)。
なお、本剤 は緊急 の度合 いに応 じ、衣服 の上か らで も注
射可能 である。
な処置 を行 うこと。
(2)呼 吸困難
呼吸困難 があ らわれる ことが あ るので、異常 が認め ら
れた場合 には投 与 を中止す るな ど適切 な処置 を行 うこ
と。
:頻 脈 、不 劉脈 、心悸克進、胸内苦悶)
心停止が あ らわれることが あるので、初期症状が認 め
適切 な処置 を行 うこ と
られた場合 には投 与 を中止 し、
(3)心 停止
(初 期症状
`
2)そ の他 の副作用
下記 の副作 用があ らわれる こ とがあるので、異常 が認 め
られた場合には必要に応じ投与を中止するなど適切な処
(4)適 正 に作動 した場合 には、針が出 ているので確認す る。
*(5)使 用済みの注射器 は針先側 から携帯用ケースに戻 し、 ″バー
キャップを回 しなが ら押 し込む。
置 を行 うこ と。
副作 用 発現頻度
種類
循 環器
5%r\L! /: rl6Elt'
心悸 尤 進
01∼ 5%未 満
胸 内苦 悶 、
不 整脈 、
顔面 潮 紅 蒼 白、
血圧 異 常 上 昇
精 神神 経 系
頭 痛 、 め まし
不 安 、振 戦
過続
過敏症 状 等
消化 器
悪心
その 他
熱 感、発 汗
嘔吐
注 )自 発報告 また は海外 にお いて 認 め られてい る副作 用 の
ため頻度不 明。
5_高 齢者 へ の投与
高齢者では、本剤 の作用 に対す る感受性 が高い ことが ある
ので、少量 か ら投 与 を開始す るなど患者 の状態 を観察 しな
が ら慎重 に投 与す るこ と。
6.妊 婦、産婦 、授乳婦等への投与
妊婦 、妊娠 している可能性 のあ る婦 人 または産婦 には投与
しないことが望 ま しい。
分娩第 二期 を遅延す るお
胎児 の酸 素欠 乏 をもた らした り、
〔
それがある。〕
針先が ゴムを突 き抜け曲が り、谷器から抜けな くなる
が、カバーキヤツプを外 して強振す ると抜け ることが
・
あるので危険なため、注意す ること。
フ.小 児等 への投与
*低 出生体重児、新生児及び乳児に対する安全性 は確立 してい
ない (側 甲寵獄資がない)。
8.過 量投与
1)と きに心室細動、脳出血等があらわれることがあるので
注意すること。またア ドレナリン受容体感受性 の高い患
者では、特 に注意すること。
2)腎 血管の異常収縮 により、腎機能が停止するおそれがある。
1助
(6)本 剤注射後、直ちに最寄りの医療機関を受診する。
(7)エ ピペ ン注射液を使用 した旨を医師に報告し、使用済み
の本注射器を提出する。
オ
韓是ミ:
3)血 中の乳酸濃度が上昇 し、重篤な代謝性 アシ ドーシスが
N`
あらわれるおそれがある。
9.適 用上の注意
*本 剤 を処方す る医師は以下の内容について正 しく理解す る
とともに、患 者に交付す る際 には、患者、保護者 または
それに代 わ り得 る適切な者に以下の内容 を必ず交付前 に説
明す ること。
注射するたゆには,カ バ
*1)本 剤を適切に
H。
iラ
ご
0H
分子式 :C,H13N03
分子 量 :183.20
プを回し
キ ヤツ
性
なが ら外 して注射器 を取 り出 し、灰色 の安全 キヤップを
外 し、大腿 部の前外側 に黒 い先端 を数秒 間強 く押 し付 け
る (前 頁 の「使用方法」 の欄参照)。 また、適正 に本剤
が作動 した場合 には、針が出てい るので確認す る必要が
状 :白 色 t灰 白色 の結晶性の粉末 で、にお いはない。酢酸 (
100)に 溶け やす く、水 に きわめて溶 け に くく、メ タノ
ール、 エ タノール 05)ま たはジエ チ ル エーテル には と
ん ど溶けな い。希 塩酸 に溶け る。空気 または光 によつ
て徐 々 に褐色 となる。
ある。
承認条件】
【
2)本 剤 は光で 分解 しやす いため、携帯用 ケース に収め ら
*1.本 剤の安全性及び有効性を十分に理解し、本剤の使用に関
れた状態 で保管 し、使用す るまで取 り出すべ きではな
して適切かつ■分な指導ができる医師のみによつて本剤が
処方・使用 される よう、本剤 を納入する前 に予め講習を実
施する等の適切な措置 を講 じること。
2.市 販後の二定期 間については、本剤 の使用実態 を適切 に把
握で きるよう、必要 な措置 を講 じるとともに、本剤 を使用
した症例 が認め られた場合 には、安全性等 について詳細 に
調査する こと。
3:本 剤の適正使用 を推進す るため、本剤の未使用製剤 を回収
で きるよう必要な措置 を講 じること。
3)本 剤 は15℃ ∼30℃ で保存す ることが望 ま しい ので、冷所
また は 日光 のあたる高温下等 に放置すべ きではない。
4)本 剤の有効期間は20ヶ 月であり、交付後有効期限を過ぎ
た場合には、本剤の再交付が必要である。
5)有 効期 間内 で あ つて も、本剤 が変色 していた場合 あ るい
は凝 固沈殿 物 が認 め られ た場合 に ││、 本剤 を使用 せ ず
新 しい製剤 の再交付 が必 要 である。
6)本 剤 を使 用 した場 合 あ る い は 使 用 す る必 要 が な くな
った場合 には、医療 機 関等 へ 本剤 を提 出す る必 要 が あ
