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プログラム - 第28回日本生命倫理学会年次大会

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プログラム - 第28回日本生命倫理学会年次大会
第28回
日本生命倫理学会
年次大会
プログラム
<大会テーマ>
「医療・医学の現状と生命倫理学の使命 」
◆会
期:2016 年 12 月 3 日(土)
・12 月 4 日(日)
◆会
場:大阪大学
◆大会長:加藤
◆共
吹田キャンパス
和人(大阪大学大学院医学系研究科)
催:大阪大学大学院医学系研究科
日本生命倫理学会
ご 挨 拶
大会長 加藤和人(大阪大学)
近年の医療と医学においては、これまで以上に多くの変化が起こり、倫理的課題についての取り組
みが必要になっています。安価で簡単に遺伝子を改変できるゲノム編集技術の登場はその一例ですが、
再生医療、ヒトゲノム解析、生殖補助医療などにおいても、多くの変化や新しい動きが見られます。
少し先の未来を考えると、医療の現場に人工知能が導入されることは間違いないと思われます。一方、
終末期医療などの長く検討されてきた領域についても取り組むべき課題は多数あります。
激しく変化する医療と医学の現状を前にして生命倫理学はどのように関わり、どのように課題に取
り組んでいくのか? 生命倫理学の使命は何か? 生命倫理学会にとっては当然の問いについて、改
めて考える大会にしたいと考えました。背景には、医療と医学の世界でのダイナミックな動きに比べ
て、生命倫理学の盛り上がりはもう一つなのではないか、激しい動きに追い付いていないのではない
か、という危機感があります。
一方、学問としての生命倫理学が強くなっていくためには、学術研究として理論面を重視する研究
も重要であることは当然です。「生命倫理学の使命」、すなわち、どのように学術研究としての生命倫
理学を深めていくべきか、という問いについても同時に考える大会となればと考えております。多く
の方のご参加をお待ちしています。
第 28 回 年 次 大 会 実 行 委 員 会 大会長 実行委員長 実行委員 加藤和人(大阪大学)
霜田求(京都女子大学)
吉澤剛(大会事務局長、大阪大学)
三成寿作(大阪大学)
山中浩司(大阪大学
浜渦辰二(大阪大学)
山本洋一(大阪大学)
小門穂(大阪大学)
大橋範子(大阪大学)
山本奈津子(大阪大学)
位田隆一(国際交流委員会、滋賀大学)
松原洋子(学会企画委員長、立命館大学)
鶴若麻理(学会事務局長、聖路加国際大学)
1
参加者へのご案内
1. 参 加 申 し 込 み に つ い て
申し込み方法および参加費(抄録集代含む)は以下の通りです。
【事前登録】
● 振込用紙(同封)に必要事項をご記入の上、11 月11 日(金)までに参加費をお支払いください。
● お名前と合わせ、ご所属先もご記入ください。
● 振込用紙に記載されたご住所に、11 月中旬より順次、抄録集と参加証をお送りしますので、当日お
忘れなくお持ちください。
■会員 ------------------ 6,000 円
■非会員 --------------- 7,000 円
■学生 ------------------ 2,000 円(学生・大学院生)
ゆうちょ銀行口座
口座番号:00950-9-180349
口座名義人: 大阪大学生活協同組合
【当日申込】
● 当日申し込まれる方は、会場内の当日受付(エントランスホール)までお越しください。
学生の方は、学生証の提示をお願い致します。
■会員 ------------------ 7,000 円
■非会員 --------------- 8,000 円
■学生 ------------------ 3,000 円(学生・大学院生)
● 大会当日は、エントランスホールにて下記の時間に受付を行います。当日申込みの方は受付で参加
証・抄録集などをお受け取りください。
12 月3 日(土) 10:00 ~ 17:10
12 月4 日(日)
8:30 ~ 14:20
● 非会員の大会申し込み方法の詳細に関しましては、年次大会ホームページをご覧ください。
第 28 回生命倫理学会年次大会HP http://www.jab2016osaka.com/
● 抄録集のみ別途ご希望の場合は、当日受付にて一冊1,000 円で販売しております。
2. 昼 食 に つ い て
● 事前登録時にお弁当の注文をお受けいたします(1,000 円 お茶付き)。
