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平和行進ニュース 1

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平和行進ニュース 1
なくそう核兵器!戦争法廃止!
平和行進ニュース 1
2016年6月13日
国民平和大行進京都実行委員会
京都市中京区壬生仙念町 30-2
ラボール京都内
京都原水協気付
℡075-811-3203
Fax075-811-3213
21日に「東京・広島コース」が京都入り
被爆者とともに 核兵器廃絶へ歩こう!
8月の広島・長崎に向かって、5月6日に
ラクト山科公園(集合場所)
東京・夢の島を出発した 2016 年原水爆禁
止国民平和大行進(東京・広島コース)が2
1日(火)に京都入りします。
今年の平和大行進は、国際政治の主流とな
っている核兵器全面禁止の動きを、被爆者と
ともに草の根から大きく前進させるととも
に、アメリカの「核の傘」のもとで、安倍政
権の集団的自衛権の行使、京都への米軍レー
ダー基地設置など「戦争する国づくり」への
暴走をストップさせ、憲法 9 条と「非核三原
則」をまもり生かした非核平和な日本と京都
の実現をアピールする行進です。
<21日のコース・時間>
12:30 滋賀県との引き継ぎ集会(ラクト山
科公園)/13:15 ラクト山科公園出発⇒蹴
上⇒14:35 粟田神社(休憩)⇒15:00 東山
三条⇒15:15 祇園石段下(ピースパレード
と合流)⇒四条河原町⇒16:10 京都市役所
*ラクト山科公園へはJR・京阪・地下鉄の山
科駅から徒歩3分です。
東門・まとめ集会
国際青年リレー行進 グアムのレイモンド・ルジャンさんが歩きます
3年ぶりに京都を国際青年リレー行進者としてグアムの青年、レイモン
ド・ルジャン君(23 歳)が歩くことになりました。京都の青年のみなさん、
彼と一緒に平和・核兵器廃絶を府民にアピールしましょう。緊急に彼の通訳
(英語)をできる人を募集します。
(彼のメッセージは裏面で紹介)
平和行進へのメッセージ
レイモンド・ルジャン(グアム平和正義連合)
2016 年原水爆禁止国民平和大行進・東京→広島コース
愛知、岐阜、滋賀、京都、奈良(6 月 7 日~30 日)国際青年リレー行進者
2016 年 6 月 3 日
ハファ・アダイ!私はレイモンド・ルジャンです。チャモロ人であり、社会福祉を専攻し、チ
ャモロ研究を副専攻として学ぶグアム大学の 4 年生です。グアム平和正義連合を代表して参加
できて光栄です。同時に身の引き締まる思いです。
私を社会福祉専攻へと導いた力は、平和行進への参加へと導いてくれたのと同じ力でした。そ
れをこの上なく光栄に思っており、感謝の念で一杯です。小さいときから私は人々の役に立ちた
いと思ってきました。しかし、それを何に基づいてどうやっておこなえばよいかはわかりません
でした。少し前に、自分が社会的不正義に非常な怒りを感じることに気がつきました。皮肉なこ
とかも知れませんが、私のコミュニティでは、正義ではなく不正義が、私を行動へと駆り立てる
のだということを強調したいと思います。しかしまた、抑圧される者と抑圧者、社会的に恵まれ
ない者と特権を持つ者との力関係がはっきり見えるようになるのも、これらの不正義を通じてな
のです。規模がどんなに小さくても大きくても、個人的な関係やものの見方から、グローバルで
国際的な関係や視点に至るまで、一方的で不公平な関係性には多くの類似性や共通点があります。
そう考えると、グアムとミクロネシア全体が、軍事化や戦争、核兵器と深く関わっていること
に気づかされます。成長する過程で、私は第二次世界大戦におけるグアムの役割と、チャモロの
人々が経験した不正義を学んできました。しかし、自分が自立した考え方を持つようになって初
めて、そのうちのどれほどの部分が、特定の考え方によって意図的に固定化されたものなのかを
見抜くことができるようになったのです。そして自分がまたとない立場にいることに気がつきま
した。私はチャモロ人ですが、家はアメリカの領地にあります。しかし、そのことによる被害や
影響を、今回、日本の人々の視点から見る機会を与えられるのです。それは私の学んだ歴史の授
業からは巧妙に除外されていたものでした。
グアムの激動の歴史は、死と流血と抑圧に満ちています。チャモロの人々は長い間、戦争の犠
牲者となってきましたが、多くの人々はそれを認識していません。グアムは結局のところ、将来
の戦争の際に戦略的地政学的な地点となることを唯一の目的として、戦利品として獲得されたの
です。そして同時に、グアムの私たちは、自分たちを、自由と意志に基づいて建国された国の一
部であると思いこまされてきたのでした。この軍事化の「目的」のゆえに、私たちの自治権にと
って、非植民地化の道は、非常に困難で複雑なものにされてきたのです。今私は、グアムの非植
民地化を成功させなければ、グアムはアメリカが起こす戦争の共犯者となってしまうと強く感じ
ています。
私は、日本の平和行進参加の皆さんに強く連帯するだけでなく、広島、長崎の原爆投下により
傷つき、今も苦しんでいる人々の歴史と経験を学びたいという強い思いを感じています。原爆で
殺され、また生き延びた人々に共感すると同時に、日本の人々が直面してきたたたかいと経験を
真に深く学びたいのです。原爆投下が「必要」だったかどうかについて多くの議論がありますが、
そのような議論がどうあれ、核兵器の使用は決して正当化できません。これらの理由から私は、
日本とグアム、そして世界の人々と連帯して共に立ち上がり、行進します。そして戦争も核兵器
もない平和な将来の世界のために力をつくします。
レイモンド・ルジャン
[email protected]
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