包装】
【
る。
′
薬効・ 薬理 】
【
した
に合成
副腎髄質ホルモ ン (ア ドレナリン)
は、化学的
本剤
を合有 してお り、交昼神経のα、β受容体 に作用するも
:)2)
1.循 環器系に対する作用
ペースをはやめて
心臓 においては、洞房結節 の刺激発生の
め、心拍出量を増大
を強
せ、心筋の収縮力
さ
心拍数 を増加
するので強心作用 をあ らわす。
血管 に対 しては、収縮作用 と拡張作用の両方 をあらわ し、
心臓の冠動脈 を拡張 し、皮膚毛細血管 を収縮 させ末梢抵抗
を増加 させ て血圧 を上昇 させる。
1)2)
血管以外 の平滑筋 に対する作用
気管支筋 に対 して弛緩作用 をあ らわ し、気管支 を拡張 させ
1999)
**【
発売 。文献請求先】
**メ ルク製薬株式会社
〒1538927 東京都 目黒区下目黒181
フリー コール 0120933-911
*―
アル コタワー
.eplPenJP
*【 製造販売元】
メルク株式会社
〒1538927 東京都 目黒区下 目黒181 アル コタワー
**発
売
じ
ク製薬株式会社
メリ
6番 8号
大阪市中央区本町 2丁 目
て呼吸 量 を増加 させ る。
3)
その他 の作用
喘息 にお いて、肥満細胞 か ら抗原誘発性 の炎症性物質 を遊
離す る こ とを抑制 し、気管 支分泌 物 を減 少 させ、粘膜 の 充
*製
造
販売元
栞*提
携
メルク株 式会社
東京都 目黒 区下 目黒 18‐ 1 アル コタワー
米国黎y,L.P.社
・ ::
有効成分に関する理化学的知見】
【
:・
名 :Adrenaline(ア ドレナ リン)
化学名 :(lR)1(3,4-Dihydroxyphenyl)2(methylamino)emanOl
P1001004
主要 文献 】
【
1)島 本 ら :薬 理学 (医 学書院)340(1964)
2)高 木 ら :薬 物学 (南 山堂)84(1987)
3)高 折 ら :グ ッ ド々 ジ・ギルマ ン薬理書 [上 ](廣 川書店)272(
薬物 動 態】
【
代謝 。排泄
**ァ ドレナリンは交感神経細胞内に取 り込 まれるかあるいは組織
ニゼ、モノ
‐
内で主としてカテ コール 0-メ チル トランスフエラ
ゼ
・
とされ、
によつて速やかに代謝 不活イ
本部分
ア ミンオキシダ
3-メ トキ
がメタネフリン、そのグルクロジ酸おょび硫酸抱合体、
4-ヒ ドロキシマンデル酸等の代謝物として尿 中に排泄 される。
シー
=般
1本
1本
エ ピペ ン注射 液0.3mg
*エ ピペ ン注射液0.15mg
*7)本 剤 を高所 (15111)か らコンクリー ト面 へ の垂直落 下
試験 にお い て、注射 器の破損 等 の発 生 が報告 され てい
るので、本剤 を落 とさない ように注意す るこ と。
血を減 らす効 果 もある。
CH3
lG
MERCK
BttP1/R18
**2009年 4月 改rT(第 9版
日本 標準商品分類番 号
)
*2008年 6月 改訂
法 :遮 光 ,密 栓 ,室 温保存
貯
使用期 限 :ラ ベ ル ,ケ ース に記載
871114
承認番号
③
レ“レン
謂フ
5種 薬
雰
澄
202∞ AMY00011000
薬価収載
1990年 4月
販売開始
1990年 4月
再審査結果
く日本薬局方 イソフルラン)
1998年 3月
注意―医師等の処方せんにより使用すること
3.相 互作用
併用注意 (併 用 に注意すること)
、
υ
量
事
現
菖
雛雛λ
輌誕醜槻穐羹糧
との報告がある
.〕
■組成・ 性状
機序・危険因子
臨床症状・ 措置方法
こと
薬が心筋 のア ド
本
らわれる
があ
不整脈
薬剤名等
エビネフリン製剤
エ ビネ フリン
ノルエビネフリン
レナリン受容体 の
がある
を九進す る
ヒ
の
トの50
感受性
中
本薬麻酔
%に 心 室性 期外 収縮 を
誘発 す る エ ビ ネ フ リ ン
.
.
フ ォー レ ン
販売名
成分・含量 (lmし 甲)
添加物
量 (粘 膜下投与)は 6η g/
kgと 報告 され て い る。
こめ量は60kgの ヒ トの
場合 ,20万 倍希 釈 エ ビ
イソフル ラ ン・ lmL
,さ れ
化学的に安定なたら,安 定剤は添力
___
ていない.
.
無色透明 の流動性 の液
庄状
■効能 。効果
、
ネフリ ン含有溶液80mL
に相当す る
非 脱分極 性 筋 弛緩 薬 の
.
非脱分極性 筋弛緩薬
臭化バ ンクロニウム
臭化 ベ クロニ ウム
全 身麻酔
■用法・ 用量
1ず :曇 ;鍼騨笏蘇兆菫lを
作用 を増強するため,本
薬 による麻酔中,こ の種
の 筋 弛緩 菜 を投 与す る
場合 には減量す ること
本薬 は筋 弛緩作用
を持 つ ため ,こ れ
らの薬剤 と相乗的
に働 く
.
.
*'*
4:副作用 辛
・ 為
省
ま 震跳
[集 菫
隊瓶
撃な
ξ
≧
ttl鐵 識
う
E壌 堪
分
建
1]〕 皐混
を
[甚 島
1lR誰 導職群税λ
瀑
ィ
hit:静 穏籐魏場鑑
ξ籠
象
な
鰯き
徴
:骨
(08%)等
iま
:,曽 Kを f言 fffif菫
①
25%以 下 の濃度 で維持で きる
彗
鷲冒
苛雛
l判賤 鱚 ∬錫
・
汗
l「
│こ
しい
維
言
「
言
薔
.
詈
を
掌
轟
馨
:
例
がみ られた。
,
.