● 会場(コンベンションセンター)内は、飲食禁となります。飲食は会場向かい「カフェテリア匠」
をご利用ください。営業時間外ですが、昼食時間のみ、学会参加者用に飲食スペースを提供いたし
ます。
● キャンパス近隣の飲食店は非常に限られているため、ご持参いただくか、事前のお弁当の注文をお
勧めいたします。
3. 懇 親 会 に つ い て
● 懇親会は、3 日(土)17:50~大阪大学医学部銀杏会館にて開催いたします。
● 懇親会費は 6,000 円です。参 加 ご 希 望 の 方 は 、 事 前 登 録 さ れ る 際 に お 申 し 込 み と お 支 払 い を
同 時 に お 願 い い た し ま す 。当日も会場にて受け付けますが、原則として事前にお申し込み下さい。
● 学会会場より懇親会会場までは、徒歩で5 分ほどです。
2
4. 評 議 員 会 ・ 理 事 会 ・ 総 会 に つ い て
以下の日時・会場で行われる予定です。
評議員会:3 日(土)12:45~13:45 会場 2F: 会議室2南
理 事 会:4 日(日)12:20~13:20 会場 2F: 会議室2南
総
会:4 日(日)13:30~14:20 会場 3F: MOホール
5. 新 規 入 会 な ら び に 年 会 費 納 入 に つ い て
● 日本生命倫理学会事務局のデスクをエントランスホールに設けます。入会に関するお問い合わせや
年会費のお支払いはこちらでお願いいたします。
6. 宿 泊 に つ い て
● 会場周辺には宿泊施設はありません。万博記念公園駅や茨木駅、大阪市内中心部など、お早めの確
保をお勧め致します。
7. 駐 車 場 お よ び ク ロ ー ク に つ い て
● 参加者の駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
● クロークは、コンベンションセンターのエントランス受付奥に設置いたします。
8. 一 般 公 開 に つ い て
● 3 日(土)15:40~16:40 の特別講演(A会場)に限り、一般来場者(非学会員)無料公開とします。
ここでの一般公開とは「非会員への無料公開」を意味します。また、「非会員」には学術専門家、
教育関係者、行政その他の団体職員、学生、一般市民等が含まれます。
● 上記日時以外は、会費徴収(有料、領収書発行)を行います。常時名札をつけてご参加ください。
9. そ の 他
● 原則として館内呼び出しはいたしません。ご用件などございましたら受付までお越しください。
● 会場内は禁煙です。喫煙は指定された喫煙所にてお願いいたします。
● 会場内では携帯電話の電源を切るかマナーモードにしてください。
● 会場内での写真撮影、ビデオ録画、録音、取材等は、知的財産権に配慮し、発表者の許可を得て行
ってください。
● 会場内でのコピーは対応しかねます。各自、必要に応じて、近隣のコンビニエンスストア等をご利
用ください。
● 託児所および情報保障を希望される方は、で き る だ け 早 め に 学 会 事 務 局 ま で ご 連 絡 く だ さ い 。
託児所のご利用は完全予約制です。託児所をご利用される日と、お子さんの人数・年齢をご連絡く
ださい。料金の一部のご負担をお願いすることになりますが、利用者の総数と年齢によって変動し
ます。情報保障に関して手話通訳などの特別な配慮を必要とされる方は、参加日および参加セッシ
ョン等を学会事務局までご連絡ください。申し込み締め切りは9 月30 日(金)です。
● インターネットの接続サービスはございません。
● 大会ポスターは年次大会ホームページ(http://www.jab2016osaka.com/)からもダウンロードして
いただけるようにする予定です。
3
シンポジウム、ワークショップ、一般演題(講演・ポスター)の発表について
★ 議 論 の 時 間 を 十 分 に 確 保 す る た め 、 時 間 厳 守 で お 願 い い た し ま す 。
1. シ ン ポ ジ ウ ム 、 ワ ー ク シ ョ ッ プ 、 一 般 演 題 ( 口 演 ) に つ い て
● 各会場にベル係を配置し、演者が登壇した瞬間からストップウォッチで時間計測を開始し、原則と
して三回ベルを鳴らします。
● 配布資料がある場合は、適宜ご自身で印刷・配布・管理をお願いいたします。年次大会事務局で承
ることはできません。
(1) シンポジウムとワークショップのやり方を区別しています。
● シンポジウムは、90 分のうち、報 告 時 間 が 60 分 以 内 、フ ロ ア を 交 え た デ ィ ス カ ッ シ ョ ン が 30