■使 用 上 の注意
*
,
.〕
悪
(3進 え lキ サメトニ ウムの静注 により筋強直がみられた息者 〔
〕
性高熱があ らわれることがある。
の項参照〕
「
〔高齢者への投与」
(4)高 齢者
2澤
お
せ
を
く
を
さ
じ
め
て
か
絶
食
し
ら
と
あ
群は
,原 則
脂
ぎ
容
写
難
属
な
怠ら
[予 :毎理露
亀
纏
曇
監
争
‐
こと
吸,ソ ーダライムの異常過熱 急激な変色,発
アシ ドーシス,高 カリウム血症,ミ オグ●ビン尿
(ポ ー トヮイ ン色尿)等 を伴 う重篤な悪性高熱 Cl
%未 満)が あ らわれることがある。本薬 を使用中
もしくは使用後に悪性高熱 に伴 うこれ らの症状
を認めた場合は,直 ちに投与を中止し,ダ ン トロ
レンナ トリウムの静脈内投与,全 身冷却 ,純 酸素
での過換気,酸 塩基平衡の是正など適切な処置 を
行 うこと また,本 症は腎不全 を続発す ることが
あ るので,尿 量の維持 を図ること
:麻
酔中,呼 吸抑制 (咳 ,喉 頭痙攣,気 管支痙攣等)
2)呼 吸抑制
Cl∼ 5%未 満)が あらわれることがあ る。
,
1.慎 重投与 (次 の息者には慎重に投与す ること)
肝・胆道疾 患が増悪す るおそれが
(1)肝 ・胆道疾患のある患者 〔
ある
腎構 能が さらに悪化す るおそれが
(2)腎 機 能障害 のある患者 〔
.
,
1:1曇
ぃこと。
(4)麻 酔の深度 は手術,検 査に必要な最低の深 さにと
どめること
.
中止 し適切な処置を行 うこと
.
1
1ラ
■薬 効薬理
1.麻 酔作用
イソフルランの小児手術患者 におけるMAC9,及 び成大手術患者に
おけるMAC° は以下のとお りである
.
MAC(%)
年齢
れて い る
② 芳
な
て
処
じ
適
切
に
応
は
に
た
合
れ
,症 状
め
ら
保
認
場
富
鷲
政
♀乳
.
小児
置を行 うこと
.
循環器
肝
臓
01∼ 5%未 満
不整脈,而 rF変 動
ST低 下,心 電図異常
肝機能異常,AST(GOT)上 昇
ALT(GPつ 上昇
0.r%)kffi
,
亜 酸化 窒 素・
酸素ガス (7:3)中
純酸素中
o∼ 1月
160
1∼ 6月
187
6∼ 12月
180
1∼ 3歳
160
3∼ 5歳
160
26± 4歳
128
Q56
050
105
C137
44=7歳
成人
64■ 5歳
,
消化器
悪心 ,嘔 吐
その他
シパ リング,頭 痛
や
健康成 人及び手術患者 での本剤に よる麻酔 の導入及 び覚醒は速
.
かである'つ ゛.
9)咽
軽度の気道刺激性があるが,唾 液及 び気管の分泌刺激は少なく
頭 ■喉頭反射 は速やかに消失する。また,麻 酔深度は容易に調節 で
きる。
覚醒困難
i嘔甕懇
彙警
.
2_脳 波に対する作用
鼻
れ
健
為
111を
分
ξ
掲
等
身
ら
場
業
ち
:撃 翼
術
』
諦
警
話
£
優
馨
点
奔
ftti言 llp
にて,過 換気 を行っても棘波や痙撃様脳波は誘発されない
3_呼 吸器系への影響
健康成人 に本剤 18%を 1時 間吸入 させたとき,麻 酔深度の増加に伴
い1回 換気量 は低下したが ,呼 吸数は不変又 は軽度増加 した'.他 の
吸入麻酔剤 と同様 ,本 剤 の呼吸抑制作用 は強 く,本剤 による麻酔中
は患者の換気動態の観察 を十分行い,必 要に応 じて補助ないしは調節
う
呼吸を行 うのが望ましい
へ
の影響
4´ 循環器系
健康成人で,本剤による麻酔中調節呼吸下でPaC02を 正常に保つた場
131
手術患者では,本剤 に│る 麻
合 ,心 抽出量 はほぼ一定に保たれる
酔の導入時に血圧は低 下するが,手 術刺激により回復する。維持中
は麻酔深度が深 くなるにつれて末精血管抵抗が低下するため,血 圧
は低下する141.心 拍数は麻酔深度が深 くなるにつれて増加傾向を示す
151.ま た
,心 筋のエビネフリンに対する感
が,不 整脈の発現は少ない
°
.19.
受性 を高めるが,ハ ロタンに比 して軽度である
.
_
7:業
量竜↑ 薪重電 ,乳 児又 は幼児 に対す る安全性 は確立
(使 用経験 が少 ない).
して い ない
・
の
副
用
作
障
害
管
系
る
臓
胆
お
肝
に
け
成
査
調
用
績
豪使
場
え
絶
蒻漑 胸 雉 纂
磁Fれ
後
讚 亥傷
『諄
度
内
濃
。
胞
肺
脆
L最 小
釜
覇
鳥層荒鴛 化
3,i突
i『
H又
l樵
勇
1電 蹂
難ミ
■
磯憫 箋拶里
、
1盤響
璃
摯 尚釉篇」
[罫躍 ι
鼈
:
r concen,a」
■薬物動態
十
■ 有 効 成 分 に 関 す る理 化 学 的知 見
構造式
1旱
に低下 した'.