分 以 上 となります。
● ワークショップは、90 分のうち、報 告 時 間 が 45 分 以 内 、フ ロ ア を 交 え た デ ィ ス カ ッ シ ョ ン が
45 分 以 上 となります。
● ディスカッションにおいては、オーガナイザーはフロアとのコミュニケーションを重視して進行し
てください。
(2) 一般演題(口演)は1 演題あたり20 分のうち、発 表 時 間 が 10 分 、質 疑 応 答 時 間 が 10 分 で
す。発表の60 分前までに、エントランスホールの演者受付にお越しください。
2. パ ソ コ ン に よ る プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン に つ い て
発表者は、発表の60 分前までにエントランスホールのPC 受付にお越しください。
発表用のパソコン(Windows OS)は年次大会事務局で準備いたします。
発表データは必ずMicrosoft PowerPoint2007 以上のバージョンで作成してください。
またデータは、ウィルスチェックを必ずご自身で責任をもって行うようにしてください。
● 一 般 講 演 ( 口 演 ) の 演 者 の 方
PC 受付でUSB メモリをお渡しください。その場で発表データの試写や動作確認を行います。
PC 受付では、Windows OSのPowerPoint2007 を準備しています。お預かりしましたデータは学
会終了後、責任もって消去します。また、マックパソコンによる発表も可能です。その際はご自分
のパソコンと変換コネクタをお持ちください。
● シ ン ポ ジ ウ ム ・ ワ ー ク シ ョ ッ プ の オ ー ガ ナ イ ザ ー の 方
ご担当のセッションの全演者の発表データを入れ、事前に動作チェックをしたご 自 分 の パ ソ コ ン
を お 持 ち く だ さ い 。PC 受付にて試写を行ってから会場で接続します。
ご注意:
① 会場で使用するケーブル(接続端子)はD-sub15pin です。
マックパソコンでは変換コネクタが必要になりますので、必ずお持ちください。
② 電源トラブル防止のため、AC アダプターを必ずお持ちください。また、あらかじめスクリーンセ
イバーおよび省電力設定「なし」に設定しておいてください。
4
③ 動画や音声を発表に用いるご予定の方は11 月 25 日 ま で に 学会事務局にご相談下さい。
④ インターネットを用いた発表はできません。
3. ポ ス タ ー 発 表 に つ い て
● 発表者は、発表の30 分前までにポスターをパネルに掲示してください
(1F南側ロビー)。受付は行いません。
NO
● パネルの大きさは90cm(横)×210cm(縦)です。
● ポスター作製の際、左上に15cm×15cm の演題番号を
示すためのスペースを空けてください。
番号札は学会で準備いたします。
左上に
15×15cm
のスペース
210cm
● 画鋲は会場に用意いたします。
● ポスター発表の時間帯にポスターの前で待機してください。
発表時間は5 分、質疑応答時間は5 分です。
90cm
進行は、座長の指示に従ってください。
● 掲示は12 月3 日(土)は17 時10 分まで、
4 日(日)は16 時00 分までです。
● 時間までに撤去されていないポスターは事務局で処分致します。
5
会場へのアクセス
大阪大学吹田キャンパスへのアクセス
交通のご案内
◯阪急電車千里線
北千里駅(終点)下車 東へ徒歩約 25 分
◯大阪モノレール(朝夕は 10 分おき、昼間は 20 分おきに運転)
阪大病院前駅下車 徒歩約 10 分
◯阪急バス
・ 千里中央発「阪大本部前行」、「茨木美穂ヶ丘行」(6 番のりば、20〜30 分おき)
・ 北千里発「阪大病院線」(4 番のりば、20 分おき)
阪大本部前下車 徒歩約 5 分
◯近鉄バス
・ 阪急茨木市駅発「阪大本部前行」(4 番のりば、JR 茨木駅経由、15 分おき)
阪大本部前下車 徒歩約 5 分
6
吹田キャンパスマップ
銀杏 会館
懇親 会会場( 図⑪)
コン ベンシ ョンセ ンター
会場 ・受付 (図 ②)
7
大会会場(コンベンションセンター)
8
タイムテーブル
第1日目 12 月 3 日(土)
A 会場
B 会場
(3F:MO ホール)
(2F:会議室 3)
C 会場
10:00-
11:00-
11:10
11:10-
12:40
開会式
ロビー
大会企画
シンポジウム
Ⅰ
実践と参加から
とらえ直す生命倫理
の新しいアプローチ