502∼ 510
消失半減 期 は第 1相 半減期 が2.2∼ 28分 ,第 2相 半減期 が
分 であ つた。
「
:笏!螺%を 証予年稔
:五
■臨床成績
で
後
封筒法 による第 1相 比較試験 を合む国内における臨床試験 ,生
」Ь
F
及び筆,異 性体
一般名 :イ ソフルラン Isonurane
化学名 :(2R92Chloro‐ (dinuorOmethOXy)‐ 1,1.1‐ ti』 uorpethane
分子式 i CeH2CIFЮ
`;て
分子量 :18449
:47∼
沸 点
"℃ 1520
_
Jヒ ロ
まd' : 1500∼
屈折率nT:約 130
蒸気圧 :20℃ 31 7kPa(238mmHg)分 配係数 07℃ ):メC/ガ ス 061
血液/ガ ス 143
25℃ 39 3kPa(295mmHD
油/ガ ス 908
35℃ 60 0kPa(450mmHD
る
(25℃
):
ゴム
ツクにおけ
分配係数
プラスチ
及び
各種
620
伝導性 ゴム/ガ ス
750
ブチルゴム/ガ ス
塩化ポリビニル/ガ ス 1110
約20
ポリエテ レン/ガ ス
ー
性 状 :無 色透明の流動性の液である。エ タノールK999,メ タノ
2‐
ル又はο‐
キシレンと混和する.水 に溶けにくい.揮 発性で
引火性はない.旋 光性 を示さない
.
であった。
い °
第 皿相比較試験の結果,本 剤 の有用性 が認め られて る
1ピ
■取扱 い上 の 注 意
1.麻 酔技術 に熟練 した麻酔専門医が使用す ること
.
2.正 確な濃度の気体 を供給 できるイソフルラン専用気化器 を使用
す ることが望 ましい
3本 薬の瓶頸 部には,イ ソフルラン注入装置専用 のカラー (紫 色
の リング状 の気化器接続部分)を 装着 している。
4類 薬において,乾 燥 した二酸化炭素吸収剤 を用いた場合 に異常
発熱を呈 したとの報告がある.二 酸化炭素吸収剤が乾燥 しない
ように定期 的に新 しい二酸化炭素吸収剤 に交換 し,二 酸化炭素
吸収装置の温度 に注意す ること。
.
■包装
フ ォー レ ン
2ЮmL
□主要文献
1)R R JohnStOn.et aL:Anesthesla and Analgesia 55:709,1976
2)吉 矢生人,ほ か :麻 酔 ,36:1506,1987
3)酒 井資之 ,ほ か :麻酔 ,36115611,1987
4)高 構成輔 ,ほ か :麻 酔 ,36:1533,1987
5)C BCarnerOn,et al:Anestheslology and Analgesta 63:418.1984
6)W_C Stevens et al:Anesthedology.42:197, 1975
7)釘 宮豊城 ,ほ か :麻 酔,36:1519,1987
8)森健次郎 ,ほ か :麻 酔,36:1551,1987
9)C W Btttngton i Can Anaeth Soc」 .29(supp,:S35∼ S43.1%2
10)尾 松芳輝 ,ほ か :麻 酔 ,34:S340,1985
11)J.Ho面 .et aL:Anesthesla and Analgega 51:439, 1972
12)B I EgerⅡ ,et al:Anesthedo10gy,35 :504, 191
13)B I EgerⅡ :Anesthegology.55:559,1981
14)W C SteOenS etil:Anesthe5obgy,35:8,1971
15)ヽ l
R C_ RodoHgo,et al :Br J Anaesth, 58 :394, 1986
16)和 久井宣秀 ,ほ か :基 礎と臨床 ,22:265,1988
■文 献 請求 先
アボ ット ジ ヤバ ン株式会社 くす り相談 室
〒1086303 東京都港 区三田3‐ 5‐ 27
フリーダイヤル 0120‐ 964‐ 930
1ず
戸ホットジャバン株式会社
3-5-27
at―
(輸 入)元
東京都港区三 田
2
4
・0
*2009年
10月
改訂
(第
2版 )
日本標準商品分類番号
2009年 7月 作成
871119
貯法 :進 光 し,密 栓 して,室 温で保存すること
使用期 限 :3年 (ラ ベ ル等に表示の使用期限を参照す ること.)
注意 :「 取扱 い上の注意」 の項参照
.
承認番号
22100AMX01380
薬価収載
年 9月
"∞
販売開始
2009年 9月
再審査結果
全身吸入麻酔剤
麟
せ ん医薬品ロ
1998年 3月
セ
フ
ボ
プ
レ
*[日 本薬局方
畷
入
麻
酔
液
セポフル ラン]
注意―医師等の処方せんにより使用 すること
SEVOFRANE°
■禁忌(次 の患者には投■しないこと)
2.重 要 な基本的注意
ヽ
(1)麻 酔 を行 う際 には原lllと してあ らか じめ絶食をさせてお く
(1)以 前 にハ ログ ン化麻酔剤 を使用 して,黄 疸又 は原因不明
こと
.
の発熱がみ られた患者
〔
同様 の症状があらわれるおそれがある.〕
(2)木 剤 の成分 に対 し過敏症の既往歴のあ る患者
(2)麻 酔 を行 う際 には原貝Jと して麻酔前投薬 を行 うこと
(3)麻 酔 中,麻 酔後 は気道 に注意 して呼吸・ 循環 IF対 する観察
.
を怠 らないこと
(4)麻 酔 の深 度 は手術 ,検 査に必要 な最低 の深 さにとどめるこ
と
(5)本 剤 の高濃度導入時 ,特 に過換 気状態 にお いて異常脳波や
異常運動がみ られた との報告があるので ,患 者の状態に注
意 して投与す ること
.
■組 成 。性 状
.
1.組 成 :本 品
lmL中 セボフルラ ン l mL含 有
.
(本 剤 は化学的に安定 なため,安 定剤 は添加 されて い な
い
.)
.
2.性 状 :無 色澄明の流動 しやすい液 である
3.相 互作用
.
■効能 。効果
全身麻酔
■用法 。用 量
導
入
持
機序 ・危険因子
本剤が心筋 ア ド
レナリン受容体
の感受性 を尤進
する
.
,
セボフ レン吸 入麻酔液 (セ ポフルラ ン)と 酸素 もしくは
酸素・亜酸化窒素混合 ガスとで導入する。また,睡 眠量
の静脈麻酔剤 を投与 し,セ ボフレン吸入麻酔液 と酸素 も
しくは酸素 ・亜酸化窒素混合 ガスで も導入できる.本 剤
による導入は,通 常,05∼ 50%で 行うことがで きる
患者 の臨床徴候 を観 察 しなが ら,通 常 ,酸 素 ・ 亜酸
化窒素 と併用 し,最 小有効 rit度 で外科 的麻酔状態 を
維持す る.通 常 ,4.0%以 下の濃度 で維持 で きる。
.