公募
一般演題(口演) 一般演題(口演)
一般演題(口演)
ワークショップ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅰ
臨床倫理とケア
死について
患者の視点
遺伝学的な
Incidental
Findings への対応
方針に影響を与える
要因に関する
理論的・実践的検討
昼食 (評議員会 2F 会議室 2 南12:45-13:45)
公募
シンポジウム
Ⅰ
再生医療における
生命倫理ガバナンス
―再生医療安全確保
法の現状と課題―
公募
シンポジウム
Ⅱ
生命倫理学にとって
「科学技術」とは
何か
15:20-
15:40
15:40-
17:10
E 会場
開場-受付
12:40-
13:50
13:50-
15:20
D 会場
(2F:会議室 2 北)
(1F:研修室) (1F:会議室 1 南)
公募
ワークショップ
Ⅱ
クリニカルシーケ
ンス時代における
ゲノム情報の取扱
いに関する課題―
改正個人情報保護
法と倫理指針、結
果開示、データ共
有を中心に
一般演題(口演)
一般演題(口演)
Ⅳ
Ⅴ
高齢者と終末期
医療と社会
ポスター
掲示
休憩
特別講演
金田 安史
ヒトゲノム編集の
課題と展望
(15:40-16:40)
公募
シンポジウム
Ⅲ
終末期医療を考える
―ベネルクス 3 国の
安楽死法をもとに
公募
ワークショップ
Ⅲ
臨床倫理の委員会
活動に現れる病院
「組織」の問題
一般演題(口演)
一般演題(口演)
Ⅵ
Ⅶ
終末期
生命倫理の
諸問題
17:50-
19:50
懇親会 (銀杏会館)
9
第2日目 12 月 4 日(日)
A 会場
B 会場
(3F:MO ホール)
(2F:会議室 3)
C 会場
8:30-
9:00-
10:30
公募
シンポジウム
Ⅳ
臓器移植と正義
公募
ワークショップ
Ⅳ
ヒト胚へのゲノム編
集技術:臨床利用の
是非
12:10-
13:30
16:30
公募
シンポジウム
Ⅴ
生命と尊厳―患者
虐待事件は過去の
ものか
ロビー
一般演題(口演)
Ⅷ
2015 年度
研究と倫理
若手論文奨励賞
受賞者を囲んで
(9:45-10:30)
ポスター
掲示
休憩
大会企画
シンポジウム
Ⅱ
10:40-
臨床研究
12:10 日本は「被験者保護」
先進国か?
~「生命倫理学」の
果たす役割~
14:30-
16:00
E 会場
開場-受付
10:30-
10:40
13:30-
14:20
D 会場
(2F:会議室 2 北)
(1F:研修室) (1F:会議室 1 南)
公募
シンポジウム
Ⅵ
GOF(Gainof
Function)研究とそ
の倫理
一般演題(口演) 一般演題(口演)
一般演題(口演)
Ⅸ
Ⅹ
Ⅺ
生殖補助医療
出生と小児
医療倫理と教育
昼食 (理事会 2F 会議室 2 南12:20-13:20)
総会
学会企画
シンポジウム
[アジア生命倫理学会
との共催]
IsDialoguewith
IslamPossible?-
Bioethicsfrom
Religious,Cultural
andPolitical
Viewpoints
(14:30-16:30)
ポスター
発表
(12:20
-13:20)
公募
公募
シンポジウム
ワークショップ
Ⅶ
Ⅴ
<老成学>の試み: 医学研究規制の法
コミュニティ関与型
制化を考える
老人観の提唱
―個人情報保護法
と臨床研究法案を
素材にして―
一般演題(口演)
一般演題(口演)
Ⅻ
XⅢ ポスター
撤去
ゲノム・遺伝子 生命倫理の理論
(16:00
まで)
閉会式
10
第 28 回日本生命倫理学会年次大会 プログラム
第 1 日目 12 月 3 日(土)
A 会場(3F:MO ホール)
11:00~11:10 開会式 大会長:加藤 和人(大阪大学)
11:10~12:40 大会企画シンポジウムⅠ
実践と参加からとらえ直す生命倫理の新しいアプローチ
オーガナイザー:加藤 和人(大阪大学)
医療・医学の現場からとらえ直す生命倫理学
加藤 和人(大阪大学)
J-RARE - 希少・難治性疾患患者の QOL 向上と研究開発支援のための患者情報プラットホーム
荻島 創一(東北大学)
Dynamic consent for active patient involvement with medical research in 21st century
Jane Kaye(Oxford University)
患者の視点から
中澤 信(株式会社バリアフリーカンパニー)
・山中 浩司(大阪大学)
13:50~15:20 公募シンポジウムⅠ
再生医療における生命倫理ガバナンス―再生医療安全確保法の現状と課題―
オーガナイザー:位田 隆一(滋賀大学)
再生医療における生命倫理ガバナンス
位田隆一(滋賀大学)
再生医療の進展と科学的課題
青井 貴之(神戸大学)
再生医療法施行後の法的課題
一家 綱邦(国立精神・神経医療研究センター)
再生医療の現場と倫理課題
森崎 隆幸(東京工科大学)
15:40~16:40 特別講演 金田 安史(大阪大学)
ヒトゲノム編集の課題と展望
座長:加藤 和人(大会長)
11
B 会場(2F:会議室 3)
11:10〜12:40 公募ワークショップⅠ
遺伝学的な Incidental Findings への対応方針に影響を与える要因に関する理論的・実践的
検討
オーガナイザー:伊吹 友秀(東京理科大学)
報告者: 伊吹 友秀(東京理科大学)
松井 健志(国立循環器病研究センター)
山本 圭一郎(国立国際医療研究センター)
司会:田代 志門(国立がん研究センター)
13:50〜15:20 公募シンポジウムⅡ
生命倫理学にとって「科学技術」とは何か
オーガナイザー:大林 雅之(東洋英和女学院大学)
「科学技術倫理学」の新たなフレーム
森下 直貴(浜松医科大学)
科学技術と生命倫理―サイボーグ化にまつわる諸問題
村岡 潔(佛教大学)
科学技術による精神医学の変容:DSM から研究領域基準(RDoC)へ
美馬 達哉(立命館大学)
科学技術と生命倫理―リスクの視点から
霜田 求(京都女子大学)
iPS 細胞研究における倫理基準としての「全能性」
大林 雅之(東洋英和女学院大学)
15:40〜17:10 公募シンポジウムⅢ
終末期医療を考える―ベネルクス 3 国の安楽死法をもとに
オーガナイザー:小出 泰士(芝浦工業大学)
ルクセンブルクにおける終末期医療関係法
小林 真紀(愛知大学)
終末期医療を考える―盛永審一郎編『安楽死法:ベネルクス 3 国の比較と資料』の検討を通じて
水野 俊誠(津田沼クリニック)
オランダ安楽死審査委員会報告から
盛永 審一郎(富山大学)
12
C 会場(2F:会議室 2 北)
11:10〜12:40 一般演題(口演)Ⅰ 臨床倫理とケア
11:10〜11:15 座長挨拶:浅井 篤(東北大学)
11:15〜11:35 中絶における女性の倫理的葛藤―ギリガンによるケアの倫理の視点から―
小西 真理子(日本学術振興会)
11:35〜11:55 手術室看護における倫理的課題に働きかける実践知(フロネーシス)
岡島 志野・習田 裕(首都大学東京)
11:55〜12:15 コミュニケーションロボットの倫理とケアの理念の接続
恋水 諄源(大阪大学)
12:15〜12:35 臨床倫理学の方法論としての Moral Case Deliberation の多様性と特質
服部 健司(群馬大学)
12:35〜12:40 座長総括
13:50-15:20 公募ワークショップⅡ
クリニカルシーケンス時代におけるゲノム情報の取扱いに関する課題
―改正個人情報保護法と倫理指針、結果開示、データ共有を中心に
オーガナイザー:山本 奈津子(大阪大学)
報告者: 藤田 卓仙(名古屋大学)
大橋 範子(大阪大学)
川嶋 実苗(バイオサイエンスデータベースセンター)
15:40-17:10 公募ワークショップⅢ
臨床倫理の委員会活動に現れる病院「組織」の問題
オーガナイザー:服部 俊子(大阪市立大学)
報告者: 金城 隆展(琉球大学)
樫本 直樹(産業医科大学)
堀江 剛(大阪大学)
大北 全俊(東北大学)
13
D 会場(1F:研修室)
11:10〜12:40 一般演題(口演)Ⅱ 死について
11:10〜11:15 座長挨拶:有馬 斉(横浜市立大学)
11:15〜11:35 ドイツ刑法において新設された「自殺の業務的促進罪」の問題点
神馬 幸一(獨協大学)
11:35〜11:55 安楽死論事始め―森鷗外「甘暝の説」を中心に―
寿台 順誠(早稲田大学)
11:55〜12:15 日本における望ましい死の概念
高橋 在也(千葉大学)/長江 弘子(東京女子医科大学)
12:15〜12:35 「医師による自殺幇助(PAS)を求める患者の権利」はあるか
蔵田 伸雄(北海道大学)
12:35〜12:40 座長総括
13:50〜15:00 一般演題(口演)Ⅳ 高齢者と終末期
13:50〜13:55 座長挨拶:会田 薫子(東京大学)
13:55〜14:15 認知症患者からのインフォームド・コンセント取得の現状調査
飯島 祥彦(名古屋大学)
14:15〜14:35 「終活」は「死のタブー視」からの解放か?