維
併用注意〕 (併 用 に注意す ること)
〔
臨床症状 ・措置方法
薬剤名等
ア ドレナ リン製 不整脈 が あ らわれ るこ
とがある
剤
本剤 麻酔 中,5 μg/kg
(ァ ドレナ リ ン
ノル ア ドレナ リ 未満 のア ドレナ リ ンを
ン等)
粘膜下 に投 与 して も 3
回以 上持続す る心 室性
期外収縮 は誘発 されな
か っ た が , 5 μg/kg
∼ 14 9μ g/kgの ア ドレ
ナ リ ン を投 与 した 場
合,1/3の 症例 に 3回 以
上持続す る心室性期外
。
収縮 が誘発 された
.
.
■使用 上の注 意
1.慎 重投与 (次 の患者には慎重に投与すること)
肝 ・胆道疾患が増悪す るおそれ
(1)肝 ・胆道疾患 のある患者 〔
がある.〕
腎機能がさらに悪化す るおそれが
(2)腎 機能障害 のある患者 〔
ある。
〕
「 5.高 齢者への投与」の項参照.〕
(3)高 齢者 〔
メ
キサ
(4)ス
トニウム塩化物水和物 の静注により筋強直がみ ら
悪性高熱があ らわれることがある.〕
れた患者 〔
悪性高熱があ らわれるこ
(5)血 族 に悪性高熱がみ られた患者 〔
とがある.〕
痙攣があ らわれるおそれが
(6)て んかんの既往歴のある患者 〔
ある.〕
心停止,完 全房室プロ
(7)心 疾患及 び心電図異常 のある患者 〔
ック,高 度徐脈,心 室性期外収縮 ,心 室頻拍 (Torsades
de pcintesを 含む),心 室細動があ らわれるおそれがある (「 重
大な副作用 6)」 の項参照).〕
、
ラルコア病,マ ルチ ミニコア病,King Denborough
(8)セ ント
悪性高熱 があ らわれ るおそれがあ る
症候群 のあ る患者 〔
(「 重大な副作用 1)」 の項参照).〕
悪性高熱,横 紋筋融解症
(9)筋 ジス トロ フイーのある患者 〔
があ らわれるおそれがある (「 重大な副作用 1),2)」 の項
参照).〕
211
本剤 は筋弛緩作
用 を持 つ ため
これ らの薬剤 と
相乗的 に働 く。
非脱分極 性筋弛緩剤 の
作用 を増強す るので
本剤 に よる麻酔中,こ
の種 の筋弛緩剤 を投与
す る場合 には減量す る
こと
非脱分極性筋 弛
緩剤
(バ ンク ロ ニ ウ
ム臭化物 ,ベ ク
ロニ ウム臭化物
等)
,
,
.
過剰 の交 感神経 trl制 を 相 互に作 用 (交
β遮 断剤
(エ ス モ ロ ー ル 来すおそ れがあ るので 感 神 経 抑 制 作
用)を 増強す る
注意す るこ と
塩 酸 塩 等)
,
.
.
血圧低下が増強 され る 相互に作用 (降
降圧剤
(ニ トロプルシド こ とがあるので,注 意 圧 作用)を 増強
する
す ること
ナトリウム等 )
&受 容 体 刺 激 鎮訊 麻酔作用が増強 し 相互に作用 (鎮
血圧低下 な どの症状が 静 ,麻 酔,循 環
薬
へ
(デ クスメデ トミ あ らわれ るおそれがあ 動態 の作用)
るので,注 意す ること を増強す る
ジン塩酸塩等)
.
.
,
.
.
相加的に作用 (心
Ca拮 抗剤
徐脈 ,房 室プロック
・
(ジ ルチ ア ゼ ム 心停止等があらわれ る 刺激生成 伝導抑
増強さ
制作用
)を
ことが
る
あ
等)
,
.
せると考えられる
.
中枢神 経系抑制 中枢神経抑制 作用 が増 相加的に作用 (中
強されるおそれがあるの 枢神経抑制作用)
剤
を増強させると考え
(モ ルヒネ塩酸塩 で ,注 意すること
られる。
フェ ンタニルク
エ ン酸塩等)
,
.
八[[
百
発現 しやす いので慎 重 に投与す ること
被蝙 、
.
l打
2鱒 は
権
孝
握
膿:襲 繁信
:僣 貫 賃
[
源
撼
籠
と
1繁
Eiま
療上の右益性 が危険性 を上回 ると判断 され る場合にのみ投
与す ること
に いる
(2)子 宮筋 を弛緩 させ る可能性 があ るので ,産 科 麻酔 用
場合 には,観 察 を十分 に行 い慎重 に投 与す る こと
変動 は認め られ なかつた。
.
,
■薬 物動 態
・
ラ38:;::争
];堂
エンフルランやハ
吸入濃度 に対する肺胞内濃度の割合 (FA/Fl)は
ロタンに比べて高い
il〔 :
.