―死に関する一般の意識向上活動から考える―
田中 美穂(日本医師会)/児玉 聡(京都大学)
14:35〜14:55 終末期高齢者の家族介護者による「胃ろう導入を差し控える選択」の意味
眞浦 有希(大阪大学)/伊藤 美樹子(滋賀医科大学)/大北 全俊(東北大学)
14:55〜15:00 座長総括
15:40〜17:10 一般演題(口演)Ⅵ 終末期
15:40〜15:45 座長挨拶:堂囿 俊彦(静岡大学)
15:45〜16:05 終末期医療の臨床におけるジレンマの考察―患者参画型医療の必要性について―
入澤 仁美(兵庫医科大学)/荒川 迪生(荒川医院)
16:05〜16:25 台湾における延命治療と患者の自己決定権
―「病人自主権利法」の成立を手がかりに―
鍾 宜錚(立命館大学)
16:25〜16:45 「スピリチュアルケア」をいつ・どこで学ぶのか
―医療と宗教の結節点、各自の専門性と死生学との関連を探る
山本 栄美子(東京大学)
16:45〜17:05 人生の最期をどう支えるか
~患者と家族の終末期の希望を実現させるための ACP 意識調査から
冲永 隆子(帝京大学)/カール・ベッカー(京都大学)
17:05〜17:10 座長総括
14
E 会場(1F:会議室 1 南)
11:10〜12:40 一般演題(口演)Ⅲ 患者の視点
11:10〜11:15 座長挨拶:稲葉 一人(中京大学)
11:15〜11:35 行く末をめぐる葛藤と逡巡―ハンセン病療養所退所者の語りから―
横瀬 利枝子(早稲田大学)
11:35〜11:55 患者の自己情報コントロール権を尊重したオーストラリアの電子診療録システム
(Personally Controlled Electronic Health Record:PCEHR)
増成 直美(山口県立大学)
11:55〜12:15 患者の視点を活かした「子宮内膜症版 意思決定プロセスノート」の作成
日笠 晴香(日本学術振興会)/圓増 文(東北大学)/会田 薫子(東京大学)/清水 哲郎(東京大学)
12:15〜12:35 家族性大腸腺腫症の当事者への社会的支援の倫理的課題について
―患者会のニュースレターを手がかりにして―
平野 幸子(東洋英和女学院大学)/大林 雅之(東洋英和女学院大学)
12:35〜12:40 座長総括
13:50〜15:20 一般演題(口演)Ⅴ 医療と社会
13:50〜13:55 座長挨拶:横野 恵(早稲田大学)
13:55〜14:15 一般市民向け小冊子「幹細胞研究ってなんだ」の作成と評価
鈴木 美香・佐藤 恵子(京都大学)
14:15〜14:35 子宮頸がん予防(ヒトパピローマウィルス)ワクチンの副反応に関する文献的考察
杉原 正子(独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター)
14:35〜14:55 医療安全活動における看護職リスクマネージャーの葛藤
―看護実践上の倫理的概念“協働”の観点からの考察―
内田 宏美(島根大学)
14:55〜15:15 生殖技術に関する社会の「許容度」?
―フレーミングの違いを踏まえた意識調査の試み
水島 希(総合研究大学院大学)
15:15〜15:20 座長総括
15:40〜17:10 一般演題(口演)Ⅶ 生命倫理の諸問題
15:40〜15:45 座長挨拶:足立 智孝(亀田医療大学)
15:45〜16:05 医師の裁量と患者の自己決定をめぐって~人間ドックのジレンマを例に
村岡 潔(佛教大学)
16:05〜16:25 患者の沈黙を『書記バートルビー』から読み解く
―文学を手掛かりにしたケーススタディの試み―
徳永 純(狭山神経内科病院)
16:25〜16:45 生命倫理教育の視点から考える「特別の教科 道徳」
坪井 龍太(東洋英和女学院大学)
16:45〜17:05 患者家族からみた終末期高齢患者の「生きる希望」と家族の思いに関する考察
瀬川 博子(東洋英和女学院大学)
17:05〜17:10 座長総括
15
第 2 日目 12 月 4 日(日)
A 会場(3F:MO ホール)
9:00〜10:30 公募シンポジウムⅣ
臓器移植と正義
オーガナイザー:粟屋 剛(岡山商科大学)
臓器移植と倫理(社会正義)
カール・ベッカー(京都大学)
グローバリゼーションと臓器移植―渡航移植の正当性をめぐって
山崎 吾郎(大阪大学)
渡航移植患者診療拒否をめぐる正義―アジア移植ツーリズム調査を契機として―
粟屋 剛(岡山商科大学)
中国臓器移植を素材に正義を考える
イーサン・ガットマン(国際ジャーナリスト)
10:40〜12:10 大会企画シンポジウムⅡ
臨床研究 日本は「被験者保護」先進国か?~「生命倫理学」の果たす役割~
オーガナイザー:山本 洋一(大阪大学)/掛江 直子(国立成育医療研究センター)
法律の立場から 臨床研究に関する法・指針を踏まえて
位田 隆一(滋賀大学)
患者の立場から
川田 龍平(参議院議員/元 HIV 訴訟原告)
被験者保護の立場から 臨床研究基本法構想を踏まえて
鈴木 利廣(すずかけ法律事務所)
英国の倫理審査委員会を手がかりとして
高嶋 佳代(東京大学)
実施医療機関の立場から
山本 洋一(大阪大学)
13:30〜14:20 総会
14:30〜16:30 学会企画シンポジウム[アジア生命倫理学会との共催]
Is Dialogue with Islam Possible?