れ
象
贔
基
落
覇
言
十
FA/
『
彙
ai麒
醐 辟鱚鑽:
1卜
;:歯 ::ξ }ll偽 :il:│こ
r
n l
i:[[:IE[暮
ζ
「
I::il::彙
D
1.体 内摂取量
吸入濃度 に対す る肺胞内濃度 の割合 (FA/FI)
セボ フル ラン
:::「 8』 :[[[[ζ :を ::][lil[ξ
:
撃
雇
ば
亀
逸
魯
免
馨
易
8吾 霊
駿
宗
蓑
夏
奪
揚彙
片
イソフル ラン
エ ンフル ラン
ハ ロ タン
(平 均土標準偏差 各群 in‐ 3)
i朱 iち
3)[:lill,illll増
儒
O
bo
'
投与開始からの時間(分
]僧 [量II』 I]│な
)
・
・
体内摂取量は手術 患者を亜酸化窒素 酸素 窒素混今 ガス (5:3:
2)中 ,1_lMACで 1時 間麻 酔 を行 った とき703mLで ,ハ ロ タンの
797mLや エ ンフルランの 1345mLに 比べ て少なか つた。
管支喘息様発作,全 身紅潮,顔 面浮腫等異常があ らわれ
2言
嘉 ふ乱縫喜,麺 雌
:AST COつ ユ L猟
不卿
と
猿
な
内感
軋 紀鍵蜜 厠 露
明と亀
言
手
篤 政
Ⅷ 撃
騨 馘 諄不 濫 搬か に約
│=
減少 した。
り,60分 後には145 μmo1/Lで 速や
"つ
:
促
ぱ
な
亀
危
亀
島
亮
馨
駐
麟
背
場
ネ
肇
:お な
真
嘗
察
菫
テ
言
μ mO1/L
1/20に
血中セボフルラン濃度
500
6運 蓬 :集 塾脈 (頻 度不明):心 停上 ,完 全房室 プ ロ ック
,
背
[鰯 ら 鶴鰤E亀 る
尋
ぽ 菫
薦鸞暮
選
細動 ,心 肺蘇生等の適切 な処置 を行 うこと・
(平 均±標準偏差
(2)そ の他 の副作用
5%以 上
精神・神経
01∼ 5%未 満
頭痛
自律神経
呼吸器
咳
循 環器
不整脈
血圧変動
心電図異常
悪心・嘔吐
,
消化器
肝
臓
泌尿 器
3.機
瞳孔散大
気管支痙量
呼吸抑制
心拍出量の
低下
費串描泄急ほ とん どが呼気 中に速やかに排泄 され,吸 本 中止後
籠
露
乏尿,多 尿
.
膚
紅斑
悪寒
ミオグロビン尿 BllN上昇
,
クレアチニン
上昇
発熱
│
22
の
=魃 塁 壼癬 穣趙」藁男罪
物として尿中に排泄され,代 謝率は低かつた
肝機能検 査
値異常
そ の他
皮
0.1%未 満 頻度不明
筋硬直,興 省 異常脳波 鰊
波 ,棘 徐波
結合等)
,
,
n=6)
性 状 :無色澄明の流動 しやすい波である
水 に極めて溶けにくい。
エ タノール (995)と 混和す る
揮発性 で,引 火性 はない
.
■ 臨床 成 績
.
1.臨 床試験7
.
国内臨床 試験 は1364夕 1(一 般臨床試験12%例 ,比 較臨床試験 例)で
“
行われた。
一般臨床試験においては急速導入例が455%,緩 徐導入例が 5“ %
2祥
構造式
:
0 F
T:鷲 i熙爛 鰍 霧 ふ
品渕
F
かけに応 じるまでの覚醒時間は 1409士 H_24分 で有効率 (手 術が蒸
た
度
れ
酔
深
麻
ザ
醒ぐ
菅
1と 党
重
琶
婚
監
譜
:造 t署 肖
曇
顔
島
葉
基
め られた
,す
調節性が認
.
■取扱 い上の注意
::栞
せ
る
と
解
分
翌
さ
誕
鯉
触
異
黒
議
亀
餞
諄
諷
見
す
冨
払
留
露
霞
繁
驚
管
墨
るので,注 意す ること
3.セ ポフ レン吸入麻酔液 の指示色は黄色 である
4.正 確 な濃度 の気体を供給できるセボフレン吸入麻酔液専用気化器を
.
.
328± 2_59分 ,呼 びかけに応 じるまでの覚 醒時間 はC88± 704分 で
あうた
た
有効性解析 対象症例6∝ 例 中,有 効例 (手 術が支障 な く施行 され
あつた
は
で
6986例
効率
,有
)は
症例
ーン
の
知ヒ
カ
グ
状
ラ
用
の
装
置
霧
墨
賜
嵯入
笹
柔
逼
ま
基
,期 :島 墨
(リ
.
6.I言
.
"8%で
』]:3[:I黒 i][[i3[]:「 llilili
i属
■薬効薬理
剤 に交換 し,二 酸化炭素吸収装置 の温度に注意すること
.
・
電鷲ず伊 )試入麻酔績 に ボフルフカ あ ヒ トをの MACい 嵐mum
市胞 内濃度 )は 以下 の通 りであ る
alveolar conCentra'on:最 小月
■包装
.
MAC
平均年齢
250mL(PENポ
( )内 亜酸化窒素60∼ 70%併 用
249%
4.3貴 覧
.
■主要文献
1_71(0“ ),る
47_5歳
148%
71.4月見
トル)
PENは ポリエテ レンナフタレー トの略称であ る
淵憲,7,111笛 譜賞星畷:)輩1酬
メ
,35(9),S91(1986)
3)池
つ
気道刺激性 は少 な く,麻 酔の導入及 び覚醒は円滑か 速 やかで,麻
で
きる
酔深度 は容易に調節
2神 経系 への影響lD
:こ
田和之他 :麻酔
4)藤 井宏融他 :麻酔,35(9),S373(1986)
5)丸 石製薬株式会社中央研究所 集計
.
:亀 藤
」
ξ
ご
若
認後
指
免
貶施轟 糠
電
覧
基
艦循
羅憩
。
ξl(3L皿 0%つ
槻需Tft誕
男
量
β
懸難鸞
酔
篇
:麻
,36(6).875(1987)
田
豊他
灘み
8)稲
ふ
β
諄雲豚
盤
3角
「
Anaesth,68,139(1992)
ー
ン
る
パ
に
と
な
同
様
の
タ
最
終
入
時
速
導
9)KatoL T"et al.t Br、
.
J、
10)Nakttima R,et aL:Br J_AnaestL 70,273(1993)
H)AvramoV,M_N"et al:J AnestL,1(1),1(1987)
12)太 城力良他 :新 薬と臨床,36(2),194(1987)
l::3難
:彗
環
〔
夢う
ま
鰤
i「
[力;営II::[[[i
特に ヒスプルキ ンエ伝 導系にはほ とんど影響 を与えなか った
.