- Bioethics from Religious, Cultural and Political Viewpoints
Chairs: Miyako TAKAGI, Nihon University, JAPAN
Darryl MACER, American University of Sovereign Nations, USA
(1) Carl BECKER, Kyoto University, JAPAN
"Religious Perspectives on Bioethics"
(2) Ravichandran MOORTHY, Universiti Kebangsaan Malaysia
"Islam and Radicalism: Why Moral Reasoning and Moderation is less Appealing?"
(3) Nader GHOTBI, Ritsumeikan Asia Pacific University
"Philosophical Flaws in the Worldview of Salafi Jihadis Cause an Inclination Terrorism"
(4) Shunzo MAJIMA, Hokkaido University, JAPAN
16
"Terrorism and Suicide Attacks: A View from War Ethics"
(5) Darryl MACER
"Bioethics in Communities living beyond Disasters"
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B 会場(2F:会議室 3)
9:00〜10:30 公募ワークショップⅣ
ヒト胚へのゲノム編集技術:臨床利用の是非
オーガナイザー:鈴木 美香(京都大学)/児玉 聡(京都大学)
報告者: 佐藤 恵子(京都大学)
石井 哲也(北海道大学)
児玉 聡(京都大学)
10:40〜12:10 公募シンポジウムⅥ
GOF(Gain of Function)研究とその倫理
オーガナイザー:四ノ宮 成祥(防衛医科大学校)/河原 直人(九州大学)
GOF 研究問題のこれまでの経緯と議論
四ノ宮 成祥(防衛医科大学校)
GOF 研究と公衆衛生上の感染症対策問題
齋藤 智也(国立保健医療科学院)
GOF 研究問題に対する安全保障上の取組み
田中 極子(防衛研究所)
GOF 研究から考える研究の GOF
吉澤 剛(大阪大学)
14:30〜16:00 公募シンポジウムⅦ
<老成学>の試み:コミュニティ関与型老人観の提唱
オーガナイザー:森下 直貴(浜松医科大学)
趣旨説明
森下 直貴(浜松医科大学)
老成学の視点と結核予防婦人会の活動の歴史・変化
松田 正己(東京家政学院大学)
認知症診療場面で発生する倫理学的諸問題について
中塚 晶博(京都大学)
高齢者の「性」と老成学
大林 雅之(東洋英和女学院大学)
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C 会場(2F:会議室 2 北)
9:00〜10:30 公募シンポジウムⅤ
生命と尊厳―患者虐待事件は過去のものか
オーガナイザー:大西 香代子(園田学園女子大学)
安田系3病院事件、精神医療事件史から見た人権侵害の実態と背景
原 昌平(読売新聞大阪本社)
精神科病院での患者の人権を守るためには
柳 尚夫(兵庫県豊岡保健所)
人権蹂躙事件の痛みから、人権保障システムを未来に残す
吉池 毅志(大阪人間科学大学)
10:40〜12:10 一般演題(口演)Ⅸ 生殖補助医療
10:40〜10:45 座長挨拶:丸山 マサ美(九州大学)
10:45〜11:05 精子ドナーの匿名性をめぐる問題―諸外国の状況を踏まえて
仙波 由加里(お茶の水女子大学)/久慈 直昭(東京医科大学)/清水 清美(城西国際大学)
11:05〜11:25 戦後日本の代理懐胎―読売新聞『人生案内』の分析(1949-1975)
由井 秀樹(立命館大学)
11:25〜11:45 死後生殖をめぐる倫理的・法的問題と今後の課題
大橋 範子(大阪大学)
11:45〜12:05 国境を超える生殖医療をめぐる問題─フランスにおける死後生殖の現状から─
小門 穂(大阪大学)
12:05〜12:10 座長総括
14:30〜16:00 公募ワークショップⅤ
医学研究規制の法制化を考える―個人情報保護法と臨床研究法案を素材にして―
オーガナイザー:一家 綱邦(国立精神・神経医療研究センター)
報告者: 一家 綱邦(国立精神・神経医療研究センター)
井上 悠輔(東京大学)
松井 健志(国立循環器病研究センター)
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D 会場(1F:研修室)
9:00〜10:30 一般演題(口演)Ⅷ 研究と倫理
9:00〜9:05 座長挨拶:蔵田 伸雄(北海道大学)
9:05〜9:25 研究参加者主体のバイオバンクにみられる倫理的及び社会的諸問題