■ 有 効 成分 に関 す る理化学的知見
一 般名
化学名
分子式
分子量
沸 点
比重d%
蒸気圧
セボ フ ル ラ ン (SeVo]urane)
1,1,1,3,3,3‐ Hexanuoro_2‐ (fluorOmethoxy)propane
鶯
1_:鮭
鍮}轟希胤 面
)。
■ 文 献 請 求先
い
主要文献に記載の社内資料 につ きま しても下記に ご請求 くださ
.
アボ ット ジヤパ ン株式会社 くす り相談室
〒1086303 東京都港区三 田3-5‐ 27
フリーダイヤル 0120964-930
C4H3F70
2∞ 05
約 586℃
: 1610∼ 1.530
15℃
;1240 mmHg,20℃ ;1569 mpHg,
mmHg,30℃ ;245.5 mmHg,
;3166 mmHg
25℃ ;197Ю
36℃
蒸発 熱
比 熱
7"kcal mol l(=395cal g l)
o℃ ;0291ca1/g・ ℃ ,20℃ ;α 300ca1/g
℃
.
40℃ ;0314ca1/g・ ℃
/ガ ス0_36,
分 配係数 :血 液/ガ ス∞ 3,水
オリブ油/ガ ス539,豚 脂/ガ ス48.7
(37℃ )
233-
79
ヨ
ゆ
磁
ア ボ ット ジヤバ ン 株 式 会 社
東 京 都 港 区 三 田 3‐ 5-27
製造販売 元
0丸 層製薬株式会社
大阪 市鶴 見区今津中 2-4つ
■■ ■
24-
吸入麻酔剤
)
*2008年 3月 改訂
注1)
処方せん医薬品
劇薬
法 :密 栓 して遮光 し、30℃
貯
以下 に保存す ること。
使用 期 限 :外 箱 に表示 の使用期限
内 に使 用す ること。
(使 用期限内であつても開封後は
)
なるべ く速やかに使用すること。
日
本
薬
局
方
ハ ロタ
フ ロ ロセ
日本標準商品分類番号 871112
″メ
**2009年 12月 改訂 (第 7版
承認番号 薬価収載 販売開始
(61AM)427 1960年 6月 1959年 10月
価結
11月
FLUOTHANEO
禁 忌】(次 の患者には投与しないこと)
【
黄疸又は発熱がみ
(1)以 前にハログ ン化麻酔剤 を使用 して、
られた患者[重 篤な肝障害があらわれることがあゃ。
]
(2)本 剤 の成分 に対す る過敏症の既往歴 のあ る患者
性状】
悧罰ら。
本剤 はハロタンに添加物 としてチ モールQ01%を 添加 し
無刺激性 のク ロロホル ムようのにお
揮発性、
た無色澄明、
い
ぃがあ る流動 しやす 液である。
効能・効果】
【
全 身麻 酔
、
用法・用量】
【
・
・
ハロ
ン
―
導入 通常、 タ 1.5∼ 2_0%を 含む酸素又は酸素 亜
酸化 窒素混合 ガスを吸入 させ る。
・
…
通常 、ハ ロ タ ン05∼ 15%の 濃 度 で血圧 の 変 動 に
維持
注 意 しなが ら維持す る。
使用上の注意】
【
1.慎 重投与 (次 の患者 には慎重 に投 与す る こと)
(1)薬 物過敏 症 の既往歴のあ る患者
(2)肝・胆 道疾患 のあ る患者
]
[症 状 を悪化 させ ることが ある。
み られた患者
エ
コ
ンの
により
筋強直が
投与
リ
クシ
(3)サ
ル
[悪 性 高熱があ らわれ ることがあ る。]
(4)血 族 に悪性 高熱が み られた患者
[悪 性 高熱が あ らわれ ることがあ る。]
2.重 要 な基本 的注意
(1)麻 酔 を行 う際 には原則 と してあ らか じめ絶食 を させ
てお くこ と。
(2)麻 酔を行 う際 には原則 として麻酔前投 薬 を行 う こと。
・循 環 に対 す る観 察 を
(3)麻 酔 中 は気 道 に注 意 して呼吸
怠 らない こと。
餡)麻 酔 の深度 は手術 、検査 に必要 な最低 の深 さに とど
め るこ と。
(5)麻 酔 中は手術 室 内の換気 を十分 に行 うこと。
瑚 互作用
併用注意 (併 用に注意す ること)
機序・危険因子
臨床症状・措 置方法
薬剤名等
キサンチン系薬剤 不整脈があ らわれ る 本剤が心筋のア ドレ
アミノフイリン水和物、 ことがあるので併用 ナリンに対す る感受
テオフイリン等 は避けることが望 ま 性 を充進す るこ と、
及び左記の薬剤が副
しい。
腎からのカテコール
アミンの放出を促進
す ることが考えられ
ている。
カテコールアミン 頻脈・心室細動等 の
を含有する医薬品 不 整脈 が あ らわれ
ア ドレナリン、 ることがあ る。
ノルアドレナリン、
ドパミン塩酸塩、
ドプタミン塩醜 等
非31分 極性筋弛綴剤
ツボクラリン、
バンクロニウム臭化物
等
本剤 が心筋 の ア ド
レナ リ ン に対 す る
感 受 性 を九 進 す る
こ とが 考 え られ て
Vヽ る6
左記 の薬剤 の作 用 本 剤 は 膜 安 定 化 作
併 用 を持 つた め 、左
が増強す るので、
用 す る場 合 に は 、記 の 競 合 的 連 断 薬
左 記 の薬剤 を減 量 と協 力 的 に作 用 す
る。
す ること。
4.副作用
本剤 は使用 成績調査 等 の副 作用発現 頻度 が 明確 となる
調 査 を実施 していな いため、 発現 頻度 について は文献
等 を参考に集計 した。(再 審査対象外 )
用
(1)重 大な
=1作
急激 な体温 上昇、
1)原 因不明の頻脈・不整脈・血圧変動、
筋強直、血液の暗赤色化 (チ アノーゼ)、 過呼吸、ソー
発汗、アシ ドーシ
ダライムの異常過熱・急激な変色、