及川 正範・瀧本 禎之(東京大学)
9:25〜9:45 医科学研究におけるオーサーシップ要件の再検討
菅原 裕輝・松井 健志(国立循環器病研究センター)
9:45〜10:05 研究用バイオバンクにおける臍帯血・胎盤等の集積に関わる倫理的・法的課題
遠矢 和希・會澤 久仁子・松井 健志(国立循環器病研究センター)
10:05〜10:25 死後にわたる臨床研究の同意取得の方法としての電子式方式
中村 道子(弁護士)
10:25〜10:30 座長総括
10:40〜12:10 一般演題(口演)Ⅹ 出生と小児
10:40〜10:45 座長挨拶:松岡 悦子(奈良女子大学)
10:45〜11:05 着床前診断の法規制をめぐるドイツ・オーストリア・スイスの近時の動向
三重野 雄太郎(鳥羽商船高等専門学校)
11:05〜11:25 新生児マススクリーニングと出生前診断との関連
笹谷 絵里(立命館大学)
11:25〜11:45 「胎児緩和ケア」の重症新生児への適用に対する批判的検討
櫻井 浩子(大阪大学)
11:45〜12:05 小児予防接種の意思決定をめぐる保護者の葛藤と選択についての調査と考察
川上 祐美(上智大学)
12:05〜12:10 座長総括
14:30〜16:00 一般演題(口演)Ⅻ ゲノム・遺伝子
14:30〜14:35 座長挨拶:河原 直人(九州大学)
14:35〜14:55 体細胞ゲノム編集:疾患治療とその先にあるもの
石井 哲也(北海道大学)
14:55〜15:15 「遺伝的なつながり」においてミトコンドリア DNA の持つ意味について
伊吹 友秀(東京理科大学)
15:15〜15:35 遺伝学的情報のプライバシーと遺伝子差別禁止法
瀬戸山 晃一(京都府立医科大学)
15:35〜15:55 韓国社会における「生命倫理および安全に関する法律」改正に伴う変化
~遺伝子検査をめぐる議論とその諸課題~
洪 賢秀(東京大学)
15:55〜16:00 座長総括
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E 会場(1F:会議室 1 南)
9:45〜10:30 2015 年度若手論文奨励賞受賞者を囲んで
座長:柘植 あづみ(学会研究開発委員長)
Public Bath Movement と近代日本の公設浴場設立―身体観・道徳観に注目して―
川端 美季(日本学術振興会)
10:40〜12:10 一般演題(口演)Ⅺ 医療倫理と教育
10:40〜10:45 座長挨拶:大谷 いづみ(立命館大学)
10:45〜11:05 わが国の看護系大学における看護倫理に関する教育内容の分析
鶴若 麻理(聖路加国際大学)
11:05〜11:25 医療教育におけるヒューマニティ・コンピタンシーをいかに育成し、評価するのか
福田 八寿絵(帝京大学)
11:25〜11:45 介護福祉士における倫理教育と倫理的問題の認識および対処の現状
角田 ますみ(杏林大学)
11:45〜12:05 医療倫理教育におけるシミュレーション教育の可能性
石川 洋子(旭川医科大学)
12:05〜12:10 座長総括
14:30〜16:00 一般演題(口演)XⅢ 生命倫理の理論
14:30〜14:35 座長挨拶:小松 美彦(武蔵大学)
14:35〜14:55 受療者にとっての医療情報の意味を探る
―現象学的アプローチの可能性についての検討―
木内 さゆり(早稲田大学)
14:55〜15:15 多元性を含む「尊厳」概念とは―「類の尊厳」と「個の尊厳」
石田 安実(お茶の水女子大学)
15:15〜15:35 福祉と尊厳―キテイによるケイパビリティ批判に着目して―
堂囿 俊彦(静岡大学)
15:35〜15:55 「延命治療」という言葉をめぐる批判的考察
安藤 泰至(鳥取大学)
15:55〜16:00 座長総括
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ポスター会場(1F 南側ロビー)
12:20〜13:20 一般演題(ポスター)
座長:黒須 三惠(東京医科大学)
12:20〜12:30 P-1 看護学実習における生命倫理教育内容の教材化―実習指導経験からの内容分析―
柴田 恵子・川本 起久子(九州看護福祉大学)
12:30〜12:40 P-2 EXIT(スイス/ドイツ語圏)の活動から考える安楽死における他者支援
―自己決定を支える利他的な第三者のあり方をめぐって―
牧田 満知子(兵庫大学)
12:40〜12:50 P-3 倫理審査委員会運営への電子申請審査システム導入の効果―経過報告―
脇之薗 真理・佐藤 労(藤田保健衛生大学)
12:50〜13:00 P-4 大学生の親の出生前診断に対する意識
渋谷 えみ(茨城キリスト教大学)
13:00〜13:10 P-5 出生前診断における産ませる性の責任の考察
―高等学校公民科現代社会における教材化の可能性―
明壁 佳樹(愛知教育大学)
13:10〜13:20 座長総括
22
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