ロビン
尿 (ポ ー トワイン
ス、
高カリウム血症、ミオグ
色尿)等 を伴う重篤な悪性高熱 (01%未 満)があ ら
本剤使用 中:悪 性高熱に伴 うこれ
われることがあ る。
全身
た場合は、
直ちに投与を中止 し、
らの症状を認め
酸塩基平衡の是正等適切な
純酸素での過換気、
冷却、
本症は腎不全を続発す ること
処置を行 うこと。また、
があるので、
尿量の維持をはかること。
2)発 熱を伴 う重篤な肝障害 (0.1%未 満)が あ らわれ
ることがある。ことに短期間内 に区復投与 した場
少なくと
合、その頻度が増す との報告があ るので、
ことが望
ましい。
は避ける
の
も3カ 月以内 反復投与
ハロ
ン
との間に交叉過
剤
グ
の
と
化麻酔
他
本剤
また、
敏症のあることが報告されている。
(2)そ の他の副作用
0.1∼ 5%未 満又は不明
体 明はく >内 )
o.1%未 満
)麻 酔 中
①呼吸循環器
<低血圧、
呼吸停止>
不整脈、
注2)>
②中枢神経系 <脳 脊髄液圧の上昇
2)党 醒 時
3,そ の fL
悪心 、嘔 吐 、悪 寒
血尿
至適換気が維持
ま観察を十分に行い、
されるよう補助あるいは調節呼吸を行うことが望ましい。
注 1)処 方せん医薬品 :注 意 ―医師等の処方せんにより使用する場
5壇
に
重
いる
で
の
慎
て
が
下し
低
量は
能
生
理
馨
蔵
露
魯
機
霊
投 与す る こと。
取扱い上の注意】
【
本剤 の薬理作用を熟知 し、この
警霜覇ゝ 使用に際 して は、
218]:]llili][1[itilii:[::]
テ ックを使 用す る とよい。
3奮
争
:
凛
単I叢 ;畠 言
曇
各
雲膚
傷
豫
量
:ミ轟、
梨
鬼
イ
る こ と。
41営
薬効薬理】
【
・質
ス
は
ウ
で
た
■エー
で
L2%へ ま
ト
約
ラツ
AC酬 よ
鷲うの
テル
、
ロロホルム 約
0.86%で その強さはク
1.5倍
の
i:【
:[骰櫃ぽ瑕
警
臆
響
季
雀
遺
護
異
橿
駿
寝
璽
ヒ
F三 姦
賃
侵
だ
葵
賢
酬
設
λ
こ と。
包 装】
【
250mL l瓶
砿
で
■
ぁ
c)は 。
Linm鶴憩
藁籍 λ
記遺
ξ書
撃
i↓
る5)。
2そ の他 の作 用
れ るの
調節呼
2)Smith,B:E et al:Teratology,4:242,1971.
3)山 下 諄 子 1大 阪市 立大学医学雑誌 ,15:233,1966.
4)Ravさ nt6s J.:B五 t」 Pharmacol.,11:394,195o
は軋:[烙 舅咄鴨wI襟
菫魃え る
瘍 轟吸が容
曇
易 に行
で、
主 要 文 献】
【
1)Schwetz,B_A:Diss.Abstr.Int.,31:3599-B,1970.
5)Sadittan,L.J.et aL:Anaestheゞ ology,28:994,1967.
6)Devine,J.C.et al.:ibid.,19:11,1958.
7)Hudon,F ёtaL:Canid_Anaesth.Soα J"4:221,1野
.
8)Stephen,c R etaL:Anaesthesb19gy,19:197,1958
9)武 島 晃 爾 :麻 酔,10:79,1961.
輻霧
10)吉
11)吉
12)斉
13)姫
7∼ 0)。
田
岡11也
剛他
田
藤隆雄他
野 研 三
:ibid, 14:575, 1965_
:ibid.,13:790,1964
‐
:ibid"11:435,1962
:熊 本 医学 会 雑誌 ,45:69,1971
14)Stephen,c R et狙 :Canad.Anae■ h・ SOC・ J"4:246,
1957
15)BFyce― Smtth,R.et
る
(3た
の他 の作用
gY禁 し、ォキシ トシンによる収縮
富滉
掌警張儒働
江
い
れ
な
は
めら
の
響
影
意
認
場有
ゑ
血
菖
段
報
"。
:
F F
Hオ
18)Embrey,MP.et al.:Lancet,211093,195&
19)WInter,W.et at:Anaesthesist,14:83,1965.
20)尾 山 力 他 :麻 酔 ,16:686,1967.
21)山 口忠 臣他 :日 本血液学会雑誌 ,32:“ 3,1967
**【 文献請求先・製品情報お問い合わ甘先】
武田薬 品工業株 式会社 医薬学術 部 くす り相談室
〒1038668 東京 都 中央区 日本橋二 丁 目 12番 10号
フリ‐ ダイヤ ル 0120-566587
受付時 間 9K10∼ 1730(土 日祝 日・弊社休 業 日を除 く)
*【 有効成分に関する理化学的知見】
化学構 造式
J:Brit.Med.J"2:969,1956
16)杉 本 治 良 :日 本薬理学雑誌 ,56:1411,1960.
17)市 岡省 三 他 :麻 酔 ,14:H02,1965.
1419。
F
及び鏡像 異性体
_誌
鴛
:Cχ
花斃
:C2HBrCIF3
式
分子
2子
猟
最:;;1影 鱚
t彗
ぶ習
1..rmu∴ ethane
■受
F'r)ラ
晉
ユ
はな く、加熱 したガス に点火 して も燃 えない6光 に
ょって変化す る。
比重″:8:1.872∼ 1.877
沸 点 :49∼ 51℃
屈折 率 ″智 :1.369∼ 1.371
26
武田薬品工業株 式会社
〒540-8645大 阪市中央区道修 町四丁 目l番 1号
提携 英国アス朽 ゼネカ柱
Fly UP